SlideShare a Scribd company logo
1 of 12
Download to read offline
2016.320156
コ・クリエーションにおけるアイデアソンの可能性:
高知県での取り組みから*
須藤 順**
1. はじめに
 「アイデアソン(Ideathon)」と呼ばれるワークショップが地
域、領域を問わず相次いで開催されている。活用場面は多岐
にわたり、オープンデータの活用(Takagi, 2014)や、地方創
生に向けたアイデア創出(仙台市、秋田県五城目町等)、企業
の新事業創造(リクルート、富士通、Yahoo! JAPAN、TBS、ロー
ソン等)、公的機関による産業支援(中小企業基盤整備機構、
青森県、岐阜県等)、異分野・異業種間の交流や大学生と中小
企業の交流(高知大学・高知県・富士通等)などを目的に導入
が進められており(須藤, 2014; 須藤・原,2015)、コ・クリエーショ
ン創出、イノベーション創出の実践的手法として期待が高まっ
ている。
 加えて、千葉大学や高知大学、立教大学、神戸大学といっ
た教育研究機関での実施も報告されており、アクティブ・ラー
ニングにおける有効な学習技法としても注目を集めつつある
(藤川他, 2014; 佐々木, 2015)。
 しかし、実践報告が蓄積される一方で、アイデアソンを直接
扱った研究蓄積は少ない。本稿では、筆者が関わった二つの
ケースをもとに、アイデアソンの実態について明らかにすると
ともに、アイデアソンが参加者や企画運営者に与える影響に
ついて検討する。また、コ・クリエーション(共創)創出におけ
るアイデアソンの有効性に関して仮説探索的に考察する。
2. アイデアソンとは
2.1. 定義と特徴
 「アイデアソン(Ideathon)」は、アイデア(Idea)とマラソン
(Marathon)を組み合わせた造語で、1日から3日間程度の短
期集中型で、様々なアイデア創出技法を活用しながら、テーマ
に基づいた新たなサービスや商品、事業アイデアを創出し、成
果を競い合うワークショップを指す。
 源流は、1999年頃、アメリカのIT企業を中心に始まり、旧
Sun Microsystems、google、Facebookなどが開催したこと
で広く知られるようになった「ハッカソン(Hackathon)」にある。
ハッカソンは、「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を組
み合わせた造語で、ITエンジニアやデザイナー、プランナー、マー
ケティターが集まり、保有する技術や知識、アイデアを活かして、
1日から1週間程度の短期集中型で新たなサービスやアプリケー
ションを開発し、成果を競い合う。日本では、2011年の東日本
大震災からの復興を目指し、東北のITコミュニティが開催した
ことを契機に広がった。
 このハッカソンの事前会議や導入部分として実施されていた
のがアイデアソンである。しかしながら、アイデアソンについて、
合意された定義は現在のところ存在しない。そこで、アイデア
ソンの特徴について整理してみたい。
 まず、「参加者の多様性」である。アイデアソンの最大の特徴
は、組織や所属、職種、専門性のほか、年齢や性別の異なる多
様なバックグラウンドを持つ人が参加する場だということである。
日ごろからの顔見知りではなく、普段話さない相手や、初めて
出会った人、同じ職場であっても業務や所属が違い話をするこ
とが少ない人が、立場や肩書を抜きに、対等な立場で一緒に
アイデアを考え、形にしていく。
 新たなアイデアは異なる知が組み合わせられることで生まれ
るため、参加者の多様性は重要となる。特に、ブレークスルー
を起こすようなイノベーションは、専門性の異なる多様なチー
ムによって生み出されるため(Fleming, 2004)、アイデアソンに
おいてはできるだけ多様な人の参加が望まれる。日常的な交
流が少ない者同士では保有する情報やネットワークに重複が
少ない。そのため、「弱い紐帯の強み(Granovetter, 1973)」と
しても指摘されるように、それぞれが異なるネットワークを橋
渡しし、これまでつながることのなかった情報や知が組み合わ
されることで新たなアイデア創出につながりやすくなる。
 次に、「アイデアの視覚化」である。一般的なワークショップ
では、付箋に考えを書き出し、グルーピングし、模造紙にキー
A Study of Co-Creation Using the Ideathon Method: Case of Kochi Prefecture
JUN Suto/高知大学地域協働学部(Kochi University)
*
**
|50|(19)
2016.320156
|49|(20)
ワードや目標を描くといったものが多い。それ自体は重要なこ
とではあるが、その場限りのアイデアに留まってしまうといった
課題もある。アイデアソンは、合意形成や対話を図ることが目
的の場ではない。テーマに対して、具体的なアイデアを視覚化
し、実装(implementation)のきっかけを創ることが目的となる。
そのため、単にたくさんのアイデアを出せばいいというもので
はなく、一人ひとりが出したアイデアを、チームでブラッシュアッ
プを重ねながら具体的なアウトプット(アイデアシートや模型、
ビジネスモデル、絵コンテ、スキットなど)として手に取れる形
で提示することが求められる。
 これは、イノベーション思考法として注目される「デザイン思
考(Brown, 2008; 奥出, 2013)」の特徴である、“Built to Think”
の考えに近く、具体的な形あるプロトタイプを作り、それを徐々
に改善していくという考えや、新規事業創造手法である「リーン・
スタートアップ(Ries, 2011)」の特徴である「MVP(minimum
viable product)」と呼ばれる実用最小限の製品・サービスを
素早く開発する点と親和性が高い。なお、アイデアの視覚化は
同時に創造性をより高める効果があるという研究成果もある(磯
野・八重樫,2013)、。
 そして、「参加者の相互作用を通じた集合知の活用」である。
アイデアソンでは、様々なワークを織り交ぜ、参加者間で相互
作用を生み出すことが意図される。一般的なアイデア創出では
ブレインストーミングが活用されることが多いが、グループで
のブレインストーミングが必ずしも効率的なアイデア創出につ
ながらない、いわゆる「プロダクティビティ・ロス」の問題が指
摘されてきた(Diehl & Stroebe, 1987; Mullen et al., 1991)。そ
こで、Girotra et al., (2010)が明らかにしてきたように、参加者
それぞれが課題やアイデアを考える個人ワーク、ペアになり課
題解決に向けたアイデアを伝え合うペアワーク、チームでアイ
デアのブラッシュアップやプロトタイピングを行うグループワー
クを組み合わせ、思考の往還が意識されている。
 つまり、アイデアソンは多様で異質な知を持つ他者が集まり、
コミュニケーションを活発化させることで集合知を生み出す場
であり(藤井, 2015)、イノベーション創出を促進する「社会的交
流の場(Sawyer,2007)」だと指摘できる。
 アイデアソンは、図表1のようなプロセスで実施される。プロ
セスは、事前・当日・事後に分けられ、事前には企画立案とプロ
グラム設計を行い、ファシリテーターや運営メンバ―と一緒に
テーマの設定、活用するメソッド、インプットの中身などを検
討する。当日のプログラムは一般的に、オリエンテーションの
後にテーマに関連するインプットワークを行い、アイデア創出
の前提となる問題や課題設定を行う。ここではフィールドワー
クや行動観察を行う場合もある。そして、アイデア創出とプロト
タイピングを行い、成果発表、評価を実施する。事後には、参
加者へのフォローとともに、社会実装の可能性が高いアイデア
については継続した取り組みを運営者がサポートし、他の機関
等へつなぐことになる。なお、必要に応じてSNS等を活用して
コミュニティを形成し、参加者間の継続的なコミュニケーショ
ン環境を提供し、実践へのモチベ―ションをサポートする場合
もある。
 以上、アイデアソンの特徴について簡単に紹介したが、本稿
では、「アイデアソンとは、多様な主体が集まり、参加者の相互
作用を通じて、課題解決に向けたアイデアや新たな商品・サー
ビスアイデアの創造を目指すワークショップ」と定義し、議論を
進めていく。
2.2. 多様な領域で取り組まれるアイデアソン
 アイデアソンは、多様な目的、テーマで開催され、主催者も
多岐にわたる。代表的なものとして、1)新事業創造/スタートアッ
プ、2)地域活性化、3)社会課題解決、4)教育・人材育成、5)オー
プンデータ活用、に整理できる(図表2)。
 まずは、新事業創造/スタートアップを目的としたものである。
新たなサービスや商品、事業創造、起業家育成を目指して実
施され、大企業等のオフィスワーカーや、ベンチャー企業のワー
カー、起業予定者、学生が主要な参加者となる。主催は、大企
業やスタートアップアクセラレーター1、ベンチャーファンド(以
下、VC)、公的支援機関、大学等が主となる。場は、オープン型
で行われる場合もあれば、特定の企業関係者だけのクローズ
ド型で開催される場合もある。また、スタートアップアクセラレー
ターやVC、支援機関が主催する場合には、優れたアイデアや
図表1 アイデアソンの基本的な流れ
スタートアップアクセラレーターとは、10~20程度の起業家チームに対して、1ヶ月から6ヶ月の短期間にメンター(Mentors)からの指導を受けながら、
企業価値の向上と資金獲得を目指す起業家育成プログラムを指し、欧米を中心にインキュベーターに代わる新たなプログラムとして注目を集めており、
2014年以降、我が国においても急速に展開されている。代表的なものとして、中小機構BusiNestや、株式会社01ブースターによるプログラムがある。
1
2016.320156
分類 目的 主要な主催 開催方法 開催例
1) 新事業創造/
スタートアップ
新たなサービスや商品、
事業創造、起業家育成
大企業、公的支援
機関、大学
オープン/
クローズド
●スタートアップウィークエンド
●リーン・スタートアップ・ハッカソン
 (主催:ビジネス・ブレークスルー大学)
2) 地域活性化
地域活性化やまちづくり、地域課題の
解決に向けたアイデアやプロジェクト、
事業アイデアの創造
自治体、コミュニティ
団体、NPO法人、大学 オープン
オープン
オープン
●いなかソン(主催:株式会社CCL)
●出身地Dayアイデアソン(主催:日本財団)
3) 社会課題
  解決
社会的課題/地域課題解決に向けた事業
やプロジェクト、政策アイデアの創造
自治体、公的支援機関、
大学、大企業、シンクタンク
●さくらハッカソン(主催:あしたのコミュニティーラボ)
●介護アイデアソン(主催:ソーシャルケアデザイン)
4) 教育・人材
育成
企業人材の育成、学生の教育、
アイデア創出手法の習得
大企業、公的支援機関、
大学
オープン/
クローズド
●アイデアソン連続講座(主催:中小企業基盤整備機構Tip*s)
●神戸大学×あしたラボUNIVERSITY共創プロジェクト
  学生×社会人によるアイデアソン
 (主催:あしたラボUNIVERSITY)」
5) オープン
データ活用
オープンデータを活用した
アプリケーションやサービス開発
政府、自治体、
オープンデータ推進機関
●オープンデータ・アイデアソンin大阪
 (主催:経済産業省・総務省)
●CivicTech アイデアソン(主催:大阪市)
デアソンを比較的早期から取り入れていた領域で、政府や自治
体、研究機関等が保有するオープンデータの活用に向けたア
イデア創出、サービス開発を目指して、行政職員やプランナー、
NPO、IT技術者が主な参加者として実施される。主催は、主に
政府や自治体、オープンデータ推進機関が行い、オープンな場
として展開されることが一般的である。
3. 事例調査
3.1. 研究の視点と方法
 アイデアソンは、多様な人々が、立場を超え、対話を通して
新たな価値創出を共に図る「コ・クリエーション(共創)」やイノ
ベーションの創出、クリエイティビティの向上への期待のもと、
実施されている。しかし、これまでのワークショップや対話の場
と何が異なるのか、アイデアソンが参加者にどのような影響を
与えるのかは明らかになっていない。
 本稿では、高知県内で開催された二つのケースを取り上げ、
アイデアソンが参加者や企画運営者に対してどのような影響を
与えるのかに着目し、多様な人の協働による価値創出への可
能性について検討を行う。
 研究方法は、アクション・リサーチを採用した。アクション・リ
サーチは、研究者が自ら現場に積極的に介入し、実務に取り組
むことによって獲得される知見を活用した研究方法であり、「観
察」、「考察」、「行動」の螺旋的循環を辿りながら展開される
(Stringer,2007;Reason&Bradbury,2007)。なお、アクション・
リサーチには研究者自身のバイアスの介在が問題となる。そこ
で、高知県産学官連携センター、富士通及び筆者の研究室によ
り構成する「仕事創造アイデアソン連絡会議」においても議論
を行った。
ビジネスモデルに対して賞金や資金提供、メンタリングサポー
トが行われ、サービスインを目指してアフターフォローが行わ
れることもある。
 次に、地域活性化を目的としたものである。地域活性化やま
ちづくり、地域課題の解決に向けたアイデアやプロジェクト、事
業アイデアの創造を目指して実施される。これまでワークショッ
プといわれていたものに比較的近く、地域住民に加え、地域リー
ダーやコミュニティデザイナー、まちづくりプランナー、学生が
主要な参加者となる。主催となるのは、自治体やコミュニティ
団体、NPO法人やまちづくり団体、大学となる。場は、オープ
ン型で行われることが一般的で、これまでの地域づくりワーク
ショップに代わるものとして実施が相次いでいる。
 続いて、社会課題解決を目的としたものである。社会的課題
の発見や、未来志向で新たなニーズを描き出し、より良い社会
を創造するためのプロジェクト創出を目指して実施される。主
な参加者は、地域住民やオフィスワーカー、大学生、社会起業
家が想定される。主催は、自治体や公的支援機関、大学、大企
業、シンクタンクが中心となる。場はオープンな場合が主流だが、
大学や大企業主催の場合は知財等の関係からクローズドで行
われることもある。
 そして、教育・人材育成を目的としたものである。企業の社
員研修や学生の教育に主眼が置かれ、部署や専門分野を超え
て他者と協働するための能力の向上や、アイデア発想法の獲得、
チームマネジメント手法の習得、社内コミュニケーションの活
性化を目指して実施される。参加者は、企業のオフィスワーカー
や大学生が中心で、主催は、大企業や大学、公的支援機関が
主となる。場は、オープン/クローズドそれぞれあり、外部の専
門家や取引先企業を巻き込んで実施される場合もある。
 最後に、オープンデータ活用を目的としたものである。アイ
|48|(21)
図表2 アイデアソンの分類
2016.320156
3.2. ケース1:仕事創造アイデアソン
(1) 概要
 2015年8月24日、高知大学地域協働学部と富士通株式会
社、高知県の協働により、「仕事創造アイデアソン」が開催され
た(図表3)。
 学生と地域の中小企業との関係が希薄化しているという問
題意識と、最新のアイデア創出手法に触れ合う機会を作りた
い高知大学地域協働学部須藤研究室、コ・クリエーション創
出に向けたアイデアソンの活用・推進を行う富士通株式会社、
地元中小企業とその保有する技術を知ってもらうことで中小
企業に対する認識を変えたいと考えていた高知県2、そして、
これまでの就職説明会とは異なる形で学生と接点を持ちたい
と考えていた地元中小企業、それぞれの想いが一致したこと
で企画された。
 地方では、学生と中小企業が一緒に地域の課題や企業の未
来を考える場は少ない。就職説明会やインターンなどはあるも
のの、共通の目的に向かって協働するといった場面はほとんど
ない。学生と社会人が対等な目線で考え、高知での新たなつ
ながりを生み出すことを通じて、学生の地元中小企業への理解
を促進し、就労促進を図り、加えて、中小企業側には、新たな
事業を考えるヒントや、就職面接等では知ることのできない学
生の考えや想いを知る場が求められている3。
 そこで仕事創造アイデアソンでは、1)高知のものづくりを盛
り上げよう、2)企業と学生のつながりを作ろう、3)イノベーショ
ンを連鎖させよう、の3点を目的として設定した。
 運営面では、富士通株式会社が全体プログラムの設計と当
日のファシリテーション、高知県が地元中小企業との調整や広
報、地域協働学部須藤研究室がプログラムのサポートと広報、
当日運営のサポートを担当した。また、参加企業は事前に保有
技術に関する情報提供を行い、当日のプレゼンテーションをサ
ポートした。
 開催日が夏休み期間中と学生の参加が心配されたものの、
高知県内の大学生17名、高知県外の大学生5名、高知県内の
中小企業の社員11名、高知県職員4名、富士通グループ社員
6名など、県内外から44名が参加した。
(2) プログラムと成果
 当日のプログラムは、図表4の通りである。①から③はインプッ
ト、④から⑧がアイデアワーク、⑨から⑩が成果発表・審査となっ
ている。
 アイデア創出のテーマは、「自然災害と共生」と設定した。複
数の企業が異なる事業領域、技術を保有していることを鑑み、
高知県が抱える課題の一つである災害に焦点が当てられた。
南海トラフ地震による影響への懸念はもちろん、毎年のように
台風や大雨の被害に見舞われている高知県は、自然災害と常
に隣り合わせのなかで暮らしてきた。そこで、世界各地で猛威
を振るう自然災害に対する解決策を高知の製造業の特殊技術
を用いて新たな価値提案を図ることが狙いであった。
 まず、インプットセミナーでは、3名がキーノートスピーチを
行い、後半のアイデアワークに向けて必要となる視点や切り口
を紹介した。具体的には、筆者が、地域で学ぶことの意義と地
域からイノベーションを興す際に必要な視点について、NPO
法人ミラツク代表西村勇也氏からは、ソーシャルイノベーショ
ン創出に向けた事例とポイント、株式会社和える代表取締役
矢島里佳氏からは自身の起業・経営の実体験を踏まえた事業
創造の視点と伝統技術を活かしたアイデア創出の実際につい
て話題提供が行われた。
 次に、地元中小企業からの技術紹介は、展示会のように各
高知大学朝倉キャンパス
2015年8月24日(月) 9:00-18:30
12名
日時
場所
参加者
スタッフ数
44名(高知県内大学生17名、高知県外大学
生5名、高知県内中小企業社員11名、高知
県職員4名、富士通グループ社員6名、その
他1名)
細谷(2014)によれば、製造品出荷額等1兆円当たりのグローバル・ニッチトップ企業の数が、高知県は東京都に次いで多いとされており、独自の技術で
グローバルシェアを握る企業が複数ある。
仕事創造アイデアソンへは、宇治電化学工業株式会社、株式会社SKK、兼松エンジニアリング株式会社、株式会社太陽、ニッポン高度紙工業株式会社、
ひまわり乳業株式会社が参加した。
2
3
写真 仕事創造アイデアソンの様子
出所:あしたのコミュニティーラボ ホームページより
図表3 仕事創造アイデアソンの概要
|47|(22)
2016.320156
企業がブースに分かれて模型や資料を使って説明を行い、参
加者はメモをとりながらブースを回り、どんな事業を行い、技
術がどんな製品に使われているのかを共有した。
 続いて、「あなたにとって“地方”とは?」というテーマに基づ
き、対話手法であるワールド・カフェ4を行い、それぞれの考え
方や価値観について相互理解を図ったうえで、アイデアカメラ5
という手法を使い、壁中に張られた自然や技術、災害などを想
起できそうな100枚程の写真を眺めて、気づいたことや起こり
うる問題、隠された課題、課題に直面する人の心情など、裏側
に隠れている本質的な課題を想像しながら洗い出していった。
 そして、ブレインストーミング手法であるスピードストーミン
グ6を活用して「高知が世界に誇る技術を使って自然災害に耐
えうる製品・サービスのアイデア」についてアイデアを練り上げた。
 その後、アイデアスケッチ&チーミングとして、独自に開発
されたシートに「自然災害によって引き起こされる課題解決に
向け、中小企業の技術を使ったこれまでにないサービスや製
品のアイデア」を一人ひとりが描き出した。そして、参加者全員
で出されたアイデアを見て回り、「このアイデアは実現できそう」、
「これは自分で考えてみたい」と思えるアイデアに投票を行い、
自分が実現したいアイデアを選び、チーム形成を行った。
 プロトタイピングでは、アイデアシートの内容をチームでブラッ
シュアップし、実現可能性やアイデアが実現した場合に現れる
社会の姿、サービスを利用するユーザーの状態について議論
が重ねられ、ブロックや画用紙などを使って簡易のMVPを制
作した。なかには、スキット(寸劇)でアイデアが実現した場面
を再現するチームも複数あった。
 最後に、各チーム5分の持ち時間を使ってプレゼンテーショ
ンを行い、創造性・具体性・チーム力の観点から審査した結果、
グランプリには、”おばちゃん”にターゲットを定め、太陽光発
電フィルムを使って日焼け防止と自己発電を同時に実現するシ
ニア層向けの新ファッションを提案した「おばチャージシリーズ」
が輝き、準グランプリには、外来種による被害に頭を悩ませる
地方自治体をターゲットに、センサー技術を活用し、外来種の
判別を行い、超強力吸引の技術を用いて生態系保護を行う仕
組みを提案した「必殺仕分け人」が輝いた。また、参加者投票
賞には、研磨システムを活用して水なしでも食器がきれいにピ
カピカに洗える「土佐ドライウォッシャー」が選出された。
(3) 参加者の状況
 参加した学生や社会人にはどのような影響があったのか、ア
イデアソン後に行った簡易なアンケート結果(回答者43名、う
ち学生22名、社会人21名)を参考に見てみよう。
 まず、「アイデアソンを通じた新たな気づき」については、参
加者全員が新たな気づきがあったと回答しており、気づきの提
供機会として機能したと考えられる。たとえば、「学生、社会人
と他ジャンルの人々で集まれば自分の想像も出来ないようなア
イデアが生まれる(高知県内中小企業者)」、「自分たちの会社
の技術に対して、固定観念を持ってしまっている(高知県内中
小企業者)」、「人が知恵を出し合えば、様々な発見ができること
ワールド・カフェは、カフェのような空間の中での対話を通じて多様なアイデアや深い相互理解、知識創造を生み出す会話手法でBrown et al.(2005)に
詳しい。
アイデアカメラは、富士通総研が独自に開発した課題発掘、アイデア創出メソッドで、さまざまなシーンの写真を壁に貼り出し、それを見ながら登場
人物の心情や悩み、気づきやアイデアを付箋に書き出して張り出し、参加者間で共有しながらインサイトを引き出す手法である。
スピードストーミング(Hey et al., 2009; Joyce et al., 2010)は、ブレインストーミング手法の一つで、ペアになり意見を出し合い、フィードバックを行
い、ペアを変えながら繰り返すことでアイデアをブラッシュアップしていく。アイデア創出の第一人者である石井力重氏により広められ、国内で実施
されるアイデアソンの標準メソッドとして活用されている。
4
5
6
写真 成果報告の様子
出所:あしたのコミュニティーラボ ホームページより
①オリエンテーション(20分)
②インプットセミナー(45分)
③地元中小企業による技術紹介(60分)
④ワールド・カフェ(25分)
⑤アイデアカメラ(45分)
⑥スピードストーミング(30分)
⑦アイデアスケッチ&チーミング(45分)
⑧チームワークによるプロトタイピング(90分)
⑨プレゼンテーション(60分)
⑩審査発表(30分)
図表4 プログラム概要
|46|(23)
2016.320156
なった(36.4%)」、「よくなった(59.1%)」と、95.5%の学生が参加
企業に対する印象が好転したと回答している(図表7)8。また、
印象変化の要因については、「人(68.2%)」、「今回の取り組み
(63.6%)」、「技術(45.5%)」となっており、中小企業の社員との人
間関係が構築できたことが中小企業への印象変化に影響を与
える可能性が示唆された(図表8)。
 最後に、アイデアソンの推奨度をマーケティング領域で
活用されることの多いNPS(ネットプロモータースコア、Net
Promoter Score)を援用して計測したところ9、図表9の通りと
なり、「NPS(=推奨者(10点・9点)の割合-批判者(6点以下)
の割合)」は、39.5%となった10。特に学生においてNPSが高く、
学生全体では45.5%、高知在住の学生では52.9%となっている。
 参加した中小企業の担当者からは、「しっかりとしたアイデア
や意見をどんどん出してくださり、採用の場面ではなかなか見
えてこない学生さんの“素”の部分がよくわかりました」、「どうし
がわかった(高知県内大学生)」、「人と考えることは楽しい(高
知県内大学生)」といった声が聞かれている。
 「アイデアソンを通じた学生との新しい関係の形成(社会人
のみ回答)」については、67.0%が、「採用活動/インターンを超
えた新しい関係が創れた」と回答している(図表5)7。今回参加
した中小企業者の多くが人事担当者など採用担当者であった
ことを踏まえるとアイデアソンを通じて既存の活動とは異なる
関係づくりができたと認識していることが示唆される。
 「採用活動/インターンを超えた新しい関係が創れた」と回
答した者について、どういった関係ができたのかを聞いたところ、
図表6の通り、「採用活動/インターンでは知りえない一面が見
れた(50.0%)」「これまでに出会えないタイプの学生と知り合え
た(42.9%)」、となっている。
 次に、参加した学生に対し「アイデアソンに参加したことで
参加企業への印象は変わったか」を聞いたところ、「とてもよく
高知県内の中小企業者のみでは、75.0%が、「採用活動/インターンを超えた新しい関係が創れた」と回答している。
アイデアソン参加前に参加企業に対してどの程度知っていたかについては、学生の約5割が参加企業のことを知らなかったと回答している。
NPSについては、Reichheld (2004)、ライクヘルド&マーキー(2013)を参照のこと。NPSでは、顧客に対して「あなたは○○の製品(サービス)を友人に
薦めますか?」と聞き、11段階で評価を行い、それを、10点から9点を「推奨者(プロモーター)」、8点から7点を「中立者」、6点から0点を「批判者」
と3つのグループに分け、「NPS=推奨者の比率-批判者の比率」によって得られる数値を指す。そのため、NPSは、「-100% ~ 100%」の間で表される。
例えば、NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューションが2015年3月に公表した「NPS業界ベンチマーク調査」によれば、金融サービス・通信
サービス・ハイテク機器・オンラインショッピング・旅行業等の21業界・全140ブランドのいずれもがNPSの平均値がマイナスにあることが示された。
7
8
9
10
図表5 アイデアソンを通じた学生との新しい関係の形成
(社会人のみ回等、N=21)
図表7 アイデアソン参加企業への印象の変化
(学生のみ回等、N=22)
図表8 参加企業への印象変化の要因
(複数回答、学生のみ回等、N=22)
図表6 新たな関係形成の状況 (複数回答、N=14)
|45|(24)
2016.320156
ても採用となると一定の壁をつくりながら距離感を保ってお話
ししますが、今日はのびのび自分を出せました」、「新事業の展
開を目指す創発の取り組みを社内に根づかせるヒントになりま
した」、「“できないからやらない”発想で仕事をしてこなかった
か、多くの良いところを見ずにわずかな悪いところをあげつらい、
創造の芽を潰していたのではないか」といった感想が聴かれて
いる11。
3.3. ケース2:高知に恋するアイデアソン
(1) 概要
 2015年12月5日、学生団体COLLABODEA!(コラボデア)12
によって「高知に恋するアイデアソン」が開催された(図表10)。
 平成27年度の学校基本調査によれば、高知県の大学生数
は、9,452人となっている。たとえば、高知大学の2015年5月
現在の学生数は4,972人と高知県内の大学生の役半数を占
め、その8割近くが県外出身者という状況にある。こうした状
況を受け、高知で学ぶ学生が、高知のことを知り、その活性
化へ向けて自分ごととして取り組めるプロジェクトを創り出そ
うと企画された。
参加企業の声及び仕事創造アイデアソンを含む高知大学地域協働学部と高知県、富士通による産学官民連携の取組については、富士通が運営するWEB
メディア「あしたのコミュニティーラボ」内で、「高知発、「仕事創造アイデアソン」は何をもたらしたか?—地域協働と産学官民連携の挑戦(http://
www.ashita-lab.jp/special/5838/、2016年1月2日検索)」に詳しいインタビュー記事が掲載されているため参照いただきたい。
COLLABODEA!は、前掲の仕事創造アイデアソンに参加した高知大生が中心となって立ち上げられた学生団体である。
11
12
図表9 仕事創造アイデアソンの推奨度 (N=43)
高知県立大学永国寺キャンパス
産官学民連携センター ココプラ
2015年12月5日(土) 13:00-18:30
6名
日時
場所
参加者
スタッフ数
44名(高校生6名、大学生21名、社会人17
名)
図表10 高知に恋するアイデアソンの概要
 高知県は、豊かな自然に恵まれ、その恩恵を受けた美味し
い食材が豊富にある。しかし、学生の行動範囲は狭く、経済的
な理由もあり、在学中に高知の魅力を体感しきれているとはい
い難く、それは、学生にとっても高知県にとっても好ましい事で
はない。こうした仮説に基づいて、「高知の食の魅力を再発見し、
高知を好きになる」ことのできる機会を提供できないかと考え
たCOLLABODEA! は、1)高知の食の魅力を学生の持つ新し
い視点から発信する機会を創出する、2)学生が高知の魅力を
知り、高知の一員として自分たちにも何かできるという自信を
獲得する、3)イベントを通して参加者が新しいつながりを作り、
一歩を踏み出すきっかけづくりを行う、以上3点を目的として
設定した。
 運営面では、COLLABODEA! が事前準備から広報、当日
の運営を行い、ファシリテーションは全国のアイデアソンを企
画運営するエイチタス株式会社代表取締役 原亮氏(当時、株
式会社CCL取締役)が務めた。
 参加者は、高知県内の高校生6名、大学生21名(高知大生、
高知工科大生)、社会人17名(地域おこし協力隊、地元鮮魚店
店主、NPOスタッフなど)、合計44名が参加し、社会人の中に
は岡山県からの参加もあった。
(2) プログラムと成果
 当日のプログラムは、図表11の通りとなっている。①から③
はインプット、④から⑨がアイデアワーク、⑩が成果発表・審査
となる。
 インプットセミナーは、株式会社アースエイド代表取締役嶋
崎裕也氏から、「理屈っぽい技術系オタクから見た高知の食を
100倍楽しむススメ」と題して、自身が高知の魅力に惹き込まれ、
写真 高知に恋するアイデアソンの様子
出所:COLLABODEA!提供
|44|(25)
2016.320156
|43|(26)
起業し、商品開発を行ってきた体験となぜ高知の食がこれほど
魅力的なのかを地政学的な観点から話題提供が行われた。
 続いて、地元商店街へ繰り出し、「まち歩きで高知の食を再
発見」することを目指してフィールドワークを実施した。
 アイデアワークは、「高知の食と言えば? 第十位を探れ!」を
テーマに、ブレインライティング13で誰もが日常イメージする
高知の食とは異なる隠れた食材や商品を一人ひとりが書き出
した。次に、マンダラート14を活用し、「食」から想起される幸
せの場面を描き出し、食が私たちにもたらす美味しさ以外の経
験価値を洗い出した。
 そして、スピードストーミングでは「高知の食を100倍楽しむ方法」
をテーマにアイデア出しを行ったうえで、アイデアシートにそれ
ぞれのアイデアを整理した。その後、ハイライト法15を使い、参
加者全員がそれぞれのアイデアシートの中から良案を抽出した。
グループになり、専用のシート(3列×6行)を使い、3分で3つのアイデアを一人ひとりが書き出し、時間が経過したらシートを隣に回し、全ての欄が埋
まるまで繰り返すブレインストーミングの手法。
発想法の一つで、3×3の欄が9つあり、発散的にキーワードやアイデアを書き出していく。
アイデアの評価、収束を行うための手法で、参加者一人ひとりが良案だと感じるものに星(☆)を付けて回り、より多くの星を集めるアイデアを選び出
す。
13
14
15
 プロトタイピング&スキット制作では、アイデアを具現化す
るために6チームに分かれ、ブロックやダンボール、毛糸など
を使い、料理や商品のフォルム、形状を可視化し、同時に、チー
ムで考えたアイデアが実現した時にユーザーはどんな経験を
得ることができるのかを想定したスキット(寸劇)の準備(シナ
リオ作成、配役決めなど)を行った。
 成果発表・審査は、各チーム5分の持ち時間で行われ、審査
の結果、グランプリは高知のお茶を全国に広めることを目的と
したお茶づくしのイベント「お茶フェスティバル」が輝き、準グ
ランプリには、屠殺体験を観光資源化し、実際に食することが
できる「レストランTOSATSU」が選ばれた。
(3) 参加者の状況
 参加した学生や社会人にはどのような影響があったのかに
ついてアイデアソン後に行った簡易なアンケート結果(回答者
40名、うち学生23名、社会人17名)を参考に見てみたい。
 まず、「アイデアソンを通じた新たな気づき」については、参
加者全員が新たな気づきがあったと回答している。気づきの具
体的な中身としては、「若い人との交流から肯定的に物事を考
えることが大切だと感じた(42歳、社会人)」、「普段関わらない
学生と一緒に考えることができた(30歳、社会人)」など、日常
関わることの少ない学生の考えを知れたことが気づきになった
との声や、「それぞれの人に役割があり、同じ役割の人はない
と感じた(高校生)」、「新しいものを意識しなくともあるものの
アイデアで何でも作り出せることが分かった(大学生)」、「違っ
た年代の人と関わることで新しい発見があった(大学生)」など、
学生側にも異世代や背景の異なる人が一緒にアイデアワーク
を行うことで気づきが生まれたことが見て取れる。
 次に、アイデアソンを通じて新しい関係が創れたかどうかに
ついては、95.0%が「創れた」と回答しており、短時間ではある
が共に活動することで一体感が生まれ、新たなつながりを創る
機会となったことが示唆された(図表12)。
 最後に、NPSについて見てみると、全体のNPSは32.5%であっ
た(図表13)。特に、学生のNPSが高く、学生では56.5%となり、
対等な関係の中で一緒に地域のために具体的なアクションを
考える場に楽しさや意義を感じ、高い満足度を与えたものと考
えられる。
①オリエンテーション(15分)
②インプットセミナー(15分)
③フィールドワーク「まち歩きで高知の食を再発見」(60分)
④アイスブレイク(20分)
⑤ブレインライティング(20分)
⑥マンダラート(20分)
⑦スピードストーミング(25分)
⑧アイデアスケッチ&ハイライト法(30分)
⑨プロトタイピング&スキット制作(60分)
⑩成果発表・審査(30分)
図表11 プログラム概要
写真 アイスブレイクの様子
出所:COLLABODEA!提供
2016.320156
|42|(27)
4. 考察
 ケースからは、参加者が新たな気づきと関係構築を実感し
ていることに加え、アイデアソン自体への満足度も高かったこ
とが伺える。以下、考察をしてみたい。
4.1. 共体験を通じた相互理解の促進
 アイデアソンは、短い時間ではあるが立場や所属の異なる
多様な人が共体験を行う。その中で、意見を出し合い、相互に
フィードバックを重ね、それぞれの考えやアイデアの良いところ
を見つけ出し、異なる意見を組み合わせることを繰り返す。こう
したやり取りを通して、新たな気づきや一人では気づくことの
できなかった視点が新たな着想につながる。
 参加者の声からも明らかなように、アイデアソンを通じて、
互いの考えを聞き合う中で、一人ひとりが持つ情報や知識、価
値観の違いやアイデアの背景にある想いが交換されていく。そ
の結果、新たな関係形成や相互理解が促進される。個人間の
関係性が深まることにより、その間ではより濃密な情報のやり
取りが生まれ、それまでは出会うことのなかった情報が組み合
わさりアイデアが生まれやすくなるものと考えられる。
 また、制限時間内にそれぞれが役割分担を行い、支え合い
図表12 アイデアソンを通じた新しい関係の形成
(N=40)
図表13 アイデアソン推奨度 (N=40)
ながら必死に取り組むことでチームとしての一体感が生まれや
すくなり、自己紹介や会話をするだけでは見えてこない個人個
人の特徴や特性に対する相互理解が促進される効果も期待で
きる。
4.2. クリエイティブ・コンフィデンスを培う
 大学での勉強や日常の仕事の中で自由にアイデアを発想す
る機会はそれほど多いわけではない。そのため、アイデアを生
み出すこと自体に多くの人は慣れておらず、加えて、自分自身
にアイデアを生み出す才能はないと考えている人も多数いる。
 そうした中、アイデアソンではアイデア創出が楽しい作業で
あるという印象を参加者の多くが抱いている。つまり、多様な
人との対話を通して、問題や課題を見つけ出し、それぞれの視
点や価値観をぶつけ合いながら自分のアイデアを磨き上げたり、
新たなアイデアを着想することで、クリエイティビティを高め合
うことにつながっているのではないだろうか。すなわち、アイデ
アソンへの参加は、「クリエイティブ・コンフィデンス(Kelley &
Kelley,2013)」を培うことにつながる可能性が指摘できる。
 アイデアソンで取り組まれるテーマや目的となるゴールは、
どれもこれまで解決できなかった課題や、まだ誰も気づいてい
ないような不満や問題であることが多い。そのため、教科書や
インターネットで調べても正解が見つかるものではない。正解
のない答えを、仲間と一緒に探し出すためには、お互いの持っ
ている情報や知識、知恵を交換し合い、何度も試行錯誤を重
ねながら成果を生み出していく、いわば、未開の地への旅のよ
うなプロセスを辿る。
 このプロセスでは、お互いのアイデアを良い、悪いと議論し
ている時間はなく、それぞれのアイデアの良いところを認め合い、
それを活かし合ってより良いアイデアに練り上げていくことが求
められる。今回扱ったケースでも、場のルールとして「プレイズ
ファースト(praise first)」を掲げ、参加者間での対話において
は常に相手のアイデアの良いところをまず褒め合う、ということ
が重視されていた。意識的に肯定し合うことで、思いついたこ
とを周りの目を気にせず自由に発話できるようになり、安心感
が生まれ、一人ひとりの思考を開放するきっかけにつながって
いるものと考えられる。
4.3. アイデア創出を自分ごと化し、次のアクションへのきっかけ
   を創り出す
 アイデアソンのプログラムは、アイデア創出機能のほか、交
流機能、対話機能、チーム形成機能が内在し、場の持つ力を最
大限引き出すよう設計されている。
2016.320156
|41|(28)
 一見、アイデア創出のメソッドに注目が集まりがちだが、そう
したメソッドを使うだけでより良いアイデアが生まれるわけで
はない。アイデアソンにおいて創出されるアイデアは、個人の
持つ知識はもちろんのこと、そこに集まった参加者同士の関係
性に影響を受ける。当たり前だが、信頼できる相手と信頼でき
ない相手との間では話す内容や互いのアイデアに対する評価
も変わる。そのため、アイデアソンの前半部分では参加者間の
交流性が意識され、チェックインや自己紹介などのワークを活
用して対話を促し、深い相互理解を図る工夫がプログラムやファ
シリテーター・運営スタッフの立ち振る舞い、会場の空間づくり
において徹底されている。
 こうした綿密な設計により、クリエイティブ・コンフィデンスを
高めることになるが、既存のワークショップとの大きな違いは、
合意形成を目的とした議論や対話を目的とした場ではない点
と、限られた時間内に可視化された成果を生み出す点、加えて、
競争機会の提供にある。
 短い時間で完全なアイデアが生み出されることは稀であり、
そこでのアイデアは、「アイデアの種」と表現したほうが現実的
だろう。重要なのは、アイデアソンのプロセスを通じて、課題に
ついて考え、その解決策を仲間と一緒に短い時間の中で協力
し合いながら成果にまとめ上げることで、一人ひとりが課題解
決の主体であることを自覚し、自分ごととして取り組むきっかけ
を創りだすことにある。そして、仲間とともに、次のアクション
へ向けて動き出そうという機運を生み出すことが大切となる。
 ケースでも参加者の声の中に、「自分たちの技術がこんな形
で使えるかもしれないと考えたことがなかった(高知県、中小
企業者)」、「高知の食といわれて思いつくのが当たり前のもの
ばかりだったが、学生たちが提示したものはどれも自分では高
知らしいとおもっていなかったもので新鮮だった(高知県、社
会人)」、「高知の食を使ってやれることがまだまだある(高知県、
大学生)」、「いろんな人がいて、いろんな考えがあることが分かっ
た(高知県、高校生)」などがあり、普段何気なく過ごしている中
では見過ごしていたことや、当たり前のものとして気にもして
いなかったことを見つめ直し、自分でも何かできるかもしれな
いという意識を創り出すこともアイデアソンに期待できる一つ
の効果だと考えられる。
4.4. 協働スキルの獲得
 アイデアソンの特徴として、制約の存在があげられる。具体
的には、時間的制約、手段の制約である。プログラムでは、じっ
くり考えるというよりは、次から次へとワークが設定され、限ら
れた時間の中でシートにアイデアを書き出し、他者に自分の考
えを伝え、チームで話し合いながらアイデアを形にしていく。また、
自分たちのアイデアを見える化するために、ダンボールやブロッ
ク、発泡スチロールなどを使って即席のMVPを作り、アイデア
が手に取って触れるようにしたり、アイデアが実現した場面を
スキットで伝わるようにするなど、限られた手段の中で成果を
生み出すことが求められる。
 こうした制約があることによって、誰か一人の力に頼るので
はなく、チームメンバーそれぞれが自分の得意なことと不得意
なことを踏まえて、チームで協働することが自ずと求められるこ
とになる。
 その結果、ゴールに向かって協働して取り組む際に求められ
る諸能力が自然と身に付くようになる。たとえば、チーム内の
役割分担を決め、決められた時間までにプロトタイプやスキッ
トを作成するためのマネジメント能力や一人ひとりの意見や
力を引き出すファシリテーション能力、チームメンバー間での
アサーティブなコミュニケーション能力、そして、他者と協働す
る際のマインドセットなどが想定できる。
 つまり、これからの社会で求められるコ・クリエーションやオー
プンイノベーション(Chesbrough, 2003)の実践に必要となる
他者と協働するスキルがワークを通じて実践的に獲得できるの
である。
4.5. 企画運営チームの協働スキルの向上
 ケースからは参加者だけではなく、アイデアソンの企画運営
を行うチーム自体の協働スキルの向上も一つの成果として確
認できた。
 仕事創造アイデアソンでは、富士通総研が中心となり、グルー
プ会社の異なる部署のスタッフで運営チームが組織され、中
小企業の技術を調べ、属性の異なる参加者が共に取り組むこ
とのできるテーマを設定し、学生と社会人が交流をできるだけ
スムーズに図れるようにプログラムを設計するといった準備を
行った。このプロセスを通して、グループ会社間の新たな関係
形成につながっただけではなく、日常の業務において、今後、
益々求められることが予想される組織の枠を超えた協働をコー
ディネートするためのスキルの獲得につながっている。
 高知に恋するアイデアソンでは、4年生2人と1年生3人が中
心に企画から準備、運営を行った。アイデアソン経験がある学
生はいたものの、アイデアソンの企画運営は全員が初めての
中で、ファシリテーターを務めた原氏からのサポートを受け、
何度もミーティングを重ね、開催に漕ぎつけた。そのプロセス
を通じて、企画書の書き方から情報発信の方法、参加表明者
へ開催当日までのフォローなど、事業企画や場の運営スキル、
2016.320156
|40|(29)
【謝辞】
本研究にあたっては、富士通株式会社 川村晶子氏、岩山尚子
氏、武田英裕氏、株式会社富士通総研 佐々木哲也氏、高知県
産学官民連携センター 片岡千保氏ら多くの方からアドバイス
をいただいた。また、高知県内の中小企業者にも多大な協力
をいただいた。ここに深く感謝いたします。
チームワークの獲得につながった。
 以上から、アイデアソンは参加者だけではなく、企画運営チー
ムに対する人材育成機能を内在しうることが示唆される。
5. 結びに代えて
 本稿では、アイデアソンの参加者に与える影響、コ・クリエー
ション(共創)やクリエイティビティの向上、イノベーション創出
における有効性について仮説探索的に検討した。
 その結果、アイデアソンは、1)共体験を通じた参加者間の相
互理解を促進する、2)一人ひとりのクリエイティブ・コンフィデ
ンスを培う、3)身の回りの課題やその解決に向けたアイデアに
対する関心を高め、具体的なアクションを生み出す機運を醸成
する、4)組織や立場を超えた多様な人々との協働を推進する
ために必要なスキルの獲得を促す、5)アイデアソンの企画運営
自体が協働スキルの獲得につながる、といった可能性が示唆
された。
 二つという少ないケース、そして、少数の参加者のアンケー
ト結果であることからあくまで参考に過ぎないが、今後の研究
につながるいくつかの発見があったと言える。しかし、これらの
普遍性を強調することは拙速であり、仮説に過ぎない点には注
意が必要である。
 今後は、多数のケースを収集、分析するとともに、参加者の
心理面やクリエイティビティ、イノベーション創出への影響につ
いて、質的、量的な面からより詳細な研究を深化させていく必
要がある。
 たとえば、アイデアソンへの関心や満足度が高い人がいる一
方で、低い評価を行っている人もおり、その要因を分析し、明
らかにする必要がある。また、アイデアソンで生まれたチーム
や関係が継続的に機能し、具体的なアクションやイノベーショ
ンにつなげていくための諸要因や仕組みについても検討が必
要である。
 以上を踏まえ、アイデアソンのアクティブ・ラーニングや、企
業等の研修への展開可能性についても具体的実践を重ね、研
究成果の蓄積とともに、社会実装を図っていくことが我々に課
せられた重要な課題である。
2016.320156
|39|(30)
【引用・参考文献】
磯野誠・八重樫文 (2013)「新製品アイデア開発におけるアナロジーおよび
 視覚化活用の効果」日本商業学会第63会全国大会.
奥出直人(2013)『デザイン思考の道具箱:イノベーションを生む会社のつく
 り方』早川書房.
須藤順・原亮(2015)「企業で活用が広がるアイデアソン・ハッカソン:多様な
 視点の活用と今後への課題」『企業と人材』2015年10月号, pp.58-63.
藤川大祐・阿部学・城亜美(2014)「教員養成学部におけるアプリ教材づくり:
 ハッカソンにおけるプロトタイプ作成まで」『社会とつながる学校教育に
 関する研究』(2), pp.29-42.
フレッド・ライクヘルド & ロブ・マーキー( 森光威文・大越一樹監訳 )(2013)
 『ネット・プロモーター経営:顧客ロイヤルティ指標NPSで「利益ある成長」
 を実現する』プレジデント社.
細谷祐二 (2014)『グローバル・ニッチトップ企業論:日本の明日を拓くもの
 づくり中小企業』白桃書房.
Brown, T. (2008)“Design Thinking,”Harvard Business Review, 86(6),
 pp.84-92.
Brown, J., & Isaacs, D. (2005) The World Café: Shaping Our Futures
 Through Conversations That Matter, San Francisco: Berrett-Koehler
 Publishers.
Chesbrough, H. W. (2003) Open Innovation: The New Imperative for
 Creating and Profiting from Technology, Boston: Harvard Business
 School Press.
Diehl, M., & Stroebe, W. (1987) “Productivity Loss in Brainstorming
 Groups: Toward the Solution of a Riddle,” Journal of Personality and
 Social Psychology, 53, pp.497-509.
Fleming, L. (2004), “Perfecting Cross- Pollination,” Harvard Business
 Review, 82(9), pp.22-24.
Girotra, K., Terwiesch, C., & Ulrich, K. T. (2010) “Idea Generation and
 the Quality of the Best Idea,” Management Science, 56(4), pp.591-605.
Granovetter, M. S. (1973) “The Strength of Weak Ties,” American
 journal of sociology, 78(6), pp.1360-1380.
Hey, J., Joyce, C. K., Jennings, K. E., Kalil, T., & Grossman, J. (2009)
 “Putting the Discipline in Interdisciplinary: Using Speedstorming toTeach
 and I nitiate Creative Collaboration in Nanoscience,”Journal of
 Nanoscience Education, 1(1), pp.75-85.
Joyce, C. K., Jennings, K. E., Hey, J., Grossman, J. C., & Kalil, T. (2010)
 “Getting Down to Business: Using Speedstorming to Initiate Creative
 C ross-Disciplinary Collaboration,” Creativity and Innovation
 Management,19(1), pp.57-67.
Kelley, T., & Kelley, D. (2013) Creative Confidence: Unleashing the
 Creative Potential Within Us All, New York:Crown Business. (千葉敏
 生訳『クリエイティブ・マインドセット:想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異
 の思考法』日経BP社, 2014)
Mullen, B., Johnson, C., & Salas, E. (1991) “Productivity Loss in Brainstorming
 Groups: A Meta-analytic Integration,” Basic and applied social
 psychology, 12(1), pp.3-23.
Owen, H. (1997) Open Space Technology: A User’s Guide, San Francisco:
 Berrett−Koehler Publishers.
Reason, P. & Bradbury, H. (2007) Handbook of Action Research: Participative
 Inquiry and Practice 2nd, London: Sage.
Reichheld, F. F. (2003) “The One Number You Need to Grow,” Harvard
 Business Review, 81(12), pp.46-55.
Ries, E. (2011) The Lean Startup: How Today’s Entrepreneurs Use
 Continuous Innovation to Create Radically Successful Businesses,
 New York: Crown Business. (井口耕二訳『リーン・スタートアップ:ムダの
 ない起業プロセスでイノベーションを生みだす』日経BP社, 2012)
Sawyer, K. (2007) Group Genius: The Creative Power of Collaboration ,
 New York: BasicBooks.
Stringer, E. T. (2007) Action Research 3rd, Thousand Oaks, CA: Sage. (目
 黒輝美・磯部卓三監訳『アクション・リサーチ』フィリア, 2012).
Sutton, R. I., & Hargadon, A (1996) “Brainstorming Groups in Context:
 E f f e c t i v e n e s s i n A P r o d u c t D e s i g n F i r m , ” A d m i n i s t r a t i v e
 Science Quarterly, pp.685-718.
Takagi Soichiro. (2014) “Research Note: An Introduction to the Economic
 Analysis of Open Data,” The Review of Socionetwork Strategies, 8(2),
 pp.119-128.
株式会社 CCL (2014)「アイデアソン & ハッカソン運営ガイドブック」.
 http://www.slideshare.net/cc-lab/ss-30240834 (2015年12月30日)
佐々木宏 (2015)「アイデアソン・ジャーニーと成功の軌跡」『富士通総研オピ
 ニオン』. http://www.fujitsu.com/jp/group/fri/column/opinion/ (2015
 年9月25日アクセス)
須藤順 (2014)「Co-Creation(共創)を生み出す新たな手法『ハッカソン
 &アイデアソン』」『Build Insider』. http://www.buildinsider.net/hub/
 hackideathon (2015年10月5日アクセス)
藤井信忠(2015)「アイデアのかけ算でうまれる集合知:学生・社会人の共創
 プ ロジェクトから分 かったこと」『あした のコミュニ ティーラボ』.
 http://www.ashita-lab.jp/activities/5860/ (2015年12月30日アクセス)
あしたのコミュニティーラボ ホームページ(www.ashita-lab.jp, 2015年
 12月30日アクセス)

More Related Content

Similar to コ・クリエーションにおけるアイデアソンの可能性: 高知県での取り組みから

MiMoS大垣サテライト活動報告
MiMoS大垣サテライト活動報告MiMoS大垣サテライト活動報告
MiMoS大垣サテライト活動報告Ryo Hara
 
地域タブレットPc活用プロジェクト
地域タブレットPc活用プロジェクト地域タブレットPc活用プロジェクト
地域タブレットPc活用プロジェクトShigeki Yokoi
 
20200610_トナリノ広報部「誰に向けて届ける?」 ステークホルダーを 分解して考えるワークショップ
20200610_トナリノ広報部「誰に向けて届ける?」 ステークホルダーを 分解して考えるワークショップ20200610_トナリノ広報部「誰に向けて届ける?」 ステークホルダーを 分解して考えるワークショップ
20200610_トナリノ広報部「誰に向けて届ける?」 ステークホルダーを 分解して考えるワークショップきてん企画室
 
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 案内(2012/2/7)
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 案内(2012/2/7)NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 案内(2012/2/7)
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 案内(2012/2/7)裕樹 杉浦
 
250803 文殊の知恵アイデアソン資料
250803 文殊の知恵アイデアソン資料250803 文殊の知恵アイデアソン資料
250803 文殊の知恵アイデアソン資料Tomihiko Azuma
 
【UDC2015】オープンガバメント推進協議会 - 川口陽海
【UDC2015】オープンガバメント推進協議会 - 川口陽海【UDC2015】オープンガバメント推進協議会 - 川口陽海
【UDC2015】オープンガバメント推進協議会 - 川口陽海CSISi
 
20141025 三四郎会報告会
20141025 三四郎会報告会20141025 三四郎会報告会
20141025 三四郎会報告会Akihiro Nonaka
 
地域コニュニティとオープンデータ
地域コニュニティとオープンデータ地域コニュニティとオープンデータ
地域コニュニティとオープンデータHiroshi Omata
 
UDC2020イントロダクション
UDC2020イントロダクションUDC2020イントロダクション
UDC2020イントロダクションCSISi
 
Corporations and community
Corporations and communityCorporations and community
Corporations and communityYukie Tamagawa
 
1 2 introduction
1 2 introduction1 2 introduction
1 2 introductionCSISi
 
アーバンデータチャレンジ2016開催に向けて
アーバンデータチャレンジ2016開催に向けてアーバンデータチャレンジ2016開催に向けて
アーバンデータチャレンジ2016開催に向けてCSISi
 
オープンデータ自治体サミット分科会1(総括)
オープンデータ自治体サミット分科会1(総括)オープンデータ自治体サミット分科会1(総括)
オープンデータ自治体サミット分科会1(総括)OCJ 藤井
 
産学官共同プロジェクト 次世代型学びプロジェクト「ひの@平山小」 説明会資料
産学官共同プロジェクト 次世代型学びプロジェクト「ひの@平山小」 説明会資料産学官共同プロジェクト 次世代型学びプロジェクト「ひの@平山小」 説明会資料
産学官共同プロジェクト 次世代型学びプロジェクト「ひの@平山小」 説明会資料Kenichi Nagai
 
チャリティーサンタ清輔夏輝(分科会A)
チャリティーサンタ清輔夏輝(分科会A)チャリティーサンタ清輔夏輝(分科会A)
チャリティーサンタ清輔夏輝(分科会A)Toshiaki Goibuchi
 
東京オープンデータデイ第4班:広報紙のデータがオープンになると市民がどんなふうに使えるか
東京オープンデータデイ第4班:広報紙のデータがオープンになると市民がどんなふうに使えるか東京オープンデータデイ第4班:広報紙のデータがオープンになると市民がどんなふうに使えるか
東京オープンデータデイ第4班:広報紙のデータがオープンになると市民がどんなふうに使えるかTomihiko Azuma
 

Similar to コ・クリエーションにおけるアイデアソンの可能性: 高知県での取り組みから (20)

MiMoS大垣サテライト活動報告
MiMoS大垣サテライト活動報告MiMoS大垣サテライト活動報告
MiMoS大垣サテライト活動報告
 
Sdnj meetup 20180814
Sdnj meetup 20180814Sdnj meetup 20180814
Sdnj meetup 20180814
 
地域タブレットPc活用プロジェクト
地域タブレットPc活用プロジェクト地域タブレットPc活用プロジェクト
地域タブレットPc活用プロジェクト
 
20200610_トナリノ広報部「誰に向けて届ける?」 ステークホルダーを 分解して考えるワークショップ
20200610_トナリノ広報部「誰に向けて届ける?」 ステークホルダーを 分解して考えるワークショップ20200610_トナリノ広報部「誰に向けて届ける?」 ステークホルダーを 分解して考えるワークショップ
20200610_トナリノ広報部「誰に向けて届ける?」 ステークホルダーを 分解して考えるワークショップ
 
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 案内(2012/2/7)
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 案内(2012/2/7)NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 案内(2012/2/7)
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 案内(2012/2/7)
 
250803 文殊の知恵アイデアソン資料
250803 文殊の知恵アイデアソン資料250803 文殊の知恵アイデアソン資料
250803 文殊の知恵アイデアソン資料
 
【UDC2015】オープンガバメント推進協議会 - 川口陽海
【UDC2015】オープンガバメント推進協議会 - 川口陽海【UDC2015】オープンガバメント推進協議会 - 川口陽海
【UDC2015】オープンガバメント推進協議会 - 川口陽海
 
20141025 三四郎会報告会
20141025 三四郎会報告会20141025 三四郎会報告会
20141025 三四郎会報告会
 
地域コニュニティとオープンデータ
地域コニュニティとオープンデータ地域コニュニティとオープンデータ
地域コニュニティとオープンデータ
 
UDC2020イントロダクション
UDC2020イントロダクションUDC2020イントロダクション
UDC2020イントロダクション
 
Corporations and community
Corporations and communityCorporations and community
Corporations and community
 
1 2 introduction
1 2 introduction1 2 introduction
1 2 introduction
 
高齢社会デザイン論
高齢社会デザイン論高齢社会デザイン論
高齢社会デザイン論
 
Polipro1204
Polipro1204Polipro1204
Polipro1204
 
アーバンデータチャレンジ2016開催に向けて
アーバンデータチャレンジ2016開催に向けてアーバンデータチャレンジ2016開催に向けて
アーバンデータチャレンジ2016開催に向けて
 
オープンデータ自治体サミット分科会1(総括)
オープンデータ自治体サミット分科会1(総括)オープンデータ自治体サミット分科会1(総括)
オープンデータ自治体サミット分科会1(総括)
 
産学官共同プロジェクト 次世代型学びプロジェクト「ひの@平山小」 説明会資料
産学官共同プロジェクト 次世代型学びプロジェクト「ひの@平山小」 説明会資料産学官共同プロジェクト 次世代型学びプロジェクト「ひの@平山小」 説明会資料
産学官共同プロジェクト 次世代型学びプロジェクト「ひの@平山小」 説明会資料
 
チャリティーサンタ清輔夏輝(分科会A)
チャリティーサンタ清輔夏輝(分科会A)チャリティーサンタ清輔夏輝(分科会A)
チャリティーサンタ清輔夏輝(分科会A)
 
東京オープンデータデイ第4班:広報紙のデータがオープンになると市民がどんなふうに使えるか
東京オープンデータデイ第4班:広報紙のデータがオープンになると市民がどんなふうに使えるか東京オープンデータデイ第4班:広報紙のデータがオープンになると市民がどんなふうに使えるか
東京オープンデータデイ第4班:広報紙のデータがオープンになると市民がどんなふうに使えるか
 
地域の自走を促す 共創メソッドによる事業実施支援
地域の自走を促す 共創メソッドによる事業実施支援地域の自走を促す 共創メソッドによる事業実施支援
地域の自走を促す 共創メソッドによる事業実施支援
 

More from jun_suto

2023 High School Student Project in Shimanto Town
2023 High School Student Project in Shimanto Town2023 High School Student Project in Shimanto Town
2023 High School Student Project in Shimanto Townjun_suto
 
令和5年度_サステナブルツーリズムセミナー_ビジュアルレポート(公開用).pdf
令和5年度_サステナブルツーリズムセミナー_ビジュアルレポート(公開用).pdf令和5年度_サステナブルツーリズムセミナー_ビジュアルレポート(公開用).pdf
令和5年度_サステナブルツーリズムセミナー_ビジュアルレポート(公開用).pdfjun_suto
 
231021_40010_communitybusiness_workshop_vol.2.pdf
231021_40010_communitybusiness_workshop_vol.2.pdf231021_40010_communitybusiness_workshop_vol.2.pdf
231021_40010_communitybusiness_workshop_vol.2.pdfjun_suto
 
230923_40010_communitybusiness_workshop_vol.1.pdf
230923_40010_communitybusiness_workshop_vol.1.pdf230923_40010_communitybusiness_workshop_vol.1.pdf
230923_40010_communitybusiness_workshop_vol.1.pdfjun_suto
 
231022_アントレ入門ビジュアルレポート.pdf
231022_アントレ入門ビジュアルレポート.pdf231022_アントレ入門ビジュアルレポート.pdf
231022_アントレ入門ビジュアルレポート.pdfjun_suto
 
230902_40010_challenge_vol.4.pdf
230902_40010_challenge_vol.4.pdf230902_40010_challenge_vol.4.pdf
230902_40010_challenge_vol.4.pdfjun_suto
 
230729_40010_challenge_col.3.pdf
230729_40010_challenge_col.3.pdf230729_40010_challenge_col.3.pdf
230729_40010_challenge_col.3.pdfjun_suto
 
230628_40010_challenge_vol.1.pdf
230628_40010_challenge_vol.1.pdf230628_40010_challenge_vol.1.pdf
230628_40010_challenge_vol.1.pdfjun_suto
 
230701_40010_challenge_vol.2.pdf
230701_40010_challenge_vol.2.pdf230701_40010_challenge_vol.2.pdf
230701_40010_challenge_vol.2.pdfjun_suto
 
221231_SDGsツーリズム実施報告書.pdf
221231_SDGsツーリズム実施報告書.pdf221231_SDGsツーリズム実施報告書.pdf
221231_SDGsツーリズム実施報告書.pdfjun_suto
 
2019FY_Socialentrepreneurship_visual report.pdf
2019FY_Socialentrepreneurship_visual report.pdf2019FY_Socialentrepreneurship_visual report.pdf
2019FY_Socialentrepreneurship_visual report.pdfjun_suto
 
230628_40010_challenge_vol.1.pdf
230628_40010_challenge_vol.1.pdf230628_40010_challenge_vol.1.pdf
230628_40010_challenge_vol.1.pdfjun_suto
 
211204 40010innovator visualreport_vol.5
211204 40010innovator visualreport_vol.5211204 40010innovator visualreport_vol.5
211204 40010innovator visualreport_vol.5jun_suto
 
211106 40010innovator visualreport_vol.4
211106 40010innovator visualreport_vol.4211106 40010innovator visualreport_vol.4
211106 40010innovator visualreport_vol.4jun_suto
 
211004 ⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
211004 ⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)211004 ⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
211004 ⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)jun_suto
 
210916⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
210916⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)210916⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
210916⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)jun_suto
 
211002 40010innovator visualreport_vol.3
211002 40010innovator visualreport_vol.3211002 40010innovator visualreport_vol.3
211002 40010innovator visualreport_vol.3jun_suto
 
210821 40010innovator visualreport_vol.2
210821 40010innovator visualreport_vol.2210821 40010innovator visualreport_vol.2
210821 40010innovator visualreport_vol.2jun_suto
 
210818_⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
210818_⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)210818_⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
210818_⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)jun_suto
 
210731 40010innovator visualreport_vol.1
210731 40010innovator visualreport_vol.1210731 40010innovator visualreport_vol.1
210731 40010innovator visualreport_vol.1jun_suto
 

More from jun_suto (20)

2023 High School Student Project in Shimanto Town
2023 High School Student Project in Shimanto Town2023 High School Student Project in Shimanto Town
2023 High School Student Project in Shimanto Town
 
令和5年度_サステナブルツーリズムセミナー_ビジュアルレポート(公開用).pdf
令和5年度_サステナブルツーリズムセミナー_ビジュアルレポート(公開用).pdf令和5年度_サステナブルツーリズムセミナー_ビジュアルレポート(公開用).pdf
令和5年度_サステナブルツーリズムセミナー_ビジュアルレポート(公開用).pdf
 
231021_40010_communitybusiness_workshop_vol.2.pdf
231021_40010_communitybusiness_workshop_vol.2.pdf231021_40010_communitybusiness_workshop_vol.2.pdf
231021_40010_communitybusiness_workshop_vol.2.pdf
 
230923_40010_communitybusiness_workshop_vol.1.pdf
230923_40010_communitybusiness_workshop_vol.1.pdf230923_40010_communitybusiness_workshop_vol.1.pdf
230923_40010_communitybusiness_workshop_vol.1.pdf
 
231022_アントレ入門ビジュアルレポート.pdf
231022_アントレ入門ビジュアルレポート.pdf231022_アントレ入門ビジュアルレポート.pdf
231022_アントレ入門ビジュアルレポート.pdf
 
230902_40010_challenge_vol.4.pdf
230902_40010_challenge_vol.4.pdf230902_40010_challenge_vol.4.pdf
230902_40010_challenge_vol.4.pdf
 
230729_40010_challenge_col.3.pdf
230729_40010_challenge_col.3.pdf230729_40010_challenge_col.3.pdf
230729_40010_challenge_col.3.pdf
 
230628_40010_challenge_vol.1.pdf
230628_40010_challenge_vol.1.pdf230628_40010_challenge_vol.1.pdf
230628_40010_challenge_vol.1.pdf
 
230701_40010_challenge_vol.2.pdf
230701_40010_challenge_vol.2.pdf230701_40010_challenge_vol.2.pdf
230701_40010_challenge_vol.2.pdf
 
221231_SDGsツーリズム実施報告書.pdf
221231_SDGsツーリズム実施報告書.pdf221231_SDGsツーリズム実施報告書.pdf
221231_SDGsツーリズム実施報告書.pdf
 
2019FY_Socialentrepreneurship_visual report.pdf
2019FY_Socialentrepreneurship_visual report.pdf2019FY_Socialentrepreneurship_visual report.pdf
2019FY_Socialentrepreneurship_visual report.pdf
 
230628_40010_challenge_vol.1.pdf
230628_40010_challenge_vol.1.pdf230628_40010_challenge_vol.1.pdf
230628_40010_challenge_vol.1.pdf
 
211204 40010innovator visualreport_vol.5
211204 40010innovator visualreport_vol.5211204 40010innovator visualreport_vol.5
211204 40010innovator visualreport_vol.5
 
211106 40010innovator visualreport_vol.4
211106 40010innovator visualreport_vol.4211106 40010innovator visualreport_vol.4
211106 40010innovator visualreport_vol.4
 
211004 ⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
211004 ⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)211004 ⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
211004 ⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
 
210916⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
210916⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)210916⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
210916⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
 
211002 40010innovator visualreport_vol.3
211002 40010innovator visualreport_vol.3211002 40010innovator visualreport_vol.3
211002 40010innovator visualreport_vol.3
 
210821 40010innovator visualreport_vol.2
210821 40010innovator visualreport_vol.2210821 40010innovator visualreport_vol.2
210821 40010innovator visualreport_vol.2
 
210818_⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
210818_⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)210818_⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
210818_⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)
 
210731 40010innovator visualreport_vol.1
210731 40010innovator visualreport_vol.1210731 40010innovator visualreport_vol.1
210731 40010innovator visualreport_vol.1
 

Recently uploaded

ROMS_recruting_deck_for_website_20240322.pdf
ROMS_recruting_deck_for_website_20240322.pdfROMS_recruting_deck_for_website_20240322.pdf
ROMS_recruting_deck_for_website_20240322.pdfhirokisawa3
 
HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント_ご紹介資料_Saleshub掲載用
HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント_ご紹介資料_Saleshub掲載用HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント_ご紹介資料_Saleshub掲載用
HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント_ご紹介資料_Saleshub掲載用wataruhonda3
 
20240318_case___________________________
20240318_case___________________________20240318_case___________________________
20240318_case___________________________i Smart Technologies
 
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~事業内容~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~事業内容~         2024年版株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~事業内容~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~事業内容~         2024年版DIGITAL VORN
 
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料_2024年4月11日更新(採用資料).pdf
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料_2024年4月11日更新(採用資料).pdf【株式会社オプティマインド】会社紹介資料_2024年4月11日更新(採用資料).pdf
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料_2024年4月11日更新(採用資料).pdf株式会社オプティマインド
 
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~カルチャー~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~カルチャー~         2024年版株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~カルチャー~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~カルチャー~         2024年版DIGITAL VORN
 
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料(2024年04月更新)_中途採用.pdf
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料(2024年04月更新)_中途採用.pdf【株式会社オプティマインド】会社紹介資料(2024年04月更新)_中途採用.pdf
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料(2024年04月更新)_中途採用.pdf株式会社オプティマインド
 
Sportip, Inc. Company Deck 2024|株式会社Sportip紹介資料
Sportip, Inc. Company Deck 2024|株式会社Sportip紹介資料Sportip, Inc. Company Deck 2024|株式会社Sportip紹介資料
Sportip, Inc. Company Deck 2024|株式会社Sportip紹介資料ssuser5a38bf
 
20240209_case___________________________
20240209_case___________________________20240209_case___________________________
20240209_case___________________________i Smart Technologies
 
株式会社ベクトル総研会社概要 Vector Research Institute (VRI) Corporate Profile
株式会社ベクトル総研会社概要 Vector Research Institute (VRI) Corporate Profile株式会社ベクトル総研会社概要 Vector Research Institute (VRI) Corporate Profile
株式会社ベクトル総研会社概要 Vector Research Institute (VRI) Corporate Profilevrihomepage
 
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~その他の働く環境~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~その他の働く環境~         2024年版株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~その他の働く環境~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~その他の働く環境~         2024年版DIGITAL VORN
 
「育て」「動かし」「評価する」PRMツール。「PartnerProp」パートナープロップサービス資料
「育て」「動かし」「評価する」PRMツール。「PartnerProp」パートナープロップサービス資料「育て」「動かし」「評価する」PRMツール。「PartnerProp」パートナープロップサービス資料
「育て」「動かし」「評価する」PRMツール。「PartnerProp」パートナープロップサービス資料inoue13
 
20240319_case___________________________
20240319_case___________________________20240319_case___________________________
20240319_case___________________________i Smart Technologies
 
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~仕事内容~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~仕事内容~         2024年版株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~仕事内容~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~仕事内容~         2024年版DIGITAL VORN
 

Recently uploaded (15)

ROMS_recruting_deck_for_website_20240322.pdf
ROMS_recruting_deck_for_website_20240322.pdfROMS_recruting_deck_for_website_20240322.pdf
ROMS_recruting_deck_for_website_20240322.pdf
 
HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント_ご紹介資料_Saleshub掲載用
HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント_ご紹介資料_Saleshub掲載用HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント_ご紹介資料_Saleshub掲載用
HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント_ご紹介資料_Saleshub掲載用
 
20240318_case___________________________
20240318_case___________________________20240318_case___________________________
20240318_case___________________________
 
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~事業内容~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~事業内容~         2024年版株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~事業内容~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~事業内容~         2024年版
 
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料_2024年4月11日更新(採用資料).pdf
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料_2024年4月11日更新(採用資料).pdf【株式会社オプティマインド】会社紹介資料_2024年4月11日更新(採用資料).pdf
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料_2024年4月11日更新(採用資料).pdf
 
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~カルチャー~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~カルチャー~         2024年版株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~カルチャー~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~カルチャー~         2024年版
 
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料(2024年04月更新)_中途採用.pdf
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料(2024年04月更新)_中途採用.pdf【株式会社オプティマインド】会社紹介資料(2024年04月更新)_中途採用.pdf
【株式会社オプティマインド】会社紹介資料(2024年04月更新)_中途採用.pdf
 
Sportip, Inc. Company Deck 2024|株式会社Sportip紹介資料
Sportip, Inc. Company Deck 2024|株式会社Sportip紹介資料Sportip, Inc. Company Deck 2024|株式会社Sportip紹介資料
Sportip, Inc. Company Deck 2024|株式会社Sportip紹介資料
 
20240209_case___________________________
20240209_case___________________________20240209_case___________________________
20240209_case___________________________
 
Japan IT Week 2024 Brochure by 47Billion
Japan IT Week 2024 Brochure by 47BillionJapan IT Week 2024 Brochure by 47Billion
Japan IT Week 2024 Brochure by 47Billion
 
株式会社ベクトル総研会社概要 Vector Research Institute (VRI) Corporate Profile
株式会社ベクトル総研会社概要 Vector Research Institute (VRI) Corporate Profile株式会社ベクトル総研会社概要 Vector Research Institute (VRI) Corporate Profile
株式会社ベクトル総研会社概要 Vector Research Institute (VRI) Corporate Profile
 
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~その他の働く環境~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~その他の働く環境~         2024年版株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~その他の働く環境~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~その他の働く環境~         2024年版
 
「育て」「動かし」「評価する」PRMツール。「PartnerProp」パートナープロップサービス資料
「育て」「動かし」「評価する」PRMツール。「PartnerProp」パートナープロップサービス資料「育て」「動かし」「評価する」PRMツール。「PartnerProp」パートナープロップサービス資料
「育て」「動かし」「評価する」PRMツール。「PartnerProp」パートナープロップサービス資料
 
20240319_case___________________________
20240319_case___________________________20240319_case___________________________
20240319_case___________________________
 
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~仕事内容~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~仕事内容~         2024年版株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~仕事内容~         2024年版
株式会社デジタルフォルン_会社説明資料~仕事内容~         2024年版
 

コ・クリエーションにおけるアイデアソンの可能性: 高知県での取り組みから