本を読む速度をあげるために参考になる本として、「あなたもいままでの10倍速く本が読める」のフォトリーディング部分以外を紹介しました。 元のブログ記事は以下 http://bijikin.blog.fc2.com/blog-entry-4.html

1. “あなたもいままでの10倍速く
本が読める”
のフォトリーディング部分以
外を読んで活かす
ビジネス筋力トレーニング

2. 目次
文献情報
目的
お断り
本の構造例（特にビジネス本）
速読の流れ
まずは目的
プレビューでやること
アクティベーションでやること
高速リーディングでやること
結局こういうこと？
トレーニング

3. 文献情報
題名:[新版]あなたもいままでの10倍速く本が読める [単行本（ソフト
カバー）]
著者:ポール R.シーリィ (著), 神田 昌典 (監修), 井上 久美 (翻訳)
単行本（ソフトカバー）: 318ページ
出版社: フォレスト出版; 新版 (2009/11/9)

4. 目的
この本を読むことによって目指すゴール
• 本を早く読むことができるようになることで、ビジネスに必
要な能力を効率的に身につける
すくなくとも
• 目次に目を通さない
• 最初の1ページ目から順にじっくり読んでいく
という読み方でビジネス書を読んでいる方は何かしらの別の読
書方法を身につけた方がより効率的。

5. お断り
前提として記載しておきます。
• いわゆるフォトリーディングというのは私はできません。（で
きるようになろうとも思いませんでした）
• それができなくても、十分速度を上げて本を読むことができま
す。
• じゃあなんでこの本を？となるとは思いますが、フォトリー
ディングしなくても速読に必要な要素がこの本に比較的わかり
やすく整理されていると感じたため紹介させていただきました。
【参考】私がフォトリーディングをできるようになろうとしなかった理由
・この本を読んでフォトリーディング時の目の使い方が3D視力回復のようなのを見る
時の目の使い方と同じように私には感じられた
・3Dに見れるようなものを、3D視力回復の目の使い方で見たからといって別に記憶に
しっかり残るわけでもなければ早く読めるわけでもないと感じた
・それを普通の本に適用したところで・・・と個人的には感じてしまった
というわけで所謂フォトリーディング自体には取り組まないことにしました。

6. 本の構造例（特にビジネス本）
ビジネス本に関しては論理構造が明確になっているものが多い
この構造がわかれば主張がわかり、早く本を読むことができる。
詳細をいきなり読むという読み方はしない。
タイトル
主題
目次
主張1
章
詳細
主張1-1
詳細
主張1-2
詳細
主張2
主張1
まとめ
まとめ
詳細をいきなり読むという読み方をしない！！
主張2-1

7. 速読の流れ
• 目的を明確にする
準備
• 集中する
• 文書を調査する。全体を飛ばし読み。目次等はしっかり読む。文書の構造を理解する。
• キーワードを見つける
プレビュー
• 読書方針を再検討する
フォトリー • ここでは割愛（なくても十分速読できる）
ディング
• プレビューでわいた自分の疑問の回答が書いてありそうな箇所を探して、一部読んでみる
アクティ
ベーション
• マインドマップを書く。（自分なりにまとめてみる）
• 前で見つけた重要そうな所を早めの速度で読む。理解できなければゆっくりでもOK
高速リー
ディング

8. まずは目的
何のためにこの本を読みたいのか明確にしてください
この能力をつけたいから読む！！
など。ビジネス書は目的なく読んでも何も残らないです。

9. プレビューでやること
この本は主にどういうことを言おうとしているのか。キーワード
は何か？を把握する
効率的にするために、重要な箇所を見る。
・タイトル、目次、背表紙の人の推薦、巻末まとめ等
・それ以外は1ページ1秒程度で流し読み。
この本の構造はどうなのか？を把握する。章ごとにまとめが書い
てあるのか、まとめの章があるのか。など。
それを踏まえてこの本をまだ読むのか決める。

10. プレビューでやること イメージ
• 下の図の構造のような本であった場合のプレビューでのアウト
プット
• この本は主張１・主張２がありそうだ。
• キーワードとしてxx、xxというのがありそうだ。
• この本は主張ごとにまとめと、各章にもまとめが書いてあ
りそうだ。
• 自分の目的には主張１が理解できればよさそうだ。
タイトル
主題
目次
主張1
章
詳細
主張1-1
詳細
詳細
主張1-2
まとめ
主張2
主張1
まとめ
主張2-1

11. アクティベーションでやること イメージ
• 自分の目的にあってそうなのは主張1であり、最後にまとめが
あるのがわかったので主張１のまとめ部分をさっと読んでみる。
• その他流し読みして気になった部分を数行読んで理解を深める。
さらに疑問がわいてくればさらに良し
• （主張１まとめをピックアップするのがスーパーリーディング、
その中を一部読んでみるのがディッピングというイメージ）
タイトル
主題
目次
主張1
章
詳細
主張1-1
詳細
主張1-2
詳細
まとめ
主張2
主張1
まとめ
主張2-1

12. 高速リーディングでやること イメージ
自分の知りたい内容主張１が大体わかって疑問もわいてきたので、
主張１全体を早めに読んでみる。
特にわからないところはじっくり読む
興味があれば主張２ももう少し流し読みしてみる
タイトル
主題
目次
主張1
章
詳細
主張1-1
詳細
主張1-2
詳細
まとめ
主張2
主張1
まとめ
主張2-1

13. 結局こういうこと？
簡単にいってしまうとタダ位置から読むのではなく、
目的を明確に持って論理構造を理解して読むのが重要
自分が理解し
目的を明確に
論理構造を
知りたい所を
たいレベルま
把握
ざっと読む
でじっくり読
む

14. 身につけるためのトレーニング
起点になるのは目的。
そのうえで本の構造を理解してから、自分に必要な部分を読む。
定常的にやること
なぜこの本を読むのか明確に目的をもつ
目次はしっかり読む