関羽、劉備のもとへひた走る
- 2. 第 18 集 千里走単騎(関羽、劉備の妻達を護衛して劉備の許へ)09.4.25 更新
―「3 時間で~」第 20 話参照
チャプター① 関羽を先頭に、劉備の妻達を乗せた車が川沿いの道を行く~
チャプター② そこへ曹操ら一行がやってきて…
チャプター③ 曹操と別れた関羽、先に行かせた劉備の妻達の車を探して馬を走らすが…
チャプター④ 雨の後、虹がかかり、関羽と車が行く。道には「滑州界」と書かれた石碑
が…
~黄河の渡し場。行く手を阻む秦琪(曹操の部下)を関羽は一刀の下に切り
捨てる。
③袁紹の領土へ向う関羽を殺そうとする
沂水関の役人・卞喜。ところがその殺
害現場に設定した鎮国寺の和尚・普浄
が、関羽と同郷だったため密告される。
鎮国寺の和尚と言うからには、当然頭
を剃っているものと思っていたが、意
外にも頭もヒゲも剃っていない、お坊
さんと言うより、仙人または道士とい
った風貌。何だか変だ。
普浄→
卞喜は流星錘(両端に鉄球がついたヒモ状の物で、カンフー映画などで見られる)という武
器の使い手。私はこの卞喜と関羽の戦いの場面を楽しみにしていたのだが、あまり見応え
はなかった。関羽は大柄だけに、激しい立ち回りは向いていないのだろう。一方、卞喜役
の人は本物の武術家かもしれない。彼の声や顔はイマイチだったし…
関羽は、許都で胡華に託された手紙をその息
子・胡班に手渡す。その手紙とは、なんと布
袋に入った板切れに書かれたものだった。
紙が非常に貴重だった当時の庶民の手紙っ
てこんなものだったのか。絹地に書かれたも
のや竹簡は知っていたが、これは初めて。面
白い!
父 胡華からの手紙(板)を読む胡班→
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