Tokyo Tech Research Festival （東工大リサーチフェスティバル）は、産業界の皆様と本学の新進研究者が出会い、自由な発想で、従来にないイノベーションを生み出すための交流の場です。世界最高の理工系総合大学を目指し、最先端の研究に取り組む研究者と多種多様な研究内容をご紹介します。 ● Tokyo Tech Research Festival ― 未来をともに拓く新進研究者との出会い <https://www.titech.ac.jp/research/stories/ttrf2019.html> ●データサイエンスを活用し、センサーから得られたノイズや劣化を伴うデータから有用な情報を抽出 - 小野 峻佑 情報理工学院 准教授 <https://www.titech.ac.jp/research/stories/ttrf2019.html#m01_ono>

1. 数理の⼒を活⽤し
センシングデータから
価値ある情報を抽出する
小野 峻佑
東京工業大学情報理工学院/JSTさきがけ
2019/12/05
小野 峻佑
東京工業大学情報理工学院/JSTさきがけ
2019/12/05

2. 自己紹介
2
- 1987/10: 長崎県で産まれる
- 2006/04-2010/03: 東京工業大学 工学部情報工学科
- 2010/04-2012/03: 〃 大学院理工学研究科 集積システム専攻 修士課程
- 2012/04-2014/09: 〃 同専攻 博士課程＆学振特別研究員 (DC1)
- 2014/10-2016-03: 〃 像情報工学研究所 助教
- 2016/04-2019/03: 〃 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 助教
- 2019/04-現在: 〃情報理工学院 准教授
- 2016/10-現在: JSTさきがけ研究員（兼任）
小野 峻佑（おの しゅんすけ）、博士（工学）
研究分野
- 信号処理、画像処理、数理最適化、機械学習
データサイエンス、リモートセンシング等
Webサイト: https://sites.google.com/site/thunsukeono/
趣味等
- 乃木坂46、アニメ・ゲーム、読書、酒、
ピアノ、テニス

3. 3
画像復元
S. Takeyama, S. Ono, I. Kumazawa, ICASSP’17
S. Ono et al., CVPR’13, IEEE Trans. Comput. Imag. 2016
既存法
既存法 提案法
提案法
観測
観測
正解

4. ハイパースペクトルイメージング
4
空間x-y 波長λ

5. 5
Original
Noisy (sigma = 0.05)
Noisy (sigma = 0.1)
GTV (RMSE = 1.80e-3)
GTV (RMSE = 2.95e-3)
GTGV (RMSE = 1.40e-3)
GTGV (RMSE = 2.20e-3)
グラフ信号処理
S. Ono et al., ICASSP’15

6. 6
最適化アルゴリズム
S. Ono et al., IEEE Trans. Signal Process. 2015

7. 7
情報計測

8. 8
情報計測における共同研究例
◆ X線小角散乱-CT法のための
圧縮センシングフレームワーク
• w/ 小川先生＠京大化学研
• 目的：ソフトマテリアルの
構造解析
• 小野は数理モデリングと
アルゴリズム部分を担当
◆ テンソル因子分解を用いた
タンパク質のNMR計測-解析
• w/ 葛西先生＠理研BDR
• 目的：タンパク質解析
• 小野はアルゴリズムの
設計を担当

9. 9
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