福岡の地域公共交通における
GTFS-JPデータ活用の新たな展開
九州産業大学 理工学部 情報科学科 教授
地域公共交通運行管理支援グループ 代表
稲永 健太郎 いねなが けんたろう
公共交通オープンデータ最前線 in インターナショナルオープンデータデイ2021
セッション「地域での取り組み」
2021年 3月 6日(土)@ Zoom
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ICTを使って
地域公共交通の“アップデート”に貢献する
九州産業大学地域公共交通運行管理支援グループ
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地域公共交通運行管理支援システム(2020年度発表時)
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地域公共交通運行管理支援システム
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地域公共交通運行管理支援システム
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利便性向上に向けた
交通基盤データ整備
支援実績
• 2020年度:1(2)市1町
– 飯塚市(宮若市)
• 共同運行路線 一般公開
– 久山町
• Googleへの公開
– 他市町(一部を除く)のデータ
更新対応
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データ整備
福岡県でのオープンデータ化支援
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GTFS.JP https://www.gtfs.jp/
GTFS-JPデータ作成支援Webツール MIYA-WAKA
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データ“自作”に向けた取組み
地域公共交通運行管理支援システム
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現状把握のための
“見える化”調査
支援実績
• 2020年度:1市3町
– 車内アンケート調査 ※現在中断
• 古賀市 久山町 須恵町
– 乗降客数調査
• 古賀市 久山町 新宮町
• 調査の効果
– 施策の基礎データとして活用
– 交通が抱える問題を共有
– 市町担当者の意識を変える(運行業
務への積極的なアクションへの)
きっかけや新たな気付きを提供
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“見える化”調査
乗降客数記録アプリ SHINGU
• 乗降客数記録に特化 / 安全運行優先
• 運転士が操作
• 停留所停車時に乗客数/降客数をそれぞれ入力
• 車両が走行し始めると
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– 直近停留所の乗降客数データを送信&1
便計数に加算
• 計数器の場合とほぼ同じ手数で取得
データ量増
• 便特定機能追加版 SHINGU++
– 調査データ解析・バスロケ対応
乗降客数表示Webアプリ
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表示例:久山町コミュニティバス乗降客数データおよび
国土数値情報 500mメッシュ別将来推計人口(H30国政局推計)
地域公共交通運行管理支援システム
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安心な公共交通利用に向けた
運行の“見える化”
コロナ禍における地域公共交通への貢献
• 自治体/交通事業者と他分野企業との“橋渡し”役
• 開発システムを基盤とした新たな取組み
–システム活用による充実したリアルタイム情報の提供
• 混雑状況(安心情報)、遅延状況、運休情報
• 次年度、須恵町と連携して コミバスIT実装への挑戦
–システムの利用による運行改善の促進
• 新規購入車両サイズやモード変更(デマンド交通の導入)の提案
• 交通事業者(地域基盤企業)へのICTサポート
–システムを介在した自治体間広域運行への働きかけ
• 運営の効率改善を目指す共同運営形態の提案
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バスロケーションシステム
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新宮町コミュニティバスへの
3月本格導入に向け最終調整中
来年度他市町コミバスにも導入予定
GTFSリアルタイムへの展開予定
イメージ図
IoT セ ン サ ー を
使った車内CO2
濃度計測
コミュニティバスへの IT実装
車内案内情報表示
@乗務員背面部ディスプレイ
運行時刻・路線案内
デジタルサイネージ
@交通結節点施設
デマンド交通向け運行管理システム
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システムの簡易化&高齢者見守り
ICTを使って
地域公共交通の“アップデート”に貢献する
九州産業大学地域公共交通運行管理支援グループ
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福岡の地域公共交通におけるGTFS-JPデータ活用の新たな展開