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1. ツールの説明を排除
TiDDはツールに依存しない
RedmineでもPostItでもチケット駆動は運用可能
2. プラクティスをパターン言語の形式で表現
現場の経験知を再利用できる形式にする
特定の状況の問題に対して有効な解決法を提示
3. 原則・価値観・プラクティスでまとめる
開発フレームワークの作業仮説として提示
コミュニティで議論した結果を反映して補強したい
Developers Summit 2013 Action ! 3
6. チケットとは
製品の変更時に管理すべき対象プロセス(チケットは製品に従う
チケットは製品に従う)
チケットは製品に従う
チケットはワークフローで制御される(チケットはワークフローに従う
チケットはワークフローに従う)
チケットはワークフローに従う
チケットは成果物や仕様ではない(成果物は構成管理に従う
成果物は構成管理に従う)
成果物は構成管理に従う
Developers Summit 2013 Action ! 6
9. プラクティスとは
現場で実証された実践技法
プラクティスは価値観に基づく行動を促す
パターン言語で表現してみる
特定の状況の問題における解決法
名前・別名 プラクティス名。別の名称。
頻出場所 プラクティスが出現する工程、作業
状況(文脈
状況 文脈)
文脈 問題が発生し、価値が妨害される状況(context)
問題が発生し、価値が妨害される状況
問題 プラクティスで解決しようとする問題
プラクティスで解決しようとする問題(problem)
で解決しようとする問題
解決法 問題を取り除くための解決方法(solution)
問題を取り除くための解決方法
結果文脈 プラクティスで解決した後に変化した状況。
プラクティスで解決した後に変化した状況。
別の価値を促進する副次的な効果。
Developers Summit 2013 Action ! 9
13. No Ticket, No Work
名前 チケット無しの作業不可
頻出場所 チケットの作り方
状況 担当者の作業が公開されていない
オープンを妨害
→オープンを妨害
問題 作業がチケットに記録されていない
解決法 チケットを起票してから作業を開始する
結果文脈 ・日々のタスク管理はメンバー自身で行うようになる
コミットメント、勇気の効果
→コミットメント、勇気の効果
・チーム内で情報共有が促進される
コミュニケーションの効果
→コミュニケーションの効果
Developers Summit 2013 Action ! 13
15. No Ticket, No Commit
名前 チケット無しのコミット不可
頻出場所 チケットの閉じ方
状況 ソース修正が意図された修正なのか判別できない
コミットメントを妨害
→コミットメントを妨害
問題 障害の記録と、成果物の作業履歴が同期されてな
い
解決法 ソースをコミットする時、チケットに変更理由を残して
Closeする
Closeする
結果文脈 トレーサビリティの実現によって保守作業で役立つ
フィードバックの効果
→フィードバックの効果
Developers Summit 2013 Action ! 15
17. Iteration is Version
名前 イテレーションはバージョンに同一視
頻出場所 バージョンの登録・終了、チケットの分類
状況 リリース計画が現実と合致していない
オープンを妨害
→オープンを妨害
問題 リリースが1回だけなので学生症候群になりやすい
解決法 イテレーションをリリースバージョンとして定期的に
リリースする
結果文脈 ・マイルストーンごとにリリースできるようになる
コミットメント、勇気の効果
→コミットメント、勇気の効果
・開発中の経験知がフィードバックされて蓄積される
フィードバックの効果
→フィードバックの効果
Developers Summit 2013 Action ! 17
19. 開発のリズム
チケットの作業に集中 (Scrumの集中
の集中)
の集中
割り込み作業はしない
コミットのリズム
コミットと同時にチケットをCloseする (No Ticket, No Commit)
定期的なリリース
持続可能な開発ペース (Velocity)
定期的なイベントで検査 (Scrumの透明性
の透明性)
の透明性
毎日の朝会
リリースごとにふりかえり
Developers Summit 2013 Action ! 19
21. その他のプラクティス(作成中)
チケット管理の観点 適用可能なプラクティス、概念
チケットの作り方 No Ticket, No Work
チケットの整理 チケットの棚卸し
チケットの閉じ方 No Ticket, No Commit
チケットの渡し方 ペア作業
チケットの分類 分割統治、 チケットはワークフローに従う
チケットの集計 ・チケット集計もワークフローに従う
・ロールでビューを切り替える etc.
チケットの通知 私に聞くな、チケットに聞け(TiDD版ハリウッドの原則)
TiDD版ハリウッドの原則
版ハリウッドの原則)
チケットの並べ方 バックログ etc.
バージョンの作り方 Iteration is Version
プロジェクトの作り方 チケットは製品に従う
Developers Summit 2013 Action ! 21