SlideShare a Scribd company logo
背景
Septic Shockにおける循環動態改善には輸液と昇圧剤が重要であ
る
ノルエピネフリンは昇圧剤の第一選択であるがSeptic shockでは相
対的にVasopressinの欠乏が示唆されており、 Vasopressin投与が注
目されている
過去の研究VASST study等を踏まえ今回の研究が計画、実施され
た
日本版敗血症診療ガイドライン
The Japanese Guidelines for the Management of Sepsis
敗血症初期の末梢が温暖なwarmshockでは,血管作動薬としてノ
ルアドレナリン(0.05μg/kg/ min〜)を第1選択とする(1A)
ノルアドレナリンへの反応性が低下している場合 には,
ノルアドレナリン(0.05μg/kg/min〜)に加 えて,バソプレシン(0.03
単位/min)の併用を考慮 する(2B)。
今回の研究の元となったStudy
VASST Study (Vasopressin and Septic Shock Trial)
2001年から2006年に実施
この研究ではSeptic Shock患者778人を対象にVasopressin投与と
Norepinephrine投与が比較され
Primary Outcomeは28日間の死亡率
二重盲検化試験
Vasopressin群はNorepinephrine群と比較して全死亡に有意差は認
めなかった
VASST Study (Vasopressin and Septic Shock Trial)
VASSTの考察では重症度の低いSeptic ShockではVasopressin投与
群で死亡率が低くなった
サブアナライシスでAKIの発症がVasopressin投与群で減少した
Vasopressinの投与量を0.06U/minとより高用量では効果があるので
はないか
以上が今回の試験へ導入となった
背景 ステロイド投与
VASSTのサブアナライシスにてステロイド併用に関しては
VasopressinとCorticosteroidsは相互作用があり、
Vasopressinとcorticosteroids併用で 生存率改善、ショックの早期離
脱が期待できる可能性示された
PICO
Pitient:輸液で血圧が十分上昇しないSeptic Shock患者
Intervension:早期Vasopressin投与は
Comparison:Norepinephrineと比較して
Outcome:急性腎障害のリスクを下げられるか
Methods trial design
二重盲検無作為化試験(2×2群に振り分け)
期間は2013年2月から2015年3月
施設はイギリスの18のICUにて実施
割り付けはコンピュータにより無作為に行われ試験薬はラベルで覆
われ判別不能な状態で投与された
Methods trial design
適格基準
16歳以上のsepsis(2-4のSIRS基準を満たす)患者で
十分な輸液に反応せず昇圧剤が必要な患者が選択された
Methods trial design
除外基準
もともとICU入院中に昇圧剤の持続注射がされている患者
ステロイド治療が必要な患者(副腎不全、ステロイド療法を3か月以
内にされている患者など)、
末期腎不全患者、腸間膜虚血の患者、レイノー現象のある患者、
全身性強皮症患者、血管収縮性疾患患者、
治療者が妊娠等の理由で十分に治療ができないと考えられた患者、
ほかの試験に参加している患者
Methods trial design
登録された患者は以下の4群(2×2)に割り付け
Drug1 Drug2
〇Vasopressin and Hydrocortisone
〇Vasopressin and Placebo
〇Norepinephrine and Hydrocortisone
〇Norepinephrine and Placebo
Methods trial design
投与方法 投与条件
昇圧剤が必要である患者はdrug1として
Vasopressin(最大投与速度0.06U/min)とNorepinephrine(最大投与
速度12μg/min)に振り分けられ
中心静脈カテーテルより投与され、 MAP目標値(65-75mmHg)を満
たすよう最大投与速度まで投与量を増加していきました
※この試験開始までは臨床医の判断で昇圧剤が使用されこの試験
に登録後昇圧剤は切り替えられる範囲内で切り替えられた
Methods trial design
投与方法 投与条件
Drug1最大投与速度量に至ったときに目標血圧を達成できていな
かった場合
drug2としてHydrocortisone 50mgまたはPlacebo 50mgを1回量として
6時間ごとに5日間、12時間ごとに3日間、1日1回3日間投与した
このときショックより早期に離脱できた場合その時点よりDrug2は漸
減していった
Methods trial design
drug2が投与されても血圧低値であるとき等必要に応じて
レスキュー目的に
他の盲検化されていない昇圧剤投与とした
その他の治療はその時のSurviving Sepsis Campaign Guidelinesに基
づき医師の判断に委ねられました。
Primary outcome
Primary outcomeは
28日間で急性腎不全で
はなかった期間
腎不全はAKIN分類
stage3を腎不全と定義
Secondary Outcome
Secondary Outcomeは
〇腎代替療法(RRT)の比率と実施期間
〇死亡率
〇重篤な副作用
Statistical Analysis
サンプルサイズは400が必要と算出された
加えてイギリスでの過去のstudyより3%の同意撤回があると考慮し
最終的に412がサンプルサイズとして決定された
主な解析 modified ITT解析で行われ
腎代替療法と死亡率をロジスティック回帰モデルとCox回帰モデルを
使用したITTにて解析
P値0.05未満を群間の有意差ありとした
Result
登録後の患者の流れ
Results crossover群
プラセボ群で計8人の患者が必要に応じてHydrocortisoneを投与とさ
れ
Norepinephrine群にて2人Vasopressinが投与された(そのうち1人はプ
ラセボ群でHydrocortisone投与された患者 )
これらの患者はcrossover群として解析
Drug2を用いなかった患者はプラセボ群で登録された
クロスオーバー群とdrug2を用いなかった患者はper-protocol解析から
除外した
患者基本情報
患者背景
各治療群間に基本情報
に差はない
患者基本情報
患者背景
各治療群間に基本情報
に差はない
Study Drug1
開始7日間の
MAP(FigureA)
Norepinephrine
の総投与量
(FigureB)
MAPは開始後7日間同等で
Vasopressin群で血圧維持の
ために追加で使用される
Norepinephrine量を減らした
各群での急性
腎不全でない
期間
Vasopressin群と
Norepinephrine群で腎不全
の無い期間の分布では有
意差はなった(p値0.88)
Vasopressinと
Norepinephrine
Kaplan-Meier生
存曲線
Kaplan-Meier生存曲線
上はNorepinephrine群
がVasopressinを上回っ
ている
試験開始後7
日までの血清
Cre と尿量
Norepinephrine群より
Vasopressin群で7日間
の投与後、血清Creは
低く尿量はわずかに多
かった
Results
生存者で急性腎不全にならなかった人数
Vasopressin群 94人/165人 57.0%
Norepinephrine群 93人/157人 59.2%
95%信頼区間-13% to 8.5%
有意差なし
Results
亡くなった方、急性腎不全になった方での腎不全でなかった期間の平
均は
Norepinephrine群 9日間
Vasopressin群 13日間
95%信頼区間-13% to 8.5%
血清Cre値と尿量個々で腎不全を定義した場合でも同等の結果が得ら
れ
As-treated解析 per-protocol解析でも同様の結果が出た
Results
両群間で死亡率には有意差はなかった
28日での死亡率, 30.9%Vasopressin群 vs 27.5%Norepinephrine群
[95%CI,−5.4% to 12.3%]),
Vasopressin群とNorepinephrine群で新規臓器障害の出現率、臓器障
害にも有意差はなかった
副作用はVasopressin群で22人の患者が29の副作用があり
Norepinephrine群で17人の患者が19の副作用あり
Results
輸液はすべての群で同等量なされ輸液バランス、血清乳酸値、心拍
数はすべての群で同等であった
腎代替療法RRTはVasopressin群で25.4%使用されNorepinephrine群
35.3%で使用されており (odds ratio, 0.40 [95% CI, 0.20-0.73])
Results
ステロイド併用
による効果
Vasopressin群における
Drug2(Hydrocortisone
とPlacebo)投与による
Vasopressin投与量
Results ステロイド併用による効果
開始7日間の血清クレアチニン値 開始7日間の尿量
Results
ステロイド併用
による効果
Kaplan-Meier生存曲
線
Results ステロイド併用による効果
28日での死亡はHydrocortisone群とplacebo群でも有意差なし
p値0.98
Hydrocortisone群とplacebo群では血清クレアチニン、尿量、腎不全の
割合、RRT使用、死亡、重篤な副作用において有意差なしであった
Discussion
Primary Outcomeである
Septic Shockに対する
早期Vasopressin投与はNorepinephrineと比較して急性腎不
全期間に有意差はなかった
Discussion
今回の試験は過去のVASST studyの結果をもとにたてられた理論を検
証されている
VASST studyで VasopressinがすでにAKIになっている患者では効果が
ないが腎不全への進行の減らし腎保護作用を持つかもしれないとさ
れた
今回の結果としてはVasopressin群とNorepinephrine群で急性腎不全
の発症数に有意差はなかった
Discussion
腎不全に有意差はないがVasopressin群にてRRTがより少なかった
ただRRTの使用条件が設定されておらず臨床医の判断で使用されて
いる
そのためどのような条件下で使用されたかは判断できないが
二重盲検化試験であり臨床医によるバイアスの可能性は低い
Discussion
CorticosteroidsはVasopressinの必要量を減らしたが死亡率に差はなく、
優位性も認められなかった
これに関しては
ステロイド使用者が少なく優位さが出ていないのではないか
ステロイド使用VASST試験より重症度(APACHE分類で比較)で比較する
と軽症が多くステロイドはより重傷のSeptic shockで軽症では有意差は
でなかったか
Limitation
RRT開始のタイミング、血行動態のモニタリングのタイミングが統一さ
れていない
28日間と短い観察期間であること
長期予後の評価がなされていない
Conclusion
成人のSeptic Shockで早期VasopressinとNorepinephrineとの比較で急
性腎不全のに優位な改善は認めなかった
これよりはVasopressinがNorepinephrineにかわって初期治療に使うべ
きとは言えない
ただRRT等の結果よりはVasopressin腎機能に保護的に働くとし
RTTに進行を防ぐ意味でSeptic shockでVasopressin投与は意味がある
のではないか

More Related Content

What's hot

2016.6.3 単純性皮下腫瘍に対するトリメトプリム・スルファメトキサゾール(st合剤)とプラセボとの比較
2016.6.3 単純性皮下腫瘍に対するトリメトプリム・スルファメトキサゾール(st合剤)とプラセボとの比較2016.6.3 単純性皮下腫瘍に対するトリメトプリム・スルファメトキサゾール(st合剤)とプラセボとの比較
2016.6.3 単純性皮下腫瘍に対するトリメトプリム・スルファメトキサゾール(st合剤)とプラセボとの比較
syokiken
 
2016.12.9 重症ards患者における腹臥位の有用性
2016.12.9 重症ards患者における腹臥位の有用性2016.12.9 重症ards患者における腹臥位の有用性
2016.12.9 重症ards患者における腹臥位の有用性
syokiken
 
2016.7.22 心不全に対するアリスキレン,エナラプリル,アリスキレン+エナラプリルの比較
2016.7.22 心不全に対するアリスキレン,エナラプリル,アリスキレン+エナラプリルの比較2016.7.22 心不全に対するアリスキレン,エナラプリル,アリスキレン+エナラプリルの比較
2016.7.22 心不全に対するアリスキレン,エナラプリル,アリスキレン+エナラプリルの比較
syokiken
 
2016.10.21 ノルウェーにおけるbcgの効果の持続性と経時的変化
2016.10.21 ノルウェーにおけるbcgの効果の持続性と経時的変化 2016.10.21 ノルウェーにおけるbcgの効果の持続性と経時的変化
2016.10.21 ノルウェーにおけるbcgの効果の持続性と経時的変化
syokiken
 
2017.2.10 尿路結石に対するα Blocker
2017.2.10 尿路結石に対するα Blocker2017.2.10 尿路結石に対するα Blocker
2017.2.10 尿路結石に対するα Blocker
syokiken
 
2021.04.07 ラクな抄読会のやり方
2021.04.07 ラクな抄読会のやり方2021.04.07 ラクな抄読会のやり方
2021.04.07 ラクな抄読会のやり方
Ryosuke Miyamichi
 
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
syokiken
 
2016.9.23 集中治療室における腎代替療法導入の比較
2016.9.23 集中治療室における腎代替療法導入の比較2016.9.23 集中治療室における腎代替療法導入の比較
2016.9.23 集中治療室における腎代替療法導入の比較
syokiken
 
2016.9.30 急性呼吸器感染症に対する抗菌薬治療
2016.9.30 急性呼吸器感染症に対する抗菌薬治療2016.9.30 急性呼吸器感染症に対する抗菌薬治療
2016.9.30 急性呼吸器感染症に対する抗菌薬治療
syokiken
 
2016.6.24 軽度の心不全患者におけるエプレレノンの有効性
2016.6.24 軽度の心不全患者におけるエプレレノンの有効性2016.6.24 軽度の心不全患者におけるエプレレノンの有効性
2016.6.24 軽度の心不全患者におけるエプレレノンの有効性
syokiken
 
2016.12.16 重症患者のストレス潰瘍の予防のためのppiの有効性と安全性:rctの系統的レビューとメタ解析
2016.12.16 重症患者のストレス潰瘍の予防のためのppiの有効性と安全性:rctの系統的レビューとメタ解析2016.12.16 重症患者のストレス潰瘍の予防のためのppiの有効性と安全性:rctの系統的レビューとメタ解析
2016.12.16 重症患者のストレス潰瘍の予防のためのppiの有効性と安全性:rctの系統的レビューとメタ解析
syokiken
 
2016.9.9 心原性脳塞栓症に対するbnpの有用性
2016.9.9 心原性脳塞栓症に対するbnpの有用性2016.9.9 心原性脳塞栓症に対するbnpの有用性
2016.9.9 心原性脳塞栓症に対するbnpの有用性
syokiken
 
2016.8.12 呼吸困難患者におけるプロカルシトニンの有用性
2016.8.12 呼吸困難患者におけるプロカルシトニンの有用性2016.8.12 呼吸困難患者におけるプロカルシトニンの有用性
2016.8.12 呼吸困難患者におけるプロカルシトニンの有用性
syokiken
 
2017.1.27 単純な手の裂創における創部感染発生のリスク
2017.1.27 単純な手の裂創における創部感染発生のリスク2017.1.27 単純な手の裂創における創部感染発生のリスク
2017.1.27 単純な手の裂創における創部感染発生のリスク
syokiken
 
2016.4.22 Af患者の消化管出血後の抗凝固薬の再開と出血
2016.4.22 Af患者の消化管出血後の抗凝固薬の再開と出血2016.4.22 Af患者の消化管出血後の抗凝固薬の再開と出血
2016.4.22 Af患者の消化管出血後の抗凝固薬の再開と出血
syokiken
 
2016.6.17 cprで胸骨圧迫を持続してやるべきか中断すべきか
2016.6.17 cprで胸骨圧迫を持続してやるべきか中断すべきか2016.6.17 cprで胸骨圧迫を持続してやるべきか中断すべきか
2016.6.17 cprで胸骨圧迫を持続してやるべきか中断すべきか
syokiken
 
2016.11.4 中年者の半月板変性断裂における運動療法vs関節鏡下半月板部分切除
2016.11.4 中年者の半月板変性断裂における運動療法vs関節鏡下半月板部分切除2016.11.4 中年者の半月板変性断裂における運動療法vs関節鏡下半月板部分切除
2016.11.4 中年者の半月板変性断裂における運動療法vs関節鏡下半月板部分切除
syokiken
 
2016.11.11 インフルエンザ関連市中肺炎とインフルエンザワクチン接種歴との関係
2016.11.11 インフルエンザ関連市中肺炎とインフルエンザワクチン接種歴との関係2016.11.11 インフルエンザ関連市中肺炎とインフルエンザワクチン接種歴との関係
2016.11.11 インフルエンザ関連市中肺炎とインフルエンザワクチン接種歴との関係
syokiken
 
2016.7.29 吐気に対するイソプロピルアルコール吸入の効果
2016.7.29 吐気に対するイソプロピルアルコール吸入の効果2016.7.29 吐気に対するイソプロピルアルコール吸入の効果
2016.7.29 吐気に対するイソプロピルアルコール吸入の効果
syokiken
 
2016.10.7 胴体・四肢の裂瘡縫合に用いた吸収糸・非吸収糸の整容的なoutcome比較
2016.10.7 胴体・四肢の裂瘡縫合に用いた吸収糸・非吸収糸の整容的なoutcome比較2016.10.7 胴体・四肢の裂瘡縫合に用いた吸収糸・非吸収糸の整容的なoutcome比較
2016.10.7 胴体・四肢の裂瘡縫合に用いた吸収糸・非吸収糸の整容的なoutcome比較
syokiken
 

What's hot (20)

2016.6.3 単純性皮下腫瘍に対するトリメトプリム・スルファメトキサゾール(st合剤)とプラセボとの比較
2016.6.3 単純性皮下腫瘍に対するトリメトプリム・スルファメトキサゾール(st合剤)とプラセボとの比較2016.6.3 単純性皮下腫瘍に対するトリメトプリム・スルファメトキサゾール(st合剤)とプラセボとの比較
2016.6.3 単純性皮下腫瘍に対するトリメトプリム・スルファメトキサゾール(st合剤)とプラセボとの比較
 
2016.12.9 重症ards患者における腹臥位の有用性
2016.12.9 重症ards患者における腹臥位の有用性2016.12.9 重症ards患者における腹臥位の有用性
2016.12.9 重症ards患者における腹臥位の有用性
 
2016.7.22 心不全に対するアリスキレン,エナラプリル,アリスキレン+エナラプリルの比較
2016.7.22 心不全に対するアリスキレン,エナラプリル,アリスキレン+エナラプリルの比較2016.7.22 心不全に対するアリスキレン,エナラプリル,アリスキレン+エナラプリルの比較
2016.7.22 心不全に対するアリスキレン,エナラプリル,アリスキレン+エナラプリルの比較
 
2016.10.21 ノルウェーにおけるbcgの効果の持続性と経時的変化
2016.10.21 ノルウェーにおけるbcgの効果の持続性と経時的変化 2016.10.21 ノルウェーにおけるbcgの効果の持続性と経時的変化
2016.10.21 ノルウェーにおけるbcgの効果の持続性と経時的変化
 
2017.2.10 尿路結石に対するα Blocker
2017.2.10 尿路結石に対するα Blocker2017.2.10 尿路結石に対するα Blocker
2017.2.10 尿路結石に対するα Blocker
 
2021.04.07 ラクな抄読会のやり方
2021.04.07 ラクな抄読会のやり方2021.04.07 ラクな抄読会のやり方
2021.04.07 ラクな抄読会のやり方
 
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
 
2016.9.23 集中治療室における腎代替療法導入の比較
2016.9.23 集中治療室における腎代替療法導入の比較2016.9.23 集中治療室における腎代替療法導入の比較
2016.9.23 集中治療室における腎代替療法導入の比較
 
2016.9.30 急性呼吸器感染症に対する抗菌薬治療
2016.9.30 急性呼吸器感染症に対する抗菌薬治療2016.9.30 急性呼吸器感染症に対する抗菌薬治療
2016.9.30 急性呼吸器感染症に対する抗菌薬治療
 
2016.6.24 軽度の心不全患者におけるエプレレノンの有効性
2016.6.24 軽度の心不全患者におけるエプレレノンの有効性2016.6.24 軽度の心不全患者におけるエプレレノンの有効性
2016.6.24 軽度の心不全患者におけるエプレレノンの有効性
 
2016.12.16 重症患者のストレス潰瘍の予防のためのppiの有効性と安全性:rctの系統的レビューとメタ解析
2016.12.16 重症患者のストレス潰瘍の予防のためのppiの有効性と安全性:rctの系統的レビューとメタ解析2016.12.16 重症患者のストレス潰瘍の予防のためのppiの有効性と安全性:rctの系統的レビューとメタ解析
2016.12.16 重症患者のストレス潰瘍の予防のためのppiの有効性と安全性:rctの系統的レビューとメタ解析
 
2016.9.9 心原性脳塞栓症に対するbnpの有用性
2016.9.9 心原性脳塞栓症に対するbnpの有用性2016.9.9 心原性脳塞栓症に対するbnpの有用性
2016.9.9 心原性脳塞栓症に対するbnpの有用性
 
2016.8.12 呼吸困難患者におけるプロカルシトニンの有用性
2016.8.12 呼吸困難患者におけるプロカルシトニンの有用性2016.8.12 呼吸困難患者におけるプロカルシトニンの有用性
2016.8.12 呼吸困難患者におけるプロカルシトニンの有用性
 
2017.1.27 単純な手の裂創における創部感染発生のリスク
2017.1.27 単純な手の裂創における創部感染発生のリスク2017.1.27 単純な手の裂創における創部感染発生のリスク
2017.1.27 単純な手の裂創における創部感染発生のリスク
 
2016.4.22 Af患者の消化管出血後の抗凝固薬の再開と出血
2016.4.22 Af患者の消化管出血後の抗凝固薬の再開と出血2016.4.22 Af患者の消化管出血後の抗凝固薬の再開と出血
2016.4.22 Af患者の消化管出血後の抗凝固薬の再開と出血
 
2016.6.17 cprで胸骨圧迫を持続してやるべきか中断すべきか
2016.6.17 cprで胸骨圧迫を持続してやるべきか中断すべきか2016.6.17 cprで胸骨圧迫を持続してやるべきか中断すべきか
2016.6.17 cprで胸骨圧迫を持続してやるべきか中断すべきか
 
2016.11.4 中年者の半月板変性断裂における運動療法vs関節鏡下半月板部分切除
2016.11.4 中年者の半月板変性断裂における運動療法vs関節鏡下半月板部分切除2016.11.4 中年者の半月板変性断裂における運動療法vs関節鏡下半月板部分切除
2016.11.4 中年者の半月板変性断裂における運動療法vs関節鏡下半月板部分切除
 
2016.11.11 インフルエンザ関連市中肺炎とインフルエンザワクチン接種歴との関係
2016.11.11 インフルエンザ関連市中肺炎とインフルエンザワクチン接種歴との関係2016.11.11 インフルエンザ関連市中肺炎とインフルエンザワクチン接種歴との関係
2016.11.11 インフルエンザ関連市中肺炎とインフルエンザワクチン接種歴との関係
 
2016.7.29 吐気に対するイソプロピルアルコール吸入の効果
2016.7.29 吐気に対するイソプロピルアルコール吸入の効果2016.7.29 吐気に対するイソプロピルアルコール吸入の効果
2016.7.29 吐気に対するイソプロピルアルコール吸入の効果
 
2016.10.7 胴体・四肢の裂瘡縫合に用いた吸収糸・非吸収糸の整容的なoutcome比較
2016.10.7 胴体・四肢の裂瘡縫合に用いた吸収糸・非吸収糸の整容的なoutcome比較2016.10.7 胴体・四肢の裂瘡縫合に用いた吸収糸・非吸収糸の整容的なoutcome比較
2016.10.7 胴体・四肢の裂瘡縫合に用いた吸収糸・非吸収糸の整容的なoutcome比較
 

More from syokiken

2017.2.3 Evar 1から10年後
2017.2.3 Evar 1から10年後2017.2.3 Evar 1から10年後
2017.2.3 Evar 1から10年後
syokiken
 
2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法
2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法
2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法
syokiken
 
2016.5.13 敗血症および敗血症性ショックの定義に関する第3の国際的なコンセンサス
2016.5.13 敗血症および敗血症性ショックの定義に関する第3の国際的なコンセンサス2016.5.13 敗血症および敗血症性ショックの定義に関する第3の国際的なコンセンサス
2016.5.13 敗血症および敗血症性ショックの定義に関する第3の国際的なコンセンサス
syokiken
 
2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル
2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル
2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル
syokiken
 
2016.12.2 院内CPA患者に対する低体温療法
2016.12.2 院内CPA患者に対する低体温療法2016.12.2 院内CPA患者に対する低体温療法
2016.12.2 院内CPA患者に対する低体温療法
syokiken
 
28.8.19 急性腹症患者の画像診断戦略
28.8.19 急性腹症患者の画像診断戦略28.8.19 急性腹症患者の画像診断戦略
28.8.19 急性腹症患者の画像診断戦略
syokiken
 
28.4.15 血管内カテーテル関連感染予防のための皮膚抄読における皮膚の拭き取りを含めたポビドンヨードとクロルへキジンアルコールの比較
28.4.15 血管内カテーテル関連感染予防のための皮膚抄読における皮膚の拭き取りを含めたポビドンヨードとクロルへキジンアルコールの比較28.4.15 血管内カテーテル関連感染予防のための皮膚抄読における皮膚の拭き取りを含めたポビドンヨードとクロルへキジンアルコールの比較
28.4.15 血管内カテーテル関連感染予防のための皮膚抄読における皮膚の拭き取りを含めたポビドンヨードとクロルへキジンアルコールの比較
syokiken
 
2016.7.15 高血圧患者と非高血圧患者における尿中ナトリウム排泄量と心血管イベントの関係4つのstudyのデータのプール解析
2016.7.15 高血圧患者と非高血圧患者における尿中ナトリウム排泄量と心血管イベントの関係4つのstudyのデータのプール解析2016.7.15 高血圧患者と非高血圧患者における尿中ナトリウム排泄量と心血管イベントの関係4つのstudyのデータのプール解析
2016.7.15 高血圧患者と非高血圧患者における尿中ナトリウム排泄量と心血管イベントの関係4つのstudyのデータのプール解析
syokiken
 

More from syokiken (8)

2017.2.3 Evar 1から10年後
2017.2.3 Evar 1から10年後2017.2.3 Evar 1から10年後
2017.2.3 Evar 1から10年後
 
2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法
2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法
2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法
 
2016.5.13 敗血症および敗血症性ショックの定義に関する第3の国際的なコンセンサス
2016.5.13 敗血症および敗血症性ショックの定義に関する第3の国際的なコンセンサス2016.5.13 敗血症および敗血症性ショックの定義に関する第3の国際的なコンセンサス
2016.5.13 敗血症および敗血症性ショックの定義に関する第3の国際的なコンセンサス
 
2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル
2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル
2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル
 
2016.12.2 院内CPA患者に対する低体温療法
2016.12.2 院内CPA患者に対する低体温療法2016.12.2 院内CPA患者に対する低体温療法
2016.12.2 院内CPA患者に対する低体温療法
 
28.8.19 急性腹症患者の画像診断戦略
28.8.19 急性腹症患者の画像診断戦略28.8.19 急性腹症患者の画像診断戦略
28.8.19 急性腹症患者の画像診断戦略
 
28.4.15 血管内カテーテル関連感染予防のための皮膚抄読における皮膚の拭き取りを含めたポビドンヨードとクロルへキジンアルコールの比較
28.4.15 血管内カテーテル関連感染予防のための皮膚抄読における皮膚の拭き取りを含めたポビドンヨードとクロルへキジンアルコールの比較28.4.15 血管内カテーテル関連感染予防のための皮膚抄読における皮膚の拭き取りを含めたポビドンヨードとクロルへキジンアルコールの比較
28.4.15 血管内カテーテル関連感染予防のための皮膚抄読における皮膚の拭き取りを含めたポビドンヨードとクロルへキジンアルコールの比較
 
2016.7.15 高血圧患者と非高血圧患者における尿中ナトリウム排泄量と心血管イベントの関係4つのstudyのデータのプール解析
2016.7.15 高血圧患者と非高血圧患者における尿中ナトリウム排泄量と心血管イベントの関係4つのstudyのデータのプール解析2016.7.15 高血圧患者と非高血圧患者における尿中ナトリウム排泄量と心血管イベントの関係4つのstudyのデータのプール解析
2016.7.15 高血圧患者と非高血圧患者における尿中ナトリウム排泄量と心血管イベントの関係4つのstudyのデータのプール解析
 

2016.11.25 敗血症におけるバソプレシンとノルアドレナリンの比較

Editor's Notes

  1. スクリーニングにて除外された最も多い理由としては6時間超過である。 421人が無作為化された 7人の患者が無作為化された後薬の投与前に不適合と判明し、5人の患者または法的代理人がこの試験に参加したのちに同意を撤回または同意しなかった この患者はすべての分析から除外された。 1人の患者はこの試験の途中で参加を取りやめたがそれまでのデータの使用は同意した
  2. ショックの診断ののち平均3.5時間で被検薬は開始された。 15%の患者がdrug1以前に昇圧剤の使用がされていない 無作為化の段階で309人の患者がnorepinephrineを投与されており 投与量としては0.16μg/㎏/min MAPは開始日と開始後7日間同等で Vasopressin群で血圧維持のために追加で使用されるNorepinephrine量を減らした