ウェブ制作案件の「進行管理」についての、ウェブツール使用事例です。

1. ×
での進行管理事例をまとめてみた
2014.7.2
株式会社マックグラフィックアーツ
ディレクター 橘田

2. ×
事例案件
某メーカーサイト
リニューアルコンセプト作成、
およびサイト構成/デザイン案、
プロトタイプ作成

3. ×
先方とのやり取り、管理をメールで
やらないほうがいい理由（おさらい）
• １つのメールに複数の事項が含まれることがある
• 対応したログが残らず、
どんな意思決定をしたのか見えなくなる
• 懸案事項に対する対応の流れや状況管理が出来ず、
全体が見えない。
• Eメールのやりとりは、
新しいメンバーが過去の情報にアクセス出来ない
※参照：
http://gothedistance.hatenadiary.jp/entry/2014/02/10/120745

4. ×
進行管理に使ったツール
•Backlog：社内用（下書き）
•Backlog：社外用（提出とフィードバック）
•Chatwork：社内用タスク依頼と連絡事項

5. ×
どんな風に使ったか
１：Backlog：社内用
社内で書類の作成とブラッシュアップ。
２：Backlog：社外用
１で作成した書類を提出。
確認・FBもらう。
３：Backlog：社内用
２のFBをもとに再調整。
４：Backlog：社外用
３で再調整した書類を提出。
確認・FBもらう。
以上を課題ごとに繰り返し

6. ×
もうちょっと詳しくいうと（１と２をクローズアップ）
赤字！
赤字！
書類できた 直したよ！
赤字！
赤字！
またまた
直したよ！
赤字！
赤字！
これで
どうだー！
まあ
よかろう
書類
出来ました♪ ここ直して
最初に戻る…
社内用
社外用

7. ×
（ちなみに）書類の作成は
• Backlogのwiki
• Googleドライブ
最終的に（googleドライブはクライアントNGのため）
• POWERPOINT
• WORD
• EXCEL
• Cacoo
最終的に
• PDF書出し（無料アカウントのため）
などを使用

8. ×
ポイント
Backlogが「２つ」あること
•「社内用」では、ばんばん意見を言い合って
ブラッシュアップする。
•「社外用」はお客さんとのやりとりに集中する。

9. ×
完成した書類は
１、wikiのHOMEに記載
２、office系、PDFの書類も
完成したものはFile（ストレージ）に
入れて HOMEに記載

10. ×
つまり
HOMEに記載されているもの
＝
「完成したもの」
HOMEが充実してくると、嬉しい。。

11. ×
メール、Chatworkだけ、との違う点
１、バージョン管理がしやすい
１書類・１話題につき、１課題を死守することで、その課題の
やりとり、経緯がわかる。過去提出した書類も全て残る。
２、形に残る
お互い、言った言わないにならない
３、資料が探しやすい
完成したものはHOMEを見ればすぐわかる。

12. ×
先方とのやり取り、管理をメールで
やらないほうがいい理由（再度おさらい）
• １つのメールに複数の事項が含ま
れることがある
• 対応したログが残らず、
どんな意思決定をしたのか見えな
くなる
• 懸案事項に対する対応の流れや状
況管理が出来ず、全体が見えない。
• Eメールのやりとりは、
新しいメンバーが過去の情報にア
クセス出来ない
• 1課題ごとまぜるな危険！
で管理する。
• 課題別に相手の反応も全部ログが
残る。何かあった時に過去の決定
事項も振り返りやすい。
• 課題毎に流れを確認できる。
過去の課題も見直しやすい。
• 追加メンバーも
比較的問題なく参加できた

13. ×
うまく運用できたポイント
１、Backlogは１話題１課題を死守
２、運用ルールについて、
全員の認識を最初にすりあわせる。
みんなが同じように使わないとダメ
３、クライアント担当者さんの協力
（電話はほとんど使わない！フォロー程度）

14. ×
注意点 １
課題の粒度は小さめのほうがいい。
期限を近くに設定できる。
完了したときの達成感がある。
近しい課題（続きの話題とか）の場合には、
関連リンクを追加しておくと便利。
（親子課題設定も可能だけど私は未使用）

15. ×
注意点 ２
管理する人をきちんと決める。
その人は常にBacklogチェックをする。
（２つとも）
【対策】
クライアント・MGAとも、
きちんと管理者を決める。
特に、社外用は、管理者以外は基本入力しない、
くらいの勢い。

16. ×
注意点 ３
社内用と社外用を
間違えないようにすること
【対策】
•色やロゴなどを変えて、ぱっと見の違いを
出す。
•管理者（自分）が、その２つに違和感を覚
えるようにする。

17. ×
正直Backlog、デザインダサいし、
どう使えばいいのかよくわかんないし。
うまく使えないし。
なんだかめんどくさいし。
と思っていた時期が私にもありました…
橘田の感想

18. ×
• タスク管理が楽。
見落とさない、忘れない。
ていうか、忘れそうなのは課題にしちゃう。
• やり取りの振り返りが楽。
課題毎に管理するので、何かあったときにさくっと
その課題の経緯振り返りできる。
• wikiは修正履歴が残るので
複数バージョンの書類を残す必要がない
（差分の確認も簡単）
社内サーバのファイルもすっきり。
橘田の感想

19. ×
• 個人ごとのタスク設定が主な役割
担当と日時を設定
具体的には
• 議事録作ったので、6/26までに参加者全員確認してフィードバック
• 資料用意したので、6/26までに関係者は確認してフィードバック
• 先方からこんな意見が出てるよ、戻すのでここの課題にコメントよろ
• 次の社内定例MTGまでに、全員議事録ちゃんと読んでね
• その他、お願いごとや連絡事項などなど。
• 明日の定例MTGは9:45にロビー集合 とか
Chatworkの役割は？

20. ×
もうちょっとくわしくいうと
赤字！
赤字！
書類できた 直したよ！
赤字！
赤字！
またまた
直したよ！
赤字！
赤字！
これで
どうだー！
まあ
よかろう
書類
出来ました♪ ここ直して
社内用
社外用
タスク設定：
書類できたから
◯日までに
チェックよろ
タスク完了
タスク設定：
修正したから
◯日までに
チェックよろ
タスク完了
タスク設定：
修正したから
◯日までに
チェックよろ
タスク完了
タスク設定：
修正したから
◯日までに
チェックよろ
タスク完了
タスク設定：
先方からFBあっ
たんで、◯日まで
に修正してね！
書
社内用
社外用

21. ×
結論
Backlog×２ と Chatwork
おすすめですよ。
×

22. ×
おまけ
• 事例でBacklog管理だけを行うbacklogマネージャー
（一般的にいうプロマネ？）を置いていることもあっ
たそうです。
もっと大きいプロジェクトだと必要かも。
• BacklogとCacooは連携しているので、Backlogに
CacooのURLを貼るとサムネイルが勝手に出るので、
ちょっと便利。

23. ×
おわり