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「情報技術基礎」と共通教科情報科

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情報処理学会第76回全国大会
高校での情報教育-2013年度版学習指導要領のもとで:普通科・専門学科、および教員養成

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「情報技術基礎」と共通教科情報科

  1. 1. 「情報技術基礎」と共通教科情報科 神戸市立科学技術高等学校 中野由章 info@nakano.ac
  2. 2. 自己紹介  日本IBM大和研究所→三重県立高校→ 千里金蘭大学→大阪電気通信大学→ 神戸市立科学技術高校教諭兼 大阪電気通信大学客員准教授  技術士(総合技術監理・情報工学)  USJ公認「パークの達人」 14/3/13 4時59分 Yoshiaki NAKANO 2
  3. 3. 共通教科情報科 2003年度〜  情報A  情報活用の実践力  情報B  情報の科学的な理解  情報C  情報社会に参画する態度 2013年度〜  社会と情報  情報社会に参画する態度  情報の科学  情報の科学的な理解
  4. 4. 工業科(1973年度) 情報系科目  情報技術実習  プログラミング  数値計算法  システム工学  電子計算機*  プログラム理論* *:「プログラミング」先修 情報技術科  電子計算機に関する知 識と技術を習得させ, 電子計算機を利用する 工業生産,電子計算機 の製造などの諸分野に おいて,情報処理,製 造,管理,運用,保守 などの業務に従事する 技術者を養成する。
  5. 5. 工業科(1982年度) 情報系科目  情報技術Ⅰ  プログラミング  情報技術Ⅱ  H/W技術,電気通信, 制御  情報技術Ⅲ  プログラム設計,S/W 開発  システム技術  含:モデルとシミュ レーション  普通科において工業に 関する科目を履修させ る場合には(略)「工 業基礎」,「製図」, 「情報技術Ⅰ」等の科 目のうちから適切なも のを履修させることが 望ましい。
  6. 6. 工業科(1994年度) 情報系科目  情報技術基礎  電子情報技術  プログラミング技術  ハードウエア技術  ソフトウエア技術  コンピュータ応用 現在の原型が完成  原則履修科目  普通科において工業に 関する科目を履修させ る場合には(中略) 「工業基礎」,「製 図」,「情報技術基 礎」など適切なものを 履修させることが望ま しいこと。
  7. 7. 工業科(2003年度) 情報系科目  情報技術基礎  電子情報技術  プログラミング技術  ハードウェア技術  ソフトウェア技術  マルチメディア応用  「情報技術基礎」が原 則履修科目から外れる  普通教科情報科の代替 として履修可(実質原 則履修科目)
  8. 8. 工業科(2013年度) 情報系科目  情報技術基礎  電子情報技術  プログラミング技術  ハードウェア技術  ソフトウェア技術  コンピュータシステム 技術  工業科は微修正のみ
  9. 9. 目標 情報技術基礎  社会における情報化の 進展と情報の意義や役 割を理解させるととも に,情報技術に関する 知識と技術を習得させ, 工業の各分野において 情報及び情報手段を主 体的に活用する能力と 態度を育てる。 共通教科情報科  情報及び情報技術を活 用するための知識と技 能を習得させ,情報に 関する科学的な見方や 考え方を養うとともに, 社会の中で情報及び情 報技術が果たしている 役割や影響を理解させ, 社会の情報化の進展に 主体的に対応できる能 力と態度を育てる。
  10. 10. 内容 (1)産業社会と情報技術 ア 情報化の進展と産業社会 イ 情報モラル ウ 情報のセキュリティ管理 (2)コンピュータの基礎 ア 数の表現と演算 イ 論理回路 ウ コンピュータの動作原理 (3)コンピュータシステム ア ハードウェアとソフトウェア イ オペレーティングシステムの 基礎 ウ アプリケーションソフトウェ アの利用 エ ネットワーク (4)プログラミングの基礎 ア 流れ図 イ データの演算と入出力 ウ 基本的なプログラミング (5)コンピュータ制御の基礎 (6)情報技術の活用 ア 情報の収集と活用 イ マルチメディアの活用
  11. 11. 内容の比較 社会と情報 情報技術基礎 情報の科学
  12. 12. 中学校(技術・家庭科) 技術分野 D 情報に関する技術 (1)情報通信ネットワークと情報モラル ア コンピュータの構成と基本的な情報処理の仕組み イ 情報通信ネットワークにおける基本的な情報利用の仕 組み ウ 著作権や発信した情報に対する責任,情報モラル エ 情報に関する技術の適切な評価・活用 (2)ディジタル作品の設計・制作 ア メディアの特徴と利用方法,制作品の設計 イ 多様なメディアを複合し,表現や発信 (3)プログラムによる計測・制御 ア コンピュータを利用した計測・制御の基本的な仕組み イ 情報処理の手順を考え,簡単なプログラムが作成
  13. 13. 教科書(実教出版) 1. 現代社会とコンピュータ 2. コンピュータの基本操作 3. ソフトウェア 4. BASICによるプログラミング(基礎) 5. BASICによるプログラミング(応用) 6. Cによるプログラミング 7. ハードウェア 8. データ通信・マルチメディア・コンピュータ制御 9. コンピュータの歴史と活用 10. 情報の管理
  14. 14. 教科書(オーム社・コロナ社) 1. 産業社会と情報技術 2. コンピュータの基礎 3. コンピュータシステム 4. プログラミングの基礎 5. コンピュータ制御の基礎 6. 情報技術の活用
  15. 15. 教科書(情報科) 最新 社会と情報 (実教出版) 1. 情報社会とわたしたち 2. 情報機器とディジタル表現 3. 表現と伝達 4. コミュニケーションと ネットワーク 5. 法規とセキュリティ 6. 情報社会と問題解決 情報の科学 (日本文教出版) 1. コンピュータによる情報の 処理と表現 2. ネットワークがつなぐ コミュニケーション 3. 情報システムが支える社会 4. 問題の発見・分析と解決の 方法 5. 問題の解決と処理手順の 自動化 6. モデル化と問題解決 7. 情報通信ネットワークと 問題解決
  16. 16. 学科数(本科)  全体  6800  普通科  3833(56.4%)  総合学科  355(5.2%)  工業科  542(8.0%)  商業科  655(9.6%)  情報科  29(0.4%) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 普通科 総合学科 工業科 商業科 情報科 その他
  17. 17. 生徒数(本科)  全体  331万人  普通科  240万人(72.4%)  総合学科  17万4千人(5.2%)  工業科  26万人(7.9%)  商業科  20万9千人(6.3%)  情報科  3千人(0.1%) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 普通科 総合学科 工業科 商業科 情報科 その他
  18. 18. つまり  工業科情報系  商業科情報系との棲み分けが比較的明解  情報系科目  1973年度〜  情報系科目の原則履修化  1994年度〜  工業科という基盤  共通教科情報科はどうか
  19. 19. 共通教科情報科  共通教科情報科でなくてもよいのでは?  情報活用の実践力  情報社会に参画する態度  情報科でなければならない!  情報の科学的な理解  「情報の科学的な理解」を中心とするべき  「情報技術基礎」のバランスの良さ  「情報技術基礎」をベースに

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