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タイトル移管の裏話
裏ってほどじゃない
April 27, 2018
高野 純知
DeNA Games Tokyo
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自己紹介
 名前
 高野 純知
 生年月日
 1985/12/02 (32歳)
 趣味
 ゲーム作り(最近はサイコロ転がしている)
 経歴
 SI系の会社の品質保証部に新卒入社
 ゲーム業界にプログラマとしてキャリアチェンジ
 2017年、DeNA Games Tokyo入社
 ブラウザタイトルを経験
 アプリタイトルをLEとして経験中
2
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トピック
3
 タイトル移管って何?
 タイトル移管ってどうやるの?
 とあるタイトル移管の裏話
⁃ 移管ゴールの明確化
⁃ 作業手順書の作成と整理
残念ながらそんな大した話は
ありません……
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トピック
4
 タイトル移管って何?
 タイトル移管ってどうやるの?
 とあるタイトル移管の裏話
⁃ 移管ゴールの明確化
⁃ 作業手順書の作成と整理
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タイトル移管って何?
 一般的に、運営中のタイトルの運営権を移すこと
 弊社としては、移管後もしっかりと開発する所までをゴールとしてる
⁃ 弊社は移管を繰り返し、現在複数運営タイトルを保持し、
日々運営業務に勤しんでいる
5
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トピック
6
 タイトル移管って何?
 タイトル移管ってどうやるの?
 とあるタイトル移管の裏話
⁃ 移管ゴールの明確化
⁃ 作業手順書の作成と整理
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タイトル移管ってどうやるの?
 私の知る範囲
1. 移管オーナーと、別会社でゴール等のすり合わせの実施
2. ゴール定義
(今回のエンジニアのゴールとしては、開発難易度を目安に定義)
3. 人員計画等の作成
7
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トピック
8
 タイトル移管って何?
 タイトル移管ってどうやるの?
 とあるタイトル移管の裏話
⁃ 移管ゴールの明確化
⁃ 作業手順書の作成と整理
今回のケースは、
DeNA本社の とあるゲームタイトルを
弊社に移管した時の話
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移管ゴールの明確化
 移管のゴール(当初)
⁃ B、Cレベルの開発ができること
⁃ 運用部分のリリースができること
 開発レベルの定義(当初)
⁃ C:既存機能の改修がサポートありで可能
⁃ B:既存機能の改修が可能
⁃ A:ゲームサイクルが変わるレベルの新規機能追加が可能
⁃ S:Aレベルの難易度で、Aレベル以上に規模感が大きいもの
※移管完了の条件という意味でそれ以上開発できなくても良いという意味ではありません
9
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移管ゴールの明確化
おっ
10
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移管ゴールの明確化
ある程度開発できて、
イベントのリリース作業が
できればゴールか
11
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移管ゴールの明確化
期間も結構あるし余裕じゃね?
12
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移管ゴールの明確化
と思ってた時期もありました
13
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移管ゴールの明確化
 移管のゴール(当初)
⁃ B、Cレベルの開発ができること
• 改修案件ベースでコードリーディングして、ノリさえ掴めれば達成できそう
⁃ 運用部分のリリースができること
• イベントリリースを数回こなして、手に馴染ませれば達成できそう
14
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移管ゴールの明確化
でも本当にそれで良いのか?
15
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移管ゴールの明確化
ちょっと考えた
16
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移管ゴールの明確化
17
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移管ゴールの明確化
18
多分ダメだ
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移管ゴールの明確化
 ダメだと思った理由
⁃ B、Cのレベル感が人によって感じ方が変わるため、
移管が終わって、人によってできるレベル感に差異が出そう
⁃ リリース作業だけできたところで、
リリースまでに関わるツールとかよく分からない状況になりそう
⁃ 何か問題あった時に、対応できるか不安
19
移管ゴールに具体性を持たせる必要がありそう
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移管ゴールの明確化
 移管後どうあるべきかのゴールからやるべき事を定義する(一部)
⁃ 移管前とクオリティを変えず、
プレイヤーに楽しんでもらえるゲームを提供し続ける
(移管後も機能開発をし続けられる体制を築く)
• プレイヤーを飽きさせないため、既存の機能を改修、もしくは新規機能を実
装できるようになり、マンネリ化を避ける術が身についていること
⁃ 既存機能を改修できる開発力を身につける
⁃ 既存機能の延長で新しい機能を加えられるくらいの開発力を身につける
• イベントを移管前と変わらずリリースできること
⁃ 安定した運営ができること
• 何か問題が発生した時に修正ができること
⁃ Android/iOSのログが追えること
⁃ 修正による影響調査ができること
20
ゴ
ー
ル
ど
う
す
れ
ば
達
成
で
き
る
か
?
具体的なゴールが見出されてきた
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移管ゴールの明確化
 移管のゴール(当初)
⁃ B、Cレベルの開発ができること
⁃ 運用部分のリリースができること
21
 移管のゴール(検討後 一部)
⁃ 既存機能を改修できる開発力があること
⁃ 既存機能の延長で新しい機能を加えられるくらいの開発力があること
⁃ 安定した運営ができること
⁃ コードリーディングができること
⁃ 修正による影響調査ができること
掘り下げて行くことで、当初のゴールも達成できそう
かつ、より良いチーム状態になりそうな予感がした
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移管ゴールの明確化
なので、もっと掘り下げて
タスクを洗い出す
22
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移管ゴールの明確化
23
 移管タスクの洗い出し(一部)
⁃ 既存機能を改修できる開発力があること
⁃ 既存機能の延長で新しい機能を加えられるくらいの開発力があること
• 各種機能について、実装が理解できて、修正することができる
• マスタ、プレイヤーデータの定義追加ができる
⁃ 安定した運営ができること
• 運営におけるエンジニアの作業の洗い出しできている
• 各作業における手順が分かっている
• 各運営業務のツールの内容を把握し、修正することができる
⁃ Android/iOSのログが追えること
⁃ 修正による影響調査ができること
• Xcodeの使い方が分かっていること
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移管ゴールの明確化
めっちゃやることあるやん……
24
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移管ゴールの明確化
25
 やったこと整理
⁃ 移管後のチームの状態を想像して、移管タスクを洗い出した
• 機能の把握系は、既存メンバーと共にレベル感を設定した
 移管タスクをこなす上で
⁃ 各タスクに対し、既存メンバーに状況監視してもらった
⁃ タスクをこなして行く上で見えてきた新しいタスクなどを
定期的に既存メンバーと棚卸し
 思ったこと
⁃ 移管に限らない話ではあるが、ゴールの定義は重要
⁃ ゴールに具体性を持たせ、適宜ゴールを修正することも大事
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トピック
26
 タイトル移管って何?
 タイトル移管ってどうやるの?
 とあるタイトル移管の裏話
⁃ 移管ゴールの明確化
⁃ 作業手順書の作成と整理
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作業手順書の作成と整理
27
 チームの状況
⁃ 運営中のタイトルであったが、まだまだバリバリ新規機能開発中!
⁃ 開発、運用のナレッジが各メンバーに溜まっている状況
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作業手順書の作成と整理
28
 課題感
⁃ 開発が優先されていることにより、
機能を理解するための資料はほぼ存在しない
• 基本ソースコードを正とし、内容把握はソースコードを読む文化
⁃ 開発、運用のナレッジが各メンバーに溜まっている状況
• 最低限の資料はあるが、どこに何の手順があるか分かりにくい状況
• 特定の人が運営側の対応をしていたことにより、
誰が見ても分かる記載レベルにはなっていなかった
移管元メンバーにとっては最適化されているが、
移管にあたって各メンバーからのナレッジを
引き出し、情報を残す必要性あり
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作業手順書の作成と整理
29
 課題感に対するアクション その1
⁃ 開発が優先されていることにより、
機能を理解するための資料はほぼ存在しない
• 基本ソースコードを正とし、内容把握はソースコードを読む文化
⁃ 自分の理解を深める資料の作成
• 学んだことを移管メンバーにシェア
⁃ 後からアサインされた人でも理解ができるレベル感で記載
(※メンテはしない想定で、
ロジックがよっぽどのことがない限り変わらない箇所に限る)
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作業手順書の作成と整理
30
 課題感に対するアクション その2
⁃ 開発、運用のナレッジが各メンバーに溜まっている状況
• 最低限の資料はあるが散在して、どこに何の手順があるか分かりにくい状況
⁃ Confluenceのページ階層の見直し
⁃ 問い合わせ単位、工程単位などで、インデックスとなるページを作成
• 特定の人が運営側の対応をしていたことにより、
誰が見ても分かる記載レベルにはなっていなかったり、資料がなかった
⁃ 各移管メンバが疑問に思ったこと、
詰まった点を手順書に追記作成することを徹底
(新しい人がアサインされていくたび、メンテ&洗練されていく)
自動化すれば良いんじゃ……?
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作業手順書の作成と整理
31
 私の思う自動化までのステップ
作業の把握
自動化の範囲の検討
半自動化+手順見直し
全自動化達成!
移管時
現在
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作業手順書の作成と整理
32
 やったこと整理
⁃ 散財する作業手順書を整理
⁃ カテゴリごとにインデックスページを作成
⁃ 各作業に対して漏れなく資料化
⁃ 各作業の手順書が誰が見ても同じ作業ができるよう洗練
 思ったこと
⁃ 資料作成することで、理解も深められるし、
何かあった時に、他の人にタスクを任せられる状態が作れるので、
効果的
⁃ 資料が多いと、欲しい情報が埋もれがちなので、
欲しい情報を拾いやすくするのは効果的
⁃ 移管は開発フェーズや、文化が異なったりする中、
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ご清聴いただきありがとうございました
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佑 甲野
 

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裏ってほどじゃないタイトル移管の裏話(DeNA Games Tokyo)

  • 1. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. タイトル移管の裏話 裏ってほどじゃない April 27, 2018 高野 純知 DeNA Games Tokyo
  • 2. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 自己紹介  名前  高野 純知  生年月日  1985/12/02 (32歳)  趣味  ゲーム作り(最近はサイコロ転がしている)  経歴  SI系の会社の品質保証部に新卒入社  ゲーム業界にプログラマとしてキャリアチェンジ  2017年、DeNA Games Tokyo入社  ブラウザタイトルを経験  アプリタイトルをLEとして経験中 2
  • 3. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. トピック 3  タイトル移管って何?  タイトル移管ってどうやるの?  とあるタイトル移管の裏話 ⁃ 移管ゴールの明確化 ⁃ 作業手順書の作成と整理 残念ながらそんな大した話は ありません……
  • 4. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. トピック 4  タイトル移管って何?  タイトル移管ってどうやるの?  とあるタイトル移管の裏話 ⁃ 移管ゴールの明確化 ⁃ 作業手順書の作成と整理
  • 5. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. タイトル移管って何?  一般的に、運営中のタイトルの運営権を移すこと  弊社としては、移管後もしっかりと開発する所までをゴールとしてる ⁃ 弊社は移管を繰り返し、現在複数運営タイトルを保持し、 日々運営業務に勤しんでいる 5
  • 6. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. トピック 6  タイトル移管って何?  タイトル移管ってどうやるの?  とあるタイトル移管の裏話 ⁃ 移管ゴールの明確化 ⁃ 作業手順書の作成と整理
  • 7. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. タイトル移管ってどうやるの?  私の知る範囲 1. 移管オーナーと、別会社でゴール等のすり合わせの実施 2. ゴール定義 (今回のエンジニアのゴールとしては、開発難易度を目安に定義) 3. 人員計画等の作成 7
  • 8. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. トピック 8  タイトル移管って何?  タイトル移管ってどうやるの?  とあるタイトル移管の裏話 ⁃ 移管ゴールの明確化 ⁃ 作業手順書の作成と整理 今回のケースは、 DeNA本社の とあるゲームタイトルを 弊社に移管した時の話
  • 9. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化  移管のゴール(当初) ⁃ B、Cレベルの開発ができること ⁃ 運用部分のリリースができること  開発レベルの定義(当初) ⁃ C:既存機能の改修がサポートありで可能 ⁃ B:既存機能の改修が可能 ⁃ A:ゲームサイクルが変わるレベルの新規機能追加が可能 ⁃ S:Aレベルの難易度で、Aレベル以上に規模感が大きいもの ※移管完了の条件という意味でそれ以上開発できなくても良いという意味ではありません 9
  • 10. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 おっ 10
  • 11. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 ある程度開発できて、 イベントのリリース作業が できればゴールか 11
  • 12. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 期間も結構あるし余裕じゃね? 12
  • 13. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 と思ってた時期もありました 13
  • 14. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化  移管のゴール(当初) ⁃ B、Cレベルの開発ができること • 改修案件ベースでコードリーディングして、ノリさえ掴めれば達成できそう ⁃ 運用部分のリリースができること • イベントリリースを数回こなして、手に馴染ませれば達成できそう 14
  • 15. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 でも本当にそれで良いのか? 15
  • 16. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 ちょっと考えた 16
  • 17. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 17
  • 18. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 18 多分ダメだ
  • 19. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化  ダメだと思った理由 ⁃ B、Cのレベル感が人によって感じ方が変わるため、 移管が終わって、人によってできるレベル感に差異が出そう ⁃ リリース作業だけできたところで、 リリースまでに関わるツールとかよく分からない状況になりそう ⁃ 何か問題あった時に、対応できるか不安 19 移管ゴールに具体性を持たせる必要がありそう
  • 20. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化  移管後どうあるべきかのゴールからやるべき事を定義する(一部) ⁃ 移管前とクオリティを変えず、 プレイヤーに楽しんでもらえるゲームを提供し続ける (移管後も機能開発をし続けられる体制を築く) • プレイヤーを飽きさせないため、既存の機能を改修、もしくは新規機能を実 装できるようになり、マンネリ化を避ける術が身についていること ⁃ 既存機能を改修できる開発力を身につける ⁃ 既存機能の延長で新しい機能を加えられるくらいの開発力を身につける • イベントを移管前と変わらずリリースできること ⁃ 安定した運営ができること • 何か問題が発生した時に修正ができること ⁃ Android/iOSのログが追えること ⁃ 修正による影響調査ができること 20 ゴ ー ル ど う す れ ば 達 成 で き る か ? 具体的なゴールが見出されてきた
  • 21. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化  移管のゴール(当初) ⁃ B、Cレベルの開発ができること ⁃ 運用部分のリリースができること 21  移管のゴール(検討後 一部) ⁃ 既存機能を改修できる開発力があること ⁃ 既存機能の延長で新しい機能を加えられるくらいの開発力があること ⁃ 安定した運営ができること ⁃ コードリーディングができること ⁃ 修正による影響調査ができること 掘り下げて行くことで、当初のゴールも達成できそう かつ、より良いチーム状態になりそうな予感がした
  • 22. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 なので、もっと掘り下げて タスクを洗い出す 22
  • 23. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 23  移管タスクの洗い出し(一部) ⁃ 既存機能を改修できる開発力があること ⁃ 既存機能の延長で新しい機能を加えられるくらいの開発力があること • 各種機能について、実装が理解できて、修正することができる • マスタ、プレイヤーデータの定義追加ができる ⁃ 安定した運営ができること • 運営におけるエンジニアの作業の洗い出しできている • 各作業における手順が分かっている • 各運営業務のツールの内容を把握し、修正することができる ⁃ Android/iOSのログが追えること ⁃ 修正による影響調査ができること • Xcodeの使い方が分かっていること
  • 24. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 めっちゃやることあるやん…… 24
  • 25. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 移管ゴールの明確化 25  やったこと整理 ⁃ 移管後のチームの状態を想像して、移管タスクを洗い出した • 機能の把握系は、既存メンバーと共にレベル感を設定した  移管タスクをこなす上で ⁃ 各タスクに対し、既存メンバーに状況監視してもらった ⁃ タスクをこなして行く上で見えてきた新しいタスクなどを 定期的に既存メンバーと棚卸し  思ったこと ⁃ 移管に限らない話ではあるが、ゴールの定義は重要 ⁃ ゴールに具体性を持たせ、適宜ゴールを修正することも大事
  • 26. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. トピック 26  タイトル移管って何?  タイトル移管ってどうやるの?  とあるタイトル移管の裏話 ⁃ 移管ゴールの明確化 ⁃ 作業手順書の作成と整理
  • 27. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 作業手順書の作成と整理 27  チームの状況 ⁃ 運営中のタイトルであったが、まだまだバリバリ新規機能開発中! ⁃ 開発、運用のナレッジが各メンバーに溜まっている状況
  • 28. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 作業手順書の作成と整理 28  課題感 ⁃ 開発が優先されていることにより、 機能を理解するための資料はほぼ存在しない • 基本ソースコードを正とし、内容把握はソースコードを読む文化 ⁃ 開発、運用のナレッジが各メンバーに溜まっている状況 • 最低限の資料はあるが、どこに何の手順があるか分かりにくい状況 • 特定の人が運営側の対応をしていたことにより、 誰が見ても分かる記載レベルにはなっていなかった 移管元メンバーにとっては最適化されているが、 移管にあたって各メンバーからのナレッジを 引き出し、情報を残す必要性あり
  • 29. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 作業手順書の作成と整理 29  課題感に対するアクション その1 ⁃ 開発が優先されていることにより、 機能を理解するための資料はほぼ存在しない • 基本ソースコードを正とし、内容把握はソースコードを読む文化 ⁃ 自分の理解を深める資料の作成 • 学んだことを移管メンバーにシェア ⁃ 後からアサインされた人でも理解ができるレベル感で記載 (※メンテはしない想定で、 ロジックがよっぽどのことがない限り変わらない箇所に限る)
  • 30. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 作業手順書の作成と整理 30  課題感に対するアクション その2 ⁃ 開発、運用のナレッジが各メンバーに溜まっている状況 • 最低限の資料はあるが散在して、どこに何の手順があるか分かりにくい状況 ⁃ Confluenceのページ階層の見直し ⁃ 問い合わせ単位、工程単位などで、インデックスとなるページを作成 • 特定の人が運営側の対応をしていたことにより、 誰が見ても分かる記載レベルにはなっていなかったり、資料がなかった ⁃ 各移管メンバが疑問に思ったこと、 詰まった点を手順書に追記作成することを徹底 (新しい人がアサインされていくたび、メンテ&洗練されていく) 自動化すれば良いんじゃ……?
  • 31. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 作業手順書の作成と整理 31  私の思う自動化までのステップ 作業の把握 自動化の範囲の検討 半自動化+手順見直し 全自動化達成! 移管時 現在
  • 32. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. 作業手順書の作成と整理 32  やったこと整理 ⁃ 散財する作業手順書を整理 ⁃ カテゴリごとにインデックスページを作成 ⁃ 各作業に対して漏れなく資料化 ⁃ 各作業の手順書が誰が見ても同じ作業ができるよう洗練  思ったこと ⁃ 資料作成することで、理解も深められるし、 何かあった時に、他の人にタスクを任せられる状態が作れるので、 効果的 ⁃ 資料が多いと、欲しい情報が埋もれがちなので、 欲しい情報を拾いやすくするのは効果的 ⁃ 移管は開発フェーズや、文化が異なったりする中、 その差を整理しながら進めて行くので大変……
  • 33. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. ご清聴いただきありがとうございました 33

Editor's Notes

  1. 移管オーナーではなかったので、詳細は省く旨、口頭で
  2. 局所的な自動化しても、あまり嬉しくない。