「共感」から「課題定義」へ
第3回講義
(復習)デザイン思考
• 人に注目した「本当の課題発見と、解決のための考え方」
• デザイン思考
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人に
共感する
人の
課題定義
アイデアを
つくる
アイデアを
試作する
試作物を
人で試す
(復習)デザイン思考
• 前回は、人に共感することについてお話ししました
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人に
共感する
人の
課題定義
アイデアを
つくる
アイデアを
試作する
試作物を
人で試す
(復習)デザイン思考
• 今回は、「人の課題を定義」すること。
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人に
共感する
人の
課題定義
アイデアを
つくる
アイデアを
試作する
試作物を
人で試す
状況の整理
• 【状況】
• 今、私たちはお母さんにインタビューをしたり、観察を行って、お
母さんのことを知っています。(前回・前々回の課題)
• お母さんに、「空想上の課題」一度課題をぶつけて多くの人が「違
うね」と言われています。(前回の課題)
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• 【解釈】
• では、皆さんの考えた課題は「課題」ではないのか?と言えばそれ
は 。確かに課題。
• ※お母さんにとって、それほどクリティカルではないということです。
では、何をすべきか?
(本当の)「課題」見つける
良い問いかけは、良い解決策を導く
え!?
課題はすでに見つけてます
じゃあ、課題って何ですか?
• 言葉には、意味がある
身の回りにある課題を
1つあげてください
THINK
この部屋にある課題(と思われるもの)
• 席が後ろ過ぎてみえない
• 声が聞こえにくい
• 画面が暗い
• スライドの文字が小さい
「課題」という
言葉を定義する
理想状態
今の状態
○○になりたい!
○○でありたい!
○○であってほしい!
今の自分の状態
今の生活の状態
今の社会の状態
理想状態
今の状態
○○になりたい!
○○でありたい!
○○であってほしい!
今の自分の状態
今の生活の状態
今の社会の状態
= 課題
ギャップ
障害
理想状態
今の状態
テストで100点を取る
今の学力、今の生活習慣
目的と今の状態がわかれば
課題・問題は見つけられる!
理想状態と今の状態が
わからないところに
課題なんて存在しない!
すごく大切!
• 席が後ろ過ぎてみえない
• 声が聞こえにくい
• 画面が暗い
• スライドの文字が小さい
「不満」
これらは課題ではない。
なぜなら、理想状態がない。
結局どうしたいの?
どうだったらいいの?
実際、私たちはインタビューをすると
不満をたくさん言われる。
あれが、こうでこうでこうなってて、
これがこうだから、あんまり良くない
と思うわけ。そうそう、そういうのも嫌い
はー、もっと良くならないかな。
図にすると…
共感の結果はこんな感じ
現在の状態 不満
?
+
?
わからない
わからない
わたしたちが、やるべきこと
2つのやるべきこと
現在の状態 不満
理想状態
+
? 創る!
2つのやるべきこと
現在の状態 不満
理想状態
+
課題
見つける!
もう1つ大切なこと
ユーザーはどうして理想状態を言わないのか?
ユーザーは、
「自分がどうなりたいのか」
「本当はどうありたいのか」
知らない
すごく大切!
だから、私たちが
ユーザーに変わって
見つけ出し、叶える!
すごく大切!
本当の課題の発見とは
• 共感で得た情報・不満から「本当は何を達成したいの
か|どうなれば理想的なのか」を見つけること。
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• 今の状態を、理想の状態にできない理由:「ギャップ」
「障害」を(本当の)課題として定義する
→理想の状態を見つける(A)
→(本当の)課題を定義する(B)
具体例
お弁当を例に・・・
お母さんへの共感ワークの結果
• お弁当を洗うのが面倒くさい
• 夏場には腐る
• ワンパターンになりがち
• 量の調整が難しい
• 朝起きるのが辛い。
• +お母さんの人物的な要素
「不満」
+
「現在の状態」
性格・生活習慣
インタビュー・観察
共感ワークの結果から課題定義へ
• お弁当を洗うのが面倒くさい
• 夏場には腐る
• ワンパターンになりがち
• 量の調整が難しい
• 朝起きるのが辛い。
• +お母さんの人物的な要素
お母さんが
こうであればいいのにな
と思うことは何か?
理想状態をつくる
共感ワークの結果から課題定義へ
お母さんが
こうであればいいのにな
と思うことは何か?
理想状態をつくる
HOW TO : 手順
1.ブレインストーミング
2.理想状態の選択
4.文章化する
3.課題の発見
1.ブレインストーミング
お母さんがこうであればいいのになと思うことテーマ
手順  とにかく思いつくことを書く!
Ex.
・朝起きると、献立が自動でつくられて欲しい!
・お弁当で子供の健康状態がみたい!
・子供がお弁当を食べている様子がみたい!
・お弁当の中身が腐らないでほしい!
・子供に喜んでお弁当を食べてもらいたい!
・お弁当をもっと楽しんでつくりたい!
2.理想状態の選択
手順  理想状態を(共感に基づいて)選ぶ
・✔️朝起きると、献立が自動でつくられて欲しい!
・お弁当で子供の健康状態がみたい!
・子供がお弁当を食べている様子がみたい!
・お弁当の中身が腐らないでほしい!
・子供に喜んでお弁当を食べてもらいたい!
・お弁当をもっと楽しんでつくりたい!
3.課題の発見
手順  理想状態を妨げる課題を特定する
理想 
現実 
朝起きると、献立が自動でつくられててほしい!
IT機器が使えないお母さんは、
毎晩・毎朝、献立を考えるのに悩まされている
課題 
・献立を自動で作成すること
・作成してもお母さんに届けられない。
発見する
4.文章化する
手順  全てを文章に落とし込みましょう
理想 
現実 
朝起きると、献立が自動でつくられててほしい!
IT機器が使えないお母さんは、
毎晩・毎朝、献立を考えるのに悩まされている
課題 
・献立を自動で作成すること
・作成してもお母さんに届けられない。
と願っています。しかしながら、現実では、
この理想を叶えるためには、
お母さんは、
という、課題を解決する必要があります。
ここまでできたなら
次はアイデアを創るステップへ
• お母さんの今の状態、理想の状態、課題が見つかった
• 課題がわかれば、解決する方法を見つける必要がある
• それが、次のステップ「Ideate」
以上で終わります!
今回は、ワークが難しいです。
頑張りましょう!

20140625_品川女子学院_講義3