2月23日に行った講演資料／DXへの佐賀県の取組／佐賀県内企業の事例／DXやデジタル化のコツ／デジタルへの向き合い方

1. そのモヤモヤを、明日のワクワクに。
佐賀県産業DX・スタートアップ推進グループの取組紹介
2024.2.23 連合佐賀2024「中小民間労組交流集会」
佐賀県産業DX・スタートアップ総括監 北村和人

2. DESIGNING THE FUTURE OF TECHNOLOGY AND BUSINESS

3. 北村 和人
KITAMURA Kazuhito
所 属 ・ 職
佐賀県産業労働部 産業DX・スタートアップ総括監
こ れ ま で
 いろんな分野でいろんなことをしてきました。例えば
• 新採で入った水産局ではノリ養殖の協業化を立ち上げ
• 医務課ではドクターヘリの共同運航や佐大救命センター開設
• 教育委員会では現場の教職とともに「脱！上意下達」プロジェクト
• 税政ではふるさと納税のNPO指定制度を作ったり…
 ここ10年ぐらいは産業分野ですが、デジタルとスタートアップの関
係をほぼゼロから立ち上げて今に至っています。
で き る こ と
マクロ経済や計量経済、統計学、データサイエンス系は一通りやる人
コ ン タ ク ト
個人：www.facebook.com/kazuhitokitamura1
DXSTグループ：www.facebook.com/SagaIClab
Facebook blog SlideShare
e-books
Data
3

4.  自己紹介
 当グループについて
 県内事例の紹介
 なぜ今、DXなのか？
 DX推進への取組紹介
 最後にメッセージ
4

5. DESIGNING THE FUTURE OF TECHNOLOGY AND BUSINESS

6. キャッチコピーは
そのモヤモヤを、明日のワクワクに。

7. 7
Mission テクノロジーとビジネスの未来をデザインする。
Vision DXとスタートアップをテーマにイノベーションにチャレンジできる地域へ
Goals
① デジタルを佐賀のビジネスの常識へ
② 佐賀から世界を目指せる起業環境を
Objectives
①－１ 県内企業のデジタル利活用の裾野の拡大
①－２ DXの担い手となるDX人材の育成・確保
②－１ 多様な起業家の掘り起しとビジネス創出
②－２ 資金調達等を通じたビジネスの拡大支援
Values
“規模のハンディ”を“つながり”で乗り越える、このために…
ア）個にフォーカスして時間をかけて育て上げる （手数や面倒を乗り越える）
イ）多様性のあるコミュニティを形成する （居心地の悪さを乗り越える）
ウ）オープンイノベーションを重視する （地域や分野などの垣根を乗り越える）

8. 8
Goals ①デジタルをビジネスの常識に ②世界を目指せる起業の聖地へ （参考①）
新聞等の
メディア
掲載件数
モニタリング
指標
（参考②）
外部からの
講演等
依頼件数
モニタリング
指標
Objectives
①－１
利活用拡大
①－２
DX人材育成
②－１
ビジネス創出
②－２
事業拡大
KPIs
県内企業の
デジタル
技術導入数
スマート化
センター
延利用者数
DX人材講座
受講者数
企業や起業家の
県外での
受賞件数
（DX含む）
個別指導
プログラム
採択数
県が支援する
起業家による
資金調達件数
R2
（30）
71
（1,500）
2,551
（100）
応募717⇒100
（2）
1
（10）
応募16⇒12
（16）
22 30 14
R3
（30）
86
（2,000）
3,148
（200）
応募862⇒200
（2）
5
（15）
応募27⇒15
（20）
32 61 15
R4
（30）
130
（2,700）
3,755
（200）
応募970⇒200
（2）
11
（18）
応募34⇒17
（30）
29 126 21
R5
（100） （3,200）
12月末 3,640
（200）
応募806⇒200
（3）
12月末 10
（21）
応募41⇒24
（30）
12月末 105 12月末 28
出所
毎年度末の
協力企業
アンケート
スマート化
センター調べ
Samurai
及びNinja
受託者集計
当室調べ 当室調べ 当室調べ 当室調べ 当室調べ

9. 9
相次ぐ県外でのアワード受賞 わずか数年でイベント参加者が激増
県外自治体による視察受入も多数 Webメディア等へのインタビュー掲載
九州ニュービジネス大賞
佐賀県勢が席巻
株式会社鈴花が
日本DX大賞受賞 2019年の起業イベント 7月の起業家交流会
この間、4年
2023. 4 三重県庁
2023. 5 宮城県議会
2023. 7 半田市議会
2023. 7 福島県議会
2023. 8 埼玉県庁
2023. 8 横浜市議会
2023.10 堺市議会
2023.10 愛媛県庁
2023.11 松山市副市長
2024. 1 堺市役所
2021. 8 マイナビTech＋
2022. 1 リクルートワークス
2022. 4 So-gud
2022. 5 県採用サイト
2022. 9 Draw Our MIRAIZ
2023. 5 いろいろTV
2023. 6 自治体通信
2023. 7 ASCII.jp
2023. 8 Forbes Japan
ASCII.jp
Forbes Japan

10. 10
継続的な
学びや刺激
ビジネス
人材 DX人材
拡大推進事業
ITでビジネスの
変革・創出に挑む企業
相談助言
マッチング
1000社目標に訪問・普及啓発
DXコミュニケータ
20社対象に数ヶ月単位の伴走支援
DXアクセラレータ
エンジニアの創業・副業を支援
Smart Terakoya
エンジニアの交流・研鑽を促進
Smart Community
オープンイノベーションのハブ
産業スマート化センター
産業DX
啓発推進事業
AI等の開発人材を育てる講座
Smart Samurai
社内DXリーダーを育てる講座
Smart Ninja
Point ①
Point ②
Point ③
スマート化センターは2018年開設、同種施設は全国初、未だ視察等多数
毎年200名（Samurai・Ninja各100名）規模での人材育成は自治体では希少
この数年で、ハブ施設開設→人材育成講座→企業訪問・伴走支援と矢継ぎ早に展開
2018～
2023～
2022～
2022～
2022～
2021～
2020～

11. 11
ビジネス創出個別指導
Startup Gateway
ビジネスマッチング個別指導
Startup Connect
コンテスト
さがラボチャレンジカップ
スタートアップ
コンシェルジュの配置
資金調達個別指導
Startup Boost
佐賀県版マ●ーの虎
Startup Launch補助
チーム形成など個別指導
Startup Assign
ふるさと納税を活用した
起業家の資金調達支援
協定によるVC投資や融資
クラウドファンディング支援
プロモーション個別指導
Startup Promote
聖
資
ビ
聖
聖
聖
聖
資
ビ
ビ
新ビジネスで
世界をねらう起業家
優れたシードを継続的に輩出しうる
仕組みや仕掛けを設けて「聖地」へ
掘り起こし
育成
資金調達
事業拡大
成果発信イベント
INNOVATORS TALK LIVE
ビ …ビジネス確立支援事業
聖 …Startupの聖地SAGA事業
資 …資金調達支援事業
Point ①
Point ②
Point ③
起業家等のフェーズや課題に応じた５本＋αの個別指導でじっくり育てる
安易に補助等するのではなく、先々の民間資金の調達を意識した機会を提供
起業家と県職員や事業受託者とのダイレクト＆リアルタイムなコミュニケーション
2023～
2018～
2021～
2020～
2019～
2016～
2015～
2021～
2023～
2023～
2021～
無期限・継続・熱血・個別指導
エビチャレSpecial

12. DESIGNING THE FUTURE OF TECHNOLOGY AND BUSINESS

13. デジタルやDXなんて
都会や大手の話？
いやいや、あなたの隣の会社でも
進んでいます！

14.  新型コロナの蔓延でテレワークが急務に
 事務職員が産休や転居、業務継続が困難に
 作業の指示や段取り、見積など「社長しか
できない仕事」が散在、非効率に
 外部のコンサルの指導の下、自社にあった
クラウドやSaaSを選定
 勤怠、給与、経理など全てデジタル化
 バックオフィスの時間・労力が大幅減
 自宅や現場からも事務や会議が可能に
 新入社員などへの引継ぎや説明が簡単に
 仕事の取りこぼしが大きく減少
課題
取組
成果
サガ・コア＆カッター工業株式会社（建設業）
自分しかできない仕事を誰
でもできる仕組みに変えた
ことで、その時間を使って
新たな仕事に能動的にチャ
レンジしています。
14

15. 15
 顧客情報やノウハウが高齢社員に属人化
 着物市場の縮小の中、若年層の開拓が必要
 PowerBIを使って社内のデータ分析
 PowerAppsを使って顧客電子カルテ開発
 デジタルクローゼットや着物保管サービス
など「和服らいふ」アプリ開発
 顧客カルテの導入で社員で顧客情報を共有
 社内勉強会で社員のリテラシーが向上
 業務効率化やカルテの開発で顧客について
のインサイトを考える時間が増加
 今後はアプリ活用で顧客接点の多様化へ
課題
取組
成果
株式会社鈴花（小売業）
いきなり富士山の山頂を目
指すのではなく、今使って
いる無料ツールなどをとに
かく使い倒す、そのうえで
自社にあったものを。

16. 16
 KKD（勘と経験と度胸）による品質管理
で再現可能性がない
 検品作業などが労働集約的で非効率
 IoTで工場のデータを自動で取得
 取得したデータや異常検知をSlackで共有
 検品工程に画像認識とロボットアーム導入
 データ取得の手間や労力が軽減、リアルタ
イムのウォッチが可能に
 検品工程にかかる時間や人員を節約
 データに基づいて議論する文化を形成、現
場から改善提案が上がるような組織に変化
課題
取組
成果
株式会社セイブ（製造業）
「これができるなら、あれ
もできるのではないか？」
という声が現場から生まれ
てくるのはとてもいい傾向
だと思っています。

17. 17
 もともと一人で運営しているため、外出な
どの際に利用できないことがあった
 指導している選手の大会出場などで施設を
休業せざるを得ないケースが増えた
 自力で解決を模索してきたが費用面で断念
 スマート化センターに相談、外部のコンサ
ルやエンジニアの下で以下を導入
• IoT鍵の導入、空調・照明の連動
• 予約管理サイトの制作
 自身の不在時でも施設の無人貸出が可能に
 今後はユーザー拡大と指導の充実の両立へ
課題
取組
成果
鳥栖卓球センター（サービス）
行っても空いてなくて悪い
印象を与えていたのが 、
「いつでも絶対できる」よ
うに変わって信頼が得られ、
収益にもつながりました。

18. 18
 もともと経営方針のルールブック化や社員
へのタブレット配布などを推進
 チャットツールで社員間コミュニケーショ
ン、ナレッジを共有
 ノーコードで自社用アプリを開発・活用
 さらに自社の成功体験を他社に販売したい
 外部コンサルの指導の下、業務フローなど
を再整理、DX認証マークを取得
 外部の目が入ることで課題を洗い直し
 認証取得で外部からの信頼性が向上
 今後、自社の仕組みやアプリをビジネス化
課題
取組
成果
株式会社ソロン（不動産）
お金もかけられない、昔の
やり方を変えられないとい
う点について、当社が実例
として変えることで得られ
る未来を伝えていきます。

19. もっと詳しく…
19

20. 20
https://www.saga-smart.jp/column/

21. 事例を通じた
キーワードを３つ…
21

22. 危機感
泥臭さ 勇気
22
動機やきっかけ
やり抜くこと
信頼を得ること
不都合なことと向き合う
自分を作り替えていく

23. DESIGNING THE FUTURE OF TECHNOLOGY AND BUSINESS

24. 突然ですが…
「早く目的地に到着したい」
「重いものを運びたい」
皆さんは何を使いますか？

25. 25
 移動
 運搬
 知的作業
？

26. だからって
なんでこんなに
せわしないんでしょう？
26

27. 27
3000年ほど 2000年ほど 100年ほど 20～30年 10～20年 10年 数年
変化が数世代にまたがって
生じていた時代
変化が各世代ごとに
生じる時代
変化が同一世代内で
生じる時代
祖父母も○○
父母も ○○
自分も ○○
祖父母は△△
父母は ◇◇
自分は ○○
自分自身が…
昨日は △△
今日は ◇◇
明日は ○○

28. かくして“想定外”という言葉
実感することありませんか？
28

29. 29
流行りものが嫌いなんで、スマホが出てきた当時、「あんなの使うかよ！」と吐いてました。
でもその数か月後、見事に前言撤回…皆さんは 想定外 ってなぜ、起こると思いますか？
ネットワークの価値
＝関係性の数とすれば
 ユーザー２人だと１
 ３人だと３
 ４人だと６
価値
ユーザー数
一般的な
人間の感覚
現実に
起こること
ふーん
大したこと
ないね！
おいおい
ちょっと
待ってよ…

30. でも
今だからこそできること
以前よりよくなったことも
あるんです…
30

31. 31
ハードウエア ソフトウエア 知識や技能
大型機・汎用機
パソコン
スマホ・タブレット
オンプレ・スクラッチ
パッケージなど
クラウド・SaaS・API
プログラミング
ノーコード
生成AI
デジタル技術は本質的に
民主化・コモディティ化しやすい
誰でもどこでも使える・使いやすいものになっていく

32. まとめると…
① 自然なこと＝やらない理由はない
② やらざるを得ない環境や状況も
③ できない理由も減ってきた
32

33. DESIGNING THE FUTURE OF TECHNOLOGY AND BUSINESS

34. 継続的な
学びや刺激
ビジネス
人材 DX人材
拡大推進事業
ITでビジネスの
変革・創出に挑む企業
相談助言
マッチング
1000社目標に訪問・普及啓発
DXコミュニケータ
20社対象に数ヶ月単位の伴走支援
DXアクセラレータ
エンジニアの創業・副業を支援
Smart Terakoya
エンジニアの交流・研鑽を促進
Smart Community
オープンイノベーションのハブ
産業スマート化センター
産業DX
啓発推進事業
AI等の開発人材を育てる講座
Smart Samurai
社内DXリーダーを育てる講座
Smart Ninja
Point ①
Point ②
Point ③
スマート化センターは2018年開設、同種施設は全国初、未だ視察等多数
毎年200名（Samurai・Ninja各100名）規模での人材育成は自治体では希少
この数年で、ハブ施設開設→人材育成講座→企業訪問・伴走支援と矢継ぎ早に展開
2018～
2023～
2022～
2022～
2022～
2021～
2020～
34

35. ひとつひとつ
解説します！
35

36. 36
特徴 全国初、2018年開設／Web、SIer、銀行の3社JV／300社の協力企業
できる
こと
① デジタル利活用の個別相談
② IT企業とのマッチング
③ セミナー・イベント参加
④ ショールーム見学
⑤ その他情報収集など
入口
 個別相談・見学
⇒ 予約フォームに入力
 セミナー・イベント
⇒ 各ページから参加登録
場所
時間
 佐賀県工業技術センター内
 平日9時～17時
1,488 1,548
2,551
3,148
3,755 3,648
0
2000
4000
2018 2019 2020 2021 2022 2023
延利用者数
（12月末）

37. 37
DXコミュニケータ（企業訪問）
やって
いる
こと
入口
取組
風景
など
DXアクセラレータ（伴走支援）
 訪問の際はぜひご協力を
 デジタルの質問があればぜひ
 年間1,000社を訪問
 県内3地区を3社が担当
 デジタル利活用の聞き取りや
活用に関する啓発・助言
 スマート化センターの案内
 毎年５～６月頃の公募に応募
 スマート化センターの紹介
 年間20社ほどを伴走支援
 個性豊かな6社が各3～6社担当
 各社の課題整理とその結果に
よるデジタル利活用提案
 ツールなどの導入支援

38. 38
Samurai（プログラミング）
やって
いる
こと
入口
取組
風景
など
Ninja（ノーコード・SaaS）
（来年度からプログラムが変わりますが、受講者は5～6月頃に公募）
 定員100名×3～4か月
 Pythonによるプログラミング
やアプリ開発の演習・実習
 講座期間中に企業見学会な
ど、終了後は企業説明会・交
流会
 定員100名×3～4か月
 ノーコードによる業務アプリ
開発や経理などのSaaS活用
 受講者の所属企業の課題の持
ち込みや各社課題の解決支援

39. 39
やって
いる
こと
入口
今後
まずはセミナーへの参加から
 創業・“複”業セミナー
 参加者のコミュニティ形成
 コミュニティによる自発的な
活動の勧奨・促進
 県内企業の協力を得て、PBL
型のフィールドワーク
 コミュニティ参加者と県内企
業とのマッチング
ねらい
スキルを活かし、副業やフリーランスとして企業のDXを推進する人
材を育て、仕事につながる機会を提供

40. 実はいくつか
“こだわりどころ”があります…
40

41. 41
民主化・
コモディティ化
リープフロッグ データ資本主義
格差を生み出すのは単に
 知っているかどうか
 行動したかどうか
 積み上げる必要はない
 最先端の安くて便利な
ツールをまずは入口に
 手間なく取得する
 何であれまずは溜める
 何かあれば試してみる
SaaS
No-Code
Cloud
Subscription
Freemium
あんなツールが
月数千円で
開発も簡単
自分でできる
なまじきちっとした
ものがあると
かえって足かせに…
むしろ
何もない方が
しがらみもない
イマドキのAI＝
パターン認識技術の
価値の源泉はデータ
多種多様なデータ
があるのは現場
実は地方って、案外、捨てたものじゃないのかも？

42. 42
数が多くとも、同質的な小集団に
分断されたら面白くないかも？
数が少ないがゆえに、嫌が応にも
異質な人々と組まざるを得ないかも？
“自分の問題”を“みんなの問題”にしていくには多様性に富んだ居心地の悪さも大事

43. 43
母数が多ければ
競わせて選りすぐるのは一つの策
母数が少なければ
育てて成功確率を高めることが必要？
競争・選抜
競争・選抜
成功確率を高めるために
継続的かつ直接的に関わる
同じやり方をしても
“そして誰も居なくなった”
になるのがオチ？
本物志向の課題について異質な人々との継続的な関わりの中で育っていく…

44. 44
産業DX・スタートアップ推進グループ
総括監
産業DX担当
副課長１、係長１、担当２
スタートアップ担当
副課長１、係長１、担当３
産業イノベーションセンター
スタートアップコンシェルジュ
Startup Gateway（デロイトトーマツ）
Startup Boost（NESベンチャーキャピタル）
Startup Connect（毎日みらい創造ラボ）
Startup Promote（Takto）
Startup Assign（ビザスク）
産業スマート化センター
（EWM・佐賀銀行・佐賀電算センターのJV）
DXコミュニケータ
（1区：ソアー、2区：フォーバル、3区：NTT）
DXアクセラレータ
（ナビゲート：十八親和銀行）
（ハンズオン：福博印刷、Bottok・佐賀IDC、
NTT、
フォーバル、ビザスク、ロボフィス）
Smart Samurai（佐賀電算センター）
Smart Ninja（佐賀広告センター・ワクフリ）
Smart Terakoya（トレジャーフット）
あえて分けることで
・餅は餅屋の専門性を最大限活用
・ダイレクトな関係＝スピード感
・共創とともに相互の競争も喚起
（受託者に足元を見させない）
補助
委託 委託
産業DX
スタート
アップ
デジタル利活用にチャレンジする企業 佐賀から世界を目指す起業家
支援 支援
受託者を
介しない
ダイレクトな
チャネルも
構築

45. まとめると…
45

46. 46
デジタルとか
DXとか
よーわからん！
会社の課題や
デジタル活用を
相談したい
ある程度の期間
本格的に
指導を受けたい
エンジニアを
見つけたい
／雇いたい
エンジニアを
育てたい／
自分が学びたい
まずは
センターの
セミナー参加
どうでしょう
センターに
個別相談の
予約をしても
いいのでは
５～６月頃に
公募する
DXアクセラの
支援対象に
応募しても
いいのでは
Samuraiの
協力企業に
登録しては
どうでしょう
５～６月頃に
公募する
Samurai等の
受講者募集に
応募しても
いいのでは

47. DESIGNING THE FUTURE OF TECHNOLOGY AND BUSINESS

48. 「でも、デジタルって言っても
どこから始めたらわからない」
ってよく聞きますけど…

49. 49
 デジタルの強みの一つは「あるデータや作業を別のところでも複
写・反復する」ことが極めて簡単なこと。
 なので、どれだけツールを導入しても、例えば「あるところで入
力したデータを別のところでも入力する」「同じ計算や処理の過
程を別々の場面で繰り返す」とかやってたら、ほとんど意味があ
りません。
 つまり、ツールの導入より以前に、これら基本的な部分での業務
や処理の見直しが実は大事。

50. 「やろうにもお金がない」
というのもよく聞きますけど…
50

51. 51
 デジタルの場合、一般的な施設や設備のように据え付ければいい
というのではなく、導入にも、導入後にも取組が必要。なぜな
ら、それは皆さんの仕事のやり方を大きく変えるから。
 他方、先にも述べたように、昔は大きな費用が必要だったような
システムやアプリも、今ではSaaSやクラウドなどで安価かつ簡便
に導入できるようになってきました。
 よって、考えてチャレンジし続ける、変化し続ける、そのための
知恵と意欲や努力が、お金より以上に大事。

52. 最初から
全部やろうとしてませんか？
52

53. 53
 計画や見通しを持つのは大事ですが、最初から大上段に構えて取
り組もうとするとうまくいかないことも多いです。
 なぜなら、大きければ大きいほど「できない理由」が増えるか
ら。
 むしろできるところから小さく始める、そこでデジタル利活用の
カンドコロが身につく、なので次につながるという方が現実的。

54. 「でも全然、考えてくれない」
ってのもよく聞くんですが…
54

55. 55
 よほど悪意か、怠け癖のある人でない限りは、与えられた環境や
周囲の状況をもとに考えて判断・行動します。
 よって、適切な判断や行動が導けないのは、本人のみならず、周
囲が適切な情報を与えきれていないケースも多い。
 それでも以前は、情報の共有にお金も時間もかかりました…が、
今はデジタルで、ほとんどタダ同然＆リアルタイムにそれが可
能。だったら…

56. もしかして
「それでも誰も動かない」
って嘆いてます？
56

57. 57
 しばしば「“やるな”とは言っていない」と聞きますが、それでは
不十分。
 なぜなら、何かを始めたり、変えるときって「あえてやらなくて
もいいのでは」「失敗したらどうしよう」が先に立つから。
 なので「やっていい」ということを言葉にして伝えるって大事。

58. そのうえで
独りよがりにならないために…
58

59. 59
 組織固有の制度や慣習が、デジタル利活用の壁となるケースもし
ばしば。
 これらは、組織では“常識”でも世間では“非常識”なことが多い…
が、それ故に「うちではそんなもんだ」で見過ごされがちです。
 なので、ぜひ外部人材を活用するなど「他人の目」に晒すことも
選択肢に。

60. 改めて…
① カネより知恵と意欲・努力
② 同じことは二度やらない
③ できるとこからスモールスタート
④ 情報はオープンに、
俯瞰して自ら考えさせる
⑤ “やっていい”という後ろ盾、大事
⑥ “他人の目に晒す”⇒非常識を払拭
60

61. デジタルとの向き合い方
これまで述べてきたように、デジタルは基本、民主化のツール
 あらゆる人々に情報をオープンかつクリアにする
 フラットで皆がイーブンかつダイレクトでスピーディな意思形成を可能にする
 技術の進歩によって金銭的にも技能的にもハードルは下がっており、今後もそうあり続ける etc.
もちろん、これに逆行する社会経済動向もある
（e.g. GAFAMによる情報やプラットフォームの独占など）
かといって、彼らに伍して戦っても勝ち目はない
でも、彼らも薄利多売モデルなんで、安いし、使ってもらってナンボ
であれば、そういうのをうまく使いこなし、使い倒す
そして、身の周りの世界を生きやすく、働きやすく変えていく
…ことこそ、したたかでプラグマティックな戦略なのでは？

62. 62
プロモーションビデオ
（2023年1月制作）
スタートアップDEMODAY
（2023.3.15）
スマート化センター発表会
（2023.3.28）
SAGA INNOVATORS TALK LIVE
（2023.8.19）
予告編
90秒
要約編
6分半
本編
20分
「閉じた時代を終わらせよう」を
テーマに企業や起業家、当グループ
スタッフが出演、思いや願いを語る
2022年度の個別指導プ
ログラム採択14名によ
るピッチや、起業家と
支 援 者 に よ る パ ネ ル
ディスカッションなど
2022年度にデジタル利
活用に取り組んだ県内
企業6社による事例報
告や、ピッチ対決によ
る県の取組紹介など
予告編
動画
アーカイブ
動画
デジタルやスタートアップで佐賀から世界にチャ
レンジする企業や起業家による、「モヤモヤをワ
クワクに」をテーマとしたピッチ、トーク、パネ
ルの3部構成・180分。
（SAGAスタートアップ最前線2023／気になるDX
の裏側をこっそり公開／佐賀でデジタルとかス
タートアップって君たち本気？）

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 Startup Ecosystem SAGA DEMODAY
… 採択起業家17名のプレゼン、パネルディスカッション等
 DX Challengers ＆ Supporters SHOW
… DX企業5社のトークセッション、DX川柳結果発表等
 Innovation Museum … 関係企業約40社のブース出展

64. Facebook Page Startup Ecosystem Startup Gateway Startup Boost
産業スマート化センター Smart Samurai Smart Ninja Smart Terakoya
ご清聴ありがとうございました