2014年第3回DCC産学交流フォーラム：gacco事務局による報告のスライドです

1. NTTナレッジ･スクウェア株式会社
ga003「国際安全保障論」制作＆運営プロデュース担当
青木 秀
日本初 MOOCサービス
ga003「国際安全保障論」に関するご報告
2014/9/18 ＠DCC産学交流フォーラム
（JMOOC公認）

2. サービス概要 （特徴）
1
・大学教授陣による本格的な講義を、年代や学生・社会人等の区別なく、 無料でオンライン受講可能
・一般的な大学の講義と同様に受講期間を設け、一定の修了条件を満たすと修了証を発行
・一部の講座では、オンライン学習をもとに対面で発展的な講義を行う「反転学習コース」を有料提供
http://gacco.org/
©栗崎先生＆奥様

3. プロジェクト概要
■日本の実態に即した社会学習基盤の確立
＜目的＞
■日本人の学習力向上に寄与するとともに、その成果をアジア諸国を中心に海外へ提供
他教育サービス
との連携
2014年2月3日サービス開始
１講座当り数千～数万人の受講生を目標
オンライン学習サービス
＋ 対面授業など
日本オープンオンライン教育推進協議会
(JMOOC)
連
携
・
サ
ポ
ー
ト
＜発起人代表＞
白井克彦（早稲田大学学事顧問、
放送大学学園理事長）
＜ 同副代表＞
安西祐一郎（慶應義塾大学学事顧問、
学術振興協会理事長）
・産業界発起人及び高等教育領域発
起人を含め、多数の会員が参加予定
・2013年10月11日発足発表
NTTドコモ＆東京大学共同プロジェクト
・反転学習に関する共同研究の実施
・2013年10月スタート
×
2
JMOOC公認

4. 3
①ビデオ講義
10分×10本程度
【学習時間】1週間90分程度
ディスカッション
適宜
②クイズ
選択式問題×10問程度
【学習時間】毎週1時間程度
②レポート
【学習時間】毎週1時間程度
④最終クイズ
選択＋記述式問題×20問程
度
【学習時間】2時間程度
④最終レポート
【学習時間】2時間程度
③反転授業
2週間に1回
2時間程度の集合型学習
and/or
and/or
毎
週
の
学
習
コ
ー
ス
の
み
反
転
学
習
最
終
週
の
学
習
⑤修了証発行
PDF版の修了証
を発行
サービス概要 （受講フロー）
・約10分×数本のビデオ講義をベースに、ディスカッションに参加。週末クイズ／レポートに取り組む
・（反転学習コースの場合）参加すれば理解が深まり、受講者同士のコミュニケーションが活性化
・最終課題のクイズ／レポートを提出。相互採点機能を使えば、大量のレポートを先生が評価するので
はなく、受講者同士により評価することが可能。

5. 4
ラインナップ ／ 「国際安全保障論」はgacco第3弾講座として開講

6. 【登録会員属性】
・会員プロフィールは、男性７割、女性３割。
・30代～50代が全体の6割を占める。
・６割が大卒以上。
gacco近況 （2014年9月18日現在）

7. ga003「国際安全保障論」について
 gacco第3弾講座として開講
 2014年1月15日 プロモーションビデオ撮影
 2月3日 gaccoサービス開始とともに募集開始（東大・慶大・早大の3講座）
 2月13・14日撮影

8.  6月1週目 gaccoシステムに相互採点機能を実装完了
 6月6日～ コンテンツ登録＆チェック
ga003「国際安全保障論」について
 5月14日 早稲田大学にて栗崎先生の授業見学
 6月16日 「国際安全保障論」開講 (登録者総数：12,068名 *最終締切時）

9. gaccoにおける「国際安全保障論」の取り組み・気づき
 初の相互採点（ピアレビュー）導入
→システムの理解不足による混乱、困惑の声もあったが、
好評を得た
・TAさんによる「相互採点コンセプト紹介映像」
・ディスカッションでの好評のスパイラル
・「配点の妙」
 初の「クロマキー合成撮影」講座
→後編集ほぼ無し ／ ライブ感＆スピード感が好評
参考：ga001「日本中世の自由と平等」 参考：ga002「インターネット」 参考：ga003「国際安全保障論」

10. gaccoにおける「国際安全保障論」の取り組み・気づき
 初の「TA参加によるMeet-Up」開催 （7月20日）
Edmaps 7/29

11. gaccoにおける「国際安全保障論」の取り組み・気づき
 ディスカッション（掲示板）上の「炎上なし」
→善良な受講者による自治
 “体育会系” 課題ボリューム （毎週15問のテスト／毎週レポート課題）
→「配点」の妙 ／ ディスカッションでの盛り上げ
課題概要
Week
クイズ
レポート
（文字数・相互採点人数）
選択問題[回答3回まで]
400字目安
相互採点人数5名／被採点人数3名
15％ （問題数15問 5択式） 5%
選択問題[回答3回まで]
400字目安
相互採点人数5名／被採点人数3名
15％ （問題数15問 5択式） 5%
選択問題[回答3回まで]
800字目安
相互採点人数5名／被採点人数3名
15％ （問題数15問 5択式） 10%
選択問題[回答3回まで]
800字目安
相互採点人数5名／被採点人数3名
15％ （問題数15問 5択式） 20%
Weight
100%
Week1
Week2
Week3
Week4
60% 40%
 「無料」＝モチベーションが低いわけではない
／ さらには高めることができる

12. 0.00%
10.00%
20.00%
30.00%
40.00%
50.00%
60.00%
70.00%
80.00%
90.00%
100.00%
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
16,000
18,000
20,000 1-1.戦争の原因戦争の定義
1-2.戦争の原因国際紛争のモ
1-3.戦争の原因平和解決の条
1-4.戦争の原因戦争のパズル
1-5.戦争の原因戦争原因として
1-6.戦争の原因戦争原因として
1-7.戦争の原因国際危機と不
1-8.戦争の原因国際危機と不
1-9.戦争の原因戦争原因として
2-1.戦争の原因力を巡る紛争
2-2.戦争の原因先制攻撃
2-3.戦争の原因予防戦争
2-4.戦争の原因戦争原因として
2-5.国内政治と国際紛争2レベ
2-6.国内政治と国際紛争「ウワ
2-7.国内政治と国際紛争「ウワ
2-8.国内政治と国際紛争軍部
2-9.国内政治と国際紛争デモク
2-10.国内政治と国際紛争デモ
3-1.抑止と安全保障抑止の定
3-2.抑止と安全保障抑止の条
3-3.抑止と安全保障拡大抑止
3-4.抑止と安全保障核革命と核
3-5.抑止と安全保障核抑止戦
3-6.抑止と安全保障核抑止の
3-7.抑止と安全保障ミサイル防
4-1.同盟と安全保障安全保障
4-2.同盟と安全保障同盟の定
4-3.同盟と安全保障日米同盟
4-4.同盟と安全保障同盟のパ
4-5.同盟と安全保障同盟の政
4-6.同盟と安全保障そして、な
4-7.同盟と安全保障日米同盟
再生数 対登録数 対1-1
参考データ： ga003「国際安全保障論」 動画再生数

13. ご清聴ありがとうございました。
‐ Special Thanks -
栗崎周平 先生
安井清峰 様／玉水玲央 様／武井槙人 様
早稲田大学 大学総合研究センターの皆様
授業見学させていただいた早稲田大学学生の皆様