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教学データのベンチマーキングに関する一考察

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2017年2月27日に第4回IR実務担当者連絡会(佐賀大学)にて発表した資料です。

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教学データのベンチマーキングに関する一考察

  1. 1. 教学データのベンチマーキングに 関する一考察 早稲田大学 大学総合研究センター 姉川 恭子 《anegawa.kyoko@gmail.com》 2017年2月27日 第4回IR実務担当者連絡会 於)佐賀大学
  2. 2. 発表の流れ 1. 大学総合研究センター(大総研)設立の経緯 ・Waseda Vision 150と大総研の事業 ・大総研のミッション 2. 運営体制・関連組織 3. 高等教育部門の実績 4. ベンチマーキングの事例 ・ベンチマークとは? ・ベンチマーク:情報収集と分析(項目・対象) ・事例1)ST比 ・事例2)女子入学者 ・事例3)奨学金受給者 5. 課題と展望
  3. 3. 1. 大学総合研究センターの事業 ■核心戦略2 グローバルリーダー育成のための教 育体系再構築 ■核心戦略3 教育と学修内容の公開 ■核心戦略4 対話型、問題発見・解決型教育への 移行 ■核心戦略12 進化する大学の仕組みの創設 【Waseda Vision 150の関連核心戦略】
  4. 4. 1. 大学総合研究センターのミッション 早稲田大学 大学総合研究センターは、本学の教育、研究、経営の質的向上に 資する自律的・持続的な大学改革を推進するために2014年2月に設置されました。 大学の理念に基づき、高等教育に関する研究およびIR、教育手法の研究・開発・ 普及促進とその実践を支援しています。 高等教育研究部門(CHEIR)・教育方法研究開発部門(CTLT)、二つの部門を設け ています。 教育、研究、経営。大学のあるべき将来の姿をデザインします。 ―組織運営 ―センターのミッションを実現するための企画の立案と遂行 ―センターのミッションに沿った研究の補助 職員に期待される役割 教員に期待される役割 ―センターのミッションに沿った研究の実施 ―専門的・学術的知見(裏付け)の提供 ―センター運営に関する業務
  5. 5. 2.運営体制・関連組織 運営体制 所長:橋本 周司 (副総長、理工学術院教授) 副所長:吉田 文 教育・総合科学学術院 教授 副所長:本間 敬之 理工学術院 教授 副所長:神尾 達之 教育・ 総合科学学術院 教授 助手:姉川 恭子(14/10 ~) 助手:渡邉 文枝(14/10 ~) 助手:石井 雄隆(15/04 ~) 助教:山岸 直司(15/04~) 事務長:永間 広宣 篠原 由佳(国際課兼務) 調査役:山田 晃久 松永重隆(兼務:教シス本属)中山 勝博 (情企兼務) 川合 光(情企兼務) ≪事務局≫ 24号館勤務 大隈会館勤務 教育方法研究開発部門(CTLT)高等教育研究部門(CHEIR) 平賀 純 (情企兼務)(情企本属) 堀井 真一郎 矢作 卓也 副所長:森田 裕介 人間科学学術院 准教授 福元 彩子(情企兼務) 助教:大浦 弘樹(16/04 ~) 教授:日向野幹也(16/04 ~) 松本 朋子(情企兼務)
  6. 6. 2.運営体制・関連組織 6 GEC 教務部 高等教育研究部門 Center for Higher Education and Institutional Research (CHEIR) ・高等教育のあり方や理念の研究 ・大学経営、入試に関する研究 ・教育、経営に係る各種データの収集・分析(IR) 教育方法研究開発部門 Center for Teaching, Learning and Technology(CTLT) ・教育方法論の研究 ・教育手法開発・普及 ・FD推進 大学総合研究センター Center for Higher Education Studies 経営企画課 情報企画部 IR 教育手法 開発・普及 大学点検評価 授業アンケート IR ◆体験の言語化PJ 兼任センター員: 岩井 雪乃・兵藤 智佳 (ボランティアC准教授) ◆教材のモジュール化PJ 兼任センター員:松嶋敏泰・酒 井哲也(理工学術院教授) 須子統太(社学専任講師) 堀井 俊祐(GEC助教) DCC 授業支援・産学連携 ◆JMOOC 兼任センター員: 向後 千春 (人間科学学術院教授) 研究戦略センター 入学センター 国際課 UWジョイントPJ 兼任センター員: 菊池 英明 (人間科学学術院教授) 高橋 真吾 (理工学術院教授) 兼任センター員: 近藤 庄一 (教育・総合科学学術院教授) ◆反転授業PJ 兼任センター員: 大鹿 智基(商学学術院教授) ミューライゼンヴィクトリア(SILS准教授) 森倉 悠介(理工学術院准教授) ◆UW-WasedaジョイントPG 兼任センター員: 田中 博之・原田 哲男 (教育・総合科学学術院教授) 関連組織
  7. 7. 3.高等教育部門(CHEIR):高等教育研究・IR 【CHEIRにおける研究テーマ(例)】 ■社会的評価における早稲田大学の位置づけと戦略的ベンチ マーキング ■事例調査を通じた早稲田大学の全学教育カリキュラムの位 置づけ ■本学学生調査の現状把握に基づく課題と今後の調査フレー ムワークの検討 ■本学におけるIR実態調査の分析結果にもとづく全学的なIR 推進体制構築に向けた検討 ■学生授業アンケートの分析事例 高等教育のあり方や理念などを考究し、 早稲田大学の施策に反映するとともに、 エビデンスベースの戦略策定ならびに点検評価に資する情 報を提供します。
  8. 8. 4.ベンチマーキングとは 「単なる数的指標を比較するあるいはデータを比較するだけで はなく、比較により、強みと弱みを明らかにして、大学の意思決 定に役立てたり、改善に結びつける、調査分析の試み」《小林・ 山田 (2016)より引用》 *参考文献 小林・山田編著(2016)「大学のIR-意思決定支援のための情報収集と分析」慶應義塾大学出版株式会社 1. 計画 2. 情報収集と分析 3. 統合 4. 行動 ベンチマークのステップ
  9. 9. 4.ベンチマーキング:情報収集と分析 認証評価、Waseda Vision 150 (学内)学部別の比較 (学外)大学全体/学部別に比較を行う大学をそれぞれ選定 各大学のHP、大学のランキング等の情報を公開している書籍 より入手 エクセル、SAS® VA 項目 対象 データソース ツール
  10. 10. 大学院生 学部生 専任教員 全員海外 派遣留学 女子 50% 男子 50% 留学生 20% 出身地域 外国人20% 女性 30% 男性 70% ⑤女子学生の 大学院進学率 ③学生の地元占有率 ①②学生数、定員充足率 ④教員数、教員一人当たり学生数 ⑥国際性指標 ⑥国際性指標 ⑥国際性指標 4.ベンチマーキング:項目
  11. 11. 4.ベンチマーキング:項目 20年後の早稲田大学(数値目標)より抜粋 1. 学生数 2. 教員数(学部・大学院) 3. 国際化 【常勤教員】 1,679人→ 2,000人 【常勤教員と学生比率】(常勤教員数:学生数) 1:32 → 1:25 【学部生】 43,974人→ 35,000人 【大学院生】 9,357人→ 15,000人 【社会人教育】 34,944人→ 50,000人 【外国人留学生】(留学生) 4,362人→ 10,000(20%) 【海外派遣留学生】 2,399人→ 全学生 【外国人教員】 147人→ 400人(20%)
  12. 12. 4.ベンチマーキング:項目 4. 女性人数(学部・大学院) ※2012年の数値を基準とし2032年を最終年度として 数値目標を設定 【女性教員】 226人→ 600人(30%) 【女性職員/職員】 344人/1,073人→ 537人/1,073人(50%) 【女子学生(学部・大学院)】 18,800人→ 25,000人/50,000人(50%)
  13. 13. 4.ベンチマーキング:対象 比較する大学の選定基準 1. 各学部の偏差値平均が60以上 2. 国立大学は官立大学 3. 総合大学かつ学生数10,000人以上 対象校 国立大学19校(東京、京都、一橋、東工大 etc.) 私立大学12校(慶應義塾、上智、立教大 etc.) ※学部によって対象の大学が異なるため、この時点で の大学数は多い
  14. 14. 4.事例2) 女子入学者 35.1% 35.2% 35.6% 36.1% 1.18 1.24 1.24 1.21 1.15 1.16 1.17 1.18 1.19 1.2 1.21 1.22 1.23 1.24 1.25 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 2011 2012 2013 2014 定 員 充 足 率 学 生 数 ( 名 ) 女子学 生数 男子学 生数 定員充 足率 早稲田大学(2011-2014)
  15. 15. 4.事例2) 女子入学者 早稲田大学(2011-2014) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 政 治 経 済 学 部 法 学 部 文 化 構 想 学 部 文 学 部 教 育 学 部 商 学 部 基 幹 理 工 学 部 創 造 理 工 学 部 先 進 理 工 学 部 社 会 科 学 部 人 間 科 学 部 ス ポ ー ツ 科 学 部 国 際 教 養 学 部 2012 2013 2014 偏差値 68 68 65 66 65 66 67 66 69 66 64 62 66【出所】旺文社『大学の真の実力』(各年版) 、2016年度版朝日新聞『大学ランキング』より作成
  16. 16. 4.事例2) 女子入学者 立教大学(2011-2014) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 文 学 部 異 文 化 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 学 部 経 済 学 部 経 営 学 部 理 学 部 社 会 学 部 法 学 部 観 光 学 部 コ ミ ュ ニ テ ィ 福 祉 学 部 現 代 心 理 学 部 2012 2013 2014 偏差値 64 64 63 63 63 63 64 61 60 63 【出所】旺文社『大学の真の実力』(各年版) 、2016年度版朝日新聞『大学ランキング』より作成
  17. 17. 4.事例3) 奨学金受給者 「都の西北奨学金」受給者で、GPA2.0を下回る学生の多い出身地 域(高校所在地)は、 徳島 佐賀 鳥取 沖縄 熊本 長崎 香川 富山 高知 鹿児島 広島 兵庫 山口 福岡 福島 西日本(特に九州)出身者が多い傾向
  18. 18. 5.課題と展望 ベンチマーキングのステップ 1. 計画 2. 情報収集と分析 3. 統合 4. 行動 項目 対象 データソース ツール ・恒常的にベンチマーキン グを行うために必要な データ収集のためのコス ト ・誰が何をやるのか? 情報を「キー・ステークホル ダー」と意見交換し、PDCA を回す仕組み作り

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