More Related Content
Similar to パーソナルブランドを視覚化する研究
Similar to パーソナルブランドを視覚化する研究 (20)
パーソナルブランドを視覚化する研究
- 4. 研 究 の 背 景 と 目 的
会社や学歴に頼らない個性が必要とされている
パーソナルブランドを伝えるための方法が確立されていない
これからは会社名や大学名に頼らず、
自分の資質や技能、経験を頼りにすることが重要である。
パーソナルブランディングを行うための方法は数多くあるが、
それを伝える方法が少ない。
- 5. 研 究 の 背 景 と 目 的
会社や学歴に頼らない個性が必要とされている
パーソナルブランドを伝えるための方法が確立されていない
相手に魅力的に的確に伝えるための視覚化のための手法を提案する
パーソナルブランドの理解だけでなく視覚化についても手法を提案し、パーソナルブラ
ンドが相手により魅力的に的確に伝えられるようにする。
自分自身でパーソナルブランドを行うための手法を提案する
自身のパーソナルブランドを明確にするだけでなく、自分のライフプランについても考
えることができる手法を提案する。
- 6. 文 献 調 査 : 本 研 究 に お け る 定 義
パーソナルブランドの定義
自分にまつわる事実や特徴を明らかにしそれを周囲に伝えること。
「Me2.0 / ダン・ショーベル、イヴ・ピニュール著 」より
- 8. 研 究 の 流 れ
文献調査
手法の分類
実験計画
予備実験
「パーソナルブランド」や「ブランド構築」
2つのキーワードに関連した文献
「Business Model YOU」と「パーソナル・マーケティング」
2つの文献から手法をリストアップし、分類
手法の手順の検討、シートの準備
パートナーを設定し
自分とパートナーのパーソナルブランディングの実施
- 9. 研 究 の 流 れ
文献調査
手法の分類
実験計画
予備実験
「パーソナルブランド」や「ブランド構築」
2つのキーワードに関連した文献
「Business Model YOU」と「パーソナル・マーケティング」
2つの文献から手法をリストアップし、分類
手法の手順の検討、シートの準備
パートナーを設定し
自分とパートナーのパーソナルブランディングの実施
- 10. 文 献 調 査
たのしいインフォグラフィック入門 / 櫻田潤
Business Model Generation / アレックス・オスターワルダー
ブランディングにおける物語効果 / 設樂剛、桑原武夫
ブランドマネジメント / 福田正彦
ブランドマッピング / 小川孔輔
ブランド構築におけるデザイン要素の研究 / 北島己佐吉
Business Model YOU / ティム・クラーク、アレックス・オスターワルダー、イヴ・ピニュール
Me2.0 / ダン・ショーベル、イヴ・ピニュール
パーソナル・マーケティング / 本田直之
プラットフォームブランディング / 川上慎市郎、山口義宏
「パーソナルブランド」や「ブランド構築」
に関する文献の調査を行った。
- 11. 文 献 調 査
たのしいインフォグラフィック入門 / 櫻田潤
Business Model Generation / アレックス・オスターワルダー
ブランディングにおける物語効果 / 設樂剛、桑原武夫
ブランドマネジメント / 福田正彦
ブランドマッピング / 小川孔輔
ブランド構築におけるデザイン要素の研究 / 北島己佐吉
Business Model YOU / ティム・クラーク、アレックス・オスターワルダー、イヴ・ピニュール
Me2.0 / ダン・ショーベル、イヴ・ピニュール
パーソナル・マーケティング / 本田直之
プラットフォームブランディング / 川上慎市郎、山口義宏
ブランディング手法や重要な理論の記述がある
以下の4つの文献を中心に研究を進めた。
- 12. 文 献 調 査
以上の4つの文献から3つのことを得た。
(プラットフォームブランディング、Business Model YOU、パーソナルブマーケティング)
1.ブランドには一貫性が重要である
2.ライフラインを描くことが重要である
3.目標を立てることが重要である
- 13. 文 献 調 査
以上の4つの文献から3つのことを得た。
(プラットフォームブランディング、Business Model YOU、パーソナルブマーケティング)
1.ブランドには一貫性が重要である
2.ライフラインを描くことが重要である
3.目標を立てることが重要である
過 去 現 在 未 来
パーソナルブランドにおいても一貫性は必要であるため
「過去、現在、未来」を考慮しながら
パーソナルブランディングを行うことが重要であると考えた。
- 14. 研 究 の 流 れ
文献調査
手法の分類
実験計画
予備実験
「パーソナルブランド」や「ブランド構築」
2つのキーワードに関連した文献
「Business Model YOU」と「パーソナル・マーケティング」
2つの文献から手法をリストアップし、分類
手法の手順の検討、シートの準備
パートナーを設定し
自分とパートナーのパーソナルブランディングの実施
- 15. Business Model YOU パーソナル・マーケティング
2つの文献から手法をリストアップした。
・パーソナルキャンバス
・ライフホイールエクササイズ
・私はどんな人インタビュー
・複数の役割パーソナルキャンバス
・ライフラインの視覚化
・個性傾向グラフ
・資質発見リスト
・私が取り組んでいることインタビュー
・キャリアの目的の視覚化
・パーソナルキャンバス再構築のためのインタビュー
・私のビジネス価値算出
・パーソナルモデル市場テスト
・名刺を渡さずに自己紹介エクササイズ
・持ってほしいイメージプロフィール
・将来の私プロフィール
・自分にタグ付け手法
・アンチタグリスト手法
・私のどんなところに興味あるインタビュー
・転職エージェントによる客観的評価
・競合分析マトリックス
・教えられること、得意なことリストアップ
・誰の役に立つかエクササイズ→成功人分析
・相手のニーズを考えるエクササイズ
・ニーズを読み取るためにやっていることインタビュー
・成功経験リストアップ→成功経験要因思考エクササイズ
・経験やスキルを目次で視覚化(強み掛け算法)
・私のコンテンツキャッチフレーズリストアップ
・セルフメディア活用真似っこ法
・パーソナルマーケティングマトリックス
・ブランド接点デザイン
手 法 の 分 類
- 27. 研 究 の 流 れ
文献調査
手法の分類
実験計画
予備実験
「パーソナルブランド」や「ブランド構築」
2つのキーワードに関連した文献
「Business Model YOU」と「パーソナル・マーケティング」
2つの文献から手法をリストアップし、分類
手法の手順の検討、シートの準備
パートナーを設定し
自分とパートナーのパーソナルブランディングの実施
- 29. 予 備 実 験 : 計 画
パーソナルブランディングの手法の検証
目 的:パーソナルブランディングの手法6つを試用し、利点や欠点を見つける。
過去・現在・未来の仮説を検証する。
参加人数:2人(自分の特性をはっきりさせたい女性、研究のこと就職のことなどで悩んでいる男性)
実施場所:山崎研究室
実施時間:計5時間
内 容:6つの手法、パーソナルキャンバス(現在と未来)、資質発見リスト、自分にタグ付け手法、
パーソナルストーリー法、尊敬する人分析を使いパーソナルブランディングの視覚化を行った。
- 30. 予 備 実 験 : 手 順
過 去 現 在 未 来
未来のパーソナルキャンバス
資質発見リスト
自分にタグ付け手法
尊敬する人インタビュー
パーソナルストーリー法 現在のパーソナルキャンバス 12
3
4
5
6
- 31. 研 究 の 流 れ
文献調査
手法の分類
実験計画
予備実験
「パーソナルブランド」や「ブランド構築」
2つのキーワードに関連した文献
「Business Model YOU」と「パーソナル・マーケティング」
2つの文献から手法をリストアップし、分類
手法の手順の検討、シートの準備
パートナーを設定し
自分とパートナーのパーソナルブランディングの実施
- 32. 予 備 実 験
未来のパーソナルキャンバス
今自分がやりたいことを何年後にはじめていたいかを考えてもらい、
それについて未来のパーソナルキャンバスを書いてもらった。
- 33. 予 備 実 験
未来のパーソナルキャンバス
今自分がやりたいことを何年後にはじめていたいかを考えてもらい、
それについて未来のパーソナルキャンバスを書いてもらった。
仕事かプライベートかの設定は人によって違う
Business Model YOUには「生計を立てていること
について書く」とあったがパーソナルブランドを取り
上げているため、今回はどちらでもよいとした。
収入、コストには金銭面以外のことを書くべき
パーソナル向けにするならば、収入にはどのようなス
キルを得るかコストには自分のマイナス面がどのよう
に変わるかを書き込んだほうがよい。
- 34. 予 備 実 験
現在のパーソナルキャンバス
現在の自分が未来の自分と比較するために、
現在の自分の特性を考えてもらうために現在のパーソナルキャンバスを書いてもらった。
- 35. 予 備 実 験
現在についてはっきり認識できてない
現在の自分をはっきり分かっていないため、未来のキ
ャンバスに比べ現在の自分のキャンバスは書くのに時
間がかかった。
現在のパーソナルキャンバス
現在の自分が未来の自分と比較するために、
現在の自分の特性を考えてもらうために現在のパーソナルキャンバスを書いてもらった。
他の手法で補う
現在の特性を見つけるための手法を使うことで現在の
キャンバスが補うことができた。
- 36. 予 備 実 験
資質発見リスト
Business Model YOUの資質発見リストをパートナーと一緒にマークしてもらった。
Yさんの自己診断
パートナーが
Yさんを診断
マークしたワードについて
エピソードを話す
マークしたワードについて
エピソードを話す
- 37. 予 備 実 験
資質発見リスト
Business Model YOUの資質発見リストをパートナーと一緒にマークしてもらった。
Yさんの自己診断
パートナーが
Yさんを診断
マークしたワードについて
エピソードを話す
マークしたワードについて
エピソードを話す
自分の特性に気づいたり、自身をもったりできる
パートナーに記入してもらうことで新たな資質に気づ
けることはもちろん、パートナーがこれまで自分が認
知していた資質について気づいていることを知ること
で自身につながる。
262のワードの問題点
意味がわかりづらいワードや似た意味のワードが複数
ある。また親しい相手だからこそマイナスな面もいい
たいがリストにないため言えない問題があった。
- 38. 予 備 実 験
自分にタグ付け手法
自分が好きなこと、興味があることなどを思いつく限り書き出してもらった。
- 39. 予 備 実 験
自分にタグ付け手法
自分が好きなこと、興味があることなどを思いつく限り書き出してもらった。
自分のやりたいことが見つかる
自分の好きなことや興味があることを見つめ直すこと
で、やりたいことが見つかりやすくなった。
- 40. 予 備 実 験
尊敬する人インタビュー
尊敬する人についてどのようなところを尊敬しているのかエピソードを中心に聞き出す方法をとった。
- 41. 予 備 実 験
尊敬する人インタビュー
尊敬する人についてどのようなところを尊敬しているのかエピソードを中心に聞き出す方法をとった。
目標が立てやすくなる
尊敬する人を見つけることで目標が立てやすくなる。
仕事面とプライベート面の尊敬
尊敬する人インタビューを行っていた際に尊敬する人
には2つのパターンがあることに気がついた。ひとつ
は仕事面、もうひとつはプライベート面である。
- 42. 予 備 実 験
パーソナルストーリー法
現在の自分に至った経緯を思い出してもらいパートナーがイラストで書き起こした。
赤ん坊時代 高校時代 学部生時代 院生時代
- 43. 予 備 実 験
パーソナルストーリー法
現在の自分に至った経緯を思い出してもらいパートナーがイラストで書き起こした。
赤ん坊時代 高校時代 学部生時代 院生時代
一貫した考え方、やり方が見つかる
エピソードを書き起こすことで今の自分にどうやって
至ったかを思い出すことができ、さらに一貫した考え
方ややり方を見つけることができた。
誰でもストーリーを書き起こせるように
誰でもブランディングができる手法を提案することが
目的であるため、誰でも視覚化をしながらかけるよう
なシートが必要である。
- 44. 予 備 実 験
実験全体を通して
戻ることでキャンバスに書けることが増えたり、変わったりするため
手順を一通り使った後にキャンバスに戻ることが必要である
もっと効率のよい手順がある可能性があるため、検証が必要である
- 46. 今 後 の 展 望
オリジナルで足した手法の有効性を検証する
今回の実験ではオリジナルで足した手法の有効性が検証できなかったため、
次回からは有効性を検証するためにインタビューを行う。
それぞれの手法の結果を一覧できるようにする
6つの実験を行ったが、全てを時間軸で一覧するまでには至らなかった。
一覧することで振り返りや比較がしやすくなると考えているため今後検証するためにも必要である。
ブランドを視覚化し魅力的に伝えるための方法の検討を行う
本研究の目的「相手に魅力的に的確に伝えるための視覚化のための手法を提案する」を達成するために
パーソナルブランドを相手に的確に魅力的に伝えるための方法の検討も行う。
少しの時間見せるだけでも相手により強い印象を持ってもらうためのプレゼンテーションツールの制作を行う。
それぞれの手法のためのシートを作成する
複数人に対して手法の検証を行うためにそれぞれの手法のための統一されたシートを作成する。
また全ての分析結果を一覧するためのシートの作成も行う。