プロの資料作成力 （清水 久三子／東洋経済新報社）について ブログ記事は↓ http://bijikin.blog.fc2.com/blog-entry-25.html

1. “プロの資料作成力”
でコンサルティング会社の
資料作成研修を疑似体験する
ビジネス筋力トレーニング

2. 目次
目的
背景
プロの資料の目指すレベル
文書作成のフロー
目的の設定の仕方
ターゲットプロファイルの作成
メッセージの作成
ページの構成
ビジュアルの種類
テンプレートイメージ
トレーニング
文献情報

3. 目的
この本を読むことによって目指すゴール
• ドキュメントを作る前に考えることの重要性を理解し、考え
るべき内容を頭に入れる
• （テンプレートを入手する）

4. 背景
• 仕事をするうえで人に理解してもらう、意見をもらう、行動
してもらう際に文書は必須
• 文書を作成するトレーニングを体系的に受けている人は少な
い
• コンサルティング会社で述べ2000人以上の人にドキュメン
テーション研修をしてきた著者が伝える資料のつくり方に特
化した本

5. プロの資料の目指すレベル
期待値を大きく上回った時に感動をしてもらえる。
そのレベルを目指す。
感動
目指すべき
領域
満足
期待値
結果

6. 文書作成のフロー
どうやってのみにフォーカスするのではなく、“何のために、誰
に、何を”の部分を事前に考える必要がある
より重要
な領域
何のために
Step１
目的
誰に
Step２
何を
ターゲット
Step３
メッセージ
どうやって
Step４
構成
Step５
ビジュアル化

7. 目的の設定の仕方
Step１
目的
Step２タ
ゲット
Step３
メッセージ
Step４
構成
Step５ ビジュ
アル化
ビジネスの場合文書によって何か行動をとってもらうことが目的
の場合が多い。そこからさらにブレークダウンして目的を考える。
どんな行動をとってもらいたいのか
例：この本を入手して実際にトレーニングをしてもらいたい
そのために何を理解してもらいたいのか
例：なぜ文書作成能力が必要なのか、この本に必要な要素が含まれていそうであること。
そのためにどのような状態にするべきか
例：是非これを買ってみたい、人に薦めてみたいという状態

8. ターゲットプロファイルの作成
ターゲットが分からないと期待値もわからない。以下のように
ターゲットを把握したうえで、何をつたえるのか仮説をたてる
ゲタ
ッー
ト
①メインターゲット
人物像
①
プ
ロ
フ
ァ
イ
ル
②
情報
①
②
仮
説
各ターゲットの役割や関心
保有情報の広さと深さ
②サブターゲット
期待
「どうしてほしいか」
理解
「どのくらい理解しているか」
「何をどうやって伝えるか」という方針
Step１
目的
Step２タ
ゲット
Step３
メッセージ
Step４
構成
Step５ ビジュ
アル化

9. Step１
目的
メッセージの作成
Step２タ
ゲット
Step４
構成
ロジックの通ったメッセージを作成し、その後それが伝わるス
トーリーを考える
メッセージ
メインメッセージ
サブメッセージ
ストーリー
セクション
Step３
メッセージ
Step５ ビジュ
アル化

10. Step１
目的
ページ構成
Step２タ
ゲット
Step３
メッセージ
Step４
構成
Step５ ビジュ
アル化
資料を作る前に、まず全体の構成・色・書式などを決めてしまう
ガイド
メッセージライン
グラフ・表・チャート領域

11. Step１
目的
ビジュアルの種類
Step２タ
ゲット
Step３
メッセージ
Step４
構成
Step５ ビジュ
アル化
メッセージを表現するビジュアルオブジェクトとメッセージを理
解しやすくするためのビジュアルエフェクトがある
ビジュアルオブジェクト
ビジュアルエフェクト
•表
•カラーリング
•グラフ
•イラスト
•チャート
•アニメーション
種類
加工テクニック例
表
セルに書かれている文字・数値を減らす
着眼点を明示する
グラフ
スケール、目盛り線などを変える
違いを際立たせる
チャー
ト
標準チャートを徹底的に利用する
比喩やキーワードを抽出し、位置づけを明確にする

12. テンプレートイメージ
Step１
目的
Step２タ
ゲット
Step３
メッセージ
Step４
構成
Step５ ビジュ
アル化
本書を読んだ人は以下のようなパワーポイントで作成された図の
テンプレートがダウンロードできます。本当に会社で使われてい
るものかも？

13. 身につけるためのトレーニング
資料作成前のステップをしっかり考えるのが重要
常に意識してやること
目的・ターゲットを必ず事前に考える

14. 文献情報
題名:プロの資料作成力 [単行本（ソフトカバー）]
著者:清水 久三子
単行本（ソフトカバー）: 189ページ
出版社: 東洋経済新報社 (2012/5/25)

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