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富山大学 研究推進部 学術コンテンツ課長(附属図書館)
野中雄司
~全国的な活動と自組織での試行錯誤から
成長(ヘンカク)していける環境構築を考える~
第109回 全国図書館大会 岩手大会
第2分科会 大学・短大・高専図書館
「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方」
令和5年11月17日(金)
@いわて県民情報交流センター(アイーナ)
50 Slides
大学図書館をDXする
ヘンカク
本日ここにいるいきさつ
2
吉植さん(第二分科会コーディネーター)からのお題
大学図書館のDXをテーマの一つにしたいと考
えています。国立大学図書館協会システム委
員会で運用している「図書館をDXする」を切
り口としてお話ししてくれませんか?
(中で少し相談)それでは私からお話させて
いただきます~
また、人材育成もテーマにしていますので、
そこも含めて!
わかりましたー。「図書館をDXする」のこと
と、富山大学での実践からお話してみたいと
思います!
自己紹介
3
1
全国的なヘンカクのための支援活動の紹介
(「図書館をDXする」サイト構築とその狙い)
そもそも大学図書館のヘンカクとは?大学
図書館とは?
ヘンカクしやすい環境作りとその先へ
2
4
5
3
本日の
シナリオ
自組織での試行錯誤
自己紹介
1
自己紹介
5
北海道大学
附属図書館
13年
係員10年
係長3年
室蘭工業大学
附属図書館
3年
係長3年
富山大学
附属図書館
3年目
課長3年目
東京大学
附属図書館
4年
係長4年
6
7
8
富山大学附属図書館
9
2005年に、富山大学、富山医科薬科大学及び高岡短期大学を再
編・統合し、富山大学(9学部の総合大学)となる。
そのため3つのキャンパスに3つの立派な図書館
富山大学附属図書館の職員構成
10
学術コンテンツ課(いわゆる附属図書館担当)
(総勢24名)
課長1名、課長補佐2名、係長6名、
係員9名、事務補佐員6名
(総務係と事務補佐員以外のいわゆる図書系職員
[課移動は原則なし] は15人)
国立大学図書館協会(JANUL)システム委員会
11
総合⽬録データベースをはじめとする、
他機関と連携した学術情報システムを⾼度化することにより、
知の総体を対象として、
必要な情報が効率的・網羅的・安定的・
継続的に発⾒できる環境を
実現するための企画⽴案等
を⾏う。
国立大学図書館協会システム委員会
12
事例調査・意識調査班
システム事例共有WG
ワークフロー班
資料・情報アクセス検討WG
システム委員会
ミッション
未来の図書館サービス、
ワークフローについて
身近な課題から検討
課題解決や対話の「場」を
企画・実施
協働と共有
全国的なヘンカクのための支援活動の紹介
(「図書館をDXする」サイト構築とその狙い)
2
改めてDXとは何ぞや
14
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データと
デジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、
製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、
業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を
変革し、競争上の優位性を確立すること。
経済産業省施策において、DXの定義を以下のとおりとしている。
出典:経済産業省「デジタルガバナンス・コード2.0」(令和4年9月31日改訂)
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dgc/dgc2.pdf
「図書館をDX(ヘンカク)する」サイト
15
「図書館をDX(ヘンカク)する」
https://www.janul.jp/ja/projects/sisc/dx_henkaku
DXとは
ヘンカクである!
「図書館をDX(ヘンカク)する」サイト
16
本ページは、委員会活動で収集したシステム事例や、委員会で実施した先
行館や図書館システムベンダーへのインタビュー、勉強会等について、具
体的で詳細な記録を掲載・共有し、会員館の課題解決につなげることを目
的としています。
そのため、各事例・情報は会員用ページ内限定公開となっています。ただ
し、各コンテンツの概要は一般公開しており、Google等の検索エンジンか
らでも発見できます。これにより探しやすく、かつ、概要だけでも会員館
以外の方にも広く知っていただき大学図書館界の活性化に繋がることも期
待しています。
JANULお知らせ「「図書館をDX(ヘンカク)する」ページを公開しました」より
https://www.janul.jp/ja/news/20230901
立ち上げの経緯(それじゃ、何する?(R3当初議論))
17
前委員会が有益な
報告書を作成して
いるよね。
引き続き
学術情報システムの
高度化を検討することが
本流かな。
ただ、加えて
実際に実施していく
(手を動かす)
ことが重要では?
「手を動かしていく」ために何をすべきで、何が足りないか?
18
対話の「場」が
足りない?
対話の機会を増やそう!まずはみんなの考えを聞いてみよう!
前線の
各機関が
考えるべき
でも一人じゃ…
力の結集
が必要
まずは
「悩みや疑問」
の収集
事例の共有
まずは
「描きたい未来」
の収集
真の目的
19
対話を増やそう!
を実現させるための事例共有
そしてそれをベースとし
交流、対話の機会を増加させ
ヘンカクを行う土台を作る
急がば回れ!
やってみたこと(2つの調査)R3,R5の2回実施
20
皆さんの身近な
システム改善事例
(ちょっとした工夫や
新しい取組み)について、
差し支えなければ
他の図書館のため
ぜひ共有をお願いします!
(組織での回答)
やってみたこと(2つの調査) R3,R5の2回実施
21
国立大学図書館協会のコミュニティの力で、
会員館に所属するスタッフがもっている悩
みや疑問について少しでも実際に解決して
いくことを目的に、広くシステムに関する
意識調査(困っていること、知りたいこと、
やりたいこと、描きたい未来等)をさせて
いただきます。
(個人での回答)
課題解決や対話の「場」の企画・実施
22
2つの調査からピックアップし、多様な対話の「場」を企画
事例の共有 座談会
先行館
インタビュー
ミニ勉強会
関係者
インタビュー
ミニ
ワークショップ
実施例
23
実施例
24
真の目的とその先への挑戦
25
そのためにシステム委員会は現場スタッフが館を超えて
もっと対話や情報共有できる「場」を提供していく
館 → +人
のコミュニティへ
私たちのコミュニティはもっと可能性がある
26
私たちは力を結集すればもっともっと躍動できるはず
図書館や学術情報流通の課題は世界共通だが、ある程度の規模の
閉じられた空間で密な対話をしていくことも必要なのではないか
類似性と親近感
図書館いう類似性、親近感
コミュニティ結集の
ポテンシャルは高いのでは
伝統と革新
これまでの蓄積
オープンサイエンスのような
新しい概念へのチャレンジ
挑戦していきたいこと
27
創造やヘンカクは
対話から生まれると
信じている
この素晴らしいコミュニティをもっと活用できる環境作りに挑戦していきたい!
情報共有を
ベースとした
対話の「場」を
企画・実施
そもそも大学図書館のヘンカクとは?
大学図書館とは?
3
そもそも大学図書館のヘンカクとは?
29
全国的な対話の機会創出も大事だが、当然、まずは大
学での活動がベースとなる。
そもそもオープンサイエンス時代における大学図書館
のヘンカクとは何か?何を目指すのか?
そもそも大学図書館とは?大学図書館職員とは?
悩み(図書館とは?図書館職員とは?)
30
図書館って、館(建物)のことなの?
それとも何かの機能のことなの?
さらに
図書館職員、大学図書館職員って何者なの?
専門試験を独自にしてまで採用するに値する
人たちなの?
先輩からのお言葉
31
オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議のまとめ)
2.オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について
(3)上記機能やサービスの実現に求められる人材について
• 「デジタル・ライブラリー」を実現する上で大学図書館職員に求められる知識やスキ
ルについて整理・検討する。それに応じ、大学図書館職員の専門資格として新たな認
定制度の構築や、既存の履修プログラムの活用等を進め、専門職としての能力開発の
促進、新たなキャリアパスの形成など、構造的な課題を解消する組織体制や制度を構
築する。
• 今後の大学図書館の役割を明確にし、それに基づく業務の再構築の考え方を踏まえ、
各大学は、大学全体における人的資源配分の見直しや教育・研究推進体制の構築等と
連動する形で、大学図書館に専門人材を配置できるよう組織体制と人的資源配分を見
直す。
現場の試行錯誤と共に連環して形作られていく
32
先輩からの言葉は、当然きちんと受け止めるべき
だが、それをきちんと咀嚼しつつも、自分たちを
どう位置付け、何をしていくか、を考え実践して
いくのが現場の自分たちの役割、かなと。
待っているのではなく、現場での試行錯誤が必要
では。その連環により形作られていくのでは
図書館とは?
33
図書館=「知識を伝播する」プロである図書館職員そのもの
「図書館がすべてに通じる教育の手段
であり、教育に役立つすべてのものを
集め、自由に伝達し、これらの手段と
ともに知識を伝播する」ことである。
これは全ての図書館に内在するいわば
「内なる人」であり、「永遠でありす
べてに行き渡り、断固として不動、そ
して常に同じである。」
第五法則 図書館は成長する有機体である(A Library is a Growing Organism)
吉植庄栄「S.R.ランガナタンと『図書館学の五法則』を学ぶ」
令和4年度日本図書館協会図書館政策セミナーより
私自身の図書館で働くことに対する思い
34
戦争や貧困、世界の不幸なことは
無知から始まっているのではないか
知の拠点である図書館で働き、
世界の発展や平和に貢献したい
大学図書館職員とは?
35
大学は世界の発展への貢献の中でも特に科学の発展のために
大学図書館職員は、「知識を伝播する」プロである
知見を活かし、広く科学の発展のために貢献するこ
とも視野に入れてもよいのではないのか?
(知識の伝播だけにとどまる必要はないのでは)
大学図書館
職員とは
(私見)
自組織での試行錯誤
4
研究情報システム(Current Research Information System:CRIS)
37
• 学術コンテンツ課で
所掌
• いわゆる研究者情報
データベース
学術コンテンツ課
(≒大学図書館職員)
として
取り組んでみたこと
ハイ・インパクトジャーナルへのAPC支援
38
現在準備中
• 学術コンテンツ課で
所掌
• 転換契約だけではな
く、ハイ・インパク
トジャーナルへの
APC支援も担当
• Readだけではなく、
Publishへの支援
研究IRや分析ツール(SciVal)
39
• 学術コンテンツ課で
所掌
• 研究IR部門の一員と
して
• 学長や執行部から直
接分析を依頼される
Japan Institutional Gateway (F1000Research gateway)
40
• 学術コンテンツ課で
所掌
• 新しい出版形態にも
我々でコミット
研究データポリシーの策定
41
• 学術コンテンツ課が
中心となり策定作業
中
• 研究推進部署や情報
部署から人を出して
もらってチームを
作って対応中
現在準備中
取り組んでみたこと まとめ
42
• 我々(大学図書館職員)にしかできないことや得意だ
と思われることは積極的にこちらから取りにいった。
(あやしまれることも…)
• 少しづつ図書館(知識を伝播する)から「はみ出す」
ことを意識して
• 自分から取りに行っていないものもあるのですが…
自分なりのまとめ
43
知識の循環を支援するプロとして、知識を伝播するプロをベースとしつつ、
もっと広い範囲で大学や科学の発展に貢献する。
科学を発展させるための
大学の様々な取り組み
図書館
=
知識を伝播する
プロとしての役割
知識を伝播する
プロとしての
知見を活かした
特に知の循環全体を
支援する役割
特にRead(知の共有)だけでなく、Publish(知の創造)にも支援し、知識の循環全体
に貢献する。
オープンサイエンスの時代(知は書き手から受け手に直接的に伝播される)にはこれ
までの知見を活かし知の創造の支援をも行っていくことが必要なのではないか。
大学図書館職員の役割
ヘンカクしやすい環境づくりとその先へ
5
少しだけ「はみ出す」ために
45
一人では何もできない。大学図書館職員チーム(学術コン
テンツ課)として、「はみ出す」ために必要なこととは?
方向性の
共有
「はみ出す」
ための
組織作り
方向性の共有
46
大学や科学の発展に貢献するといっても範囲が広すぎてイメージしにくい?
課の基本方針を定め、みんなに説明
「はみ出す」ための組織作り
47
「はみ出そう!」というかけ声だけだとみ
んなつらい。しっかり人材への投資を考え
ていきたい。(教育や研修プログラムの構
築、予算や機会の確保)
(でもまだまだできていない…)
人材への投資
情報の共有
意思決定において、フラットな組織へ。
全員が、それぞれが基本理念を実現する主
体であり、自分が図書館や課を経営してい
るという経営意識を持つことが重要かと
思っている。その前提として情報共有が最
も大切だと考えている。
プロになってもらうための制度はこのままでよいのか?
48
• いわゆるジェネラリストを育てるような、2,3年お
きに配置換えするようなジョブローテーションはこの
ままでよいのか?(一例)
• 属人化はよくないこと?プロを目指すには、属人化は
むしろ奨励しなければならないのでは?
自分たちだけがプロになりたいと思っていても、プロ組織として認められなければ
成り立たない。大学へのアピールや理解が必須。その時今の制度で大丈夫なのか?
自組織での試行錯誤まとめ
49
図書館から少しだけ「はみ出」していき、
知識の循環を支援するプロとして世界や科学
の発展に貢献していきたい。
正直、図書館とは?大学図書館職員とは?の悩みの答えはよくわからない。ただ、「知識
を伝播する」をベースとして、世界や科学の発展に貢献しようとするその熱意は、それこ
そが図書館職員特有の誇るべき魂だと思っており、プロとはスキルより前にその気持ちが
最も大切ではないかとも思っている(スキルは後からでも身につけられる)。
それに素直に従い、少し「はみ出す」だけで自分たちならではのできることは、まだたく
さんあると思っているので、安心して、楽しく、長く仕事ができるような環境や制度を整
えていきたい。
成長(ヘンカク)していくために
50
• 自組織での「はみ出す」ための環境づくり
• 全国的なコミュニティでの「対話」を増やす環境づくり
自組織での試行錯誤と
コミュニティでの対話とで、
互いに繰り返し刺激を受け、らせん状
的に成長(ヘンカク)していける環境
づくりを考えていきたい。 自組織
コミュニティ

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