Djangoエンジニアの観点から見たHue

1. Djangoエンジニアの
観点から見たHue
Hue meetup 2017/9/20
岡野 真也 (@tokibito)

2. お前誰よ?
岡野真也 (@tokibito)
受託開発(主にwebアプリ
Python&Djangoを10年ぐらい使ってます
株式会社オープンコレクター
http://www.open-c.jp/
お仕事あればご相談ください
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3. この場で話すきっかけ
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4. C社のSさんに声を
かけられました
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5. 私とHue
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6. 私とHue
数年前に検証がてら少しさわった程度
CDHで構築したHadoop環境は使ったことある
けども...
Djangoで作られてるらしい
コードもすこし読んでた
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7. HueとDjango
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8. HueとDjango
HueはDjangoフレームワークが採用されてる
どのように使われているか
管理画面的なWebUIを作るのに使われてる
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9. 管理画面でのDjango採用例
OpenStack Horizon
FreeNAS
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10. Djangoってどういうもの?
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11. Djangoってどういうもの?
OSS (BSDライセンス)
Python言語
フルスタック(全部入り)のWebフレームワーク
アプリケーションフレームワーク
認証
DBアクセス
テンプレートエンジン
依存モジュールが少ない
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12. お題
「Djangoユーザーから見て
Hueの実装どうよ?」
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13. ざっとコード読みました
https://github.com/cloudera/hue
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14. 読んだ感想
コード量とても多い
ざっと見た感じだと構造よくわからん
Djangoバージョンちょっと古い
ビルドの仕組みは興味深い
単一アプリケーションにビルドすることが少な
いので貴重な情報
全体的に
Djangoをうまく使っている(appの仕組みとか)
Python以外のコードやスクリプトが多い 14

15. 構造を知る方法は..?
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16. 開発方法から切り込む
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17. ドキュメントを読もう
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18. ドキュメントどこだろ...
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19. 開発に関する情報
https://github.com/cloudera/hue/blob/master/doc
s/sdk/sdk.md
とりあえずリポジトリ
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20. ビルドしてみる
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21. ビルドしてみる
Cloudera QuickStartVMでやってみた
CentOSの手順のとおり
make apps
めっちゃ時間かかる
すんなり動いた!
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22. ビルドで生成されたもの
build
├── env # Pythonのvirtualenv
│ ├── bin
│ ├── include
│ ├── lib
│ ├── lib64 -> lib
│ └── stamp
└── static # 静的ファイル
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23. hueコマンドツール
./build/env/bin/hue
サブコマンドたくさん
runserver で開発サーバー起動
Djangoの管理コマンド由来
pkg_resoucesを使っててPythonicでよいですね
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24. アプリを作ってみる
sdkのドキュメントに手順がある
1. 専用コマンドでアプリの雛形を作る
./build/env/bin/hue create_desktop_app myapp
2. 専用コマンドでアプリを登録する
./build/env/bin/python tools/app_reg/app_reg.py -
-install myapp --relative-paths
ここでDBテーブルが作られたり静的ファイルの
ビルドが走ったり
ドキュメントのソースコードそのままだとエラー
デバッグにはPythonの知識必須
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25. sdkドキュメントにあった
calculatorの例
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26. DBを使った例
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27. 画面の構造
カスタムアプリの画面はJavaScriptにてロードされて
埋め込まれる。
Pythonで作らずに外部アプリを埋め込むことも可能
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28. パッケージ構造
Pythonのパッケージ構造
Djangoのアプリケーションでよくある構造
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29. myapp/ # パッケージディレクトリ
├── Makefile
├── setup.py # Python
└── src
├── myapp # Djangoのアプリケーション
│ ├── forms.py # フォーム生成のクラスを書く
│ ├── __init__.py
│ ├── models.py # モデルクラスを書く
│ ├── settings.py # 設定項目
│ ├── static # 静的ファイルを格納
│ │ └── myapp
│ │ ├── art
│ │ ├── css
│ │ ├── help
│ │ └── js
│ ├── templates # テンプレートファイルを格納
│ │ ├── index.mako
│ │ └── shared_components.mako
│ ├── urls.py # URLルーティング定義を書く
│ └── views.py # View(アプリケーションの処理)を書く
└── myapp.egg-info # パッケージ関連データ 29

30. アプリを作ってみた感想(1)
Pythonの一般的なツールスタックの知識でいける
virtualenv
setuptools
Djangoの知識があると、DjangoのAPIは違和感な
く使える(ちょっとバージョンが古いけど)
テンプレートエンジンはデフォルトはmako
Djangoテンプレートも使えるらしい
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31. アプリを作ってみた感想(2)
各種コンポーネントのAPIはソースコードを読まな
いと使い方はわからない
埋め込みのアプリにするならJavaScriptもりもり
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32. まとめ
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33. HueでどのようにDjangoを使
ってるのか
アプリケーションの構造、仕組みはDjangoそのま
ま
コマンドツールやテンプレートのローディングも
Djangoフレームワーク由来
HueはDjangoを使って作ったプロジェクト
Djangoの機能で可能で、独自のビルド方法により
配布物を生成できる
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34. 開発はPythonやDjangoの
知識と気合が必要
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