IR Reading 2020の発表資料です．

1. Studying How Health Literacy
Influences Attention during
Online Information Seeking
鈴木 雅貴
静岡大学 山本研究室
suzuki@design.inf.shizuoka.ac.jp
IR Reading2020 春

2. 論文情報
 タイトル
Studying How Health Literacy Influences
Attention during Online Information Seeking
 著者
Carla Teixeira Lopes，Edgar Ramos
 出典
Proceedings of the 2020 Conference on Human
Information Interaction and Retrieval (CHIIR 2020)，
pp.283-291，March 2020．
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3. 研究の概要
3
高い群
アイトラッカーを用いて
検索行動時の目の動きを取得
低い群
ヘルスリテラシーの程度と検索行動時に
おける目の動きとの関係性を分析する
ヘルスリテラシー

4. 問題背景 (1/3)
ヘルスリテラシーの測定方法は質問紙が大半
4
ウェブ検索には適していない
Q1．どのような健康情報サイトが
役に立つか知っていますか？
Q8．健康情報サイトの見つけ方を
知っていますか？
．
．
．

5. 問題背景 (2/3)
5
タイトル
文章
画像
ヘルスリテラシー低い
仮にヘルスリテラシーの程度によって目の動きが異なれば，
簡単にヘルスリテラシーを判断できるのではないか？
ヘルスリテラシー高い
ページ情報
タイトル
文章
画像
ページ情報

6. 問題背景 (3/3)
6
ただ，ウェブ検索時の目の動きとヘルスリテラシーの
関係性を明らかにした研究はないため，この研究では
その関係性を明らかにする

7. リサーチクエスチョン
オンライン上で健康情報を調べる際，ヘルスリテラシー
の程度によって検索結果ページ（SERP）と結果ページに
おける目の動きはどのように異なるか？
7

8. 実験方法
ヘルスリテラシーの高い群（AHL群）と低い群（IHL群）に
分け，健康情報に関する検索タスクを行ってもらう．
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AHL群
アイトラッカーを用いて
検索行動時の目の動きを取得
IHL群

9. 目の動きを確認する方法
9
タイトル
ハイライト文章
文章
ナビゲーションロゴマーク
領域を色分けすることにより，
どこを見ていたかわかるようにする
ページ情報

10. 結果 (1/2)
10
SERPにおける凝視した時間
AHL群は
結果のリンク，
スニペット，
関連結果を
より凝視している

11. 結果 (2/2)
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結果ページにおける凝視した時間
AHL群は記事情報
と著者情報，
文章をより凝視
している

12. まとめ
 著者情報と記事情報をより見ていた
 SERPのスニペットやリンクを見ることに時間を費やした
 結果ページでは，文章を見ることに時間を費やした
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ヘルスリテラシーの高いユーザがウェブ検索を行う際の
目の動きについて，以下のことが明らかになった