三兄弟と趙雲、古城で再会す
- 2. 第 19 集 古城相会(劉備ら三兄弟と趙雲、古城で再会す)2009.4.27 更新
―「3 時間で~」第 20、21 話参照
チャプター① 黄河の渡し場。関羽に促されて小船に乗る甘夫人と糜夫人~
チャプター② 劉備夫人達を連れた関羽、通行人に道を聞くと、「近くに古城があり、最近
張飛がそこを占拠している」と教えられる~
チャプター③ 関羽、劉備夫人らと共に古城の宴席で孫乾と談笑する~
チャプター④ 袁紹、劉備に向かい「関羽を殺す」と言い、劉備を慌てさす~
~劉備ら三兄弟ついに再会を果たす(桃園の誓いのテーマソング)
①関羽と黄巾賊の残党周倉との出会いの場面。演義の原文とは大分おもむきが違っていた。
たしかに武勇に優れた関羽に付き従いたい一心の周倉の気持ちはどちらも同じだが、この
DVD ドラマの周倉は演義のそれと比べ、より積極的というか強引。
演義では周倉は関羽に「付き従ってよいでしょうか?」とお伺いをたて、関羽は関羽で、
その件を劉備夫人達に相談してから決めている。
ところが、こちらのドラマにはそんな悠長な場面は全然なく、先ず周倉が関羽と出会うと
“三生有幸(この上なき幸せ)!”とか何とか叫び、あとはひたすら「私を従者の一人に加
えてくれ」と立て板に水の態でまくし立てる。そして寡黙な関羽が何も言えないでいるう
ちに、関羽の赤兎馬の横にひざまずき、関羽に「自分を踏み台にして馬に乗るよう」せき
たてる。
←関羽の乗馬・赤兎
の前に跪き、踏み台
になる周倉
その強引さに負けた関羽はついに周倉を踏み台に赤兎馬にまたがり、これで周倉は関羽の
従者になることが認められた形になる。