平成28年度
免許状講習講義
「情報教育」
平成28年7月3日(日)
都留文科大学 日向良和
情報検索(学校)
 学校での情報検索の特徴
① 学年が進むごとにより広範囲の情報を探す必要が
ある
② 検索される内容はある程度まとまりがある
情報検索(学校)
 学校での情報検索ツール
 図書館目録(OPAC)主な機能
–資料の検索、配架場所の表示
–予約
–督促
–お知らせ
–トップ10
–新着雑誌おしらせ(RSS等を利用)
–個人情報の参照、変更
情報検索(学校)
 参考図書
–辞典、百科事典、用語事典
–索引(源氏物語総索引など)
–白書、統計(国勢調査報告など)
–法令(現行はインターネット)
–学校図書館に無い場合には、近隣の公共図書館・大学図書館と
連携
–中学生以上であれば、資料を使いこなすことは可能
情報検索(学校)
 公共図書館のレファレンスサービス
 公共図書館ではさまざまな課題について、利用者
に代わり資料調査をおこなう
 レファレンス事例データベース
 http://crd.ndl.go.jp/reference/
学校で使えるデータベース
新聞記事データベース
–朝日新聞:聞蔵IIビジュアル
–読売新聞:ヨミダス歴史館
–海外の新聞:ProQuest
新聞記事データベースは接続人数
に応じて料金がかかる
グループ学習などで交代で使う
学校で使えるデータベース
 国立国会図書館目録
 NDL-OPAC
 戦後日本で発行された図書を検索することがで
きる(自家出版、同人誌をのぞく)
学校で使えるデータベース
 CiNii Books
 全国の大学図書館に所蔵されている資料
 CiNii Articles
 1947年以降の主要な学術論文を検索可能
 掲載された雑誌を検索
 本文をみることができる論文もある。
学校で使えるデータベース
 CiNii Articles
 1947年以降の主要な学術論文を検索可能
 掲載された雑誌を検索することができる
 本文をみることができる論文もある。
学校で使えるデータベース
 政府統計の総合窓口(http://www.e-
stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do)
 都道府県、市町村ごとの国勢調査人口、労働、
生活余暇、平均寿命などなどデータ集
 政府統計の種類を知らないと使えない
学校で使えるデータベース
 国勢調査
 人口(大正時代からの動向・男女比・県別年齢
別人口)
 3産業区分の労働力(昭和25年~)
 核家族化(大正時代からの世帯人数)
 夜間人口・昼間人口
学校で使えるデータベース
 社会生活基本調査(H23最新)
 生活行動(学習・スポーツ・娯楽・ボランティ
ア活動・旅行)
 生活時間(睡眠時間等)
学校で使えるデータベース
 全国消費実態調査(H21最新)
 もっとも「おにぎり」を買っている県など
 自動車所有率:ハイブリッド車の普及率
 携帯電話普及率
学校で使えるデータベース
 工業統計調査
 各種製品をもっとも出荷している県は?
 例えば:製造業1位は愛知県(トヨタ効果)、
2位神奈川県(情報通信機器1位)、山梨は3
3位
学校で使えるデータベース
 工業統計調査
 薬は埼玉県が1位
 ゲーム機器:愛知1位、2位群馬
 ジュース:静岡1位
 製紙:愛媛1位
 携帯電話:広島1位
 眼鏡:福井1位

H28教員免許更新講習講義スライド