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「新型コロナウィルス感染拡大」
とLINE
2020年度前期
植田 康孝
y-ueda@edogawa-u.ac.jp
「LINE」は、トップメディア。
今や社会インフラ。
コロナでは、
LINEの良い面と悪い面が出た。
良い面は、リーチのし易さと拡散力。
悪い面は、デマも拡散。
「LINE」は、
国内で圧倒的な利用率を誇っており
幅広くリーチすることが可能。
クローズドなコミュニケーションの形で
獲得したフォロワーに
企業メッセージを届けるのに
適している。
「LINE」は、
国内のMAUは8,100万人以上。
幅広い年齢層が利用しており
コミュニケーションツールとして
インフラ化している。
他のSNSと比べて、クローズドな
コミュニケーションに適している。
SNSのポジショニング
LINE
閉
鎖
的
高い拡散性
開
放
的
低い拡散性
Twitter
Facebook
Instagram
男性
48.2%
女性
51.8%
性別
「LINE」ユーザー(2020年現在)
15-19歳
8.9%
20-24歳
8.3%
25-29歳
9.5%
30-34歳
10.2%
35-39歳
10.9%
40-49歳
22.1%
50歳~
30.0%
年齢別
「LINE」ユーザー(2020年現在)
会社員
48.3%
主婦・パート・
アルバイト
31.9%
学生
11.5%
その他
8.2%
職業別
「LINE」ユーザー(2020年現在)
LINEがコミュニケーションツール
厚生労働省や東京都が活用
▪ 厚生労働省は、LINEを利用して、
「新型コロナ対策のための全国調査」を実施。
東京都も同様に
「新型コロナ対策パーソナルサポート」で
体調や生活動向になど、
定期的にアンケートを取っている。
学校の一斉休校や企業のテレワークで
LINEがメインツールニなった。
▪ ネット(SNS)から船会社アナウンスよりも
数段速く正確な情報が得られた。
一方で、「情報がない」と
文句言う乗客も(情報過疎状態に)
▪ 欲しいもの(常用薬など)を政府や船会社、
家族・親戚に頼んでも、なかなか届かないが、
アマゾンに「プリンセス号〇〇号室」と
注文すると、すぐに届いた。
ネットリテラシーで乗客格差
「ダイヤモンド・プリンセス号」乗客
▪ 2020年2月14日から、
「ソフトバンク」と「LINE」は、
乗客ら向けに、
「iPhone」2,000台を
無償で貸し出した。
▪ 乗客の情報不足や不安を解消する狙い。
館内アナウンスでは、十分でなかった。
必要なのは「情報」、そして「スマホ」
「ダイヤモンド・プリンセス号」乗客
▪ 「LINE」は、
厚生労働省が情報発信を行う
「コロナウィルス対応支援窓口」を設けた。
▪ アプリ経由で、医師らに
健康相談や
持病の薬の手配ができる。
必要なのは「情報」、そして「スマホ」
「ダイヤモンド・プリンセス号」乗客
▪ 乗客には非常に好評だった
▪ 動画でマスクの正しい付け方が分かりやすい
▪ 高齢者が多かったが、文字が大きくなる
▪ 翻訳・通訳機能が使えたため、
外国人乗客にも分かりやすかった。
▪ 今や、「スマホ・ファースト」で考えないとダメ!
必要なのは「情報」、そして「スマホ」
「ダイヤモンド・プリンセス号」乗客
▪ LINEは、2020年3月2日、
新型コロナウィルスの影響でイベントを
中止・延期した企業を対象に、
イベントの動画配信を支援するサービスの
開始を決めた。
▪ イベント主催者や大規模公演を控える
アーティストから問い合わせが増加。
ネットで生配信
LINE ライブ配信サービス
▪ 2020年2月29日「第30回マイナビTGC」
▪ モデル84人、ゲスト出演者41組が
「LINEライブ」を通してアピール。
▪ BLACKPINKや河北麻友子ら出演を見合わせた
出演者もいたが、常時25~30万人が見守った。
総視聴者数は190万人となった
(当初、3万人を動員予定だった)
運営会社「WTOKYO」
東京ガールズコレクション
▪ 2020年2月29日「第30回マイナビTGC」
▪ イベント内容も
生配信を意識した
ものに再構築。
▪ 配信向けのコーナーを作り、
チケット保有者に対しては、
SNSでチケット画像を投稿すると、見たかった
モデルから生電話が掛かるという企画を準備。
運営会社「WTOKYO」
東京ガールズコレクション
▪ 「LINEみらい財団」は、
日本数学検定協会、学研、
市進、教育情報サービスと
連携し、休校となった
中高生向けに5教科の学習動画を
LINE公式アカウント上で公開。
利用料金は無料。
公式アカウント「LINEみらい財団」
LINEが無料の授業動画
▪ 台湾で感染症対策を所管する
「疾病管制署」は、
無料通信アプリ「LINE」を
情報共有の手段として
活用している。
▪ 2017年に開設のアカウント
「疾管家」の2月末現在の
「友だち」は190万を超えた。
アカウント「疾管家」
台湾コロナ 当局がLINE
▪ 当局の発表は、アカウントを通じて
即座に通知され、内外の感染状況や
渡航警戒レベルなどの情報が
たちどころに分かる。
▪ ネット上にデマが拡散すると、
それを否定する情報も流し
関連法令を紹介して
警告する。
アカウント「疾管家」
台湾コロナ 当局がLINE
▪ 疾管家が提供する情報の中で、
人気となったのが
「マスク地図」。
▪ スマートフォンの位置情報を
活用し、利用者の現地付近の
薬局にあるマスクの在庫数を大人用と子供用
とに分けて教えてくれる。
アカウント「疾管家」
台湾コロナ 当局がLINE
芸能人LINE公式アカウント
芸能人と恋人感覚を味わう
▪ LINEに追加すると、
各タレントから
メッセージや画像が届く。
基本、自動返信だが、
メッセージ受付の場合は、
直接やり取りすることが
出来る。
芸能人LINE公式アカウント
芸能人と恋人感覚を味わう
▪ 俳優では、菅田将暉、松坂桃李、竹内斗真
福山雅治、北川景子などがアカウントを
開設しており、
お笑い芸人では
ジャルジャル、
ハライチなどが
活用している。
芸能人LINE公式アカウント
芸能人と恋人感覚を味わう
▪ AIが売っている自動配信だと
分かっていても、「恋人気分が味わえる」。
特に、佐藤健は
LINEが届く時間が
遅いため、本人が
打っていると話題に。
本人も認めた。
▪ 3月30日、「4月1日に緊急事態宣言」
というデマがLINEで拡散された。
しかし、菅官房長官はこれを否定。
LINEで拡散「東京封鎖」デマ
「新型コロナウィルス感染拡大」におけるネット上の流言
ツイッター
▪ 3月25日、84万件
▪ 3月26日、111万件
▪ 3月30日までの6日間で
計544万件に達した。
▪ 3月30日、菅長官が否定
LINE、Twitterで拡散「東京封鎖」デマ
「新型コロナウィルス感染拡大」におけるネット上の流言
▪ 「フェイクです」
「違うでしょ」
というデマそのものを
打ち消す否定投稿も拡散。
▪ 健全なデマ否定も
副作用として、
元々のデマを拡散させてしまう。
LINE、Twitterで拡散「東京封鎖」デマ
「新型コロナウィルス感染拡大」におけるネット上の流言
▪ 「LINEでの拡散」が顕著。
▪ 不特定多数に発信する
Twitterと異なり、
LINEは「1対少数」が基本。
▪ 口コミ効果も大きく、
次々と広がりやすい。
LINE、Twitterで拡散「東京封鎖」デマ
「新型コロナウィルス感染拡大」におけるネット上の流言
▪ 「LINEでの拡散」が顕著。
▪ 閉鎖的なコミュニティー内で
認められたいという
「承認欲求」が多くの人に
働いた。
▪ 「議員秘書から聞いた」
「経団連情報です」など
政財界とのパイプを強調
LINE、Twitterで拡散「東京封鎖」デマ
「新型コロナウィルス感染拡大」におけるネット上の流言
▪ 「LINEでの拡散」が顕著。
▪ 多数のフォロワーを抱える
「インフルエンサー」による
拡散も多かった。
「デマとは思うけど、
現実社会で封鎖されたら
困る」と考え
拡散してしまう。
LINE、Twitterで拡散「東京封鎖」デマ
「新型コロナウィルス感染拡大」におけるネット上の流言
▪ 熊本県の田嶋徹副知事は、
日本赤十字社医療センターの医師の情報として
「私の病院のコロナ病床は満床になりました」
「現場ではすでに医療崩壊のシナリオも想定され
始めています」 としてLINEで拡散を呼び掛けた。
知人から届いたメッセージの真偽を確認せず、
LINEで「1人でも多くの人に拡散してほしいとのこと」
と書き添え、県幹部や友人ら10人程度に拡散した。
「新型コロナウィルス感染拡大」におけるネット上の流言
副知事も引っかかった「デマ」
▪ LINEを受け取った人が
「熊本県田嶋副知事からの
情報です。皆さん参考にして下さい」
と付け加え、さらに広めた。
4月14日、熊本県庁で会見し、
真偽不明の情報をLINEで知人らに広めたとして
「不確かな情報を拡散し、非常に申し訳なく思う」
と謝罪した。
「新型コロナウィルス感染拡大」におけるネット上の流言
副知事も引っかかった「デマ」
▪ なぜ、デマは広がったのか?
▪ 東日本大震災の時と違うのは、
「インフルエンサー」と「LINE」の存在。
▪ デマの「スーパー・スプレッダー」
も生まれた。
ウィルスより感染力が強い「偽情報」
東日本大震災時よりも「デマ」が拡散
▪ 著名なブロガーなどなぜ、発信力のある
インフルエンサーがSNSやブログに上げて
急速に広がった。
▪ 病院の院長の奥さんや薬剤師などから
送られて来たから信用して
グループLINEで他にも
伝えたというケースが多かった。
ウィルスより感染力が強い「偽情報」
東日本大震災時よりも「デマ」が拡散
▪ グループLINEの場合、1人が情報をアップすると、
10人や20人の
グループメンバー全員に
瞬時に共有され、
「他の人にも知らせておこう」
と考えたメンバーたちが
それぞれが参加する
別グループへと爆発的に拡散させた。
ウィルスより感染力が強い「偽情報」
東日本大震災時よりも「デマ」が拡散
▪ なぜ、デマは広がったのか?
▪ 新型コロナウィルスの感染力は
「1人から2~3人に感染」と推定されたが、
SNSを通じた「デマ」の感染は
はるかに強力だった。
ウィルスより感染力が強い「偽情報」
東日本大震災時よりも「デマ」が拡散
▪ 「ツイッター」は、
不特定多数が目にするため
「それは間違いだ」と打ち消す人がいるが
親しい人同士がつながる「LINE」は、
情報を否定する人も現れ難い。
▪ 「みんなに知らせないと」と思う、
善意の人ほど、「デマ」を拡散する。
ウィルスより感染力が強い「偽情報」
東日本大震災時よりも「デマ」が拡散
「LINE」がデマを拡散したのは
今回が初めてではない。
「胆振東部地震」でも
同様のことは見られた。
▪ LINEには、
「厚真にいる自衛隊の方からの
今来た情報です。
地響きかが鳴ってるそうなので、大きい
地震が来る可能性が高いそうです。
推定時刻5~6時間後との事です」
▪ 「自衛隊」の言葉で、信じた人が多かった。
「胆振東部地震」でも起きた
「ネット」にデマ情報
▪ 更に、LINEには、
「札幌は午後から断水決定!
とALSOK情報です」。
▪ テレビが見られず、LINEは唯一の
「情報源」だった。
不安な中で心配してくれた友達からの
情報で、ウソだとは思えなかった。
「胆振東部地震」でも起きた
「ネット」にデマ情報
▪ 札幌市では、
「市内全域が断水」との誤った情報が
流れたことを受け、同市水道局は
「デマ情報に惑わされないよう
落ち着いて欲しい」と呼び掛けた。
小樽市や岩三沢市でも断水しているとの
謝った情報が流れ、公式ツイッターや
フェイスブックで否定した。
「胆振東部地震」でも起きた
「ネット」にデマ情報
▪ 「誤爆ある」という人が8割いた。
▪ 誤って送ったメッセージを
24時間以内なら、取り消せる。
▪ 取り消すと、送った人と受け取った人の
アプリ上の履歴から
メッセージが消える。
2017年12月以降
LINE「誤爆」取り消せる機能
▪ 「誤ってメッセージを送信した経験
がある」利用者は、83%。
▪ 間違いの内容は、
「誤字脱字」 30%
「作成途中で送った」 24%
「送信先を間違った」 19%
2017年12月以降
LINE「誤爆」取り消せる機能
営業自粛を求められ、
お客も外出自粛する中、
LINEは「出前館」と
提携した。
「ウーバーイーツ」や「出前館」が
浸透させて来たフードデリバリーが
外食産業の受け皿になり始めた。
人材サービス「ツナグループ」が
手掛けるアルバイト求人サービスでは、
外食店の配達員の求人掲載件数が
平年の6割増で推移している。
▪ 「巣ごもり消費」の恩恵を受け、
ネット出前「出前館」
有料放送「WOWOW」
電子書籍「Amazia」
ゲーム「スクウェア・エニックス」
などの株価が上昇した。
新型コロナウィルスの影響は
「巣ごもり消費」伸びる
▪ 出前館は、
自前の配送能力を持たない
飲食店からの
宅配代行サービスを
手掛けている。
LINEと出前館が提携
実質的な子会社化
▪ なぜ、「LINE」は「出前館」と提携したのか?
▪ 「スーパーアプリ」を目指すため。
▪ 「スーパーアプリ化に食の領域が必要」
スーパーアプリになる条件は、日常的で
なければならない。
そこで重要になるのが、「食」である。
LINEと出前館が提携
実質的な子会社化
▪ 「出前館」で、1年間に1回以上注文している
アクティブユーザーは
2020年2月時点で320万人。
2万店超の飲食店が加盟。
▪ 「LINEデリマ」と出前館のブランドを統合
LINEと出前館が提携
実質的な子会社化
▪ 2020年内から2021年初めまで
LINEが提供するサービス
「LINEポケオ」との
サービス連携を目指す。
▪ 出前館からのデリバリー注文システムから
テークアウトの注文も出来るようにする。
LINEと出前館が提携
実質的な子会社化
▪ LINEは、モバイルオーダーのミニアプリ
「LINEポケオ」をアプリに取り入れた
▪ 牛丼チェーン「松屋」の
モバイルオーダーに対応。
「時短」求めて「事前注文」伸びる
「LINEポケオ」アプリ
▪ モバイルオーダーは、
単に顧客の時短や店舗の省力化を
図るだけではない。
▪ 店舗を使うユーザーの注文状況や
アプリの利用動向のデータを活かし、
ユーザーの志向を捉えた新商品の開発や
原材料の効率化が期待できる。
「時短」求めて「事前注文」伸びる
「事前注文」のメリット
▪ 各社のモバイルオーダーをまとめた、
プラットフォームとなるアプリの存在が
不可欠になる。
▪ マクドナルドのように一定の利用が
見込めるブランドを除き、
個別企業のアプリをインストールしてもらう
のはハードルが高い。
「時短」求めて「事前注文」伸びる
「事前注文」アプリの課題
▪ 「無料通話」は、「スカイプ」があったが、
あまり浸透していなかった。
▪ 大学生、OL、女性など、
リテラシーは低いが、
コミュニケーションツールに対するニーズ
が高い人たちをターゲット
LINE開発(東日本大震災後)の背景
LINEはどこを狙ったか?
▪ 2011年3月11日 東日本大震災
インフラ崩壊(家族と連絡が付かず)
▪ 2011年6月 LINEメッセンジャー
いつでも、どこでもつながる通信手段
家族や身近な人の距離をよりクローズに
縮める
心地良い距離間でつなぐ。
LINEの経緯
2011年東日本大震災から
▪ 2012年
NHN、ネイバージャパン、ライブドアの3社が
経営統合
▪ 2013年
LINEへ商標変更
世界で1億ユーザー突破。
LINEの経緯
2011年東日本大震災から
▪ 2016年
LINEを入り口として、
「スマートポータル」構想を打ち出した。
▪ 2019年 「LIFE ON LINE」構想
100種類を超えるサービス
24時間365日、ユーザーの生活すべてを
サポートするライフインフラとなる。
LINEの経緯
2011年東日本大震災から
▪ 2019年 「LIFE ON LINE」構想
オンラインだけでなく、オフラインもサポート
生活の必要な場所でサポート
▪ 2019年11月
Zホールディングス(ヤフージャパン)と統合
AIを中心とした積極投資をして、
「AIテックカンパニー」を目指すことを発表
LINEの経緯
2011年東日本大震災から
▪ 2019年11月
Zホールディングス(ヤフージャパン)と統合
両社合わせて2万人の社員
▪ LINEミッションは、人と人、人と情報・サービス
の距離を縮める上で、身近な人と
コミュニケーションを守る。
LINEの経緯
2011年東日本大震災から
▪ 日本 8,300万人
▪ 台湾 2,100万人
▪ インドネシア 1,500万人
▪ タイ 4,500万人
▪ 主要4か国で1億4,000万人
(日本が、約半分)
LINEの「MAU」
主要4か国で1.6億人
「ネット」での利用率ランキング
▪ 1位 「LINE」
▪ 2位 「アマゾン」
▪ 3位 「楽天」
▪ 4位 「ヤフー」
▪ 5位 「ツイッター」
▪ 6位 「ヤフーニュース」
▪ 7位 「ユーチューブ」
「ネット」での利用率
日本国内圧倒的に強いLINE
「アプリ」での利用率ランキング
▪ 1位 「LINE」
▪ 2位 「ツイッター」
▪ 3位 「アマゾン」
▪ 4位 「Facebook」
▪ 5位 「ヤフー」
▪ 6位 「インスタグラム」
▪ 7位 「マクドナルド」
「スマホアプリ」での利用率
日本国内圧倒的に強いLINE
▪ 10-70代のうち、7割以上が毎日利用
▪ スマホで利用する人が8割で、
スマホの普及がSNSの広がりを後押し
▪ 「LINE」 82%
▪ 「ツイッター」 54%
▪ 「フェイスブック」 52%
▪ 「インスタグラム」 35%
「マイボイスコム」2019年調査
SNS利用、10年で3倍
▪ 利用頻度は、
「1日2回以上」 50%
「1日1回程度」 24%
▪ 「毎日利用する人」が7割を超えた。
▪ 「2~3日に1回」は、9%
▪ 「4~5日に1回」は、3%
若年層や女性は利用頻度が高い。
「マイボイスコム」2019年調査
SNS利用、10年で3倍
▪ SNSを利用する機器は、
「スマートフォン」 81%
「ノートパソコン」 26%
「デスクトップパソコン」 19%
「携帯電話(ガラケー)」 1.3%
「マイボイスコム」2019年調査
SNS利用、10年で3倍
▪ SNSの利用方法は、
「人の投稿を読む」 61%
「メッセージやチャットなどのやり取りをする」
41%
「人の投稿にコメントやいいね!」 33%
「ニュースの閲覧」 23%
「企業の公式アカウントから情報を得る」
11%
「マイボイスコム」2019年調査
SNS利用、10年で3倍
人気アプリの滞在時間(コミック)
2019年8月 月間平均(「フラー」調べ)
順位 SNS 時間
1位 パーフェクトビューアー 8分40秒
2位 LINEマンガ 6分33秒
3位 ピッコマ 6分21秒
4位 マンガBANG! 4分44秒
5位 Renta! 4分23秒
人気アプリの滞在時間(SNS)
2019年8月 月間平均(「フラー」調べ)
順位 SNS 時間
1位 LINE 14分23秒
2位 ツイッター 13分59秒
3位 インスタグラム 6分40秒
4位 アメーバブログ 4分34秒
5位 フェイスブック 2分51秒
▪ 企業人事部
「就活中の学生に電話しても出ない。
友との意思疎通にもLINEを使い、
電話で話すなら、相手の都合を
確認してから。
未知の番号からの着信は警戒する」
メディア進化が不都合な場合も
LINEの普及
▪ 家の固定電話が鳴っても出ないよう、
親に教育された若者もいる。
▪ 一人暮らしの女性は、
玄関のインターホンが鳴った時、
心当たりがない場合は、用心のため、
居留守を使う人もかなりいる。
メディア進化が不都合な場合も
LINE、宅配の普及
スマホで生活すべて支える
「スーパーアプリ」とは・・・
▪ なぜ、「LINE」は「ヤフー」と統合したのか?
▪ 「スーパーアプリ」を目指すため。
▪ 「スーパーアプリ」とは、「スマートフォンを通じて
利用者の生活すべてを支えよう」という考え方。
1つのアプリで多種多様なサービスを使うこと
が出来、金融からコミュニケーションまで完結。
スマホで生活すべて支える
「スーパーアプリ」とは・・・
▪ 「ヤフー」が展開する「PayPay(ペイペイ)」は、
QR決済で先頭、ネット通販「ペイペイモール」
にも力を入れる
▪ メッセージアプリで強い「LINE」は、
保険サービス「LINEほけん」、
株取引「LINE証券」など金融に力を入れている。
世界の「スーパーアプリ」
グラブ ゴジェック ウーバー ウィーチャット アリペイ ヤフー・LINE
決済 〇 〇 - 〇 〇 〇
メッセージ送受信 - 〇 - 〇 - 〇
配車 〇 〇 〇 - 〇 〇
デリバリー 〇 〇 〇 〇 〇 〇
ショッピング 〇 〇 - 〇 〇 〇
ヘルパー派遣 〇 〇 - 〇 〇 -
証券 〇 〇 - 〇 〇 〇
スマホで生活すべて支える
「スーパーアプリ」とは・・・
▪ なぜ、今なのか?
▪ 「ウィーチャット」や「アリペイ」
「ウーバー」だけでなく、
スーパーアプリが相次ぎ登場。
▪ 時価総額1兆円規模という巨大さで、
いつ日本に上陸してもおかしくない状態。
スマホで生活すべて支える
「スーパーアプリ」とは・・・
▪ スーパーアプリとして1つにまとめると、
様々なデータが収集できる。
プラットフォームとしては魅力。
▪ QR決済でインスタントラーメンを購入した
利用者はラーメンが好きと想定できるが、
デリバリーアプリが別だとラーメンを提案できない
スマホで生活すべて支える
「スーパーアプリ」とは・・・
▪ 1つのアプリでサービスを提供できれば
データの共有が可能になる。
▪ 一度アカウントを作れば
それを起点に様々なサービスを使えるため
他のサービスよりも利用しやすい。
サービスごとに登録する手間もなくなる。
スマホで生活すべて支える
「スーパーアプリ」とは・・・
▪ それまでのサービスの
利用状況のデータから
どのサービスと
相性が良いかを分析して
教えてくれることも
スーパーアプリならではの
優位性が活かされている。
いくらもらえたら
LINEを
1年間止めますか?
▪ 東京大学・渡辺努教授は、
2019年3月、
「いくらもらえたらLINEを1年間止めますか?」
という質問を東大生にぶつけ
論文で発表。
▪ 結果は、「1人あたり300万円」。
▪ 「さすがに高すぎる」と計算ミスを疑ったが、
再計算しても結果は変わらなかった。
「対話アプリ」から「金融」「人工知能」へ
「LINE」の価値
▪ 1人あたり300万円とは、
実際には払わないであろう。
▪ マンガの海賊版の
「被害額」も?
タダだから読むのであって、
多くの人は、カネを取るなら止める。
だから「被害」とは言えない。
「対話アプリ」から「金融」「人工知能」へ
「LINE」の価値
▪ ネットビジネスは、基本的に
「フリーミアム」で、
無料で使い続けることが出来るし、
有料なら、
より幅広いコンテンツを見たり
便利な機能を使えたりする
仕組み。
「無料(フリー)」+「有料(プレミアム)」
「フリーミアム」とは・・・
▪ グーグル、フェイスブック、LINE・・・
▪ 朝日新聞デジタルなど、
新聞社のニュースサイトも同じで、
無料の記事と有料の記事が並ぶ。
▪ YouTubeは、すべて無料だったが、
2018年秋に「プレミアム」サービス開始。
使ってみると、動画が始まる前に流れる
広告がなくなり、快適になった。
「無料(フリー)」+「有料(プレミアム)」
「フリーミアム」とは・・・
▪ AbemaTVは、
無料で見ることが出来るが、
月960円の「プレミアム」サービスに
入れば、
過去の番組や有料ビデオを
見ることが出来、
動画のダウンロードも出来る。
「無料(フリー)」+「有料(プレミアム)」
「フリーミアム」とは・・・
月間利用者 月間時間 広告商品
グーグル 7,299万人 13.6時間 投稿連動、提携サイト・アプリへの配信
ヤフー 6,884万人 14.4時間 投稿連動、提携サイト・アプリへの配信
ユーチューブ 6,366万人 サービス内の動画・バナー広告
LINE 6,312万人 19.9時間 LINEアプリ内の広告配信、公式アカウント
楽天 5,442万人 2.3時間 出店者による通販サイト内の広告
Facebook 4,944万人 2.6時間 バナー・動画広告、提携サイトへの配信
インスタグラム 4,013万人 5,1時間 フィードやストーリーズ内のバナー・動画広告
YouTubeがグーグル、ヤフーに次ぐ
国内ネット広告業界
2020年1月、
「LINE」公式アカウントの
料金プランが
従量課金型へと完全移行。
メッセージ送信が無制限だった
「LINE@」から、
「LINE公式アカウント」に統合
▪ 2019年12月期のLINEの広告事業の
売上高は、1,248億円で
LINEの売上高全体の半分を超える。
▪ 前年度からの伸び率は、LINE全体の9.8%
に対し、広告事業は15%と高い。
スマホ決済の赤字を広告事業で埋めている。
LINE 広告事業
LINEの売上高の半分以上を占める
▪ LINEは、2016年から、
月間利用者数が約6,800万人の
「タイムライン」や「LINEニュース」に加え、
マンガアプリやブログなどに
広告配信を広げて来た。
▪ LINEクレジットのサービスだけでなく、
LINEが提携した他社のアプリへの広告も配信
LINE 広告事業
LINEの売上高の半分以上を占める
▪ 広告売り上げを大きく伸ばしているのが、
LINEのトーク一覧の上部に設置した地
「スマートチャネル」と呼ぶ広告枠。
▪ LINEを開くと必ず確認する目立つ場所に、
個人に合った広告やニュースなどを提供。
2020年1月からは、動画広告の配信開始。
LINE 広告事業
LINEの売上高の半分以上を占める
▪ 中小企業が、LINE広告を使い易いようにした。
従来は、広告代理店を通して広告を出稿する
必要があったが、誰でもオンライン上で
広告を出稿できるようにした。
各企業や店舗の担当者が
自分の好きなタイミングで
広告を配信したり変更したりすることが出来る。
LINE 広告事業
LINEの売上高の半分以上を占める
▪ 広告主は、配信するターゲットの指定や
配信した広告の効果を確認しながら
運用ができる。
▪ LINEの利用者の年齢、性別、地域、興味関心
など、「みなし属性」や「閲覧履歴」などを
組み合わせて、配信の設定ができる。
LINE 広告事業
LINEの売上高の半分以上を占める
▪ 金融系のサービスを提供する「ウォレット」上に
広告出稿スペースを設けた。
ウォレットは、決済や証券、家計簿管理の
窓口となっており、
月間5,400万人が利用している。
▪ LINEアプリのハブになりつつあり、
広告価値は高いと判断した。
LINE 広告事業
LINEの売上高の半分以上を占める
▪ LINEが提供する運用型広告「LINE広告」で、
ウォレットのページの下半分を
広告枠として提供する。
▪ ウォレットは、スマートフォン決済「LINEペイ」や
証券、保険など金融系サービスの他に、
ショッピングやLINEのスタンプショップなども
提供している。ウォレットの利用者数も伸長。
LINE 広告事業
LINEの売上高の半分以上を占める
「LINE」の広告
▪ 企業がユーザーに「お知らせ」や「クーポン」を
配信できる「公式アカウント」を提供しており、
アカウント数は2019年末時点で1,146万。
▪ ユーザーは、家族や友人と同様、
企業アカウントも「友だち」に登録でき、
メッセージのやり取りも出来る。
「企業」と「消費者」のニーズを捉える
▪ ビーコンを活用
▪ スーパーなどの小売店で、
来店客に電子チラシを
LINEで通知する。
LINEが始めた電子チラシ
「LINEチラシ」
「LINE」の広告
▪ 「LINEマイレージ」
▪ 商品のQRコードを
読み取ると、
アプリ内の台紙にシールが溜まり、
懸賞などに応募できる。
「企業」と「消費者」のニーズを捉える
「LINE」の広告
▪ 「LINEマイレージ」
▪ 「キリン・メッツ・コーラ」は、
3本購入し応募した人に
LINEポイントを贈る施策を実施。
キャンペーン参加者の購入本数は、
期間前後で倍増した。
「企業」と「消費者」のニーズを捉える
1900年代後半以降に生まれた世代
「Z世代」の特徴
▪ インスタグラムなど大量の写真や動画が流れるSNSは、
閲覧履歴からAI(人工知能)が
ユーザーの興味や関心を分析して
提案する機能を備える。
特定分野に関心があるユーザーが集まりがち。
▪ 幅広い人脈を形成するミレニアル世代に対し、
Z世代は好きなものが似通った集団同士で
爆発的に盛り上がって行く。
ミレニアル世代よりも趣味嗜好に多様性がある。
1900年代後半以降に生まれた世代
「Z世代」の特徴
▪ 企業が考えなければならないのが、
どのようにZ世代の消費を取り込むか。
嗜好や興味が細分化されているだけに、
マス広告でアピールすることは難しい。
▪ Z世代は、何をオススメするにも
身近な『自分ごと』でなければ
関心をもたない。
1900年代後半以降に生まれた世代
「Z世代」の特徴
▪ 「Z世代」は、
広告で何かを強いられることを嫌がる。
企業から収入を得るSNSの広告と異なり、
インフルエンサーは
自分が欲しいものだけを紹介するため
ステルスマーケティングにならない。
フォロワーが専用ECサイトで商品を購入すると、
インフルエンサーの収入になる仕組み。
1900年代後半以降に生まれた世代
「Z世代」の特徴
▪ コーセーは、2019年12月、
Z世代向け化粧品
「FORTUNE(フォーチュン)」の
販売を始めた。
▪ 2000円以下とドラッグストアで
手軽に購入できる価格にし、
SNSでの映りがよくなるよう
艶のある使用感にこだわった。
1900年代後半以降に生まれた世代
「Z世代」の特徴
LINEは
音楽に力を入れている。
スマホファーストの
「縦長動画」を中心に。
▪ 独自の「フリーミアム」モデルをスタート。
▪ これまで「サブスク」型のサービスとして
展開し、無料ユーザーは最大30秒しか
試聴できなかったが、
無料ユーザーも全ての楽曲やMVを
月に1回まで広告なしでフル再生できる。
「LINEミュージック」
無料の音楽配信サービス開始
▪ 独自の「フリーミアム」モデルをスタート。
▪ 競合のサービスでは、スポティファイが、
導入時から「フリーミアム」モデルを導入。
無料プランでは、広告付きの
シャッフル再生が可能で、曲をオンデマンド
で聴くには有料プランへの加入が必要。
「LINEミュージック」
無料の音楽配信サービス開始
▪ 「LINEミュージック」の「フリーミアム」モデルは、
無許諾音楽アプリへの対抗策として
位置付けられる。
▪ 「広告なし・登録なし・無料」で全楽曲が
オンデマンドで再生できるサービスを展開して
無許諾アプリに対する優位性をアピール。
「LINEミュージック」
無料の音楽配信サービス開始
▪ なぜ、「LINEミュージック」は、
今回のリニューアルに踏み切ったのか?
▪ 背景には、若年層に広まる
無許諾音楽アプリの存在。
アーティストの許諾を得ずに、海外のサーバー
上にアップロードした楽曲を無料で配信。
「LINEミュージック」
無料の音楽配信サービス開始
▪ 「Music FM」などの名前で2012年から
アプリストアで配信され始めたアプリ
▪ サブスクには、未解禁の楽曲も公開され、
運営者はアプリ上に掲載される広告から
不当に広告収入を得ており、
著作権の侵害が問題になっていた。
「LINEミュージック」
無料の音楽配信サービス開始
▪ 2020年1月、全楽曲を対象に
1曲につき月1回、
広告なしでフルで聴ける。
▪ 月1回聴ける無料プランにより、
若年層を呼び込み、
正規配信サービスの利用促進につなげる。
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ 2018年10月にLINEミュージックが
全国の約22万8,000人を対象に行った
調査によると、
「スマホで音楽を聴く際、
最も使っているサービス」は、
全世代の11%、10代では31%が、
無許諾アプリを使用。
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ なぜ、海外では無許諾音楽アプリが
問題視されることが少ないのか?
▪ ほとんどのアーティストがストリーミングに
楽曲を提供しているため。
▪ 日本でも、今後サブスクへの楽曲提供が
進めば、問題は収束していると思われる。
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ 2019年末には、サザンオールスターズ、
ラルクアンシエルが配信を解禁し、
長らくデジタル配信を行って来なかった
ジャニーズ事務所所属のアーティストも、
嵐が2019年11月に全シングル曲、
2020年2月7日にアルバム全曲の
配信を解禁した。
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ 大物アーティストの楽曲解禁が相次ぐ中、
B’zなど楽曲を解禁していない
アーティストも少なくない。
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ LINEミュージックにとっては、
プロフィールページにお気に入りの楽曲を
設定できる「プロフィールBGM」や、
呼出音・着信音に楽曲が設定できる
「LINE着うた」といったLINEとの連携機能が
他サービスとの大きな差別化要因
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ 「プロフィールBGM」機能は、
800万人以上のLINEユーザーが利用。
▪ 単に「スマホで音楽を聴くサービス」
ではなく、音楽を通じたコミュニケーションを
どう生み出して行けるかがカギ。
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ 全5,900万曲を対象に、
1曲につき月1回フルで
聴くことが可能となる。
ある楽曲を1回フルで聴くと、
翌月1日までは30秒の試聴はできる。
翌月の1日になると、
再びフルで1回聴けるようになる。
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ 1~数か月間、無料体験できる
音楽配信サービスは数多い。
しかし、大半がクレジットカードなど
決済情報を登録する必要がある。
▪ LINEミュージックの無料プランは、
決済情報の登録が不要。
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ LINEミュージックの累計ダウンロード数は
3,200万。
しかし、月間利用者数は半分以下の
1,100万に留まる。
▪ ダウンロード数を伸ばしたが、
音楽配信アプリとして認知されていない。
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ 無料プランの導入でLINEミュージックの
認知度を広げ、利用者を増やしたい考え。
▪ 特に、若年層の開拓を狙う。
月1回の制限を解除するためには
月額500円の有料プランに入る必要があるが
月額300円の学割プランを用意した。
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ LINEの調査では、
スマホで音楽を最も良く聴く方法で
「無許諾アプリ」を選んだ人は、11%。
10台は31%が無許諾アプリを最も良く使う
と回答した。
▪ その理由を10代の48%が「お金がない」
LINEミュージック
無料の音楽配信サービス開始
▪ LINEが運営
▪ 一般人だけでなく、
アイドルや女優の配信が視聴可能で、
オーディションイベントも
積極的に開催。
発信者は「ライバー」と呼ばれる
「LINE LIVE」
▪ LINEライブは、
顔出しなしの「ラジオモード」や、
「カラオケ配信」などで機能が充実。
▪ 常にオーディションや商品プレゼントなど
何かしらのイベントが開催され、
ライバーたちの稼ぎどころになっている。
発信者は「ライバー」と呼ばれる
「LINE LIVE」
▪ 「ライバー」は、視聴者から送られる
有料のポイントが収益源
▪ 「ユーチューバー」は、動画に表示する
企業広告が収益源。
▪ 視聴者からリアルタイムコメントを受け
コミュニケーションしながら配信。
発信者は「ライバー」と呼ばれる
「投げ銭」型ライブ配信
▪ 若者向けの主力経済圏となった。
▪ 人気の情報発信者には数万人単位の
ファンが付く。
▪ アプリを通じた「広告配信」や
「ネット通販との連動」など
若者向けの主力経済圏となった。
ライブ配信が拡大
発信者は「ライバー」と呼ばれる
▪ 若者向けの主力経済圏となった。
▪ 「この化粧品、すごく使いやすい」
▪ 20歳代の女性が化粧する様子を「実演」
▪ スマホの画面上に現在2千人が視聴
していることを示し、
視聴者が質問や共感のメッセージを送る
ライブ配信が拡大
発信者は「ライバー」と呼ばれる
▪ 若者向けの主力経済圏となった。
▪ 「ユーチューバー」は、録画が中心だが、
「ライバー」は、即時中継する。
自らの語りや歌を公開したり、
趣味を実演したりと、
内容は様々である。
ライブ配信が拡大
発信者は「ライバー」と呼ばれる
▪ テレビ番組は、共同作業の産物
▪ 出演者、放送作家、ディレクター、
カメラ、音声、美術、編集・・・・。
数え切れないほどのスタッフが力を結集
して完成。そのため、制約が多い。
ライバーは自分一人で決めるため、自由
なぜ「ライブ配信」か?
発信者は「ライバー」と呼ばれる
▪ 若者向けの主力経済圏となった。
▪ 子供の時からスマホに慣れ親しんだ
「デジタルネイティブ」世代にとって
インスタグラムなどの延長上の位置づけ
▪ 企業は近い将来に消費の中心となる
若者との接点を築きたい。
ライブ配信が拡大
発信者は「ライバー」と呼ばれる
▪ 若者向けの主力経済圏となった。
▪ 「LINE」は、2018年中に
ライブ配信を電子商取引(EC)に
対応させる。
▪ 「ライバー」が使っている洋服や化粧品を
ファンの若者が即座に購入できる。
ライブ配信が拡大
発信者は「ライバー」と呼ばれる
▪ 人気モデル、藤田ニコルのグッズ販売店
の横に、教室ほどの大きさの
白いタイル張りのスタジオ
▪ 夕方になると、
10代に人気のあるモデルらが集まり、
「LINEライブ」の番組を撮影。
「SHIBUYA109」8階スタジオ
LINEライブ
「SHIBUYA109」8階スタジオ
LINEライブ
▪ 2019年11月にオープンしたスタジオ
▪ スタジオの横を店舗にも出来るため、
番組中に紹介した
ファッションアイテムを
その場で
販売することも可能。
「SHIBUYA109」8階スタジオ
LINEライブ
▪ スタジオで観覧する若者たちは、
片手にスマートフォンを握り、
収録の様子を
SNSで投稿しても
構わない。
▪ 動画は、インスタグラムや
ツイッターを次々と拡散されて行く。
「SHIBUYA109」8階スタジオ
LINEライブ
▪ 「カリスマ女子高生」とも呼ばれ、
「インスタグラム」や「TikTok」の
総フォロワー数は、
100万人を超えた。
▪ SNS上で、「かわいい」
「言動が面白い」と
中高生の間で火が付いた。
SNSのフォロワー100万人
インフルエンサー「ひかりんちょ」
▪ 人気を活用しようと、東北新社は、
「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」
のPRをひかりんちょに依頼。
▪ 「マス広告では
10代への訴求が難しく、
インフルエンサーが必要」
SNSのフォロワー100万人
インフルエンサー「ひかりんちょ」
▪ 「ひかりんちょ」の人気は、
「太ったらだめなん 生きにくい世の中」など、
自分の意見を
はっきりと言うところ。
▪ 2019年11月、
KADOKAWAから自伝出版。
いじめに遭い学校に
通えなくなったことを告白。
SNSのフォロワー100万人
インフルエンサー「ひかりんちょ」
▪ ロイは、日本人とナイジェリア人の親をもつ。
中性的な身ぶりと手ぶりがロイの個性で、
「女の子のファンからはよく友達になって、
と言われる」と笑う。
2018年2月に
TikTokでの投稿を始め、
52万人以上のフォロワー。
SNSのフォロワー52万人
インフルエンサー「ロイ」
▪ 「LINEライブ」
10代を中心に
ユーザーが増加
▪ 2017年の
「総配信時間」は、
2016年の19倍に。
スマホは横から縦に
「縦長動画」人気
▪ 「LINEライブ」
視聴者が気に入った
ことを示す「ハート」の数は
縦向きが横向きの10倍に。
▪ 視聴者のコメントも急増し
ライブ動画を軸とした
コミュニティが生まれた。
スマホは横から縦に
「縦長動画」人気
▪ 「LINEライブ」
双子の男性「だいきん&ゆうたん」
▪ 雑談などの飾らない
日常の動画が人気。
スマホは横から縦に
「縦長動画」人気
▪ 乃木坂46映画「あさひなぐ」
縦向きのプロモーション動画を
「LINEライブ」に配信。
▪ 「ドラマやバラエティーは
大画面で見たいから横にするけど、
アイドルや音楽など短い動画は
縦のまま」にする。
スマホは横から縦に
「縦長動画」人気
▪ KAT-TUNが、
2018年3月22日、
横浜・大さん橋ホールの
野外イベントを「LINEライブ」で中継。
▪ ネット生中継はジャニーズ事務所初
▪ 中丸「半年前は考えられなかった」
ジャニーズも「ネット解禁」
時代には逆らえない
▪ 2018年2月~、「LINEライブ」は、
スターダストプロモーションと共同で
次世代の女性モデル・タレントを
発掘する動画オーディション
▪ 二次審査は、候補者が上げた動画の
視聴者数によりファイナリスト決定。
未来のスターを生み出す場に
「オーディション」の動画配信
▪ 新キャラクターの本田翼が、
看護師や婦警、主婦、
ロックガールなどのコスプレで
「誰でも」をアピールする。
▪ NTTドコモ、ソフトバンクに加え、
au回線をスタート。
▪ 手元の端末をそのままで格安スマホに。
「誰でも新戦略」2016年夏~スタート
LINEモバイル
▪ 2018年10月 音楽、演劇、
▪ 2019年2月 野球、サッカー
▪ 電話番号認証されているスマホと
IDが紐づいているため、
不正取得したIDで
チケットを大量購入することは、難しい。
2018年10月10日、運用開始
LINEチケット
▪ チケット購入後にライブに行けなくなった
場合のために、
「公式リセール(二次販売)」も
用意されている。
▪ リセールの可否や設定価格は、
興行主側がチケットごとに
事前に決められる。
2018年10月10日、運用開始
LINEチケット
▪ ユーザーにとっては、
チケット購入から当日の入場まで
LINE上で完結できる利便性がある。
▪ 当日は、スマホに送信された電子チケット
を見せるだけで、入場できる。
決済は、LINEペイに対応。
2018年10月10日、運用開始
LINEチケット
「LINE」は、紙の出版を
置き換えつつある。
しかし、横スクロールだったため、
縦スクロールが主流の
東南アジア市場を
失うことになった。
▪ スマホ向け小説アプリ「LINEノベル」
▪ 2019年4月から小説の投稿の
受付を開始
▪ 2019年8月、アプリサービスを開始
▪ 開始から1か月で
利用者が10万人を突破。
「LINEノベル」の好調
若者は読書離れしたのか?
▪ スマホですき間時間に読みやすいように
1話を2,000~3,000字に区切って編集
▪ 小説は、3話まで無料で読める。
▪ 読書時間に応じて、無料チケットを
プレゼントする「読めば読むほど無料」
システムを導入。
スマホで読書することを習慣づける。
「LINEノベル」の好調
若者は読書離れしたのか?
▪ LINEノベルには、
13の出版社が参画しており、
書籍化のオファーを受けた
投稿者は、
各社の条件を比較して
出版社を選ぶことができる。
「LINEノベル」の好調
若者は読書離れしたのか?
▪ アプリは、読み方だけではなく、
出版社中心だったマンガ界自体を
変えてしまいつつある。
「出版社は不要に」。
▪ 2017年が、「転換期」
▪ 電子化されたマンガ 1,711億円
▪ 紙の漫画単行本(1,666億円)を上回った
場所を選ばず読める手軽さが人気
マンガアプリ
▪ ラブストーリー「文学処女」
▪ 作者の「中野まや花」は、
紙の連載を断られ続け
プロになる自信を
失いかけていた
(5年間で連載ゼロ)
▪ 2016年7月に「LINEマンガ」
▪ 直ぐにランキング上位に
場所を選ばず読める手軽さが人気
マンガアプリ
▪ 1話あたりの閲覧数、
読者からの「いいね!」
数で1位に急上昇。
▪ 「いいね!」は、
累計250万超。
「中野まや花」は、
LINEマンガの看板作家の
一人になった。
場所を選ばず読める手軽さが人気
マンガアプリ
▪ 「LINEマンガ」は、
2018年6月から
「LINEマンガ WEBTOON」
を開始。
メークをテーマにした
「女神降臨」が
2019年1月まで
月間読者数ランキング1位
場所を選ばず読める手軽さが人気
マンガアプリ
▪ 「LINEマンガ」は、
「途切れないスクロールで
自然な時間の流れや
空間の変化を
伝えられる」
場所を選ばず読める手軽さが人気
マンガアプリ
▪ 「日本雑誌協会」によると、
「週刊少年ジャンプ」、「週刊少年マガジン」、
「週刊少年サンデー」を合わせた
3雑誌の1号あたり平均発行部数は、
2018年9月までの1年間で
約288万部。
1995年の1/4以下の23%。
「進撃の巨人」以来、10年近く
メガヒットが出ていない
「ジャンプ」さえも危機に
雑誌には、厳しい「逆風」
▪ スマホの普及で、子供たちは
マンガより、
ゲームやYouTubeに夢中。
マンガを読むのも、雑誌ではなく、
スマホのアプリ。
▪ 「LINEマンガ」は、
ダウンロード数が2千万件超。
ジャンプやサンデーに代わる存在となった。
「ジャンプ」さえも危機に
雑誌には、厳しい「逆風」
▪ 紙のコミックは、
1ページごとに右上から
左下に向かって横へ進む。
▪ 縦スクロールの電子コミックは、
スマホ画面に触れながら
指を上方向に滑らせ、
コマを縦に動かし読んで行く。
「縦スクロール」
電子コミックで新たな文化が誕生
▪ 紙の本より、小さい画面で読み易さを
追及した工夫。
▪ 流れるように動く画面に合わせ、
作品にも、「スピード感」がある。
「縦スクロール」
指で縦にコマ送り「疾走感」
・情報を1コマに凝縮する
・画面に映るのは主に1コマか2コマ
▪ 「読み方」の変化
▪ ページ右上からジグザグに
左下に向かう読み方は、
雑誌を前提にした
日本独特の読み方。
▪ スマホに対応した「縦読み」
韓国で生まれた「Webtoon(ウェブトウーン)」
が若者に浸透。日本が世界標準でなくなった。
場所を選ばず読める手軽さが人気
マンガアプリ
▪ 「読み方」の変化
▪ 目ページ右上からジグザグに
左下に向かう読み方は、
目の動きに合わせて
コマ創りを工夫し、臨場感を見せる手法は、
手塚治虫が発展させたと言われる。
▪ スマホの普及は、日本の漫画文化と
ビジネス構造を変え始めている。
場所を選ばず読める手軽さが人気
マンガアプリ
▪ 「Webtoon(ウェブトウーン)」の特徴は、
片手で操作して読める「気軽さ」。
▪ フルカラーが基本で、
音楽や動画も組み合わせ
られるため、
表現の幅が広がる。
移動中にスマホで読むのは
「縦読み」の方が多い。
場所を選ばず読める手軽さが人気
マンガアプリ
▪ 「クールジャパン」を象徴する
日本のマンガやアニメは、
東南アジアでも根強い人気を持つ。
▪ 書店では「名探偵コナン」「進撃の巨人」
が人気。
東南アジアでの日本のマンガやアニメの
人気は依然として根強い。
東南アジアで起きた現象
「ゆでガエル」だった出版業界
▪ しかし、インドネシア、タイ、ベトナムなど
東南アジアでは、書店数が少なく、
若者を中心に漫画はスマートフォンで読む
習慣が根強い。
ネットやアプリで流通する漫画は
通常、1話ごとに「バラ売り」。
タイでは1話あたり、3バーツから4バーツ
(約10~14円)程度で気軽に購入できる。
東南アジアで起きた現象
「ゆでガエル」だった出版業界
▪ 日本のコンテンツは高価な紙の本で読むか、
スマホで海賊版サイトに
アクセスする
しかないのが現状。
▪ 一方、韓国や中国の作品は
アプリを通して配信され、
100万人を超える利用者を集めている。
東南アジアで起きた現象
「ゆでガエル」だった出版業界
▪ 「日本のマンガはクールだが、
メディアがクールじゃない」
とアジアの若者は言う。
▪ ここ数年で中国や韓国の「ウェブトゥーン」の
人気が急速に高まった。
「ウェブトゥーン」は、スマホに特化した
表現形態のマンガを指す。
東南アジアで起きた現象
「ゆでガエル」だった出版業界
▪ 多くの作品がカラーで、
スマホ画面に合わせ縦にスライドして
コンテンツを読み進める。
空き時間に「ちょい読み」できるよう、
ストーリーもシンプルなものが多い。
まず、韓国、中国で親しまれ、
その波が東南アジアに押し寄せている。
東南アジアで起きた現象
「ゆでガエル」だった出版業界
▪ 日本のマンガもスマホ対応をしているが、
紙媒体に掲載したものを
そのままデジタル化するのが一般的。
▪ モノクロの画像を横にスワイプして
読み進めて行く。
スマホの小さいディスプレイでは
読みづらいこともある。
東南アジアで起きた現象
「ゆでガエル」だった出版業界
▪ 日本のマンガは
日本だけでなく海外でも
「クールジャパン」として
成長した。
▪ 成功モデルが
「ゆでガエル」現象を
招いた。
東南アジアで起きた現象
「ゆでガエル」だった出版業界
▪ 消費者の嗜好や
行動の変化や
インターネットによる
行動の変化への
対応を怠った。
▪ 昔ながらのメディアにしがみつくあまり、
若者世代や海外の読者を失った。
東南アジアで起きた現象
「ゆでガエル」だった出版業界
▪ 日本のテレビ局、新聞社、出版社の、
特に50歳以上の幹部には、
「インターネットはマイナーなもの」
という意識がまだまだある。
▪ 世界では、映画やテレビ、マンガをスマホで
見ている方が多い。日本の若者も。
しかし、上の世代はそれが理解できない
東南アジアで起きた現象
「ゆでガエル」だった出版業界
▪ オジさんは時代の変化に
付いて行けない。
昔からあるものは
ずっと変わらないと
信じていて、
何かあると大慌てするか、
盛んに変わることの問題を
アラ探しする。
東南アジアで起きた現象
「ゆでガエル」だった出版業界
「LINE」の収益源として
スタンプ人気がある。
Netflixは、2020年以降
LINEスタンプの
人気キャラクターを
アニメ化することを発表。
▪ LINEスタンプに使われる
「ブラウン」や「コニ―」などのキャラクターを
使ったCGアニメーションを製作する。
▪ Netflixは、
「非言語的なドタバタ喜劇」に
なるとする。
LINEキャラを使ったオリジナルアニメ
Netflix 独自アニメ
▪ 女性53.3%、男性44.7%
▪ 15-19歳 10.3%
▪ 20-24歳 11.5%
▪ 25-29歳 11.3%
▪ 主婦 31,3%
▪ 学生 14.8%
LINEユーザー属性
2018年4月時点 概要
▪ LINEスタンプは売上総額の35%を
制作者に配分。
アップルやグーグルなどに支払う
手数料30%を除いた金額の半分
▪ 制作者の数は、150万人
▪ 4年間の総売上高は、530億円。
東京駅の地下街にオープン
「LINEスタンプ」グッズ常設店
▪ 審査に通れば誰でもスタンプ販売できる。
▪ 売上高の25%を
クリエイターに
▪ 10%を権利者に配分
2014年5月開始
LINEクリエイターズマーケット
▪ クリエイターにとって
「絵は描けるけど
オリジナルキャラクター
を創れない」
「好きなキャラクターを描きたい」
ニーズに対応。
▪ 権利者側にとっては、キャラクターの認知を
広げる効果がある。
2014年5月開始
LINEクリエイターズマーケット
▪ 感情で会話する
「非言語コミュニケーション」
▪ 公式スタンプ(有料)
▪ クリエイターズスタンプ(有料)
▪ 広告スタンプ(無料)
「スタンプ」とは・・・
LINE・フレンズ
▪ 文字では表しにくい気持ちを、
動物のキャラクターの表情で伝えられる。感
▪ LINEの対話サービスは2011年6月に
始まり、4か月後の2011年10月に
「スタンプ」を導入した。
▪ 「喜び」「感謝」「怒り」など、
様々な気持ちを表現する。
「スタンプ」とは・・・
LINE・フレンズ
▪ 海外では、「ステッカー」と呼ぶのが
一般的。
LINEユーザーが多い台湾では、
「ティエトゥ(貼図)」と呼ばれる。
「スタンプ」とは・・・
LINE・フレンズ
▪ 最初にLINEスタンプを愛用し始めたのは、
高校生たちだった。
▪ 文字だけでは感情や気持ちが
上手く伝わらず、
喧嘩になることも多かったが、
スタンプを使えば
誤解が少なくなることに
気付いた。
「スタンプ」とは・・・
LINE・フレンズ
▪ サービス開始当初は、運営側が用意した
「公式キャラクター」のスタンプだけ
だったが、
2014年に誰でもスタンプを作れるように
なると、爆発的に種類が増えた。
▪ 2019年2月の集計では、
国内だけで、420万セット以上の
スタンプが使われている。
「スタンプ」とは・・・
LINE・フレンズ
▪ 「感謝」や「喜ぶ」など前向きな表情を
表す絵柄のスタンプが好まれ、
「怒り」や「困惑」よりも
使用頻度が高い。
▪ 日本では、特にお辞儀をする
絵柄の利用が多い。
「スタンプ」とは・・・
LINE・フレンズ
▪ キャラクターは、
「丸い」「白い」ものが人気で、
代表例が「うさまる」。
▪ 最近は、音声付きのスタンプ、
キャラクターが動くスタンプも登場。
スタンプよりも小さく、文字と一緒に
使える「絵文字」も見直されつつある。
「スタンプ」とは・・・
LINE・フレンズ
▪ フェイスブックの対話アプリ
「メッセンジャー」でも、
2013年に
スタンプのサービスが始まり、
米国風のキャラクターが
人気を博している。
LINEスタンプと異なり、
無料で利用できる。
「スタンプ」とは・・・
LINE・フレンズ
▪ 始めから備わっているものを除いて、
大半が有料。
1セット120~240円のものが多い。
▪ 企業がPRのため、
期間限定で
無料配布する場合も
ある。
「スタンプ」とは・・・
LINE・フレンズ
▪ 販売 火・木曜11時
▪ 価格 240円
▪ 展開 4種
(静止画、ポップアップ、
サウンド(歌ンプ)、
アニメーション)
▪ レベニューシェア 14%
「公式スタンプ」
LINE・フレンズ
▪ 販売 自由
▪ 価格 120-600円
▪ 展開 2種(静止画、アニメーション)
▪ レベニューシェア 35%
「クリエイターズ・スタンプ」
LINE・フレンズ
▪ かわいさ(20代女性が好む)
▪ インパクト(興味を持ってもらう)
(男性が好む)
▪ 使いやすさ(30代女性が好む)
スタンプの傾向
LINE・フレンズ
▪ スタンプ表現の最適化
(リラックマ「うれしいです!」)
▪ 激しいアニメーション
(激しく動くスヌーピー)
スタンプのサイクル
LINE・フレンズ
▪ 女性向け(大人向け、かわい過ぎない)
▪ SNS(有名人クリエイター発、
ツイッター、インスタグラム、YouTuber
クリエイターがファンを抱えている、
▪ 激しいアニメーション
(インパクトが強過ぎてスルー出来ない、
反応せざるを得ない)
スタンプのトレンド
LINE・フレンズ
▪ダウンロード
▪スタンプ送信
▪スタンプショップへ
スタンプのサイクル
LINE・フレンズ
▪ 商品(原宿と福岡に店)
ライセンス商品だけでなくOEMも
▪ ポップアップ
海外100店舗、カフェ展開、ホテル
▪ IT
スタンプのサイクル
LINE・フレンズ
「キャラクター」市場の好調
▪ 三越伊勢丹は、2017年、
LINE「スタンプ」で人気の
「うさまる」をモチーフにした
カフェをオープン。
LINEスタンプ「うさまる」のカフェ
「キャラクター」市場の好調
▪ パルコは、2018年春、
開業した
「原宿ゼロゲート」に
LINE公式グッズ店
「LINEフレンズストア」が入り、
文具、ぬいぐるみ、食器を販売。
「ブラウン」「コニー」と写真を撮れる。
「原宿ゼロゲート」にLINEグッズ店
▪ アーティスト
▪ 韓国のアイドルグループ「BTS」
▪ クリエイターがブラッシュアップ
▪ 分身みたいなキャラクターではなく、
7キャラクター(BTSメンバーが7人)と
一体のモノを用意。
「BT21」
LINE・フレンズ
▪ 落書き程度から始めたら
クリエイターが多い。
▪ 商品化
▪ 権利保護サポート、商標出願
▪ 海外販売
店舗展開
LINE・フレンズ・ストア
▪ ブラウン、コニー、BT21など
▪ 原宿に移転オープン(2018.3.17)
オープンには、6,000人が行列
営業時間 11時~21時
▪ アジア(上海他)以外にも、
NY「タイムズ・スクウェア」にオープン
店舗展開
LINE・フレンズ・ストア
▪ ビルの3フロアを占有。
▪ 従来店舗の4倍規模の床面積で、
商品の種類も10倍のバリエーション
▪ BTSとLINEのコラボ「BT21」の
人気もあり、
リニューアルオープン初日には
6,000人の行列が原宿に出来た。
リニューアルオープン
LINE・フレンズ・ストア
▪ 「うさまる」 (女性に人気)
▪ 「ボンレス犬、ボンレス猫」 (男性にも)
▪ 「ねこぺん日和」
▪ 「ぶたた」
▪ 「動物キャラクター」、「丸い」が共通
▪ 立体時(ぬいぐるみ時)に「かわいい」
▪ 原色ではなく、ビビットなぼんやりした色
現在売れ筋の4キャラクター
LINE・フレンズ
▪ 20代女性
▪ 女性78%、男性22%
▪ 2015、2017年「スタンプ」グランプリ
▪ お年玉付き年賀状1位
▪ 東京都キャラクター・ストリート
(2017.11.1~2018.2.14)
東京駅限定小物販売で入場規制
人気キャラクター「うさまる」
LINE・フレンズ
▪ 「コウペンちゃん」
何でも肯定してくれるペンギン
▪ 「叱る猫」
叱ってくれる猫
▪ 会話を阻害せず、円滑にしてくれる存在
現在売れ筋の新キャラクター
LINE・フレンズ
▪ 2017年4月初旬 キャラクター誕生
▪ 2017年4月下旬 LINEスタンプ配信
▪ 2017年10月 グッズ発売開始
▪ 1年間で、市場規模が50億円超
現在売れ筋の新キャラクター
コウペンちゃん
▪ 「るるてあ」氏が描く
ペンギンをモチーフにしたキャラクター
▪ 手乗りのぬいぐるみ
などが人気
▪ 期間限定のコラボカフェも登場
▪ ささいなことでも褒めたり、励ましたり
自分を肯定してくれる究極の癒し系
現在売れ筋の新キャラクター
コウペンちゃん
▪ 2017年4月4日、
イラストレーター「るるてあ」氏が
「頑張って出社したのだから
こんなセリフを言われたい」と
ツイッターにイラストを載せた。
▪ 1日で7万人のフォロワーを獲得。
▪ 2か月後には、LINEスタンプ1位に。
現在売れ筋の新キャラクター
コウペンちゃん
▪ 「スパイラルキュート」が、数カ月で、
雑貨、カプセル玩具、アパレル、
カレンダーなどの商品化、
キュンぺーンが決定。
▪ 「かわいいキャラクターはたくさんあるが、
コウペンちゃんは、見ている人に語り
掛ける、二人称のキャラクター」
現在売れ筋の新キャラクター
コウペンちゃん
▪ 「スパイラルキュート」は、
インスタグラム、ツイッター、
フェイスブックなどSNSで
商品情報を徹底的に発信。
▪ 従来、ぬいぐるみには、大中小と
大きさの表示しかなかったが、
コウペンちゃんは、、メッセージ別に。
現在売れ筋の新キャラクター
コウペンちゃん
▪ 「キューライス」氏が描く
人気4コマ漫画に登場するキャラクター
▪ 自由気ままながら、
憎めない姿が好評。
▪ 鼻に付く言動が憎めない
現在売れ筋の新キャラクター
スキウサギ
▪ 12月 クリスマス
▪ 2月 バレンタイン
▪ 4月 敬語
▪ テーマに沿った新作スタンプの作成
▪ 専属ランキング、特集掲載、SNS告知
キャッシュバック
一般公募特集
LINE・フレンズ
「LINE」は、トップメディア。
しかし限界も見えて来た。
大きく変わりつつある。
「対話アプリ」から
「金融」と「人工知能」へ
大きく会社を変えることを発表
▪ 出沢剛社長
「まずはマネタイズはゼロで、
とにかくユーザーを集める。
ユーザーに支持されるサービスを作る。
ある程度の大きさになると、
自然とおカネが
付いて来ることは
経験的にも理解している。」
「対話アプリ」から「金融」「人工知能」へ
「LINE」の事業転換
▪ 出沢剛社長
「フィンテック(金融)は、
2~3年、
人工知能は
5年後のスパン
で考えている」
「対話アプリ」から「金融」「人工知能」へ
「LINE」の事業転換
▪ 最終損益が468億円の赤字
(前の期は、37億円の赤字)
▪ 「LINEペイ」のマーケティング費用や、
金融サービスの開発費用が膨らみ、
赤字が大きくなった。
▪ 増収要因は、「LINEニュース」利用者増。
LINE決算
2019年12月期
「スマートフォン決済」が一段と
体力勝負になっている。
ネット企業4社の2019年の
スマホ決済関連の赤字額は
1,100億円を超え、
2018年に比べて倍増した。
ユーザーへの「還元作戦」に加えて、
加盟店開拓を優先して
手数料率を低く抑えているため。
赤字が最も大きかったのは、「LINE」。
スマホ決済「LINE Pay」が
メインの「戦略事業」の
営業赤字は665億円と、
2018年(349億円)に比べて
300億円以上増えた。
2019年5月に個人間送金で
1,000億円相当を無償で送り合える
キャンペーンを行ったことが影響。
スマホ決済「メルペイ」を
2019年2月からスタートした
「メルカリ」は、
2019年の連結営業利益が
223億円の赤字となった。
2018年(55億円)に比べて
赤字額が約4倍となった。
フリマアプリ事業は利益が増加しており、
赤字額の急拡大の原因はメルペイ。
「スマートフォン決済」は、一時、
「QRコード」決済だけで
約20のサービスが乱立した。
激しい競争の中、
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天の
携帯4陣営を軸に
集約されつつある。
「スマートフォン決済」は、
ZHDとLINEの経営統合で
競争が激化した。
KDDIは、ローソンと資本業務提携し、
自社ポイントをローソンと
同じ三菱商事グループの
共通ポイント「ポンタ」と統合。
NTTドコモは、メルカリと組み、
年7千億円規模の
日本最大規模のポイント連携
につなげる。
2020年1月には、メルカリは
Origami(オリガミ)を買収すると
発表した。
▪ NTTドコモ(d払い)
・メルカリとポイント連携
・リクルート業務連携
▪ ソフトバンク(ペイペイ)
・大型還元で顧客基盤を拡大
・子会社のZHDがLINEと経営統合へ
携帯4社の競争が激化
「スマホ決済」
▪ KDDI(auペイ)
・共通ポイント「ポンタ」と統合
・ローソンと資本業務連携
▪ 楽天(楽天ペイ)
・2020年4月に携帯サービスに本格参入
・EC、ポイント、金融などに強み
携帯4社の競争が激化
「スマホ決済」
通信大手は、金融やECといった
非通信サービスを拡充し、
消費者の満足度を高めて
次の成長を狙う。
利用者の囲い込みを進め、
決済データを活かして
広告の配信や金融サービスの
提案を行う。
通信大手が優位に立っているのは、
資本力の大きさに加えて、
毎月数千円以上かかる
携帯電話料金に
自社のポイントを付与し、
お金の出口とするスマホ決済と
循環させられる点が大きい。
▪ 米企業に比べ後発であるため、差別化
(日本語とアジア言語に特化)
▪ お客様予約サービス・電話応対「DUET」
(→「LINE AiCall」でリリース)
音声認識⁺音声合成
予約まで完了(データベース)
LINE人工知能「LINEブレイン」
日本語とアジア言語に特化
▪ 「LINE AiCall」
「クローバ」の技術を「BtoB」に展開
▪ 人間らしい声の抑揚・表情
▪ 人間に近い肉声感
▪ 以前は数百時間のデータが必要であったが、
数時間の少量データで人間に近い自然な感じ
LINE人工知能「LINEブレイン」
日本語とアジア言語に特化
▪ 米企業に比べ後発であるため、差別化
(日本語とアジア言語に特化)
▪ お客様予約サービス・電話応対「DUET」
(→「LINE AiCall」でリリース)
音声認識⁺音声合成
予約まで完了(データベース)
LINE人工知能「LINEブレイン」
日本語とアジア言語に特化
「LINE AiCall」でレストラン自動化を実現
▪ 予約(リコメンド含む)
▪ 変更キャンセル(希望日時の空席なし)
▪ その他(駐車場ありますか?)
▪ 予約は今まで店舗に直接掛かっていたが、
「LINE AiCall」に掛かるようになる。
LINE人工知能「LINEブレイン」
日本語とアジア言語に特化
▪ 直接電話が掛かって来る半数近くのお客様が
「今日行きたいが空いているか?」
を知りたい。
特に1時間前の直前に、
「これから行きたい」というニーズが多い
(約60%)。夕方6-7時の一番忙しい時。
他の業務に掛けられるようになる
LINE人工知能「LINEブレイン」
日本語とアジア言語に特化
▪ 鍵を持つスマホだけが決済サービスに
接続できる。
鍵を使うには、生体認証などによる
ロック解除が必要。
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