【日商USA】webinar 2021.12.8 『米国注目スタートアップ紹介！ 25分でシリコンバレー・トレンドをサクッとキャッチアップ』
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『米国注目スタートアップ紹介！ 25分でシリコンバレー・トレンドをサクッとキャッチアップ』 TOPIC1 スタートアップ祭典Web Summit2021 注目スタートアップ紹介 TOPIC2 XRテクノロジーカンファレンスAWE2021 注目スタートアップ紹介 TOPIC3 Nissho USA 注目トレンド「次世代カスタマーサクセス」
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【日商USA】webinar 2021.12.8 『米国注目スタートアップ紹介！ 25分でシリコンバレー・トレンドをサクッとキャッチアップ』
- 1. TOPIC1 スタートアップ祭典Web Summit2021 注目スタートアップ紹介 TOPIC2 XRテクノロジーカンファレンスAWE2021 注目スタートアップ紹介 TOPIC3 Nissho USA 注目トレンド「次世代カスタマーサクセス」 Follow the Silicon Valley 『米国注目スタートアップ紹介！ 25分でシリコンバレー・トレンドをサクッとキャッチアップ』 Agenda ウェビナー開始まで お待ち下さい
- 2. TOPIC1 スタートアップ祭典Web Summit2021 注目スタートアップ紹介 TOPIC2 XRテクノロジーカンファレンスAWE2021 注目スタートアップ紹介 TOPIC3 Nissho USA 注目トレンド「次世代カスタマーサクセス」 Follow the Silicon Valley 『米国注目スタートアップ紹介！ 25分でシリコンバレー・トレンドをサクッとキャッチアップ』 Agenda
- 3. • ご質問はQ&Aから承ります。 • 本日の資料は本ウェビナー後にお送りさせていただきます。 • 本ウェビナーの最後にアンケートを実施いたします。 • ご協力のほどよろしくお願いいたします。 注意事項
- 4. 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 4 TOPIC 1 スタートアップ祭典Web Summit2021 注目スタートアップ紹介
- 5. 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 5 • 世界最大級のテクノロジーカンファレンス。 • 世界中から著名人、ベンチャーキャピタル、スタートアップが集結。 • ポルトガル首都リスボンで開催。 • 同系列のカンファレンスにはカナダのトロントで開催のCollision、香港で開催のRISEなど。 • 2022年9月には東京で開催予定（新型コロナウイルスの状況でキャンセルの可能性も）。 スタートアップ祭典Web Summitとは？ Web Summit公式ウェブサイトより引用
- 6. 社名 設立 2017年 本社 San Francisco, United States 従業員 11 - 50 資金調達 累計 $750K（シード） 投資家 Alchemist Accelerator Greycroft etc. チーム Dima Abramov, Kirill Parinov （Co-Founder） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 6 概要 • Smartex.aiは繊維産業の大きな問題である繊維廃 棄物の削減を目指すスタートアップです。 • 従来の丸編み工程では繊維の縫い目が荒くなるなど の不具合が生じた場合でも生産プロセスが進み、工 程の最後に人間が確認するため、生産量の約10％ が廃棄物となります。 • Smartex.aiが提供するのはAIとコンピュータービ ジョンを搭載したカメラとセンサーで、製造工程を モニタリングするソリューションです。 Smartex.ai：スタートアップピッチ ウィナー AIとコンピュータービジョンを搭載し たカメラとセンサーで荒い縫い目をチ ェック。 検知した段階で製造プロセスを止め、 被害を最小限に抑える。 Smartex.ai公式ウェブサイトより引用 crunchbaseデータベース参照
- 7. 社名 設立 2016年 本社 Sydney, Australia 従業員 11 - 50 資金調達 累計 N/A 投資家 Schneider Electric チーム Afnan Hannan （Co-Founder & CEO） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 7 概要 • 世界にはまだ8億人もの人々が電気を利用できずに いますが、Okra Solarはこの問題を解決するためラ ストワンマイル電化ソリューションを提供するス タートアップです。 • 各家庭に対して簡単に設置できる太陽光発電とバッ テリーをプラグ＆プレイキットで提供します。その 後設置された各機器からデータを収集してクラウド へ送り、各機器の運用を行うことで、予算や手間な どの問題で電気設備が整っていなかった地域に電気 を供給するという仕組みです。 Okra Solar：スタートアップピッチ ファイナリスト Okra Solarが提供する太陽光発電とバ ッテーのプラグ＆プレイキット。 現在はナイジェリアやフィリピンなど の市場で活用し始められています。 Okra Solar公式ウェブサイトより引用 crunchbaseデータベース参照
- 8. 社名 設立 2018年 本社 Dusseldorf, Germany 従業員 11 - 50 資金調達 累計 N/A 投資家 N/A チーム FPhilippe Frères （Co-Founder） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 8 概要 • LiSAはEC事業者などにライブコマースのプラット フォームを提供するスタートアップです。 • LiSAのライブコーマスプラットフォームは既存EC サイトやアプリに簡単に埋め込むことができるとい うもので、ライブコマース機能を自社サイトに追加 したいEC事業者をサポートします。実際にLiSAの ライブコマース機能を追加したEC事業者は売上を 増加させたという実績も出始めています。 LiSA：スタートアップピッチ ファイナリスト LiSAのライブコマースプラットフォー ムイメージ。 中国や米国ではライブコマース市場が 拡大中。 LiSA公式ウェブサイトより引用 crunchbaseデータベース参照
- 9. 社名 設立 2013年 本社 San Francisco, United States 従業員 11 - 50 資金調達 累計 $175M（シリーズC） 投資家 Tiger Global Management 8VC etc. チーム Gleb Polyakov （Co-Founder & CEO） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 9 概要 • NylasはEメールやカレンダーなどのツールと連携 するAPIを提供するスタートアップです。 • 例えば開発中のサービスをOutlookのカレンダー情 報と連携させたい場合、NylasのAPIを利用すれば 複雑なコーディングなしに簡単に連携することがで きます。 Nylas：Eメールやカレンダーなどのツールとの連携API 決済機能をAPIで提供す るStripeなど、APIを利用 して機能実装させるスタ ートアップが成長中。 NylasはEメールなどのコ ミュニケーションツール との連携領域にフォーカ ス。 Nylas公式ウェブサイトより引用 crunchbaseデータベース参照
- 10. 社名 設立 2012年 本社 New York, United States 従業員 101 - 250 資金調達 累計 $106.3M（シリーズA） 投資家 Insight Partners SignalFire etc. チーム Emmanuel Straschnov Josh Haas （Co-Founder & Co-CEO） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 10 概要 • Bubbleはノーコードプラットフォームを提供する スタートアップです。 • ユーザーはPythonなど従来のプログラミングコー ドを書かずとも、パワーポイントと似たような操作 でアプリケーションを作成することができます。 • 現在多くのノーコードスタートアップが誕生してい る中、Bubbleの特徴は多種多様なテンプレートを 用意している点で、自分がイメージするテンプレー トを利用するとすぐにアプリケーションを作成する ことが可能です。 Bubble：汎用型ノーコードプラットフォーム 多種多様なテンプレートが用意され ている。自分のイメージと合致する テンプレートを活用すればより素早 くアプリを開発することが可能に。 Bubble公式ウェブサイトより引用 crunchbaseデータベース参照
- 11. 社名 設立 2020年 本社 San Francisco, United States 従業員 1 - 10 資金調達 累計 シード 投資家 Y Combinator Locus Ventures etc. チーム Abel Mengistu, Alex Greaves （Co-Founder） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 11 概要 • FlutterFlowはモバイルアプリに特化したノーコー ドツールを提供するスタートアップです。 • その特徴はノーコードで作られたアプリの裏で動い ているのがFlutterという点です。 • iOSとAndroidの両方をカバーできるため、各OS毎 にそれぞれサービスを構築する必要がなく、モバイ ルアプリの開発効率良く行うことができます。 FlutterFlow：モバイルアプリ特化型ノーコードプラットフォーム 多くのツールは裏で書かれるコード を公開していないノーコードツール が多い一方、FlutterFlowではコー ドを公開しています。 そのためGithubとの連携も可能で す。 FlutterFlow公式ウェブサイトより引用 crunchbaseデータベース参照
- 12. 社名 設立 2019年 本社 San Francisco, United States 従業員 101 - 250 資金調達 累計 $124.5M（シリーズB） 投資家 Stripe Index Ventures etc. チーム Domm Holland （Co-Founder & CEO） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 12 概要 • FastはECサイトの決済機能と個人認証サービスを 提供するスタートアップで、決済体験を改善するこ とでECサイトの売上増加を目指しています。 • 最初はクレジットカードなどの決済情報を登録する 必要がありますが、そのあとはFastのチェックアウ トサービスを導入しているECサイトなら2クリック で決済が可能となります。 Fast：ECサイト決済プラットフォーム Fastを導入しているサイト（左図の 右側サイト）は、2クリックで決済 が可能。 クレジットカード情報などの入力の 手間が省けてカゴ落ち防止に繋げる。 Fast公式ウェブサイトより引用 crunchbaseデータベース参照
- 13. 社名 設立 2019年 本社 San Francisco, United States 従業員 1 - 10 資金調達 累計 シード 投資家 Alchemist Accelerator MAGIC Fund etc. チーム Alan Szternberg, Sanjay Goel （Co-Founder） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 13 概要 • NachoNachoは米国アクセラレーター・アルケミス ト出身者によるスタートアップで、B2Bに特化した マーケットプレイスを提供します。 • 取り扱うのは、クラウドサービスのAWSやデザイ ンソフトウェアのCanvaなど、企業が利用する様々 なツールです。 • その特徴はマーケットプレイスで販売するだけでな く更新などの管理もできる点です。 NachoNacho：B2B特化型マーケットプレイス NachoNachoのマーケットプレイス 画面。本プラットフォーム上で購入 すると割引になるサービスも多い。 NachoNacho公式ウェブサイトより引用 crunchbaseデータベース参照
- 14. 社名 設立 2018年 本社 San Francisco, United States 従業員 11 - 50 資金調達 累計 シリーズA 投資家 a16z Lightspeed Venture etc. チーム Vladimir Novakovski （Co-Founder & CEO） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 14 概要 • Lunch Clubではまずユーザーがプロフィールを作 成し、参加した目的を「投資家と出会いたい」など の選択肢から選びます。Lunch Clubはその情報に 基づいて独自のアルゴリズムでユーザー同士をマッ チングさせ、1対1のミーティングをセットアップ します。 Lunch Club：ビジネスの人脈を広げるマッチングサービス ニーズが合う参加者同士をマッチ ングさせる精度を強みとしており、 オンラインでも新たな人脈を作る きっかけを与えてくれるプラット フォームとして活用中しています。 Lunch Club プロフィール画面 crunchbaseデータベース参照
- 15. 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 15 TOPIC 2 XRテクノロジーカンファレンスAWE2021 注目スタートアップ紹介
- 16. 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 16 • XR（Cross Reality）をテーマとしたカンファレンス。 • AWRはAugmented World Expo の略で2010年から開催されている。 • 2021年11月にカリフォルニア州サンタクララにてリアルで開催。 • 次回は2022年6月にカリフォルニア州サンタクララにて開催予定。 XRテクノロジーカンファレンスAWE2021とは？ AWE公式ウェブサイトより引用
- 17. 社名 設立 2016年 本社 Florida, United States 従業員 1 - 10 資金調達 累計 シード 投資家 Boost VC チーム Dmitry Kurilchenko Inga Petryaevskaya （Co-Founder） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 17 概要 • VR（Virtual Reality）上で、チームメンバーと一 緒に様々なデザインやプロトタイプを作れる仮想空 間を提供します。 • 新規プロダクト開発などでプロトタイプを作成した い時など、事前に仮想空間上で作成することで関係 者のイメージを合わせることが可能となります。 • 現在Oculus Questに対応。 Tvori：AWEアワード獲得スタートアップ Tvori公式ウェブサイトより引用 crunchbaseデータベース参照 仮想空間上でチー ムメンバーと作業 が可能。 PNGやJPG形式な ど、様々な形式で エクスポートでき る。
- 18. 社名 設立 2016年 本社 New York, United States 従業員 11 - 50 資金調達 累計 $22.3M（シリーズA） 投資家 White Star Capital Kakao Ventures etc. チーム Anand Agarawala （Co-Founder & CEO） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 18 概要 • 参加者の3Dアバターを作成してアバター同士、あ るいは人とアバター間のコミュニケーションができ るバーチャルオフィスを提供します。 • 特徴的なのは、クロスデバイス（異なるデバイス 間）に対応している点です。 Spatial：XRを活用したバーチャルオフィス Spatial公式ウェブサイトより引用 crunchbaseデータベース参照 仮想空間上でポス トイットを活用し たミーティングの 様子。 最近、オンライン ホワイトボードの Miroが日本進出を 発表しましたが、 同じようなことを 仮想空間で実施で きる。
- 19. 社名 設立 2014年 本社 Los Angeles, United States 従業員 1 - 10 資金調達 累計 $52.6M（シリーズB） 2021年10月Metaに買収 投資家 A16z Emerson Collective etc. チーム Aaron Koblin （Co-Founder & President） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 19 概要 • Withinが提供するのは様々なVRのコンテンツです が、代表的なのはフィットネスゲーム 「Supernatural」です。 • 対応デバイスはOculus Questで、その特徴は数十 分のエクササイズをゲーム感覚で楽しくできるよう に設計されている点です。 Within：2021年Metaに買収されExit Spatial公式ウェブサイトより引用 crunchbaseデータベース参照 音楽のリズムに合 わせて飛んでくる ターゲットをたた き落としたり、 しゃがんでかわし たりするなど、全 身を使うプログラ ムが用意されてい る。 Supernatural公式ウェブサイトより引用
- 20. 社名 設立 2016年 本社 San Francisco, United States 従業員 51 - 100 資金調達 累計 $14.7M（シリーズA） 投資家 500 Startups Almaz Capital etc. チーム Vadim Rogovskiy （Co-Founder & CEO） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 20 概要 • 3DLookはユーザーのアバターを作成し、そのアバ ターでバーチャル試着を行うことでサイズやフィッ ト感を確認できるアプリを提供します。 • アバターの作成は簡単で、3DLookが開発したモバ イル3Dスキャニング技術でスマホのカメラから ユーザー正面と横からの写真を撮るだけで完了です。 3DLook：アバターを活用したバーチャル試着 crunchbaseデータベース参照 オンライン市場が成長してい く中、3DLookによるバー チャル試着で返品率の低下に つながることが期待されてい ます。 3DLook公式ウェブサイトより引用
- 21. 社名 設立 2018年 本社 New York, United States 従業員 1 - 10 資金調達 累計 $5M（シリーズA） 投資家 Meta GitHub etc. チーム Alon Grinshpoon （Co-Founder & CEO） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 21 概要 • echo3Dは開発者が高速で3Dゲームやアプリを作れ ることを目指して、3D・AR・VRコンテンツの保存 と配信機能を持つプラットフォームを提供していま す。 • 開発者がecno3Dプラットフォームを活用すれば、 管理しているコンテンツをスマートフォンやブラウ ザなど様々なプラットフォームに素早く配信するこ とが可能です。 echo3D：3D・VR・ARコンテンツの保存と配信 crunchbaseデータベース参照 2021年10月にソースコード 管理サービスのGitHubや Metaから出資を受けたこと から、メタバース関連や開発 関連の企業から注目を集めて いることが窺えます。 echo3D公式ウェブサイトより引用
- 22. 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 22 TOPIC 3 Nissho USA 注目トレンド「次世代カスタマーサクセス」
- 23. 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 23 • 2020年Linkdinのジョブレポートで、今求められている職で第6位に。 • サブスクリプションビジネスにカスタマーサクセスは欠かせない。 • カスタマーサクセスに投資することで得られるメリットは以下3点。 なぜカスタマーサクセスに注目したのか？ Source：https://business.linkedin.com/content/dam/me/business/en-us/talent-solutions/emerging-jobs- report/Emerging_Jobs_Report_U.S._FINAL.pdf 1. チェーンの減少と管理 2. 既存顧客の契約金額増 3. カスタマーエクスペリエンスと顧客満足度の向上 １位：AIスペシャリスト ２位：ロボテックスエンジニア ３位：データサイエンティスト ４位：フルスタックエンジニア ５位：SRE（Site Reliability Engineer） ６位：カスタマーサクセス
- 24. 社名 設立 2017年 本社 New York, United States 従業員 11 -510 資金調達 累計 $9.3M（シリーズA） 投資家 a16z Techstars etc. チーム Jamie Davidson （Co-Founder & CEO） 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 24 概要 • B2B PLG（Product Led Growth）系SaaS向けの カスタマーサクセスプラットフォームです。 • Gainsightなど既に多くのカスタマーサクセスの製 品が乱立している中、次世代カスタマーサクセスの 製品として注目を集めている。 • その特徴はリーズナブルな価格で提供されている点。 • 2021年6月にシリーズAラウンドでa16zリードで $9.2Mの調達に成功しました。 Vitally：B2B SaaS向けカスタマーサクセス crunchbaseデータベース参照 様々なプラット フォームから データを集め可 視化。カスタ マーサクセスに 必要な機能は実 装されている。 Vitally公式ウェブサイトより引用
- 25. 日時 調整中 受講方法 Zoom Web会議システムを利用 申し込みURL 調整中 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 25 Follow the Silicon Valley 『シリコンバレー駐在員が語るCES2022フィードバック（仮）』 次回ウェビナーのご案内 詳細が確定次第、 ご案内させていただきます。
- 26. 本日は弊社ウェビナーにご参加いただきありがとうございました 12/8/21 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 26
Editor's Notes
- ご視聴いただいている皆さま、本日は貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。 日商エレクトロニクスUSAでビジネス開発を担当しております能任と申します。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 本日のウェビナーでは25分で先月開催されたスタートアップの祭典Web Summitで出場したスタートアップとメタバース領域にフォーカスしたスタートアップを取り上げて紹介します。1社あたり1分前後の説明になりますので、ぜひ気になったスタートアップやもう少し深くトレンドの解説が聴きたいなどご要望がありましたらアンケートに記載いただけますと別途フォローアップさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 それでは早速、1つ目のTOPIC「Web Summit 2021注目スタートアップ」について解説して行きたいと思います。
- Web Summitは毎年ポルトガルの首都リスボンで開催されている世界最大級のスタートアップの祭典です。 多くのカンファレンスでは著名人による基調講演から1日がスタートしますが、Web Summitでは主役であるスタートアップのピッチから1日がスタートします。 同系列のカンファレンスには毎年5月にトロントで開催されるCollision、毎年3月に香港で開催されるRISEなどがあります。 2022年9月にはなんと東京で開催される予定ですが、新型コロナウイルスの影響により延期やキャンセルの可能性もあります。 そんなWeb Summitですが、今回はアワードを獲得したスタートアップならびに日本でも受け入れられそうだと感じた8社をピックアップして解説していきたいと思います。
- 1社目は2021年のピッチアワードのウィナーに輝いたスマーテックスAIです。スマーテックスAIは繊維産業の大きな問題である繊維廃棄物の削減を目指すスタートアップです。従来の丸編み工程では繊維の縫い目が荒くなるなどの不具合が生じた場合でも生産プロセスが進み、工程の最後に人間が確認するため、生産量の約10％が廃棄物となります。もし不具合が発生した段階で製造プロセスを止めることができれば、被害を最小限に留め廃棄物の量も削減されることができます。 スマーテックスAIが提供するのはAIとコンピュータービジョンを搭載したカメラとセンサーで、製造工程をモニタリングするソリューションです。それらを繊維生産機械に取り付けることで製造プロセス中に精度の高い検査を自動で行うことにより、この問題を解決します。将来的にはこのテクノロジーを繊維産業だけでなく、様々な産業に展開することを目指しているスタートアップです。
- 2社目はスタートアップピッチのファイナリストに選ばれたオクラソーラーです。 世界にはまだ8億人もの人々が電気を利用できずにいますが、オクラソーラーはこの問題を解決するためエネルギー会社に対してラストワンマイル電化ソリューションを提供するスタートアップです。大規模な電気のインフラを構築・運用するためには多大なお金とリソースがかかり継続的なコストがかかりますが、オクラソーラーのソリューションは安価で導入することができます。 エネルギー会社はオクラソーラーのソリューションを利用し、まず各家庭に対して簡単に設置できる太陽光発電とバッテリーをプラグ＆プレイキットで提供します。その後設置された各機器からデータを収集してクラウドへ送り、各機器の運用を行うことで、予算や手間などの問題で電気設備が整っていなかった地域に電気を供給するという仕組みです。現在はナイジェリアやフィリピンなどの市場でオクラソーラーの製品が活用し始められています。
- 3社目もスタートアップピッチのファイナリストに選ばれたスタートアップで、リサです。 リサはEC事業者などにライブコマースのプラットフォームを提供するスタートアップです。中国や米国などでライブコマース市場が拡大していく中、従来のECサイトはこのトレンドの変化に対応することが求められています。リサのライブコーマスプラットフォームは既存ECサイトやアプリに簡単に埋め込むことができるというもので、ライブコマース機能を自社サイトに追加したいEC事業者をサポートします。実際にリサのライブコマース機能を追加したEC事業者は売上を増加させたという実績も出始めています。
- ここからはスタートアップピッチで惜しくもアワードを逃しましたが、日本でも受け入れられそうだと感じたスタートアップを紹介していきます。 4社目はナイラスです。 ナイラスはEメールやカレンダーなどのツールと連携するAPIを提供するスタートアップです。例えば開発中のサービスをOutlookのカレンダー情報と連携させたい場合、ナイラスのAPIを利用すれば複雑なコーディングなしに簡単に連携することができます。この数年で決済機能をAPIで提供するStripeや銀行口座との接続をAPIで提供するPlaidなど、APIを活用して機能実装を提供するスタートアップの成長が加速していますが、ナイラスはEメールなどのコミュニケーションツールとの連携領域にフォーカスしています。
- 5社目はバブルです。 バブルはノーコードプラットフォームを提供するスタートアップです。ユーザーはPythonなど従来のプログラミングコードを書かずとも、パワーポイントと似たような操作でアプリケーションを作成することができます。現在多くのノーコードスタートアップが誕生している中、バブルの特徴は多種多様なテンプレートを用意している点で、自分がイメージするテンプレートを利用するとすぐにアプリケーションを作成することが可能です。2021年7月にInsight PartnersがシリーズAをリードして約110億円を調達して注目を集めました。
- 6社目はFlutterFlowです。 Flutter Flowはモバイルアプリに特化したノーコードツールを提供するスタートアップです。その特徴はノーコードで作られたアプリの裏で動いているのがFlutterという点です。iOSとAndroidの両方をカバーできるため、各OS毎にそれぞれサービスを構築する必要がなく、モバイルアプリの開発を効率良く行うことができます。また多くツールは裏で書かれるコードを公開していないノーコードツールが多い一方、FlutterFlowではコードを公開しているためGithubとの連携も可能です。
- 7社目はFastです。 FastはECサイトの決済機能と個人認証サービスを提供するスタートアップで、決済体験を改善することでECサイトの売上増加を目指しています。最初はクレジットカードなどの決済情報を登録する必要がありますが、そのあとはFastのチェックアウトサービスを導入しているECサイトなら2クリックで決済が可能となります。この決済領域は非常にホットな領域で、2021年1月に決済機能をAPIで提供するStripeがシリーズBラウンドで約110億円の調達に成功したほか、Fastの競合になるBoltは2021年10月にシリーズDラウンドで約430億円の調達に成功し、同じくFastの競合になるCheckout.comは2021年1月に約500億円の調達しました、成長が続くECサイト上の決済領域とそのエコシステムはまだまだ大きなビジネスチャンスがありそうです。
- 8社目はNachoNachoです。 NachoNachoは米国アクセラレーター・アルケミスト出身者によるスタートアップで、B2Bに特化したマーケットプレイスを提供します。取り扱うのは、クラウドサービスのAWSやデザインソフトウェアのCanvaなど、企業が利用する様々なツールです。その特徴はマーケットプレイスで販売するだけでなく更新などの管理もできる点です。様々なツールをサブスクリプションで利用することが一般的となっている中、販売から管理までを1プラットフォームで提供することで、利用企業の管理負担を減らします。また出品側もマーケットプレイスで販売することでユーザーとの新たなタッチポイントが生まれるため、双方にとって活用するメリットがあるプラットフォームになっています。 少し脱線しますが、私がこのNachoNachoに初めて出会ったのはLunch Clubというビジネス特化のマッチングサービスとなりまして、日本にいる方でも使えるお勧めのサービスになりますので、簡単にLunch Clubについて紹介したいと思います。
- 新型コロナウイルスの影響で、ビジネス上の繋がり作りもどんどんオンラインに移行しているかと思います。 Lunch Clubでは、まずユーザーがプロフィールを作成し、参加した目的「投資家と出会いたい」とか「新たなチームメンバーを探している」などの選択肢から選びます。Lunch Clubはその情報に基づいて独自のアルゴリズムでユーザー同士をマッチングさせて、1対1のミーティングをセットアップします。ニーズが合う参加者同士をマッチングさせる精度を強みとしており、オンラインでも新たな人脈を作るきっかけを与えてくれるプラットフォームになります。 少し前はオンラインだけでなく対面でのミーティングなどもセットアップしてくれましたが、今はまたオミクロンなどのリスクもありオンラインのみのマッチングとなっています。 私自身は今回取り上げたNachoNachoなどのスタートアップやVCの方々と新たな人脈作りを目的として活用しています。今までに65回のミーティングを実施しましたが、その中で日本人の方とも1名マッチングしましたので、少しづつ日本人で活用している方も増えてきているのかなと思います。 今は誰でもフリーでジョインできるようになっているかと思いますが、タイミングによって招待制になっている場合もありますので、ご希望の方はアンケートにコメントいただけますと招待コードを別途お送りさせていただきます。
- それでは2つ目のトピックス「XRテクノロジーカンファレンスAWE2021 注目スタートアップ」を解説していきたいと思います。
- XRテクノロジーカンファレンスAWE2021は2021年11月にカリフォルニア州のサンタクララにてリアル会場にて開催されたXR（クロス・リアリティー）をテーマとしたカンファレンスです。AWEはAugmented World Expo の略で2010年から開催されています。ちょうどFacebookが社名をメタに変更した直後に開催されたということもあり非常に盛り上がりを見せたイベントとなりました。それでは早速本カンファレンスでアワードを獲得したスタートアップを解説していきたいと思います。
- AWE2021のBest of Collaboration Tool分野でアワードに輝いたのはトボリです。同社はVR（Virtual Reality）上で、チームメンバーと一緒に様々なデザインやプロトタイプを作れる仮想空間を提供します。新規プロダクト開発などでプロトタイプを作成したい時など、事前に仮想空間上で作成することで関係者のイメージを合わせることが可能となります。 現在対応しているデバイスはOculus Questのみです。ただしトボリの仮想空間上で作成したものはPNGやJPG形式などでエクスポート可能で、Oculus Questを持っていないユーザーにも共有することができます。
- 2社目はスパチャルです。 スパチャルが提供するのはXRを活用したバーチャルオフィスです。参加者の3Dアバターを作成してアバター同士、あるいは人とアバター間のコミュニケーションができるバーチャルオフィスを提供します。 コロナ禍の影響で、バーチャルオフィスはVR・AR（Augmented Reality）技術を活用した事例でよくある活用シーンの1つです。中でもスパチャルが特徴的なのは、クロスデバイス（異なるデバイス間）に対応している点です。MetaのOculus QuestやMicrosoftのHololensなど、人によって保有しているデバイスが異なるケースに対応できるだけでなく、そもそもVRやARのデバイスを持っていない人でもPCからスパチャルが提供するバーチャルオフィスに参加することができます。 つい最近、オンラインホワイトボードのミロが2022年2月に日本市場に本格参入ということで注目を集めましたが、スパチャルを使えばミロが提供するようなオンライン上でのポストイットなどを使ったコミュニケーションも仮想空間で実施することができます。
- 3社目は2021年10月にメタが買収したウィズインです。 ウィズインが提供するのは様々なVRのコンテンツですが、代表的なのはフィットネスゲーム「Supernatural」です。対応デバイスはOculus Questで、その特徴は数十分のエクササイズをゲーム感覚で楽しくできるように設計されている点です。そのプログラムはコントローラーを持って音楽のリズムに合わせて飛んでくるターゲットをたたき落としたり、しゃがんでかわしたりするなど全身を使うものが用意されています。コロナ禍で在宅でのフィットネスが浸透し始めているのを背景に、Metaが買収したことで今後より注目されていくと思います。
- 4社目は3Dルックです。 3Dルックはユーザーのアバターを作成し、そのアバターでバーチャル試着を行うことでサイズやフィット感を確認できるアプリを提供します。アバターの作成は簡単で、3Dルックが開発したモバイル3Dスキャニング技術でスマホのカメラからユーザー正面と横からの写真を撮るだけで完了です。オンライン市場が成長していく中、3Dルックによるバーチャル試着で返品率の低下につながることが期待されています。
- 5社目はエコー3Dです。 エコー3Dは開発者が高速で3Dゲームやアプリを作れることを目指して、3D・AR・VRコンテンツの保存と配信機能を持つプラットフォームを提供しています。開発者がエコー3Dプラットフォームを活用すれば、管理しているコンテンツをスマートフォンやブラウザなど様々なプラットフォームに素早く配信することが可能です。ゲームエンジンUnityの認定ソリューションパートナーに登録されているほか、2021年10月にソースコード管理サービスのGitHubやMetaから出資を受けたことから、メタバース関連や開発関連の企業から注目を集めていることがうかがえます。 以上の5社が今回取り上げたメタバース関連のスタートアップとなります。 メタバース領域ですが、その定義や今後の方向性など、まだまだ曖昧な部分が多いかと思います。 そのような中で、私自身がこの領域を日々調査する中でより注意してアンテナを立てているのは、メタバース領域をバックエンドで支えるインフラ関連のスタートアップです。例えば、本ウェビナーの前半部分で取り上げたEC上の決済体験を改善するFastなどが今勢いがありますが、恐らく仮想空間上でも同じような機能が今後求められるのではないかなと思っています。仮想空間版Fastや仮想空間版Stripeなど、その領域を抑えることができると非常に大きなビジネスになるのではないかなと思いながら日々活動しています。
- 続いては3つ目のトピックスであるNissho USA 注目トレンド「次世代カスタマーサクセス」について解説していきたいと思います。
- カスタマーサクセス。ベイエリアではカスタマーサクセスという言葉やポジションが出始めたのが2012年から2013年ごろで、日本でもよく聞くようになってきたかなと思います。実際弊社でもZoomやAsanaなどのSaaS製品のカスタマーサクセスというポジションで活動している社員も既にいます。 なぜ既に認知されているカスタマーサクセスを取り上げたかと言いますと、カスタマーサクセスの重要性向上に伴い、それらを支える新たなスタートアップが出てきているからです。 2020年にLinkinが出したジョブレポートでは、カスタマーサクセスが今求められているポジジョンの第6位にランクインしました。AIやデータサイエンティストなどに次いで今世の中で求められているポジションとなります。 サブスクリプションビジネスに欠かせないカスタマーサクセスに投資をすることで得られるメリットは主に3点となります。 1点目がチェーン（解約）の減少と管理 2点目が既存顧客の契約金増 3点目がカスタマーエクスペリエンスと顧客満足度の向上 となります。 それでは次に弊社が注目をしているカスタマーサクセスを支える注目のスタートアップを解説していきたいと思います。
- 弊社が注目しているカスタマーサクセスを支えるスタートアップはバイタリーです。バイタリーがフォーカスしているのは、B2B領域のPLG（Product-Led Growth）系SaaSに強いスタートアップです。顧客に関するデータを統合し、既存顧客のエンゲージメントを高めるためのインサイトを提供する機能を持ちます。 その機能自体は特に目新しいものではなく、ゲインサイトなどの従来のカスタマーサクセス製品には既に備わっています。バイタリーが特徴的なのは価格です。ゲインサイトなどユーザー数やライセンスにもよりますが月額数百万円しましたが、バイタリーは数十万円程度に収まります。今ゲインサイトを利用しているユーザーがどんどんバイタリーに乗り換えていることと、SaaS系のスタートアップでまだ十分な資金がないスタートアップなどもまずはバイタリーを利用する傾向が強いです。 2021年6月にこの領域では後発であるバイタリーにアンドリューセンホロウィッツがシリーズAラウンドをリードして投資したことで、より認知度が高まって成長を加速させています。既に多くの企業がSaaS製品を販売しているかと思いますので、SaaS製品自体に差別化することは困難になりつつある中で、カスタマーサクセスの担当者をつけて、バイタリーのようなツールを活用することで解約防止だけでなく、アップセル・クロスセルに繋げて売上向上に繋げることができるかもしれません。 そのほか、カスタマーサクセスは今後のキャリアを考える上でも、知っておく必要があるかなと個人的にも強く感じています。 カスタマーサクセスというポジションはエンジニア出身の方だけでなく営業やマーケティング出身の方も適用し易いポジションなので、将来のキャリアを考える際に非常に魅力的なポジションかなと個人的に思います。 ご視聴いただいている皆さま、最後までお付き合いいただきありがとうございました。 それでは最後に小野から次回のウェビナーについてご案内させていただきます。小野さんよろしくお願いいたします。