中田 一会
道後アート2019・2020勉強会(2019.05.13)
”あいだ”を残すもプロジェクト!
アートプロジェクトにおける
人・ことば・時間のつなぎ方を考える
加藤 甫
コミュニケーション
プランナー
写真家
かずえ
はじめ
[はじめに]
鑑賞型(アート作品)から
参加型(アートプロジェクト)へ
\何がちがうの?/
鑑賞型→参加型
これまでの道後アート
鑑賞型=アート作品
道後アート2019・2020
参加型=アートプロジェクト
鑑賞型(アート作品)
画になりやすい=掲載/拡散されやすい=伝わりやすい
作品からコミュニケーションが生まれる
では、
参加型(アートプロジェクト)は?
「アートプロジェクト」とは
▼定義
• 美術館やギャラリーなどの 「外部」で開催される
アート活動
• 作品展示にとどまらず、そのプロセスやさまざま
な人々との関わりを重視
• アーティストに限らず、自治体、大学、企業、市
民グループなど、多様な人々が共同で主催してい
るケースが多い
参考:『「日本型アートプロジェクトの歴史と現在 1990年→2012年」補遺』(2015)
「アートプロジェクト」とは
▼特徴
1. 制作のプロセスを重視し、積極的に開示
2.プロジェクトが実施される場やその社会的状況に
応じた活動を行う、社会的な文脈としてのサイ
ト・スペシフィック
3.さまざまな波及効果を期待する、継続的な展開
4.さまざまな属性の人びとが関わるコラボレーショ
ンと、それを誘発するコミュニケーション
5.芸術以外の社会分野への関心や働きかけ
参考:ネットTAM 用語集「アートプロジェクト」(2014、長津結一郎)
写真:アートアクセスあだち 音まち 千住の縁
つまり
アーティストだけではなく
参加するメンバー全員が
アートプロジェクトの担い手!
しかも
コミュニケーションを促し
プロセスを共有することも
• •
プロジェクト!
そのためには
記録が大切!
[本日のテーマ]
”あいだ”を残すもプロジェクト!
アートプロジェクトにおいて
人・ことば・時間をつなぐ
\よろしくおねがいします!/
具体例を見てみましょう
HIBINO HOSPITAL Vol.73《一分の一の日本地図は世界のどこかと似ている》
(ARCUS)
HIBINO HOSPITAL Vol.68《忘れ物を探しに…》(ARCUS)
パラトリエンナーレ2017
《クラシックなラジオ体操》(六本木アートナイト2017 )
エミリア・ジュディチェリ《TEST-西口公園での8時間-》(PARADISE AIR)
加藤 甫《#p_air Portraits》(PARADISE AIR)
#p_air (PARADISE AIR)
#p_air (PARADISE AIR)
#p_air (PARADISE AIR)
#p_air (PARADISE AIR)
#p_air (PARADISE AIR)
#p_air (PARADISE AIR)
プロジェクトに合わせた
記録が大切
では道後アートは?
[考える]
道後アート2019・2020を
どう共有する?
\具体的には?/
道後アート2019・2020
広報活動→コミュニケーション活動
顔を見せる
3つのポイント
句読点を打つ 仲間を増やす
誰が関わっている? いつ情報を集める? どうつながり続ける?
広報活動→コミュニケーション活動
●コミュニケーション目標
「ひみつジャナクする!」
プログラムを横断し、人と情報をつなぎ、プロセスを外部に開く!
●背景とポイント
・プロジェクト期間を通した情報発信・共有が重要
・地域住民・関係者を積極的に巻き込む新たな仕組みづくり
・2年間の「活動時間」を記録し、形として残す必要性
広報活動→コミュニケーション活動
●新たにやること
1)メールニュース「月刊ひみつジャナイニュース」
情報を横断してとりまとめ、関わった人とつながり続ける
2)公式ブログ
拠点や地域情報を発信し、オープンコールのため等の情報提供
3)プロジェクト記録
現場でしかわからない情報を担当者が残す
4)SNSでのアーカイブ発信
道後の豊かなアート資産を活用して発信
これまで(広報活動)
メディア
プレスリリース
多くの人
(観光客など)
関心・興味
これから
(広報活動+コミュニケーション活動)
メディア
プレスリリース
多くの人
(観光客など)
関心・興味
地域・関係者
Web,
SNS
残すこと、
届けることも役割に!
共有のための記録が大切!
(皆さんじゃないと残せない)
[やってみる]
使える記録写真を残す!
\やってみよう!/
撮る前に。
「使える記録写真」って?
かっこいい、美しい、映える写真?
「使える記録写真」って?
かっこいい、美しい、映える写真?
NO!(記録においては)
「使える記録写真」って?
□ 誰に何をどう伝えるか、定まっているか?
□ 必要な要素が入っているか?
□ 法律・倫理的な問題はクリアできているか?
Work1
用途別に写真を選んでみる
Work1:イベント写真を用途別にセレクト!
>プロが撮影した写真を、「編集視点」で選ぶ
Work1:イベント写真を目的別にセレクト!
行政向け報告書 Webメディア 雑誌・新聞
ブログレポート記事 メールニュース チラシ(次回告知)
Facebook(公式) Facebook(個人) Twitter(公式)
ポイント
□ 写真の役割は?(テキストとの関係など)
□ 受け手はどんな情報を求めているか?
□ 撮り手はどんな意図で撮影したのか?(アングル・構図)
→プロが撮ったものをそのまま使えばOKではない。
 目的に合わせて、意図を持って選ぶことが大事!
 (撮影者には意図を明確に伝え、撮影後は批評的に選ぶ!)
Work2
意図を持って撮ってみる
Work2:意図を持って記録写真を撮ってみる!
今夜の勉強会が道後アート2019・2020のプログラム
のひとつと仮定して、記録写真を撮ってみましょう。
撮ったらデータをアップロードしてください。
補足:使える写真の条件
□ 明るさが適切(明るいよりも暗い方が◎)
□ 手ブレしてない、ピントが合っている
□ 肖像権・倫理的な条件をクリアしている
補足:撮影あるある問題
・子どもピース問題/子ども笑顔問題
・パンツ問題
・最前列空席問題
・照明問題/逆光問題/プロジェクション問題
・白飛び問題
・荷物問題
・介入の仕方問題
\こんなとき、どうする?/
補足:いちばん大事なこと
写真が存在するだけでも
OK!
まとめ&なんでも相談
\おさらいしましょう!/
本日のまとめ
参加型の「アートプロジェクト」では、
関係性を増やしていくことが重要
伝えつながり続けることもプロジェクト
”あいだ”を残すもプロジェクト!
プロセス(過程)、関係性、関わりしろ• •
•
•
ありがとうございました!

20190513_”あいだ”を残すもプロジェクト! アートプロジェクトにおける 人・ことば・時間のつなぎ方を考える