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テストマネージャ試験対策勉強会

JSTQBテストマネージャ対策勉強会の発表資料です。

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テストマネージャ試験対策勉強会

  1. 1. テストマネージャ試験対策勉強会 (2016/7/9 実施) 藤沢 耕助 1
  2. 2. ⾃⼰紹介 ➤ 藤沢 耕助 ➤ 某SIerの品質保証部 ➤ ソフトウェアテストに関わって4年⽬ ➤ 最近の悩み:本を買いすぎてお⾦がないこと ➤ せっかくなのでみなさまも簡単に⾃⼰紹介を お願いします 2
  3. 3. はじめに ➤「試験までまだ1ヶ⽉以上ある からいっか〜」と思っているそこのあなた・・・ 3
  4. 4. 4 はじめに
  5. 5. はじめに ➤ と、ならないように ➤ 「試験までまだ1ヶ⽉以上あるからいっか〜」という⽢えた 気持ちをなぎ倒し、「ちょっと勉強してみよう!」と思える ようになるのが、今⽇のゴールです ➤ 0から⼿をつけるよりも、ちょっとやってからまた⼿をつける ⽅がハードルが低い 5
  6. 6. はじめに ➤ この勉強会は、テストマネージャの試験対策の勉強会です ➤ しかし、今⽇使える時間は実質14:10〜16:40の「150分」 しかありません 6
  7. 7. テストマネージャの学習にかかる時間 1. テストプロセス - 420分 2.テストマネジメント - 750分 3.レビュー - 180分 4.⽋陥マネジメント - 150分 5.テストプロセスの改善 - 135分 6.テストツールおよび⾃動化 - 135分 7.スタッフのスキル - 210分 7
  8. 8. はじめに ➤ まずは、ポイントとなりそうな部分から学習してみましょう 8 2.テストマネジメント (本⽇の題材)
  9. 9. ➤ テストマネージャの概要 ➤ テストマネージャ試験の重要 ポイント解説 ➤ リスク分析演習 ➤ 模擬問題を解いてみよう! ➤ まとめ 9
  10. 10. ➤ テストマネージャの概要 ➤ テストマネージャ試験の重要 ポイント解説 ➤ リスク分析演習 ➤ 模擬問題を解いてみよう! ➤ まとめ 10
  11. 11. テストマネージャの概要 ➤ テストマネージャとは? 11
  12. 12. CERTIFIED TESTER ADVANCED LEVEL OVERVIEW より引⽤ 12 http://www.istqb.org/downloads/send/10-advanced-level-syllabus-2012/52-advanced-level-syllabus-2012-overview.html Certified Tester Advanced Level Overview より引⽤
  13. 13. テストマネージャの概要 ➤ Certified Tester Advanced Level Overview は英語だが、 Test Managerに関わるのは(多分)数ページのみ ➤ 概要レベルで把握したいなら、これを読むのが早い ➤ ⾃分なりに、とても簡単に意訳・要約した内容を発表します 13
  14. 14. テストマネージャの概要 ➤ 第1章:テストプロセス ➤ テストマネージャの主な活動は、基本的なテストプロセスの 各ステップを推進していくことである 14
  15. 15. テストマネージャの概要 ➤ 第2章:テストマネジメント ➤ シラバス及びトレーニングコースにおける重要な章である ➤ テストマネージャは、プロジェクトの背景を鑑みつつ、テ ストマネジメントの仕事をどのように定義すべきか理解す る必要がある ➤ その他、リスクベースドテスト、テストの⾒積もりなども テストマネージャの仕事である ➤ 要するに「仕事はいっぱいある」 15
  16. 16. テストマネージャの概要 ➤ 第3章:レビュー ➤ ベストな結果を得られるようにレビューを適切に計画し、 セッティングする 16
  17. 17. テストマネージャの概要 ➤ 第4章:⽋陥マネジメント ➤ テストマネージャは、採⽤されたソフトウェアライフサイ クルの中でどのように⽋陥のライフサイクルを定義するか 知っておく必要がある 17
  18. 18. テストマネージャの概要 ➤ 第5章:テストプロセスの改善 ➤ テストプロセスの改善を主導する、または改善計画を⽴てる (参考:TMMi, TPI Next, CTP・STEP) 18 テストプロセスの改善を主導する
  19. 19. テストマネージャの概要 ➤ 第6章:テストツールおよび⾃動化 ➤ リスクやコスト、利益などについて適切に考慮しつつ、 ツールの選択を⾏う必要がある 19
  20. 20. テストマネージャの概要 ➤ 第7章:スタッフのスキル ➤ テストマネージャは技術的およびビジネスドメインにおける スキルや、テストスキルをどのように評価すべきか理解し、 スキル開発のための育成計画を⽴てる必要がある 20
  21. 21. ➤ テストマネージャの概要 ➤ テストマネージャ試験の重要 ポイント解説 ➤ リスク分析演習 ➤ 模擬問題を解いてみよう! ➤ まとめ 21
  22. 22. テストマネージャ試験の重要ポイント「リスクベースドテスト」解説 ➤ 「テストマネジメント」の攻略ポイント ➤ とにもかくにも「リスクベースドテスト」 ➤ Overviewにも”risk”という単語が度々出現 ➤ 合格者からも「リスクマネジメントが重要」との声がある ➤ シラバスの2.3.1 〜2.3.2 (p.23 - p.30)が該当 22
  23. 23. テストマネージャ試験の重要ポイント「リスクベースドテスト」解説 ➤ リスクベースドテストでやりたいこと ➤ プロダクト品質リスクを使⽤してテスト条件を選択する ➤ それらの条件に合わせてテスト⼯数を割り当て、作成された テストケースを優先度付けする 23
  24. 24. テストマネージャ試験の重要ポイント「リスクベースドテスト」解説 ➤ リスクベースドテストは、以下の4つの活動で構成される 24 リスク識別 リスクアセスメント リスク軽減 リスクマネジメント
  25. 25. テストマネージャ試験の重要ポイント「リスクベースドテスト」解説 ➤ リスク識別:次の技法の1つまたは複数を使⽤してリスクを識別する ➤ 専⾨家へのインタビュー ➤ 第三者によるアセスメント ➤ リスクテンプレートの使⽤ ➤ プロジェクトの振り返り ➤ リスクに関するワークショップ ➤ ブレインストーミング ➤ チェックリスト ➤ 過去の経験の活⽤ ➤ 注意:プロジェクトリスクはリスクベースドテストの主な焦点ではない。 25
  26. 26. テストマネージャ試験の重要ポイント「リスクベースドテスト」解説 ➤ リスクアセスメント ➤ 識別したリスクに関連する可能性や影響を判定する  ➤ ISO25000シリーズの品質特性を使⽤して、リスクを分類 ➤ 組織で使⽤している品質リスクチェックリストで分類 ➤ リスクのレベルを決定するために、リスク顕在化の可能性お よび顕在化した際の影響を評価する ➤ リスクのレベルは、定量的または定性的に評価できる 26
  27. 27. テストマネージャ試験の重要ポイント「リスクベースドテスト」解説 ➤ リスクアセスメント(参考) 27 リスクの可能性に影響する要因 リスクの影響に対する要因 技術およびチームの複雑性 影響を受けるフィーチャの使⽤頻度 設計者、プログラマの個⼈的な問題およびトレーニングの問題 ビジネス⽬標の達成に対するフィーチャの重要性 チーム内の衝突 イメージの悪化 契約の問題 業務の喪失 チームの地理的な分散 財政的、環境保護的、社会的損失⼜は責任の可能 性 劣悪なマネジメント ⺠事上⼜は刑事上の法的拘束 時間、リソース、予算、およびマネジメントのプレッシャー ライセンスの喪失 ⾼い変更率 妥当な回避策の⽋如 インタフェースと統合の問題 安全性
  28. 28. テストマネージャ試験の重要ポイント「リスクベースドテスト」解説 ➤ リスク軽減 ➤ リスクをカバーするように、テストを計画、実装、および 実⾏する ➤ テストの開発と実⾏に伴う⼯数は、リスクのレベルに⽐例 する ➤ プロジェクトの期間中、テストの調整をもたらす品質リスク 分析の調整を、定期的に⾏っていく ➤ 調整には、新しいリスクの識別、既存のリスクレベルの再評 価、およびリスク軽減活動の有効性の評価を含む 28
  29. 29. テストマネージャ試験の重要ポイント「リスクベースドテスト」解説 ➤ リスク軽減 ➤ 品質リスク分析の調整の例 ➤ テストでコンポーネントに予想以上の⽋陥が含まれること がわかった →⽋陥の含まれる可能性およびリスクのレベルを上昇させ る(品質リスク分析の調整) →当該コンポーネントのテスト量を増加させる(テストの 調整) 29
  30. 30. テストマネージャ試験の重要ポイント「リスクベースドテスト」解説 ➤ リスク軽減 30 ←シラバスにはこの中間の話が  載っていないので注意すること。 リスクが⾼い  ・より精緻なテスト技法   ペアワイズテストなど リスクが低い  ・あまり精緻でないテスト技法   同値分割法   タイムボックスを使った探索的テストなど
  31. 31. テストマネージャ試験の重要ポイント「リスクベースドテスト」解説 ➤ リスクマネジメント ➤ リスクマネジメントは、ライフサイクル全体で⾏うのが理想である ➤ リスクに対する認識がチーム内に浸透している成熟した組織では、 リスクマネジメントをテストだけでなく様々な段階で⾏う ➤ 成熟した組織はリスクを識別するだけでなく、リスクの原因、およ びリスクが顕在化した場合の結果も識別する ➤ 早い段階で⽋陥を防ぐようにプロセスを改善するため、根本分析を ⾏う ➤ リスクの軽減は、ソフトウェア開発サイクル全体を通じて⾏う 31
  32. 32. ➤ テストマネージャの概要 ➤ テストマネージャ試験の重 要ポイント解説 ➤ リスク分析 ➤ 模擬問題を解いてみよう! ➤ まとめ 32
  33. 33. リスク分析演習 ➤ ワークシートを配布します ➤ ATMを題材に、リスク分析を⾏ってみましょう 33
  34. 34. リスク分析演習 ワークシート 34 ATMソフトウェア 機能 属性 可能性 影響
  35. 35. リスク分析の⼿順(体系的ソフトウェアテスト⼊⾨ P.22) 35 1 ブレインストーミングチームを結成する 2 機能の⼀覧を作成する(演習対象) 3 可能性を判定する(演習対象) 4 影響を判定する(演習対象) 5 数値を割り当てる(演習対象)
  36. 36. リスク分析の⼿順(体系的ソフトウェアテスト⼊⾨ P.22) 36 6 リスク度を算出する(演習対象) 7 値をレビュー/修正する 8 機能に優先度をつける 9 「⾜切り線」を設定する 10 軽減策を検討する
  37. 37. ⼿順1:ブレインストーミングチームを結成する ➤ 本ワークでは割愛します 37
  38. 38. ⼿順2:機能の⼀覧を作成する ➤ 「機能」の列に、ATMソフトウェアの持つ機能を書いてみて ください ➤ 周りの⼈と相談して構いません ➤ 「属性」の列には、機能とは直接関わらないけどテストした いこと(使⽤性、セキュリティなど)を書いてみてください 38
  39. 39. ⼿順3:可能性を判定する ➤ 機能および属性に対して、障害が発⽣する可能性がどれくら いか考えてみてください ➤ 可能性は「⾼」「中」「低」で記⼊してください 39
  40. 40. ⼿順4:影響を判定する ➤ 「この機能または属性が正しく働かなかった場合、ユーザは どのような影響を受けるだろうか」 ➤ 機能および属性の障害が発⽣した場合の影響の⼤きさを考え て、「⾼」「中」「低」で記⼊してください 40
  41. 41. ⼿順5:数値を割り当てる ➤ 先ほど決めた「⾼」「中」「低」に数値を割り当てます ➤ この重み付けは、あえて開きを⼤きくするなどいろいろな やり⽅があります ➤ ここでは単純に「3」「2」「1」としてみましょう 41
  42. 42. ➤ 割り当てた値をもとに、リスク度を算出します ➤ ここでは、可能性+影響をリスク度としてみましょう(可能 性×影響 とする考え⽅もあります) ⼿順6:リスク度を算出する 42 4 5 6 3 4 5 2 3 4 障害の 可能性 障害の影響 リスク度
  43. 43. ⼿順7:値をレビュー/修正する ➤ 追加の情報や分析に基づいて、設定した値を⾒直す ➤ 本ワークでは割愛します 43
  44. 44. ⼿順8:機能に優先度をつける ➤ テストの依存関係も考慮する ➤ 本ワークでは割愛します 44
  45. 45. ⼿順9:「⾜切り線」を設定する ➤ 「この線より下の機能はテスト量を減らそう/テスト対象外 としよう」 ➤ リスク度が低く、必要な時間やリソースが準備できないもの はテストしない ➤ 本ワークでは割愛します 45
  46. 46. ⼿順10:リスク軽減策を検討する ➤ 特定の機能に対して厳格なコードインスペクションを⾏う、 など ➤ 本ワークでは割愛します 46
  47. 47. ➤ テストマネージャの概要 ➤ テストマネージャ試験の重 要ポイント解説 ➤ リスク分析演習 ➤ 模擬問題を解いてみよう! ➤ まとめ 47
  48. 48. 模擬問題を解いてみよう! ➤ シラバス2章に関する模擬問題をいくつか⽤意しました ➤ 実際に解いて、⾃分の理解度を確かめてみましょう ➤ 注意:作者はテストマネージャの受験経験がありません ➤ あくまで、「こんなのが出るのかな」という予想問題です 48
  49. 49. テストマネージャ 模擬問題 問1 安全関連標準は次のうちどれか。 ア FAA DO-178B/ED 12B、IEC61508 イ ISO/IEC 9126 ウ ISO12207 エ IEEE 1028 49
  50. 50. テストマネージャ 模擬問題 問1 安全関連標準は次のうちどれか。 ア FAA DO-178B/ED 12B、IEC61508   安全関連標準。 イ ISO/IEC 9126   ソフトウェア品質モデルを定義している。 ウ ISO12207   ソフトウェアの開発や保守に関わる活動全般の標準。 エ IEEE 1028   レビューの国際標準。レビューのタイプを定義している。 50
  51. 51. テストマネージャ 模擬問題 問2 リスクベースドテストの技法において、「⾮公式で軽量な技法」と「公式 で重い技法で利⽤できるオプション」の組み合わせとして適切なものはどれか。 a:PRAM b:SST c:ハザード分析 d:QFD ア ⾮公式で軽量な技法:a, b 公式で重い技法で利⽤できるオプション:c, d イ ⾮公式で軽量な技法:a, c 公式で重い技法で利⽤できるオプション:b, d ウ ⾮公式で軽量な技法:b, c 公式で重い技法で利⽤できるオプション:a, d エ ⾮公式で軽量な技法:b, d 公式で重い技法で利⽤できるオプション:a, c 51
  52. 52. テストマネージャ 模擬問題 問2 リスクベースドテストの技法において、「⾮公式で軽量な技法」と「公式 で重い技法で利⽤できるオプション」の組み合わせとして適切なものはどれか。 a:PRAM   :⾮公式で軽量な技法 b:SST    :⾮公式で軽量な技法 c:ハザード分析:公式で重い技法で利⽤できるオプション d:QFD    :公式で重い技法で利⽤できるオプション ア ⾮公式で軽量な技法:a, b 公式で重い技法で利⽤できるオプション:c, d イ ⾮公式で軽量な技法:a, c 公式で重い技法で利⽤できるオプション:b, d ウ ⾮公式で軽量な技法:b, c 公式で重い技法で利⽤できるオプション:a, d エ ⾮公式で軽量な技法:b, d 公式で重い技法で利⽤できるオプション:a, c 52
  53. 53. テストマネージャ 模擬問題 問3 以下に⽰す事例について、該当する呼称はどれか。 東京に本社を持つIT関連企業が、ITシステムの設計・開発を本社 事業部にて⾏っている。システムテスト以降のテスト活動につい ては、仙台⽀社のテストチームに担当してもらうことにした。 ア 外部テスト イ 分散テスト ウ アウトソーステスト エ インソーステスト 53
  54. 54. テストマネージャ 模擬問題 問3 以下に⽰す事例について、該当する呼称はどれか。 東京に本社を持つIT関連企業が、ITシステムの設計・開発を本社 事業部にて⾏っている。システムテスト以降のテスト活動につい ては、仙台⽀社のテストチームに担当してもらうことにした。 ア 外部テスト    :ISTQBの⽤語にはないです。 イ 分散テスト    :テスト活動が複数地域で⾏われる。 ウ アウトソーステスト:同じ企業の従業員でない場合。 エ インソーステスト :プロジェクトチームと同じ地域。 54
  55. 55. テストマネージャ 模擬問題 問3 参考 55 分類 例 分散テスト テスト活動が複数の地域で ⾏われる アウトソーステスト ・同じ企業の従業員でない ・プロジェクトチームと同じ地域 にいない インソーステスト ・プロジェクトチームと同じ地域 ・同僚の従業員でない
  56. 56. テストマネージャ 模擬問題 問4 ⼤学のプログラミング演習に関する次の記述を読んで、設 問1、2に答えよ。 ⼤学のプログラミング演習にて、Aさん、Bさん、Cさんがチーム を組んだ。今回、ノベルゲームを3⼈で開発することとなった。 プロジェクトリーダには、プログラミングの経験は少ないがコ ミュニケーション能⼒に⻑けたAさんが任命され、メインの開発 をプログラミングの経験が豊富なBさんが担当し、テストについ ては⼆⼈の共通の知⼈であるCさんが担当することとなった。 しかし、実際に開発を進めていくと作業量が⾒積もりよりも多 かったため、開発作業は3⼈で分担することにした。 56
  57. 57. テストマネージャ 模擬問題 ゲームで使⽤する背景画像および⾳楽は、著作権フリーのも のを利⽤することとした。 キャラクターの画像についても著作権フリーのものを利⽤す る⽅針だったが、プロジェクトリーダAさんの強い希望があり 美術科に所属するDさんにキャラデザインおよび画像作成・納 品を依頼することとした。DさんとAさんは個⼈的に⾯識があ る。 57
  58. 58. テストマネージャ 模擬問題 ゲームで使⽤するシナリオは、プロジェクトリーダAさんが全 ⽂章を新規に作成することとなった。Aさんは⼩説を書いた経 験はあるが、ノベルゲームのシナリオを作成したことはな い。また、⽂章の作成に伴い選択肢の選択結果による分岐、 および分岐後の⽂章についても作成する必要がある。分岐後 の⽂章を含めどの程度の分量にするかは特に決まっていな い。 58
  59. 59. テストマネージャ 模擬問題 今回のチームメンバ3⼈ともに、開発⾔語はC⾔語しか経験し ていない。そのため、C⾔語における画像描画やウィンドウ表 ⽰、⾳楽再⽣などについては有識者(TA)に実装⽅針を相談す る必要がある。TAは各チーム⼀⼈割り当てられているが、講 義時間外のサポートについては特に決められていない。 59
  60. 60. テストマネージャ 模擬問題 ゲームの概要を以下に⽰す。 ・ゲームを起動すると、タイトル画⾯が表⽰される。 ・タイトル画⾯には「初めから」と「続きから」「終了する」の選択肢が表⽰さ れるが、「続きから」はセーブデータがあるときしか選択できない。 ・クリックまたはEnterキーの押下により、テキストを読み進めることができる。 ・テキストの進⾏中は、キャラクター画像、背景画像、テキストエリア、セーブ /ロードボタンが表⽰される。 ・バックログ機能は提供しない予定である。 ・シナリオ途中で現れる選択肢を選択することにより、それ以降に表⽰されるシ ナリオが変化する。 ・シナリオが最後まで進⾏すると、タイトル画⾯に遷移する。 60
  61. 61. テストマネージャ 模擬問題 モジュール構成は以下の通りである。 ・セーブ/ロードモジュール(担当:Aさん)  シナリオの進⾏度合いのセーブおよびロードを⾏う。 ・シナリオモジュール(担当:Bさん)  シナリオ本体に連動し、各種モジュールを呼び出す。 ・描画モジュール(担当:Bさん)  画⾯の背景、キャラ画像を描画する。 ・⾳楽再⽣モジュール(担当:Cさん)  ⾳楽を再⽣する。 ・選択肢モジュール(担当:Aさん)  選択肢を表⽰し、選択結果を保存する。 61
  62. 62. テストマネージャ 模擬問題 設問1 プロダクトリスクおよびプロジェクトリスクを列挙せよ。 62
  63. 63. テストマネージャ 模擬問題 設問1 プロダクトリスクおよびプロジェクトリスクを列挙せよ。 ・Aさん作成のモジュールの品質が低い可能性がある(プロダクト) ・⾳楽が再⽣できないかもしれない(プロダクト) ・キャラ画像の納品が実装までに間に合わないかもしれない(プロダ クト) ・シナリオ作成を含めるとAさんの負荷が⾼い(プロジェクト) ・講義時間外に実装⽅針について不明点が出てくる可能性がある(プ ロジェクト) 63
  64. 64. テストマネージャ 模擬問題 設問2 設問1で列挙したプロダクトリスクのうち、リスク顕在化の 可能性および顕在化した際の影響が⼤きいと思われるものを 記述せよ。また、そう判断した理由も合わせて記述せよ。 64
  65. 65. テストマネージャ 模擬問題 設問2 設問1で列挙したプロダクトリスクのうち、リスク顕在化の可能性 および顕在化した際の影響が⼤きいと思われるものを記述せよ。ま た、そう判断した理由も合わせて記述せよ。 ・Aさん作成のモジュールの品質が低い可能性がある(プロダクト) 理由: Aさん作成のセーブ/ロードモジュールおよび選択肢モジュールの不 具合は、ゲームの進⾏の可否につながる重⼤不具合となる可能性が あるため。(リスクが顕在化した場合の影響が⼤きい) 65
  66. 66. テストマネージャ 模擬問題 設問3 モジュール単体テストを実⾏した結果、Cさんが作成した⾳楽 再⽣モジュールに含まれる⽋陥が予想以上に多いことが判明 した。この時、テストマネージャが⾏うべき活動について記 述せよ。 66
  67. 67. テストマネージャ 模擬問題 設問3 モジュール単体テストを実⾏した結果、Cさんが作成した⾳楽 再⽣モジュールに含まれる⽋陥が予想以上に多いことが判明 した。この時、テストマネージャが⾏うべき活動について記 述せよ。 リスクの再評価を⾏い、Cさんが作成したモジュールに⽋陥が 含まれる可能性が予想以上に⾼いとしてリスクのレベルを上 昇させる。また、これによりCさんが作成したモジュールに対 するテスト量を増加させる。 67
  68. 68. ➤ テストマネージャの概要 ➤ テストマネージャ試験の重 要ポイント解説 ➤ 模擬問題を解いてみよう! ➤ まとめ 68
  69. 69. まとめ ➤ まずはテストマネージャの概要をつかみましょう。全体が⾒え ることで勉強が進めやすくなります ➤ 要点を⼀つだけあげるならば「リスクベースドテスト」です ➤ リスクマネジメントをはじめ2章には重要ワードが多く、出題 率も⾼い傾向があります 69
  70. 70. まとめ ➤ リスクベースドテストは「リスク識別」「リスクアセスメン ト」「リスク軽減」「リスクマネジメント」からなります ➤ それぞれの活動の内容を押さえておきましょう ➤ シラバスを読むだけでは、おそらく受かりません ➤ シラバスを読み、わからないところは調べてみる ➤ ⾃分の⾔葉で置き換える、図や表にしてみる ➤ 問題になりそうなところはどこか考えてみる 70
  71. 71. 参考:テストマネージャの仕事 テストマネージャの仕事(Certified Tester Advanced Level Overview TM1〜10を意訳・要約) 1. テストチームのマネジメント 2. リスクの識別と分析 3. 組織のポリシーやテスト戦略に基づく、テスト計画の作成と更新 4. テストに関する活動の継続的なモニタリングとコントロール 5. テストの状況をタイムリーにステークホルダーに伝達 6. テストチームの所有するスキルとリソースに関するギャップの把握 7. テストチームの成⻑に必要なスキルの認識 8. テスト活動において期待される成果とコストについてのビジネスケースの提案 9. テストチームおよび他のプロジェクトのステークホルダーとの適切なコミュニケーション 10. テストプロセスの推進、リード 71
  72. 72. 参考:「リスクベースドテスト」解説 ➤ リスクベースドテストには、公式度合いの⾼いアプローチと低いアプローチ がある 72 ⾮公式アプローチ 公式アプローチ 技法 実⽤的リスク分析とマネジメント(PRAM) ハザード分析 体系的ソフトウェアテスト(SST) エクスポージャーコスト プロダクトリスクマネジメント(PRisMa) 故障モード影響解析(FMEA) 品質機能展開(QFD) フォールトツリー解析(FTA) 特徴 可能性と影響の2つの要因のみを使⽤する 可能性および影響の要因に対する重み付けを使 ⽤する シンプルで定性的な判定と尺度を使⽤する 権限、合意形成のプロセスが明確 早さ、柔軟性があるアプローチ
  73. 73. 参考⽂献 ➤ テスト技術者資格制度 2012年度版 Advanced Level シラバ ス ⽇本語版 - テストマネージャ ➤ 「体系的ソフトウェアテスト⼊⾨」Rick D.Craig, Stefan P. Jaskiel 著、宗 雅彦 監訳、成⽥ 光彰 訳 73

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