6. 立体音響 技術の推移
22.2ch サラウンド
NHK 放送技術研究所
プラグイン
ヘッドマウントVR
KEMAR, Head acoustics
HMS II, B&K 4128
KU100
(1973)
Roland RSS-10
バイノーラル・
プロセッシング (DSP)
AMBI PAN
Noisemakers社 のプラグイン
1970s 2000
s
普及せず
オブジェクト
ベース
Disney “FANTASOUND” 8ch
recordings /3ch speakers
初めてのサラウンド
システムはディズニー
イギリスから世界初の
4面体マイクダミーヘッドの最初はトルソー
CHベース (DSP で復活 )
シーンベース*
VR 元年
2016
1940s 1950s 1990s
Dolby Digital
Surround 5.1ch
AMBISONICS技術
Sennheiser Japan K.K. All Rights Reserved 20176
7. Sennheiser Japan K.K. All Rights Reserved 20177
VRでの音声 2種類ある
デバイスに
必要な機能
ポジション
トラッキング
ヘッド
トラッキング
オブジェクトベース シーンベース
頭の回転+位置に追従 頭の回転に追従
8. Sennheiser Japan K.K. All Rights Reserved 20178
オブジェクトベース & シーンベース の違い
オブジェクトベース シーンベース
チャンネル情報でなく、
位置情報を音に与える
X Y Z + Wの4つの情報で
立体音響を実現
座標 方向
9. Sennheiser Japan K.K. All Rights Reserved 20179
オブジェクトベース & シーンベース の違い
オブジェクトベース シーンベース
空間全体の音情報でなく、
物体に音をアサインしていく
X Y Z + W(音圧)の4つの情報で
立体音響を実現
座標
飛行機.wav
くるま.wav
方向
10. Sennheiser Japan K.K. All Rights Reserved 201710
オブジェクトベース & シーンベース の違い
座標 方向
オブジェクトベース シーンベース
フォーマット フォーマットなし。*Dolby Atmos Ambisonics
VR内でのユー
ザーの移動 ○ ポジショントラッキング X ヘッドトラッキング(回転のみ)
処理負荷 大 小
Youtube, Facebook
対応 X ○
その他
ゲームではオブジェクトベースは
普通に使われている。
リコーシータなどを使えば個人でも
簡単映像の製作および公開が可能。
11. Sennheiser Japan K.K. All Rights Reserved 201711
Dolby Atmos
オブジェクトベースで音源製作
再生時に環境(映画館)の
スピーカー配置にあわせてレンダリング
チャンネルベース
① オブジェクトベースとチャンネルベースのあわせ技。
② ゲームではまだ普及していないが、今後普及の兆し。
映画館向けにドルビーが実用化
製作
再生
13. バイノーラル立体音響
マルチCH 音響
VR 音響
3D AUDIO
ソリューション提案
技術 製品
ノウ
ハウ
AMBEO:ゼンハイザーが2016より開始した立体音響(3Dオーディオ)プロジェクト。
目的:3Dオーディオ市場の支援と普及にむけて、録音から再生までのフローを包括的に
サポートするために、 技術、製品、ノウハウ を提供する事。
録音 ミックス 信号処理 再生
INPUT OUTPUT
AMBEO コンセプト
Sennheiser Japan K.K. All Rights Reserved 201713
14. AMBEO - 3つの立体音響
Sennheiser Japan K.K. All Rights Reserved 201714
チャンネルベース
シーンベース
オブジェクトベース
MKH 800 TWIN
9.1ch 録音
9.1ch Loudspeaker
KU100
ダミーヘッド
ヘッドフォン VRゴーグル
VR MIC
全方位マイク
15. Sennheiser Japan K.K. All Rights Reserved 201715
ゼンハイザー Ambeo VR Mic
AMBEO VR MICは、これ一本でAmbisonics方式の録音を可能にするマイク。
4面体に配置された4 つの単一指向性カプセルが取り付けられている。
それぞれのカプセルが集音する音声をAmbisonics のAフォーマットと呼ばれる信号で出
力する。
AMBEO A-B フォーマットコンバータ( 無償提供プラグイン) を使用してこれらの4つの
信号をAmbisonics のB フォーマットへと変換する。この後、各種DAWや映像編集ソフト
との組み合わせが可能になる。
16. Sennheiser Japan K.K. All Rights Reserved 201716
VR MIC - Ambisonicsマイク
A フォーマットで録音
1: Front Left Up (FLU)
2: Front Right Down (FRD)
3: Back Left Down (BLD)
4: Back Right Up (BRU)
Bフォーマット出力
W = FLU + FRD + BLD + BRU
X = FLU + FRD ‒ BLD ‒ BRU
Y = FLU ‒ FRD + BLD ‒ BRU
Z = FLU ‒ FRD ‒ BLD + BRU
DAW +
Plugin
で変換
YouTubeや
Facebookへ
アップロー
ド可能
FLU
FLU
FRD
BRU
BLD