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20230126DXパートナーズDXの科学アカデミー「佐賀県における産業DXの推進などについて」
- 2. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref.
ABOUT ME
北村 和人
KITAMURA Kazuhito
所 属 ・ 職
佐賀県産業労働部 DX・スタートアップ総括監(& DX・スタートアップ推進室長)
こ れ ま で
新採で入庁した水産局でノリ養殖業の協業化を立ち上げ。以来、救急医療・災害医療の体制整備や学力調査を活
用した学力向上・学校組織マネジメント、ふるさと納税など各分野で新たな取組。
産業労働部ではIT産業の振興や起業・創業支援、産業人材の育成・確保に取り組み、一昨年度、新たに創設され
たDX・スタートアップ推進室に。
で き る こ と
大和総研への派遣研修を契機にマクロ経済学や計量経済学を足場の一つに。
またこれを契機に統計分析やデータサイエンス、機械学習などもたしなむ程度には習得。
コ ン タ ク ト
個人:kitamura-kazuhito@pref.saga.lg.jp DXST室:innovation@pref.saga.lg.jp
2
Facebook
(個人)
Facebook
(DXST室)
Slide
Share
Exploratory
ダッシュボード
Kindle
- 3. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref.
なぜ、DXやスタートアップにフォーカス?
あえて地方である佐賀でいかに取り組むのか?
実際にどのようなことに取り組んでいるのか?
① 産業DX関係 / ② スタートアップ関係
これらの取組に当たってのデジタル利活用と、その経験
を踏まえて伝えたいこと
3
CONTENTS
- 5. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 5
DX・スタートアップ推進室の取組
DXやスタートアップをテーマにイノベーションにチャレンジできる地域
(しかも、「佐賀であっても」程度ではなく、「佐賀だからこそ」)
“フロントランナー”として
DXを「ビジネスの常識」に
“聖地”へ向けて
「世界」を目指せる起業環境を
“佐賀型”産業DXの進め方 “佐賀型”スタートアップの育て方
体験・相談からマッチングまで
全国初のDX推進ハブ
開発者や社内推進役など
DX人材の大量養成
裾野拡大へ向けた
アウトリーチ活動と事例創出
1
2
3
成長フェーズに合わせた
3本の個別指導プログラム
未来を評価する手法を開拓
民間資金の調達へつなぐ
採択シード等とは日ごろから
密なコミュニケーション
1
2
3
- 6. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 6
仕事を通じて大事にしていること
イノベーションには「あきらめの悪さ」が不可欠
なぜなら、「仕方ない」「こんなもの」とあきらめてたら、何も
始まらないから
なので、DX・スタートアップ推進室では、
• 皆さん誰にでもある「あきらめないココロ」をくすぐり
• あきらめずにチャレンジする人達に光を当て、機会を提供します
そんな人達が佐賀に集い、互いに刺激し合うことで、
きっと世界を牽引するイノベーションの苗床になっていくはず
- 8. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref.
佐賀県の産業構造
8
データの出所)各県及び内閣府「都道府県民経済計算」
0% 20% 40% 60% 80% 100%
2006
2009
2012
2015
2018
2019
佐賀県:産業別構成比(実質GDP)
農林水産 機械工業 金属・化学
製造その他 建設 卸・小売・飲食・宿泊
金融保険・不動産 運輸・通信 保健衛生
専門・学術 その他
0
0.5
1
1.5
農林水産
機械工業
金属・化学
製造その他
建設
卸・小売・
飲食・宿泊
金融保険・
不動産
運輸・通信
専門・学術
保健衛生
その他
産業別特化係数(実質GDP 2019年)
佐賀県 長崎県 福岡県 東京都
- 9. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 9
産業別の労働生産性
データの出所)総務省「経済センサス活動調査」
0.00
0.50
1.00
1.50
農
林
水
産
機
械
工
業
金
属
・
化
学
製
造
そ
の
他
建
設
卸
・
小
売
・
飲
食
・
宿
泊
金
融
保
険
・
不
動
産
運
輸
・
通
信
専
門
・
学
術
生
活
関
連
サ
ー
ビ
ス
保
健
衛
生
そ
の
他
産業別労働生産性
(全国同産業の労働生産性を1.0とした指数:2016年)
佐賀県 長崎県 福岡県 東京都
- 10. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 10
分工場経済(Branch Plant Economy)の光と影
高校卒業後の人材流出率は
全国的に見ても高い
データの出所)文科省「学校基本調査」、各県及び内閣府「都道府県民経済計算」
人は稼げないところから
稼げるところへ
以前は赤字の地域は公的部門の
所得移転で補填されていた
20% 25% 30% 35% 40%
青森県
鹿児島県
宮崎県
熊本県
佐賀県
奈良県
高知県
就職に伴う県外流出率
70% 75% 80% 85%
奈良県
島根県
和歌山県
佐賀県
香川県
茨城県
鳥取県
進学に伴う県外流出率
y = -0.4772x + 0.1667
R² = 0.3622
y = -0.6981x + 0.2101
R² = 0.417
0%
5%
10%
15%
20%
25%
30%
35%
40%
45%
-40% -20% 0% 20% 40%
就職に伴う県外流出率
移出超過/名目GDP
各県の移出超過と県外流出率
2001
2019
佐賀
y = -0.4619x + 0.0954
R² = 0.4405
y = -0.3062x + 0.1794
R² = 0.2947
0%
5%
10%
15%
20%
25%
30%
35%
-40% -20% 0% 20% 40%
公的部門の移転所得/県民所得
移出超過/名目GDP
移出超過と移転所得
2001
2019
佐賀
- 11. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 11
地方を取り巻く“システム”の変化
カネ
ヒト
地方 都市
生産要素:ヒト=余剰労働力、カネ=家計の貯蓄超過
成長の果実の再分配
(都市の供給過剰に対する)移出先市場の提供
重点投入で
効率的に成長
(工業化社会の論理)
かつての地銀の
最重要の
ミッション
かつては
規格化されたルーティンワーカーの大量供給
これからは
自ら問題を発見・定義し価値を生み出す
加えてできれば地域の成長・発展に
かつては
間接金融を通じた都市への成長資金の供給
これからは
地域の余剰資金は地域に再投資
さらに域外からの資金供給チャネルも
古くは集団就職から
東京一極集中以降の
都市部への人口流入
に至るまで
- 12. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 12
なぜ、DXやスタートアップにフォーカスしているのか?
人材流出
||
地域社会の持続可能性にかかわる重要な問題に
相対的に低い賃金 就業機会の多様性の欠如
誰もが工場で働きたいわけではない…
働くのであれば、賃金は高い方が望ましい!
生産性の向上 多様な産業の発展
○○○ DX ○○○ IT産業 ○○○ スタートアップ ○○○
そのうえで、東京や福岡とは違った方法やアプローチで
||
人や企業の関係性の「量」ではなく「質」を生かして…
顔の見えるコミュニケーション、個にフォーカスした支援、長期的なフォローアップなど
都市と地方との間での(都市への生産
要素の)集中と(地方への成長の果実
の)再分配という時代の終焉によって
- 15. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 15
デジタルについての3つの視点
民主化・
コモディティ化
リープフロッグ データ資本主義
格差を生み出すのは単に
知っているかどうか
行動したかどうか
積み上げる必要はない
最先端の安くて便利な
ツールをまずは入口に
手間なく取得する
何であれまずは溜める
何かあれば試してみる
SaaS
No-Code
Cloud
Subscription
Freemium
あんなツールが
月数千円で
開発も簡単
自分でできる
なまじきちっとした
ものがあると
かえって足かせに…
むしろ
何もない方が
しがらみもない
イマドキのAI=
パターン認識技術の
価値の源泉はデータ
多種多様なデータ
があるのは現場
実は地方って、案外、捨てたものじゃないのかも?
- 16. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 16
地方でスタートアップに取り組む視点
都市 地方
優れたビジネス環境
協業先・商談先が見つけやすい
専門性が高い支援者・協力者も
資金調達の機会や選択肢も多い
困ったら“ライス”ワークも様々
得意なことを生かし
気が利いたプロダクトを作って
評価に満足出来たら売却して次へ
とかならたぶん、都合がいい
ビジネス環境ではかないませんが…
仕事も生活も時間を安く買える
起業家が少ない
=いろんな人々が関わってくれる
現場もデータもイシューも多々
時間や現場や理解者があることで
「自分の問題」に向き合い
「みんなの問題」に昇華させ
世の中を変えていく(かも?)
果たしてどちらがスタートアップ的だろうか?
- 17. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 17
人が多い=多様性がある=創発につながる?
数が多くとも、同質的な小集団に
分断されたら面白くないかも?
数が少ないがゆえに、嫌が応にも
異質な人々と組まざるを得ないかも?
“自分の問題”を“みんなの問題”にしていくには多様性に富んだ居心地の悪さも大事
- 18. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 18
都市部には都市部の、地方には地方の方法論
母数が多ければ
競わせて選りすぐるのは一つの策
母数が少なければ
育てて成功確率を高めることが必要?
競争・選抜
競争・選抜
成功確率を高めるために
継続的かつ直接的に関わる
同じやり方をしても
“そして誰も居なくなった”
になるのがオチ?
本物志向の課題について異質な人々との継続的な関わりの中で育っていく…
- 19. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref.
政策形成のポイント
19
オープンイノベーション
競わせるよりも育てる
多様性あるコミュニティ
スタートアップ向け
個別指導プログラム
DX企業への
伴走支援
プログラムごとに
多様な受託者
200社超の
センター協力企業
Startup Gatewayなど
起業家コミュニティ
Smart Communityなど
エンジニアコミュニティ
- 21. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref.
PHOTO
21
まず事例のご紹介①
サガ・コア&カッター工業
(建設業・白石町)
セイブ
(製造業・有田町)
KITSライン
(運輸業・吉野ヶ里町)
紙の帳票を全てデジタル化
経理や労務管理でクラウド活用
画像認識AIで製品検査を自動化
IoTで工場のデータを取得・共有
ボイスピッキングやハンディー
ターミナルで倉庫管理をペーパレス化
勘と経験と度胸(KKD)に
頼るものづくりを変えたい
紙の帳票だらけの現場を
すっきりできないものか
前田本部長
煩雑な事務作業を効率化して
育児と両立したい
重松さん 秋山社長
属人化した作業が誰でも
できるように 残業も削減
製品検査の時間が半分に
社員がIT活用を提案する組織に
8時間かかった作業が
たった30分に
- 22. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 22
まず事例のご紹介②
ゴール九州工場
(製造業・吉野ヶ里町)
光武酒造場
(製造業・鹿島市)
中野建設
(建設業・佐賀市)
製品検査に用いる
重量チェッカーの自動化・IoT化
IoTによる温度管理の自動化
デジタルマーケティングの導入
測量・設計・施工管理・検査にIT導入
事務部門でRPAを活用
製造・営業・業務の3部門を
一気にDXしたい
人材確保や人手不足解消へ
働き方改革が不可欠
野口さん
設備更新や工場新設を機に
デジタル技術で効率化したい
高野さん 光武社長
現場からも「便利」との声
請求業務の9割を自動化
データに基づく品質管理が可能に
顧客との接触機会が多様化
作業時間データを収集
統計モデルで人員配置最適化
- 23. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 23
IT企業やDXに取り組む企業(例)
木村情報技術 オプティム 佐賀電算センター 福博印刷
EWMファクトリー とっぺん ウェアサーブ ローカルメディアラボ
セイブ ゴール サガ・コア&カッター 佐賀銀行
創業15年のIT企業。
H28にAI事業に参
入、チャットボッ
ト や コ ー ル セ ン
ター支援など。
代表者が佐大在学
時に起業。画像認
識及びIoTで農業や
建設、医療等をス
マート化。
10 年 前 に 社 内 に
データ分析チーム
RyuTsu.JP を 立 ち
上げ。数値解析・
予測に強み。
地場SIerで、AIや
RPAの新規事業。
他にスマート化セ
ンターとプログラ
ミング人材も受託。
Web制作を主業と
してきたが、地方
創生事業へと展開。
産業スマート化セ
ンターを受託。
コンサルビジネス
強化を模索し、R3
にDI本部を創設。
ス マ ー ト 化 セ ン
ターを受託。
地場碍子メーカー。
画像認識とロボッ
トによる検品無人
化やIoTでの工場制
御などにトライ。
カギ製造の誘致企
業。IoTによる設備
の稼働監視、機械
学習による人員最
適化など。
文化財調査で創業
後、デジタルコン
テンツに展開。VR
やMRなどxRコン
テンツの制作など。
少数精鋭のエンジ
ニア集団。システ
ム開発やWeb制作、
クラウドサービス
など。
Web 制 作 や プ ロ
モーション支援な
どの他、オープン
データ関係。Code
for Sagaを主宰。
地場建設業。社員
の出産等を機にテ
レワークやモバイ
ルワークを推進、
事務部門を効率化。
- 24. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 24
“佐賀型”産業DXの進め方・広げ方
DXを「佐賀のビジネスの常識」に
裾野拡大へ向けた
アウトリーチ
開発者や社内推進役など
DX人材の大量養成
体験・相談からマッチングまで
全国初のDX推進ハブ
“自分もやれる”と思わせる
モデル事例創出
AI・IoT等活用可能性実証事業(H30~R2)
DXマインド創出・実現事業(R3)
DXフラッグシップ創出事業(R2~)
SAGA Smart Samurai(R2~)
SAGA Smart Ninja(R4~)
DXコミュニケータ
& アクセラレータ(R4~)
- 25. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref.
利用者数:延3,148名(R3)
延2,551名(R2)
相談件数: 131件(R3)
25
産業スマート化センター(H30~)
目的
テクノロジーを活用した県内産業の
生産性向上及びビジネス創出の支援
受託者 EWM、佐賀銀行、佐賀電算センター
所在地 工業技術センター生産技術棟内
開館時間 平日午前9時から午後5時まで
提供する
機能
個別相談(オンライン可)
DXリサーチ(簡易診断)
アプリやデバイスの体験
セミナー・イベント
マッチング支援
URL https://www.saga-smart.jp
運営状況
外観 サイト
ショールーム セミナー風景
ITフェア(イベント) 交流会(イベント)
平均して
250名/月
平成30年10月に開設、当時、同種の施設は全国初。昨年度から他県でも類似施設を開設する例も。
- 26. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 26
スマート化センターの運営状況
(53)
(88)
(139)
(179) (228)
0
100
200
300
1,488 1,548
2,551
3,148
0
1,000
2,000
3,000
開設時 H30 R1 R2 R3
延利用者数
協力企業数
利用者数は
協力企業数は
4.3倍に
利活用の
個別相談
&マッチング
アプリや
デバイスの
体験
セミナーや
イベントへの
参加
ソリューション
や事例の検索
(R2~)
コミュニティ
活動の支援
(R3~)
オンライン相談対応
サイトで事前予約を
協力企業が提供
自由に体験が可能
月1~2回程度開催
サイトでも一部公開
センターのサイトに
各種情報を掲載
コミュニティの可視
化と活動支援
- 27. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 27
セミナー等の例
■ データ活用人材育成研修
(R4.11~12の8回)
■「判断軸」作成ワークショップ
(R4.9.9)
■クラウド利活用体感セミナー
(R4.8.2)
■何から始めるDX~自社の現状を
把握しよう~ (R4.7.20)
■スマート化センター交流会
(R4.3.18、5.25)
■マイクロソフト流データサイエ
ンスの極意 (R4.2.16)
■SNSを活用した広報戦略
(R4.1.26)
■県内企業の事例から学ぶDXセミ
ナー (R4.1.19)
- 28. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 28
Smart Samurai(R2~)、Community(R3~)、Ninja(R4~)
令和2年度 令和3年度 令和4年度
応募 受講 修了 応募 受講 修了 応募 受講
Smart
Samurai
在職者 373 49 46 469 104 85 331 46
求職・転職志望 219 42 24 231 73 57 212 41
学生など 125 9 5 162 23 16 84 13
合計 717 100 75 862 200 158 627 100
Smart
Ninja
合計(在職者) 343 108
Smart Samurai
Smart Ninja
Smart Community
Pythonを中心とした4ヶ月程度のオンライン講座
採用側企業との交流・コミュニティ形成
SaaSやノーコードなどの4ヶ月程度の講座
受講者の所属企業での実践・課題解決もフォロー
エンジニアやDX関係者による自主的な活動を促進
イベントやセミナー等を公募、広報や経費を支援
- 29. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 29
DXアクセラレータ & コミュニケータ(R4~)
ITとかDX
ちゅーても
よーわからん
せっかくやけん
もっとDXしたかと
ばってん
今度、
センターに
行きませんか?
わかりました
ではご支援
しましょう!
スマート化
センター
DX
コミュニケータ
DX
アクセラレータ
DXにチャレンジ
相談・助言 マッチングなど
簡易な相談対応とセンター
の紹介・誘導
年間1,000件を目標に訪問
導入の支援や成果の発揚へ
向けた伴走支援
年間10社を目標に支援
- 30. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 30
AI・IoT等活用推進事業(H30~R2)
DXマインド創出・実現補助事業(R3)
サガコア&カッター
JAさが
ドローン画像で
害虫や生育管理
LIGHTz
画像認識で沿線
工事見張り業務
オプティム
サイネージで店
頭広告最適化
スーパーモリナガ
センサーで図書
館利用者の把握
ローカルメディアラボ
画像認識で有田
焼の特徴抽出
佐賀電算
WiFiで人 流 デー
タの動態分析
松栄技建
IoTによる工場の
環境データ取得
藤津碍子
クラウドツール
やリモート勤務
クラウドツール
やリモート勤務
中小企業団体中央会
IoTによる河川氾
濫監視システム
中島製作所
画像認識による
給食の誤配検知
福博印刷
セイブ
画像認識による
端折れ検知
西研グラフィックス
IoTによる河川水
質の遠隔監視
西部環境調査
店舗の動線分析
や需要予測
ASUKARU
生体データで事
務の生産性計測
ECO-5
画像認識による
昇降客検知
ローカルメディアラボ
画像認識による
害鳥駆除音発報
画像認識による
検品の自動化
両事業をあわせて43件の事例を創出
- 31. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 31
DXフラッグシップモデル事業(R2~)
目的
概要
実績
新型コロナを契機にDXの取組が加速している状況を踏まえ、各産業分野に
応じた旗艦モデルを創出し、県内に波及
各産業分野でフラッグシップとなりうる県内企業のDXへの取組に対する補助
補助率 3/4
上限 業種・業態に応じて設定
R2 R3 R4
百貨店:佐賀玉屋
・チャネル間のデータ連携
・非接触接客・外商高度化
物流:KITSライン
・貨物や車両の情報一元化
・バックオフィスのDX
製造:光武酒造場
・IoTによる工場管理
・MAによる販売高度化
製造:実松製作所
・生産管理のクラウド化
・社内情報の可視化・共有
小売:アシス
・バックオフィスのDX
・メタバースの活用
小売:鈴花商事
・顧客情報の管理・活用
・自社アプリの開発
- 32. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 32
サイトやWebメディアへの事例掲載(例)
センターサイトではインタビュー形式で事例紹介
(www.saga-smart.jp/column) 県サイトには実証事業のレポート掲載
(www.pref.saga.lg.jp/kiji00381619)
WebメディアEditorsSAGAでも展開
(editors-saga.jp/editors/sagadx)
- 34. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref.
日本サービス大賞
地方創生大臣賞
延岡市空き家利活用事業
HyphenationinNOBEOKA
採択
九州ニュービジネス大賞
優秀賞
J-Startup KYUSHU
選定
アイスタイル・WWD共催
BeautyandFashionTech
Awards2022 特別賞
J-Startup KYUSHU
選定
ForbsSMALLGIANTS
AWARDグランプリ
AMEX
Rise with SHOP SMALL
プログラムB賞
毎日みらい創造ラボ
DEMODAY 特別賞
J300アワード全国大会
大賞
九州山口ベンチャー
マーケット優秀賞
キャンパスベンチャー
グランプリ経産大臣賞
34
ここ数年の県外でのアワード受賞等の例
2020.1 2020.2 2021.10 2021.12 2021.12
2022.5 2022.9
2022.5 2022.11 2022.12
川口スチール工業 山城機巧 Dessun Retocos フレル
Retocos Dessun Noutje Retocos
アフリカの子どもたちに
灯りと希望を
ものづくりを
こよなく愛する学生起業家
2022.5
KM Tec
徳永陶磁器
すみなす
中小企業とNPOとをつなぐ
TIEUPPROMOTION
コスメで離島の
自然と共生する経済を再生
中小企業とNPOとをつなぐ
TIEUPPROMOTION
コスメで離島の
自然と共生する経済を再生
コスメで離島の
自然と共生する経済を再生
“考えることは楽しい”
知育あそびの世界展開
照明から蓄電池まで
電気のスペシャリスト
生きづらさを面白さに
アートという道を開く
“枯れない花”で
人々のくらしに潤いを
革新的なアイディアで
製造業をサービス業に
2022.12
- 35. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 35
地元コミュニティFMのリレー出演や地元紙による連載
<R3.10~R4.3 えびすFMリレー出演> <R4.4~ 佐賀新聞「さがスタートアップの現場から」>
10月19日 フレル
9月27日 Notuje
8月25日 ハードコア
7月27日 すみなす
6月29日 LightGear
5月26日 Dessun
4月26日 WIDE
12月6日 ベジビューティ 1月26日 NEXS
- 36. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 36
さらに様々な分野やテーマで…
九州コーユー Light Gear
フィッシングパーク平之 AS(学生)
ベジビューティティクリエイト
ポイ
SA-GA(学生)
ARで特許取得、プ
ログラミング教育
の教材開発。ARの
知育アプリでフジ
テレビと協業。
山中にコワーキン
グを設け「音がな
い か ら こ そ 人 は
しゃべりだす」を
テーマに各種事業。
飲食店のモバイル
オーダーを展開す
る学生ベンチャー。
ナイトテラスで実
証事業。
ガソリンスタンド
からの第二創業。
一次産品とこだわ
りシェフのマッチ
ングビジネス。
東京からのUター
ン起業。マインド
フルネスによる睡
眠ガイドなどを行
うアプリ開発。
クラウドやブロッ
クチェーンによる
決済サービス。教
育現場向けに学校
Payを開発・提供。
地域住民が管理運
営してきた釣り場
を引継ぎ、天空の
釣りキャンとして
地域の再生に。
NEXS(学生)
WIDE(学生)
スマートロックに
よるエコシステム
構築。複数種類の
鍵の一括管理や施
設情報の一元化等。
うまくなりたい部
活の生徒に競技経
験がある指導者を
マ ッ チ ン グ す る
sukusupo を 展 開 。
ホンザン
佐賀の一次産品等
を活用した商品開
発や販売支援、さ
らに佐賀赤酢プロ
ジェクトなど。
すみなす/GENIUS
ocomoji
「生きづらさを面
白さに転換する」
を コ ン セ プ ト に
アートに特化した
就労継続支援事業。
「DXをもっと身近
に」をテーマに、
RPAの導入支援を
中心とした企業の
ICT利活用支援
- 37. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 37
“佐賀型”スタートアップの見つけ方・育て方
佐賀を拠点に世界を目指すスタートアップの「聖地」へ
採択シード等とは日ごろから
密なコミュニケーション
成長フェーズに合わせた
3本の個別指導プログラム
未来を評価する手法を開拓
民間資金の調達へつなぐ
- 38. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 38
“佐賀型”①:個別指導プログラム編
資金調達に向け現役投資家が磨き上げ
磨
Startup
Boost オプト創業者メンバーの海老根智仁氏などが
創設したベンチャーキャピタルが受託
みがく
R2~:17件採択
アイデアをビジネスプランへ
始
Startup
Gateway 全国各地でスタートアップ支援を手掛ける
監査法人のトーマツが受託
はじめる
R1~:21件採択
商談先やパートナーを紹介・斡旋
繋
Startup
Connect ブロードバンドタワー創業者の藤原洋氏などが
創設したスタートアップ育成の専門機関が受託
つなぐ
R3~:11件採択
フェーズに応じた3本の各数ヶ月に渡る個別指導プログラム
- 39. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 39
プログラムの実施風景
Gateway/Boost/Connect
DEMODAY(2022.3.18)
事業創出セミナー
(2022.7.29/8.9)
Gatewayコミュニティイベント
(2022.10-2023.2まで月1回)
学生対象ワークショップ
(2022.7.19/8.17)
Gateway/Launch/やわらかBiz交流会
(2022.9.2)
Boostリアル合宿・個別メンタリング
(2021.11.2)
- 40. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 40
“佐賀型”②:コミュニケーション編
各プログラムの採択シードとは日頃からコミュニケーション可能な場を設置
コンシェルジュ
& 当室スタッフ
Gateway
受託者
Boost
受託者
Connect
受託者
プログラムの採択シードやコミュニティの参加者など
その都度ごとに改めて連絡をとる等ではなく、
SNSやメッセージングアプリであらかじめ連絡チャネルを設け、
必要な際は互いにそこに放り込む
- 41. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 41
“佐賀型”③:資金調達支援編
事業拡大期
事業化期
アイデア期
令和2年度の
全国知事会先進政策バンクで
商工労働部門1位を受賞
ふるさと納税を
活用した起業家支援
Startup Launch
事業化補助事業
クラウドファンディング・
ベンチャーキャピタル投資
公的な財政支援から民間からの資金調達が可能なビジネスへ
県主催ビジネスプランコンテスト
さがラボチャレンジカップ受賞特典
さらに県費上乗せ(30万円)
ふるさと納税を募って助成
“佐賀型”個別支援採択企業が対象の
佐賀県版“マ○ーの虎”
H30~ 6件 合計800万円
(1件あたり 60~250万円)
R3~ 6件 合計3,000万円
28社と協定締結
6年間で 71件 合計 1億1,600万円
さらに事業拡大を目指す企業へ
民間からの調達機会を提供
要件を満たす約15社対象に公募
選ばれた3社に上限500万円で
事業実現への資金を助成
調達を支援する企業と協定締結
調達成功の際には
調達額の10~20%を県が支給
民間資金の調達を視野に入れた支援スキーム
- 42. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref.
なぜ、“民間からの資金調達”にこだわるのか?
産業政策=専ら実体経済側といった
考え方⇒施策の矮小化?
とりわけ地方はこれまで
資金の流出元=調達機会も限定的
だからとて公的支援に“依存”する
ビジネスに陥っては本末転倒
冒頭の地域間関係からすれば
もともとマクロバランス的に
資金面が地方の成長制約要因
受け皿となる企業
や起業家等の育成
⇒ Startup Boost等
個別指導プログラム
民間・地域外から
の調達機会多様化
⇒ CF協定、VC協定、
ふるさと納税…
いわば
車の両輪
一般的な
産業政策の
延長線上
補助や制度融資
を除くと
あまりない視点?
- 43. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 43
金融機関と競争環境
トップ行(A) 二番手(B) A/B
福岡 福岡 :20.83 西日本シティ:12.82 1.62
佐賀 佐賀 : 3.16 佐賀共栄 : 0.27 11.70
長崎 十八親和: 6.54 長崎 : 0.34 19.23
熊本 肥後 : 7.51 熊本 : 3.11 2.41
大分 大分 : 4.29 豊和 : 0.64 6.70
宮崎 宮崎 : 4.23 宮崎太陽 : 0.88 4.81
鹿児島 鹿児島 : 6.63 南日本 : 0.88 7.53
岐阜 十六 : 8.30 大垣共立 : 7.61 1.09
各県地銀の総資産額(全銀協決算統計 R3/兆円)
競争あるところには創造あり?
大垣共立銀行によるドライブスルー店舗、六
次化支援(OKB牧場)、商店街支援(OKBス
トリート)などユニークな経営展開
飛騨信金によるFAAVO飛騨高山(当時)、さ
るぼぼコイン(電子マネー)
【借り手・貸し手の声や動向】
<借り手側>
新しい事業やプロダクトを持ち込んでも
なかなか出してもらえない…
<貸し手側>
スタートアップのリスクテイクは地銀に
は無理
今後は、身の丈に応じてスモールビジネ
ス支援に特化したい
系列VCも県外では増資を引き受けるが、
県内では引き受けても社債まで
- 45. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 45
Startup Launch事業化補助事業
Startup Gateway
採択者
Startup Boost
採択者
Startup Connect
採択者
(年間5~6社:R1から) (年間5~6社:R2から) (年間5~6社:R3から)
採択審査会(佐賀県版マ○ーの虎?)
ピッチ(ショートプレゼン)イベント形式での審査
DXST室長以外は民間の審査員(VC、会計士、アクセラレータ、銀行、起業家など)
応募 応募 応募
採択
上位3社
これらに準じる
アワード受賞者
(チャレンジカップ等)
- 46. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 46
CF協定調達実績
H28 H29 H30 R1 R2 R3
調達件数
(調達額)
2
(1,467千円)
1
(230千円)
11
(14,472千円)
14
(17,411千円)
20
(60,154千円)
32
(40,915千円)
A-noker
(H30 1,101千円)
Dessun
(R3 9,400千円:投資型CF)
山城機巧(学生)
(H30 3,001千円)
コールドリバー
(R3 1,823千円)
ジーンスレッド
(R1 13,246千円)
サウンドスピリッツ
(R2 2,357千円)
アルミス
(H30 6,738千円)
吉田刃物
(R2 2,808千円)
- 47. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 47
スタートアップビジネスのCF事例
Dessun フレル
• SDGsに取り組みたい中小企業を社会課題解決の
プロであるNPOとつなぐプラットフォーム
• Startup Gateway(R2)、Startup Connect
(R3)、Startup Launch(R3)などに採択
• R3.12にFUNDINNOで投資型CFにチャレンジ、
投資家53名から940万円を調達
• 「考えることを楽しいと感じる子ども達」を育む
独自の“知育あそび”で世界展開を模索
• Startup Gateway(R2)、Boost(R2)、
Connect(R3)、Launch(R4)などに採択
• ボードゲームRoRopの市場投入を前に、テスト
マーケティングを兼ねてMakuakeで購入型CF
- 49. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 49
デジタルツールの利活用
SNSやメッセージングアプリ、
Web会議などを多用
起業家とは主にメッセンジャーで
DX関係者とは主にSlackで
ノーコードで
CRM/SFA的なツールを自作・活用
さらにTeamsやチャットワークも活用
KPIなどをまとめたダッシュボード
応対歴の可視化・共有・蓄積
- 50. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 50
その結果、得られつつあるもの
高速・高頻度な
フィードバックループ
「Why?」の共有と
共通理解の形成
事業受託者相互で
共創のみでなく競争も
企業や起業家等とは常時、
つながっている状態
打ち手への反応をもとに、
不断に見直し・改善
組織内・外で情報をできる
だけオープンに
理由や背景への理解が動機
付けや応用につながる
一本にまとめる等せず、あ
えて各々で公募・選考
相互に競わせる構図も設け
ることで「いい仕事」に
Startup
Connect
SAGA
DX
Accelerator
DX
Communicator
?
!
- 51. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 51
CRMに登録された協議・相談への対応状況
(7月以降、12月上旬までに登録された561件の内訳)
全体の3割が
スタートアップ
関係
全体の3割は
休日・夜間
対応
約半分は
チャットや
メール
起業家からの5割
チャットの6割は
休日・夜間対応
- 52. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 52
もう一つ、重要なモニタリング指標
0
2
4
6
8
10
12
14
16
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
DXST室関係の新聞等記事掲載件数
2020
2021
2022
庁内掲示板でもPR!
- 53. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 53
事業パートナー(受託者)とは共創&競争
DX側 スタートアップ側
DX・スタートアップ
推進室
スタートアップ
コンシェルジュ
Startup Gateway
(デロイトトーマツ)
Startup Boost
(NES-VC)
Startup Connect
(毎日みらい
創造ラボ)
スマート化センター
(EWM、佐賀電算、佐賀銀行)
DXコミュニケータ
(NTT-BS)
DXアクセラレータ
(NTT-BS、フォーバル)
Smart Samurai
(佐賀電算、PCアシスト)
Smart Ninja
(ジェピック、グルーヴノーツ等)
- 54. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 54
(追加)オープンイノベーションと自治体の相性
支援対象
支援者
県内
県内
県外
県外
一般的な自治体の
ターゲットレンジ
私たちはここも
ターゲットレンジ
(支援側=県内企業の
ビジネス振興)
私たちはここも
ターゲットレンジ
(支援対象側=県内企業の
ビジネス振興)
例)スマート化センターに来た県外企業に
県内IT企業がソリューションを提供
例)県内の起業家を県外のシードアクセラレータが支援
- 56. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 56
その時間を生み出すために…お役所仕事の見直し・排除
階層的な意思決定は極力排除
報告や打ち合わせの類も極力排除
窓際も口だけでなく手足も動かす
• 案件が出てきたら平場に晒し、先にトップからボトムまで同時に見る
• モノに応じて誰がコミットすべきかを決め、そのメンバー中心に対応
• 報告の代わりにメールのCCやBCCなどで動向を把握
(最近、ノーコードツールでCRMっぽいのを自作し、試験導入中)
• メールやメッセージングアプリで協議・判断、意思決定
• スケジュール調整も事前のやりとりは不要、Outlookなどで
• 議会答弁も自分で書くし、今日のような資料も自分で作ります
(むしろ私が作った資料をスタッフが再利用するケースが圧倒的に多い)
- 57. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 57
組織構造と情報共有や意思形成のツールとチャネル
【通説】組織構造に基づいてチャネルやツールを選択すべき
【仮説】チャネルやツールを変えれば組織構造如何を問わず組織も変わる?
階層型の組織
稟議
決裁 etc.
上意下達
非対称的
フラットな組織
チャット
合議 etc.
自律的
イーブン
階層型の組織
?
- 58. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 58
そんな私から僭越ながら…
何事も「データ」だと思えばデータになります
割とガチなデータも高度に扱う側の人間(例 https://exploratory.io/author/WcS1OMM1Sj )
ですが、さっきの応対のデータがそうであるように、皆さんの身の回りには「データ」が溢
れてますし、そこからいかにして学びとるかが大事です。
イマドキ、「こんなことやれないか?」と思えることは
だいたい、デジタルでやれることが多いです
世の中、80億人もいれば同じことを考えている人、同じ悩みを抱えた人は必ずいますし、そ
れに応える手立てを提供している人もいるもので、「できるはず」ってのが大事です。
高付加価値化よりも「民主化・コモディティ化」が本質
高付加価値化って、工業化社会の論理(規格化・均一・画一、大量生産等々)をその世界の
下で脱するには、という発想。でも、時代はもうたぶん、そんな世の中じゃないので…
- 59. DX×Startup Promotion Office @ SAGA Pref. 59
参考:デジタル時代のビジネスの一側面
時間
機能
&
価格
売り手
の視点
買い手
の視点
機能に
不満
価格に
不満
いいものなのに
なぜ売れない?
LCC
回転寿司
ファストファッション
オープンソースのソフト
安価なクラウドサービス
etc.
ITだけではないが、ITで可能性が高まった
越境ECやクラウドで、世界中が競争相手に
サブスクやXaaSで、顧客基盤が流動化
シェアエコやデジファブ、APIエコノミーで誰もが供給主体に
イノベーションのジレンマと
破壊的イノベーション
時間
普及率
など
人間の
感覚
現実は
気づいた時には
もう手遅れ…
||
いわゆる想定外
ネットワーク経済性による
指数関数的成長
ITだけではないが、ITの多くに当てはまる
通信や放送、コミュニケーションツール
プラットフォームサービス
「標準化」しがちなもの