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2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.
ノロウイルス罹患者の生活実態把握調査
~罹患者の約半数は、自分がノロウイルスになるとは考えていなかった!
Karada-data bank
- 2. 1
■ ノロウイルス罹患者の生活実態把握調査
■ 回答者プロファイル
性別 :不問
年齢 : 20 ~ 69 歳
未既婚 :不問
居住地 :首都圏
男性 20 代 : 16 s
男性 30 代 : 15 s
男性 40 代 : 12 s
男性 50 代 : 11 s
男性 60 代 : 6 s
■ 調査目的
ノロウイルス罹患者の生活実態を把握することで、「ノロウイルス罹患者向け商材」「ノロウイルス罹患者向けサービス」を考案するため
の一助とする
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.
調査期間 : 2012 年 12 月 27 日(木)~ 1 月 7 日(月)
調査機関 :株式会社ドゥ・ハウス
調査手法 :インターネットリサーチ( my アンケート)
■ 調査スペック
定期的に実施している「 2012-2013 越冬風邪とカラダの継続調査」にて、ノロウイルスに罹患したと回答した人に対して追跡アンケートを実
施した
有効サンプル数割付
女性 20 代 : 17 s
女性 30 代 : 10 s
女性 40 代 : 12 s
女性 50 代 : 10 s
女性 60 代 : 11 s
Karada-data bank
88.3
86.7
90.0
5.8
6.7
5.0
0% 20% 40% 60% 80% 1 00%
(n = 1 20)全体
(n = 60)男性
(n = 60)女性
1 回 2回 3回 4回以上
■ ノロウイルス罹患回数
2回以上
11.6
13.3
10.0
- 3. 1.ノロウイルスに関する認識
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.
Karada-data bank
- 4. 「ノロウイルス自体を知らなかった」割合は 4.2 %。大半の人が認知している様子がうかがえる
「感染について」と「症状について」を比べると前者の方が認知されており、その苦痛の大きさに関する認知は不足気味であるといえる
1.ノロウイルスのどのようなことを認知していたか
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 4
※ 全体+ 3 %以上の項目を着色
■ ノロウイルス罹患者の生活実態把握調査
Karada-data bank
感染性胃腸炎
の一種である
こと
感染したヒト
の糞便や吐瀉
物から経口感
染するおそれ
があること
飲食物から感
染するおそれ
があること
検査や治療方
法に対する研
究が他のウイ
ルスと比べて
格段に遅れて
いること
明確な治療法
が確立されて
いないこと
感染から発病
までの潜伏期
間が短いこと
主な症状が突
発的な激しい
吐き気や嘔
吐、下痢、腹
痛、悪寒、
38℃程度の発
熱であること
苦痛が極めて
大きいこと
死に至ること
はほとんどな
いこと
症状が収まっ
てからも、便
にはウイルス
が含まれてい
ること
その他 ノロウイルス
という名前は
知っていた
が、原因や症
状については
知らなかった
ノロウイルス
自体を知らな
かった
(n = 1 20)全体 68.3 64.2 51 .7 25.8 41 .7 38.3 46.7 39.2 20.8 35.0 0.8 1 3.3 4.2
(n = 60)男性 70.0 65.0 56.7 26.7 40.0 30.0 41 .7 38.3 21 .7 33.3 0.0 1 1 .7 1 .7
(n = 60)女性 66.7 63.3 46.7 25.0 43.3 46.7 51 .7 40.0 20.0 36.7 1 .7 1 5.0 6.7
<全体> <感染について> <検査・治療ついて> <症状について> <知らなかった><その他>
- 6. 1 3.0
1 8.6
7.1
37.4
33.9
41 .1
20.9
20.3
21 .4
28.7
27.1
30.4
0% 1 0% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 1 00%
全体(n =1 1 5)
男性(n =59)
女性(n =56)
罹患すると思っていた
罹患するかもしれないと思っていた
罹患しないと思っていた
罹患前、ノロウイルスに罹患するかもしれないという危機感を持っていたのは 50.4 %。約半数は、自分が罹患するとは考えていなかった
ノロウイルス罹患者の 83.3 %が日常的に手洗いを、 52.2 %がうがいを行っており、いずれも行っていない人は 11.7 %にとどまる。罹患者が
手洗い、うがいを行っていないという俗説は誤りであるといえる
2.ノロウイルスに罹患するかもしれないと思ったか/ノロウイルス対策として行ったこと
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 6
※ ノロウイルスを認知している人のみ回答 ※全体+ 3 %以上の項目を着色
■ ノロウイルス罹患者の生活実態把握調査
Karada-data bank
TOP2
50.4
52.5
48.2
手洗いを
行っていた
うがいを行
なっていた
いずれも行
なっていな
かった
(n = 1 20)全体 83.3 52.5 1 1 .7
(n = 60)男性 78.3 60.0 1 1 .7
(n = 60)女性 88.3 45.0 1 1 .7
■ 日常的に行っていたこと■ 罹患するかもしれないと思ったか
- 7. 3.ノロウイルス罹患経路の認識
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.
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- 8. ノロウイルス罹患者の 41.7 %が、罹患経路を明確に把握している。但し、 28.3 %はわからないと回答
3-1.ノロウイルスに罹患した経路の把握
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 8
■ ノロウイルス罹患者の生活実態把握調査
Karada-data bank
41 .7
41 .7
41 .7
30.0
31 .7
28.3
28.3
26.7
30.0
0% 1 0% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 1 00%
(n = 1 20)全体
(n =60)男性
(n =60)女性
明確にきっかけを把握している なんとなくきっかけかもしれないと思うものがある わからない
- 9. 罹患経路としては、「同居している家族が罹患していたため」が最も高く 52.3 %、次いで「会社や学校に罹患者がいたため」 23.3 %
性別にみると、男性は「会社や学校に罹患者がいたため」の割合が高く、女性は「同居している家族が罹患したため」の割合が高い
3-2.ノロウイルスに罹患した経路
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 9
■ ノロウイルス罹患者の生活実態把握調査
Karada-data bank
同居している
家族が罹患し
ていたため
会社や学校に
罹患者がいた
ため
習い事やクラ
ブに罹患者が
いたため
近所に罹患者
がいたため
外出先でセキ
をしている人
が傍にいたた
め
通院先の病院
でセキをして
いる人が傍に
いたため
その他
(n = 86)全体 52.3 23.3 5.8 5.8 9.3 4.7 24.4
(n = 44)男性 47.7 34.1 6.8 6.8 1 1 .4 4.5 22.7
(n = 42)女性 57.1 1 1 .9 4.8 4.8 7.1 4.8 26.2
※ 全体+ 3 %以上の項目を着色 ※ノロウイルスに罹患した経路を把握している人のみ回答
- 10. 4.ノロウイルスの症状
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.
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- 11. 発熱 嘔吐 下痢 悪寒(発熱な
し)
吐き気(嘔吐な
し)
腹痛(下痢な
し)
その他
(n = 1 20)症状 43.3 68.3 75.8 1 8.3 24.2 1 2.5 3.3
(n = 1 20)最も辛かった症状 13.3 43.3 33.3 0.8 5.0 3.3 0.8
(n = 1 20)最初に発症したもの 12.5 44.2 29.2 3.3 7.5 3.3 0.0
(n = 60)男性 53.3 60.0 75.0 1 8.3 25.0 1 0.0 1 .7
(n = 60)女性 33.3 76.7 76.7 1 8.3 23.3 1 5.0 5.0
(n = 60)男性 18.3 25.0 41 .7 1.7 8.3 3.3 1 .7
(n = 60)女性 8.3 61 .7 25.0 0.0 1 .7 3.3 0.0
(n = 60)男性 18.3 33.3 33.3 5.0 8.3 1 .7 0.0
(n = 60)女性 6.7 55.0 25.0 1.7 6.7 5.0 0.0
最も
(n = 1 20)辛かった症状
最初に
(n = 1 20)発症したもの
(n = 1 20)症状
症状( n =1 20)
最も辛かった症状( n =1 20)
最初に発症したもの( n =1 20)
発症した症状をみると、「下痢」が最も高く 75.8 %。次いで、「嘔吐」 68.3 %が続く
なお、最も辛かった症状では「嘔吐」が 1 位となっている
4-1.ノロウイルスの症状
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 11
■ ノロウイルス罹患者の生活実態把握調査
Karada-data bank
- 12. 嘔吐した場所として最も割合が高いのは自宅の「トイレの便器」の 91.5 %
自宅のトイレの便器で嘔吐した場合、男性は雑巾や洗剤で処理する割合が高く、女性は処理の必要がなかったと回答している割合が高い
4- 2 .嘔吐した場所/嘔吐物の処理
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 12
■ ノロウイルス罹患者の生活実態把握調査
Karada-data bank
33.3
50.0
20.9
25.3
34.4
1 8.6
8.0
6.3
9.3
41 .3
21 .9
55.8
0% 20% 40% 60% 80% 1 00%
(n = 75)全体
(n = 32)男性
(n = 43)女性
自宅や会社・学校にあった雑巾や洗剤で処理した
感染後新たに購入した雑巾や洗剤で処理した
その他
/特に処理はしていない 必要なかった
■ 嘔吐した場所 ■ 嘔吐物の処理【自宅(トイレの便器)】
トイレ
の便器
洗面台 キッチ
ンのシ
ンク
上記以
外の場
所。床
など
トイレ
の便器
洗面台 キッチ
ンのシ
ンク
上記以
外の場
所。床
など
自動車
の中
電車・
バスな
どの公
共交通
機関の
中
路上 その他
(n = 86)全体 91 .5 1 1 .0 6.1 8.5 1 1 .0 6.1 3.7 1 .2 1 .2 1 .2 2.4 1 .2
(n = 44)男性 88.9 1 6.7 1 1 .1 1 6.7 1 3.9 1 1 .1 8.3 2.8 2.8 2.8 5.6 0.0
(n = 42)女性 93.5 6.5 2.2 2.2 8.7 2.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.2
<自宅> <会社・学校> <その他>
※ 全体+ 3 %以上の項目を着色 ※ノロウイルスの症状で嘔吐があった人のみ回答 ※ 自宅(トイレの便器)で嘔吐した人のみ回答
- 13. 5.ノロウイルス罹患中の飲食
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.
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- 14. いずれのタイミングでも、水に次いで茶飲料、スポーツ飲料の割合が高い
スポーツ飲料をみると、「症状が出始めたとき」→「症状が激しく出ているとき」→「症状が収まり始めたとき」の順に割合が高くなってい
る
5-1.ノロウイルス罹患中に飲用したもの
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 14
■ ノロウイルス罹患者の生活実態把握調査
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水 茶飲料 コーヒー飲料 紅茶飲料 炭酸飲料 野菜・果汁飲料 スポーツ飲料 乳酸飲料 チルド飲料 アルコール飲料
(ノンアルコー
ルビール・カク
テル含む)
その他 何も飲んでいな
い
51 .7 26.7 1 5.0 9.2 3.3 5.0 24.2 3.3 2.5 4.2 3.3 1 6.7
41 .7 20.0 5.8 6.7 2.5 6.7 30.8 5.0 2.5 4.2 3.3 23.3
50.0 29.2 1 4.2 8.3 5.0 8.3 35.0 5.8 2.5 5.8 3.3 5.0
(n = 60)男性 51 .7 25.0 1 8.3 1 1 .7 5.0 8.3 23.3 3.3 3.3 6.7 3.3 1 3.3
(n = 60)女性 51 .7 28.3 1 1 .7 6.7 1 .7 1 .7 25.0 3.3 1.7 1.7 3.3 20.0
(n = 60)男性 43.3 20.0 8.3 1 0.0 3.3 11 .7 35.0 6.7 3.3 6.7 5.0 1 5.0
(n = 60)女性 40.0 20.0 3.3 3.3 1 .7 1 .7 26.7 3.3 1.7 1.7 1 .7 31.7
(n = 60)男性 46.7 25.0 1 8.3 1 1 .7 5.0 13.3 33.3 6.7 1.7 6.7 1 .7 5.0
(n = 60)女性 53.3 33.3 1 0.0 5.0 5.0 3.3 36.7 5.0 3.3 5.0 5.0 5.0
(n = 120)症状が出始めたとき
(n = 1 20)症状が激しく出ているとき
(n = 1 20)症状が収まり始めたとき
症状が出始めたとき
症状が
激しく出ているとき
症状が
収まり始めたとき
症状が出始めたとき(n =1 20) 症状が激しく出ているとき(n =1 20) 症状が収まり始めたとき(n =1 20)
※ 全体+ 3 %以上の項目を着色
- 15. いずれのタイミングでも、おかゆ、ゼリーの割合が高い
前ページのグラフ(ノロウイルス罹患中に飲用したもの)と比べると、おかゆは「水」、ゼリーは「スポーツドリンク」に似た推移を示し
ていることがわかる
5-2.ノロウイルス罹患中に喫食したもの
2013 年 5 月 1 日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 15
■ ノロウイルス罹患者の生活実態把握調査
Karada-data bank
おかゆ うどん そば パン スープ・汁 ゼリー ヨーグルト アイス その他 何も食べていな
い
22.5 24.2 5.8 7.5 1 0.0 1 .7 5.8 2.5 4.2 49.2
22.5 1 2.5 5.8 5.8 5.8 1 .7 5.0 1 .7 4.2 58.3
45.8 30.8 5.8 9.2 1 1 .7 1 1 .7 1 5.8 5.0 7.5 15.8
(n= 60)男性 23.3 31.7 8.3 1 1 .7 1 5.0 3.3 1 0.0 3.3 5.0 40.0
(n= 60)女性 21 .7 1 6.7 3.3 3.3 5.0 0.0 1 .7 1 .7 3.3 58.3
(n= 60)男性 26.7 1 8.3 8.3 1 0.0 1 0.0 3.3 8.3 3.3 5.0 45.0
(n= 60)女性 18.3 6.7 3.3 1 .7 1 .7 0.0 1 .7 0.0 3.3 71 .7
(n= 60)男性 40.0 28.3 8.3 1 3.3 1 3.3 1 5.0 23.3 5.0 8.3 16.7
(n= 60)女性 51 .7 33.3 3.3 5.0 1 0.0 8.3 8.3 5.0 6.7 15.0
(n = 1 20)症状が出始めたとき
(n= 1 20)症状が激しく出ているとき
(n = 1 20)症状が収まり始めたとき
症状が出始めたとき
症状が
激しく出ているとき
症状が
収まり始めたとき
症状が出始めたとき(n =1 20) 症状が激しく出ているとき(n =1 20) 症状が収まり始めたとき(n =1 20)
※ 全体+ 3 %以上の項目を着色