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井垣 宏
大阪工業大学 情報科学部
情報システム学科
オンライン授業の進め方(教員向け)
© Hiroshi Igaki 2
基本的に反転授業形式
 第n回の授業前日までに第n回講義ビデオを見て課題を実施・提出させる
各回の授業では,課題の実施状況に応じた解説などを行う
 正解率が低い課題や学生が難しいと書いた課題(提出時にアンケートを取る)
を中心に説明する
 次回講義ビデオの内容にすこし触れても良いし,特定の課題についてのグルー
プワークなどをさせても良い
目指すオンライン授業の流れ
1 2 3
第2回講義ビデオ閲覧
第2回課題実施・提出
学生
教員
第3回講義ビデオ準備
第3回課題準備
第3回講義ビデオ閲覧
第3回課題実施・提出
第4回講義ビデオ準備
第4回課題準備
ライブ
講義
ライブ
講義
ライブ
講義
© Hiroshi Igaki 3
この授業は録画済みのビデオストリーミング(以降
講義ビデオ)と時間割通りに開始されるビデオミー
ティング(以降ライブ講義)の2本立てで実施する
 学生は上記を閲覧し,課題を提出すればその回の授業に出席
したものとみなされる
講義ビデオ,ライブ講義や課題提出先URL等につ
いては各授業の紹介ページで確認すること
中間試験,期末試験等で困らないよう,すべての
課題を独力で解けるようになっておくこと
オンライン授業の受け方
学生向け説明
© Hiroshi Igaki 4
講義資料
 PowerPoint等,Acrobat等(PDF作成)
 Gdrive, OneDriveなど
講義ビデオ
 MS Stream
 動画ファイルをGdriveなどで共有するだけだと,自動字幕生成などの便利な機能
が一切使えない.youtubeでも良いが,大学アカウントでは使えないので・・.
ライブ講義
 Google Hangouts Meet, Teams, Zoom
 インタラクティブにできることが望ましい(なのでライブストリームだときつい).ライ
ブ講義の流れでグループワークをさせる場合はZoom.他にGoogle Classroomや
Teamsも頑張れば学生同士でのビデオミーティングがいけるかも.
課題提出
 Gform, MSFormsなどフォームを利用することが望ましい(課題の実施状況
確認や講義に対する感想を同時に回収したいので)
利用するサービス
© Hiroshi Igaki 5
パソコン
 タッチできる液晶のほうがホワイトボード機能などをライブ講義で使う場合は
望ましいが,普通の液晶+マウスでもある程度はなんとかなる
 カメラ・マイクは教員は必須
スピーカーマイク
 手が塞がらないヘッドセットか首にかけるようなスピーカーマイクがあったほ
うが楽.Bluetooth接続推奨
 井垣は->JBL SoundGear BTA ウェアラブルネックスピーカー利用
 教室でやるのであれば歩き回ってもマイクで喋ればある程度はパソコンのマ
イクで拾ってもらえるかも(要検証)
ポインタ
 講義ビデオ作成時や動画配信時を考えると,物理的なポインタよりマウスを
操作できるようなPC内ポインタが操作できるデバイスがあると良い
 Logicool Spotlightが最強
利用する機材
© Hiroshi Igaki 6
コントロールソフトはインストールしておくべき
 ワイド/標準の設定
 自動フォーカス
 自動ホワイトバランス
PCの前で喋るだけなら
オートで良いが,板書等
を撮影する場合は自動
は切ったほうが良い
Webカメラの設定
© Hiroshi Igaki 7
初回授業及び通常授業開始前
 Pre1.オンライン授業の進め方と各ツールのマニュアルを作成
 PDF及び講義ビデオ
 Pre2. 初回授業のための講義ビデオと実施課題を作成
 Pre3. 課題提出のためのフォーム作成
 Pre4. 学生に1~3の各資料・ビデオを周知
 Pre5. 第2回講義のための講義ビデオと実施課題を作成
2回目以降の授業の場合もPre2~5は同じ
実装例:コンピュータ入門(IS)
© Hiroshi Igaki 8
 ↓はMS Streamにアップロードされた録画ビデオ閲覧画面です
 hangouts meetライブストリームと何が違うか分かりますか?
講義ビデオ作成のすゝめ
字幕機能(自動生成),再生・停止機能,2倍速モードなどなど
ライブストリームは飛ばせない,戻れない,聞き逃すと聞き逃したまま,容量も数倍大きくなる
録画した動画を公開する際もMS StreamにUPするのをおすすめします
© Hiroshi Igaki 9
実施形態によるメリット・デメリット
Hangouts Meet
LiveStream
LSを録画したもの
をGdriveに
録画ビデオ(事前作
成) on MS Stream
Pros
• その場で実施できる
• 会場に学生がいるな
らその学生にとってだ
けメリット
Cons
• 巻き戻せない
• 早送りできない
• 字幕なし
• 聞き逃すと聞き逃した
まま
• 容量大きい(要検証)
• トラブルに弱い(PCトラ
ブル & ネットワークトラ
ブル*2(配信者 & 受
信者)
• トラブル対応が大変
Pros
• LiveStreamの副産物
• LiveStreamより容量
が小さい(要検証)
• Gから送られてきた
URLを公開するだけ
なので楽
Cons
• 字幕なし
• どうしても超長時間に
なる
• トラブル時に録画が失
敗している可能性あり
Pros
• 字幕,早送り・巻き戻
し・スキップ・早回し
• LiveStreamより容量が
小さい(要検証)
• 事前に録画できるのでト
ラブルとは無縁
• サポート人員の手配も
容易
• 好きな長さで作れる
Cons
• 動画をUPする手間
• 強いて言うなら授業前
に録画する必要がある
こと
© Hiroshi Igaki 10
Google Hangouts Meet > Google Hangouts
Meet Live Stream > MS Stream (Live Stream
録画 on Gdrive)
 正確な値については要検証
学生には下記程度の通信速度・通信量が必要と
伝えてある
 一ヶ月あたりの通信量が20~40GB(ギガバイト)程度以上,通
信速度が 5Mbps(メガビーピーエス)以上推奨
通信量について
© Hiroshi Igaki 11
ビデオ講義を1時間見ると概ね300MB~500MB
の通信量が必要
 1日に2~3コマでビデオ講義が1日3時間程度だとすると1日に1
~2GB,1週間に5~10GB,1ヶ月で20~40GB程度の通信量が
必要になる
グループディスカッションなどの場合5Mbps程度の
通信速度が推奨されている
 youtubeの通常の動画であれば500Kbps~1Mbps程度
多少具体的な話(通信量と通信速度)
© Hiroshi Igaki 12
ちなみに..
Web会議で消費するデータ通信量はどのくらい?どんなモバイル通信をえらぶべき?,
https://www.wimax-speed.com/2018/07/01/web_kaigi/
東京大学人文情報学,オンライン講義の通信量,
https://scrapbox.io/utdh/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AC%9B%E7%BE%A
9%E3%81%AE%E9%80%9A%E4%BF%A1%E9%87%8F
これが正しければ,月当たりの通信量は90GB必要.
要検証.ネットワーク系の方誰か手伝ってください.
恐らくLive Streamは素のMeetより少ない.素の
Meetは参加人数に依存しそう.
この説明をしているフォーラム終了後にチェックしたところでは
素のMeetが2h22mで1.33GB.1hで562MB.ライブストリームはこ
れの半分弱程度らしい
© Hiroshi Igaki 13
基本的には反転授業形式
 ライブ講義ではインタラクティブな感じで学生との対話や課題の解説を行う
授業時刻に講義ビデオを公開し,教員がオンラインで待
機していて質問に答えるのもありかも
 大学に学生が来た場合も演習室で参加させる
 メールやただのチャットなどで対応するのでも良いかも
講義ビデオを利用した講義パターン
1 2 3
第2回講義ビデオ閲覧
第2回課題実施・提出
学生
教員
第3回講義ビデオ準備
第3回課題準備
第3回講義ビデオ閲覧
第3回課題実施・提出
第4回講義ビデオ準備
第4回課題準備
ライブ
講義
ライブ
講義
ライブ
講義
© Hiroshi Igaki 14
Powerpointのスライドショーの記録->動画のエク
スポート
講義ビデオの簡単な作り方 その1
Pros
• パワポだけでOK
• スライドごとに録り
直しできる
Cons
• ポインタが表示さ
れない(らしい)の
でアニメーションが
重要
© Hiroshi Igaki 15
ビデオ会議システムに
ログインする
スライドを開始する
録画スタート
喋り終わったら終了
講義ビデオの簡単な作り方 その2
Pros
• クラウドでもローカルでも保存できる(ローカルな
らビデオ会議終了時に数秒で生成される)
Cons
• どこかにUPしない
と公開できない
Hangouts Meet
ZOOM
Pros
• URLをそのまま
公開できる
Cons
• クラウドに生成
するので10分程
度時間がかかる
© Hiroshi Igaki 16
デュアルディスプレイ必須
 片方のディスプレイを全画面表示し,その画面全体を録画する
 発表者ツールが使える
 顔画像も表示できる(あったほうが見る人のモチベーションが上がるとか)
電子ポインター必須
 どこを喋っているかを
指示できる
 アニメーションがなくても
注意を引ける
 Logicool Spotlightお勧め
講義ビデオの簡単な作り方 その2補足
これ
© Hiroshi Igaki 17
細かいことは気にしない
時間は10分前後まで
 早送りや字幕によるスキップが容易にできるのでそこまで気に
しなくても良い?
下手に加工するよりやり直すほうが楽
10分前後に内容を区切り,区切りごとに課題を
用意する
最悪見なくても資料を見れば何とか課題は解ける
ことが望ましい
講義ビデオの作り方 その2コツ
© Hiroshi Igaki 18
Microsoft Stream
 https://web.microsoftstream.com/
やること
 チャンネルを作る(授業名など)
 チャンネルを開いて動画をドラッグアンドドロップ
 動画に名前をつけて公開
気になること
 もしかして学生も同じチャンネルに動画アップロードできる?
細かい教員向けマニュアルは要望があれば作ります
 学生向けマニュアルはこの次から
講義ビデオのアップロード
© Hiroshi Igaki 19
講義紹介ページの講義ビデオURLにアクセス
 Office365へのサインインが必要
講義ビデオの見方(1)
~パソコンから~
閲覧したい講義ビデオを
選択する
一度フォローしておくと今
後アクセスしやすくなる
© Hiroshi Igaki 20
 再生ボタンをクリックすることで開始する
 をクリックし,「再生速度」を選択することで速度を変更できる
 必要に応じて速めるなどすると効率よく閲覧できる
講義ビデオの見方(2):再生速度の変更
~パソコンから~
© Hiroshi Igaki 21
講義ビデオの見方(3):トランスクリプト
~パソコンから~
自動生成された字幕を見ることができる.ビデオ
のどこで何が話されているかを把握するのに便利.
画面の横幅を広げると横にも表示できる.
ただし,あくまで自動生成なので細かいところは
結構間違っている
© Hiroshi Igaki 22
講義紹介ページの講義ビデオURLを
ブラウザから開く
講義ビデオの見方(1)
~スマホから~
閲覧したい講義ビデオを
選択する
一度フォローしておくと今
後アクセスしやすくなる
Office365への
サインインが必要
ビデオと講義
資料の対応
© Hiroshi Igaki 23
 再生ボタンをクリックすることで開始する
 をクリックし,「再生速度」を選択することで速度を変更できる
 必要に応じて速めるなどすると効率よく閲覧できる
講義ビデオの見方(2):再生と速度の変更
~スマホから~
再生ボタン
設定ボタン
© Hiroshi Igaki 24
講義ビデオの見方(3):トランスクリプト
~スマホから~
をクリックし,「トラン
スクリプト」を選択する
自動生成された字幕を見ることができる.ビデオ
のどこで何が話されているかを把握するのに便利.
ただし,あくまで自動生成なので細かいところは
結構間違っている
© Hiroshi Igaki 25
 Step1. ライブ講義を開始する(録画も開始する?)
 Step2. 各サービスの利用方法を説明する
 講義資料の見方,課題の実施・提出方法,ライブ講義への参加・利用方法
 理想的にはオンラインオリエンテーションで説明が終わっているはず
 Step3. 第1回講義内容の紹介
 Step4. 第1回課題の実施.可能であれば提出するところまで進め
る
 Step5. 第2回講義内容の簡単な紹介
授業時(初回)
© Hiroshi Igaki 26
録画済み講義ビデオを流すだけはNG
何らかの形でライブ講義が必要
 メール対応やチャット対応のみでは駄目か確認中
事前に講義ビデオ・課題が実施されていれば,課
題の提出結果にもとづいて講評が可能
 講評なので,必ずしも学生が見られなくても良い
 トラブっても問題なし.解答をWebに公開するとか,チャットや
メールで継続するとか.
 事前に講義終了時に解答はWebで公開します等伝えておくと良い
 講評を後で見たい学生用に録画しても良いかもしれない
 早く終わっても問題ない.講義内容自体は講義ビデオでカバー
されているので,そもそも時間管理が不要
授業時間中にやること
© Hiroshi Igaki 27
Post1.学生が提出した課題と同時に入力されるフォーム
の内容を確認する
フォーム
 ファイルアップロード
 課題ごとの難易度評価
 感想
何が難しかったか,正答率が低い課題はどれか,対応で
きる感想はどれかを確認する
授業後
© Hiroshi Igaki 28
提出方法比較
学内ネットワーク
ドライブ(post)
MS Forms
Pros
• なし
Cons
• VPN必要
• 負荷が集中すると落ちる
• 操作方法が難しい
• スマホ対応はさらに困難
• ファイル名が被るとアップ
ロードできない
Pros
• 負荷はクラウドサービス
が吸収してくれる
• パソコンでもスマホでも
同じように簡単に提出
できる
Cons
• 提出時にフォームを開か
ないといけない
ちなみに,Google FormじゃなくMS Formsを選んだ
理由は,G Suiteへのサインインが少しだけ
Office365より難しいため
課題の実施
~パソコンから~
© Hiroshi Igaki 30
課題の実施方法(1):レポートファイルのダウ
ンロード
レポートファイルのURLをブラウ
ザのアドレスバーに入力する
画面右上の をクリックしてメ
ニューを表示し,「ダウンロード」を
クリックする
保存される場所,ファイル名をよ
く確認して(変更しても良い),
「保存」をクリックする
保存される場所
ファイル名
サインインしていない場合はこ
こから「ダウンロード」できる
© Hiroshi Igaki 31
保存された場所,ファイル名を確認してレポート
ファイルを開く
課題の実施方法(2):レポートファイルを開く
「編集を有効にする」をクリックする
© Hiroshi Igaki 32
方法1: レポートファイルを印刷し,手書きで課題を解く
方法2:適当なA4サイズ程度の紙やノートに「タイトル:{授
業名}」「第何回のレポートか」「日付」「学生番号」「氏名」
を記述し,手書きで解く
方法3:レポートファイルに
パソコン上で課題を実施し
解答を記述する
課題の実施方法(3):3通りの実施方法
以上3種類のいずれの
方法で実施しても良い
課題の提出
~パソコンから~
© Hiroshi Igaki 34
講義紹介ページの課題提出
フォームURLにアクセス
 Office365へのサインインが必要
課題の提出方法(1):MS Formsの開き方
~パソコンから~
© Hiroshi Igaki 35
レポート用紙(ファイル)をフォームから提出する
提出の仕方は以下の2種類どちらでも良い
a. パソコン上で記述したレポート
ファイルをそのまま提出
b. 紙に手書きで記述したレポートを
スキャナやスマホなどで撮影・提出
課題の提出方法(2):ファイルアップロード
~パソコンから~
保存された場所
ファイル名
ファイルの保存された場
所からファイル名を選択
し,「開く」をクリックする
フォームを開いたら「ファイル
のアップロード」をクリックする
© Hiroshi Igaki 36
アップロードが成功した
ことを確認し,残りの設
問にも回答する
課題によってはここで
問題が課されることも
ある
課題の提出方法(3):フォームの回答と送信
~パソコンから~
アップロードに成功すると
ファイル名が表示される
課題を送信したことを自分でも
確認したい場合はチェックしてか
ら「送信」をクリックする
課題の提出
~スマホ(Android)から~
大きなファイルをダウンロードしたり,講義ビデオやライ
ブ講義を閲覧したりする際は,通信料金がかかること
を常に認識しておくこと!
WiFiの利用を強く推奨する
iPhoneでもおそらく同様の操作で利用できる
スマホの種類によってはMS社のアプリイン
ストールを指示される場合がある.その場合
はスマホアプリの指示に従うこと
© Hiroshi Igaki 38
 Office365にサインインし,課題提出フォームURLをブラウ
ザから開く
 ファイルアップロード(後述)や選択肢,記述等指示にした
がって正しく回答すること
課題の提出方法(1):フォームの表示
~スマホから~
© Hiroshi Igaki 39
課題の提出方法(2):ファイルのアップロード
~スマホから~
「ファイルのアップロード」をクリッ
クする
録音や録画についての確認ダイ
アログが開くので,「許可」する
レポートを撮影して提出する場合
は「カメラ」,ファイルで提出する
場合は「ファイル」をクリックする
© Hiroshi Igaki 40
「日付」「第何回のレポートか」「学
生番号」「氏名」等,指示された項
目が記述されていることを確認す
ること
スマホカメラに文書認識などの機
能がある場合は,別途撮影してお
き,「ファイル」から提出すると良い
アップロードに成功すると
ファイル名が表示される
課題の提出方法(3):レポートの撮影
~スマホから~
© Hiroshi Igaki 41
レポートを提出したことをメー
ルで確認したければチェック
をし,「送信」する
課題の提出方法(4):送信
~スマホから~
教員用
© Hiroshi Igaki 43
Office365 にアクセスし,教員アカウントでログイ
ンする
画面左上の をクリックし,
アプリ一覧を表示する
一覧から「Forms」を選択し,
クリックする
Microsoft Formsの起動
© Hiroshi Igaki 44
「新しいフォーム」を選択し,クリックする
クイズは解答と照らし合わせて採点ができる
新しいフォームの作成
© Hiroshi Igaki 45
「無題のフォーム」が開くので,「新規追加」をクリック
し,質問を追加する
 ここではファイルアップロード及び基本設定についてのみ紹介する
フォームの作成
© Hiroshi Igaki 46
「新規作成」から「ファイルのアップロード」を選択する
フォルダー作成についての確認が行われるので「OK」する
ファイルアップロード(1)
© Hiroshi Igaki 47
 「質問」欄にアップロードさせたいファイルについての説明を記述する
 ファイル数は通常1つでOKだが,複数ファイルになる場合は数字を
変更する(スマホ撮影の場合でもファイルサイズは10MBで十分)
 最後に「必須」を選択する
ファイルアップロード(2)
© Hiroshi Igaki 48
画面右上の をクリックし,
「設定」をクリック
設定を右のようにする
 「名前を記録」は必須,他は任意
 「終了日」の指定もしても良い
 「回答者に確認メール」を設定しておくと
学生が自分で提出を確認できる
フォームの設定
© Hiroshi Igaki 49
「新規追加」から「リッカート」を選択
リッカート(1)
質問には説明を書き,
ステートメントは項目
名,オプションには
選択肢を書きます.
具体例は次ページ
参照
© Hiroshi Igaki 50
リッカート(2):記入例
© Hiroshi Igaki 51
回答をクリックすると回
答した全学生の結果
が閲覧できる
提出された画像は「詳
細」から確認できる
「Excelで開く」をクリッ
クすると全学生の結果
をExcelでダウンロード
して確認できる
回答の確認と回収
© Hiroshi Igaki 52
フォーム画面右上の「共有」をク
リックして,フォームのURLを表
示する
「自分の所属組織内の・・」に
なっていることを確認すること
URLやQRコードでフォームURLが
取得できるので,学生に伝える
こと
URLの場合,短縮URLサービス
などを利用することで,短いURL
を学生に伝えられる
 ただし,民間のサービスを使うとセンターに怒られ
ます.センターの短縮URLサービスもあるので必要
な場合は依頼してください
URLの共有
URL QR
© Hiroshi Igaki 53
Step1. ビデオ講義を開始する(録画も開始する?)
Step2. 第2回課題の解説
 締め切りを第2回課題前日までにしておく
 適宜理解度の確認や学生をピックアップして解説させたり,学生にチームを
組ませて特定の課題について相談させたりする
 どこまでオンラインでインタラクティブに実施できるか?
授業時(2回目以降)
© Hiroshi Igaki 54
開始・終了時間をシビアに設定して同時に試験実
施
口頭試問
レポートで採点
試験実施風景を動画で流した状態で試験実施
学生によって異なる試験問題を作成して実施
試験及び評価に関する考察
© Hiroshi Igaki 55
クリッカー
 挙手させたり,簡単なクイズを出して○✕を答えさせたり
特定の学生をあてて喋らせる
 質問の回収と回答
 チャットでやっても良いし,マイクのある学生に声をかけても
学生成果物の評価
 画面共有等
教員カメラの加工
 顔認識機能付きカメラアプリなど
ミニクイズ,テスト
グループディスカッション
ライブ講義中に実施したいインタラクション
© Hiroshi Igaki 56
教員の問いかけに対して学生
一人ひとりが○✕や1~4を選択
し,結果を教員が見ることができるツール
 スマホアプリやWebアプリが多数ある
 http://www.clickest.net/ja/index.html
 別アプリを使わずに済むとその方が望ましいが..
ビデオ会議サービスで,Yes/No
などの意思を表明でき,数を
カウントできるものがあるらしい
クリッカー
© Hiroshi Igaki 57
学生マイクのミュート状態を教員がコントロールで
きれば,任意の学生のマイクミュートを外して意見
を聞くことができる
 授業開始時に教員がミュートコントロールすることを明記すべき
 クリッカーとあわせて,手を上げた学生に喋らせるなども
学生マイクのミュートは大事.開始時等に学生に
周知すべき.たまにハウリングを起こす学生がいる
とライブ講義が実施できなくなる
 Zoomは一括でミュートできる
 Hangouts Meet/Teamsは一括は無理
学生をあてて喋らせる
© Hiroshi Igaki 58
作成したものを学生に表示させ,その場で講評する
 MS PowerpointやGoogle Slide等を使って作成したものを共有させる
 画面共有機能を利用して表示する
学生の成果物の評価
Zoomでは注釈機能を使って,学生の
成果物に直接コメントをつけたりする
機能がある
© Hiroshi Igaki 59
画面共有機能
多くのビデオ会議サービスで画面共有が可能
 画面全体や特定のWindowを共有できる
動画再生を共有したりもできる
 ビデオなどを再生する際,音声もビデオ会議に流すにはコント
ロールパネルから設定が必要(Hangouts Meet)
 Zoomでは共有時に☑するだけで音声も共有できる
© Hiroshi Igaki 60
特に意味はないが,ちょっとした息抜きやアイキャッチに
 SnapCamera:https://snapcamera.snapchat.com/
 学生の集中力の補充に
教員カメラの加工
© Hiroshi Igaki 61
授業中にフォームなどを併用してミニクイ
ズやちょっとしたテストを実施する
クリッカーを利用したミニ
クイズの実施
Zoomでは投票機能が
付属していて,結果をCSVで
ダウンロードできる
ミニクイズ・テスト
© Hiroshi Igaki 62
学生ごとにビデオ講義をさせる
 事前に複数のビデオ講義を立てておいて,学生に行くように指示する?
Zoomには参加者を自動的に指定したセッションにランダ
ムに割り当てられる機能がある
 100人を10人ずつ10部屋になど
 ホストは自由にどの部屋にも出入り
できる
 メッセージも一括で送れる
グループディスカッション
© Hiroshi Igaki 63
学生を5~6名程度の複数の
セッションに分ける
全セッションに向けてお題を伝える
 例:「タイムマシンがあったらどの時代に
行きたいですか」
部屋単位で学生に話し合ってもらう
ルール
 PASS可
 質問しない
 笑ったり,からかったりしない
 早く!と言わない
人狼とかもやらせてみたい
やってみたいこと
:トーキングゲーム
トビラコ,トーキングゲーム, https://tobiraco.co.jp/item/card/
© Hiroshi Igaki 64
学生を4名程度のグループに分ける
画面共有機能を使って一人が開発(ドライバ),他の参加
者がナビゲータとして開発をフォローする
 モブプログラミング
 https://github.com/igakilab/basic_seminar
 ナビゲータのエンゲージメントをどうやって高めるかが重要
開発環境の配布
モブプログラミングのやり方に
ついての講義が必要
チーム開発
© Hiroshi Igaki 65
インタラクティブな授業案1
 これまでのインタラクションを活用すると..
 オンライン美術館・博物館見学
 https://artsandculture.google.com/
 教員が特定の作品を見せて紹介する
 メタファについてのグループディスカッション等
 youtube動画の紹介
 スポーツ等
 NHKプラス,オンデマンド等の紹介
 https://www.nhk.or.jp/nijiriyou/kyouiku.html
 オンラインビブリオバトル
 物理実験を学生にもやってもらい,動画を撮影してアップロードし
てもらう
 お題を与えて,4人で1コマずつ描いて4コマ漫画作成
© Hiroshi Igaki 66
 アニメーションの作成
 各家にあるアニメーションに使えそうなオブジェクトを持ち寄る
 ストーリーボードをディスカッションしながら作成する
 それぞれが静止画を撮影する
 ナンバーを付与した静止画をサーバに集めて,教員がmotion jpegに変換する
 カメラがない学生の場合は・・
 フリーの3Dオブジェクトを探してきて,パソコンの中で動かす
 キャラクタをあまり動かさず,吹き出しのようなものをパワーポイントなどでつけてパ
ラパラ漫画として作成させる(2Dアニメならパワーポイントだけでも作成可能)
 まとめて画像として出力させて他の学生の画像とマージ
 参考:こんなことできません ポスター,
https://www.youtube.com/watch?v=Y1M3GEBIUhY
 注意点として,何をやるとしても無制限のネットワーク環境が必要.
USBカメラはOptional
インタラクティブな授業案2
© Hiroshi Igaki 67
早い段階で学生を巻き込みたい
 部活動を紹介する動画をアップロードするチャンネルの作成とか
 オンライン履修登録説明会のサポーター募集とか
学生ボランティアないし謝金ベースでの協力者募集
 学内資格の設立:インタラクティブクラスルームサポーター
 インタラクティブな授業実践のために必要なスキルセットをトレーニングし,
クリアしたことが認められる学生に授与する
 G Suite,Office365等のツールの使い方
 ビデオ会議システムの操作など
 グループディスカッションでのファシリテーター
 資格を持っている学生を共通教育やインタラクティブな授業をやりたい先生
のオンライン講義に派遣する
今後やりたいこと
© Hiroshi Igaki 68
 セキュリティ面での問題は既に解決されている
 不用意な運用により,参加者や教員に対してトラブルが発生する
可能性がある
 パスワードを掛けずにミーティングルームを作成し,IDをSNSなどで公開してしまう
 大学アカウントではないため,誰にでも入ることができる
 自己責任で,正しく運用しましょう
 東京大学情報基盤センター, Zoomを用いたオンライン講義を安全
に進めるために,https://apps.adm.s.u-
tokyo.ac.jp/WEB_info/p/pub/5756/Zoom.pdf
Zoomについて
Microsoft Teamsへの参加
~パソコンから~
質問対応などには,ビデオ会議サービスのチャットよりはそれ以外に何か用意した
ほうが良い(ビデオ会議サービスのチャットは会議から抜けると見えなくなる)
MS Teams:教員や参加者間でダイレクトチャットができる
Google Classroom:ダイレクトチャットができない
今の所Teamsにするつもりだが,どちらが良いか悩み中.
補足
© Hiroshi Igaki 70
Office365にサインインしてTeamsのページを開き,
チームに参加画面を開く
MS Teamsを開く
ブラウザに
https://teams.microsoft.com/
と入力し,Office365にサインインする
「チームに参加/チーム
を作成」をクリックする
しなくても構わないが,こ
こからデスクトップアプリ
をインストールできる
© Hiroshi Igaki 71
講義紹介ページで指定されたチームに入れればOK
コードでチームに参加する
講義紹介ページに書かれて
いるチームコードを入力し,
「チームに参加」
ここにメッセージを書いて紙飛
行機アイコンをクリックすると
メッセージを投稿できる.
全参加者に見えるので,発言
には注意すること
© Hiroshi Igaki 72
検索ボックスで教員の名前を検索することで,1
対1でチャットできるようになる
教員へのDM(直接メッセージ・チャット)
画面上部の検索ボックスに教員
の名前を入力し(通常ローマ字
あるいは漢字で検索できる),出
てきた教員をクリックする
Microsoft Teamsへの参加
~スマホ(Android)から~
大きなファイルをダウンロードしたり,講義ビデオやライ
ブ講義を閲覧したりする際は,通信料金がかかること
を常に認識しておくこと!
WiFiの利用を強く推奨する
iPhoneでもおそらく同様の操作で利用できる
スマホの種類によってはMS社のアプリイン
ストールを指示される場合がある.その場合
はスマホアプリの指示に従うこと
© Hiroshi Igaki 74
Play Storeで「teams」で検索し,Microsoft Teams
をインストールし,サインインする
Teamsのインストールとサインイン
大学のOffice365
アカウントでサインイン
サインインが完了した
ら,「チーム」をクリック
© Hiroshi Igaki 75
チーム画面表示後,画面右上の をタップし,
「コードを使用してチームに参加します」
チームへの参加
チームコードは講義紹介
ページに記載されているも
のを入力し,「参加」する
講義紹介ページに書かれてい
るチームが表示されればOK
「一般」をタップすると全参加者
向けにメッセージが書き込める
画面が表示される
© Hiroshi Igaki 76
教員へのDM(直接メッセージ・チャット)
画面上部の検索ボックスに
教員の名前を入力し(通常
ローマ字あるいは漢字で検
索できる),出てきた教員をク
リックする

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オンライン授業の進め方(教員向け)

  • 2. © Hiroshi Igaki 2 基本的に反転授業形式  第n回の授業前日までに第n回講義ビデオを見て課題を実施・提出させる 各回の授業では,課題の実施状況に応じた解説などを行う  正解率が低い課題や学生が難しいと書いた課題(提出時にアンケートを取る) を中心に説明する  次回講義ビデオの内容にすこし触れても良いし,特定の課題についてのグルー プワークなどをさせても良い 目指すオンライン授業の流れ 1 2 3 第2回講義ビデオ閲覧 第2回課題実施・提出 学生 教員 第3回講義ビデオ準備 第3回課題準備 第3回講義ビデオ閲覧 第3回課題実施・提出 第4回講義ビデオ準備 第4回課題準備 ライブ 講義 ライブ 講義 ライブ 講義
  • 3. © Hiroshi Igaki 3 この授業は録画済みのビデオストリーミング(以降 講義ビデオ)と時間割通りに開始されるビデオミー ティング(以降ライブ講義)の2本立てで実施する  学生は上記を閲覧し,課題を提出すればその回の授業に出席 したものとみなされる 講義ビデオ,ライブ講義や課題提出先URL等につ いては各授業の紹介ページで確認すること 中間試験,期末試験等で困らないよう,すべての 課題を独力で解けるようになっておくこと オンライン授業の受け方 学生向け説明
  • 4. © Hiroshi Igaki 4 講義資料  PowerPoint等,Acrobat等(PDF作成)  Gdrive, OneDriveなど 講義ビデオ  MS Stream  動画ファイルをGdriveなどで共有するだけだと,自動字幕生成などの便利な機能 が一切使えない.youtubeでも良いが,大学アカウントでは使えないので・・. ライブ講義  Google Hangouts Meet, Teams, Zoom  インタラクティブにできることが望ましい(なのでライブストリームだときつい).ライ ブ講義の流れでグループワークをさせる場合はZoom.他にGoogle Classroomや Teamsも頑張れば学生同士でのビデオミーティングがいけるかも. 課題提出  Gform, MSFormsなどフォームを利用することが望ましい(課題の実施状況 確認や講義に対する感想を同時に回収したいので) 利用するサービス
  • 5. © Hiroshi Igaki 5 パソコン  タッチできる液晶のほうがホワイトボード機能などをライブ講義で使う場合は 望ましいが,普通の液晶+マウスでもある程度はなんとかなる  カメラ・マイクは教員は必須 スピーカーマイク  手が塞がらないヘッドセットか首にかけるようなスピーカーマイクがあったほ うが楽.Bluetooth接続推奨  井垣は->JBL SoundGear BTA ウェアラブルネックスピーカー利用  教室でやるのであれば歩き回ってもマイクで喋ればある程度はパソコンのマ イクで拾ってもらえるかも(要検証) ポインタ  講義ビデオ作成時や動画配信時を考えると,物理的なポインタよりマウスを 操作できるようなPC内ポインタが操作できるデバイスがあると良い  Logicool Spotlightが最強 利用する機材
  • 6. © Hiroshi Igaki 6 コントロールソフトはインストールしておくべき  ワイド/標準の設定  自動フォーカス  自動ホワイトバランス PCの前で喋るだけなら オートで良いが,板書等 を撮影する場合は自動 は切ったほうが良い Webカメラの設定
  • 7. © Hiroshi Igaki 7 初回授業及び通常授業開始前  Pre1.オンライン授業の進め方と各ツールのマニュアルを作成  PDF及び講義ビデオ  Pre2. 初回授業のための講義ビデオと実施課題を作成  Pre3. 課題提出のためのフォーム作成  Pre4. 学生に1~3の各資料・ビデオを周知  Pre5. 第2回講義のための講義ビデオと実施課題を作成 2回目以降の授業の場合もPre2~5は同じ 実装例:コンピュータ入門(IS)
  • 8. © Hiroshi Igaki 8  ↓はMS Streamにアップロードされた録画ビデオ閲覧画面です  hangouts meetライブストリームと何が違うか分かりますか? 講義ビデオ作成のすゝめ 字幕機能(自動生成),再生・停止機能,2倍速モードなどなど ライブストリームは飛ばせない,戻れない,聞き逃すと聞き逃したまま,容量も数倍大きくなる 録画した動画を公開する際もMS StreamにUPするのをおすすめします
  • 9. © Hiroshi Igaki 9 実施形態によるメリット・デメリット Hangouts Meet LiveStream LSを録画したもの をGdriveに 録画ビデオ(事前作 成) on MS Stream Pros • その場で実施できる • 会場に学生がいるな らその学生にとってだ けメリット Cons • 巻き戻せない • 早送りできない • 字幕なし • 聞き逃すと聞き逃した まま • 容量大きい(要検証) • トラブルに弱い(PCトラ ブル & ネットワークトラ ブル*2(配信者 & 受 信者) • トラブル対応が大変 Pros • LiveStreamの副産物 • LiveStreamより容量 が小さい(要検証) • Gから送られてきた URLを公開するだけ なので楽 Cons • 字幕なし • どうしても超長時間に なる • トラブル時に録画が失 敗している可能性あり Pros • 字幕,早送り・巻き戻 し・スキップ・早回し • LiveStreamより容量が 小さい(要検証) • 事前に録画できるのでト ラブルとは無縁 • サポート人員の手配も 容易 • 好きな長さで作れる Cons • 動画をUPする手間 • 強いて言うなら授業前 に録画する必要がある こと
  • 10. © Hiroshi Igaki 10 Google Hangouts Meet > Google Hangouts Meet Live Stream > MS Stream (Live Stream 録画 on Gdrive)  正確な値については要検証 学生には下記程度の通信速度・通信量が必要と 伝えてある  一ヶ月あたりの通信量が20~40GB(ギガバイト)程度以上,通 信速度が 5Mbps(メガビーピーエス)以上推奨 通信量について
  • 11. © Hiroshi Igaki 11 ビデオ講義を1時間見ると概ね300MB~500MB の通信量が必要  1日に2~3コマでビデオ講義が1日3時間程度だとすると1日に1 ~2GB,1週間に5~10GB,1ヶ月で20~40GB程度の通信量が 必要になる グループディスカッションなどの場合5Mbps程度の 通信速度が推奨されている  youtubeの通常の動画であれば500Kbps~1Mbps程度 多少具体的な話(通信量と通信速度)
  • 12. © Hiroshi Igaki 12 ちなみに.. Web会議で消費するデータ通信量はどのくらい?どんなモバイル通信をえらぶべき?, https://www.wimax-speed.com/2018/07/01/web_kaigi/ 東京大学人文情報学,オンライン講義の通信量, https://scrapbox.io/utdh/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AC%9B%E7%BE%A 9%E3%81%AE%E9%80%9A%E4%BF%A1%E9%87%8F これが正しければ,月当たりの通信量は90GB必要. 要検証.ネットワーク系の方誰か手伝ってください. 恐らくLive Streamは素のMeetより少ない.素の Meetは参加人数に依存しそう. この説明をしているフォーラム終了後にチェックしたところでは 素のMeetが2h22mで1.33GB.1hで562MB.ライブストリームはこ れの半分弱程度らしい
  • 13. © Hiroshi Igaki 13 基本的には反転授業形式  ライブ講義ではインタラクティブな感じで学生との対話や課題の解説を行う 授業時刻に講義ビデオを公開し,教員がオンラインで待 機していて質問に答えるのもありかも  大学に学生が来た場合も演習室で参加させる  メールやただのチャットなどで対応するのでも良いかも 講義ビデオを利用した講義パターン 1 2 3 第2回講義ビデオ閲覧 第2回課題実施・提出 学生 教員 第3回講義ビデオ準備 第3回課題準備 第3回講義ビデオ閲覧 第3回課題実施・提出 第4回講義ビデオ準備 第4回課題準備 ライブ 講義 ライブ 講義 ライブ 講義
  • 14. © Hiroshi Igaki 14 Powerpointのスライドショーの記録->動画のエク スポート 講義ビデオの簡単な作り方 その1 Pros • パワポだけでOK • スライドごとに録り 直しできる Cons • ポインタが表示さ れない(らしい)の でアニメーションが 重要
  • 15. © Hiroshi Igaki 15 ビデオ会議システムに ログインする スライドを開始する 録画スタート 喋り終わったら終了 講義ビデオの簡単な作り方 その2 Pros • クラウドでもローカルでも保存できる(ローカルな らビデオ会議終了時に数秒で生成される) Cons • どこかにUPしない と公開できない Hangouts Meet ZOOM Pros • URLをそのまま 公開できる Cons • クラウドに生成 するので10分程 度時間がかかる
  • 16. © Hiroshi Igaki 16 デュアルディスプレイ必須  片方のディスプレイを全画面表示し,その画面全体を録画する  発表者ツールが使える  顔画像も表示できる(あったほうが見る人のモチベーションが上がるとか) 電子ポインター必須  どこを喋っているかを 指示できる  アニメーションがなくても 注意を引ける  Logicool Spotlightお勧め 講義ビデオの簡単な作り方 その2補足 これ
  • 17. © Hiroshi Igaki 17 細かいことは気にしない 時間は10分前後まで  早送りや字幕によるスキップが容易にできるのでそこまで気に しなくても良い? 下手に加工するよりやり直すほうが楽 10分前後に内容を区切り,区切りごとに課題を 用意する 最悪見なくても資料を見れば何とか課題は解ける ことが望ましい 講義ビデオの作り方 その2コツ
  • 18. © Hiroshi Igaki 18 Microsoft Stream  https://web.microsoftstream.com/ やること  チャンネルを作る(授業名など)  チャンネルを開いて動画をドラッグアンドドロップ  動画に名前をつけて公開 気になること  もしかして学生も同じチャンネルに動画アップロードできる? 細かい教員向けマニュアルは要望があれば作ります  学生向けマニュアルはこの次から 講義ビデオのアップロード
  • 19. © Hiroshi Igaki 19 講義紹介ページの講義ビデオURLにアクセス  Office365へのサインインが必要 講義ビデオの見方(1) ~パソコンから~ 閲覧したい講義ビデオを 選択する 一度フォローしておくと今 後アクセスしやすくなる
  • 20. © Hiroshi Igaki 20  再生ボタンをクリックすることで開始する  をクリックし,「再生速度」を選択することで速度を変更できる  必要に応じて速めるなどすると効率よく閲覧できる 講義ビデオの見方(2):再生速度の変更 ~パソコンから~
  • 21. © Hiroshi Igaki 21 講義ビデオの見方(3):トランスクリプト ~パソコンから~ 自動生成された字幕を見ることができる.ビデオ のどこで何が話されているかを把握するのに便利. 画面の横幅を広げると横にも表示できる. ただし,あくまで自動生成なので細かいところは 結構間違っている
  • 22. © Hiroshi Igaki 22 講義紹介ページの講義ビデオURLを ブラウザから開く 講義ビデオの見方(1) ~スマホから~ 閲覧したい講義ビデオを 選択する 一度フォローしておくと今 後アクセスしやすくなる Office365への サインインが必要 ビデオと講義 資料の対応
  • 23. © Hiroshi Igaki 23  再生ボタンをクリックすることで開始する  をクリックし,「再生速度」を選択することで速度を変更できる  必要に応じて速めるなどすると効率よく閲覧できる 講義ビデオの見方(2):再生と速度の変更 ~スマホから~ 再生ボタン 設定ボタン
  • 24. © Hiroshi Igaki 24 講義ビデオの見方(3):トランスクリプト ~スマホから~ をクリックし,「トラン スクリプト」を選択する 自動生成された字幕を見ることができる.ビデオ のどこで何が話されているかを把握するのに便利. ただし,あくまで自動生成なので細かいところは 結構間違っている
  • 25. © Hiroshi Igaki 25  Step1. ライブ講義を開始する(録画も開始する?)  Step2. 各サービスの利用方法を説明する  講義資料の見方,課題の実施・提出方法,ライブ講義への参加・利用方法  理想的にはオンラインオリエンテーションで説明が終わっているはず  Step3. 第1回講義内容の紹介  Step4. 第1回課題の実施.可能であれば提出するところまで進め る  Step5. 第2回講義内容の簡単な紹介 授業時(初回)
  • 26. © Hiroshi Igaki 26 録画済み講義ビデオを流すだけはNG 何らかの形でライブ講義が必要  メール対応やチャット対応のみでは駄目か確認中 事前に講義ビデオ・課題が実施されていれば,課 題の提出結果にもとづいて講評が可能  講評なので,必ずしも学生が見られなくても良い  トラブっても問題なし.解答をWebに公開するとか,チャットや メールで継続するとか.  事前に講義終了時に解答はWebで公開します等伝えておくと良い  講評を後で見たい学生用に録画しても良いかもしれない  早く終わっても問題ない.講義内容自体は講義ビデオでカバー されているので,そもそも時間管理が不要 授業時間中にやること
  • 27. © Hiroshi Igaki 27 Post1.学生が提出した課題と同時に入力されるフォーム の内容を確認する フォーム  ファイルアップロード  課題ごとの難易度評価  感想 何が難しかったか,正答率が低い課題はどれか,対応で きる感想はどれかを確認する 授業後
  • 28. © Hiroshi Igaki 28 提出方法比較 学内ネットワーク ドライブ(post) MS Forms Pros • なし Cons • VPN必要 • 負荷が集中すると落ちる • 操作方法が難しい • スマホ対応はさらに困難 • ファイル名が被るとアップ ロードできない Pros • 負荷はクラウドサービス が吸収してくれる • パソコンでもスマホでも 同じように簡単に提出 できる Cons • 提出時にフォームを開か ないといけない ちなみに,Google FormじゃなくMS Formsを選んだ 理由は,G Suiteへのサインインが少しだけ Office365より難しいため
  • 30. © Hiroshi Igaki 30 課題の実施方法(1):レポートファイルのダウ ンロード レポートファイルのURLをブラウ ザのアドレスバーに入力する 画面右上の をクリックしてメ ニューを表示し,「ダウンロード」を クリックする 保存される場所,ファイル名をよ く確認して(変更しても良い), 「保存」をクリックする 保存される場所 ファイル名 サインインしていない場合はこ こから「ダウンロード」できる
  • 31. © Hiroshi Igaki 31 保存された場所,ファイル名を確認してレポート ファイルを開く 課題の実施方法(2):レポートファイルを開く 「編集を有効にする」をクリックする
  • 32. © Hiroshi Igaki 32 方法1: レポートファイルを印刷し,手書きで課題を解く 方法2:適当なA4サイズ程度の紙やノートに「タイトル:{授 業名}」「第何回のレポートか」「日付」「学生番号」「氏名」 を記述し,手書きで解く 方法3:レポートファイルに パソコン上で課題を実施し 解答を記述する 課題の実施方法(3):3通りの実施方法 以上3種類のいずれの 方法で実施しても良い
  • 34. © Hiroshi Igaki 34 講義紹介ページの課題提出 フォームURLにアクセス  Office365へのサインインが必要 課題の提出方法(1):MS Formsの開き方 ~パソコンから~
  • 35. © Hiroshi Igaki 35 レポート用紙(ファイル)をフォームから提出する 提出の仕方は以下の2種類どちらでも良い a. パソコン上で記述したレポート ファイルをそのまま提出 b. 紙に手書きで記述したレポートを スキャナやスマホなどで撮影・提出 課題の提出方法(2):ファイルアップロード ~パソコンから~ 保存された場所 ファイル名 ファイルの保存された場 所からファイル名を選択 し,「開く」をクリックする フォームを開いたら「ファイル のアップロード」をクリックする
  • 36. © Hiroshi Igaki 36 アップロードが成功した ことを確認し,残りの設 問にも回答する 課題によってはここで 問題が課されることも ある 課題の提出方法(3):フォームの回答と送信 ~パソコンから~ アップロードに成功すると ファイル名が表示される 課題を送信したことを自分でも 確認したい場合はチェックしてか ら「送信」をクリックする
  • 38. © Hiroshi Igaki 38  Office365にサインインし,課題提出フォームURLをブラウ ザから開く  ファイルアップロード(後述)や選択肢,記述等指示にした がって正しく回答すること 課題の提出方法(1):フォームの表示 ~スマホから~
  • 39. © Hiroshi Igaki 39 課題の提出方法(2):ファイルのアップロード ~スマホから~ 「ファイルのアップロード」をクリッ クする 録音や録画についての確認ダイ アログが開くので,「許可」する レポートを撮影して提出する場合 は「カメラ」,ファイルで提出する 場合は「ファイル」をクリックする
  • 40. © Hiroshi Igaki 40 「日付」「第何回のレポートか」「学 生番号」「氏名」等,指示された項 目が記述されていることを確認す ること スマホカメラに文書認識などの機 能がある場合は,別途撮影してお き,「ファイル」から提出すると良い アップロードに成功すると ファイル名が表示される 課題の提出方法(3):レポートの撮影 ~スマホから~
  • 41. © Hiroshi Igaki 41 レポートを提出したことをメー ルで確認したければチェック をし,「送信」する 課題の提出方法(4):送信 ~スマホから~
  • 43. © Hiroshi Igaki 43 Office365 にアクセスし,教員アカウントでログイ ンする 画面左上の をクリックし, アプリ一覧を表示する 一覧から「Forms」を選択し, クリックする Microsoft Formsの起動
  • 44. © Hiroshi Igaki 44 「新しいフォーム」を選択し,クリックする クイズは解答と照らし合わせて採点ができる 新しいフォームの作成
  • 45. © Hiroshi Igaki 45 「無題のフォーム」が開くので,「新規追加」をクリック し,質問を追加する  ここではファイルアップロード及び基本設定についてのみ紹介する フォームの作成
  • 46. © Hiroshi Igaki 46 「新規作成」から「ファイルのアップロード」を選択する フォルダー作成についての確認が行われるので「OK」する ファイルアップロード(1)
  • 47. © Hiroshi Igaki 47  「質問」欄にアップロードさせたいファイルについての説明を記述する  ファイル数は通常1つでOKだが,複数ファイルになる場合は数字を 変更する(スマホ撮影の場合でもファイルサイズは10MBで十分)  最後に「必須」を選択する ファイルアップロード(2)
  • 48. © Hiroshi Igaki 48 画面右上の をクリックし, 「設定」をクリック 設定を右のようにする  「名前を記録」は必須,他は任意  「終了日」の指定もしても良い  「回答者に確認メール」を設定しておくと 学生が自分で提出を確認できる フォームの設定
  • 49. © Hiroshi Igaki 49 「新規追加」から「リッカート」を選択 リッカート(1) 質問には説明を書き, ステートメントは項目 名,オプションには 選択肢を書きます. 具体例は次ページ 参照
  • 50. © Hiroshi Igaki 50 リッカート(2):記入例
  • 51. © Hiroshi Igaki 51 回答をクリックすると回 答した全学生の結果 が閲覧できる 提出された画像は「詳 細」から確認できる 「Excelで開く」をクリッ クすると全学生の結果 をExcelでダウンロード して確認できる 回答の確認と回収
  • 52. © Hiroshi Igaki 52 フォーム画面右上の「共有」をク リックして,フォームのURLを表 示する 「自分の所属組織内の・・」に なっていることを確認すること URLやQRコードでフォームURLが 取得できるので,学生に伝える こと URLの場合,短縮URLサービス などを利用することで,短いURL を学生に伝えられる  ただし,民間のサービスを使うとセンターに怒られ ます.センターの短縮URLサービスもあるので必要 な場合は依頼してください URLの共有 URL QR
  • 53. © Hiroshi Igaki 53 Step1. ビデオ講義を開始する(録画も開始する?) Step2. 第2回課題の解説  締め切りを第2回課題前日までにしておく  適宜理解度の確認や学生をピックアップして解説させたり,学生にチームを 組ませて特定の課題について相談させたりする  どこまでオンラインでインタラクティブに実施できるか? 授業時(2回目以降)
  • 54. © Hiroshi Igaki 54 開始・終了時間をシビアに設定して同時に試験実 施 口頭試問 レポートで採点 試験実施風景を動画で流した状態で試験実施 学生によって異なる試験問題を作成して実施 試験及び評価に関する考察
  • 55. © Hiroshi Igaki 55 クリッカー  挙手させたり,簡単なクイズを出して○✕を答えさせたり 特定の学生をあてて喋らせる  質問の回収と回答  チャットでやっても良いし,マイクのある学生に声をかけても 学生成果物の評価  画面共有等 教員カメラの加工  顔認識機能付きカメラアプリなど ミニクイズ,テスト グループディスカッション ライブ講義中に実施したいインタラクション
  • 56. © Hiroshi Igaki 56 教員の問いかけに対して学生 一人ひとりが○✕や1~4を選択 し,結果を教員が見ることができるツール  スマホアプリやWebアプリが多数ある  http://www.clickest.net/ja/index.html  別アプリを使わずに済むとその方が望ましいが.. ビデオ会議サービスで,Yes/No などの意思を表明でき,数を カウントできるものがあるらしい クリッカー
  • 57. © Hiroshi Igaki 57 学生マイクのミュート状態を教員がコントロールで きれば,任意の学生のマイクミュートを外して意見 を聞くことができる  授業開始時に教員がミュートコントロールすることを明記すべき  クリッカーとあわせて,手を上げた学生に喋らせるなども 学生マイクのミュートは大事.開始時等に学生に 周知すべき.たまにハウリングを起こす学生がいる とライブ講義が実施できなくなる  Zoomは一括でミュートできる  Hangouts Meet/Teamsは一括は無理 学生をあてて喋らせる
  • 58. © Hiroshi Igaki 58 作成したものを学生に表示させ,その場で講評する  MS PowerpointやGoogle Slide等を使って作成したものを共有させる  画面共有機能を利用して表示する 学生の成果物の評価 Zoomでは注釈機能を使って,学生の 成果物に直接コメントをつけたりする 機能がある
  • 59. © Hiroshi Igaki 59 画面共有機能 多くのビデオ会議サービスで画面共有が可能  画面全体や特定のWindowを共有できる 動画再生を共有したりもできる  ビデオなどを再生する際,音声もビデオ会議に流すにはコント ロールパネルから設定が必要(Hangouts Meet)  Zoomでは共有時に☑するだけで音声も共有できる
  • 60. © Hiroshi Igaki 60 特に意味はないが,ちょっとした息抜きやアイキャッチに  SnapCamera:https://snapcamera.snapchat.com/  学生の集中力の補充に 教員カメラの加工
  • 61. © Hiroshi Igaki 61 授業中にフォームなどを併用してミニクイ ズやちょっとしたテストを実施する クリッカーを利用したミニ クイズの実施 Zoomでは投票機能が 付属していて,結果をCSVで ダウンロードできる ミニクイズ・テスト
  • 62. © Hiroshi Igaki 62 学生ごとにビデオ講義をさせる  事前に複数のビデオ講義を立てておいて,学生に行くように指示する? Zoomには参加者を自動的に指定したセッションにランダ ムに割り当てられる機能がある  100人を10人ずつ10部屋になど  ホストは自由にどの部屋にも出入り できる  メッセージも一括で送れる グループディスカッション
  • 63. © Hiroshi Igaki 63 学生を5~6名程度の複数の セッションに分ける 全セッションに向けてお題を伝える  例:「タイムマシンがあったらどの時代に 行きたいですか」 部屋単位で学生に話し合ってもらう ルール  PASS可  質問しない  笑ったり,からかったりしない  早く!と言わない 人狼とかもやらせてみたい やってみたいこと :トーキングゲーム トビラコ,トーキングゲーム, https://tobiraco.co.jp/item/card/
  • 64. © Hiroshi Igaki 64 学生を4名程度のグループに分ける 画面共有機能を使って一人が開発(ドライバ),他の参加 者がナビゲータとして開発をフォローする  モブプログラミング  https://github.com/igakilab/basic_seminar  ナビゲータのエンゲージメントをどうやって高めるかが重要 開発環境の配布 モブプログラミングのやり方に ついての講義が必要 チーム開発
  • 65. © Hiroshi Igaki 65 インタラクティブな授業案1  これまでのインタラクションを活用すると..  オンライン美術館・博物館見学  https://artsandculture.google.com/  教員が特定の作品を見せて紹介する  メタファについてのグループディスカッション等  youtube動画の紹介  スポーツ等  NHKプラス,オンデマンド等の紹介  https://www.nhk.or.jp/nijiriyou/kyouiku.html  オンラインビブリオバトル  物理実験を学生にもやってもらい,動画を撮影してアップロードし てもらう  お題を与えて,4人で1コマずつ描いて4コマ漫画作成
  • 66. © Hiroshi Igaki 66  アニメーションの作成  各家にあるアニメーションに使えそうなオブジェクトを持ち寄る  ストーリーボードをディスカッションしながら作成する  それぞれが静止画を撮影する  ナンバーを付与した静止画をサーバに集めて,教員がmotion jpegに変換する  カメラがない学生の場合は・・  フリーの3Dオブジェクトを探してきて,パソコンの中で動かす  キャラクタをあまり動かさず,吹き出しのようなものをパワーポイントなどでつけてパ ラパラ漫画として作成させる(2Dアニメならパワーポイントだけでも作成可能)  まとめて画像として出力させて他の学生の画像とマージ  参考:こんなことできません ポスター, https://www.youtube.com/watch?v=Y1M3GEBIUhY  注意点として,何をやるとしても無制限のネットワーク環境が必要. USBカメラはOptional インタラクティブな授業案2
  • 67. © Hiroshi Igaki 67 早い段階で学生を巻き込みたい  部活動を紹介する動画をアップロードするチャンネルの作成とか  オンライン履修登録説明会のサポーター募集とか 学生ボランティアないし謝金ベースでの協力者募集  学内資格の設立:インタラクティブクラスルームサポーター  インタラクティブな授業実践のために必要なスキルセットをトレーニングし, クリアしたことが認められる学生に授与する  G Suite,Office365等のツールの使い方  ビデオ会議システムの操作など  グループディスカッションでのファシリテーター  資格を持っている学生を共通教育やインタラクティブな授業をやりたい先生 のオンライン講義に派遣する 今後やりたいこと
  • 68. © Hiroshi Igaki 68  セキュリティ面での問題は既に解決されている  不用意な運用により,参加者や教員に対してトラブルが発生する 可能性がある  パスワードを掛けずにミーティングルームを作成し,IDをSNSなどで公開してしまう  大学アカウントではないため,誰にでも入ることができる  自己責任で,正しく運用しましょう  東京大学情報基盤センター, Zoomを用いたオンライン講義を安全 に進めるために,https://apps.adm.s.u- tokyo.ac.jp/WEB_info/p/pub/5756/Zoom.pdf Zoomについて
  • 70. © Hiroshi Igaki 70 Office365にサインインしてTeamsのページを開き, チームに参加画面を開く MS Teamsを開く ブラウザに https://teams.microsoft.com/ と入力し,Office365にサインインする 「チームに参加/チーム を作成」をクリックする しなくても構わないが,こ こからデスクトップアプリ をインストールできる
  • 71. © Hiroshi Igaki 71 講義紹介ページで指定されたチームに入れればOK コードでチームに参加する 講義紹介ページに書かれて いるチームコードを入力し, 「チームに参加」 ここにメッセージを書いて紙飛 行機アイコンをクリックすると メッセージを投稿できる. 全参加者に見えるので,発言 には注意すること
  • 72. © Hiroshi Igaki 72 検索ボックスで教員の名前を検索することで,1 対1でチャットできるようになる 教員へのDM(直接メッセージ・チャット) 画面上部の検索ボックスに教員 の名前を入力し(通常ローマ字 あるいは漢字で検索できる),出 てきた教員をクリックする
  • 74. © Hiroshi Igaki 74 Play Storeで「teams」で検索し,Microsoft Teams をインストールし,サインインする Teamsのインストールとサインイン 大学のOffice365 アカウントでサインイン サインインが完了した ら,「チーム」をクリック
  • 75. © Hiroshi Igaki 75 チーム画面表示後,画面右上の をタップし, 「コードを使用してチームに参加します」 チームへの参加 チームコードは講義紹介 ページに記載されているも のを入力し,「参加」する 講義紹介ページに書かれてい るチームが表示されればOK 「一般」をタップすると全参加者 向けにメッセージが書き込める 画面が表示される
  • 76. © Hiroshi Igaki 76 教員へのDM(直接メッセージ・チャット) 画面上部の検索ボックスに 教員の名前を入力し(通常 ローマ字あるいは漢字で検 索できる),出てきた教員をク リックする