大学の学習支援システムにおけるクラ
ウドの位置づけと役割

平成24年8月24日
第72回次世代大学教育研究会
会場:株式会社ディスコ(東京・飯田橋)
8階第1会議室
東京都文京区後楽2-15-1

大島 直樹
山口大学大学院技術経営研究科




はじめに

• 山口大学 社会人大学院
• 大学院講義へのクラウドサービスの導入
• クラウドとタブレットを個別に導入するだけ
  では、相乗効果は生まれない(社会人大
  学院においては)
• 学習データは誰のもの?
• Internet of Things
  CF スマータープラネット by IBM
• 教育のスマート化

                      スライド2
アイスブレイキング
  操作         SNS名                   ジャンル
  いいね        Facebook               コミュニケーション
  ハート        Lucent Heart(ルーセントハート) ゲーム

  +          Google+                コミュニケーション

  星              ?                  ?
  Pin        Pinterest(ピンタレスト)      画像まとめ系

             Instagram+Webstagram
  リポスト       (インスタグラム)              画像系
             tadaa

  リブログ       Tumblr(タンブラー)          口コミ系
  リツイート Tiwtter                     つぶやき系
  コンタクト Linkedin(リンクトイン)            ビジネスマッチング

                                              スライド3




   YUMOTが育てたい人材
 キラリと光る
 ナンバー・ワン企業
                                           技術と経営をリンクして
 オンリー・ワン企業                                  経営者を企画・戦略面で
                                           支援する人材
イノベーションを目指す                                     OR
地域中小企業の人材                                  経営者予備軍

        BEFORE                                  AFTER


地域産業の中核をなす                                 地域中核企業のCTO
  大企業の人材                                  (最高技術責任者)支援人材
                                                  OR
コンビナート企業                                   CTO予備軍
輸送用機器、機械、エレクトロニクス
技術経営専門職大学院
高度な専門的職業人の養成に特化した大学院として2003年度に制度化
・法科大学院:74 MBA・MOT:28 会計:14 公共政策:7 その他:17


全国のMOT専門職大学院
 開設年次                大学                       研究科
 2003年度     芝浦工業大学             大学院工学マネジメント研究科
            早稲田大学              大学院アジア太平洋研究科
 2004年度     東京理科大学             大学院総合科学技術経営研究科
            東京工業大学             大学院イノベーションマネジメント研究科
 2005年度     東京農工大学             大学院技術経営研究科
            山口大学               大学院技術経営研究科
            日本工業大学             専門職大学院
 2006年度     新潟大学               大学院技術経営研究科
            長岡技術科学大学           大学院技術経営研究科


                                                              5




   人数
                                                    年 代
    30                                              50代~
    25
     山口大学MOT
           入                                          6
                                 7                  40代
    20
     学者の特徴(1)
                          3      6        3         30代
    15       3            4
             2                            8
    10       6                                      20代
                          8     10        3
     5
             6            4      3        5
     0
           H17年度      H18年度    H19年度    H20年度

    100%                                            業 種
                 2        3
                                 7        5         官公庁・団体
     75%                  2                         ・その他
                 6                                  非製造業
                                 6        5
     50%
                                                    製造業
                          14
     25%         9               13       9

      0%                                                   グラフ内の
           H17年度      H18年度    H19年度    H20年度              数字は人数
カリキュラム内容: 科目一覧
     プロジェクトマネジメント特論                                   新産業創出特論
     組織と人材マネジメント特論                                    技術戦略特論           7
 マ   企業経営特論                                   産       技術評価特論
 ネ                                            業
 ジ   経営戦略特論                                           新商品開発戦略特論
                                              技
 メ   経営組織特論                                   術       生産管理特論
 ン
 ト   戦略思考特論                                           リスク管理特論
     国際経営戦略特論                                         研究開発型ベンチャー特論
     マーケティング戦略論                               イ       生命医療技術特論
                                              ノ
     知的財産権特論                                  ベ       情報化製造技術特論
 知                                            ー
 的   知的財産戦略特論                                 シ       環境・エネルギー技術特論
                                              ョ
 財   コンテンツビジネス法務特論                            ン       先端機能材料特論
 産                                            分
     創造的問題解決特論                                野       情報ネットワーク特論

 財   会計・財務特論                                          プロジェクトマネジメント演習
 務   財務戦略特論                                   演       商品開発演習
 ・                                            習
 経   ベンチャー資金戦略特論                              系       知的財産戦略演習             必修科目
 済   経済分析特論                                           ビジネスプラン演習
 地   地域経済論                                            特定課題研究               選択必修科目

 域   地域イノベーション論




プロジェクトマネジメントセルフアセスメント
(大学院生のプロファイル)
        識別による得点の一元配置分析
             25


             20

             15
        得点




             10


              5

              0

                               F                  M      ペアごと
                                         識別              Studentのt検定
                                                          0.05
       欠測値の行               1
             平均の比較
              Studentのt検定を使ったペアごとの比較
                       t    Alpha
                2.01063        0.05
             Abs(Dif)-LSD
                          F          M
              F    -2.0194      4.6751
              M      4.6751 -2.5794

             値が正の場合、ペアになっている平均の間に有意差があることを示しま
             す。
                                                                                  8
アジェンダ




          スライド9




アジェンダ
詳細




             スライド10
クラウドメール 大手3社の比較
サービス名         Microsoft    Google Apps for      Yahoo!
              Live@edu     Education           メールAE

複数ドメイン              可能          可能              可能
ユーザー数上限             なし          あり              なし

MailBox容量制限         10GB        10GB             1GB

カレンダー               有            有              無し
ストレージ               有            有               有
Webサイト              無し           有              無し
ActiveSync          有            有              不明
スマートメディアと           可能           ◎              不明
の同期

テクニカルサポート        有(日本語)       有(英語)           有(日本語)


                                             スライド11




クラウドサービス


                           • Google Apps
                              – Googleアプリの統合環境
                              – 独自ドメインによる運用
                           • ドメイン管理権限
                              – バーチャルドメイン
                              – ドメインのリダイレクト
                           • アカウント管理権限
                              – ユーザーアカウントの発行
                              – メールアカウント管理
                              – グループアカウント管理
アカウント管理権限の範囲
               教室A                   非共有ゾーン A

                                  学習者(B1)
               グループ
               メールA
授業用ポータル

               共有ゾーン A
                         学習ブログ群
                                  マイプロジェクト   ドキュメント管理
               教室B
                                  学習者(B2)


                グループ
                メールB

               共有ゾーン B            マイプロジェクト   ドキュメント管理
                         学習ブログ群
                                  学習者(B3)
               教室C



学習コンテンツ
リンク         グループ
ダウンロード      メールC                  マイプロジェクト   ドキュメント管理
                                     非共有ゾーン B
コモンゾーン         共有ゾーン C
                         学習ブログ群      非共有ゾーン C
  ドキュメントの保管などデータベース機能、メール機能、セキュリティーガード は クラウドサービス




 講義の様子 プロジェクトマネジメント演習
省察の実例(1)
• (1)教室B
• 教室Bの事例は,ケース「世界で初めての一台」に関する討議をブログで継続して展開した
   場面です.
• ・TS氏 2010/05/23 23:41
   授業後思ったこと(省察よりも感想になりがちですが)
     – (1)1000項目の課題とは事前に想定したのだろうか?試作されたエンジンは100台を超えたよう
       なので試行錯誤の連続で結局1000項目の課題に当たったということと考えられる.
     – (2)プロジェクトには400人の技術者が投入されたが,技術者だけで解決成功できたのだろうか?
       技術者と言っても設計から製造,試験まで一連のステップをカバーできるだけのメンバーはいたと
       思う.
• ・MS氏 ‐ 2010/05/25 11:31 –
   「本田宗一郎も自ら悟り,ここは久米たち次世代に任せようと身を引いた」. この時点で「本
   田も自ら悟り,ここは久米たち次世代に任せようと身を引いた」のだろうか?この時点では,
   本田宗一郎はむしろ「商機」と捉えていたのでは?
  それからTSさんの(2)に同感します.仮に400人の殆んどの社員が単なる「技術屋さん」
  だったとしたら,如何に緻密に計画を立てていたとしても,その進行や,途中で起こっていた
  であろう予期せぬアクシデントや滞りを,数人の「まとめ役」でどう対処したのだろうか?「NH
  K番組」ではその辺りに触れられていなかったことが残念なところだ.何か資料があれば,ぜ
  ひ読んでみたい.
• ・TS氏 ‐ 2010/05/25 12:35 ‐
• ご指摘ありがとうございます.
  ある時点までは本田宗一郎はむしろ「商機」と捉えていましたね.社長としてはすなわち会社
  という器を統括する者としては当然の発想だと思う.本田宗一郎論をしてはいけないのです
  が,それまでの彼の言動からして若手に任せて身を引くのはかなりのことだったと思う.




     省察の実例(2)
• (2)教室C
• 教室Cの事例は,プロジェクト憲章のテンプレートに関する投げかけと,プロジェク
  ト憲章作成に関する気付きです.

• ・HI氏 2010/05/19 1:08
  プロジェクト憲章のテンプレートは,わたしが仕事で使っているISOのテンプレート
  に似ています.みなさんは,使用されたことがありますか?

• (3)教室C
• ・MM氏 2010/06/06 18:59 
  事前課題で作成したプロジェクト憲章について,3つの作業を識別して作業記述
  書(SOW)を何となくわかったような,そうでないようなかたちで考え登録しました.
  授業で大判用紙・ポストイットを利用し,先生のアドバイスを受けながら作業をす
  すめたわけですが,随分と考えをクリアにすることが出来たと思います.近頃はパ
  ソコンに向かって物事を考えることが多くなってきており,本来であればわりとすぐ
  にクリアになる事柄もそうでなくなっていることに気付かされました.これからは,
  行き詰った時などは,紙とペンに頼ってみようと思います.
• ・IT氏 ‐ 2010/06/08 23:53 –
  Mさんへ 私もパソコンで書類を作成しますが,最後の確認は紙に印刷して確認
  します.いろいろ見落としが出てきます.あとブレーンストーミングなどでアイディア
  を出す時は,やはり紙と鉛筆が一番しっくりきます.
GOOGLE ANALYTICS PM特論サイト




クラウドとタブレットの融合

• ActiveSync
  – カレンダー情報を共有 (簡単なコミュニケー
    ションツールになる)
    繋がっている感じを実感
  – 教室ごとにカレンダーを共有
  – メールボックスを共有 (未使用)
  – 連絡先を共有 (未使用)
• DropBox
  – ファイル共有が容易
  – グループエディション
  – 5TBのストレージ容量 (異次元の世界)

                           スライド18
学習データは誰のものなのか?
     学習ポートフォリオは、学生や教員がそれぞれ個人資産として管理する

   • レガシー                • ニコイチ             • クラウドベース


     学習空間                  学習空間                  学習空間




                                                    LMS
       LMS                   LMS                 CF Google 
                                                   Apps

    学習データ
                           学習データ                 学習データ
   システムに組み
                           個人管理                  個人管理
    込まれている

                                                 スライド19




     THE INTERNET OF THINGS
• シスコシステムズ(Cisco Systems)が作成した「The Internet of
  Things」についてのインフォグラフィクスをAllThingsDが紹介している。

• 「Internet of Things」というとたいていはM2M(Machine-to-Machine)の
  通信を指すと思うが、この図ではMan-to-Macineも含んだ数字が示さ
  れている。ネットに接続する機器(端末)の数は、2020年に500億台に
  達すると予想されており、その大半を占めるのがM2M通信の、たとえ
  ば牛に付けたセンサーや心臓病患者用のモニターなどだという。なお、
  この牛用センサーから発信されるデータ量が一匹(一機)あたり年間
  200MBにもなるというが、現在3G対応スマートフォンの月間利用デー
  タ量が300MB〜500MBともいわれてるから、それと比べても大した量
  に思える(ただし、全世界に何匹くらいの牛がいるのかはわからない
  が)。

• 「The Internet of Things」についてのインフォグラフィクス
  http://wirelesswire.jp/Watching_World/201107151104.html


                                                 スライド20
THE INTERNET OF THINGS




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   THE INTERNET OF THINGS
• The Internet of Things
  http://youtu.be/sfEbMV295Kk
• The Future Internet: Service Web 3.0
  http://youtu.be/off08As3siM
• クラウドの波は家電にも。パナソニックの家電が続々と
  スマホ連携でクラウド化! (平成24年8月23日記事)
 http://topics.jp.msn.com/digital/gizmodo/column.aspx?articleid=1313196
 洗濯機の場合はタッチで洗濯の設定が可能。クラウドサーバーのデータベースと接続す
 ることで、洗剤や柔軟剤の種類に合わせて最適な分量などをガイド




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スマートデバイス
• スマートフォンとタブレットは、棲み分けされ
• スマートフォン → 個人認証デバイス
 – NFC (グローバルなおサイフ規格)
 – 個人認証用デバイスとしての位置づけ
 – 簡易アクセス端末(メール、ブラウジングはこの大きさで
   十分。ポケットに入り、軽い)
• タブレット → コモディティ化、リモートタブレット
 – 7~10インチサイズの大きな画面が必要なときだけ用い
   るようになる
 – 将来的には、どこにでも設置してあるコモディティーメ
   ディアになり、誰も持ち歩かなくなる。


                             スライド23




 教育のスマート化




 • 膨大な学習データの海から、学習者と教授者に必要なインテリ
   ジェンスを提供する
 • スマーター空間における教育ソリューション


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まとめ
• 教育支援環境のクラウド化は、教育のスマート化の第一歩
• クラウドサービスの魅力
  – メンテナンスフリー
    • ハードメンテナンス
    • ソフトメンテナンス
  – セキュリティー(外部)
  – コスト低減 (電算機の維持コストの広域最適化)
  – 必要な機能が、タイムリーに、必要なだけ調達できるので、大学は
    本来業務の教育に注力できる
• クラウド導入を阻む壁
  – 運用ルール
    • セキュリティ(内部)
    • 学内からの脅威に弱い、情報漏洩など
    • アレルギー、好み
  – クラウドサービスはもともとビジネスツール
  – 著作権、ライセンスの問題
• 大学が来たるべきInternet of Thingsの時代を教育機関とし
  て生き抜くためには、教育のスマート化が不可避
                                スライド25




   有り難うございました

   大島直樹

   山口大学大学院技術経営研究科

   〒755-8611
   山口県宇部市常盤台2-16-1
   山口大学常磐キャンパス
   0836-85-9062
   nohshima@yamaguchi-u.ac.jp


                                スライド26

Ohshima 20120825

  • 1.
    大学の学習支援システムにおけるクラ ウドの位置づけと役割 平成24年8月24日 第72回次世代大学教育研究会 会場:株式会社ディスコ(東京・飯田橋) 8階第1会議室 東京都文京区後楽2-15-1 大島 直樹 山口大学大学院技術経営研究科 はじめに • 山口大学社会人大学院 • 大学院講義へのクラウドサービスの導入 • クラウドとタブレットを個別に導入するだけ では、相乗効果は生まれない(社会人大 学院においては) • 学習データは誰のもの? • Internet of Things CF スマータープラネット by IBM • 教育のスマート化 スライド2
  • 2.
    アイスブレイキング 操作 SNS名 ジャンル いいね Facebook コミュニケーション ハート Lucent Heart(ルーセントハート) ゲーム + Google+ コミュニケーション 星 ? ? Pin Pinterest(ピンタレスト) 画像まとめ系 Instagram+Webstagram リポスト (インスタグラム) 画像系 tadaa リブログ Tumblr(タンブラー) 口コミ系 リツイート Tiwtter つぶやき系 コンタクト Linkedin(リンクトイン) ビジネスマッチング スライド3 YUMOTが育てたい人材 キラリと光る ナンバー・ワン企業  技術と経営をリンクして オンリー・ワン企業 経営者を企画・戦略面で 支援する人材 イノベーションを目指す OR 地域中小企業の人材  経営者予備軍 BEFORE AFTER 地域産業の中核をなす  地域中核企業のCTO 大企業の人材 (最高技術責任者)支援人材 OR コンビナート企業  CTO予備軍 輸送用機器、機械、エレクトロニクス
  • 3.
    技術経営専門職大学院 高度な専門的職業人の養成に特化した大学院として2003年度に制度化 ・法科大学院:74 MBA・MOT:28 会計:14公共政策:7 その他:17 全国のMOT専門職大学院 開設年次 大学 研究科 2003年度 芝浦工業大学 大学院工学マネジメント研究科 早稲田大学 大学院アジア太平洋研究科 2004年度 東京理科大学 大学院総合科学技術経営研究科 東京工業大学 大学院イノベーションマネジメント研究科 2005年度 東京農工大学 大学院技術経営研究科 山口大学 大学院技術経営研究科 日本工業大学 専門職大学院 2006年度 新潟大学 大学院技術経営研究科 長岡技術科学大学 大学院技術経営研究科 5 人数 年 代 30 50代~ 25 山口大学MOT 入 6 7 40代 20 学者の特徴(1) 3 6 3 30代 15 3 4 2 8 10 6 20代 8 10 3 5 6 4 3 5 0 H17年度 H18年度 H19年度 H20年度 100% 業 種 2 3 7 5 官公庁・団体 75% 2 ・その他 6 非製造業 6 5 50% 製造業 14 25% 9 13 9 0% グラフ内の H17年度 H18年度 H19年度 H20年度 数字は人数
  • 4.
    カリキュラム内容: 科目一覧 プロジェクトマネジメント特論 新産業創出特論 組織と人材マネジメント特論 技術戦略特論 7 マ 企業経営特論 産 技術評価特論 ネ 業 ジ 経営戦略特論 新商品開発戦略特論 技 メ 経営組織特論 術 生産管理特論 ン ト 戦略思考特論 リスク管理特論 国際経営戦略特論 研究開発型ベンチャー特論 マーケティング戦略論 イ 生命医療技術特論 ノ 知的財産権特論 ベ 情報化製造技術特論 知 ー 的 知的財産戦略特論 シ 環境・エネルギー技術特論 ョ 財 コンテンツビジネス法務特論 ン 先端機能材料特論 産 分 創造的問題解決特論 野 情報ネットワーク特論 財 会計・財務特論 プロジェクトマネジメント演習 務 財務戦略特論 演 商品開発演習 ・ 習 経 ベンチャー資金戦略特論 系 知的財産戦略演習 必修科目 済 経済分析特論 ビジネスプラン演習 地 地域経済論 特定課題研究 選択必修科目 域 地域イノベーション論 プロジェクトマネジメントセルフアセスメント (大学院生のプロファイル) 識別による得点の一元配置分析 25 20 15 得点 10 5 0 F M ペアごと 識別 Studentのt検定 0.05 欠測値の行 1 平均の比較 Studentのt検定を使ったペアごとの比較 t Alpha 2.01063 0.05 Abs(Dif)-LSD F M F -2.0194 4.6751 M 4.6751 -2.5794 値が正の場合、ペアになっている平均の間に有意差があることを示しま す。 8
  • 5.
    アジェンダ スライド9 アジェンダ 詳細 スライド10
  • 6.
    クラウドメール 大手3社の比較 サービス名 Microsoft Google Apps for Yahoo! Live@edu Education メールAE 複数ドメイン 可能 可能 可能 ユーザー数上限 なし あり なし MailBox容量制限 10GB 10GB 1GB カレンダー 有 有 無し ストレージ 有 有 有 Webサイト 無し 有 無し ActiveSync 有 有 不明 スマートメディアと 可能 ◎ 不明 の同期 テクニカルサポート 有(日本語) 有(英語) 有(日本語) スライド11 クラウドサービス • Google Apps – Googleアプリの統合環境 – 独自ドメインによる運用 • ドメイン管理権限 – バーチャルドメイン – ドメインのリダイレクト • アカウント管理権限 – ユーザーアカウントの発行 – メールアカウント管理 – グループアカウント管理
  • 7.
    アカウント管理権限の範囲 教室A 非共有ゾーン A 学習者(B1) グループ メールA 授業用ポータル 共有ゾーン A 学習ブログ群 マイプロジェクト ドキュメント管理 教室B 学習者(B2) グループ メールB 共有ゾーン B マイプロジェクト ドキュメント管理 学習ブログ群 学習者(B3) 教室C 学習コンテンツ リンク グループ ダウンロード メールC マイプロジェクト ドキュメント管理 非共有ゾーン B コモンゾーン 共有ゾーン C 学習ブログ群 非共有ゾーン C ドキュメントの保管などデータベース機能、メール機能、セキュリティーガード は クラウドサービス 講義の様子 プロジェクトマネジメント演習
  • 8.
    省察の実例(1) • (1)教室B • 教室Bの事例は,ケース「世界で初めての一台」に関する討議をブログで継続して展開した 場面です. • ・TS氏 2010/05/23 23:41 授業後思ったこと(省察よりも感想になりがちですが) – (1)1000項目の課題とは事前に想定したのだろうか?試作されたエンジンは100台を超えたよう なので試行錯誤の連続で結局1000項目の課題に当たったということと考えられる. – (2)プロジェクトには400人の技術者が投入されたが,技術者だけで解決成功できたのだろうか? 技術者と言っても設計から製造,試験まで一連のステップをカバーできるだけのメンバーはいたと 思う. • ・MS氏 ‐ 2010/05/25 11:31 – 「本田宗一郎も自ら悟り,ここは久米たち次世代に任せようと身を引いた」. この時点で「本 田も自ら悟り,ここは久米たち次世代に任せようと身を引いた」のだろうか?この時点では, 本田宗一郎はむしろ「商機」と捉えていたのでは? それからTSさんの(2)に同感します.仮に400人の殆んどの社員が単なる「技術屋さん」 だったとしたら,如何に緻密に計画を立てていたとしても,その進行や,途中で起こっていた であろう予期せぬアクシデントや滞りを,数人の「まとめ役」でどう対処したのだろうか?「NH K番組」ではその辺りに触れられていなかったことが残念なところだ.何か資料があれば,ぜ ひ読んでみたい. • ・TS氏 ‐ 2010/05/25 12:35 ‐ • ご指摘ありがとうございます. ある時点までは本田宗一郎はむしろ「商機」と捉えていましたね.社長としてはすなわち会社 という器を統括する者としては当然の発想だと思う.本田宗一郎論をしてはいけないのです が,それまでの彼の言動からして若手に任せて身を引くのはかなりのことだったと思う. 省察の実例(2) • (2)教室C • 教室Cの事例は,プロジェクト憲章のテンプレートに関する投げかけと,プロジェク ト憲章作成に関する気付きです. • ・HI氏 2010/05/19 1:08 プロジェクト憲章のテンプレートは,わたしが仕事で使っているISOのテンプレート に似ています.みなさんは,使用されたことがありますか? • (3)教室C • ・MM氏 2010/06/06 18:59  事前課題で作成したプロジェクト憲章について,3つの作業を識別して作業記述 書(SOW)を何となくわかったような,そうでないようなかたちで考え登録しました. 授業で大判用紙・ポストイットを利用し,先生のアドバイスを受けながら作業をす すめたわけですが,随分と考えをクリアにすることが出来たと思います.近頃はパ ソコンに向かって物事を考えることが多くなってきており,本来であればわりとすぐ にクリアになる事柄もそうでなくなっていることに気付かされました.これからは, 行き詰った時などは,紙とペンに頼ってみようと思います. • ・IT氏 ‐ 2010/06/08 23:53 – Mさんへ 私もパソコンで書類を作成しますが,最後の確認は紙に印刷して確認 します.いろいろ見落としが出てきます.あとブレーンストーミングなどでアイディア を出す時は,やはり紙と鉛筆が一番しっくりきます.
  • 9.
    GOOGLE ANALYTICS PM特論サイト クラウドとタブレットの融合 •ActiveSync – カレンダー情報を共有 (簡単なコミュニケー ションツールになる) 繋がっている感じを実感 – 教室ごとにカレンダーを共有 – メールボックスを共有 (未使用) – 連絡先を共有 (未使用) • DropBox – ファイル共有が容易 – グループエディション – 5TBのストレージ容量 (異次元の世界) スライド18
  • 10.
    学習データは誰のものなのか? 学習ポートフォリオは、学生や教員がそれぞれ個人資産として管理する • レガシー • ニコイチ • クラウドベース 学習空間 学習空間 学習空間 LMS LMS LMS CF Google  Apps 学習データ 学習データ 学習データ システムに組み 個人管理 個人管理 込まれている スライド19 THE INTERNET OF THINGS • シスコシステムズ(Cisco Systems)が作成した「The Internet of Things」についてのインフォグラフィクスをAllThingsDが紹介している。 • 「Internet of Things」というとたいていはM2M(Machine-to-Machine)の 通信を指すと思うが、この図ではMan-to-Macineも含んだ数字が示さ れている。ネットに接続する機器(端末)の数は、2020年に500億台に 達すると予想されており、その大半を占めるのがM2M通信の、たとえ ば牛に付けたセンサーや心臓病患者用のモニターなどだという。なお、 この牛用センサーから発信されるデータ量が一匹(一機)あたり年間 200MBにもなるというが、現在3G対応スマートフォンの月間利用デー タ量が300MB〜500MBともいわれてるから、それと比べても大した量 に思える(ただし、全世界に何匹くらいの牛がいるのかはわからない が)。 • 「The Internet of Things」についてのインフォグラフィクス http://wirelesswire.jp/Watching_World/201107151104.html スライド20
  • 11.
    THE INTERNET OFTHINGS スライド21 THE INTERNET OF THINGS • The Internet of Things http://youtu.be/sfEbMV295Kk • The Future Internet: Service Web 3.0 http://youtu.be/off08As3siM • クラウドの波は家電にも。パナソニックの家電が続々と スマホ連携でクラウド化! (平成24年8月23日記事) http://topics.jp.msn.com/digital/gizmodo/column.aspx?articleid=1313196 洗濯機の場合はタッチで洗濯の設定が可能。クラウドサーバーのデータベースと接続す ることで、洗剤や柔軟剤の種類に合わせて最適な分量などをガイド スライド22
  • 12.
    スマートデバイス • スマートフォンとタブレットは、棲み分けされ • スマートフォン→ 個人認証デバイス – NFC (グローバルなおサイフ規格) – 個人認証用デバイスとしての位置づけ – 簡易アクセス端末(メール、ブラウジングはこの大きさで 十分。ポケットに入り、軽い) • タブレット → コモディティ化、リモートタブレット – 7~10インチサイズの大きな画面が必要なときだけ用い るようになる – 将来的には、どこにでも設置してあるコモディティーメ ディアになり、誰も持ち歩かなくなる。 スライド23 教育のスマート化 • 膨大な学習データの海から、学習者と教授者に必要なインテリ ジェンスを提供する • スマーター空間における教育ソリューション スライド24
  • 13.
    まとめ • 教育支援環境のクラウド化は、教育のスマート化の第一歩 • クラウドサービスの魅力 – メンテナンスフリー • ハードメンテナンス • ソフトメンテナンス – セキュリティー(外部) – コスト低減 (電算機の維持コストの広域最適化) – 必要な機能が、タイムリーに、必要なだけ調達できるので、大学は 本来業務の教育に注力できる • クラウド導入を阻む壁 – 運用ルール • セキュリティ(内部) • 学内からの脅威に弱い、情報漏洩など • アレルギー、好み – クラウドサービスはもともとビジネスツール – 著作権、ライセンスの問題 • 大学が来たるべきInternet of Thingsの時代を教育機関とし て生き抜くためには、教育のスマート化が不可避 スライド25 有り難うございました 大島直樹 山口大学大学院技術経営研究科 〒755-8611 山口県宇部市常盤台2-16-1 山口大学常磐キャンパス 0836-85-9062 nohshima@yamaguchi-u.ac.jp スライド26