2016/8/28 伝道館礼拝

1. 「イエスの御名のために
苦しむ体験」
使徒の働き 5:17-42
使徒の働きシリーズ_13

2. 祭司たちの怒り
• 律法に対する熱心さ
–祭司たちは神によって民を聖別し、神
殿とエルサレムを世界の中心として考
え、律法やしきたりなどを守らせるこ
とによってイスラエルの民を災いから
守る責任が与えられていたと考えてい
たので、その責任を熱心に守ると、そ
れらに反対する者たちを神に反対する
者として捉え、彼らを裁かないといけ
ないと感がていた

3. 使徒たちの教え
• 生活の中心が神殿ではなく、家々
（教会）での集まりに
• 律法ではなく、イエスの命令に
• 祭司たちが人を神に導けるのでは
なく、彼らは考え方を悔い改めな
いといけない罪人の代表者

4. 神のみ使いによる救助
• 使徒たちをただ解放しただけでは
なく、彼らに「いのち」について
の教えを語る責任を与えるために
解放した
–このようなことを日常的に期待す
ることは全くできない

5. 人より神に従う
• 自分の心（フィーリング）に従う
のではなく、外部からの圧迫（プ
レッシャー）や文化に従うのでは
なく、明確に掲示されている神の
言葉に従う
–助けは思いがけないところから来る
かもしれないが、迫害を覚悟する

6. ガマリエル
• 二派のラビたちの影響
–シャンマイ → 神を汚すものは、乱
暴な処置をしても、排除するべき
–ヒレル → 神を汚すものは、神ご自
身が裁かれるので、自分の心だけ
を守ればいい
• ガマリエルの弟子 → パウロ

7. パウロの背景
「私はキリキヤのタルソで生まれ
たユダヤ人ですが、この町で育てられ、
ガマリエルのもとで私たちの先祖の律
法について厳格な教育を受け、今日
の皆さんと同じように、神に対して熱
心な者でした。

8. マタイの福音書 5:11
「わたしのために、ののしられたり、
迫害されたり、また、ありもしないこと
で悪口雑言を言われたりするとき、あ
なたがたは幸いです。」

9. 最後に（1/3）
• 福音は教わらないといけないもの
–フィーリング（感情）で説明できない。
また、してはいけない
–福音を正しく教わっていないことに
よって、不安定で希望のない信仰生活
を歩む人たちが多い
–福音は生活だけではなく、言葉を用い
て教え、広めていく必要がある

10. 最後に（2/3）
• 神が人をどのように迫害から救わ
れるか誰も予測できない。
–パウロは２年以上牢獄にいた
–使徒の働きを読んで、信仰があれば
奇跡によって救われるとか、神は必
ずあなたを解放するというような教
師は聖書を知らない危険人物
–奇跡が描かれているからといって、
それがパターンではない

11. 最後に（3/3）
• イエスがキリストであることが嘘な
ら、後ほど自然消滅する
• もし、イエスがキリストなのであれ
ば、それを無視することは現実を無
視すること。また、神を敵とするこ
と
–二者択一でそれ以外の選択肢はない

12. ヤコブの手紙 4:4
「世を愛することは神に敵するこ
とであることがわからないのですか。
世の友となりたいと思ったら、その人
は自分を神の敵としているのです。」