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全 員 協 議 会 会 録 ´
日 時 :平 成 30年 3月 12日 (月 )
午 前 9時 30分 か ら
場 所 :浪 江 町役 場 4階全 員 協 議 会 室
次 第
1 開 会
2 議 長 あ い さつ
3 会 議 録 署 名 人 の選 任
4 案 件
環 境 省 か ら説 明 を受 け る案 件
(1)浪 江 町 仮 設 焼 却 施 設 につ い て
町 か ら報 告 を受 け る案 件
(2)浪 江 町 ADR集 団 申立 て につ い て
(3)平 成 30年 度 一 般 会 計 予 算 (Jヴ ィ レ ッジ新 駅 設 置 整 備 負
担 金 )に つ い て
議 会 で 協 議 す る案 件
(4)双 葉 地 方 広 域 市 町 村 圏組 合 議 員 か らの報 告
(5)一 般 会 計 補 正 予 算 (議 会 費 )に つ い て
(6)一 般 会 計 当初 予 算 (議 会 費 )に つ い て
(7)浪 江 町 議 会 委 員 会 条 例 の 一 部 改 正 につ い て
(8)議 会 議 員 の費 用 弁 償 につ い て
5 事 務 報 告
6 閉 会
-1-
出席 議 員 (16名 )
1番 石 井 悠 子 君
3番 半 谷 正 夫 君
5番 紺 野 則 夫 君
7番 平 本 佳 司 君
9番 佐 々木 恵 寿 君
11番 山 本 幸 一 郎 君
13番 泉 田 重 章 君
15番 吉 田 数 博 君
欠 席 議 員 (0名 )
2番
4番
6番
8番
10番
12番
14番
16番
君
君
君
君
君
君
君
君
武
重
治
彦
司
文
子
績
榮
勇
泰
孝
博
文
野
野
木
邊
田
崎
藤
場
々
高
紺
佐
渡
松
山
佐
馬
説 明 の た め 出席 した者 の職 氏 名
環 境 省
福 島環 境 再 生 本 部
本 部 長
小 沢 晴 司 君
福島地方環境事務所
減 容 化 施 設 整 備
長
小 島 啓 之 君
福島地方環境事務所
建物解体廃棄物処理
推 進 室 長
中 川 正 則 君
福 島地方環境事務所
減 容 化 施 設 整 備 課
策 官
小 野 貴 久 君
省境環
省境環
対
省境環
課
地方 自治 法 第 121条 の規 定 に よ り説 明のた め 出席 した者 の職 氏名
副 町 長
本 間 茂 行 君
住 民 課 長
武 隈 吉 美 君
総 務 課 長
山 本 邦 一 君
総 合 窓 口 課 長
居 村 勲 君
副 町 長
宮 口 勝 美 君
住 民 課 長 補 佐
松 本 秀 幸 君
企 画 財 政 課 長
安 倍 靖 君
職 務 の た め 出席 した者 の職 氏 名
事 務 局 長
清 水 佳 宗
主 幹 兼 次 長
吉 田 厚 志
-2-
◎ 開 会
○ 副 議 長 (佐 々 木 恵 寿 君 ) た だ い ま か ら全 員 協 議 会 を始 め ます 。 よ ろ
し くお願 い します 。
(午 前 9時 30分 )
◎ 議 長 あ い さつ
○ 事 務 局 長 (清 水 佳 宗 君 )議 長 、 ご あ い さつ お 願 い します 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 昨 日は 、 東 日本 大 震 災 の 7周 年 の 追 悼 式 、誠 に
ご苦 労 さま で ご ざい ま した。 そ れ か ら、行 方 不 明 の捜 索 も、 請 戸 川
の天 神 淵 橋 の付 近 で行 われ ま した。 大 体 100人 以 上 で は な か っ た か
と思 い ま す 。 本 国は 、 環 境 省 か らの説 明 を受 け る案 件 が 1件 、 町 か
ら報 告 を受 け る案 件 が 2件 、議 会 で 協 議 す る案 件 5件 で あ ります 。
よ ろ し くお 願 い を い た します 。
そ れ か ら、報 道 機 関 の傍 聴 の 申 し出 が あ ります 。 町 か ら報 告 を受
け る案 件 で 2番 と 3番 につ い て は 、 報 道 され た場 合 の影 響 を考 え 、
非 公 開 と し、 これ 以 外 の傍 聴 を許 可 した い と思 い ま す 。
これ につ い て ご異 議 な い で し ょ うか 。
[「 な し」 と呼 ぶ 者 あ り]
◎ 会 議 録 署 名 人 の 選 任 に つ い て
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ れ で は 、 会 議 録 署 名 人 の選 任 をい た します 。
2番 高 野 武 君 、 5番 紺 野 則 夫 君 を指 名 します 。
◎ 案 件
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ れ で は案 件 に入 ります 。
環 境 省 か ら受 け る案 件 とい うこ とで 、入 室 をお願 い しま す 。
そ れ で は 、 環 境 省 の方 か ら、 誠 に ご苦 労 さま で ご ざい ます 。 案 件
の 中 で環 境 省 か ら説 明 を受 け る案 件 、 (1)浪 江 町仮 設 焼 去「施 設 に
つ い て環 境 省 か ら説 明 を求 め ま す 。
お 願 い します 。
○ 環 境 省 福 島 環 境 再 生 本 部 副 本 部 長 (小 沢 晴 司君 ) 改 め ま して 、 環 境
省 の 小 沢 で ご ざい ます 。
昨 日 3月 11日 で 丸 7年 の発 災 後 の期 間 、 私 ど も浪 江 町 の復 興 再
生 に 向 け ま して 、 除染 、 家 屋 解 体
`
等 事 業 に 当 た つ て ま い りま した 。
この 間 、 浪 江 町議 会 の 皆 様 に は 、本 当 に お 支 えい た だ き ま して 、 ご
協 力 をい た だ き ま した こ とを 、 改 め て感 謝 を 申 し上 げ る次 第 で ご ざ .
-3-
い ます 。 本 当 に あ りが と うご ざい ま す 。
本 国、 特 に仮 設 焼 却 炉 の 取 り組 み にも き ま して 、 ご説 明 をす る機
会 を頂 戴 しま した こ とを感 謝 申 し上 げ ま す 。
早 速 、 お 時 間 もあ りま す の で 、 担 当 か ら ご説 明 を させ て い た だ け
れ ば と思 い ま す 。 ど うぞ よ ろ し くお 願 い い た します 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) は い 。
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 )減 容 化 施 設 整 備 課 長 の小 島 で ご
ざい ます 。 本 国は よ ろ し くお願 い い た します 。
私 か らお 手 元 の 資 料 を ご説 明 した い と思 い ま す の で 、 恐 縮 で す
が 、着 座 に て 失 礼 い た しま す 。
そ れ で は 、 お 手 元 に ご ざい ます 、 浪 江 町仮 設 焼 去「施 設 の運 営 状 況
等 につ い て とい う資 料 を ご覧 い た だ けれ ば と思 い ま す 。 まず 、1枚
お め く りい た だ き ま して 、1ペ ー ジ で ご ざい ます 。 当初 の施 設 の 処
理 計 画 で ご ざい ま す 。 当初 の 処 理 計 画 とい た しま して は 、 町 内 か ら
発 生 す る災 害 廃 棄 物 、 除 染 廃 棄 物 等 を減 容 化 処 理 させ て い た だ く と
い う計 画 で 、 本 施 設 につ い て は 、設 置 、 ス タ ー トした もの で ご ざい
ます 。 処 理 期 間 につ き ま して は 、 平 成 27年 6月 か ら平 成 30年 3月
で 、施 設 の処 理 能 力 で ご ざい ます けれ ど も、1日 300tの 廃 棄 物 が
処 理 で き る施 設 とい うこ とで ご ざい ま して 、 概 ね 年 間 に 7万 5000
tほ どの廃 棄 物 の処 理 が で き る。 これ は 、 か な り安 全 側 に 見 た 数 字
で ご ざい ます の で 、 当然 これ 以 上 の プ ラス アル フ ァで 処 理 が 可 能 な
状 況 で ご ざい ます 。
当初 、 計 画 して ご ざい ま した 処 理 対 象 計 画 量 で ご ざい ま す けれ ど
も、 災 害 廃 棄 物 で す とか 、 片 付 け ごみ 、 家 屋 解 体 の 関係 の廃 棄 物 で
8万 2000tほ ど、そ れ か ら、除 染 廃 棄 物 、 こ ち らにつ き ま して 8万
1000tほ ど とい うこ とで 、 16万 3000tの 処 理 を計 画 して ご ざい ま
した。
次 に 、 2ペ ー ジ をお め く りい た だ き ま して 、 これ ま で の運 営 状 況
で ご ざい ます 。 本 年 1月 末 現 在 の処 理 実 績 で ご ざい ま す けれ ど も、
約 16万 7000tの 廃 棄 物 を処 理 して ご ざい ま す 。
先 ほ ど、 計 画 で 申 し上 げ ま した 16万 3000tと 、 ほ ぼ ほ ば 、 こ こ
ま で の 段 階 で 同 量 の 処 理 を させ て い た だ い て い る とい う状 況 で ご
ざい ます 。
右 の表 の 処 理 実 績 で ご ざい ま す けれ ども 、災 害 廃 棄 物 が 9万 3000
tほ ど、除 染 廃 棄 物 が 7万 tほ ど、そ れ か ら、指 定 廃 棄 物 3000tほ
ど、 そ れ 以 外 に一 般 廃 棄 物 250tほ ど も処 理 を させ て い た だ い て 、
合 計 16万 7090tと い うこ とで ご ざい ま す 。 当初 、 指 定廃 棄 物 と一
般 廃 棄 物 につ い て は 、 計 画 上 、 想 定 して い な か っ た もの で ご ざい ま
-4-
す けれ ど も、 この指 定 廃 棄 物 と言 われ る もの は 、8000 Bqを 超 え る事
業 系 の方 々 が排 出 され た廃 棄 物 で ご ざい ま して 、 これ は 、 国 に処 理
責 任 が あ る もの で す の で 、 私 ど もが 処 理 を させ て い た だ い た と。 こ
れ は 、 町 内 の事 業 者 さん か ら、 大 企 業 で ご ざい ます けれ ど も'、
出 た
もの で ご ざい ます 。
次 の一 般 廃 棄 物 で ご ざい ま す けれ ど も、 これ は 、 河 川 の 除 草 等 に
伴 っ て 出 て き た廃 棄 物 で 、 本 施 設 につ い て は 12月 末 に一 般 廃 棄 物
の処 理 施 設 と して の設 置 許 可 を取 りま した の で 、1月 下 旬 か ら、 町
内 の 河 川 の 除 草 に よ っ て 出 て き た 廃 棄 物 の 処 理 を させ て い た だ い
て ご ざい ま す 。 施 設 の状 況 で ご ざい ま す けれ ど も、施 設 内 、 敷 地 境
界 に お け る空 間線 量 率 、 放 射 線 物 質 濃 度 、 これ は 地 下 水 と雨 水 、排
水 で ご ざい ま す けれ ど も、 これ につ い て全 て 異 常 な し と。 ま た 、煙
突 か ら排 出 して ご ざい ま す 、排 ガ ス 中 の放 射 性 物 質 濃 度 の測 定 経 過
につ き ま して は 、全 て不 検 出 と検 出 下 限値 未 満 とい う状 況 で ご ざい
ま す 。 ま た 、焼 去「残 澄 につ き ま して は 、 現 在 、 業 務 用 地 の 中 の仮 設
灰 保 管 施 設 に安 全 に保 管 して ご ざい ま して 、 1月 末 現 在 の焼 去「残 澄
の発 生 量 、右 下 の表 で ご ざい ます けれ ど も、 焼 去「灰 、 これ は 主 灰 と
呼 ば れ る も の で 、 焼 去「炉 の 下 か ら出 て く る灰 で ご ざい ま す け れ ど
も、 これ が 1万 9000tほ ど、そ れ か ら、煤 塵 と言 っ て 上 の方 に い く
も の で ご ざい ま す けれ ど も、 これ が 6100tほ どで 、 合 計 2万 6277
tと い う焼 去「灰 が発 生 して ご ざい ま す 。 で す の で 、 16万 7000tの
廃 棄 物 を処 理 した結 果 、2万 6000tほ どの焼 去「灰 が残 つ て い る とい
うこ とで 、約 6分 の 1ぐ らい ま で減 容 化 処 理 が で き て い る とい う状
況 で ご ざい ます 。 保 管 させ て い た だ い て お ります 灰 の濃 度 で ご ざい
ます けれ ど も、 焼 去「灰 で 4800 Bqか ら 17万Bq、 煤 塵 が 3100 Bqか ら
15万 Bqと い う状 況 で ご ざい ま す 。
1枚 お め く りい た だ き ま して 、 3ペ ー ジ で ご ざい ま す 。
先 ほ ど、 申 し上 げ ま した環 境 モ ニ タ リン グ の状 況 で ご ざい ます 。
ご説 明 させ て い た だ き ま した よ うに 、施 設 及 び 施 設 周 辺 の モ ニ タ リ
ン グ に つ き ま して は 、 全 て 管 理 基 準 以 下 とい う状 況 で ご ざい ま し
て 、 評 価 とす れ ば全 て適 合 とい う状 況 で ご ざい ます 。 ま た 、排 ガ ス
につ き ま して は 、 い わ ゆ る煙 突 の 中 の放 射 性 物 質 に 関 しま して は 、
連 続 監 視 を して ご ざい ます 。 ま た 、煤 塵 系 で も連 続 監 視 を して お り
ま して 、 問題 の な い こ とは確 認 済 み で ご ざい ます 。
1枚 お め く りい た だ き ま して 、 4ペ ー ジ で ご ざい ま す 。 今 後 の施
設 の 運 営 方 針 で ご ざい ます 。 先 ほ、ど、 申 し上 げ ま した よ うに 、 本 施
設 につ き ま して は 、本 年 3月 ま で を運 営 期 限 と当初 計 画 を して い る
と こ ろ で ご ざい ます 。
-5-
一 方 で 、 復 興 再 生 拠 点 等 か ら廃 棄 物 が発 生 して ご ざい ます の で 、
ま ず は復 興 再 生 拠 点 の 除染 ・ 解 体 に着 手 させ て い た だ く´とい う状 況
で ご ざい ます 。 そ の 中 で 、 4月 以 降 も新 た な廃 棄 物 、 除 染 廃 棄 物 、
解 体 廃 棄 物 、 片 付 け ごみ 等 が発 生 して ま い ります 。 現 在 、復 興 再 生
拠 点 の業 務 につ き ま して は 、既 に広 告 を させ て い た だ い て ご ざい ま
して 、概 ね 5月 の 半 ば 頃 か ら業 務 に着 手 させ て い た だ く とい う状 況
です の で 、 これ と と も に家 屋 解 体 か ら、 ま た は 、 除 染 か ら廃 棄 物 が
発 生 す る とい うこ とが 見 込 まれ て ご ざい ます 。
ま た 、 帰 還 困難 区域 以 外 の 地 域 で ご ざい ます けれ ど も、 フ ォ ロー
ア ップ 除 染 、 そ れ か ら、 引 き続 き家 屋 解 体 を させ て い た だ く とい う
こ とで 、 4月 以 降 も廃 棄 物 が発 生 して ま い ります 。
以 上 、 2点 か ら仮 設 焼 去口施 設 の運 営 期 間 につ き ま して は 、延 長 せ
ざ る を得 な い 状 況 とな っ て い る こ と を ご理 解 い た だ き た い と思 い
ま す 。
今 後 の 運 営 期 間 で ご ざい ま す けれ ど も、 一 番 見 込 ま な けれ ば な ら
な い の は 、復 興 再 生 拠 点 の整 備 の進 捗 状 況 とい うこ とに な っ て ま い
ります 。 これ につ き ま して は 、 現 在 の 計 画 で は 、 平 成 34年 度 ま で
5年 間 と見 込 まれ て ご ざい ま す の で 、施 設 の廃 棄 物 が 出続 け る の が
平 成 34年 ま で とす る な らば 、 最 長 で 、 同様 に平 成 34年 度 ま で の 運
営 期 間 の延 長 を計 画 させ て い た だ き た い と考 えて ご ざい ます 。
新 た な廃 棄 物 で ご ざい ます けれ ど も、概 ね 私 ど もの想 定 で は 、年
間 3万 5000tほ ど、 これ は 、復 興 再 生 拠 点 、並 び に解 除 済 み 地 域 か
ら出 て くる除 染 、 家 屋 解 体 の廃 棄 物 を含 め て とい うこ とに な ります
けれ ど も、年 間約 3万 5000t程 と見 込 ん で ご ざい ます 。 冒頭 で 申 し
上 げ ま した よ うに 、施 設 自体 は 、 7万 5000tほ どの 処 理 は十 分 に可
能 で ご ざい ます の で 、約 4万 t程 度 の施 設 に は余 力 が あ る と考 え て
ご ざい ま す 。 こ うい っ た 意 味 で は 、 町 内 か ら先 ほ ど、 河 川 の 除 草 の
話 も ご説 明 させ て い た だ き ま した けれ ど も、復 興 に 向 け て様 々 な廃
棄 物 が今 後 も出 て く る と考 え て ご ざい ます の で 、 そ うい つ た処 理 困
難 な廃 棄 物 に対 して も一 定程 度 、 十 分 対 応 が で き る とい う状 況 か な
と考 えて ご ざい ま す 。
1枚 お め く りい た だ き ま して 、 5ペ ー ジ で ご ざい ま す 。 今 、 申 し
上 げ ま した よ うな施 設 の状 況 を踏 ま え ま して 、広 域 処 理 とい う一 つ
の 取 り組 み を させ て い た だ け な い か とい うの は 、 1点 ご相 談 で ご ざ
い ます 。
広 域 処 理 につ き ま して は 、 双 葉、君『内 にお き ま して 、 防 災 対 策 上 の
課 題 や 、 そ の 他 等 々 か ら仮 設 焼 却 施 設 を撤 去 せ ざ る を得 な い 自治
体 、 具 体 的 に は 富 岡 町 とい うこ とに な っ て ま い りま す 。 富 岡 町 に つ
-6-
き ま して は 、 現 在 、仮 設 焼 去「炉 を富 岡 駅 の海 岸 側 に 、 私 ど も設 置 し
て い る と こ ろで ご ざい ます けれ ど も、 県 の 県 道 工 事 、 ま た 防 潮 堤 、
防 災 上 の 盛 土 等 の 関係 で 、 間 も な く撤 去 が 必 要 な 状 況 で ご ざい ま
す 。 一 方 で 、仮 設 焼 去「炉 設 置 、建 設 中 の 自治 体 に お き ま して は 、廃
棄 物 の早 急 な処 理 が必 要 とな っ て い る 自治 体 、 これ は 具 体 的 に双 葉
町 で ご ざい ま す 。 双 葉 町 につ き ま して は 、 先 般 、 私 ど も焼 去「炉 を発
注 い た しま して 、 業 者 と契 約 を 3月 1日 付 け で した と こ ろ で ご ざい
ま す けれ ど も、 一 方 で 、双 葉 町 の海 岸 部 分 に発 災 当 時 、 政 府 の指 示
で 牛 を埋 去「 した場 所 が ご ざい ま して 、 この場 所 につ き ま して は 、 間
もな く防 潮 堤 工 事 を 開始 せ ざ る を得 な い とい う状 況 で 、 県 の 防潮 堤
工 事 の 関係 で 、 この埋 去口した牛 を掘 り起 こ して 、 処 理 が必 要 な状 況
とな っ て ご ざい ます 。 これ につ き ま して は 、 下 の表 に も ご ざい ま す
けれ ど も、約 20tほ ど とい う状 況 で ご ざい ま して 、防 潮 堤 等 々 工 事
す る た め に何 か し ら早 急 な 処 理 が 必 要 に な っ て い る とい う状 況 で
ご ざい ま す 。
一 方 で 、 先 ほ ど ご説 明 しま した よ うに 、 浪 江 町 の仮 設 焼 去「施 設 に
つ き ま して は 、 一 定 量 の余 力 が 見 込 まれ て い る とい う状 況 で ご ざい
ま す 。 そ こで 、 私 ど も とい た しま して は 、双 葉 郡 の復 興 、 さ らに推
し進 め て い くた め に 、 この施 設 の余 力 を活 用 い た しま して 、 富 岡 町
と双 葉 町 で 発 生 す る廃 棄 物 の 広 域 処 理 を お 願 い で き な い か とい う
こ とを、 ご相 談 させ て い た だ き た い と考 え て ご ざい ま す 。
具 体 的 に 、 そ れ ぞ れ の 町 か ら発 生 して ま い りま す 処 理 対 象 物 の 見
込 量 で ご ざい ます けれ ども、 富 岡 町 で は 、 浪 江 町 と同様 に 、復 興 再
生 拠 点 を含 め た 地 域 か ら 出 て く る 除 染 廃 棄 物 を始 め と した 家 屋 解
体 等 の廃 棄 物 とい うこ とに な っ て ま い ります 。 こ ち らにつ き ま して
は 、平 成 31年 度 、そ れ ぞ れ 約 2万 5000tず つ 、平 成 32年 度 以 降 に
つ き ま して は 、 約 1万 t程 度 、 各 年 度 発 生 す る もの と見 込 ん で ご ざ
い ます 。 双 葉 町 につ き ま して は 、先 ほ ど申 し上 げ ま した よ うに 、 前
に企 画 した 家 畜 の 分 だ け で ご ざい ま す の で 、 これ は 平 成 30年 度 に
約 20tほ ど とい う状 況 で ご ざい ます 。先 ほ ど 4万 tほ どの余 力 が あ
る と 申 し上 げ た と こで ご ざい ま す けれ ど も、富 岡 町 か ら約 2万 5000
tほ どの 廃 棄 物 を 受 け入 れ て 処 理 させ て い た だ い た と こ ろ で 、 残
り、そ れ で も 1万 5000t程度 の 、ま だ ま だ余 力 は あ る とい う状 況 で
ご ざい ま す の で 、 双 葉 郡 の復 興 とい う観 点 か ら、 浪 江 町 の 皆 様 に は
この 点 ご理 解 い た だ き 、広 域 処 理 を させ て い た だ け な い か と考 え て
い る とこ ろ で ご ざい ま す 。 概 ね 処 理 期 間 に つ き ま して は 、 先 ほ ど 申
し上 げ た とお りで ご ざい ま して 、約 4年 程 度 と見 込 ん で い る と こ ろ
で ご ざい ま す 。
-7-
簡 単 で は ご ざい ま す け れ ど も 、 私 か らの 説 明 は 以 上 で ご ざい ま
す 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )説 明 が 終 わ りま した。
質 疑 に入 りま す 。
質 問 の あ る方 は挙 手 願 い ます 。
高 野 議 員 。
02番 (高 野 武 君 )何 点 か お 尋 ね した い と思 い ます 。
先 ほ どの 資 料 の 中で は 、 モ ニ タ リン グ ポ ス トの継 続 な ん で す けれ
ど も、 一 応 、 こ こで 資 料 に あ る限 りで は放 射 性 セ シ ウム だ け しか記
載 は あ りませ ん けれ ど も、 私 、 現 場 近 くの 津 波 の被 災 地 の 出 な ん で
す けれ ど も、 そ の 中で 、 漁 網 が 震 災 瓦礫 の 中 に相 当数 あ る とい うよ
うな の は 、 環 境 省 ご承 知 の とお りと思 い ま す 。 そ の 中 で 、我 々 が使
つ て い る漁 網 とい うの は 、網 を沈 め るた め に延 伸 ロー プ とい っ て 、
要 す る に 、た ば この太 さ ぐ らい に大 体 lm当 た り 50gか ら、約 10mm
ク ラ ス に な る と 130gぐ らい 鉛 が入 つ て い る ん で す 。 要 す る に 、 ロ
ー プ の 中 に折 り込 ん で あ る とい うこ とで 、 ま ず これ は 100%撤 去 不
可 能 とい うこ とは 、 ス トック ヤ ー ドの 中 に私 、 現 地 、 家 が近 くな も
ん です か ら、 そ こそ こ行 つ て い た 限 りで は 、 トラ ッ ク に そ の網 を そ
の ま ま積 ん で行 く とい うこ とで 、 当然 、 そ れ な ら焼 去日して い る の か
な とい う感 触 な ん です よ。 そ れ で 、鉛 を燃 や す 場 合 に は 、 ダ イ オ キ
シ ン類 が発 生 します よね 、 そ れ は ご承 知 の とお り と思 い ます 。 ダ イ
オ キ シ ン の計 測 は して い るの か 、 そ れ を 1点 お 尋 ね します 。
そ れ と、 放 射 性 セ シ ウム 関係 とダ イ オ キ シ ンの 関係 も、 もち ろ ん
何 で す けれ ど も、 土壌 汚 染 の調 査 な どは して い るの か 、 場 所 とか数
とか 、 ダ イ オ キ シ ン もひ つ く る め て で す けれ ども、 そ の辺 の 資 料 が
あれ ば 、議 会 に い た だ きた い 。
あ と、 富 岡 町 と双 葉 町 の焼 去口灰 、 家 屋 解 体 等 の い ろ ん な廃 材 家 屋
で す か 、 そ れ を焼 去「す る に 当 た り、 浪 江 町 で も、今 般 、 な み え創 成
小 ・ 中学 校 が 開校 しま す 。 そ れ で 、 は つ き り言 つ て迷 惑 施 設 で あ る
と私 は感 じます 。 迷 惑 施 設 で あ る もの を 、 ど うして 防 災 関係 上 とは
言 い な が らも、 浪 江 町 に持 つ て 来 な き ゃ な らな い の か 。 や は り迷 惑
施 設 で あ る と言 う限 りで あれ ば 、 当然 、他 町 村 関係 で も、 も ち ろ ん
そ うな ん で す け ど、 そ の施 設 を受 け入 れ る に 当 た り、 そ れ 相 応 の 予
算 的 な措 置 とか 、迷 惑 料 とか 、 当然 、 受 け入 れ 側 に よ つ て は 、 そ れ
相 応 の メ リ ッ トとい うか 、我 々 に対 して メ リ ッ トは何 も な い わ け で
す か ら、 そ の辺 の メ リ ッ トとい うか 、 そ の辺 の予 算 的 な措 置 とか 、
そ うい うもの は ど う考 え て い るの か 、 そ の辺 を ま とめ て お 尋 ね した
い と思 い ます 。
-8-
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん 。
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 ) まず 1点 日、 漁 網 の件 で ご ざい
ます けれ ど も、 漁 網 に つ き ま して は 、 瓦 れ き と一 緒 に 、 私 ど も回 収
させ て い た だ い て お ります 。 回 収 した 段 階 で 、全 て 手 作 業 で鉛 の 部
分 は 取 り外 して ご ざい ます 。 これ は 、 瓦 れ き を収 集 して 分 別 す る作
業 の 中で 全 て鉛 を漁 網 か ら取 り外 して 、 これ は適 正 に別 な処 分 を さ
せ て い た だ い て ご ざい ま す 。 で す の で 、 焼 去「炉 に鉛 が 入 つ て き た と
い う経 緯 は ご ざい ませ ん 。 事 前 に破 砕 選 別 を して 、全 て 取 り分 け て
い る と ご理 解 い た だ けれ ば と思 い ま す 。
そ れ か ら、 ダイ オ キ シ ン の 測 定 で ご ざい ます け ど、 これ は 、 も ち
ろ ん や っ て ご ざい ます の で 、 今 般 、 この 中 に記 載 して い な い わ け で
す けれ ど も、 これ は 実 施 して ご ざい ま す 。
そ れ か ら、 2番 目の 土壌 汚 染 で ご ざい ます が 、 これ は施 設 の設 置
前 に 土壌 汚 染 の調 査 を して ご ざい ま す 。 土 壌 汚 染 対 策 防 止 法 に 定 め
られ て い る所 定 の調 査 を して ご ざい ま す 。 次 に 、 土 壌 汚 染 の調 査 を
す る タイ ミン グ は 、施 設 を撤 去 した 後 で ご ざい ま す 。 これ も、 当初
した調 査 と同様 の もの を行 い ま して 、 汚 染 度 を確 認 して 、 これ は相
双 振 興 局 へ 報 告 す る とい う手 続 き に な っ て ま い ります 。
そ れ か ら、 3番 目の 富 岡 町 、 双 葉 町 の廃 棄 物 を処 理 す る と、 い わ
ゆ る広 域 処 理 に 関 す る お 尋 ね だ っ た わ け で す けれ ど も 、 迷 惑 施 設
で 、 なぜ 浪 江 町 な の か とい うお 話 か と存 じます 。 これ につ き ま して
は 、 大 変 、 恐 縮 な お 話 だ とい うこ とは十 分 承 知 して お ります 。 一 方
で 、 同 じ双 葉 郡 とい う括 りで 、 私 ど もは ご相 談 させ て い た だ い て い
る と こ ろ です けれ ど も、 大 熊 町 、双 葉 町 に 関 しま して は 、 ご案 内 の
通 り、 中 間貯 蔵 施 設 とい う施 設 をお 引 き受 け い た だ け る と こ ろ で ご
ざい ます 。
一 方 で 富 岡 町 、楢 葉 町 に 関 しま して は 、 特 定 廃 棄 物 の 埋 め立 て 処
分 施 設 とい う施 設 をお 引 き受 け い た だ い て い る状 況 で ご ざい ま す 。
こ う した 中 で 、 浪 江 町 さん と ご相 談 した 中 で は 、 先 般 の馬 場 町 長 の
議 会 で の ご発 言 の 中 に も ご ざい ま した けれ ど も、双 葉 郡 と して 、 復
興 を進 め るた め に 、 町 と して も協 力 を させ て い た だ き た い とい うご
発 言 をい た だ い た と こ ろ で ご ざい ま す 。 こ う した あ りが た い ご発 言
を い た だ い て ご ざい ます の で 、 私 ど も国 、 ま た は福 島 県 含 め て 浪 江
町 の復 興 に 向 け て 、 さ らな る ご支 援 を様 々 な形 で と らせ て い た だ き
た い と考 え て ご ざい ま して 、 この 広 域 処 理 につ き ま して は 、福 島県
と も十 分 ご相 談 して い る最 中 で ご、ざい ます の で 、 そ う した 中で 、 町
の復 興 に よ リー 層 ご支 援 を させ て い た だ く とい うこ とで 、 ご理 解 い
た だ けれ ば と考 えて ご ざい ま す 。
-9-
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 高 野 議 員 。
02番 (高 野 武 君 )今 の発 言 の説 明 の 中 で 、若 干 の説 明 が私 、 聞 い
た こ とに対 して 回 答 が な され な い とい うこ とが あ りま した の で 、 ま
た お 尋 ね した い と思 い ま す けれ ど も、 今 の説 明 の 中 で 、 私 の モ ニ タ
リン グ ポ ス トの数 と設 置 場 所 とか 、 そ の辺 どの く らい あ るの か とい
うこ と もお 尋 ね した ん で す が 、 そ れ は 回答 な か っ た ん で す が 、 それ
の場 所 と、要 す る に 、 数 とか 分 か れ ば そ れ もお願 い した い 。
あ と、 今 般 の 一 般 質 問 の 中 で 町長 か ら、 迷 惑 施 設 で あ る とい うこ
とで 、広 域 圏 の 関係 上 受 け入 れ た い とい う説 明 が あ つ た の は 、 私 も
記 憶 して い ます けれ ど も、 そ の 中で や は り、 あれ は 、 あ くま で も町
長 の 説 明 で あ つ て 、 議 会 と して 同 意 した わ け で は な い とい うこ と
で 、 そ の辺 を は っ き り申 し上 げ ます と と も に 、今 回 の全 員 協 議 会 の
中で 、今 回 初 め て の説 明 とな っ た わ け で す けれ ど も、 た だ迷 惑 に 関
して の先 ほ どの お 話 の よ うに 、8000 Bq以 上 は 向 こ うで 受 け入 れ て い
るか ら浪 江 町 もや っ て くだ さい よ、 とい う説 明 で は な か っ た か とは
思 い ます けれ ど も、 た だ 、 そ れ 相 応 に対 して 、 富 岡 町 さん で も、 楢
葉 町 さん で も、 運 搬 経 路 そ の他 諸 々 に 関 して の予 算 的 な 面 とか 、 い
ろ ん な形 で の メ リ ッ トとい うか 、 そ うい う形 が あ つ た よ うに私 、記
憶 して い ます け ど、浪 江 町 に対 して 、ど うい うメ リ ッ トが あ るの か 、
予 算 的 な 面 だ つ た らば 、極 端 な話 、 10億 円で も 20億 円 で も迷 惑 料
い た だ き た い とい う話 を 、 具 体 的 に 数 字 は 申 し上 げ ま せ ん け れ ど
も 、 そ うい う面 で の 考 慮 を して い た だ け な い も の か と考 え て い ま
す 。
あ と、先 ほ どの漁 網 の件 で 一 つ 。完 全 に取 り除 き ます と。これ は 、
私 、今 日、 現 物 持 っ て 来 る の 忘 れ た ん で す けれ ど も、 現 物 を見 せ れ
ば 、 は つ き り申 し上 げ ま す と、 100%不 可 能 で す 。 解 体 して い る鉛
とい うの は 、我 々 、 し らす 網 、 小 女 子 網 に使 うや つ な ん で す け ど、
そ れ に 関 して は 、 目に見 え る もの で す か ら取 り除 け ま す 、 これ は。
そ れ は 、 多 分 、 私 も トラ ッ ク な ん か で 運 搬 して い る現 物 見 て い ま す
か ら、 家 近 くです か ら見 て い ます 。 た だ し、 漁 網 に付 い て い る延 伸
ロー プ とい うの は 、本 当 に た ば こ ぐ らい の太 さな ん で す よ。 そ の 中
に全 部 折 り込 ん で あ るん で す よ。 細 い や つ 、 小 さい や つ 。 あれ を人
間 の 力 で 取 り除 く とい うの は 、 は つ き り言 つ て 不 可 能 で す 。 現 物 そ
の うちお 渡 し しま す 。 も し よ ろ しけれ ば 、 今 、行 つ て 持 つ て 来 て も
い い で す よ。 も し ど う して も、 そ うい うこ とで あれ ば。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。 、
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島啓 之 君 ) モ ニ タ リン グ ポ ス トの設 置 数 で
ご ざい ます けれ ど も、 これ は 4箇 所 で ご ざい ます 。 これ は 、 全 て施
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設 周 辺 で ご ざい ま して 、 そ れ 以 外 の場 所 につ い て は 、 既 に 町 、 そ の
他 で設 置 した と こ ろ は ご ざい ます の で 、 当初 、設 置 す る に 当 た つ て
は 、 町 と も ご相 談 して 、今 の 場 所 を決 め た もの で ご ざい ます 。
そ れ か ら、 漁 網 の話 で ご ざい ます けれ ど も、 現 物 は私 も承 知 して
ご ざい ま す 。 全 て 手 作 業 で 取 つ て お りま して 、 取 れ な い もの も あ る
こ とは確 か で ご ざい ま す 。 議 員 ご指 摘 の とお り、 これ を焼 去「炉 に持
っ て 来 られ ま す と、鉛 が入 つ て い ます の で 、極 め て よ ろ し くな い と
い うの は十 分 承 知 して ご ざい ま す 。 で す の で 、 こ う した もの は 、完
全 に 取 れ て な い も の が 焼 去「炉 に入 つ て い る とい う経 緯 は ご ざい ま
せ ん の で 、別 な処 分 方 法 を とつ て い る と。 少 な くて も、鉛 が 入 つ て
い る漁 網 を焼 去口炉 へ 焼 去口処 理 を して い る経 緯 は ご ざい ま せ ん とい
うこ とは 、 ご理 解 い た だ き た い と思 い ます 。
そ れ か ら、 順 序 、 逆 に な っ て 大 変 恐 縮 で す が 、 予 算 上 の メ リ ッ ト
と財 政 上 の メ リ ッ トと、 広 域 処 理 に 関す るお 尋 ね か と思 い ます 。 こ
れ に 関 して は 、先 ほ ど もお 話 し させ て い た だ い た と こ ろで ご ざい ま
して 、 ご指 摘 の よ うに 、 中 間貯 蔵 施 設 、 特 定 廃 棄 物 の埋 立 処 分 施 設
の受 け入 れ に 関 して は 、様 々 な財 政 的 な支 援 が な され た こ とは 、 国
か らです ね 、 事 実 で ご ざい ます 。 今 回 の件 につ き ま して も、 ど うい
っ た ご支 援 をす るか とい うこ とにつ き ま して は 、繰 り返 しに な りま
す が 、福 島 県 と も ご相 談 中 で ご ざい ま して 、 町 と も、 一 定 程 度 ご相
談 を させ て い た だ い て ご ざい ます 。 議 会 の場 で 具 体 的 な 中身 につ い
て は 、 ま だ お 話 で き る体 面 で は ご ざい ませ ん し、 私 ど もか らお 話 し
す る か ど うか とい うと こ ろ も ご ざい ます の で 、 そ うい つ た議 論 が な
され て い る と、 国 と して も、 県 と して も しつ か り町 に対 す る支 援 を
考 えて い る とい うこ とで 、 ご理 解 い た だ けれ ば と存 じます 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 高 野 議 員 。
02番 (高 野 武 君 ) 3回 日で 、 同 じ質 問 に若 千 重 複 して い る部 分 も
あ る と思 い ま す けれ ど も、 そ の辺 を ご勘 弁 願 い ま して 。 私 、 漁 業 者
な ん で す よ、 漁 業 者 で 、 そ れ で ど うい う材 料 で 、 ど うい うもの を作
っ て 、 ど うい うもの を使 っ て い るか は 100%把 握 して い る もの で す
か ら、 そ の辺 、 承 知 して い ます 。 そ れ で 、先 ほ どの説 明 の 中 で延 伸
ロー プ と言 い ま した けれ ど も、鉛 が さつ き 申 した よ うに 、 もの す ご
い 量 な ん で す よ。 請 戸 の ス トックヤ ー ドを 3箇 所 、 4箇 所 ぐ らい の
漁 網 を拡 散 して い る と、 そ れ を総 延 長 に した ら地 球 何 周 りも回 る ぐ
らい の ロー プ が あ るん です よ。 そ の 中 で 、 た つ た 1年 か 2年 の 間 に
完 全 に取 り除 く とい うこ とは 、 さつ き も 申 した よ うに不 可 能 で あ る
と、並 び に そ れ を 、も し別 の方 法 で 処 分 して い る とい うの で あれ ば 、
ど うい う方 法 の 処 分 な の か 、 あ と具 体 的 に説 明 を お願 い した い 。 そ
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れ に通 じて 、 最 終 的 に予 算 的 な話 で す が 、 これ は 、確 定 しな い うち
に そ の 辺 の メ リ ッ トは 答 え られ な い とい う こ とで す け´れ ど も、 た
だ 、 予 算 的 な メ リ ッ トは あ る とい うこ との解 釈 で 結 構 で す か 。
そ の辺 、 2点 ほ どお 願 い しま す 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島啓 之 君 )漁 網 に 関 して で ご ざい ま す けれ
ど も 、 これ は 、 浪 江 町 で は な く、 私 ど も、 南 相 馬 市 で も、 富 岡 町 で
も、仮 設 焼 去「炉 を運 営 して ご ざい ま して 、ま た 、津 波 瓦 れ き の収 集 、
分 別 作 業 させ て い た だ い て ご ざい ます 。 大 変 な量 が あ る こ と も確 か
で ご ざい ま して 、 な か な か 中 に練 り込 まれ て い る とい うこ と も十 分
承 知 して ご ざい ま す 。 処 理 につ い て は 、 専 門 業 者 に外 注 して 処 理 を
させ て い た だ い て お ります の で 、 これ は 法 令 上 の 問題 も あ ります の
で 、適 正 に処 理 させ て い た だ い て い る とい うこ とで 、 ご理 解 い た だ
き た い と思 い ます 。
そ れ か ら、 広 域 処 理 に 関す る財 政 面 で の ご支 援 とい うご質 問 で ご
ざい ます が 、 先 ほ ども 申 し上 げ ま した とお り、繰 り返 しで 大 変 恐 縮
で す が 、国 、県 と相 談 しま して 、町 の方 ヘ ー 定 の支 援 が様 々 な形 で 、
これ は 、財 政 的 な支 援 な の か 、 政 策 的 な支 援 な の か 、 そ うい つ た も
の は ともか く とい た しま して 、 今 回 の 広 域 処 理 を 引 き受 け て い た だ
く とい うこ とに い た しま して は 、 国 と して も、福 島 県 と して も大 変
あ りが た い お 話 だ と理 解 して い る こ とで 、 そ の辺 、 ご判 断 い た だ け
れ ば と考 え て ご ざい ま す 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ の ほ か あ ります か 。
平 本 議 員 。
07番 (平 本 佳 司 君 ) 1点 だ け な ん で す けれ ど も、 先 ほ どの広 域 処 理
の件 に 関 しま して は 、 あ る程 度 理 解 した つ も りです 。1点 だ け 、 こ
れ は 、復 興 再 生 拠 点 が 大 体 決 ま りつ つ あ る とい う形 で 、今 後 、 最 大
平 成 34年 ぐ らい ま で延 長 可 能 だ とい う話 をい た だ き ま した 。 そ の
際 に 、 この 中で 入 つ て き た 、 先 ほ どの 広 域 処 理 もそ うな ん で す けれ
ど も、 帰 還 困難 区域 内 の 再 生 拠 点 の 除 染 、 解 体 で 出 た様 々 な廃 棄 物
に 関 して 処 理 しま す よ とい う話 で ご ざい ま した けれ ど も、 こ この 中
で 1点 だ け入 つ て い な い の が 、 我 々 の 町 も含 め て 、 里 山再 生 モ デ ル
事 業 が減 っ て い ます 。 そ の 中 の廃 棄 物 等 の 処 理 は どの よ うに して 考
え て い る の か 、 お 願 い しま す 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 )ヽ 細 か く、議 員 ご指 摘 の とお り、
里 山再 生 モ デ ル 事 業 、 そ の他 の もの につ い て も、 お そ ら くは 書 き切
れ て い な い とい うの は 大 変 恐 縮 で ご ざい ま す 。 当然 、 国 が進 め て ま
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い ります 事 業 に 関 しま して は 、 国 に処 理 責 任 が あ る と認 識 して ご ざ
い ます の で 、 関係 省 庁 と十 分 協 議 を しな が ら、必 要 に応 じて 処 理 は
させ て い た だ く とい うこ とに な っ て ま い りま す 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 平 本 議 員 。
07番 (平 本 佳 司 君 ) とい うこ とは 、 仮 設 焼 去「炉 に は運 び 出 しは しな
い とい う感 覚 で よ ろ しい ん で す か。これ か ら、そ の処 理 に 関 して は 、
検 討 す る とい うこ とな の で し ょ うか 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん 。
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 )事 業 が 始 ま っ た ば か りで 、 言 い
方 が 大 変 失 礼 だ つ た か と思 い ます けれ ど も、 す ぐに ど うこ うとい う
こ とで は ご ざい ませ ん けれ ど も、 協 議 が整 え ば 、 当然 、 処 理 対 象 に
な っ て く る もの と考 え て ご ざい ます とい うご説 明 で ご ざい ます 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ の ほ か あ ります か。
佐 々木 議 員 。
06番 (佐 々 木 勇 治 君 ) 2ペ ー ジ の 一 番 下 の灰 の濃 度 の焼 去「灰 、 MA
X値 17万 Bq/kg、 煤 塵 15万 Bq/kgは 分 か つ た ん で す け ど、最 大 線 量
は どの く らい な の か とお 伺 い します 。
も う 1点 は 、今 年 で 3年 目を迎 え ま す と、 設 備 全 体 の機 器 の 点 検
につ い て は 、あ と 4年 使 うん で 、ど う考 え て い るの か お 伺 い しま す 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 ) ま ず は 、 1点 目の 空 間線 量 とい
うこ との お 尋 ね か と思 い ま す けれ ど も。
[「 表 面 線 量 」 と呼 ぶ 者 あ り]
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島啓 之 君 )表 面 線 量 で す か。 表 面 線 量 に つ
き ま して は 、 ベ ク レル で 全 て 管 理 して ご ざい ます の で 、表 面 線 量 と
い う概 念 で 管 理 して い る経 過 は ご ざい ませ ん。 一 方 で 、灰 の保 管 施
設 に入 つ て い ま す の で 、灰 の保 管 施 設 の敷 地 境 界 の と こ ろ で放 射 性
物 質 濃 度 を測 定 して い ます の で 、 こ こで 、 極 端 に周 囲 等 、 高 くな ら
な い よ うな 管 理 を させ て い た だ い て お りま す 。 そ うい つ た 意 味 で
は 、 ち ょ う ど 2ペ ー ジ の左 側 に 、 これ が灰 の保 管 施 設 で ご ざい ます
けれ ど も、 テ ン トが あ るん で す けれ ど も、周 囲 を全 て コ ン ク リー ト
壁 で覆 っ て お りま す の で 、 中 と外 を 、 しっ か りそ こで 区分 け させ て
い た だ い て 、 外 部 に放 射 性 物 質 が漏 え い して い る こ との な い よ うな
管 理 を させ て い た だ い て い る とい うこ とで ご ざい ま す 。 そ の 点 で 、
ベ ク レル で 、 基 本 的 に は管 理 させ て い た だ い て い る とい うこ とで 、
ご理 解 い た だ けれ ば と思 い ます 。ヽ
次 の 、施 設 の メ ンテ ナ ンス の お 話 で ご ざい ます けれ ど も、施 設 に
関 しま して は 、今 年 度 、 昨 年 の 5月 か ら夏 頃 に か け て 、 全 て オ ー バ
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― ホ ー ル を させ て い た だ い て ご ざい ま す 。 大 体 2カ 月 か ら 3カ 月 か
け て オ ー バ ー ホ ー ル を して お ります 。 とい うの は 、 当初 の運 営 期 間
が 昨 年 の 3月 ま で で 、1年 間延 長 した 経 過 が ご ざい ま す 。 性 能 保 障
とい う点 で も、 運 営 期 間 が 1年 超 え ま した の で 、 この 昨年 の春 先 か
ら夏 にか け て オ ー バ ー ホ ー ル を して い ま す の で 、 この オ ー バ ー ホ ー
ル に よ り、当面 、複 数 年 間 、運 営 は十 分 に 可 能 と考 えて ご ざい ま す 。
ま た 、 必 要 に応 じて 処 理 期 間 が長 くな る よ うで あれ ば 、 改 め て オ
ー バ ー ホ ー ル を させ て い た だ く とい う対 応 は考 えて ご ざい ま して 、
本 施 設 につ い て は 、建 築 基 準 補 助 仮 設 建 築 物 とい う扱 い に な っ て お
ります の で 、仮 設 とい う名 称 で ご ざい ます けれ ど も、 実 際 、施 設 と
す れ ば 、 普 通 の 一 般 廃 棄 物 の 処 理 施 設 と全 く設 備 、機 能 、 遜 色 は ご
ざい ませ ん 。 で す の で 、 通 常 で あれ ば 、 オ ー バ ー ホ ー ル 等 々 を しな
が ら、メ ンテ ナ ン ス を しな が らで あれ ば 、20年 程 度 は 十 分 使 用 可 能
な施 設 で ご ざい ま す 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )佐 々木 議 員 。
06番 (佐 々 木 勇 治 君 )ベ ク レル 管 理 も分 か るん で す け ど、 そ うす る
と、 焼 去「灰 とか煤 塵 取 り扱 う方 は 、 線 量 な ん ば か 分 か らな い で 作 業
して い る とい うこ とに な ります よね 、今 の 回答 だ と。 線 量 ぐ らい 把
握 す るべ き で は な い ん です か。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 小 島 さん 。
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 )場 内 の 空 間線 量 率 につ い て は 、
常 時 計 測 して 表 示 して ご ざい ます 。 ま た 、 作 業 員 の被 ば く管 理 とい
う点 にお き ま して は 、 全 て 個 人 線 量 計 を付 け させ て ご ざい ます 。 要
は 、 この灰 の表 面 線 量 率 とい うよ りも、原 灰 とい つ て 出 て くる瞬 間
の灰 が あ ります の で 、 そ うい つ た もの を 、表 面線 量 を常 時 測 る こ と
は で き な い の で 、 今 、 申 し上 げ た よ うな放 射 線 管 理 を させ て い た だ
い て 、 作 業 に 関 して は して い る とご理 解 い た だ け る と思 い ます 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )松 田議 員 。
010番 (松 田孝 司 君 ) 5ペ ー ジ の広 域 処 理 の対 応 につ い て 、富 岡 か ら
浪 江 ま で 6号線 使 うか と思 うの で す け ど、運 搬 体 制 、ま ず 2万 5000
tと い うこ とは 、 大 体 8t計 算 で 3000台 ぐ らい 年 間 出 るん です よ
ね 。 この運 搬 車 の識 別 をす るの か。 あ と、 も し事 故 あ つ た 時 の 災 害
対 策 を ど う考 え て い る の か 、 お 願 い しま す 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 ) 富 岡 町 か ら浪 江 町 へ 運 ん で 来 る
ル ー トで ご ざい ま す けれ ど も、議員 お 考 え の よ うに 、 全 て 国道 6号
線 を使 用 す る こ とに な りま す 。 今 の 富 岡 町 で は 、全 て の廃 棄 物 が 毛
萱 の仮 置 場 に集 約 され る とい うよ うな計 画 に な っ て ご ざい ます 。 で
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す の で 、 毛 萱 か ら 6号線 を北 上 して く る とい うこ とに な つ て ま い り
ます の で 、 ル ー トとす れ ば 、 高瀬 の 交 差 点 、 も し くは幾 世 橋 の 交 差
点 か ら棚 塩 の 方 へ 搬 入 させ て い た だ く こ と に な ろ うか と考 え て ご
ざい ます 。
一 方 で 、 町 内 か らの廃 棄 物 を搬 出 も あ りま す の で 、 基 本 的 に は 高
瀬 の 交 差 点 に な ろ うか な とは 考 えて い る と こ ろで ご ざい ま す 。 この
辺 に つ き ま して は 、町 と も十 分 ご相 談 す る 中 で 、ル ー トにつ い て は 、
決 め て ま い りた い と考 え て ご ざい ます 。 運 搬 量 で 、議 員 の 単 純 計 算
で あれ ば 、 そ うい つ た と こ ろか と私 も思 っ て ご ざい ます 。
一 方 で 、今 の 計 画 の 中 で 2万 5000tと 見 込 ん で い る と こ ろで ご ざ
い ます の で 、 ピー ク も あ る し、 もつ と下 の 時 も あ ろ うか な と思 っ て
い ます の で 、 そ の辺 は 、 は っ き り何 台 と、 大 変 申 し上 げ に くい と こ
ろ で は ご ざい ます が 、 一 つ は 、 先 ほ ど 申 し上 げ ま した よ うに 、 6号
線 を北 上 す るル ー トで ご ざい ます の で 、 これ ま で の よ うに 、 中 間貯
蔵 施 設 含 め て 南 下 す るル ー トとは逆 コー ス に な るの で 、若 干 交 通 渋
滞 とい う点 で は 、 あ る程 度 そ ん な に厳 しい もの は な い か と。 私 ど も
が 、今 、 中 間貯 蔵 施 設 、 特 定 廃 棄 物 の埋 立 処 分 場 に 向 か っ て い るル
ー トが全 て 南 へ 向 か つ て い ます の で 、 そ の 点 で は 、少 し渋 滞 に大 き
な影 響 は 与 え な い 、影 響 を与 え る こ とは確 か だ と思 っ て い ます けれ
ど も、 もの か と思 っ て い ます 。 ま た 、 運 搬 車 両 の表 示 で ご ざい ま す
けれ ど も、 これ は 、浪 江 町 の 私 ど もの 仮 設 焼 去,炉 を運 営 して い る事
業 者 、具 体 的 に は 日立 造 船 と安 藤・ハ ザ マ 、神 戸 製 鋼 に な ります が 、
彼 等 が運 搬 す る こ とに な りま す の で 、 町 内 を運 搬 して い る車 両 と同
様 の掲 示 を車 両 に させ て い た だ く と。 ま た 、 必 要 に応 じて 、 富 岡 町
か らの も の で す よ とい う と こ ろ ま で 必 要 で あ る か ど うか に つ き ま
して は 、 町 と も ご相 談 して 、 必 要 で あれ ば 、 そ うい つ た 掲 示 も させ
て い た だ き た い と考 え て ご ざい ます 。 ま た 、 災 害 時 の 対 応 で ご ざい
ます けれ ど も、 これ は 、今 ま で も町 内 の仮 置 場 か ら搬 出 させ て い た
だ い て い る時 も 同様 で す が 、施 設 の方 にす ぐに対 応 で き る よ うな体
制 を整 え て ご ざい ます の で 、今 回 も、 何 か あれ ば 、施 設 か ら災 害 事
故 等 の 対 応 が で き る よ うな 体 制 は 整 え て ま い る と い うこ とで ご ざ
い ま す 。 私 ど も、 先 ほ ど申 し上 げ た よ うに 、 毛 萱 か ら棚 塩 の施 設 ま
で の 距 離 と、 津 島 か ら棚 塩 の 距 離 の 方 が 実 は遠 い とい うこ とを承 知
して ご ざい ま して 、 そ うい う意 味 で は 、 距 離 感 的 に は若 千 近 い の か
な と考 え て ご ざい ます 。 も う一 つ は 、 ル ー トが 国道 6号線 一 本 しか
使 い ませ ん の で 、 災 害 時 の対 応 等、々 は あ っ て な らな い こ とです けれ
ど も、比 較 的 フ レキ シ ブル な対 応 は で き る の か と認 識 して は ご ざい
ます 。
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○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )松 田議 員 。
010番 (松 田孝 司君 )私 も、た び た び 富 岡行 くん で す け ど、行 く とき
は若 干 か か るん で す よね 。 逆 に 、今 、 常 磐 道 も、 中 間 処 理 の運 搬 車
で か な り、 渋 滞 ま で は い か な い で す け ど、 混 ん で い るん で す よ。 も
し、 6号線 も 同 じ よ うな状 況 で 、 多 分 増 え る とな る と、 今 、 交 通 車
両 は か な り多 い ん です よね 。 プ ラス ア ル フ ァ に な るか ら、渋 滞 に近
くは な る と思 うん です 。 も し どつ ち か 事 故 起 きた 場 合 、 大 変 な こ と
に な るん で は な い か と思 っ て い るん で す 。 くれ ぐれ も事 故 の な い よ
うに だ け 、 要 望 で す け ど、 お 願 い します 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ の ほ か あ りま す か。
馬 場 議 員 。
016番 (馬 場 績 君 ) 1ペ ー ジ 、 2ペ ー ジ に 関 して です けれ ど も、 こ
れ ま で の 実 績 が 16万 3000t、 当初 の 処 理 計 画 で 実 績 が 16万 7000
t、 今 後 の 富 岡 、 双 葉 、 そ れ か ら浪 江 の 里 山再 生 、 そ れ か ら復 興 拠
点 か ら出 る汚 染 物 質 、 大 体 どれ く らい の 量 を考 え て い る の か。 そ の
資 料 は な い ん だ よ、 見 る 限 り。 そ れ は 、 今 日の議 題 か らす る と、 当
然 、議 会 に 出す べ き資 料 で は な い か と思 つ て い ま す 。
そ れ か ら第 2点 は 、 帰 還 困難 区域 の廃 棄 物 とい うか 、 除 染 物 の焼
去「 も入 る と、 当然 の こ とな が ら線 量 も高 い と。 設 備 か らす る と問題
な い とい うこ とだ けれ ど も、 特 別 な対 策 は必 要 な い の か と。 先 ほ ど
は 、 小 島 さん は建 築 基 準 法 に基 づ い て 設 置 され た設 備 だ とい うこ と
だ け ど、 放 射 性 汚 染 物 質 の焼 去,と い うこ とに な る と、 別 な 法 律 も 当
然 、 関係 して く る と思 うん だ け ど、 関係 法 律 に照 ら して 、 特 別 な対
策 は必 要 な い の か とい うこ とが 第 2点 。
そ れ か ら第 3点 は 、 漁 網 に付 着 して い る鉛 の件 で す けれ ど も、 い
ろ い ろや り と り、 関 心 を持 っ て 聞 い て お りま した。 最 後 に専 門業 者
に適 正 処 理 をお 願 い して い るの で 、 問題 な い と。 そ の 一 言 で 片 付 け
た ん だ けれ ど も、 焼 却 して い る の か 、保 管 を して い る の か 、今 後 ど
うす るの か とい うこ とにつ い て お 聞 き を した い 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 小 島 さん。
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島啓 之 君 ) ま ず 、発 生 量 の お 話 で ご ざい ま
す けれ ど も、 4ペ ー ジ を ご覧 い た だ き ます と、 一 番 下 の矢 印 、新 た
な廃 棄 物 は年 間 3万 5000tと 、これ が 町 内 か ら今 後 発 生 す る と見 込
まれ て い る廃 棄 物 の発 生 量 で ご ざい ま す 。 で す の で 、 次 の ペ ー ジ を
見 て い た だ き ます と、 富 岡 町 か ら 2万 5000t、 双 葉 町 は 20tで す
けれ ども、 富 岡 町 か ら 2万 5000tで 、 町 内 か ら 3万 5000tと い う
こ とで ご ざい ま して 、 合 計 6万 tほ ど と。 この新 た な廃 棄 物 が 年 間
3万 5000tと 示 して あ る下 に 、 処 理 可 能 量 を約 7万 5000tと して
-16-
ご ざい ます の で 、これ で も、ま だ 1万 5000tほ ど余 力 が ご ざい ま す
とい う説 明 で ご ざい ます 。 ´
そ れ か ら、 2番 目の復 興 再 生 拠 点 か ら発 生 す る廃 棄 物 へ の 対 応 で
ご ざい ます 。 新 た な対 策 は不 要 か とい うお 尋 ね か と存 じます けれ ど
も、 これ ま で 仮 設 焼 去「施 設 の方 で は 、 震 災 後 、 事 故 後 で す ね 、 内 閣
府 が 実 施 しま した モ デ ル 除 染 等 で 実 施 した 関連 性 の廃 棄 物 、 これ は
津 島 地 区 で発 生 した もの も既 に処 理 済 み で ご ざい ま す 。 こ うい っ た
もの は 、 安 全 に処 理 で き て ご ざい ま す し、 先 ほ ど も私 が 申 し上 げ た
の は 、 施 設 が 建 築 基 準 法 上 の 適 用 を 受 け て い る と 申 し上 げ た だ け
で 、設 備 、機 能 とは 、 建 築 基 準 法 とは相 容 れ な い もの で ご ざい ま し
て 、 これ につ い て は 、廃 掃 法 等 含 め て 、 法 令 に基 づ い て しっ か り と
した設 備 を整 え て ご ざい ま す 。
ま た 、 以 前 か ら議 会 で も ご説 明 させ て い た だ い て お ります けれ ど
も、 今 回 、 環 境 省 が設 置 して ご ざい ま す 。 これ は 、 県 内 で ご ざい ま
す けれ ど も、 焼 去,炉 に はバ グ フ ィル ター とい うフ ィル ター を 2段 設
置 して ご ざい ます 。 通 常 1段 あれ ば十 分 な もの で ご ざい ます 。 機 能
的 に も 99。 99%放 射 性 物 質 は捕 捉 で き て い る とい う設 備 で ご ざい ま
した けれ ど も、 万 が一 、 事 故 が あ っ た ら とい うご指 摘 を踏 ま え て 、
今 般 、 私 ど もが設 置 して い る施 設 に は全 て 2段 、 こ うい っ た フ ィル
ター も付 け させ て い た だ い て い る とい う状 況 で ご ざい ます の で 、全
て に十 分 な対 策 は 工 事 させ て い た だ い て い る とこ ろ で ご ざい ます 。
復 興 再 生 拠 点 か ら発 生 す る廃 棄 物 の 処 理 に 当 た つ て も、 も ち ろ ん 安
全 か つ 適 切 に は対 応 させ て い た だ き ま す が 、新 た に設 備 を追加 す る
とい うこ とは ご ざい ませ ん の で 、 ご理 解 い た だ き た い と思 い ま す 。
そ れ か ら、 3点 目の漁 網 の鉛 の件 で ご ざい ま す 。 先 ほ ど も ご説 明
した とお り、鉛 が付 着 して い る よ うな漁 網 は 、焼 去「処 理 は して ご ざ
い ませ ん。 これ は 、適 正 に外 部 の処 分 業 者 に 、 津 波 瓦 れ き の収 集 運
搬 業 務 の 中 で 処 理 して い る とい うこ とで ご ざい ます 。 で す の で 、 現
地 に も、 も ち ろん保 管 して ご ざい ませ ん し、 そ うい つ た 業 者 が適 正
に法 令 に基 づ く処 分 を した とい うこ とで ご ざい ます 。
繰 り返 しに な ります けれ ど も、鉛 が 付 着 して い る恐 れ の あ る よ う
な 漁 網 を 焼 去,炉 で 焼 去口処 理 して い る とい う経 緯 は ご ざい ま せ ん の
で 、 ご理 解 い た だ き た い と思 い ます 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )馬 場 議 員 。
016番 (馬 場 績 君 )発 生 量 につ い て は分 か りま した 。 そ れ か ら、線
量 の 高 い廃 棄 物 の焼 去「につ い て 、特 別 な対 策 は必 要 な い とい うお 話
も分 か りま した。 バ グ フ ィル ター の話 を され ま した けれ ど も、 先 ほ
ど も高 野 議 員 の質 疑 の 中で 出 て い ま した けれ ど も、 モ ニ タ リン グ ポ
-17-
ス トは 、 町 内 に 4箇 所 あ る とい う説 明 で す けれ ど も、 現 実 に ダ イ オ
キ シ ンは検 出 され て い るん です か 、 い な い ん です か。 モ ニ タ リン グ
調 査 の結 果 につ い て 資 料 が あれ ば 、 や つ ぱ り議 会 に 出 して 、 現 状 は
こ うだ とい うこ とだ か ら問題 な い とい う説 明 をす べ き だ。 な お 、 そ
の 上 で 、 特 に線 量 の 高 い 帰 還 困難 区域 の 焼 去「が始 ま る とい うこ とに
なれ ば 、 様 々 な 問題 とい うか 、線 量 の 高 い 廃 棄 物 を燃 や す わ け だ か
ら、 果 た して 、 バ グ フ ィル ター ニ 重 にや っ て い るか ら問題 な い とい
うこ とで 安 心 で き るの か ど うか とい う問題 意 識 は 、私 は持 っ て い ま
す 。
従 っ て 、 ダ イ オ キ シ ン検 出 の現 状 につ い て 資 料 が あれ ば 、 資 料 提
出 も含 め て説 明 をい た だ き た い。
そ れ か ら、鉛 につ い て は 了解 をい た しま した。
そ れ と、 関連 して とい うか 、 焼 去「施 設 に 関連 して 、 今 日の説 明 と
は 直 接 関係 な い わ け だ け ど、 浪 江 町 と して 関係 して い る問題 は 、葛
尾 が他 町 村 の焼 却 も受 け入 れ る と。 そ の こ とにつ い て 、 前 回 の説 明
会 の 時 に 、 一 番 最 初 、葛 尾 村 の焼 去「施 設 が あ つ た 時 に 、排 水 につ い
て は浪 江 分 、 地 域 的 で 言 う と津 島 に排 出 され る と、 汚 染 され る と。
従 っ て 、 焼 去「量 が拡 大 され る とい うこ とで あれ ば 、 地 元 浪 江 町 に対
して 、説 明す べ き だ と。 議 会 に対 して は 当然 だ し、 関係 者 に対 して
も説 明 す べ き だ と。 関係 者 の話 を 聞 い た らば一 切 そ うい う話 は な い
と、 ぜ ひ 説 明 を求 め た い とい うこ とで した。 そ の こ とは 、 あ な た に
も、 この 前 の説 明 会 の 時 に指 摘 して は い た か ら、 多 分 記 憶 は あ る と
思 うん だ けれ ど も、 そ の後 、何 らあ りませ ん。 今 日は こ の こ とだ け
だ か ら、今 の 件 につ い て は 、 後 で も結 構 で す けれ ど も、 そ れ は 、 環
境 省 が説 明 責 任 を果 た す 必 要 が あ る と思 い ま す 。 これ は必 ず や っ て
も らい た い 。
以 上 、 前 段 につ い て お 答 え くだ さい 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん 。
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 ) ま ず 、 モ ニ タ リン グ ポ ス トの 状
況 で ご ざい ます けれ ど も、 先 ほ どご説 明 した とお り、 4箇 所 設 置 し
て ご ざい ます 。 こ ち らにつ い て は 、 空 間線 量 率 を捕 捉 して い る もの
で ご ざい ま す の で 、 モ ニ タ リン グ ポ ス トか らダイ オ キ シ ン を確 認 す
る こ とは で き ませ ん。 ダ イ オ キ シ ン の 測 定 状 況 で ご ざい ま す けれ ど
も、 これ は 、排 ガ ス 、 い わ ゆ る煙 突 で 計 測 して ご ざい ま して 、 法 令
上 1年 に 1回 、 計 測 を求 め られ て ご ざい ます 。 こ ち らの基 準 値 で す
が 、0.1と 、 単位 は ち ょっ と非 常に 長 い ん で省 略 させ て い た だ き ま
す けれ ど も、 0.1と い うもの が 基 準 値 と され て ご ざい ます 。 昨年 の
6月 15日 に 1年 の 1回 の 沢J定 を して ご ざい ま して 、 私 ど もの測 定
-18-
結 果 で 0.00010と い うこ とで す の で 、 大 体 、 測 定 結 果 とす れ ば基 準
値 の 1000分 の 1以 下 とい う状 況 で ご ざい ま す の で 、 メイ オ キ シ ン
類 が発 生 して い る とい う経 緯 は ご ざい ませ ん 、基 準 値 以 下 で ご ざい
ます 。 ま た 、 先 ほ どの モ ニ タ リン グ ポ ス トの件 に戻 ります が 、 これ
につ き ま して は 、原 子 力 規 制 庁 等 の ホ ー ムペ ー ジ で も公 開 させ て い
た だ い て い る とい う状 況 で ご ざい ま す 。
そ れ か ら、葛 尾 村 の件 で ご ざい ま す 。 議 員 が別 途 、 私 どもの ご説
明 の 中 で 、葛 尾 の件 につ い て 言 及 され た とい うお 話 は 、 私 の方 も聞
き及 ん で ご ざい ます 。 葛 尾 村 の 、今 回 と同 じ広 域 処 理 が ご ざい ま す
けれ ど も、 昨年 11月 に村 と ご相 談 して 、 広 域 処 理 の 受 け入 れ を決
め て い た だ い た もの で ご ざい ま す 。 処 理 状 況 につ き ま して は 、 まず
は 広 域 処 理 を進 め る に 当 た つ て は 、 浪 江 町 さん に も然 るべ き タイ ミ
ン グ で お 話 を させ て い た だ い た 事 実 は ご ざい ます 。 これ は 、村 か ら
お 話 が あ っ た と私 た ち は 聞 き及 ん で お ります 。 これ ま で の経 緯 は 、
議 員 も よ く ご存 じの とお りで 、 津 島 地 区 に モ ニ タ リン グ ポ ス トを設
置 させ て い た だ い た り、 雨 水 排 水 等 の 状 況 、 町 に共 有 させ て い た だ
き た い とい う対 応 は させ て い た だ い て ご ざい ます 。 今 回 の葛 尾 村 の
件 につ い て 、 後 ほ ど とい うこ とで した の で 、議 会 へ の ご説 明等 々 の
仕 方 につ い て は 、 改 め て別 途 ご相 談 させ て い た だ けれ ば と思 つ て い
ます 。
よ ろ し くお 願 い い た しま す 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )馬 場 議 員 。
016番 (馬 場 績 君 )要 す る に ダ イ オ キ シ ン検 出 につ い て も調 査 して
い る とい うこ とだ ね 。 そ れ は 、 どの ぐ らい の 範 囲 で調 査 して い るん
で す か。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。
○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 )先 ほ ど も 申 し上 げ ま した けれ ど
も、 ダイ オ キ シ ン の計 測 に 関 しま して は 、煙 突 の と こ ろ で や って ご
ざい ます 。 要 は 、 広 が る前 に 出所 で 抑 え て い ま す の で 、煙 突 の 1点
か ら年 に 1回 測 定 を して 、基 準 値 が 0.1と い うこ とで ご ざい ま して 、
昨年 6月 に私 ど もが 計 測 した数 量 とす れ ば 、 そ れ の 1000分 の 1だ
っ た とい うこ とで ご ざい ます 。
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ の ほ か あ ります か 。
[「 な し」 と呼 ぶ 者 あ り]
○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) な けれ ば 、 以 上 で 、 環 境 省 か ら説 明 を受 け る案
件 、 浪 江 町 の 仮 設 焼 却 施 設 に 関 して を終 わ りま す 。
あ りが と うご ざい ま した。
-19-

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Namiechogikaigijiroku

  • 1. 全 員 協 議 会 会 録 ´ 日 時 :平 成 30年 3月 12日 (月 ) 午 前 9時 30分 か ら 場 所 :浪 江 町役 場 4階全 員 協 議 会 室 次 第 1 開 会 2 議 長 あ い さつ 3 会 議 録 署 名 人 の選 任 4 案 件 環 境 省 か ら説 明 を受 け る案 件 (1)浪 江 町 仮 設 焼 却 施 設 につ い て 町 か ら報 告 を受 け る案 件 (2)浪 江 町 ADR集 団 申立 て につ い て (3)平 成 30年 度 一 般 会 計 予 算 (Jヴ ィ レ ッジ新 駅 設 置 整 備 負 担 金 )に つ い て 議 会 で 協 議 す る案 件 (4)双 葉 地 方 広 域 市 町 村 圏組 合 議 員 か らの報 告 (5)一 般 会 計 補 正 予 算 (議 会 費 )に つ い て (6)一 般 会 計 当初 予 算 (議 会 費 )に つ い て (7)浪 江 町 議 会 委 員 会 条 例 の 一 部 改 正 につ い て (8)議 会 議 員 の費 用 弁 償 につ い て 5 事 務 報 告 6 閉 会 -1-
  • 2. 出席 議 員 (16名 ) 1番 石 井 悠 子 君 3番 半 谷 正 夫 君 5番 紺 野 則 夫 君 7番 平 本 佳 司 君 9番 佐 々木 恵 寿 君 11番 山 本 幸 一 郎 君 13番 泉 田 重 章 君 15番 吉 田 数 博 君 欠 席 議 員 (0名 ) 2番 4番 6番 8番 10番 12番 14番 16番 君 君 君 君 君 君 君 君 武 重 治 彦 司 文 子 績 榮 勇 泰 孝 博 文 野 野 木 邊 田 崎 藤 場 々 高 紺 佐 渡 松 山 佐 馬 説 明 の た め 出席 した者 の職 氏 名 環 境 省 福 島環 境 再 生 本 部 本 部 長 小 沢 晴 司 君 福島地方環境事務所 減 容 化 施 設 整 備 長 小 島 啓 之 君 福島地方環境事務所 建物解体廃棄物処理 推 進 室 長 中 川 正 則 君 福 島地方環境事務所 減 容 化 施 設 整 備 課 策 官 小 野 貴 久 君 省境環 省境環 対 省境環 課 地方 自治 法 第 121条 の規 定 に よ り説 明のた め 出席 した者 の職 氏名 副 町 長 本 間 茂 行 君 住 民 課 長 武 隈 吉 美 君 総 務 課 長 山 本 邦 一 君 総 合 窓 口 課 長 居 村 勲 君 副 町 長 宮 口 勝 美 君 住 民 課 長 補 佐 松 本 秀 幸 君 企 画 財 政 課 長 安 倍 靖 君 職 務 の た め 出席 した者 の職 氏 名 事 務 局 長 清 水 佳 宗 主 幹 兼 次 長 吉 田 厚 志 -2-
  • 3. ◎ 開 会 ○ 副 議 長 (佐 々 木 恵 寿 君 ) た だ い ま か ら全 員 協 議 会 を始 め ます 。 よ ろ し くお願 い します 。 (午 前 9時 30分 ) ◎ 議 長 あ い さつ ○ 事 務 局 長 (清 水 佳 宗 君 )議 長 、 ご あ い さつ お 願 い します 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 昨 日は 、 東 日本 大 震 災 の 7周 年 の 追 悼 式 、誠 に ご苦 労 さま で ご ざい ま した。 そ れ か ら、行 方 不 明 の捜 索 も、 請 戸 川 の天 神 淵 橋 の付 近 で行 われ ま した。 大 体 100人 以 上 で は な か っ た か と思 い ま す 。 本 国は 、 環 境 省 か らの説 明 を受 け る案 件 が 1件 、 町 か ら報 告 を受 け る案 件 が 2件 、議 会 で 協 議 す る案 件 5件 で あ ります 。 よ ろ し くお 願 い を い た します 。 そ れ か ら、報 道 機 関 の傍 聴 の 申 し出 が あ ります 。 町 か ら報 告 を受 け る案 件 で 2番 と 3番 につ い て は 、 報 道 され た場 合 の影 響 を考 え 、 非 公 開 と し、 これ 以 外 の傍 聴 を許 可 した い と思 い ま す 。 これ につ い て ご異 議 な い で し ょ うか 。 [「 な し」 と呼 ぶ 者 あ り] ◎ 会 議 録 署 名 人 の 選 任 に つ い て ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ れ で は 、 会 議 録 署 名 人 の選 任 をい た します 。 2番 高 野 武 君 、 5番 紺 野 則 夫 君 を指 名 します 。 ◎ 案 件 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ れ で は案 件 に入 ります 。 環 境 省 か ら受 け る案 件 とい うこ とで 、入 室 をお願 い しま す 。 そ れ で は 、 環 境 省 の方 か ら、 誠 に ご苦 労 さま で ご ざい ます 。 案 件 の 中 で環 境 省 か ら説 明 を受 け る案 件 、 (1)浪 江 町仮 設 焼 去「施 設 に つ い て環 境 省 か ら説 明 を求 め ま す 。 お 願 い します 。 ○ 環 境 省 福 島 環 境 再 生 本 部 副 本 部 長 (小 沢 晴 司君 ) 改 め ま して 、 環 境 省 の 小 沢 で ご ざい ます 。 昨 日 3月 11日 で 丸 7年 の発 災 後 の期 間 、 私 ど も浪 江 町 の復 興 再 生 に 向 け ま して 、 除染 、 家 屋 解 体 ` 等 事 業 に 当 た つ て ま い りま した 。 この 間 、 浪 江 町議 会 の 皆 様 に は 、本 当 に お 支 えい た だ き ま して 、 ご 協 力 をい た だ き ま した こ とを 、 改 め て感 謝 を 申 し上 げ る次 第 で ご ざ . -3-
  • 4. い ます 。 本 当 に あ りが と うご ざい ま す 。 本 国、 特 に仮 設 焼 却 炉 の 取 り組 み にも き ま して 、 ご説 明 をす る機 会 を頂 戴 しま した こ とを感 謝 申 し上 げ ま す 。 早 速 、 お 時 間 もあ りま す の で 、 担 当 か ら ご説 明 を させ て い た だ け れ ば と思 い ま す 。 ど うぞ よ ろ し くお 願 い い た します 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) は い 。 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 )減 容 化 施 設 整 備 課 長 の小 島 で ご ざい ます 。 本 国は よ ろ し くお願 い い た します 。 私 か らお 手 元 の 資 料 を ご説 明 した い と思 い ま す の で 、 恐 縮 で す が 、着 座 に て 失 礼 い た しま す 。 そ れ で は 、 お 手 元 に ご ざい ます 、 浪 江 町仮 設 焼 去「施 設 の運 営 状 況 等 につ い て とい う資 料 を ご覧 い た だ けれ ば と思 い ま す 。 まず 、1枚 お め く りい た だ き ま して 、1ペ ー ジ で ご ざい ます 。 当初 の施 設 の 処 理 計 画 で ご ざい ま す 。 当初 の 処 理 計 画 とい た しま して は 、 町 内 か ら 発 生 す る災 害 廃 棄 物 、 除 染 廃 棄 物 等 を減 容 化 処 理 させ て い た だ く と い う計 画 で 、 本 施 設 につ い て は 、設 置 、 ス タ ー トした もの で ご ざい ます 。 処 理 期 間 につ き ま して は 、 平 成 27年 6月 か ら平 成 30年 3月 で 、施 設 の処 理 能 力 で ご ざい ます けれ ど も、1日 300tの 廃 棄 物 が 処 理 で き る施 設 とい うこ とで ご ざい ま して 、 概 ね 年 間 に 7万 5000 tほ どの廃 棄 物 の処 理 が で き る。 これ は 、 か な り安 全 側 に 見 た 数 字 で ご ざい ます の で 、 当然 これ 以 上 の プ ラス アル フ ァで 処 理 が 可 能 な 状 況 で ご ざい ます 。 当初 、 計 画 して ご ざい ま した 処 理 対 象 計 画 量 で ご ざい ま す けれ ど も、 災 害 廃 棄 物 で す とか 、 片 付 け ごみ 、 家 屋 解 体 の 関係 の廃 棄 物 で 8万 2000tほ ど、そ れ か ら、除 染 廃 棄 物 、 こ ち らにつ き ま して 8万 1000tほ ど とい うこ とで 、 16万 3000tの 処 理 を計 画 して ご ざい ま した。 次 に 、 2ペ ー ジ をお め く りい た だ き ま して 、 これ ま で の運 営 状 況 で ご ざい ます 。 本 年 1月 末 現 在 の処 理 実 績 で ご ざい ま す けれ ど も、 約 16万 7000tの 廃 棄 物 を処 理 して ご ざい ま す 。 先 ほ ど、 計 画 で 申 し上 げ ま した 16万 3000tと 、 ほ ぼ ほ ば 、 こ こ ま で の 段 階 で 同 量 の 処 理 を させ て い た だ い て い る とい う状 況 で ご ざい ます 。 右 の表 の 処 理 実 績 で ご ざい ま す けれ ども 、災 害 廃 棄 物 が 9万 3000 tほ ど、除 染 廃 棄 物 が 7万 tほ ど、そ れ か ら、指 定 廃 棄 物 3000tほ ど、 そ れ 以 外 に一 般 廃 棄 物 250tほ ど も処 理 を させ て い た だ い て 、 合 計 16万 7090tと い うこ とで ご ざい ま す 。 当初 、 指 定廃 棄 物 と一 般 廃 棄 物 につ い て は 、 計 画 上 、 想 定 して い な か っ た もの で ご ざい ま -4-
  • 5. す けれ ど も、 この指 定 廃 棄 物 と言 われ る もの は 、8000 Bqを 超 え る事 業 系 の方 々 が排 出 され た廃 棄 物 で ご ざい ま して 、 これ は 、 国 に処 理 責 任 が あ る もの で す の で 、 私 ど もが 処 理 を させ て い た だ い た と。 こ れ は 、 町 内 の事 業 者 さん か ら、 大 企 業 で ご ざい ます けれ ど も'、 出 た もの で ご ざい ます 。 次 の一 般 廃 棄 物 で ご ざい ま す けれ ど も、 これ は 、 河 川 の 除 草 等 に 伴 っ て 出 て き た廃 棄 物 で 、 本 施 設 につ い て は 12月 末 に一 般 廃 棄 物 の処 理 施 設 と して の設 置 許 可 を取 りま した の で 、1月 下 旬 か ら、 町 内 の 河 川 の 除 草 に よ っ て 出 て き た 廃 棄 物 の 処 理 を させ て い た だ い て ご ざい ま す 。 施 設 の状 況 で ご ざい ま す けれ ど も、施 設 内 、 敷 地 境 界 に お け る空 間線 量 率 、 放 射 線 物 質 濃 度 、 これ は 地 下 水 と雨 水 、排 水 で ご ざい ま す けれ ど も、 これ につ い て全 て 異 常 な し と。 ま た 、煙 突 か ら排 出 して ご ざい ま す 、排 ガ ス 中 の放 射 性 物 質 濃 度 の測 定 経 過 につ き ま して は 、全 て不 検 出 と検 出 下 限値 未 満 とい う状 況 で ご ざい ま す 。 ま た 、焼 去「残 澄 につ き ま して は 、 現 在 、 業 務 用 地 の 中 の仮 設 灰 保 管 施 設 に安 全 に保 管 して ご ざい ま して 、 1月 末 現 在 の焼 去「残 澄 の発 生 量 、右 下 の表 で ご ざい ます けれ ど も、 焼 去「灰 、 これ は 主 灰 と 呼 ば れ る も の で 、 焼 去「炉 の 下 か ら出 て く る灰 で ご ざい ま す け れ ど も、 これ が 1万 9000tほ ど、そ れ か ら、煤 塵 と言 っ て 上 の方 に い く も の で ご ざい ま す けれ ど も、 これ が 6100tほ どで 、 合 計 2万 6277 tと い う焼 去「灰 が発 生 して ご ざい ま す 。 で す の で 、 16万 7000tの 廃 棄 物 を処 理 した結 果 、2万 6000tほ どの焼 去「灰 が残 つ て い る とい うこ とで 、約 6分 の 1ぐ らい ま で減 容 化 処 理 が で き て い る とい う状 況 で ご ざい ます 。 保 管 させ て い た だ い て お ります 灰 の濃 度 で ご ざい ます けれ ど も、 焼 去「灰 で 4800 Bqか ら 17万Bq、 煤 塵 が 3100 Bqか ら 15万 Bqと い う状 況 で ご ざい ま す 。 1枚 お め く りい た だ き ま して 、 3ペ ー ジ で ご ざい ま す 。 先 ほ ど、 申 し上 げ ま した環 境 モ ニ タ リン グ の状 況 で ご ざい ます 。 ご説 明 させ て い た だ き ま した よ うに 、施 設 及 び 施 設 周 辺 の モ ニ タ リ ン グ に つ き ま して は 、 全 て 管 理 基 準 以 下 とい う状 況 で ご ざい ま し て 、 評 価 とす れ ば全 て適 合 とい う状 況 で ご ざい ます 。 ま た 、排 ガ ス につ き ま して は 、 い わ ゆ る煙 突 の 中 の放 射 性 物 質 に 関 しま して は 、 連 続 監 視 を して ご ざい ます 。 ま た 、煤 塵 系 で も連 続 監 視 を して お り ま して 、 問題 の な い こ とは確 認 済 み で ご ざい ます 。 1枚 お め く りい た だ き ま して 、 4ペ ー ジ で ご ざい ま す 。 今 後 の施 設 の 運 営 方 針 で ご ざい ます 。 先 ほ、ど、 申 し上 げ ま した よ うに 、 本 施 設 につ き ま して は 、本 年 3月 ま で を運 営 期 限 と当初 計 画 を して い る と こ ろ で ご ざい ます 。 -5-
  • 6. 一 方 で 、 復 興 再 生 拠 点 等 か ら廃 棄 物 が発 生 して ご ざい ます の で 、 ま ず は復 興 再 生 拠 点 の 除染 ・ 解 体 に着 手 させ て い た だ く´とい う状 況 で ご ざい ます 。 そ の 中 で 、 4月 以 降 も新 た な廃 棄 物 、 除 染 廃 棄 物 、 解 体 廃 棄 物 、 片 付 け ごみ 等 が発 生 して ま い ります 。 現 在 、復 興 再 生 拠 点 の業 務 につ き ま して は 、既 に広 告 を させ て い た だ い て ご ざい ま して 、概 ね 5月 の 半 ば 頃 か ら業 務 に着 手 させ て い た だ く とい う状 況 です の で 、 これ と と も に家 屋 解 体 か ら、 ま た は 、 除 染 か ら廃 棄 物 が 発 生 す る とい うこ とが 見 込 まれ て ご ざい ます 。 ま た 、 帰 還 困難 区域 以 外 の 地 域 で ご ざい ます けれ ど も、 フ ォ ロー ア ップ 除 染 、 そ れ か ら、 引 き続 き家 屋 解 体 を させ て い た だ く とい う こ とで 、 4月 以 降 も廃 棄 物 が発 生 して ま い ります 。 以 上 、 2点 か ら仮 設 焼 去口施 設 の運 営 期 間 につ き ま して は 、延 長 せ ざ る を得 な い 状 況 とな っ て い る こ と を ご理 解 い た だ き た い と思 い ま す 。 今 後 の 運 営 期 間 で ご ざい ま す けれ ど も、 一 番 見 込 ま な けれ ば な ら な い の は 、復 興 再 生 拠 点 の整 備 の進 捗 状 況 とい うこ とに な っ て ま い ります 。 これ につ き ま して は 、 現 在 の 計 画 で は 、 平 成 34年 度 ま で 5年 間 と見 込 まれ て ご ざい ま す の で 、施 設 の廃 棄 物 が 出続 け る の が 平 成 34年 ま で とす る な らば 、 最 長 で 、 同様 に平 成 34年 度 ま で の 運 営 期 間 の延 長 を計 画 させ て い た だ き た い と考 えて ご ざい ます 。 新 た な廃 棄 物 で ご ざい ます けれ ど も、概 ね 私 ど もの想 定 で は 、年 間 3万 5000tほ ど、 これ は 、復 興 再 生 拠 点 、並 び に解 除 済 み 地 域 か ら出 て くる除 染 、 家 屋 解 体 の廃 棄 物 を含 め て とい うこ とに な ります けれ ど も、年 間約 3万 5000t程 と見 込 ん で ご ざい ます 。 冒頭 で 申 し 上 げ ま した よ うに 、施 設 自体 は 、 7万 5000tほ どの 処 理 は十 分 に可 能 で ご ざい ます の で 、約 4万 t程 度 の施 設 に は余 力 が あ る と考 え て ご ざい ま す 。 こ うい っ た 意 味 で は 、 町 内 か ら先 ほ ど、 河 川 の 除 草 の 話 も ご説 明 させ て い た だ き ま した けれ ど も、復 興 に 向 け て様 々 な廃 棄 物 が今 後 も出 て く る と考 え て ご ざい ます の で 、 そ うい つ た処 理 困 難 な廃 棄 物 に対 して も一 定程 度 、 十 分 対 応 が で き る とい う状 況 か な と考 えて ご ざい ま す 。 1枚 お め く りい た だ き ま して 、 5ペ ー ジ で ご ざい ま す 。 今 、 申 し 上 げ ま した よ うな施 設 の状 況 を踏 ま え ま して 、広 域 処 理 とい う一 つ の 取 り組 み を させ て い た だ け な い か とい うの は 、 1点 ご相 談 で ご ざ い ます 。 広 域 処 理 につ き ま して は 、 双 葉、君『内 にお き ま して 、 防 災 対 策 上 の 課 題 や 、 そ の 他 等 々 か ら仮 設 焼 却 施 設 を撤 去 せ ざ る を得 な い 自治 体 、 具 体 的 に は 富 岡 町 とい うこ とに な っ て ま い りま す 。 富 岡 町 に つ -6-
  • 7. き ま して は 、 現 在 、仮 設 焼 去「炉 を富 岡 駅 の海 岸 側 に 、 私 ど も設 置 し て い る と こ ろで ご ざい ます けれ ど も、 県 の 県 道 工 事 、 ま た 防 潮 堤 、 防 災 上 の 盛 土 等 の 関係 で 、 間 も な く撤 去 が 必 要 な 状 況 で ご ざい ま す 。 一 方 で 、仮 設 焼 去「炉 設 置 、建 設 中 の 自治 体 に お き ま して は 、廃 棄 物 の早 急 な処 理 が必 要 とな っ て い る 自治 体 、 これ は 具 体 的 に双 葉 町 で ご ざい ま す 。 双 葉 町 につ き ま して は 、 先 般 、 私 ど も焼 去「炉 を発 注 い た しま して 、 業 者 と契 約 を 3月 1日 付 け で した と こ ろ で ご ざい ま す けれ ど も、 一 方 で 、双 葉 町 の海 岸 部 分 に発 災 当 時 、 政 府 の指 示 で 牛 を埋 去「 した場 所 が ご ざい ま して 、 この場 所 につ き ま して は 、 間 もな く防 潮 堤 工 事 を 開始 せ ざ る を得 な い とい う状 況 で 、 県 の 防潮 堤 工 事 の 関係 で 、 この埋 去口した牛 を掘 り起 こ して 、 処 理 が必 要 な状 況 とな っ て ご ざい ます 。 これ につ き ま して は 、 下 の表 に も ご ざい ま す けれ ど も、約 20tほ ど とい う状 況 で ご ざい ま して 、防 潮 堤 等 々 工 事 す る た め に何 か し ら早 急 な 処 理 が 必 要 に な っ て い る とい う状 況 で ご ざい ま す 。 一 方 で 、 先 ほ ど ご説 明 しま した よ うに 、 浪 江 町 の仮 設 焼 去「施 設 に つ き ま して は 、 一 定 量 の余 力 が 見 込 まれ て い る とい う状 況 で ご ざい ま す 。 そ こで 、 私 ど も とい た しま して は 、双 葉 郡 の復 興 、 さ らに推 し進 め て い くた め に 、 この施 設 の余 力 を活 用 い た しま して 、 富 岡 町 と双 葉 町 で 発 生 す る廃 棄 物 の 広 域 処 理 を お 願 い で き な い か とい う こ とを、 ご相 談 させ て い た だ き た い と考 え て ご ざい ま す 。 具 体 的 に 、 そ れ ぞ れ の 町 か ら発 生 して ま い りま す 処 理 対 象 物 の 見 込 量 で ご ざい ます けれ ども、 富 岡 町 で は 、 浪 江 町 と同様 に 、復 興 再 生 拠 点 を含 め た 地 域 か ら 出 て く る 除 染 廃 棄 物 を始 め と した 家 屋 解 体 等 の廃 棄 物 とい うこ とに な っ て ま い ります 。 こ ち らにつ き ま して は 、平 成 31年 度 、そ れ ぞ れ 約 2万 5000tず つ 、平 成 32年 度 以 降 に つ き ま して は 、 約 1万 t程 度 、 各 年 度 発 生 す る もの と見 込 ん で ご ざ い ます 。 双 葉 町 につ き ま して は 、先 ほ ど申 し上 げ ま した よ うに 、 前 に企 画 した 家 畜 の 分 だ け で ご ざい ま す の で 、 これ は 平 成 30年 度 に 約 20tほ ど とい う状 況 で ご ざい ます 。先 ほ ど 4万 tほ どの余 力 が あ る と 申 し上 げ た と こで ご ざい ま す けれ ど も、富 岡 町 か ら約 2万 5000 tほ どの 廃 棄 物 を 受 け入 れ て 処 理 させ て い た だ い た と こ ろ で 、 残 り、そ れ で も 1万 5000t程度 の 、ま だ ま だ余 力 は あ る とい う状 況 で ご ざい ま す の で 、 双 葉 郡 の復 興 とい う観 点 か ら、 浪 江 町 の 皆 様 に は この 点 ご理 解 い た だ き 、広 域 処 理 を させ て い た だ け な い か と考 え て い る とこ ろ で ご ざい ま す 。 概 ね 処 理 期 間 に つ き ま して は 、 先 ほ ど 申 し上 げ た とお りで ご ざい ま して 、約 4年 程 度 と見 込 ん で い る と こ ろ で ご ざい ま す 。 -7-
  • 8. 簡 単 で は ご ざい ま す け れ ど も 、 私 か らの 説 明 は 以 上 で ご ざい ま す 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )説 明 が 終 わ りま した。 質 疑 に入 りま す 。 質 問 の あ る方 は挙 手 願 い ます 。 高 野 議 員 。 02番 (高 野 武 君 )何 点 か お 尋 ね した い と思 い ます 。 先 ほ どの 資 料 の 中で は 、 モ ニ タ リン グ ポ ス トの継 続 な ん で す けれ ど も、 一 応 、 こ こで 資 料 に あ る限 りで は放 射 性 セ シ ウム だ け しか記 載 は あ りませ ん けれ ど も、 私 、 現 場 近 くの 津 波 の被 災 地 の 出 な ん で す けれ ど も、 そ の 中で 、 漁 網 が 震 災 瓦礫 の 中 に相 当数 あ る とい うよ うな の は 、 環 境 省 ご承 知 の とお りと思 い ま す 。 そ の 中 で 、我 々 が使 つ て い る漁 網 とい うの は 、網 を沈 め るた め に延 伸 ロー プ とい っ て 、 要 す る に 、た ば この太 さ ぐ らい に大 体 lm当 た り 50gか ら、約 10mm ク ラ ス に な る と 130gぐ らい 鉛 が入 つ て い る ん で す 。 要 す る に 、 ロ ー プ の 中 に折 り込 ん で あ る とい うこ とで 、 ま ず これ は 100%撤 去 不 可 能 とい うこ とは 、 ス トック ヤ ー ドの 中 に私 、 現 地 、 家 が近 くな も ん です か ら、 そ こそ こ行 つ て い た 限 りで は 、 トラ ッ ク に そ の網 を そ の ま ま積 ん で行 く とい うこ とで 、 当然 、 そ れ な ら焼 去日して い る の か な とい う感 触 な ん です よ。 そ れ で 、鉛 を燃 や す 場 合 に は 、 ダ イ オ キ シ ン類 が発 生 します よね 、 そ れ は ご承 知 の とお り と思 い ます 。 ダ イ オ キ シ ン の計 測 は して い るの か 、 そ れ を 1点 お 尋 ね します 。 そ れ と、 放 射 性 セ シ ウム 関係 とダ イ オ キ シ ンの 関係 も、 もち ろ ん 何 で す けれ ど も、 土壌 汚 染 の調 査 な どは して い るの か 、 場 所 とか数 とか 、 ダ イ オ キ シ ン もひ つ く る め て で す けれ ども、 そ の辺 の 資 料 が あれ ば 、議 会 に い た だ きた い 。 あ と、 富 岡 町 と双 葉 町 の焼 去口灰 、 家 屋 解 体 等 の い ろ ん な廃 材 家 屋 で す か 、 そ れ を焼 去「す る に 当 た り、 浪 江 町 で も、今 般 、 な み え創 成 小 ・ 中学 校 が 開校 しま す 。 そ れ で 、 は つ き り言 つ て迷 惑 施 設 で あ る と私 は感 じます 。 迷 惑 施 設 で あ る もの を 、 ど うして 防 災 関係 上 とは 言 い な が らも、 浪 江 町 に持 つ て 来 な き ゃ な らな い の か 。 や は り迷 惑 施 設 で あ る と言 う限 りで あれ ば 、 当然 、他 町 村 関係 で も、 も ち ろ ん そ うな ん で す け ど、 そ の施 設 を受 け入 れ る に 当 た り、 そ れ 相 応 の 予 算 的 な措 置 とか 、迷 惑 料 とか 、 当然 、 受 け入 れ 側 に よ つ て は 、 そ れ 相 応 の メ リ ッ トとい うか 、我 々 に対 して メ リ ッ トは何 も な い わ け で す か ら、 そ の辺 の メ リ ッ トとい うか 、 そ の辺 の予 算 的 な措 置 とか 、 そ うい うもの は ど う考 え て い るの か 、 そ の辺 を ま とめ て お 尋 ね した い と思 い ます 。 -8-
  • 9. ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん 。 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 ) まず 1点 日、 漁 網 の件 で ご ざい ます けれ ど も、 漁 網 に つ き ま して は 、 瓦 れ き と一 緒 に 、 私 ど も回 収 させ て い た だ い て お ります 。 回 収 した 段 階 で 、全 て 手 作 業 で鉛 の 部 分 は 取 り外 して ご ざい ます 。 これ は 、 瓦 れ き を収 集 して 分 別 す る作 業 の 中で 全 て鉛 を漁 網 か ら取 り外 して 、 これ は適 正 に別 な処 分 を さ せ て い た だ い て ご ざい ま す 。 で す の で 、 焼 去「炉 に鉛 が 入 つ て き た と い う経 緯 は ご ざい ませ ん 。 事 前 に破 砕 選 別 を して 、全 て 取 り分 け て い る と ご理 解 い た だ けれ ば と思 い ま す 。 そ れ か ら、 ダイ オ キ シ ン の 測 定 で ご ざい ます け ど、 これ は 、 も ち ろ ん や っ て ご ざい ます の で 、 今 般 、 この 中 に記 載 して い な い わ け で す けれ ど も、 これ は 実 施 して ご ざい ま す 。 そ れ か ら、 2番 目の 土壌 汚 染 で ご ざい ます が 、 これ は施 設 の設 置 前 に 土壌 汚 染 の調 査 を して ご ざい ま す 。 土 壌 汚 染 対 策 防 止 法 に 定 め られ て い る所 定 の調 査 を して ご ざい ま す 。 次 に 、 土 壌 汚 染 の調 査 を す る タイ ミン グ は 、施 設 を撤 去 した 後 で ご ざい ま す 。 これ も、 当初 した調 査 と同様 の もの を行 い ま して 、 汚 染 度 を確 認 して 、 これ は相 双 振 興 局 へ 報 告 す る とい う手 続 き に な っ て ま い ります 。 そ れ か ら、 3番 目の 富 岡 町 、 双 葉 町 の廃 棄 物 を処 理 す る と、 い わ ゆ る広 域 処 理 に 関 す る お 尋 ね だ っ た わ け で す けれ ど も 、 迷 惑 施 設 で 、 なぜ 浪 江 町 な の か とい うお 話 か と存 じます 。 これ につ き ま して は 、 大 変 、 恐 縮 な お 話 だ とい うこ とは十 分 承 知 して お ります 。 一 方 で 、 同 じ双 葉 郡 とい う括 りで 、 私 ど もは ご相 談 させ て い た だ い て い る と こ ろ です けれ ど も、 大 熊 町 、双 葉 町 に 関 しま して は 、 ご案 内 の 通 り、 中 間貯 蔵 施 設 とい う施 設 をお 引 き受 け い た だ け る と こ ろ で ご ざい ます 。 一 方 で 富 岡 町 、楢 葉 町 に 関 しま して は 、 特 定 廃 棄 物 の 埋 め立 て 処 分 施 設 とい う施 設 をお 引 き受 け い た だ い て い る状 況 で ご ざい ま す 。 こ う した 中 で 、 浪 江 町 さん と ご相 談 した 中 で は 、 先 般 の馬 場 町 長 の 議 会 で の ご発 言 の 中 に も ご ざい ま した けれ ど も、双 葉 郡 と して 、 復 興 を進 め るた め に 、 町 と して も協 力 を させ て い た だ き た い とい うご 発 言 をい た だ い た と こ ろ で ご ざい ま す 。 こ う した あ りが た い ご発 言 を い た だ い て ご ざい ます の で 、 私 ど も国 、 ま た は福 島 県 含 め て 浪 江 町 の復 興 に 向 け て 、 さ らな る ご支 援 を様 々 な形 で と らせ て い た だ き た い と考 え て ご ざい ま して 、 この 広 域 処 理 につ き ま して は 、福 島県 と も十 分 ご相 談 して い る最 中 で ご、ざい ます の で 、 そ う した 中で 、 町 の復 興 に よ リー 層 ご支 援 を させ て い た だ く とい うこ とで 、 ご理 解 い た だ けれ ば と考 えて ご ざい ま す 。 -9-
  • 10. ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 高 野 議 員 。 02番 (高 野 武 君 )今 の発 言 の説 明 の 中 で 、若 干 の説 明 が私 、 聞 い た こ とに対 して 回 答 が な され な い とい うこ とが あ りま した の で 、 ま た お 尋 ね した い と思 い ま す けれ ど も、 今 の説 明 の 中 で 、 私 の モ ニ タ リン グ ポ ス トの数 と設 置 場 所 とか 、 そ の辺 どの く らい あ るの か とい うこ と もお 尋 ね した ん で す が 、 そ れ は 回答 な か っ た ん で す が 、 それ の場 所 と、要 す る に 、 数 とか 分 か れ ば そ れ もお願 い した い 。 あ と、 今 般 の 一 般 質 問 の 中 で 町長 か ら、 迷 惑 施 設 で あ る とい うこ とで 、広 域 圏 の 関係 上 受 け入 れ た い とい う説 明 が あ つ た の は 、 私 も 記 憶 して い ます けれ ど も、 そ の 中で や は り、 あれ は 、 あ くま で も町 長 の 説 明 で あ つ て 、 議 会 と して 同 意 した わ け で は な い とい うこ と で 、 そ の辺 を は っ き り申 し上 げ ます と と も に 、今 回 の全 員 協 議 会 の 中で 、今 回 初 め て の説 明 とな っ た わ け で す けれ ど も、 た だ迷 惑 に 関 して の先 ほ どの お 話 の よ うに 、8000 Bq以 上 は 向 こ うで 受 け入 れ て い るか ら浪 江 町 もや っ て くだ さい よ、 とい う説 明 で は な か っ た か とは 思 い ます けれ ど も、 た だ 、 そ れ 相 応 に対 して 、 富 岡 町 さん で も、 楢 葉 町 さん で も、 運 搬 経 路 そ の他 諸 々 に 関 して の予 算 的 な 面 とか 、 い ろ ん な形 で の メ リ ッ トとい うか 、 そ うい う形 が あ つ た よ うに私 、記 憶 して い ます け ど、浪 江 町 に対 して 、ど うい うメ リ ッ トが あ るの か 、 予 算 的 な 面 だ つ た らば 、極 端 な話 、 10億 円で も 20億 円 で も迷 惑 料 い た だ き た い とい う話 を 、 具 体 的 に 数 字 は 申 し上 げ ま せ ん け れ ど も 、 そ うい う面 で の 考 慮 を して い た だ け な い も の か と考 え て い ま す 。 あ と、先 ほ どの漁 網 の件 で 一 つ 。完 全 に取 り除 き ます と。これ は 、 私 、今 日、 現 物 持 っ て 来 る の 忘 れ た ん で す けれ ど も、 現 物 を見 せ れ ば 、 は つ き り申 し上 げ ま す と、 100%不 可 能 で す 。 解 体 して い る鉛 とい うの は 、我 々 、 し らす 網 、 小 女 子 網 に使 うや つ な ん で す け ど、 そ れ に 関 して は 、 目に見 え る もの で す か ら取 り除 け ま す 、 これ は。 そ れ は 、 多 分 、 私 も トラ ッ ク な ん か で 運 搬 して い る現 物 見 て い ま す か ら、 家 近 くです か ら見 て い ます 。 た だ し、 漁 網 に付 い て い る延 伸 ロー プ とい うの は 、本 当 に た ば こ ぐ らい の太 さな ん で す よ。 そ の 中 に全 部 折 り込 ん で あ るん で す よ。 細 い や つ 、 小 さい や つ 。 あれ を人 間 の 力 で 取 り除 く とい うの は 、 は つ き り言 つ て 不 可 能 で す 。 現 物 そ の うちお 渡 し しま す 。 も し よ ろ しけれ ば 、 今 、行 つ て 持 つ て 来 て も い い で す よ。 も し ど う して も、 そ うい うこ とで あれ ば。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。 、 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島啓 之 君 ) モ ニ タ リン グ ポ ス トの設 置 数 で ご ざい ます けれ ど も、 これ は 4箇 所 で ご ざい ます 。 これ は 、 全 て施 -10-
  • 11. 設 周 辺 で ご ざい ま して 、 そ れ 以 外 の場 所 につ い て は 、 既 に 町 、 そ の 他 で設 置 した と こ ろ は ご ざい ます の で 、 当初 、設 置 す る に 当 た つ て は 、 町 と も ご相 談 して 、今 の 場 所 を決 め た もの で ご ざい ます 。 そ れ か ら、 漁 網 の話 で ご ざい ます けれ ど も、 現 物 は私 も承 知 して ご ざい ま す 。 全 て 手 作 業 で 取 つ て お りま して 、 取 れ な い もの も あ る こ とは確 か で ご ざい ま す 。 議 員 ご指 摘 の とお り、 これ を焼 去「炉 に持 っ て 来 られ ま す と、鉛 が入 つ て い ます の で 、極 め て よ ろ し くな い と い うの は十 分 承 知 して ご ざい ま す 。 で す の で 、 こ う した もの は 、完 全 に 取 れ て な い も の が 焼 去「炉 に入 つ て い る とい う経 緯 は ご ざい ま せ ん の で 、別 な処 分 方 法 を とつ て い る と。 少 な くて も、鉛 が 入 つ て い る漁 網 を焼 去口炉 へ 焼 去口処 理 を して い る経 緯 は ご ざい ま せ ん とい うこ とは 、 ご理 解 い た だ き た い と思 い ます 。 そ れ か ら、 順 序 、 逆 に な っ て 大 変 恐 縮 で す が 、 予 算 上 の メ リ ッ ト と財 政 上 の メ リ ッ トと、 広 域 処 理 に 関す るお 尋 ね か と思 い ます 。 こ れ に 関 して は 、先 ほ ど もお 話 し させ て い た だ い た と こ ろで ご ざい ま して 、 ご指 摘 の よ うに 、 中 間貯 蔵 施 設 、 特 定 廃 棄 物 の埋 立 処 分 施 設 の受 け入 れ に 関 して は 、様 々 な財 政 的 な支 援 が な され た こ とは 、 国 か らです ね 、 事 実 で ご ざい ます 。 今 回 の件 につ き ま して も、 ど うい っ た ご支 援 をす るか とい うこ とにつ き ま して は 、繰 り返 しに な りま す が 、福 島 県 と も ご相 談 中 で ご ざい ま して 、 町 と も、 一 定 程 度 ご相 談 を させ て い た だ い て ご ざい ます 。 議 会 の場 で 具 体 的 な 中身 につ い て は 、 ま だ お 話 で き る体 面 で は ご ざい ませ ん し、 私 ど もか らお 話 し す る か ど うか とい うと こ ろ も ご ざい ます の で 、 そ うい つ た議 論 が な され て い る と、 国 と して も、 県 と して も しつ か り町 に対 す る支 援 を 考 えて い る とい うこ とで 、 ご理 解 い た だ けれ ば と存 じます 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 高 野 議 員 。 02番 (高 野 武 君 ) 3回 日で 、 同 じ質 問 に若 千 重 複 して い る部 分 も あ る と思 い ま す けれ ど も、 そ の辺 を ご勘 弁 願 い ま して 。 私 、 漁 業 者 な ん で す よ、 漁 業 者 で 、 そ れ で ど うい う材 料 で 、 ど うい うもの を作 っ て 、 ど うい うもの を使 っ て い るか は 100%把 握 して い る もの で す か ら、 そ の辺 、 承 知 して い ます 。 そ れ で 、先 ほ どの説 明 の 中 で延 伸 ロー プ と言 い ま した けれ ど も、鉛 が さつ き 申 した よ うに 、 もの す ご い 量 な ん で す よ。 請 戸 の ス トックヤ ー ドを 3箇 所 、 4箇 所 ぐ らい の 漁 網 を拡 散 して い る と、 そ れ を総 延 長 に した ら地 球 何 周 りも回 る ぐ らい の ロー プ が あ るん です よ。 そ の 中 で 、 た つ た 1年 か 2年 の 間 に 完 全 に取 り除 く とい うこ とは 、 さつ き も 申 した よ うに不 可 能 で あ る と、並 び に そ れ を 、も し別 の方 法 で 処 分 して い る とい うの で あれ ば 、 ど うい う方 法 の 処 分 な の か 、 あ と具 体 的 に説 明 を お願 い した い 。 そ -11-
  • 12. れ に通 じて 、 最 終 的 に予 算 的 な話 で す が 、 これ は 、確 定 しな い うち に そ の 辺 の メ リ ッ トは 答 え られ な い とい う こ とで す け´れ ど も、 た だ 、 予 算 的 な メ リ ッ トは あ る とい うこ との解 釈 で 結 構 で す か 。 そ の辺 、 2点 ほ どお 願 い しま す 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島啓 之 君 )漁 網 に 関 して で ご ざい ま す けれ ど も 、 これ は 、 浪 江 町 で は な く、 私 ど も、 南 相 馬 市 で も、 富 岡 町 で も、仮 設 焼 去「炉 を運 営 して ご ざい ま して 、ま た 、津 波 瓦 れ き の収 集 、 分 別 作 業 させ て い た だ い て ご ざい ます 。 大 変 な量 が あ る こ と も確 か で ご ざい ま して 、 な か な か 中 に練 り込 まれ て い る とい うこ と も十 分 承 知 して ご ざい ま す 。 処 理 につ い て は 、 専 門 業 者 に外 注 して 処 理 を させ て い た だ い て お ります の で 、 これ は 法 令 上 の 問題 も あ ります の で 、適 正 に処 理 させ て い た だ い て い る とい うこ とで 、 ご理 解 い た だ き た い と思 い ます 。 そ れ か ら、 広 域 処 理 に 関す る財 政 面 で の ご支 援 とい うご質 問 で ご ざい ます が 、 先 ほ ども 申 し上 げ ま した とお り、繰 り返 しで 大 変 恐 縮 で す が 、国 、県 と相 談 しま して 、町 の方 ヘ ー 定 の支 援 が様 々 な形 で 、 これ は 、財 政 的 な支 援 な の か 、 政 策 的 な支 援 な の か 、 そ うい つ た も の は ともか く とい た しま して 、 今 回 の 広 域 処 理 を 引 き受 け て い た だ く とい うこ とに い た しま して は 、 国 と して も、福 島 県 と して も大 変 あ りが た い お 話 だ と理 解 して い る こ とで 、 そ の辺 、 ご判 断 い た だ け れ ば と考 え て ご ざい ま す 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ の ほ か あ ります か 。 平 本 議 員 。 07番 (平 本 佳 司 君 ) 1点 だ け な ん で す けれ ど も、 先 ほ どの広 域 処 理 の件 に 関 しま して は 、 あ る程 度 理 解 した つ も りです 。1点 だ け 、 こ れ は 、復 興 再 生 拠 点 が 大 体 決 ま りつ つ あ る とい う形 で 、今 後 、 最 大 平 成 34年 ぐ らい ま で延 長 可 能 だ とい う話 をい た だ き ま した 。 そ の 際 に 、 この 中で 入 つ て き た 、 先 ほ どの 広 域 処 理 もそ うな ん で す けれ ど も、 帰 還 困難 区域 内 の 再 生 拠 点 の 除 染 、 解 体 で 出 た様 々 な廃 棄 物 に 関 して 処 理 しま す よ とい う話 で ご ざい ま した けれ ど も、 こ この 中 で 1点 だ け入 つ て い な い の が 、 我 々 の 町 も含 め て 、 里 山再 生 モ デ ル 事 業 が減 っ て い ます 。 そ の 中 の廃 棄 物 等 の 処 理 は どの よ うに して 考 え て い る の か 、 お 願 い しま す 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 )ヽ 細 か く、議 員 ご指 摘 の とお り、 里 山再 生 モ デ ル 事 業 、 そ の他 の もの につ い て も、 お そ ら くは 書 き切 れ て い な い とい うの は 大 変 恐 縮 で ご ざい ま す 。 当然 、 国 が進 め て ま -12-
  • 13. い ります 事 業 に 関 しま して は 、 国 に処 理 責 任 が あ る と認 識 して ご ざ い ます の で 、 関係 省 庁 と十 分 協 議 を しな が ら、必 要 に応 じて 処 理 は させ て い た だ く とい うこ とに な っ て ま い りま す 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 平 本 議 員 。 07番 (平 本 佳 司 君 ) とい うこ とは 、 仮 設 焼 去「炉 に は運 び 出 しは しな い とい う感 覚 で よ ろ しい ん で す か。これ か ら、そ の処 理 に 関 して は 、 検 討 す る とい うこ とな の で し ょ うか 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん 。 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 )事 業 が 始 ま っ た ば か りで 、 言 い 方 が 大 変 失 礼 だ つ た か と思 い ます けれ ど も、 す ぐに ど うこ うとい う こ とで は ご ざい ませ ん けれ ど も、 協 議 が整 え ば 、 当然 、 処 理 対 象 に な っ て く る もの と考 え て ご ざい ます とい うご説 明 で ご ざい ます 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ の ほ か あ ります か。 佐 々木 議 員 。 06番 (佐 々 木 勇 治 君 ) 2ペ ー ジ の 一 番 下 の灰 の濃 度 の焼 去「灰 、 MA X値 17万 Bq/kg、 煤 塵 15万 Bq/kgは 分 か つ た ん で す け ど、最 大 線 量 は どの く らい な の か とお 伺 い します 。 も う 1点 は 、今 年 で 3年 目を迎 え ま す と、 設 備 全 体 の機 器 の 点 検 につ い て は 、あ と 4年 使 うん で 、ど う考 え て い るの か お 伺 い しま す 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 ) ま ず は 、 1点 目の 空 間線 量 とい うこ との お 尋 ね か と思 い ま す けれ ど も。 [「 表 面 線 量 」 と呼 ぶ 者 あ り] ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島啓 之 君 )表 面 線 量 で す か。 表 面 線 量 に つ き ま して は 、 ベ ク レル で 全 て 管 理 して ご ざい ます の で 、表 面 線 量 と い う概 念 で 管 理 して い る経 過 は ご ざい ませ ん。 一 方 で 、灰 の保 管 施 設 に入 つ て い ま す の で 、灰 の保 管 施 設 の敷 地 境 界 の と こ ろ で放 射 性 物 質 濃 度 を測 定 して い ます の で 、 こ こで 、 極 端 に周 囲 等 、 高 くな ら な い よ うな 管 理 を させ て い た だ い て お りま す 。 そ うい つ た 意 味 で は 、 ち ょ う ど 2ペ ー ジ の左 側 に 、 これ が灰 の保 管 施 設 で ご ざい ます けれ ど も、 テ ン トが あ るん で す けれ ど も、周 囲 を全 て コ ン ク リー ト 壁 で覆 っ て お りま す の で 、 中 と外 を 、 しっ か りそ こで 区分 け させ て い た だ い て 、 外 部 に放 射 性 物 質 が漏 え い して い る こ との な い よ うな 管 理 を させ て い た だ い て い る とい うこ とで ご ざい ま す 。 そ の 点 で 、 ベ ク レル で 、 基 本 的 に は管 理 させ て い た だ い て い る とい うこ とで 、 ご理 解 い た だ けれ ば と思 い ます 。ヽ 次 の 、施 設 の メ ンテ ナ ンス の お 話 で ご ざい ます けれ ど も、施 設 に 関 しま して は 、今 年 度 、 昨 年 の 5月 か ら夏 頃 に か け て 、 全 て オ ー バ -13-
  • 14. ― ホ ー ル を させ て い た だ い て ご ざい ま す 。 大 体 2カ 月 か ら 3カ 月 か け て オ ー バ ー ホ ー ル を して お ります 。 とい うの は 、 当初 の運 営 期 間 が 昨 年 の 3月 ま で で 、1年 間延 長 した 経 過 が ご ざい ま す 。 性 能 保 障 とい う点 で も、 運 営 期 間 が 1年 超 え ま した の で 、 この 昨年 の春 先 か ら夏 にか け て オ ー バ ー ホ ー ル を して い ま す の で 、 この オ ー バ ー ホ ー ル に よ り、当面 、複 数 年 間 、運 営 は十 分 に 可 能 と考 えて ご ざい ま す 。 ま た 、 必 要 に応 じて 処 理 期 間 が長 くな る よ うで あれ ば 、 改 め て オ ー バ ー ホ ー ル を させ て い た だ く とい う対 応 は考 えて ご ざい ま して 、 本 施 設 につ い て は 、建 築 基 準 補 助 仮 設 建 築 物 とい う扱 い に な っ て お ります の で 、仮 設 とい う名 称 で ご ざい ます けれ ど も、 実 際 、施 設 と す れ ば 、 普 通 の 一 般 廃 棄 物 の 処 理 施 設 と全 く設 備 、機 能 、 遜 色 は ご ざい ませ ん 。 で す の で 、 通 常 で あれ ば 、 オ ー バ ー ホ ー ル 等 々 を しな が ら、メ ンテ ナ ン ス を しな が らで あれ ば 、20年 程 度 は 十 分 使 用 可 能 な施 設 で ご ざい ま す 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )佐 々木 議 員 。 06番 (佐 々 木 勇 治 君 )ベ ク レル 管 理 も分 か るん で す け ど、 そ うす る と、 焼 去「灰 とか煤 塵 取 り扱 う方 は 、 線 量 な ん ば か 分 か らな い で 作 業 して い る とい うこ とに な ります よね 、今 の 回答 だ と。 線 量 ぐ らい 把 握 す るべ き で は な い ん です か。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 小 島 さん 。 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 )場 内 の 空 間線 量 率 につ い て は 、 常 時 計 測 して 表 示 して ご ざい ます 。 ま た 、 作 業 員 の被 ば く管 理 とい う点 にお き ま して は 、 全 て 個 人 線 量 計 を付 け させ て ご ざい ます 。 要 は 、 この灰 の表 面 線 量 率 とい うよ りも、原 灰 とい つ て 出 て くる瞬 間 の灰 が あ ります の で 、 そ うい つ た もの を 、表 面線 量 を常 時 測 る こ と は で き な い の で 、 今 、 申 し上 げ た よ うな放 射 線 管 理 を させ て い た だ い て 、 作 業 に 関 して は して い る とご理 解 い た だ け る と思 い ます 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )松 田議 員 。 010番 (松 田孝 司 君 ) 5ペ ー ジ の広 域 処 理 の対 応 につ い て 、富 岡 か ら 浪 江 ま で 6号線 使 うか と思 うの で す け ど、運 搬 体 制 、ま ず 2万 5000 tと い うこ とは 、 大 体 8t計 算 で 3000台 ぐ らい 年 間 出 るん です よ ね 。 この運 搬 車 の識 別 をす るの か。 あ と、 も し事 故 あ つ た 時 の 災 害 対 策 を ど う考 え て い る の か 、 お 願 い しま す 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 ) 富 岡 町 か ら浪 江 町 へ 運 ん で 来 る ル ー トで ご ざい ま す けれ ど も、議員 お 考 え の よ うに 、 全 て 国道 6号 線 を使 用 す る こ とに な りま す 。 今 の 富 岡 町 で は 、全 て の廃 棄 物 が 毛 萱 の仮 置 場 に集 約 され る とい うよ うな計 画 に な っ て ご ざい ます 。 で -14-
  • 15. す の で 、 毛 萱 か ら 6号線 を北 上 して く る とい うこ とに な つ て ま い り ます の で 、 ル ー トとす れ ば 、 高瀬 の 交 差 点 、 も し くは幾 世 橋 の 交 差 点 か ら棚 塩 の 方 へ 搬 入 させ て い た だ く こ と に な ろ うか と考 え て ご ざい ます 。 一 方 で 、 町 内 か らの廃 棄 物 を搬 出 も あ りま す の で 、 基 本 的 に は 高 瀬 の 交 差 点 に な ろ うか な とは 考 えて い る と こ ろで ご ざい ま す 。 この 辺 に つ き ま して は 、町 と も十 分 ご相 談 す る 中 で 、ル ー トにつ い て は 、 決 め て ま い りた い と考 え て ご ざい ます 。 運 搬 量 で 、議 員 の 単 純 計 算 で あれ ば 、 そ うい つ た と こ ろか と私 も思 っ て ご ざい ます 。 一 方 で 、今 の 計 画 の 中 で 2万 5000tと 見 込 ん で い る と こ ろで ご ざ い ます の で 、 ピー ク も あ る し、 もつ と下 の 時 も あ ろ うか な と思 っ て い ます の で 、 そ の辺 は 、 は っ き り何 台 と、 大 変 申 し上 げ に くい と こ ろ で は ご ざい ます が 、 一 つ は 、 先 ほ ど 申 し上 げ ま した よ うに 、 6号 線 を北 上 す るル ー トで ご ざい ます の で 、 これ ま で の よ うに 、 中 間貯 蔵 施 設 含 め て 南 下 す るル ー トとは逆 コー ス に な るの で 、若 干 交 通 渋 滞 とい う点 で は 、 あ る程 度 そ ん な に厳 しい もの は な い か と。 私 ど も が 、今 、 中 間貯 蔵 施 設 、 特 定 廃 棄 物 の埋 立 処 分 場 に 向 か っ て い るル ー トが全 て 南 へ 向 か つ て い ます の で 、 そ の 点 で は 、少 し渋 滞 に大 き な影 響 は 与 え な い 、影 響 を与 え る こ とは確 か だ と思 っ て い ます けれ ど も、 もの か と思 っ て い ます 。 ま た 、 運 搬 車 両 の表 示 で ご ざい ま す けれ ど も、 これ は 、浪 江 町 の 私 ど もの 仮 設 焼 去,炉 を運 営 して い る事 業 者 、具 体 的 に は 日立 造 船 と安 藤・ハ ザ マ 、神 戸 製 鋼 に な ります が 、 彼 等 が運 搬 す る こ とに な りま す の で 、 町 内 を運 搬 して い る車 両 と同 様 の掲 示 を車 両 に させ て い た だ く と。 ま た 、 必 要 に応 じて 、 富 岡 町 か らの も の で す よ とい う と こ ろ ま で 必 要 で あ る か ど うか に つ き ま して は 、 町 と も ご相 談 して 、 必 要 で あれ ば 、 そ うい つ た 掲 示 も させ て い た だ き た い と考 え て ご ざい ます 。 ま た 、 災 害 時 の 対 応 で ご ざい ます けれ ど も、 これ は 、今 ま で も町 内 の仮 置 場 か ら搬 出 させ て い た だ い て い る時 も 同様 で す が 、施 設 の方 にす ぐに対 応 で き る よ うな体 制 を整 え て ご ざい ます の で 、今 回 も、 何 か あれ ば 、施 設 か ら災 害 事 故 等 の 対 応 が で き る よ うな 体 制 は 整 え て ま い る と い うこ とで ご ざ い ま す 。 私 ど も、 先 ほ ど申 し上 げ た よ うに 、 毛 萱 か ら棚 塩 の施 設 ま で の 距 離 と、 津 島 か ら棚 塩 の 距 離 の 方 が 実 は遠 い とい うこ とを承 知 して ご ざい ま して 、 そ うい う意 味 で は 、 距 離 感 的 に は若 千 近 い の か な と考 え て ご ざい ます 。 も う一 つ は 、 ル ー トが 国道 6号線 一 本 しか 使 い ませ ん の で 、 災 害 時 の対 応 等、々 は あ っ て な らな い こ とです けれ ど も、比 較 的 フ レキ シ ブル な対 応 は で き る の か と認 識 して は ご ざい ます 。 -15-
  • 16. ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )松 田議 員 。 010番 (松 田孝 司君 )私 も、た び た び 富 岡行 くん で す け ど、行 く とき は若 干 か か るん で す よね 。 逆 に 、今 、 常 磐 道 も、 中 間 処 理 の運 搬 車 で か な り、 渋 滞 ま で は い か な い で す け ど、 混 ん で い るん で す よ。 も し、 6号線 も 同 じ よ うな状 況 で 、 多 分 増 え る とな る と、 今 、 交 通 車 両 は か な り多 い ん です よね 。 プ ラス ア ル フ ァ に な るか ら、渋 滞 に近 くは な る と思 うん です 。 も し どつ ち か 事 故 起 きた 場 合 、 大 変 な こ と に な るん で は な い か と思 っ て い るん で す 。 くれ ぐれ も事 故 の な い よ うに だ け 、 要 望 で す け ど、 お 願 い します 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ の ほ か あ りま す か。 馬 場 議 員 。 016番 (馬 場 績 君 ) 1ペ ー ジ 、 2ペ ー ジ に 関 して です けれ ど も、 こ れ ま で の 実 績 が 16万 3000t、 当初 の 処 理 計 画 で 実 績 が 16万 7000 t、 今 後 の 富 岡 、 双 葉 、 そ れ か ら浪 江 の 里 山再 生 、 そ れ か ら復 興 拠 点 か ら出 る汚 染 物 質 、 大 体 どれ く らい の 量 を考 え て い る の か。 そ の 資 料 は な い ん だ よ、 見 る 限 り。 そ れ は 、 今 日の議 題 か らす る と、 当 然 、議 会 に 出す べ き資 料 で は な い か と思 つ て い ま す 。 そ れ か ら第 2点 は 、 帰 還 困難 区域 の廃 棄 物 とい うか 、 除 染 物 の焼 去「 も入 る と、 当然 の こ とな が ら線 量 も高 い と。 設 備 か らす る と問題 な い とい うこ とだ けれ ど も、 特 別 な対 策 は必 要 な い の か と。 先 ほ ど は 、 小 島 さん は建 築 基 準 法 に基 づ い て 設 置 され た設 備 だ とい うこ と だ け ど、 放 射 性 汚 染 物 質 の焼 去,と い うこ とに な る と、 別 な 法 律 も 当 然 、 関係 して く る と思 うん だ け ど、 関係 法 律 に照 ら して 、 特 別 な対 策 は必 要 な い の か とい うこ とが 第 2点 。 そ れ か ら第 3点 は 、 漁 網 に付 着 して い る鉛 の件 で す けれ ど も、 い ろ い ろや り と り、 関 心 を持 っ て 聞 い て お りま した。 最 後 に専 門業 者 に適 正 処 理 をお 願 い して い るの で 、 問題 な い と。 そ の 一 言 で 片 付 け た ん だ けれ ど も、 焼 却 して い る の か 、保 管 を して い る の か 、今 後 ど うす るの か とい うこ とにつ い て お 聞 き を した い 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) 小 島 さん。 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島啓 之 君 ) ま ず 、発 生 量 の お 話 で ご ざい ま す けれ ど も、 4ペ ー ジ を ご覧 い た だ き ます と、 一 番 下 の矢 印 、新 た な廃 棄 物 は年 間 3万 5000tと 、これ が 町 内 か ら今 後 発 生 す る と見 込 まれ て い る廃 棄 物 の発 生 量 で ご ざい ま す 。 で す の で 、 次 の ペ ー ジ を 見 て い た だ き ます と、 富 岡 町 か ら 2万 5000t、 双 葉 町 は 20tで す けれ ども、 富 岡 町 か ら 2万 5000tで 、 町 内 か ら 3万 5000tと い う こ とで ご ざい ま して 、 合 計 6万 tほ ど と。 この新 た な廃 棄 物 が 年 間 3万 5000tと 示 して あ る下 に 、 処 理 可 能 量 を約 7万 5000tと して -16-
  • 17. ご ざい ます の で 、これ で も、ま だ 1万 5000tほ ど余 力 が ご ざい ま す とい う説 明 で ご ざい ます 。 ´ そ れ か ら、 2番 目の復 興 再 生 拠 点 か ら発 生 す る廃 棄 物 へ の 対 応 で ご ざい ます 。 新 た な対 策 は不 要 か とい うお 尋 ね か と存 じます けれ ど も、 これ ま で 仮 設 焼 去「施 設 の方 で は 、 震 災 後 、 事 故 後 で す ね 、 内 閣 府 が 実 施 しま した モ デ ル 除 染 等 で 実 施 した 関連 性 の廃 棄 物 、 これ は 津 島 地 区 で発 生 した もの も既 に処 理 済 み で ご ざい ま す 。 こ うい っ た もの は 、 安 全 に処 理 で き て ご ざい ま す し、 先 ほ ど も私 が 申 し上 げ た の は 、 施 設 が 建 築 基 準 法 上 の 適 用 を 受 け て い る と 申 し上 げ た だ け で 、設 備 、機 能 とは 、 建 築 基 準 法 とは相 容 れ な い もの で ご ざい ま し て 、 これ につ い て は 、廃 掃 法 等 含 め て 、 法 令 に基 づ い て しっ か り と した設 備 を整 え て ご ざい ま す 。 ま た 、 以 前 か ら議 会 で も ご説 明 させ て い た だ い て お ります けれ ど も、 今 回 、 環 境 省 が設 置 して ご ざい ま す 。 これ は 、 県 内 で ご ざい ま す けれ ど も、 焼 去,炉 に はバ グ フ ィル ター とい うフ ィル ター を 2段 設 置 して ご ざい ます 。 通 常 1段 あれ ば十 分 な もの で ご ざい ます 。 機 能 的 に も 99。 99%放 射 性 物 質 は捕 捉 で き て い る とい う設 備 で ご ざい ま した けれ ど も、 万 が一 、 事 故 が あ っ た ら とい うご指 摘 を踏 ま え て 、 今 般 、 私 ど もが設 置 して い る施 設 に は全 て 2段 、 こ うい っ た フ ィル ター も付 け させ て い た だ い て い る とい う状 況 で ご ざい ます の で 、全 て に十 分 な対 策 は 工 事 させ て い た だ い て い る とこ ろ で ご ざい ます 。 復 興 再 生 拠 点 か ら発 生 す る廃 棄 物 の 処 理 に 当 た つ て も、 も ち ろ ん 安 全 か つ 適 切 に は対 応 させ て い た だ き ま す が 、新 た に設 備 を追加 す る とい うこ とは ご ざい ませ ん の で 、 ご理 解 い た だ き た い と思 い ま す 。 そ れ か ら、 3点 目の漁 網 の鉛 の件 で ご ざい ま す 。 先 ほ ど も ご説 明 した とお り、鉛 が付 着 して い る よ うな漁 網 は 、焼 去「処 理 は して ご ざ い ませ ん。 これ は 、適 正 に外 部 の処 分 業 者 に 、 津 波 瓦 れ き の収 集 運 搬 業 務 の 中 で 処 理 して い る とい うこ とで ご ざい ます 。 で す の で 、 現 地 に も、 も ち ろん保 管 して ご ざい ませ ん し、 そ うい つ た 業 者 が適 正 に法 令 に基 づ く処 分 を した とい うこ とで ご ざい ます 。 繰 り返 しに な ります けれ ど も、鉛 が 付 着 して い る恐 れ の あ る よ う な 漁 網 を 焼 去,炉 で 焼 去口処 理 して い る とい う経 緯 は ご ざい ま せ ん の で 、 ご理 解 い た だ き た い と思 い ます 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )馬 場 議 員 。 016番 (馬 場 績 君 )発 生 量 につ い て は分 か りま した 。 そ れ か ら、線 量 の 高 い廃 棄 物 の焼 去「につ い て 、特 別 な対 策 は必 要 な い とい うお 話 も分 か りま した。 バ グ フ ィル ター の話 を され ま した けれ ど も、 先 ほ ど も高 野 議 員 の質 疑 の 中で 出 て い ま した けれ ど も、 モ ニ タ リン グ ポ -17-
  • 18. ス トは 、 町 内 に 4箇 所 あ る とい う説 明 で す けれ ど も、 現 実 に ダ イ オ キ シ ンは検 出 され て い るん です か 、 い な い ん です か。 モ ニ タ リン グ 調 査 の結 果 につ い て 資 料 が あれ ば 、 や つ ぱ り議 会 に 出 して 、 現 状 は こ うだ とい うこ とだ か ら問題 な い とい う説 明 をす べ き だ。 な お 、 そ の 上 で 、 特 に線 量 の 高 い 帰 還 困難 区域 の 焼 去「が始 ま る とい うこ とに なれ ば 、 様 々 な 問題 とい うか 、線 量 の 高 い 廃 棄 物 を燃 や す わ け だ か ら、 果 た して 、 バ グ フ ィル ター ニ 重 にや っ て い るか ら問題 な い とい うこ とで 安 心 で き るの か ど うか とい う問題 意 識 は 、私 は持 っ て い ま す 。 従 っ て 、 ダ イ オ キ シ ン検 出 の現 状 につ い て 資 料 が あれ ば 、 資 料 提 出 も含 め て説 明 をい た だ き た い。 そ れ か ら、鉛 につ い て は 了解 をい た しま した。 そ れ と、 関連 して とい うか 、 焼 去「施 設 に 関連 して 、 今 日の説 明 と は 直 接 関係 な い わ け だ け ど、 浪 江 町 と して 関係 して い る問題 は 、葛 尾 が他 町 村 の焼 却 も受 け入 れ る と。 そ の こ とにつ い て 、 前 回 の説 明 会 の 時 に 、 一 番 最 初 、葛 尾 村 の焼 去「施 設 が あ つ た 時 に 、排 水 につ い て は浪 江 分 、 地 域 的 で 言 う と津 島 に排 出 され る と、 汚 染 され る と。 従 っ て 、 焼 去「量 が拡 大 され る とい うこ とで あれ ば 、 地 元 浪 江 町 に対 して 、説 明す べ き だ と。 議 会 に対 して は 当然 だ し、 関係 者 に対 して も説 明 す べ き だ と。 関係 者 の話 を 聞 い た らば一 切 そ うい う話 は な い と、 ぜ ひ 説 明 を求 め た い とい うこ とで した。 そ の こ とは 、 あ な た に も、 この 前 の説 明 会 の 時 に指 摘 して は い た か ら、 多 分 記 憶 は あ る と 思 うん だ けれ ど も、 そ の後 、何 らあ りませ ん。 今 日は こ の こ とだ け だ か ら、今 の 件 につ い て は 、 後 で も結 構 で す けれ ど も、 そ れ は 、 環 境 省 が説 明 責 任 を果 た す 必 要 が あ る と思 い ま す 。 これ は必 ず や っ て も らい た い 。 以 上 、 前 段 につ い て お 答 え くだ さい 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん 。 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 ) ま ず 、 モ ニ タ リン グ ポ ス トの 状 況 で ご ざい ます けれ ど も、 先 ほ どご説 明 した とお り、 4箇 所 設 置 し て ご ざい ます 。 こ ち らにつ い て は 、 空 間線 量 率 を捕 捉 して い る もの で ご ざい ま す の で 、 モ ニ タ リン グ ポ ス トか らダイ オ キ シ ン を確 認 す る こ とは で き ませ ん。 ダ イ オ キ シ ン の 測 定 状 況 で ご ざい ま す けれ ど も、 これ は 、排 ガ ス 、 い わ ゆ る煙 突 で 計 測 して ご ざい ま して 、 法 令 上 1年 に 1回 、 計 測 を求 め られ て ご ざい ます 。 こ ち らの基 準 値 で す が 、0.1と 、 単位 は ち ょっ と非 常に 長 い ん で省 略 させ て い た だ き ま す けれ ど も、 0.1と い うもの が 基 準 値 と され て ご ざい ます 。 昨年 の 6月 15日 に 1年 の 1回 の 沢J定 を して ご ざい ま して 、 私 ど もの測 定 -18-
  • 19. 結 果 で 0.00010と い うこ とで す の で 、 大 体 、 測 定 結 果 とす れ ば基 準 値 の 1000分 の 1以 下 とい う状 況 で ご ざい ま す の で 、 メイ オ キ シ ン 類 が発 生 して い る とい う経 緯 は ご ざい ませ ん 、基 準 値 以 下 で ご ざい ます 。 ま た 、 先 ほ どの モ ニ タ リン グ ポ ス トの件 に戻 ります が 、 これ につ き ま して は 、原 子 力 規 制 庁 等 の ホ ー ムペ ー ジ で も公 開 させ て い た だ い て い る とい う状 況 で ご ざい ま す 。 そ れ か ら、葛 尾 村 の件 で ご ざい ま す 。 議 員 が別 途 、 私 どもの ご説 明 の 中 で 、葛 尾 の件 につ い て 言 及 され た とい うお 話 は 、 私 の方 も聞 き及 ん で ご ざい ます 。 葛 尾 村 の 、今 回 と同 じ広 域 処 理 が ご ざい ま す けれ ど も、 昨年 11月 に村 と ご相 談 して 、 広 域 処 理 の 受 け入 れ を決 め て い た だ い た もの で ご ざい ま す 。 処 理 状 況 につ き ま して は 、 まず は 広 域 処 理 を進 め る に 当 た つ て は 、 浪 江 町 さん に も然 るべ き タイ ミ ン グ で お 話 を させ て い た だ い た 事 実 は ご ざい ます 。 これ は 、村 か ら お 話 が あ っ た と私 た ち は 聞 き及 ん で お ります 。 これ ま で の経 緯 は 、 議 員 も よ く ご存 じの とお りで 、 津 島 地 区 に モ ニ タ リン グ ポ ス トを設 置 させ て い た だ い た り、 雨 水 排 水 等 の 状 況 、 町 に共 有 させ て い た だ き た い とい う対 応 は させ て い た だ い て ご ざい ます 。 今 回 の葛 尾 村 の 件 につ い て 、 後 ほ ど とい うこ とで した の で 、議 会 へ の ご説 明等 々 の 仕 方 につ い て は 、 改 め て別 途 ご相 談 させ て い た だ けれ ば と思 つ て い ます 。 よ ろ し くお 願 い い た しま す 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )馬 場 議 員 。 016番 (馬 場 績 君 )要 す る に ダ イ オ キ シ ン検 出 につ い て も調 査 して い る とい うこ とだ ね 。 そ れ は 、 どの ぐ らい の 範 囲 で調 査 して い るん で す か。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 )小 島 さん。 ○ 減 容 化 施 設 整 備 課 長 (小 島 啓 之 君 )先 ほ ど も 申 し上 げ ま した けれ ど も、 ダイ オ キ シ ン の計 測 に 関 しま して は 、煙 突 の と こ ろ で や って ご ざい ます 。 要 は 、 広 が る前 に 出所 で 抑 え て い ま す の で 、煙 突 の 1点 か ら年 に 1回 測 定 を して 、基 準 値 が 0.1と い うこ とで ご ざい ま して 、 昨年 6月 に私 ど もが 計 測 した数 量 とす れ ば 、 そ れ の 1000分 の 1だ っ た とい うこ とで ご ざい ます 。 ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) そ の ほ か あ ります か 。 [「 な し」 と呼 ぶ 者 あ り] ○ 議 長 (紺 野 榮 重 君 ) な けれ ば 、 以 上 で 、 環 境 省 か ら説 明 を受 け る案 件 、 浪 江 町 の 仮 設 焼 却 施 設 に 関 して を終 わ りま す 。 あ りが と うご ざい ま した。 -19-