塩谷町からの情報１

1. 報道機関各位
塩谷町サポーター各位
環境省等による戸別訪問の報告について
このところ環境省職員により本町内各戸に戸別訪問がなされています。以前は町内の議
員・区長・各種団体の長のところを訪問しておりましたが、現在は一般家庭にも訪問をし
ています。
戸別訪問をしているのは、環境省関東地方環境事務所の職員で、訪問の主旨については
町民の意見を広く聞くためだということです。
町からは一般家庭への訪問は町民への不安を煽るものであり、戸別訪問をしても塩谷町
民の理解を得ることは困難であることや、戸別訪問をすることによる実績づくりにより塩
谷町に対しての説明責任を果たしたという論法は絶対に成り立たせないという強い意志を
伝え、即、中止するよう環境省の立場も考慮し口頭で求めてまいりました。
このような行動に対して、先般、環境省の熊倉計画官が来庁した際に、町長から環境省
がやるべきこと（これまでのダイレクトメール・県民フォーラム・塩谷町戸別訪問等でど
のような意見があったかを町に提示し公表すること）をしないままに戸別訪問をしている
ことは誠に遺憾であると申し伝え、即、戸別訪問をやめるよう強く抗議いたしました。
それに対し、環境省はデータの公表と戸別訪問の暫時の休止を約束いたしましたが、そ
の後も戸別訪問が続き、10 月 12 日の担当部課長会議の終了後には町の担当課長・担当者
に対してデータの提示・公表までは戸別訪問を継続する事を話し、この時も町の担当課長・
担当者からはすぐに中止をすること（来ないで結構ですと）を環境省に伝えました。
ところが、昨日（10/20）も多くの町民宅を戸別訪問したことから、町への苦情の電話が
殺到しました。なぜかと申しますと、昨日は見形和久町長の母の葬儀の日であり、葬儀を
しているその日その時間帯に併せて、戸別訪問をしなくても良いだろう。法的には何の規
制もないが人道的に考えられないという意見が多く寄せられました。
葬儀には、山本環境大臣・伊藤環境副大臣からも弔電をいただいておりますが、その裏
で町民に対する戸別訪問をしていたことは、法的に問題はないにしろ、人道的な立場から
して許しがたいことであるという町民の意見は正論であると判断し、昨日の夜、本町の対
策班の担当者から環境省の担当者に『法的に規制がないにしろ、町としての判断をすべき
町長が喪に伏し不在である時に、こそこそと戸別訪問をすることは非人道的であるのでは
ないか』と遺憾の意を伝えさせていただくと共に、即中止することを改めて要求させてい
ただきました。その上で、『こういう気遣いもできない環境省に塩谷町民を納得させること
もできない』と強く伝えさせていただきました。
このような一連の行動は環境省が塩谷町に絶対に造るという気持ちの表れであり、今後、
町民の皆様にもご相談をし、塩谷町としての『反対』の意思を確固たるものにしておくこ
とが必要であると再認識させられました。
以上、昨日あった出来事を報告させていただきます。
塩谷町 総務課 指定廃棄物処分場対策班