How Red Hat Uses FDO in Device Lifecycle _ Costin and Vitaliy at Red Hat.pdf
090309seminar talk about Cloud Computing
1. クラウドコンピューティングの活用事例紹介
ゼネラル・ビジネス・サービス株式会社
エマージング・ビジネス事業部
西川 浩平
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2. Agenda
1. クラウドサービス
2. PaaS, IaaSとは?
3. 内部統制監査との関係
4. SaaS稼働状況を可視化
5. Google Apps –パワーコラボレーション
6. 次のクラウドサービスとは?
※各クラウドサービス利用規約をお読みになり、ご利用は計画的に。
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3. クラウドサービス
Software as a Service
事業者により、予め用意さ
れているソフトウェアを利用
する。カスタマイズを施すこ
Platform as a Service とで、業務に最適化も可能。
用途次第で使い分ける。
事業者により、予め用意さ
れているプラットフォーム上
• Google Apps
で、利用するソフトウェアを
SaaS • Salesforce CRM
開発、運用する。
用途次第で使い分ける。 • Lotus Live(IBM)
• Force.com Platform (APEX)
Infrastructure as a Service
• Google App Engine (Python)
• Windows Azure (C#/VB.NET) OSやミドルウェアを選択し
専用のカスタマイズ仮想
• Heroku (Ruby on Rails)
サーバーを運用(VPSのよ
PaaS うなもの)。
その上に利用するソフト
ウェアを開発、運用する。
• Amazon EC2/S3/EBS
• IBM Platformが動作
IaaS
Public Cloud
社外ネットワーク
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4. クラウド・プレイヤー
(引用元 ITpro 米国で沸き立つ“雲” http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090219/325108/ )
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6. クラウドサービス –PaaS & IaaS
Software as a Service
事業者により、予め用意さ
れているソフトウェアを利用
する。カスタマイズを施すこ
Platform as a Service とで、業務に最適化も可能。
用途次第で使い分ける。
事業者により、予め用意さ
れているプラットフォーム上
• Google Apps
で、利用するソフトウェアを
SaaS • Salesforce CRM
開発、運用する。
用途次第で使い分ける。 • Lotus Live(IBM)
• Force.com Platform (APEX)
Infrastructure as a Service
• Google App Engine (Python)
• Windows Azure (C#/VB.NET) OSやミドルウェアを選択し
専用のカスタマイズ仮想
• Heroku (Ruby on Rails)
サーバーを運用(VPSのよ
PaaS うなもの)。
その上に利用するソフト
ウェアを開発、運用する。
• Amazon EC2/S3/EBS
• IBM Platformが動作
IaaS
Public Cloud
社外ネットワーク
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7. PaaS / IaaSの開発プロセス.1
通常の開発プロセス
ハードウェ OS・ミドル
仕様書作成 実装・開発 テスト
ア構成 ウェア導入
Platform as a Service(PaaS)の開発プロセス
ハードウェ OS・ミドル
仕様書作成 実装・開発 テスト
ア構成 ウェア導入
Infrastructure as a Service(IaaS)の開発プロセス
ハードウェ OS・ミドル
仕様書作成 実装・開発 テスト
ア構成 ウェア導入
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8. PaaS / IaaSの開発プロセス.2
Platform as a Service(PaaS)の開発プロセス
ハードウェ OS・ミドル
仕様書作成 実装・開発 テスト
ア構成 ウェア導入
赤枠部分を必要としないため、それだけ開発スピードが速くなる。
但し、サービスによって開発言語等が固定される。
• Force.com Platform:APEX(独自言語 –Javaに近い記述方法)
• Google App Engine(Python)
• Heroku(Ruby on Rails)
• Windows Azure(C# / VB.NET)
Infrastructure as a Service(IaaS)の開発プロセス
ハードウェ OS・ミドル
仕様書作成 実装・開発 テスト
ア構成 ウェア導入
赤枠部分を必要とせず、複数のOS・ミドルウェアを利用可能
AmazonのECサービスで利用されているプラットフォーム
• IBM Platformが利用可能になった(09年2月11日より)
• Oracle DBやSQL Serverも利用可能
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10. クラウドサービス -SaaS
Software as a Service
事業者により、予め用意さ
れているソフトウェアを利用
する。カスタマイズを施すこ
Platform as a Service とで、業務に最適化も可能。
用途次第で使い分ける。
事業者により、予め用意さ
れているプラットフォーム上
• Google Apps
で、利用するソフトウェアを
SaaS • Salesforce CRM
開発、運用する。
用途次第で使い分ける。 • Lotus Live(IBM)
• Force.com Platform (APEX)
Infrastructure as a Service
• Google App Engine (Python)
• Windows Azure (C#/VB.NET) OSやミドルウェアを選択し
専用のカスタマイズ仮想
• Heroku (Ruby on Rails)
サーバーを運用(VPSのよ
PaaS うなもの)。
その上に利用するソフト
ウェアを開発、運用する。
• Amazon EC2/S3/EBS
• IBM Platformが動作
IaaS
Public Cloud
社外ネットワーク
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20. Google Apps主な導入事例
ユニチャーム様(2008年11月より運用開始) ワシントンD.C様
対象:グループ合計6,800名 対象:最大38,000名(全職員が移行するか不明)
機能:Gmail, Googleカレンダー, SLA(99.9%) 機能:Gmail, Googleカレンダー, Google Docs,
効果:運用負荷低減, システム安定稼働 Google Sites, Google Video, SLA(99.9%)
効果:運用負荷低減, コスト改善(詳細不明)
松竹様(2008年1月より運用開始)
富士ソフト様(2009年4月より運用開始)
対象:80名(大阪本社, 東京支社)
対象:10,000名
機能:Gmail, Googleカレンダー, Google Docs,
機能:Gmail, Googleカレンダー, Google Docs,
Google Sites, Google Video, SLA(99.9%)
Google Sites, Google Video, SLA(99.9%)
効果:社内外/海外を含めた業務効率の向上
効果:運用負荷低減, コスト改善(5年間で1/3へ)
引用元 http://www.google.com/a/help/intl/ja/admins/customers_overseas.html
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21. Google Apps機能一覧(Webサイトより抜粋)
※1
※2
Google ビデオ
チーム内にプライベートYouTubeを
※3
設置。決算報告や社内教育等に
ビデオを活用。コメント機能にも対応
※1.無料のStandard Editionでも一部のAPIを用いて既存のゕプリケーションと連携することが
出来ます。(Google Code http://code.google.com/intl/ja/ 参照)
※2.セキュリテゖとコンプラゕンスは、ビジネスポリシーの適用やメールゕーカビング機能等
がご利用になれます。Premier Editionで提供されます。
※3.ヘルプとサポートにおける電話サポートは、Premier Editionで提供されます。
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23. スタートページ スクリーンショット
カスタマイズ後
各ユーザーがひな形をベースに、カスタマイズ
可能なポータルサイトとなります。
Google Gadgetと呼ばれるアプリケーションを各
ユーザーの好みに合わせて配置することで、各
ユーザーに最適化されたポータルサイトを
構成することができます。
(Google ガジェットは独自に開発することも可能)
カスタマイズ前
↓Google Gadget選択画面
Google
Gadget
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24. Gmail スクリーンショット
- 1ユーザー につき25GB
日本語 自動翻訳機能サンプル
(Premier Editionの場合)
- 1ユーザーにつき7GB
(Standard Editionの場合)
大容量、多言語対応
ボイス&ビデオチャット
Web以外にも携帯電話、
普段使っているメーラー
(Outlook等)にも対応済み
中国語(簡体字)
Gmail ボイス&ビデオチャット
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27. Google Docs スクリーンショット
スタート画面 1. Word、Excel,、PowerPointの各形式からインポート
2. Word、Excel、PowerPointの各形式でエクスポート
複数ユーザーと共有、共同編集、共同作成
3.
4. PDF表示のための専用ソフト不要かつ共有可能
5. SSL暗号化技術による強固なセキュリティ
Confidential
フォーム機能
基本機能:ドキュメント共有、共同編集、共同作成
Confidential
文書
自動集計・グラフ化
作成文書をイントラネットやWebへ公開
スプレッドシート
オフラインでも編集(英語画面の場合)
プレゼンテーション
フォーム作成・集計、表計算機能
Webサイトやブログ等に埋込み可能
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28. Google Sites スクリーンショット
サイト内検索機能が標準設置
作成したデモサイト 1.
豊富な連携機能(Googleサービス等)
2.
日本語インターフェース
3.
4. Webへ公開/非公開設定機能
ユーザー間共有、共同編集、共同作成
5.
直感的な編集画面
6.
最大10GB、1ユーザあたり500MBの追加
7.
保存領域(Premier Editionのみ)
利用例)
• ソースコード共有/管理(版管理機能付き)
• ポートフォリオ型人材育成支援システム
• 内定者向け専用コミュニティ
• 議事録管理
共有/公開設定
連携機能
作成ページの種類
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29. ※Premier EditionとEducation Editionの機能
Google Video for Business スクリーンショット
1ユーザー につき3GB迄
閲覧画面
(利用例)
作業方法や各種ノウハウ
社員や職員向けの方針・情報
伝達に利用等
動画ダウンロード機能
ユーザー間動画
共有機能
スタートページやGoogle Sitesに埋込
質問やコメント入力
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30. メールアーカイビング スクリーンショット
メールシステム用セキュリテゖ
• SSL強制適用
• 迷惑メール対策機能
• ウゖルス対策機能
• メールゕーカビング(90日間)
→最長10年迄延長可能
復元したメールを選択し、復元を
クリックすると受信箱内に復活
各種キーワードを用いたフゖルタ
機能、添付フゔル制限、メール
送受信時のセキュリテゖ設定を調
整できる
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31. Google ガジェット スクリーンショット
Googleガジェットにより、レガシーシステムとWeb
サービス(Google Apps)をコラボレーションさせる。
インターネット 企業内ネットワーク
Webブラウザ上の FireWall
Google Gadget
申請案件を
JSON読込み
社内ネットワークか JSON出力
JSON
らの場合に限り、こ
のGoogle Gadgetは
利用可能になる。
承認画面URLへアクセス
社内ワークフローシステム
※ウィジェットというものがありますが、ガジェットと同義です。 Copyright 2009- General Business Services Co., Ltd All rights Reserved.
32. Google ガジェットの作り方
開発ツールを使ってコードをがりがりと記述するだけ・・・
開発ツール
• Google Gadget Editor(無償) - プレビュー機能あり, @gmail.comアカウント所持必須
• Google Codeでホスティング(無償) - バージョン管理機能あり, オープンソース化必須
• IBM WebSphere sMash - 無償のDeveloper Editionがあり、GUIを使った開発が可能
参考URL WebSphere sMash http://www-06.ibm.com/jp/software/websphere/smash/
Google ガジェット API http://code.google.com/intl/ja/apis/gadgets/docs/overview.html
コードを書く コードを保存 コードを公開
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33. ヒアリング / 基本導入 / プロトタイピング
機能カスタマイズ
GOOGLE APPS導入の実際
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34. ヒアリング / 基本設定 / プロトタイピング
•基本設定(必須)
• ヒアリング:2時間
• 基本セットアップ:新規ドメインによる基本設定:6時間〜2日(DNS登録事業者によりけり)
• プロトタイピング:Googleサイト / スタートページひな形作成
ヒアリング
新規ドメイン or 既存ドメイン
運用ドメイン確認 (既存ドメインの場合、別途DNS
設定・調整作業発生)
ヒアリング
Google Apps運用 Google Apps登録時にシステム
管理責任者の登録作業発生
体制・責任者確認
ヒアリング
Google Apps有効 Google Apps 有効化機能選定
機能確認
ヒアリング
社内外とのアクセス可否等運
各機能
用ルール確認と設定。
運用ルール等確認
主な費用変動要素
ヒアリング
• 運用ドメイン:既存ドメインの場合、他システムとのDNS設定・調
用途に合わせたプロトタイピング
整作業が発生(お客様自身で実施しても可)
プロトタイピング
• プロトタイピング:Google Apps各機能を連携させたコラボレー (スタートページのひな形作成等)
ションサイトの構築や独自Google Gadget開発の場合
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36. 機能カスタマイズ
•基本設定以外に、ユーザー管理、メール移行、統合認証をそれぞれ追加導入するかどうか判断
• 特にユーザー管理は、本格運用を想定した場合、以下の点で有効です
• 各ユーザー名およびパスワードの登録/管理の手間を軽減
• 統合認証を用い、他システムを含め、纏めて同じユーザー名とパスワードとして管理する場合
Google Apps基本設定
基本設定 (以下の追加4項目を選択可能)
カスタマイズ範囲
既存メール移行
メール移行 (API or E-mail uploader利用)
Active Directory or LDAP連携
ID(user)管理 (API利用によるユーザー管理)
シングルサインオン(SSO)
統合認証 (他システムとの統合認証)
ワークフロー機能導入・統合
独自機能追加 業務アプリケーション開発等
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37. Public Cloud + Private Cloud = Hybrid Cloud
次のクラウドサービスとは?
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38. 次のクラウドサービス-ハイブリッドクラウド
Software as a Service
事業者により、予め用意さ
れているソフトウェアを利用
する。カスタマイズを施すこ
Platform as a Service とで、業務に最適化も可能。
用途次第で使い分ける。
事業者により、予め用意さ
れているプラットフォーム上
• Google Apps
で、利用するソフトウェアを
SaaS • Salesforce CRM
開発、運用する。
用途次第で使い分ける。 • Lotus Live(IBM)
• Force.com Platform (APEX)
Infrastructure as a Service
• Google App Engine (Python)
• Windows Azure (C#/VB.NET) OSやミドルウェアを選択し
専用のカスタマイズ仮想
• Heroku (Ruby on Rails)
サーバーを運用(VPSのよ
PaaS うなもの)。
その上に利用するソフト
ウェアを開発、運用する。
• Amazon EC2/S3/EBS
Private Cloud • IBM Platformが動作
IaaS
社内ネットワーク
SaaS
PaaS
Public Cloud
IaaS
社外ネットワーク
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39. Hybrid Cloud(ハイブリッドクラウド)とは?
例. 顧客情報を含んだデータ処理の際に、一時的にリソース不足になったので、Amazon Web
Services(Public Cloud)を使って対応した。
IT部門に依頼しても、サーバーやミドルウェゕのリソース追加への対応には時間がかかる。
事前に予算も確保しなければならない等々・・・IT部門の対応を待っているとビジネスを逃すよ
うな場合も想定される。
こういった事態が常態化されるとガバナンスに影響するため…
信頼性やセキュリテゖが確保された自社データセンター内に、
Amazon Web Services(Public Cloud)並の便利さを備えたクラウド環境(Private Cloud)を構築
一時対応やピーク対応業務の受け皿にする
これで対応できない際には、外部のクラウドサービス(Public Cloud)を利用することで対応
Private Cloud Public Cloud Hybrid Cloud
社外クラウド
社内クラウド ハイブリッドクラウド
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40. Hybrid Cloud(ハイブリッドクラウド) イメージ
仮想化やグリッド等によるPrivate Cloud(社内クラウド) Public Cloud(社外クラウド)
一時的なリソース確保
CRM, データベース
グループウェア等
Salesforce / Force.com
Amazon Web Services
Google Apps, Lotus Live
Windows Azure その他
ID管理機能必須
社内クラウドは、規模に応じて、グループ会社同士で
1つの共有基盤として利用することで全体のコストを ID管理強化により
最適化することも想定される。 ユーザー単位の
課金等コストの最適化とセキュリティ強化に繋がる
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