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シティプロモーションとそれを支える行政広報-共創参画プロモーションに向けて(2)
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シティプロモーションとそれを支える行政広報-共創参画プロモーションに向けて(2)
1.
KAWAI Takayoshi シティプロモーションと、それを支える行政広報 「共創参画プロモーション」に向けて 東海大学文化社会学部広報メディア学科 河井孝仁 No.2/5分割
2.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 ステージ 1
発散 • 意欲ある市民の参画(共創エンジン)による魅力発見・ 異化 • 50,100という過剰な発散 • ヒト・モノ・コト・トコロ シゴト(先進的政策)・ワザ・カコ・ミライ・クウキ • 課題からではなく 魅力からの意見交換 • 最近転入してきた人、 地域外から関わる人 の参加が意義を持つ 2
3.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 3 地域魅力創造サイクル=共創参画向上サイクル 共創 エンジン 発散 共創 エンジン ブランド形成 共有 編集研磨 課 題 解 決 魅 力 増 進 推 奨 促 進 共創参画 獲得 ライフスタイルの 差別的優位性 ブランドメッセージ ブランドブック… ブランドサイト ブランド動画… アウト プット アウト プット
4.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 ステージ 2
共有 • 個人的に提示された魅力を、多方向な視野を持った市 民の集まりとして(共創エンジン)可能なかぎり実際に 体験。 • 地域Deepキャラバン – 重ならなかった魅力を共有する – 友達の友達的な拡散 – ソーシャルメディアを利用した情報発信 • フォトロゲイニング – 地図をもとに、チェックポイントを回り、得点を集めるア ウトドアナビゲーションスポーツ 4
5.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 観光から見たマイクロツーリズムの重要性
<コロナに思う> = 地域観光。自分の家から10分~1時間の観光 ① 需要が従来から一定程度存在 ② ウイルス拡散可能性低い(vs長距離旅行) ③ 観光人材の雇用維持 ④ 地元による地域の魅力再発見・・・「地域の魅力を 知ってもらわなければ、観光は強くならない。日本の 観光が復活するときには、地域の人たちがその地域 の魅力を知っていることは、世界に日本の観光の強 さをアピールできる大きな力になる」 テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」2020.4.23 https://www.tv- tokyo.co.jp/plus/business/entry/2020/021687.html 星野佳路(星野リゾート代表) 5
6.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 6 地域魅力創造サイクル=共創参画向上サイクル 共創 エンジン 発散 共創 エンジン ブランド形成 共有 編集研磨 課 題 解 決 魅 力 増 進 推 奨 促 進 共創参画 獲得 ライフスタイルの 差別的優位性 ブランドメッセージ ブランドブック… ブランドサイト ブランド動画… アウト プット アウト プット
7.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 ステージ 3
編集 • 発散・共有した魅力を基礎に、どのような人が幸せになれ るまちなのかを、市民とともに(共創エンジン)、明らかに する作業 • ペルソナ・物語(挫折による共感獲得を含む)の活用 7
8.
8 KAWAI Takayoshi ②援助者 ⑥受け手⑤送り手 「物語」の基本構造 • グレマスの行為項モデル→物語の基本構造を示す マーケティング活動における物語の活用 物語型コミュニケーション生成システムの方法論
津村将章 jglobal.jst.go.jp/public/20090422/201202222570064479 ④客体 ③反対者①主体
9.
9 KAWAI Takayoshi ②地域魅力 ⑥希望を 実現した 主人公 ⑤地域関与 地域魅力 グレマスの行為項モデルを基礎に • 地域魅力や地域関与により成長する人物の物語 ④中途で 挫折した 主人公 ③挫折①原点の 主人公 伊藤拓洋他「地域課題解決に向けたローカルヒーロー活用の可能性」公共コミュニケーション学会第5回 事例交流・研究発表大会予稿集から
10.
10 KAWAI Takayoshi ②地域魅力 ⑥希望を 実現した 主人公 ⑤地域関与 地域魅力 グレマスの行為項モデルを基礎に • 地域魅力や地域関与により成長する人物の物語 ④中途で 挫折した 主人公 ③挫折①原点の 主人公 物語によって変化した主人公は、 地域魅力や地域関与を十分に意識することで 後に「援助者」や「送り手」になる 伊藤拓洋他「地域課題解決に向けたローカルヒーロー活用の可能性」公共コミュニケーション学会第5回 事例交流・研究発表大会予稿集から
11.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 ステージ 3
編集 • まちの魅力を基礎として生まれる「物語」を組み合わせ ることで、まちの「空気」「雰囲気」を示す。 =ライフスタイルを「語れる」まち を創る作業 11
12.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 ライフスタイルの差別的優位性としての ブランド 12 • どんな関係が作りやすい地域なのか •
どんな行動を実現しやすい地域なのか • どのあたりの「濃度」「等高線」が高い地域なのか
13.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • ランキングではなく、 ポジショニングマップ –
x軸・y軸は 自分たちのブランドを 表しやすいものを選べばいい • ランキングではなく、ヒートマップ • 必要に応じ「比較対象都市」の設定により、自らの特徴 の明確化 ライフスタイルの差別的優位性としての ブランド 13 A市 B市 C町 D市 E村 世界に通用する ローカルの提起
14.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • それぞれに強み・弱みがある=同じ定規で比べられない からこそ、地域間競争ではなく地域連携が可能になり、 意義を持つ ライフスタイルの差別的優位性としての ブランド 14
15.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 ライフスタイルの優先性 15 河井調査(2019)標本500人
16.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 滞在スタイルの優先性 16
17.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 17 地域魅力創造サイクル=共創参画向上サイクル 共創 エンジン 発散 共創 エンジン ブランド形成 共有 編集研磨 課 題 解 決 魅 力 増 進 推 奨 促 進 共創参画 獲得 ライフスタイルの 差別的優位性 ブランドメッセージ ブランドブック… ブランドサイト ブランド動画… アウト プット アウト プット
18.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 編集ステージのアウトプット:ブランド動画 18 • 地域のブランド(差別的優位性を持ったライフスタイル= 誰が、どのように、自己実現できるか)を示す動画
19.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • ブランドを明らかにするWebサイトの制作 編集ステージのアウトプット:ブランドWebサイト 19
20.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 差別的優位性を持ったライフスタイルを明らかにする Facebookページの制作 編集ステージのアウトプット:ブランドFacebookページ 20
21.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 地域のブランドの基礎となる物語を追体験するツアーの 作成 編集ステージのアウトプット:ブランドツアー 21 スマホアプリへの展開も
22.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • それぞれの属性に応じたブランドストーリーブックの作成 22 編集ステージのアウトプット:ブランドストーリーブック
23.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • それぞれの属性に応じたライフスタイルブックの作成 23 電子書籍版も 編集ステージのアウトプット:ライフスタイルブック
24.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 ブランドメッセージ • 物語としての魅力群が重なったところ (BattleField)に、 その地域が「特別なまち」「世界一のまち」になれる 可能性をもった場所がある BattleField 物語
物語 物語 物語 24
25.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 差別的優位性を持ったライフスタイルを、ことばにする→ ブランドステートメント •
どんな未来を共に作ろうとするのか – 未来志向であることによって市民の参画を呼び込む • どんな人が共感できる まちなのか • 「どうなっているのか」 のではなく 「どうありたいのか」 編集ステージのアウトプット:ブランドメッセージ 25 メインコピー サブコピー
26.
差別的優位性を持ったライフスタイルを示す ブランドメッセージ
27.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 「立ち向かうユウキ」 「乗り越える強いココロ」 「きり拓くチカラ」 僕らは、先人からフロンティア -DNAを受け継いでいる。 だからこそ、新しい世界に挑み 、チャレンジする人を応援でき るのである。 差別的優位性を持ったライフスタイルを示す ブランドメッセージ 27 サブメッセージ 一歩踏み出す人を応援 するまち ボディコピー
28.
28 KAWAI Takayoshi ライフスタイルを示すメッセージ エールなすしおばら夢が動き出すまち~ がんばれ、とは言われなかった。 私が悩んでいるとき。 父は自分の好きなようにしなさい、と言った。 母は心配そうな顔で、けれどゆっくり頷いた。 隣のおじさんはダイジだ、と笑いながら私の肩を叩いた。 向かいのおばあさんは大変だねえ、と美味しいコーヒーを 出してくれた。 がんばれ、とは言われなかった。 けれど、みんなが応援してくれていた。 私は前を向く。 このまちのエールが、夢に向かう力になる。
29.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 住めば愉快だ宇都宮 •
工夫が満ちてる東広島 • 出世の街 浜松 • いい加減まつやま • 一歩踏み出す人を応援するまち(那須塩原市) • 恵比寿。あなたは大人の街になれ。 メインコピー(サブコピー)の事例 29 ライフスタイルが どう「違う」のかを 示しているか
30.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 市民の参画(共創エンジン)による選択に向けた議論 –
プロフェッショナルによるブランドメッセージ案を基礎 とした、多様なグループが行う「ワイガヤ」の促進 30 差別的優位性を持ったライフスタイルを示す ブランドメッセージ
31.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 31 タイトルC 文章 写真 関連 内容 ・・・・・・ ・・・・・・ 文章 絵 タイトルB 文章 写真 関連 内容 ・・・・・・ ・・・・・・ 文章 絵 タイトルA 文章 写真 魅力 ツアー 関連 内容 ・・・・・・ ・・・・・・ 文章 絵 …… …… …… 魅力 ツアー 魅力 ツアー ブランドメッセージとブランドブック 文章はストーリーに終わらず魅力要素・関与要素・活用ヒント明確化
32.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 32 タイトルC 文章 写真 関連 内容 ・・・・・・ ・・・・・・ 文章 絵 メイン コピー ボディ コピー タイトルB 文章 写真 関連 内容 ・・・・・・ ・・・・・・ 文章 絵 メイン コピー ボディ コピー タイトルA 文章 写真 魅力 ツアー 関連 内容 ・・・・・・ ・・・・・・ 文章 絵 メイン コピー ボディ コピー …… …… …… 魅力 ツアー 魅力 ツアー ブランドメッセージとブランドブック 文章はストーリーに終わらず魅力要素・関与要素・活用ヒント明確化
33.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 33 タイトルC 文章 写真 関連 内容 ・・・・・・ ・・・・・・ 文章 絵 メイン コピー ボディ コピー タイトルB 文章 写真 関連 内容 ・・・・・・ ・・・・・・ 文章 絵 メイン コピー ボディ コピー タイトルA 文章 写真 魅力 ツアー 関連 内容 ・・・・・・ ・・・・・・ 文章 絵 メイン コピー ボディ コピー …… …… …… 魅力 ツアー 魅力 ツアー ブランドメッセージとブランドブック どんな暮らしが できるまちなのか
34.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 各ペルソナ(名宛人)のストーリーorライフスタイルを基 礎にした(複数の)ブランドブック •
地域の魅力を活用して希望を実現した「今の」ペルソナ が、当初設定した「原点にいる」ペルソナに渡すという発 想 • タイトルやデザイン(ターゲットを意識)はペルソナごとに 異なるが、副題は統一=ブランドメッセージ・メインコピー • 実証するデータ(政策・数字・具体的人物)へのリンク・ 言及は必須 • 最終ページに、統一したブランドメッセージ・ボディコピ ー 34 ブランドメッセージとブランドブック
35.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 留意点:プロフェッショナルが「伴走」する重要性 1.
一定の地理的範囲を意識できる内容にする 2. 地域の「記憶」を大事にすることで、現在の居住者 の納得を得る 3. 未来に向けて「参加できる」余地を残すことで、地 域の担い手の創造・育成に役立つ - 不完全なプランニングをすることで、ちょっとだけ開いてい る状況を作る 4. 単独の要素の羅列にとどまらず、それらを組み合わ せた「編集」により、新たな価値をつくりだす 5. 地域において経験できる「ライフスタイル」「ステイス タイル」を伝える ブランドのアウトプット作成にあたって 35
36.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 地域外ターゲットの確定 36 このまちに 共感可能性のある人 をターゲットに 「どのような人が幸せ になれるまちなのか」 を基礎に ブランド このまちが 発展可能性のある人 をターゲットに 「どのような人が資源 になれるまちなのか」 を基礎に 希望を持ち、一歩踏み 出そうとする人 30歳代で 子どもがいる人 顧客参画者
37.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 37 地域魅力創造サイクル=共創参画向上サイクル 共創 エンジン 発散 共創 エンジン ブランド形成 共有 編集研磨 課 題 解 決 魅 力 増 進 推 奨 促 進 共創参画 獲得 ライフスタイルの 差別的優位性 ブランドメッセージ ブランドブック… ブランドサイト ブランド動画… アウト プット アウト プット
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KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 ブランドに基づく推奨促進 40
41.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 41 地域魅力創造サイクル=共創参画向上サイクル 共創 エンジン 発散 共創 エンジン ブランド形成 共有 編集研磨 課 題 解 決 魅 力 増 進 推 奨 促 進 共創参画 獲得 ライフスタイルの 差別的優位性 ブランドメッセージ ブランドブック… ブランドサイト ブランド動画… アウト プット アウト プット
42.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 ブランドとターゲットの往復 ブランド形成 ターゲット確定 ターゲット分析(何を望むのか) ブランドを支えるコンテンツ充実 ブランド研磨
43.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 既存の住民を尊重するために、自治体・地域は、 P
S T P の発想が望ましい – P ポジショニング→我々とは誰か =ブランド確立 – S セグメンテーション→誰に共感してもらえるのか – T ターゲティング→どう共感させるのか – P ポジショニング→我々はどうなることが必要か =ブランド研磨 マーケティングにおけるSTP 43
44.
44 KAWAI Takayoshi 魅力増進・課題解決の留意点
45.
45 KAWAI Takayoshi 魅力増進・課題解決の留意点 提起した ブランドストーリー・ライフスタイルを 実現するために 施策展開はある
46.
46 KAWAI Takayoshi 魅力増進・課題解決の留意点 ブランドストーリーは3つの取組みに とっての素材となる ①地域外ターゲットの確定 ②優先順位をもった施策展開 ③連携可能市民の発見
47.
47 KAWAI Takayoshi 魅力増進・課題解決の留意点 提案:ブランドマネジメント市民会議 【ミッション】 まちは、まちの施策は ブランドストーリーに沿っているか、 ブランド革新の必要はないか 参考:『カウンター・デモクラシー』 P.ロザンヴァロン
48.
48 KAWAI Takayoshi 魅力増進・課題解決の留意点 提案:ブランドマネジメント市民会議 【ミッション】 まちは、まちの施策は ブランドストーリーに沿っているか、 ブランド革新の必要はないか ドローン特区 サードウェーブ コーヒー
49.
49 KAWAI Takayoshi 魅力増進・課題解決の留意点 提案:ブランドマネジメント市民会議 (参考) 栃木県那須塩原市 「エールなすしおばら」 なすしおばらファンクラブ
50.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • ブランド(差別的優位性を持ったライフスタイル)についての学び (の場の設定) •
ブランド(差別的優位性を持ったライフスタイル)を基礎にした市 民による創発(の場の設定) • ブランド(差別的優位性を持ったライフスタイル)に応じたライフス タイル構築(の支援) ブランドマネジメント市民会議と行政の連携 50 まちの 「空気」「雰囲気」 を創る作業
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KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 「小さな世界都市
– Local & Global City - 豊岡市」 だから、国際観光芸術専門職大学院を開学し、トヨタモ ビリティ財団と組んで多様な人々が移動できる地域交 通の解決を図る ブランドをハブにする ©井上久男
52.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • テロワール –
(ブドウが)育つための環境である「場所」、「気候」、 「土壌」など、(ブドウ)を取り巻く全ての自然環境の それぞれの特徴 – ブドウは特に土壌の影響を受けやすい果物であり、ワ インには決して隠せない個性がある。それこそがまさ に、テロワールがワインに与える個性。 ブランドとしての「テロワール」 52 http://iewine.jp/article/497 地域魅力創造サイクルが 地域の人々にとっての テロワールを見いださせる
53.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • ブランドを多様な形で示す施設・イベント等を、市民や関 与者が連携して維持・活用することで、ブランドを磨く 小美玉市 ブランドの象徴(具現化)としての施設・イベント 53 四季文化館「みの~れ」 全国ヨーグルトサミット 「われわれ」化
54.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • ブランドを多様な形で示す施設・イベント等を、市民や関 与者が連携して維持・活用することで、ブランドを磨く 生駒市 ブランドの象徴(具現化)としての施設・イベント 54 IKOMA
SUN FESTA 「われわれ」化
55.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 飯南町 ブランドの象徴(具現化)としての「食」 55 飯南町産の新鮮な野菜を使った当店一番人気のランチです。 その季節の旬の食材を使うため、四季を通じてお楽しみ頂けます 「われわれ」化
56.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 56 地域魅力創造サイクル=共創参画向上サイクル 共創 エンジン 発散 共創 エンジン ブランド形成 共有 編集研磨 課 題 解 決 魅 力 増 進 推 奨 促 進 共創参画 獲得 ライフスタイルの 差別的優位性 ブランドメッセージ ブランドブック… ブランドサイト ブランド動画… アウト プット アウト プット ブランドマネジメント による 地域参画総量の持続的増加 継続的・ 多発的・ 高速な回転
57.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 57 地域魅力創造サイクル=共創参画向上サイクル 共創 エンジン 発散 共創 エンジン ブランド形成 共有 編集研磨 課 題 解 決 魅 力 増 進 推 奨 促 進 共創参画 獲得 ライフスタイルの 差別的優位性 ブランドメッセージ ブランドブック… ブランドサイト ブランド動画… アウト プット アウト プット 域外者を主体とすることで 域外からの「関係人口」獲得 サイクルにもなる 多発的・ 高速な回転
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KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 58 関係人口獲得サイクル 共創 エンジン 発散 共創 エンジン ブランド形成 共有 編集研磨 課 題 解 決 魅 力 増 進 推 奨 促 進 共創参画 獲得 私達の存在意義 の明確化 ブランドメッセージ ブランドブック… ブランドサイト ブランド動画… アウト プット イン プット 地域の魅力だけでは なく私達それぞれの 「得意」を発散 私達それぞれが 地域に関与・貢献し、 自己実現する物語 イン プット
59.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 ブランドマネジメント による 地域参画総量の持続的増加 地域参画総量増加 地域参画総量増加 地域に関わる人々の持続的な幸せ 地域参画総量の継続的増加 59 地域参画総量増加 担当施策 地域参画総量増加 熱を持ったしなやかな土台 他部局・民間による定住促進・交流拡大・産業振興・福祉充実施策 活用 活用 その他の施策・基盤造成 ブランド形成・推奨・管理ブランド形成・推奨・管理
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KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 富士市における庁内事業の継続的なブランド再確認 –
保育、土木、環境、福祉、社会教育などにかかる多様な事業を 、自らのブランドメッセージの視点から見直すワークショップを、 多発的に全庁的に実施 インターナル(庁内向け)コミュニケーション 60 「いただきへの、はじまり 富士市」 このまちに暮らすと、目線が上がる。だって、そこには日本一の頂 があるから。 このまちに暮らすと、心が広がる。だって、ここにはどこまでも続く 海があるから。 気づけば、いつも恵みの中。だから、どんな一歩だって踏み出せる。 毎日がはじまり。自分の頂へと歩んでいこう。
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KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 八王子市 –
ブランドメッセージ「あなたのみちを、あるけるまち八 王子」をビジョンとして位置づけ、各分掌事業がどの ように「あなたのみちを、あるけるまち八王子」を実現 しようとしているかを部長職研修ディスカッション – 紙媒体の庁内報 「TekTek通信」を作成 して、各課の取り組み を紹介 – 認知→理解→共感→ 実践→協働につなげる インターナル(庁内向け)コミュニケーション 61
62.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 インターナル(庁内向け)コミュニケーション 62 ◯◯課の△△事業で、対象者 の地域推奨意欲があがったよ うだね。良い成果だ。 推奨意欲のNPSで、事業前に マイナス12でしたが、事業後に プラス26になりました シティプロモーション課で計測 方法と、意欲向上策のアドバ イスをいたしました インターナル コミュニケーションによる 地域参画総量の持続的増加
63.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 地域参画総量増加 地域参画総量増加 他部局施策 地域に関わる人々の持続的な幸せ 地域参画総量の継続的増加 63 他部局施策 地域参画総量増加 地域参画総量増加 熱を持ったしなやかな土台 他部局・民間による定住促進・交流拡大・産業振興・福祉充実施策 活用 活用 地域参画総量増加 熱を持ったしなやかな土台 担当施策 ブランド形成・推奨・管理 褒賞・支援 その他の施策・基盤造成
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KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 地域内支援 –
対象事業の認定 •参加者・関係者の地域 参画総量の増加が条件 – 広報支援の方法 – 財政支援の条件と方法 – メディア構築・支援活用 地域での取り組みを「地域参画総量」の視点で支援する 64 参考 キーパーソンの 発見・創出・成長地域参画総量の 持続的増加
65.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 地域参画総量増加 地域参画総量増加 他部局施策 地域に関わる人々の持続的な幸せ 地域参画総量の継続的増加 65 地域参画総量増加 熱を持ったしなやかな土台 他部局・民間による定住促進・交流拡大・産業振興・福祉充実施策 その他の施策・基盤造成 活用 活用 熱を持ったしなやかな土台 担当施策 ブランド形成・推奨・管理 褒賞・支援 地域参画総量増加 地域取り組み褒賞・支援
地域取り組み 地域参画総量増加
66.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 地域参画総量増加 地域参画総量増加 他部局施策 地域に関わる人々の持続的な幸せ 地域参画総量の継続的増加 66 地域参画総量増加 熱を持ったしなやかな土台 他部局・民間による定住促進・交流拡大・産業振興・福祉充実施策 その他の施策・基盤造成 活用 活用 熱を持ったしなやかな土台 担当施策 ブランド形成・推奨・管理 褒賞・支援 地域参画総量増加 地域取り組み褒賞・支援
地域取り組み 地域参画総量増加
67.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 推奨意欲に係る修正NPSと地元産品選好 67 117人 165人
272人 河井調査(2018)
68.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 推奨意欲に係る修正NPSと地元就業選好 68 117人 165人
272人 10-8 7-6 5-0 河井調査(2018)
69.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 熱を持ったしなやかな土台 地域参画総量増加 地域参画総量増加 地域参画総量増加
地域参画総量増加 担当施策 他部局施策 地域取り組み 他部局・民間による定住促進・交流拡大・産業振興・福祉充実施策 その他の施策・基盤造成 地元資本の利益獲得意欲 (地元産選好・地域内就業) 地域に関わる人々の持続的な幸せ 地域参画総量増加のロジックモデル 活用 活用 69 定量化 定量 化 定量 化 定量 化
70.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 熱を持ったしなやかな土台 地域参画総量増加 地域参画総量増加 地域参画総量増加
地域参画総量増加 担当施策 他部局施策 地域取り組み 他部局・民間による定住促進・交流拡大・産業振興・福祉充実施策 その他の施策・基盤造成 地元資本の利益獲得意欲 (地元産選好・地域内就業) 地域に関わる人々の持続的な幸せ 地域参画総量増加のロジックモデル 活用 活用 地域の「稼ぐ力」の実現 70 定量化 定量 化 定量 化 定量 化 「意欲」にとどまらない 「状況」を創りだすために
71.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 推奨意欲に係る修正NPSと困窮者支援 71 10-8 7-6
5-0 河井調査(2019)標本500人
72.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 推奨意欲に係る修正NPSと市町村選挙投票 72 全体 39歳以下
73.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 地域の課題解決にはイノベーション(新結合)が求めら れる •
学ぶ意欲がある。 • 地域には多様性が大事であると考える。 推奨意欲に係る修正NPSとの相関 73 地域内イノベーション の要素
74.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 推奨意欲に係る修正NPSとイノベーション 74
75.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 地域内や近隣地域の美術博物館や文化イベント、フェ ス、お祭り、スポーツイベントのいずれか、あるいは複数 のものに出かけますか。 地域で「学ぶ」行動と推奨NPS 75
76.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 広汎・想像力誘引・ハードルの低さ ・当事者のなりやすさ (文化・アート・スポーツ・要支援) 熱を持ったしなやかな土台 地域参画総量増加 地域参画総量増加 地域参画総量増加
地域参画総量増加 担当施策 他部局施策 地域取り組み 他部局・民間による定住促進・交流拡大・産業振興・福祉充実施策 地域に関わる人々の持続的な幸せ 地域参画総量増加のロジックモデル 活用 活用 76 定量化 定量 化 定量 化 定量 化 「意欲」にとどまらない 「状況」を創りだすために
77.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 地域に多様に関われる施策 77 広汎・想像力誘引・ハードルの低さ・ 当事者のなりやすさ (文化・アート・スポーツ) ・ 文化・アート・スポーツ
78.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 歴史文化に比べ、スポーツ・アートは一から創り出せる •
スポーツはデータに基礎づけられることでの信頼性を獲 得しやすい • アートは失敗を恐れず新しい価値を創り出せる • スポーツやアートには発信力がある • スポーツには擬似的な地域間競争を作り出すことがで きる 地域に多様に関われる施策 78
79.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 学習機会 –
兵庫県豊岡市・徳島県神山町 地域に多様に関われる施策 79
80.
KAWAI Takayoshi ファイルNo.2 • 支援を必要とする存在(トコロ・ヒト)の可視化 地域に多様に関われる施策 80 言いかえるなら、 「支援を必要とする存在」があるからこそ、 地域(まち)に真剣(マジ)になれる =自分が「意味のある存在」になれる