オープンデータ推進の課題とポイント

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オープンデータ推進の課題とポイント

  1. 1. オープンデータ推進の課題とポイント 〜技術的側面から〜 武田 英明 takeda@nii.ac.jp @takechan2000 国立情報学研究所 NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ 横浜・神奈川オープンデータフォーラム、2014年6月16日、横浜大桟橋 https://www.slideshare.net/takeda/ss-35898959
  2. 2. オープンデータへの5つのステップ どんなフォーマットでよいからオープンラインセスでデー タ公開 例:PDF, jpg コンピュータで再編集可能なフォーマットで公開 例:xls, doc オープンに利用できるフォーマットで公開 例:csv RDF(とSPARQL)でデータ公開 例:RDFa, RDFストア 他へのリンクを入 れたデータを公開
  3. 3. オープンデータに必要なもの • オープンライセンス • 機械可読フォーマット
  4. 4. データは情報流通社会の製品 自由に利用 自由に再加工 自由に再配布 資源
  5. 5. オープンライセンス • 情報を最小限の制約以外で自由に使うことを許すラ イセンス CC0 権利放棄 CC BY 表示 CC BY-SA 表示 - 継承 CC BY-NC 表示 – 非営利 CC BY-ND 表示 – 改変禁止 CC BY-NC-SA 表示 -非営利-継承 CC BY-NC-ND 表示 -非営利-改変禁止 全ての権利の主張 CCライセンス いくつかの権利の主張 オープンライセンス
  6. 6. 機械可読フォーマット • 再利用性を高める • 内容を切ったり、はったりできること • 機械(コンピュータ)が内容を処理できる形式が望ましい • 読めるが再編集できない • プログラムで再編集できる • オープンなフォーマットで公開 • 特定のプログラム・ソフトウエアに依存しない • Webのように使えるフォーマットで公開 • Webでお互いのデータを使い合うことができる
  7. 7. オープンデータへの5つのステップ どんなフォーマットでよいからオープンラインセスでデー タ公開 例:PDF, jpg コンピュータで再編集可能なフォーマットで公開 例:xls, doc オープンに利用できるフォーマットで公開 例:csv RDF(とSPARQL)でデータ公開 例:RDFa, RDFストア 他へのリンクを入 れたデータを公開
  8. 8. データの書き方も重要 • HTML:データの構造がきちんと表現されていないのでNG • HTMLでは構造が表示のために使われることがおおい。 • Excelデータ(xls, xlsx, csv)もデータの構造を表示のために使うとデー タとしては使いづらくなる • 例:Excel方眼紙
  9. 9. より使いやすいオープンデータへ • スキーマ・語彙・コードの共有 • データを表現するときの構造(スキーマ)、用語(語彙)、コードをお互いに使い合う • 共通語彙基盤(経済産業省、IPA) • 行政で使われる基礎的な用語について基準を示す • 構造化概念辞書 • 個別分野でのスキーマ、語彙へのテンプレート • Linked Open Data (LOD) • 統一した記述言語、検索言語 • Webに親和性の高い仕組み • URIの利用 • httpによるアクセス(webのアクセスと同じ仕組み) • 相互に参照できる→連携するデータ
  10. 10. 沢山のデータがあっても、つながっていない…
  11. 11. 行政データのオープンデータ化の推進のた めに • 行政システムとの連携 • 行政システムが常にオープンデータに使えるデータをはき出せるようにする。 Open Data Ready! • 広報との連携 • 情報を公開するときに人向けデータとコンピュータ向けデータの両方をだす ようにする。 • システム的にも • 行政フロー的にも • 市民との連携 • データを出すこと、使うこと、双方の価値を高めるためのサイクルをつくる
  12. 12. オープンデータによる情報流通 • これまでの公共情報の流通 公共機関など 市民 情報提供 必要なデータを 必要な方法で 請求、要望 様々な要望 に応えるの は大変 我々の要望 に応えてく れないなあ
  13. 13. オープンデータによる情報流通 公共機関など 市民 要求、要望 のシェア サードバーティ=市民、プログラマー、企業 データの み公開 欲しい方式 (形式、アプリ)へ
  14. 14. 公開データ 公開アプリケーション
  15. 15. おわりに • オープンデータへの5ステップ • まだ、歩き始めたばかり • 機械可読フォーマットの推進 • より使いやすいデータへの技術的方向 • 共通語彙基盤、LOD • 行政でのオープンデータ促進のために • システム、ワークフローへの組み込み • 利用の輪

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