Download free for 30 days
Sign in
Upload
Language (EN)
Support
Business
Mobile
Social Media
Marketing
Technology
Art & Photos
Career
Design
Education
Presentations & Public Speaking
Government & Nonprofit
Healthcare
Internet
Law
Leadership & Management
Automotive
Engineering
Software
Recruiting & HR
Retail
Sales
Services
Science
Small Business & Entrepreneurship
Food
Environment
Economy & Finance
Data & Analytics
Investor Relations
Sports
Spiritual
News & Politics
Travel
Self Improvement
Real Estate
Entertainment & Humor
Health & Medicine
Devices & Hardware
Lifestyle
Change Language
Language
English
Español
Português
Français
Deutsche
Cancel
Save
Submit search
EN
Uploaded by
Akira Asano
736 views
2014年度春学期 統計学 第11回 分布の推測とはー分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布 (2014. 6. 26)
関西大学総合情報学部 「統計学」(担当:浅野晃)
Education
◦
Read more
0
Save
Share
Embed
Embed presentation
Download
Downloaded 11 times
1
/ 105
2
/ 105
3
/ 105
4
/ 105
5
/ 105
6
/ 105
7
/ 105
8
/ 105
9
/ 105
10
/ 105
11
/ 105
12
/ 105
13
/ 105
14
/ 105
15
/ 105
16
/ 105
17
/ 105
18
/ 105
19
/ 105
20
/ 105
21
/ 105
22
/ 105
23
/ 105
24
/ 105
25
/ 105
26
/ 105
27
/ 105
28
/ 105
29
/ 105
30
/ 105
31
/ 105
32
/ 105
33
/ 105
34
/ 105
35
/ 105
36
/ 105
37
/ 105
38
/ 105
39
/ 105
40
/ 105
41
/ 105
42
/ 105
43
/ 105
44
/ 105
45
/ 105
46
/ 105
47
/ 105
48
/ 105
49
/ 105
50
/ 105
51
/ 105
52
/ 105
53
/ 105
54
/ 105
55
/ 105
56
/ 105
57
/ 105
58
/ 105
59
/ 105
60
/ 105
61
/ 105
62
/ 105
63
/ 105
64
/ 105
65
/ 105
66
/ 105
67
/ 105
68
/ 105
69
/ 105
70
/ 105
71
/ 105
72
/ 105
73
/ 105
74
/ 105
75
/ 105
76
/ 105
77
/ 105
78
/ 105
79
/ 105
80
/ 105
81
/ 105
82
/ 105
83
/ 105
84
/ 105
85
/ 105
86
/ 105
87
/ 105
88
/ 105
89
/ 105
90
/ 105
91
/ 105
92
/ 105
93
/ 105
94
/ 105
95
/ 105
96
/ 105
97
/ 105
98
/ 105
99
/ 105
100
/ 105
101
/ 105
102
/ 105
103
/ 105
104
/ 105
105
/ 105
More Related Content
PDF
2015年度春学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布 (2015. 6. 25)
by
Akira Asano
PDF
2013年度秋学期 統計学 第11回「分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布」
by
Akira Asano
PDF
2015年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布 (2015. 12. 9)
by
Akira Asano
PDF
2015年度秋学期 統計学 第12回 分布の平均を推測する ― 区間推定 (2015. 12. 16)
by
Akira Asano
PDF
2015年度秋学期 統計学 第10回 分布の推測とは - 標本調査,度数分布と確率分布 (2015. 12. 2)
by
Akira Asano
PDF
2019年度春学期 統計学 第11回 分布の「型」を考えるー確率分布モデルと正規分布 (2019. 6. 27)
by
Akira Asano
PDF
2013年度秋学期 統計学 第12回「分布の平均を推測する ― 区間推定」
by
Akira Asano
PDF
2013年度秋学期 統計学 第13回「不確かな測定の不確かさを測る ― 不偏分散とt分布」
by
Akira Asano
2015年度春学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布 (2015. 6. 25)
by
Akira Asano
2013年度秋学期 統計学 第11回「分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布」
by
Akira Asano
2015年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布 (2015. 12. 9)
by
Akira Asano
2015年度秋学期 統計学 第12回 分布の平均を推測する ― 区間推定 (2015. 12. 16)
by
Akira Asano
2015年度秋学期 統計学 第10回 分布の推測とは - 標本調査,度数分布と確率分布 (2015. 12. 2)
by
Akira Asano
2019年度春学期 統計学 第11回 分布の「型」を考えるー確率分布モデルと正規分布 (2019. 6. 27)
by
Akira Asano
2013年度秋学期 統計学 第12回「分布の平均を推測する ― 区間推定」
by
Akira Asano
2013年度秋学期 統計学 第13回「不確かな測定の不確かさを測る ― 不偏分散とt分布」
by
Akira Asano
Similar to 2014年度春学期 統計学 第11回 分布の推測とはー分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布 (2014. 6. 26)
PDF
2014年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布 (2014. 12. 10)
by
Akira Asano
PDF
2016年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える-確率分布モデルと正規分布 (2016. 12. 5)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布 (2022. 12. 6)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 統計学 第10回 分布の推測とはー標本調査,度数分布と確率分布 (2022. 11. 29)
by
Akira Asano
PDF
2020年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考えるー確率分布モデルと正規分布 (2020. 12. 8)
by
Akira Asano
PDF
2021年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える ー 確率分布モデルと正規分布(2021. 12. 7)
by
Akira Asano
PDF
2022年度春学期 統計学 第11回 分布の「型」を考えるー確率分布モデルと正規分布
by
Akira Asano
PDF
2018年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考えるー確率分布モデルと正規分布 (2018. 11. 27)
by
Akira Asano
PDF
2018年度春学期 統計学 第11回 分布の「型」を考えるー確率分布モデルと正規分布 (2018. 6. 21)
by
Akira Asano
PPTX
統計分析
by
大貴 末廣
PDF
Rm20150520 6key
by
youwatari
PDF
2014年度春学期 統計学 第10回 分布の推測とはー標本調査,度数分布と確率分布 (2014. 6. 19)
by
Akira Asano
PDF
2015年度春学期 統計学 第10回 分布の推測とは - 標本調査,度数分布と確率分布 (2015. 6. 18.)
by
Akira Asano
PDF
2016年度秋学期 統計学 第10回 分布の推測とは-標本調査,度数分布と確率分布 (2016. 11. 28)
by
Akira Asano
PDF
Rm20140507 4key
by
youwatari
PDF
2022年度春学期 統計学 第10回 分布の推測とはー標本調査,度数分布と確率分布
by
Akira Asano
PDF
2022年度春学期 統計学 第12回 分布の平均を推測するー区間推定
by
Akira Asano
PDF
2021年度秋学期 統計学 第12回 分布の平均を推測する - 区間推定(2021. 12. 14)
by
Akira Asano
PDF
2014年度秋学期 統計学 第10回 分布の推測とは - 標本調査,度数分布と確率分布 (2014. 12. 3)
by
Akira Asano
PDF
2015年度春学期 統計学 第12回 分布の平均を推測する ― 区間推定 (2015. 7. 2)
by
Akira Asano
2014年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布 (2014. 12. 10)
by
Akira Asano
2016年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える-確率分布モデルと正規分布 (2016. 12. 5)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布 (2022. 12. 6)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 統計学 第10回 分布の推測とはー標本調査,度数分布と確率分布 (2022. 11. 29)
by
Akira Asano
2020年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考えるー確率分布モデルと正規分布 (2020. 12. 8)
by
Akira Asano
2021年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考える ー 確率分布モデルと正規分布(2021. 12. 7)
by
Akira Asano
2022年度春学期 統計学 第11回 分布の「型」を考えるー確率分布モデルと正規分布
by
Akira Asano
2018年度秋学期 統計学 第11回 分布の「型」を考えるー確率分布モデルと正規分布 (2018. 11. 27)
by
Akira Asano
2018年度春学期 統計学 第11回 分布の「型」を考えるー確率分布モデルと正規分布 (2018. 6. 21)
by
Akira Asano
統計分析
by
大貴 末廣
Rm20150520 6key
by
youwatari
2014年度春学期 統計学 第10回 分布の推測とはー標本調査,度数分布と確率分布 (2014. 6. 19)
by
Akira Asano
2015年度春学期 統計学 第10回 分布の推測とは - 標本調査,度数分布と確率分布 (2015. 6. 18.)
by
Akira Asano
2016年度秋学期 統計学 第10回 分布の推測とは-標本調査,度数分布と確率分布 (2016. 11. 28)
by
Akira Asano
Rm20140507 4key
by
youwatari
2022年度春学期 統計学 第10回 分布の推測とはー標本調査,度数分布と確率分布
by
Akira Asano
2022年度春学期 統計学 第12回 分布の平均を推測するー区間推定
by
Akira Asano
2021年度秋学期 統計学 第12回 分布の平均を推測する - 区間推定(2021. 12. 14)
by
Akira Asano
2014年度秋学期 統計学 第10回 分布の推測とは - 標本調査,度数分布と確率分布 (2014. 12. 3)
by
Akira Asano
2015年度春学期 統計学 第12回 分布の平均を推測する ― 区間推定 (2015. 7. 2)
by
Akira Asano
More from Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 統計学 第15回 分布についての仮説を検証するー仮説検定(2) (2023. 1. 17)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第15回 測度論ダイジェスト(2) ルベーグ積分 (2023. 1. 19)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第14回 測度論ダイジェスト(1) ルベーグ測度と完全加法性 (2023. 1. 12)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 統計学 第14回 分布についての仮説を検証するー仮説検定(1) (2023. 1. 10)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第13回 複素関数論ダイジェスト(2) 孤立特異点と留数 (2022. 12. 22)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 統計学 第13回 不確かな測定の不確かさを測る - 不偏分散とt分布 (2022. 12. 20)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第12回 複素関数論ダイジェスト(1) 複素関数・正則関数 (2022. 12. 15)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 統計学 第12回 分布の平均を推測する - 区間推定 (2022. 12. 13)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 画像情報処理 第11回 逆投影法による再構成 (2022. 12. 9)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第11回 振動と微分方程式 (2022. 12. 8)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 画像情報処理 第10回 Radon変換と投影切断面定理 (2022. 12. 2)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第10回 生存時間分布と半減期 (2022. 12. 1)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 統計学 第8回 問題に対する答案の書き方 (2022. 11. 15)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 画像情報処理 第9回 離散フーリエ変換と離散コサイン変換 (2022. 11. 25)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 統計学 第9回 確からしさを記述するー確率 (2022. 11. 22)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 画像情報処理 第8回 行列の直交変換と基底画像 (2022. 11. 18)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第8回 2階線形微分方程式(2) (2022. 11. 17)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 画像情報処理 第7回 主成分分析とKarhunen-Loève変換 (2022. 11. 11)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第7回 2階線形微分方程式(1) (2022. 11. 10)
by
Akira Asano
PDF
2022年度秋学期 統計学 第8回 問題に対する答案の書き方(講義前提供用) (2022. 11. 15)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 統計学 第15回 分布についての仮説を検証するー仮説検定(2) (2023. 1. 17)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第15回 測度論ダイジェスト(2) ルベーグ積分 (2023. 1. 19)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第14回 測度論ダイジェスト(1) ルベーグ測度と完全加法性 (2023. 1. 12)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 統計学 第14回 分布についての仮説を検証するー仮説検定(1) (2023. 1. 10)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第13回 複素関数論ダイジェスト(2) 孤立特異点と留数 (2022. 12. 22)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 統計学 第13回 不確かな測定の不確かさを測る - 不偏分散とt分布 (2022. 12. 20)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第12回 複素関数論ダイジェスト(1) 複素関数・正則関数 (2022. 12. 15)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 統計学 第12回 分布の平均を推測する - 区間推定 (2022. 12. 13)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 画像情報処理 第11回 逆投影法による再構成 (2022. 12. 9)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第11回 振動と微分方程式 (2022. 12. 8)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 画像情報処理 第10回 Radon変換と投影切断面定理 (2022. 12. 2)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第10回 生存時間分布と半減期 (2022. 12. 1)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 統計学 第8回 問題に対する答案の書き方 (2022. 11. 15)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 画像情報処理 第9回 離散フーリエ変換と離散コサイン変換 (2022. 11. 25)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 統計学 第9回 確からしさを記述するー確率 (2022. 11. 22)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 画像情報処理 第8回 行列の直交変換と基底画像 (2022. 11. 18)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第8回 2階線形微分方程式(2) (2022. 11. 17)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 画像情報処理 第7回 主成分分析とKarhunen-Loève変換 (2022. 11. 11)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 応用数学(解析) 第7回 2階線形微分方程式(1) (2022. 11. 10)
by
Akira Asano
2022年度秋学期 統計学 第8回 問題に対する答案の書き方(講義前提供用) (2022. 11. 15)
by
Akira Asano
2014年度春学期 統計学 第11回 分布の推測とはー分布の「型」を考える - 確率分布モデルと正規分布 (2014. 6. 26)
1.
A.Asano,KansaiUniv. 2014年度春学期 統計学 浅野 晃 関西大学総合情報学部 分布の「型」を考える ̶ 確率分布モデルと正規分布 第11回
2.
A.Asano,KansaiUniv.
3.
A.Asano,KansaiUniv. ちょっと前回の復習
4.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 「統計的推測」とは 日本男性全員の身長を調べられるか? データの集まりの一部を調べて 度数分布を推測する いや,せめて平均や分散を推測する 調べたい集団の,すべてのデータを調べ られるか? 統計的推測
5.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 無作為抽出 データの集団から,いくつかのデータを 公平なくじびきで選ぶ [無作為標本抽出]という 調べたい(が全部を調べるの は無理な)集団[母集団] 調べられる程度のデータ [標本(サンプル)]
6.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 度数分布で考えると 階級値 162.5 165.5 172.5 相対 度数 15% 20% 20% 10%177.5 母集団の度数分布 無作為 抽出 ! 階級値 162.5 165.5 172.5 選ば れる 確率 15% 20% 20% 10%177.5 標本の[確率分布]
7.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率分布と確率変数 母集団の度数分布 (母集団分布) = つまり 階級値 162.5 165.5 172.5 選ばれ る確率 15% 20% 20% 10%177.5 標本の確率分布 いくらとは 決まってい ないが, 確率分布が 決まっている [確率変数] という
8.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 母平均の推定 標本としてデータを いくつか取り出して, それらの平均 母平均が知りたい 母集団 (日本男性全体) 母平均μ が,日本男性全員は調べられない [標本平均] 標本平均は母平均に 近い値になるか?
9.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 母平均の推定 母集団 母平均μ 母分散σ2 X1 X2 …
Xn サイズnの標本1セット 標本平均 Xbar X1 X2 … Xn Xbar X1 X2 … Xn Xbar 母集団と同じ 期待値μ … 分散σ2 … 極端な値はあまりないので 分散が小さくなる 期待値μ 分散 σ2/n
10.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 母平均の推定 母平均がμ 母分散がσ2 のとき, 標本平均の期待値がμ 標本平均の分散がσ2 /n 仮に何度も標本を抽出して,何度も標本 平均を計算したとすると 分散が小さくなっているので, たいてい,ほぼ母平均に近い値になる いま1回だけ計算した標本平均も, おそらく,ほぼ母平均に近い値だろう
11.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 母平均の推定 いま1回だけ計算した標本平均も, おそらく,ほぼ母平均に近い値だろう どのくらい近い? どのくらいの確率で? はずれる確率は?
12.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 母平均の推定 いま1回だけ計算した標本平均も, おそらく,ほぼ母平均に近い値だろう どのくらい近い? どのくらいの確率で? はずれる確率は? このあたりを 今回から考える
13.
A.Asano,KansaiUniv.
14.
A.Asano,KansaiUniv. 分布の「型」を考える
15.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 母平均の推定 いま1回だけ計算した標本平均も, おそらく,ほぼ母平均に近い値だろう どのくらい近い? どのくらいの確率で? はずれる確率は?
16.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 母平均の推定 いま1回だけ計算した標本平均も, おそらく,ほぼ母平均に近い値だろう どのくらい近い? どのくらいの確率で? はずれる確率は? 計算するには, 式で表されてな いといけない
17.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 母集団分布は 母集団の度数分布 (母集団分布) = つまり 階級値 162.5 165.5 172.5 選ばれ る確率 15% 20% 20% 10%177.5 標本の確率分布
18.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 母集団分布は 母集団の度数分布 (母集団分布) = つまり 階級値 162.5 165.5 172.5 選ばれ る確率 15% 20% 20% 10%177.5 標本の確率分布 これは式ではなく 数値の集まり, 計算できない
19.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 式で表す 階級値 162.5 165.5 172.5 選ばれ る確率 15% 20% 20% 10%177.5 度数分布を
20.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 式で表す 階級値 162.5 165.5 172.5 選ばれ る確率 15% 20% 20% 10%177.5 何かの式で書ける ものと仮定する 度数分布を
21.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 式で表す 階級値 162.5 165.5 172.5 選ばれ る確率 15% 20% 20% 10%177.5 何かの式で書ける ものと仮定する 階級 0 100 110
120 130 140 ストグラムはこんなふうには描かない 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110 120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ロット ラムをさらに簡略化して表現したのがボックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 値,第1(下側)四分位数,中位数(中央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 フの中に表示したものです。分布の形を簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 データを小さいほうから並べたときに順位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも 度数分布を ヒストグラムが
22.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 式で表す 階級値 162.5 165.5 172.5 選ばれ る確率 15% 20% 20% 10%177.5 何かの式で書ける ものと仮定する 階級 0 100 110
120 130 140 ストグラムはこんなふうには描かない 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110 120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ロット ラムをさらに簡略化して表現したのがボックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 値,第1(下側)四分位数,中位数(中央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 フの中に表示したものです。分布の形を簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 データを小さいほうから並べたときに順位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも 度数分布を ヒストグラムが 何かの式で表される 関数のグラフである と仮定する
23.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率分布モデルとパラメータ 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110
120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも なるものをさします。 が他のデータから飛び離れている場合は,それを別 何かの式のグラフで あると仮定する
24.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率分布モデルとパラメータ 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110
120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも なるものをさします。 が他のデータから飛び離れている場合は,それを別 何かの式のグラフで あると仮定する 式=確率分布モデル
25.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率分布モデルとパラメータ 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110
120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも なるものをさします。 が他のデータから飛び離れている場合は,それを別 何かの式のグラフで あると仮定する パラメータを推定す ればグラフが描ける 式=確率分布モデル
26.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率分布モデルとパラメータ 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110
120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも なるものをさします。 が他のデータから飛び離れている場合は,それを別 何かの式のグラフで あると仮定する パラメータを推定す ればグラフが描ける 式=確率分布モデル 直線のモデル
27.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率分布モデルとパラメータ 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110
120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも なるものをさします。 が他のデータから飛び離れている場合は,それを別 何かの式のグラフで あると仮定する パラメータを推定す ればグラフが描ける 式=確率分布モデル 直線のモデル
28.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率分布モデルとパラメータ 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110
120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも なるものをさします。 が他のデータから飛び離れている場合は,それを別 何かの式のグラフで あると仮定する パラメータを推定す ればグラフが描ける 式=確率分布モデル 直線のモデル
29.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率分布モデルとパラメータ 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110
120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも なるものをさします。 が他のデータから飛び離れている場合は,それを別 何かの式のグラフで あると仮定する パラメータを推定す ればグラフが描ける 式=確率分布モデル 直線のモデル そこで用いるの が,ある数式で表 であらわされる関 のなりたちに合わ 関数を式で表す す式 y = ax + b の ります。これから てゆきます。
30.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率分布モデルとパラメータ 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110
120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも なるものをさします。 が他のデータから飛び離れている場合は,それを別 何かの式のグラフで あると仮定する パラメータを推定す ればグラフが描ける 式=確率分布モデル 直線のモデル そこで用いるの が,ある数式で表 であらわされる関 のなりたちに合わ 関数を式で表す す式 y = ax + b の ります。これから てゆきます。
31.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率分布モデルとパラメータ 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110
120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも なるものをさします。 が他のデータから飛び離れている場合は,それを別 何かの式のグラフで あると仮定する パラメータを推定す ればグラフが描ける 式=確率分布モデル 直線のモデル そこで用いるの が,ある数式で表 であらわされる関 のなりたちに合わ 関数を式で表す す式 y = ax + b の ります。これから てゆきます。
32.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率分布モデルとパラメータ 階級 各柱の面積 =度数 90 100 110
120 130 140 150 図 2: ヒストグラムはこう描く ックスプロット(箱ひげ図)です。これは図 4 のよ 央値,メディアン),第3(上側)四分位数,最大値 簡単な図で概略つかむことができます。ここで,中 位が 50% (データが 100 個のとき 50 位)であるも なるものをさします。 が他のデータから飛び離れている場合は,それを別 何かの式のグラフで あると仮定する パラメータを推定す ればグラフが描ける 式=確率分布モデル 直線のモデル そこで用いるの が,ある数式で表 であらわされる関 のなりたちに合わ 関数を式で表す す式 y = ax + b の ります。これから てゆきます。 パラメータ
33.
A.Asano,KansaiUniv.
34.
A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布
35.
2014 A.Asano,KansaiUniv. ヒストグラムを式で表す こんなヒストグラムを, 式で書けるだろうか? 度数分布のヒストグラム たくさんのデータによって描かれている 図 1: 確 ムの上端をつないだグラフで表される関数』の『 ムの上端をつないだグラフで表される関数」を確 この講義では積分の計算をすることはありませ まとめた数表はよく用います。 「確率変数がある範囲の値に入る確率」
36.
2014 A.Asano,KansaiUniv. ヒストグラムを式で表す こんなヒストグラムを, 式で書けるだろうか? 度数分布のヒストグラム たくさんのデータによって描かれている 図 1: 確 ムの上端をつないだグラフで表される関数』の『 ムの上端をつないだグラフで表される関数」を確 この講義では積分の計算をすることはありませ まとめた数表はよく用います。 「確率変数がある範囲の値に入る確率」 関数のグラフで表す いくつかの「パラメータ」を決めれば描ける 確率分布モデル 『ある範囲』での積分」といいます。この「ヒストグラ これを表す式のほうが 数学は簡単。
37.
2014 A.Asano,KansaiUniv. ヒストグラムを式で表す こんなヒストグラムを, 式で書けるだろうか? 度数分布のヒストグラム たくさんのデータによって描かれている 図 1: 確 ムの上端をつないだグラフで表される関数』の『 ムの上端をつないだグラフで表される関数」を確 この講義では積分の計算をすることはありませ まとめた数表はよく用います。 「確率変数がある範囲の値に入る確率」 関数のグラフで表す いくつかの「パラメータ」を決めれば描ける 確率分布モデル 『ある範囲』での積分」といいます。この「ヒストグラ これを表す式のほうが 数学は簡単。 階級の区切り方がどん どん細かくなって,見 えなくなったと考える
38.
2014 A.Asano,KansaiUniv. ヒストグラムを式で表す こんなヒストグラムを, 式で書けるだろうか? 度数分布のヒストグラム たくさんのデータによって描かれている 図 1: 確 ムの上端をつないだグラフで表される関数』の『 ムの上端をつないだグラフで表される関数」を確 この講義では積分の計算をすることはありませ まとめた数表はよく用います。 「確率変数がある範囲の値に入る確率」 関数のグラフで表す いくつかの「パラメータ」を決めれば描ける 確率分布モデル 『ある範囲』での積分」といいます。この「ヒストグラ これを表す式のほうが 数学は簡単。 階級の区切り方がどん どん細かくなって,見 えなくなったと考える [連続型確率分布]
39.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布 ヒストグラム
40.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布 ヒストグラム ある範囲に入る確率 =柱の面積の合計
41.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布 ヒストグラム ある範囲に入る確率 =柱の面積の合計 階級の区切りを 細かく
42.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布 ヒストグラム ある範囲に入る確率 =柱の面積の合計 階級の区切りを 細かく
43.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布 ヒストグラム ある範囲に入る確率 =柱の面積の合計 階級の区切りを 細かく 同じ範囲なら 柱の面積の合計は同じ
44.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布 ヒストグラム ある範囲に入る確率 =柱の面積の合計 階級の区切りを 細かく 同じ範囲なら 柱の面積の合計は同じ
45.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布 ヒストグラム ある範囲に入る確率 =柱の面積の合計 階級の区切りを 細かく 同じ範囲なら 柱の面積の合計は同じ
46.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布 ヒストグラム ある範囲に入る確率 =柱の面積の合計 階級の区切りを 細かく 同じ範囲なら 柱の面積の合計は同じ 同じ範囲なら 柱の面積の合計は同じ
47.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布 ヒストグラム ある範囲に入る確率 =柱の面積の合計 階級の区切りを 細かく 同じ範囲なら 柱の面積の合計は同じ 同じ範囲なら 柱の面積の合計は同じ ヒストグラムの上の縁= [確率密度関数]
48.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率密度関数
49.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率密度関数 ヒストグラムの上の縁= [確率密度関数] 確率ではない
50.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率密度関数 この範囲に入る確率=この面積 =確率密度関数の積分 ヒストグラムの上の縁= [確率密度関数] 確率ではない
51.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率密度関数 連続型確率変数が すべての実数のうちの どれかになる確率 =1(100%)
52.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率密度関数 連続型確率変数が すべての実数のうちの どれかになる確率 =1(100%) a 連続型確率変数が ある特定の値aになる確率 =0
53.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率密度関数 連続型確率変数が すべての実数のうちの どれかになる確率 =1(100%) a 連続型確率変数が ある特定の値aになる確率 =0 幅が0だから,面積も0
54.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 確率密度関数 連続型確率変数が すべての実数のうちの どれかになる確率 =1(100%) a 連続型確率変数が ある特定の値aになる確率 =0 幅が0だから,面積も0 なんかヘン? 演習の回答例の付録で
55.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布は,数学の都合
56.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布は,数学の都合 こんなのより
57.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布は,数学の都合 こんなのより こんなののほうが 数式にしやすい
58.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 連続型確率分布は,数学の都合 こんなのより こんなののほうが 数式にしやすい 実際のデータは,有限の桁数の数字 で表されている限り,必ず離散的。
59.
A.Asano,KansaiUniv.
60.
A.Asano,KansaiUniv. 正規分布モデル
61.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布モデル 世の中には,[正規分布モデル]で表せる ような母集団分布がたくさんある 長さの測定値の分布 センター試験の成績の分布 …
62.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布モデル 世の中には,[正規分布モデル]で表せる ような母集団分布がたくさんある 長さの測定値の分布 センター試験の成績の分布 … [中心極限定理] 母集団のばらつきの原因が 無数の独立な原因の和のとき, 母集団分布は概ね正規分布になる
63.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の特徴
64.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の特徴 パラメータが平均(期待値)と分散
65.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の特徴 パラメータが平均(期待値)と分散 μ
66.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の特徴 パラメータが平均(期待値)と分散 μ σ2
67.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の特徴 パラメータが平均(期待値)と分散 μ σ2 (わかりやすいものを推定すればよい ので都合がいい)
68.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の特徴 パラメータが平均(期待値)と分散 μ σ2 確率変数Xの確率分布が 期待値μ,分散σ2 の正規分布であることを (わかりやすいものを推定すればよい ので都合がいい)
69.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の特徴 パラメータが平均(期待値)と分散 μ σ2 確率変数Xの確率分布が 期待値μ,分散σ2 の正規分布であることを 確率変数XがN(μ,σ2
)にしたがう という (わかりやすいものを推定すればよい ので都合がいい)
70.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の特徴 パラメータが平均(期待値)と分散 μ σ2
71.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の特徴 パラメータが平均(期待値)と分散 μ σ2ある範囲 細かく もっと細かく 図
2: 連続型確率分布 µµ + σ x f(x) µ – σ 確率密度関数はこんな形
72.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の特徴 パラメータが平均(期待値)と分散 μ σ2ある範囲 細かく もっと細かく 図
2: 連続型確率分布 µµ + σ x f(x) µ – σ 確率密度関数はこんな形 左右とも無限に 広がっている
73.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質1 確率変数XがN(μ,σ2 )にしたがう とき6 第
8 章 いちばんよく出てくる「型」の分布ー正規分布モデル μだけ左に移動 μ0 X 0 X – μ 広がりを (1 / σ)に縮める X – μ σ N(μ, σ2) N(0, σ2) N(0, 1) 0 図 8.4 正規分布の性質 1 計算すると,標本平均の期待値は母平均と同じで,標本平均の分散は母
74.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質1 確率変数XがN(μ,σ2 )にしたがう とき6 第
8 章 いちばんよく出てくる「型」の分布ー正規分布モデル μだけ左に移動 μ0 X 0 X – μ 広がりを (1 / σ)に縮める X – μ σ N(μ, σ2) N(0, σ2) N(0, 1) 0 図 8.4 正規分布の性質 1 計算すると,標本平均の期待値は母平均と同じで,標本平均の分散は母 (X-μ)/σ はN(0, 1 )にしたがう
75.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質1 確率変数XがN(μ,σ2 )にしたがう とき (X-μ)/σ はN(0,
1 )にしたがう
76.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質1 確率変数XがN(μ,σ2 )にしたがう とき (X-μ)/σ はN(0,
1 )にしたがう 「標準得点」と同じ
77.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質1 確率変数XがN(μ,σ2 )にしたがう とき (X-μ)/σ はN(0,
1 )にしたがう 「標準得点」と同じ
78.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質1 確率変数XがN(μ,σ2 )にしたがう とき (X-μ)/σ はN(0,
1 )にしたがう 「標準得点」と同じ 変換しても, やはり正規分布になる
79.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質1 確率変数XがN(μ,σ2 )にしたがう とき (X-μ)/σ はN(0,
1 )にしたがう 「標準得点」と同じ 変換しても, やはり正規分布になる N(0,1)を[標準正規分布]という
80.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質2 母集団 母平均μ 母分散σ2 X1 X2 …
Xn サイズnの標本1セット 標本平均 Xbar X1 X2 … Xn Xbar X1 X2 … Xn Xbar 母集団と同じ 期待値μ … 分散σ2 … 期待値μ 分散 σ2/n
81.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質2 母集団 母平均μ 母分散σ2 X1 X2 …
Xn サイズnの標本1セット 標本平均 Xbar X1 X2 … Xn Xbar X1 X2 … Xn Xbar 母集団と同じ 期待値μ … 分散σ2 … 期待値μ 分散 σ2/n 正規分布なら
82.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質2 母集団 母平均μ 母分散σ2 X1 X2 …
Xn サイズnの標本1セット 標本平均 Xbar X1 X2 … Xn Xbar X1 X2 … Xn Xbar 母集団と同じ 期待値μ … 分散σ2 … 期待値μ 分散 σ2/n 正規分布なら こちらも 正規分布になる
83.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質2 母集団 母平均μ 母分散σ2 X1 X2 …
Xn サイズnの標本1セット 標本平均 Xbar X1 X2 … Xn Xbar X1 X2 … Xn Xbar 母集団と同じ 期待値μ … 分散σ2 … 期待値μ 分散 σ2/n 正規分布なら こちらも 正規分布になるN(μ,σ2)
84.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布の性質2 母集団 母平均μ 母分散σ2 X1 X2 …
Xn サイズnの標本1セット 標本平均 Xbar X1 X2 … Xn Xbar X1 X2 … Xn Xbar 母集団と同じ 期待値μ … 分散σ2 … 期待値μ 分散 σ2/n 正規分布なら こちらも 正規分布になる N(μ,σ2/n) N(μ,σ2)
85.
A.Asano,KansaiUniv.
86.
A.Asano,KansaiUniv. 正規分布表の見方
87.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 正規分布にしたがう確率変数が ある範囲に入る確率 z f(z) 0 z 面積 =
P(Z ≥ z)
88.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 正規分布にしたがう確率変数が ある範囲に入る確率 z f(z) 0 z 面積 =
P(Z ≥ z) 数表を使って求める
89.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 正規分布にしたがう確率変数が ある範囲に入る確率 z f(z) 0 z 面積 =
P(Z ≥ z) 数表を使って求める 標準正規分布の場 合に,いろいろなz の値について,こ の面積が載っている
90.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 例)確率変数XがN(50, 102)にしたがう とき,Xが60以上である確率を求めよ。 Zは標準正規分布にしたがう
91.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 例)確率変数XがN(50, 102)にしたがう とき,Xが60以上である確率を求めよ。 性質1により,Z =
(X - 50) / 10 と変換 Zは標準正規分布にしたがう
92.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 例)確率変数XがN(50, 102)にしたがう とき,Xが60以上である確率を求めよ。 性質1により,Z =
(X - 50) / 10 と変換 X=60のとき,Z=(60 - 50) / 10 = 1 Zは標準正規分布にしたがう
93.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 例)確率変数XがN(50, 102)にしたがう とき,Xが60以上である確率を求めよ。 性質1により,Z =
(X - 50) / 10 と変換 X=60のとき,Z=(60 - 50) / 10 = 1 よって,求めるのは,Zが1以上である確率 なります。標準正規分布の確率密度関数 載されています。 んな値の正規分布でも,それにしたがう ることができます。例えば,期待値 50, 以上である確率,すなわち P(X 60) を 1から確率変数 Z は標準正規分布 N(0, 1) すから,求める確率は P(Z 1) です。数 Zは標準正規分布にしたがう
94.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 確率」P(Z z) 0.05 0.48006 0.44038 0.40129 0.36317 0.32636 . .. を求める 0.00 0.01
0.02 0.03 0.04 0.05 0.0 0.50000 0.49601 0.49202 0.48803 0.48405 0.48006 0.1 0.46017 0.45620 0.45224 0.44828 0.44433 0.44038 0.2 0.42074 0.41683 0.41294 0.40905 0.40517 0.40129 0.3 0.38209 0.37828 0.37448 0.37070 0.36693 0.36317 0.4 0.34458 0.34090 0.33724 0.33360 0.32997 0.32636 . . . ... 1.0 0.15866 0.15625 0.15386 0.15151 0.14917 0.14686 ...
95.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 zの小数第1位まで確率」P(Z z) 0.05 0.48006 0.44038 0.40129 0.36317 0.32636 . .. を求める 0.00 0.01
0.02 0.03 0.04 0.05 0.0 0.50000 0.49601 0.49202 0.48803 0.48405 0.48006 0.1 0.46017 0.45620 0.45224 0.44828 0.44433 0.44038 0.2 0.42074 0.41683 0.41294 0.40905 0.40517 0.40129 0.3 0.38209 0.37828 0.37448 0.37070 0.36693 0.36317 0.4 0.34458 0.34090 0.33724 0.33360 0.32997 0.32636 . . . ... 1.0 0.15866 0.15625 0.15386 0.15151 0.14917 0.14686 ...
96.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 zの小数第2位 zの小数第1位まで確率」P(Z z) 0.05 0.48006 0.44038 0.40129 0.36317 0.32636 . .. を求める 0.00 0.01
0.02 0.03 0.04 0.05 0.0 0.50000 0.49601 0.49202 0.48803 0.48405 0.48006 0.1 0.46017 0.45620 0.45224 0.44828 0.44433 0.44038 0.2 0.42074 0.41683 0.41294 0.40905 0.40517 0.40129 0.3 0.38209 0.37828 0.37448 0.37070 0.36693 0.36317 0.4 0.34458 0.34090 0.33724 0.33360 0.32997 0.32636 . . . ... 1.0 0.15866 0.15625 0.15386 0.15151 0.14917 0.14686 ...
97.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 zの小数第2位 zの小数第1位まで確率」P(Z z) 0.05 0.48006 0.44038 0.40129 0.36317 0.32636 . .. を求める 標準正規分布の確率密度関数 います。 正規分布でも,それにしたがう きます。例えば,期待値 50, る確率,すなわち
P(X 60) を 変数 Z は標準正規分布 N(0, 1) める確率は P(Z 1) です。数 0.00 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0.0 0.50000 0.49601 0.49202 0.48803 0.48405 0.48006 0.1 0.46017 0.45620 0.45224 0.44828 0.44433 0.44038 0.2 0.42074 0.41683 0.41294 0.40905 0.40517 0.40129 0.3 0.38209 0.37828 0.37448 0.37070 0.36693 0.36317 0.4 0.34458 0.34090 0.33724 0.33360 0.32997 0.32636 . . . ... 1.0 0.15866 0.15625 0.15386 0.15151 0.14917 0.14686 ...
98.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 zの小数第2位 zの小数第1位まで確率」P(Z z) 0.05 0.48006 0.44038 0.40129 0.36317 0.32636 . .. を求める 標準正規分布の確率密度関数 います。 正規分布でも,それにしたがう きます。例えば,期待値 50, る確率,すなわち
P(X 60) を 変数 Z は標準正規分布 N(0, 1) める確率は P(Z 1) です。数 0.00 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0.0 0.50000 0.49601 0.49202 0.48803 0.48405 0.48006 0.1 0.46017 0.45620 0.45224 0.44828 0.44433 0.44038 0.2 0.42074 0.41683 0.41294 0.40905 0.40517 0.40129 0.3 0.38209 0.37828 0.37448 0.37070 0.36693 0.36317 0.4 0.34458 0.34090 0.33724 0.33360 0.32997 0.32636 . . . ... 1.0 0.15866 0.15625 0.15386 0.15151 0.14917 0.14686 ...
99.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 zの小数第2位 zの小数第1位まで確率」P(Z z) 0.05 0.48006 0.44038 0.40129 0.36317 0.32636 . .. を求める 標準正規分布の確率密度関数 います。 正規分布でも,それにしたがう きます。例えば,期待値 50, る確率,すなわち
P(X 60) を 変数 Z は標準正規分布 N(0, 1) める確率は P(Z 1) です。数 0.00 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0.0 0.50000 0.49601 0.49202 0.48803 0.48405 0.48006 0.1 0.46017 0.45620 0.45224 0.44828 0.44433 0.44038 0.2 0.42074 0.41683 0.41294 0.40905 0.40517 0.40129 0.3 0.38209 0.37828 0.37448 0.37070 0.36693 0.36317 0.4 0.34458 0.34090 0.33724 0.33360 0.32997 0.32636 . . . ... 1.0 0.15866 0.15625 0.15386 0.15151 0.14917 0.14686 ...
100.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 zの小数第2位 zの小数第1位まで確率」P(Z z) 0.05 0.48006 0.44038 0.40129 0.36317 0.32636 . .. を求める 標準正規分布の確率密度関数 います。 正規分布でも,それにしたがう きます。例えば,期待値 50, る確率,すなわち
P(X 60) を 変数 Z は標準正規分布 N(0, 1) める確率は P(Z 1) です。数 0.00 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0.0 0.50000 0.49601 0.49202 0.48803 0.48405 0.48006 0.1 0.46017 0.45620 0.45224 0.44828 0.44433 0.44038 0.2 0.42074 0.41683 0.41294 0.40905 0.40517 0.40129 0.3 0.38209 0.37828 0.37448 0.37070 0.36693 0.36317 0.4 0.34458 0.34090 0.33724 0.33360 0.32997 0.32636 . . . ... 1.0 0.15866 0.15625 0.15386 0.15151 0.14917 0.14686 ...
101.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 zの小数第2位 zの小数第1位まで確率」P(Z z) 0.05 0.48006 0.44038 0.40129 0.36317 0.32636 . .. を求める 標準正規分布の確率密度関数 います。 正規分布でも,それにしたがう きます。例えば,期待値 50, る確率,すなわち
P(X 60) を 変数 Z は標準正規分布 N(0, 1) める確率は P(Z 1) です。数 0.00 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0.0 0.50000 0.49601 0.49202 0.48803 0.48405 0.48006 0.1 0.46017 0.45620 0.45224 0.44828 0.44433 0.44038 0.2 0.42074 0.41683 0.41294 0.40905 0.40517 0.40129 0.3 0.38209 0.37828 0.37448 0.37070 0.36693 0.36317 0.4 0.34458 0.34090 0.33724 0.33360 0.32997 0.32636 . . . ... 1.0 0.15866 0.15625 0.15386 0.15151 0.14917 0.14686 ...
102.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 zの小数第2位 zの小数第1位まで確率」P(Z z) 0.05 0.48006 0.44038 0.40129 0.36317 0.32636 . .. を求める 標準正規分布の確率密度関数 います。 正規分布でも,それにしたがう きます。例えば,期待値 50, る確率,すなわち
P(X 60) を 変数 Z は標準正規分布 N(0, 1) める確率は P(Z 1) です。数 0.00 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0.0 0.50000 0.49601 0.49202 0.48803 0.48405 0.48006 0.1 0.46017 0.45620 0.45224 0.44828 0.44433 0.44038 0.2 0.42074 0.41683 0.41294 0.40905 0.40517 0.40129 0.3 0.38209 0.37828 0.37448 0.37070 0.36693 0.36317 0.4 0.34458 0.34090 0.33724 0.33360 0.32997 0.32636 . . . ... 1.0 0.15866 0.15625 0.15386 0.15151 0.14917 0.14686 ...
103.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 zの小数第2位 zの小数第1位まで確率」P(Z z) 0.05 0.48006 0.44038 0.40129 0.36317 0.32636 . .. を求める 標準正規分布の確率密度関数 います。 正規分布でも,それにしたがう きます。例えば,期待値 50, る確率,すなわち
P(X 60) を 変数 Z は標準正規分布 N(0, 1) める確率は P(Z 1) です。数 0.00 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0.0 0.50000 0.49601 0.49202 0.48803 0.48405 0.48006 0.1 0.46017 0.45620 0.45224 0.44828 0.44433 0.44038 0.2 0.42074 0.41683 0.41294 0.40905 0.40517 0.40129 0.3 0.38209 0.37828 0.37448 0.37070 0.36693 0.36317 0.4 0.34458 0.34090 0.33724 0.33360 0.32997 0.32636 . . . ... 1.0 0.15866 0.15625 0.15386 0.15151 0.14917 0.14686 ...
104.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 演習の2 求める確率は P(Z 0.5)
で,数表から,P(Z 0.5) = 0.30854 となります. 求める確率は P(−0.5 Z 1) です.この値は 1 − (P(Z −0.5) + P(Z 1)) で,数表か 1) = 0.15866 であり,また前問から P(Z 0.5) = 0.30854 ですから,P(45 X 60) = Z 1) = 0.53280 となります(図 2). 面積 = P(45 ≤ X ≤ 60) = P(– 0.5 ≤ Z ≤ 1) X~N(50, 102) x f(x) 50 6045 µ+1σµ−0.5σ µ Z~N(0, 1) z f(z) 0 1– 0.5 Z = (X – 50) / 10 図 1: 任意の正規分布から標準正規分布への変換
105.
2014 A.Asano,KansaiUniv. 正規分布にもとづく計算 演習の2 x 50 6045 µ+1σµ−0.5σ µ z 0
1– 0.5 Z = (X – 50) / 10 図 1: 任意の正規分布から標準正規分布への変換 0 1– 0.5 = + 0 1 0 (– 0– 0.5 ) 図 2: P(−0.5 ≤ Z ≤ 1) を数表から求めるには
Download