Toshikazu fujiwara
- 13. 14.バグフィルターの不具合等の事例
市町村名 清掃工場名 メーカー名 BF種
類
年月 不具合の内容
野田市 野田市清掃工場 三菱重工業㈱ ガラス繊
維
H13.4
排ガス中のばいじん濃度が
市の基準値を20倍も超過。
原因はBF内の炉布の破損。
約600本のBFのうち78本が
破損。121本を交換。
綾瀬市
高座清掃施設
組合第2清掃
処理場
IHI㈱
テファイヤー
(テフロ
ン+ガラ
ス繊維)
H13.1
炉布が破孔。原因は流速が
早く粒径の大きなダストの
衝突により破孔。
江東区 新江東清掃工場 タクマ 3炉の全ての炉布が脱落
江戸川区 江戸川清掃工場 日本鋼管㈱ ガラス繊
維
H12.12 炉布破損。原因は炉布とリ
テーナとの繰り返し接触に
よる。
堺市
クリーンセン
ター東第二工場
㈱クボタ H10.1 1号炉のBF2本と2号炉のBF6
本破損。原因は①ケージとケー
シングとの接触摩耗②火の粉、
熱③炉布吊下げ時の踏み傷
- 21. 14.バグフィルターの不具合等の事例
市町村名 清掃工場名 メーカー名 BF種
類
年月 不具合の内容
野田市 野田市清掃工場 三菱重工業㈱ ガラス繊
維
H13.4
排ガス中のばいじん濃度が
市の基準値を20倍も超過。
原因はBF内の炉布の破損。
約600本のBFのうち78本が破
損。121本を交換。
綾瀬市
高座清掃施設
組合第2清掃
処理場
IHI㈱
テファイヤー
(テフロ
ン+ガラ
ス繊維)
H13.1
炉布が破孔。原因は流速が
早く粒径の大きなダストの
衝突により破孔。
江東区 新江東清掃工場 タクマ 3炉の全ての炉布が脱落
江戸川区 江戸川清掃工場 日本鋼管㈱ ガラス繊
維
H12.12 炉布破損。原因は炉布とリ
テーナとの繰り返し接触に
よる。
堺市
クリーンセン
ター東第二工場
㈱クボタ H10.1 1号炉のBF2本と2号炉のBF6
本破損。原因は①ケージとケー
シングとの接触摩耗②火の粉、
熱③炉布吊下げ時の踏み傷
- 31. 一般廃棄物焼却施設の大気排出物
から同定された化合物(その1)
ペンタン、トリクロロフルオロメタン、アセトニトリル、アセトン、ヨードメタン、ジクロロメ
タン、2-メチル-2-プロパノール、2-メチルペンタン、クロロホルム、酢酸エチル、2,2-
ジメチル-3-ペンタノール、シクロヘキサン、ベンゼン、2-メチルへキサン、3-メチル
ヘキサン、1,3-ジメチルシクロペンタン、1,2-ジメチルシクロペンタン、トリクロロエタ
ン、ヘプタン、メチルシコロヘキサン、エチルシクロペンタン、2-ヘキサノン、トルエ
ン、1,2-ジメチルシクロヘキサン、酢酸2-メチルプロピル、3-メチレンヘプタン、パー
アルデヒド、オクタン、酢酸エチルエステル、酢酸ブチル、エチルシクロヘキサン、
2-メチルオクタン、ジメチルジオキサン、2-フランカルボキシアルデヒド、クロロベン
ゼン、メチルヘキサノール、トリメチルシクロヘキサン、エチルベンゼン、蟻酸、キ
シレン、酢酸、脂肪族カルボニル化合物、エチルメチルシクロヘキサン、2-ヘプタ
ノン、2-ブトキシエタノール、ノナン、イソプロピルベンゼン、プロピルシクロヘキサ
ン、ジメチルオクタン、ペンタンカルボン酸、プロピルベンゼン、ベンズアルデヒド、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド、1-エチル-2-メチルベンゼン、1,3,5-トリメチ
ルベンゼン、トリメチルベンゼン、ベンゾニトリル、メチルプロピルシクロヘキサン、
2-クロロフェノール、1,2,4-トリメチルベンゼン、フェノール、1,3-ジクロロベンゼン、
1,4-ジクロロベンゼン、デカン、ヘキサンカルボン酸、1-エチル-4-メチルベンゼン、
2-メチルイソプロピルベンゼン、ベンジルアルコール、トリメチルベンゼン、1-メチ
ル-3-プロピルベンゼン、2-エチル1,4-ジメチルベンゼン、2-メチルベンズアルデヒド
、1-メチル-2-プロピルベンゼン、メチルデカン、4-メチルベンズアルデヒド、1-エチ
ル-3,5-ジメチルベンゼン、1-メチル-(1-プロペニル)ベンゼン、ブロモクロロベンゼ
ン、4-メチルフェノール、安息香酸メチルエステル、
- 32. 一般廃棄物焼却施設の大気排出物
から同定された化合物(その2)
2-クロロ-6-メチルフェノール、エチルジメチルベンゼン、ウンデカン、ヘプタンカルボン
酸、1-(クロロメチル)-4-メチルベンゼン、1,3-ジメチルベンゼン、1,2,3-トリクロロベ
ンゼン、4-メチルベンジルアルコール、エチルヘキサン酸、エチルベンズアルデヒ
ド、2,4-ジクロロフェノール、1,2,4-トリクロロベンゼン、ナフタレン、シクロペンタンシ
ロキサンデカメチル、メチルアセトフェノン、エタノール-1-(2-ブトキシエトキシ)、4-
クロロフェノール、ベンゾジアゾール、安息香酸、オクタン酸、2-ブロモ-4-クロロフェ
ノール、1,2,5-トリクロロベンゼン、ドデカン、ブロモクロロフェノール、2,4-ジクロロ-
6-メチルフェノール、ジクロロメチルフェノール、ヒドロキシベンゾニトリル、テトラク
ロロベンゼン、メチル安息香酸、トリクロロフェノール、2-(ヒドロキシメチル)安息香
酸、2-エチルナフタレン-1,2,3,4-テトラヒドロ、2,4,6-トリクロロフェノール、4-エチル
アセトフェノン、2,3,5-トリクロロフェノール、4-クロロ安息香酸、2,3,4-トリクロロフェ
ノール、1,2,3,5-テトラクロロベンゼン、1,1’-ビフェニル、2-エテニルナフタレン、
3,4,5-トリクロロフェノール、クロロ安息香酸、2-ヒドロキシ-3,5-ジクロロベンズアル
デヒド、2-メチルビフェニル、2-ニトロスチレン(2-ニトロエテニルベンゼン)、デカン
カルボン酸、ヒドロキシメトキシベンズアルデヒド、ヒドロキシクロロアセトフェノン、
エチル安息香酸、2,6-ジクロロ-4-ニトロフェノール、スルホン酸、4-ブロモ-2,5-ジク
ロロフェノール、2-エチルビフェニル、ブロモジクロロビフェニル、1(3H)-イソベンゾ
フラノン-5-メチル、ジメチルフタレート、2,6-ジ-ターシャル-ブチル-パラ-ベンゾキノン
、3,4,6-トリクロロ-1-メチルフェノール、2-ターシャル-ブチル-4-メトキシフェノール、
2,2’-ジメチルビフェニル、2,3’-ジメチルビフェニル、ペンタクロロベンゼン、ビベンジ
ル、2,4’-ジメチルビフェニル、
- 34. 労働省の豊能郡美化センター労働者の血中
ダイオキシン類濃度等の調査結果について
平均値 最小値 最大値
ダイオキシン類(TEQ) 84.8 13.4 805.8
2,3,7,8-―TCDD(TEQ) 4.5 0.5 13.4
コプラナーPCB(TEQ) 14.3 3.1 54.2
血中ダイオキシン類濃度の測定結果
(単位:pg/血中脂肪1g)
調査結果に対する労働省の委員会による評価
○ ダイオキシン類を明らかな原因とする健康影響は現段階では確認されなかった。
○ 文献調査等の結果からは、今回判明した血中ダイオキシン類濃度は、直ちに健康に影響
を与えるレベルとはいえない。
○ ダイオキシン類ばく露の原因は、ダイオキシン類に汚染された焼却灰等に
由来する粉じんの吸入や接触によるものと考えられる。
- 36. 焼却場職員では、一部の
ダイオキシン類濃度が高い
図1 血中7塩化ジベンゾフラン濃度
1,2,3,4,6,7,8-7塩化ジベンゾフランは、いずれの地域でも焼却場職員の方が高い
(図1)。
焼却場での1,2,3,4,6,7,8-7塩化ジベンゾフランの暴露指数(焼却場内の堆積粉塵中
濃度×職員の勤続年数)と職員の血中濃度の関係によると、暴露指数の上昇ととも
に血中濃度も高くなっており、勤務中の暴露を反映している。
5塩化,6塩化,8塩化ジベンゾフランについても同様の傾向が見られた。このことは
勤務中にダイオキシン類を体内に取り込んでいることを示している。
図2 7塩化ジベンゾフラン暴露指数(ng/g×年)