Efficacy analyses were first for participants getting at least one dose of study drug and who were identified as influenza-infected (intention-to-treat infected population), and then repeated for the intention-to-treat population, which included all treated participants.
有効性分析はまず以下の患者が対象となった。
少なくとも1つの試験薬を服用している患者、そしてインフルエンザ感染と認識された患者(*ITT感染集団)、
そして治療を受けている全ての患者(ITT集団)においても有効性分析を繰り返さした。
↓多分
ITT集団(インフルの有無に関わらず、オセルタミビルまたはプラセボを受けている患者全て)
ITT感染集団(インフル陽性)
ITT非感染集団(インフル陰性)
Main analyses were also repeated in the intention-to-treat-not infected population.
Main analysesはITT非感染集団においても繰り返された。
*安全性を考慮するため
Safety analyses were by treatment received and in participants taking at least one dose of study drug (safety population).
非感染者において少なくとも試験薬1つ投与されている集団に対して安全分析が行われた(安全集団)。
Follow-up was from first study drug intake, as was done in individual trial reports.
フォローアップも個別の試験レポートによって最初に試験薬を与えられた人から始めた。
Sensitivity analyses(感度分析)は、
48時間以前に起こっている合併症を含んだ。
主要な合併症は、ランダム化の48時間以上後に抗生物質を必要とする下気道合併症(“気管支炎”、“肺炎”、“下気道感染”)とした。
抗生物質を与えられた下気道合併症は臨床的に関連する疾患をより良くしたかもしれない、
そして、オセルタミビルは48時間以前に下気道合併症に影響を及ぼしそうにない。
48時間のcut-offは、以前の個々の試験報告でいくつか使われていた。
Sensitivity analyses(感度分析)は、48時間以前に起こっている合併症を含んだ。
Participants taking antibiotics at baseline were excluded.
試験開始時に抗生物質を服用している参加者は、除外された。
Diagnosis of complications was based on participant report and the investigator’s clinical judgment.
No diagnostic tests were needed.
合併症の診断は、参加者報告と研究者の臨床判断に基づいた。
診断検査が必要でなかった。
ITT集団において、オセルタミビル群(75mg 1日2回)2402人、プラセボ群1926人を無作為割付けされた。
これらのうち、オセルタミビル群の1591人(66%)とプラセボ群の1302人(68%)は、ITT感染集団であった(インフルエンザ感染だった)。
大部分の参加者は、インフルエンザA型ウイルス(2558/2893[88%])を持った;A-H3N2が主な株であった。(appendix p 4).
安全性集団はオセルタミビル群2401人、プラセボ群1917人から成った。
2つの試験(protocol numbers WV15819_876_978 and WV15707)は高齢の参加者(65歳以上)であった。
そして、(WV15812_872)の参加者の中には慢性心臓または呼吸器疾患またはその両方がいた。
3つの試験(WV16277、WV15730とWV15707)は、計画的なrecruitment targetsに合致しなかったが、試験には含まれていた。.
ベースライン時の特徴は、試験ごとに治療群間のバランスが保たれた(appendix p 5)
→参加者4328人のうち64人(1.5%)は、全ての症状緩和のために21日間を過ぎてしまった。
Figure 3は、ITT感染集団における全ての症状緩和の時間の探索サブグループ分析を表す。(加速ハザードモデルからの全ての症状緩和までの推定された時間の中央値
)
The time ratio of oseltamivir versus placebo recipients was attenuated for high-risk participants (≥65 years or in chronic illness trial or chronic obstructive airways disease at baseline; interaction p=0・0097).
オセルタミビル対プラセボ投与患者の時間比率は、高リスク参加者においては減弱だった(65歳以上または慢性疾患またはベースラインから慢性閉塞性気道疾患がある人)
→オセルタミビル群では症状緩和の短縮化に差が見られなかった。→ハイリスク群では差ははっきりと見られなかった。
Findings of an alternative high-risk subgroup analysis, with participants aged 50 to 64 years also as high risk, were supportive of this finding.
他の高リスク・サブグループ分析の調査結果では、同様のハイリスクを伴う50−64歳の参加者対象でもこの結果を裏付けた。
For age, time from influenza onset, total symptom score, and virus type, we noted no heterogeneity in time ratios.
年齢、インフルエンザ発症からの時間、total symptom scoreとウイルス型において、時間比率での特異性は見られなかった。
われわれの分析には幾つかの限定がある。
呼吸器合併症は元々の試験で規定された初期結果ではなかった。そして、明確な診断試験は必要ではなかった。
それゆえ、警告(合併症の)はこれらの結果を解明することで担保される。しかし定義上(警告のか?)抗生物質を合併使用しないことで、(オセルタミビルによる)合併症報告の信頼度を高めなければならない。
どのような原因による肺炎と入院のどちらでも、顕著な差異は見られなかった。しかし、現象は小さく、影響は不正確である。
一般的ではない事象では顕著な治療上の違いが見られなかったということは、研究を通じてのデータが統合された後でも、本当の影響を発見するための能力が十分ではなかったということで説明されるのかもしれない。
われわれは、オセルタミビルのより長期での有益と有害については研究しなかった。
ITT 集団でのオセルタミビルの効果は一般化されないかもしれない。というのは、これらの試験上の、そして現実上のどちらにおいても、インフルエンザ感染者のパーセンテージは変化するからである。
もし、より多い非感染者集団がオセルタミビルで治療を受けるなら、有益と有害のバランスは好ましくなくなるだろう。急速な診断試験を有効にする上では、治療計画はこの例を避ける必要がある。
われわれは、オセルタミビルのより長期での有益と有害については研究しなかった。
ITT 集団でのオセルタミビルの効果は一般化されないかもしれない。というのは、これらの試験上の、そして現実上のどちらにおいても、インフルエンザ感染者のパーセンテージは変化するからである。もし、より多い非感染者集団がオセルタミビルで治療を受けるなら、有益と有害のバランスは好ましくなくなるだろう。急速な診断試験を有効にする上では、治療計画はこの例を避ける必要がある。