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社会のトレンド
SocioInfo #18
中央大学 飯尾淳
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 2
自己紹介
●
中央大学 国際情報学部 教授
(4月から.今は 文学部 社会情報学専攻 教授)
– 博士(工学)技術士(情報工学部門)
– HCD-Net認定 HCD専門家
●
経歴
– 〜2013年3月
株式会社三菱総合研究所 勤務
– 2013年4月〜 中央大学
●
専門分野
– ユーザインタフェース,感性情報学,ソフトウェア
工学,画像情報処理,など
Socio-informatics
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 3
はじめに
●
NGワード(次の言葉を言ってはいけません)
「この研究は何の役に立つんですか?」
●
問い:研究は役に立つものでなければダメか?
●
「役に立つ」という指標に絶対的正義はあるか
– プロスポーツ,演劇,映画,文芸,音楽,美術,etc.
●
「おもしろい」研究を進める研究者の義務は?
– その「おもしろさ」を広く伝えること
●
まあ,このような社会文化の理解が結果としてなにかに
役立つことも…あるかな?(一緒に考えましょう)
●
そもそもSNSそれ自体が…(それ言っちゃおしまい)
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 4
Twitter Trends
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 5
Twitter Trends
●
アルゴリズムは非公開
– 頻繁にツイートされたトピックが抽出される
– 「いま」何が話題になっているか?
●
地域に依存
– 「東京の」トレンド,「大阪の」トレンド
– 日本においては22の地域を指定可能
●
Twitter Trends APIで取得できる
– API … Application Programming Interface
– 地域の情報を取得
– 地域を指定してTrendsを取得
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 6
問題設定
●
仮説:Twitter Trendsは社会の縮図
– ただし,トピックのリストが得られるだけ
●
何らかの情報構造を可視化できれば…
– Trending topics at a glance!
●
Methods:
1. トレンドトピックの収集
2. トピックに関するツイートの収集と分析
3. 可視化
4. さらなる情報可視化!
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 7
関連サービス(トレンド墓地)
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 8
関連サービス(トレンド墓地)
発想は悪くないん
だけどねえ…
(もう少し面白いもの
できないかな?)
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 9
事前に必要な準備
https://developer.twitter.com/
※ Twitterのユーザーアカウント登録も必要
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 10
Developerアカウントの登録
●
若干の「英語での説明」が必要
●
アカウント開設したら,次の4つを入手する
– Consumer API key
– Consumer API secret key
– Access token
– Access token secret
●
(後述する)twurl の利用にも,この4つが必
要となる
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 11
1. トレンドトピックの取得
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 12
Twitter Trends API
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 13
APIで指定可能な地域
●
GET trends/available で一覧を入手可能
– twurl コマンドを使うと便利
$ twurl /1.1/trends/available.json [RET]
– Available な地名一覧がJSON形式で取得可能
●
現在,使える日本の地域と対応するWOEID
– 下記記事の一覧が現在も有効
(2018/10/14確認)
●
https://qiita.com/amidara/items/8e3224c4960e19
b7a33a
– twurl のインストール方法とセットアップ方法
●
http://d.hatena.ne.jp/nakamura001/20121122/13
53599165
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 14
補足:twurl利用上の注意
●
JSONデータが取得できるがminifyされている
●
https://jsonformatter.org など利用しよう
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 15
Trends API
●
できること
– 地域を(WOEID)で指定して,その地域のトレン
ドをJSON形式で取得
●
今回は「東京」を指定した
– WOEID … Yahooが定めた地域ID
●
World on Earth ID
– トレンドは5分おきに更新
– 「75アクセス / 15分間」の制限あり
– exclude=hashtags の指定で,トレンドから「ハッ
シュタグ」を除外することもできる
●
今回はハッシュタグトレンドを除外した
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 16
利用例
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 17
実行例
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 18
2. 関連ツイートの取得
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 19
Twitter Search API
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 20
Search API
●
3種類ある
– Standard / Premium / Enterprise
●
Standard: free to use
●
Premium and Enterprise are subject to fees
●
Search (standard) APIでできること
– キーワードを指定して関連するツイート(メタデー
タ含む)をJSON形式取得
– リクエスト制限あり
●
180(user auth)or 450(app auth)アクセス/15分
– 1週間以内のツイートに限られる
– その他いろいろと制限あり
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 21
関連ツイート取得時の注意点
●
リツイートを除外する
– リツイートを含めてしまうと,同じ内容の重複が多
く,共起確率の計算に意味がなくなってしまうため
– 方法:検索キーワードに下記を追記
● exclude:retweets exclude:nativeretweets
●
取得ツイート件数は最大100件
– Search standard APIの制限から
– ただし,回数制限にはまだ余裕があるので,工夫す
れば数を増やすことはできそう
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 22
Trend topicsの可視化
●
手続き:
– 100 Tweetsを取得(by Search API)
– 形態素解析し「固有名詞」を抽出
– 単語の出現頻度を計算し,多頻度単語を抽出
– それらについて,共起確率を計算
●
可視化:共起ネットワークグラフによる可視化
注:グラフといっても棒グラフとか円グラフというものではない
– ノード … 出現頻度で,サイズと色を変化
– リンク … 一定以上の共起性を持つものを結ぶ
●
リンクの太さを共起確率で変化
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 23
形態素解析による品詞抽出
●
英語:
– A quick brown fox jumps over the lazy dog.
●
日本語:
– 庭には二羽鶏がいます
– 庭 に は 二羽 鶏 が い ます
●
解析用に「辞書」が必要
– MeCab(形態素解析ツール)と NEologd(辞書)
を利用
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 24
固有名詞の抽出
●
PythonからMeCabを使う
– mecab-ipadic-NEologd のインストール
$ git clone --depth 1 https://github.com/neologd/mecab-
ipadic-neologd.git
$ cd mecab-ipadic-neologd
$ ./bin/install-mecab-ipadic-neologd -n -a
– mecab-python3 のインストール
$ pip3 install mecab-python3
– テストスクリプト
import MeCab
#Taggerの引数に-dオプションとmecab-ipadic-neologdの場所を指定する
m = MeCab.Tagger("-d /usr/local/lib/mecab/dic/mecab-ipadic-
neologd")
text = m.parse("君の名前は")
print(text)
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 25
補足:Janome
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 26
共起関係とは
●
共起関係とは?
– これは例文です.例として,日本語の難しさを指摘
してみます.「象は鼻が長い」,さてこの文の主語
は何か?日本語にはこのような曖昧さがあります.
– 英語の例文でよく「The quick brown fox jumps
over the lazy dog.」というものが使われます.英
語で使用する文字が全て使われています.
●
共起関係がある
– 「例文」と「日本語」,「例文」と「英語」
●
共起関係がない
– 「日本語」と「英語」
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 27
共起ネットワークグラフ
●
共起関係のスコープ
– 今回は1ツイートに含まれるなら共起関係有とした
●
共起ネットワークグラフによる可視化
– 頻出単語の共起性を可視化
– 2単語の共起確率 p(0.0 ≦ p << 1.0)が高いもの
を線で結ぶ
– 今回は共起確率を計算できたもののうち上位の1/4
を残すことにした
●
グラフの可視化
– GraphVizやD3.jsというツールを利用可能
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 28
3. 可視化システム「TWtrends」(ツイトレ)
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 29
計算結果の可視化
●
計算結果から共起ネットワークグラフ作成
– あらかじめ作成しておく(オンデマンドではない)
●
データベースへの格納項目
– トレンドトピック一覧
– 各トレンドに関連するグラフのノード一覧
– 各トレンドに関連するグラフのリンク一覧
●
可視化システム
– Ruby on Rails + D3.js で構築
– データ取得スクリプトが db/seeds.rb を生成
– rails db:seed コマンドでデータベース登録
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 30
システムの概要
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 31
データ構造
※ WWW SQL Designer で作成(URLはググってください)
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 32
db/seeds.rbの例
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 33
db/seeds.rbの例
node_hash = {}
trend = Trend.create(label: 'ミル姉さん', collected:'2018-12-31')
node_hash['ミル姉さん'] = trend.nodes.create(word: 'ミル姉さん', freq: 100.00)
node_hash['NHK'] = trend.nodes.create(word: 'NHK', freq: 21.43)
  …
node_hash['武田真治'] = trend.nodes.create(word: '武田真治', freq: 1.02)
node_hash['YouTube'] = trend.nodes.create(word: 'YouTube', freq: 1.02)
link = Link.create(corr: 100.00)
node_hash['NHK'].links << link
node_hash['ミル姉さん'].links << link
link = Link.create(corr: 23.08)
node_hash['笑う犬'].links << link
node_hash['ミル姉さん'].links << link
  …
link = Link.create(corr: 15.38)
node_hash['指原莉乃'].links << link
node_hash['内村光良'].links << link
node_hash = {}
trend = Trend.create(label: 'バナナマン', collected:'2018-12-31')
  …
Trend, Node, Link
いずれもidは自動生成される
ので,指定する必要はない
ActiveRecord:
コード(メモリ上のデータ)を
いじるとDBにも同時に記録される
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 34
TWtrends: 可視化アプリ
●
Ruby on Railsで作成
– index画面とshow画面のみを作成
– Apache + Passenger で起動
– (実験実装なので)developmentモードのまま
●
ただし,エラーメッセージは出さないようにした
●
index画面
– 収集したトレンドワードを日付ごとに提示
– トレンドワードをクリックするとshow画面に飛ぶ
– http://iiojun.xyz/twt/(日付)
●
日付無しだと「本日」の画面となる
● 日付のフォーマットは YYYY-MM-DD
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 35
TWtrends: 可視化アプリ
●
show画面
– それぞれのトレンドワードに関連するツイートから
取得した固有名詞による共起ネットワークグラフを
表示
– グラフ描画はD3.jsを利用
●
search画面
– 試験的に実装(トレンドワードのキーワード検索)
– http://iiojun.xyz/twt/search
●
(余談)herokuに実装しようとしたら…
– 「DBのエントリは10,000以下!」と怒られ,退散
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 36
index画面
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 37
show画面
D3.js が提供する
spring embedderを
利用
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 38
トレンドの違い
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 39
show画面,実装上のポイント
●
Ruby on Railsのshow画面で,枠組みを描画
●
枠組みの描画が終わったら,AJAXでグラフ
データを取得
– AJAX … Asynchronous JavaScript and XML
– RoR側には,JSON形式でグラフデータを出力する
枠組みを実装しておく
●
AJAXにより非同期で取得したデータを用い
て,D3.js でインタラクティブグラフを描画
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 40
search画面(試験的実装)
CSSデザイン
bootstrap利用
ページング
kaminari利用
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 41
4. さらなる考察
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 42
多次元尺度構成法(MDS)
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 43
トレンドトピックマップ
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 44
トレンド類似度(似てる)
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 45
トレンド類似度(似てない)
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 46
トピックマップの作成方法
●
各トレンドトピックには共起ネットワークグラ
フが関連付けられている
→ ノードの出現確率でベクトルが定義される
●
単語空間において,各トレンドトピックは1点
に定まる
– 単語空間:ノードである全ての単語が張る空間
→ 各トレンドトピック間の距離が計算できる
●
距離の近いものをグルーピング
– コサイン類似度を使用
– コサイン類似度 d > 0.75 のものをグループ化
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 47
単語空間のイメージ
ポテトチップスそば
富士そば狂気の新メニュー
とろろ昆布
全豪オープン
大坂なおみ
ねとらぼ ポテチ 富士そば Yahoo!ニュース とろろ昆布
100.0 100.0 100.0  65.0 0.0 0.0
100.0 100.0 100.0  65.0 0.0 0.0
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 48
Cosine Similarity
a・b = |a||b|cosθ
∴ sim(a, b) =
cosθ = a・b / |a||b|
●
-1.0(正反対)≦ 類似度 ≦ 1.0(同じ)
– 今回はすべてのデータが0以上なので,
0.0(無関係)≦ 類似度 ≦ 1.0(同じ)… となる
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 49
トピックマップの生成
●
毎朝,オフラインで生成
●
Methods:
1. 指定した日のデータをJSON形式で取得
• RoRアプリにJSON形式でのデータ出力を実装済み
• TSV形式で単語空間データを生成
• データに「t」が含まれることは絶対にないため
2. 全ての単語について類似度を計算
• Pythonスクリプトで計算
3. GraphViz用のスクリプトを生成
• Rubyスクリプトで変換
4. GraphVizでグラフを描画 → PNG画像生成
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 50
ノードの類似度の例
この2つには高い
関連性が認められる
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 51
GraphVizスクリプトの例
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 52
データ処理上の留意点
●
特殊文字の取扱い
– 「,(カンマ)」や「'(アポストロフィ)」
– ごく稀に,トピックやノードに含まれる
– エスケープ処理が必要
このキーワード中に
「’」が含まれていたら
どうなるか?
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 53
今後の課題
●
トピックマップの精緻化
– コサイン類似度だけではグループ化できないケース
がある
– 時系列(タイムスタンプの近さ)を考慮した重み付
けによる距離関数の修正は,検討の余地あり
●
他言語対応
– 固有名詞抽出の部分を修正すれば,他言語にも対応
可能(なはず)
– 英語版は,現在,社情専攻の院生が挑戦中
●
NLTK(Natural Language ToolKit)を使えばできると
思われる
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 54
まとめ
●
Twitter Trendsは世相を表しているのか
●
トレンドトピックの収集
– Trends APIで取得する方法を紹介した
●
トピックに関するツイートの収集と分析
– Search APIでツイートを収集し分析する方法を紹
介した
●
可視化
– 可視化するシステムTWtrendsを紹介した
●
さらなる情報可視化
– さらなる可視化の試みについて紹介した
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 55
TWtrendsはGitHubで公開中
https://github.com/iiojun/twt
SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 56
遊び方
●
サーバ側の設定(Rails環境は構築済とする)
– git clone https://github.com/iiojun/twt
– cd twt
– bundle update
– rails db:migrate RAILS_ENV=development
– rails db:seed
– rails server
●
クライアント側(Webブラウザ)
– http://localhost:3000 にアクセス
– db/seedsにある日付を見て,下記にアクセス
● http://localhost:3000/(日付)

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Twitterでみる社会のトレンド

  • 2. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 2 自己紹介 ● 中央大学 国際情報学部 教授 (4月から.今は 文学部 社会情報学専攻 教授) – 博士(工学)技術士(情報工学部門) – HCD-Net認定 HCD専門家 ● 経歴 – 〜2013年3月 株式会社三菱総合研究所 勤務 – 2013年4月〜 中央大学 ● 専門分野 – ユーザインタフェース,感性情報学,ソフトウェア 工学,画像情報処理,など Socio-informatics
  • 3. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 3 はじめに ● NGワード(次の言葉を言ってはいけません) 「この研究は何の役に立つんですか?」 ● 問い:研究は役に立つものでなければダメか? ● 「役に立つ」という指標に絶対的正義はあるか – プロスポーツ,演劇,映画,文芸,音楽,美術,etc. ● 「おもしろい」研究を進める研究者の義務は? – その「おもしろさ」を広く伝えること ● まあ,このような社会文化の理解が結果としてなにかに 役立つことも…あるかな?(一緒に考えましょう) ● そもそもSNSそれ自体が…(それ言っちゃおしまい)
  • 4. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 4 Twitter Trends
  • 5. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 5 Twitter Trends ● アルゴリズムは非公開 – 頻繁にツイートされたトピックが抽出される – 「いま」何が話題になっているか? ● 地域に依存 – 「東京の」トレンド,「大阪の」トレンド – 日本においては22の地域を指定可能 ● Twitter Trends APIで取得できる – API … Application Programming Interface – 地域の情報を取得 – 地域を指定してTrendsを取得
  • 6. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 6 問題設定 ● 仮説:Twitter Trendsは社会の縮図 – ただし,トピックのリストが得られるだけ ● 何らかの情報構造を可視化できれば… – Trending topics at a glance! ● Methods: 1. トレンドトピックの収集 2. トピックに関するツイートの収集と分析 3. 可視化 4. さらなる情報可視化!
  • 7. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 7 関連サービス(トレンド墓地)
  • 8. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 8 関連サービス(トレンド墓地) 発想は悪くないん だけどねえ… (もう少し面白いもの できないかな?)
  • 9. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 9 事前に必要な準備 https://developer.twitter.com/ ※ Twitterのユーザーアカウント登録も必要
  • 10. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 10 Developerアカウントの登録 ● 若干の「英語での説明」が必要 ● アカウント開設したら,次の4つを入手する – Consumer API key – Consumer API secret key – Access token – Access token secret ● (後述する)twurl の利用にも,この4つが必 要となる
  • 11. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 11 1. トレンドトピックの取得
  • 12. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 12 Twitter Trends API
  • 13. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 13 APIで指定可能な地域 ● GET trends/available で一覧を入手可能 – twurl コマンドを使うと便利 $ twurl /1.1/trends/available.json [RET] – Available な地名一覧がJSON形式で取得可能 ● 現在,使える日本の地域と対応するWOEID – 下記記事の一覧が現在も有効 (2018/10/14確認) ● https://qiita.com/amidara/items/8e3224c4960e19 b7a33a – twurl のインストール方法とセットアップ方法 ● http://d.hatena.ne.jp/nakamura001/20121122/13 53599165
  • 14. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 14 補足:twurl利用上の注意 ● JSONデータが取得できるがminifyされている ● https://jsonformatter.org など利用しよう
  • 15. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 15 Trends API ● できること – 地域を(WOEID)で指定して,その地域のトレン ドをJSON形式で取得 ● 今回は「東京」を指定した – WOEID … Yahooが定めた地域ID ● World on Earth ID – トレンドは5分おきに更新 – 「75アクセス / 15分間」の制限あり – exclude=hashtags の指定で,トレンドから「ハッ シュタグ」を除外することもできる ● 今回はハッシュタグトレンドを除外した
  • 16. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 16 利用例
  • 17. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 17 実行例
  • 18. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 18 2. 関連ツイートの取得
  • 19. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 19 Twitter Search API
  • 20. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 20 Search API ● 3種類ある – Standard / Premium / Enterprise ● Standard: free to use ● Premium and Enterprise are subject to fees ● Search (standard) APIでできること – キーワードを指定して関連するツイート(メタデー タ含む)をJSON形式取得 – リクエスト制限あり ● 180(user auth)or 450(app auth)アクセス/15分 – 1週間以内のツイートに限られる – その他いろいろと制限あり
  • 21. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 21 関連ツイート取得時の注意点 ● リツイートを除外する – リツイートを含めてしまうと,同じ内容の重複が多 く,共起確率の計算に意味がなくなってしまうため – 方法:検索キーワードに下記を追記 ● exclude:retweets exclude:nativeretweets ● 取得ツイート件数は最大100件 – Search standard APIの制限から – ただし,回数制限にはまだ余裕があるので,工夫す れば数を増やすことはできそう
  • 22. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 22 Trend topicsの可視化 ● 手続き: – 100 Tweetsを取得(by Search API) – 形態素解析し「固有名詞」を抽出 – 単語の出現頻度を計算し,多頻度単語を抽出 – それらについて,共起確率を計算 ● 可視化:共起ネットワークグラフによる可視化 注:グラフといっても棒グラフとか円グラフというものではない – ノード … 出現頻度で,サイズと色を変化 – リンク … 一定以上の共起性を持つものを結ぶ ● リンクの太さを共起確率で変化
  • 23. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 23 形態素解析による品詞抽出 ● 英語: – A quick brown fox jumps over the lazy dog. ● 日本語: – 庭には二羽鶏がいます – 庭 に は 二羽 鶏 が い ます ● 解析用に「辞書」が必要 – MeCab(形態素解析ツール)と NEologd(辞書) を利用
  • 24. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 24 固有名詞の抽出 ● PythonからMeCabを使う – mecab-ipadic-NEologd のインストール $ git clone --depth 1 https://github.com/neologd/mecab- ipadic-neologd.git $ cd mecab-ipadic-neologd $ ./bin/install-mecab-ipadic-neologd -n -a – mecab-python3 のインストール $ pip3 install mecab-python3 – テストスクリプト import MeCab #Taggerの引数に-dオプションとmecab-ipadic-neologdの場所を指定する m = MeCab.Tagger("-d /usr/local/lib/mecab/dic/mecab-ipadic- neologd") text = m.parse("君の名前は") print(text)
  • 25. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 25 補足:Janome
  • 26. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 26 共起関係とは ● 共起関係とは? – これは例文です.例として,日本語の難しさを指摘 してみます.「象は鼻が長い」,さてこの文の主語 は何か?日本語にはこのような曖昧さがあります. – 英語の例文でよく「The quick brown fox jumps over the lazy dog.」というものが使われます.英 語で使用する文字が全て使われています. ● 共起関係がある – 「例文」と「日本語」,「例文」と「英語」 ● 共起関係がない – 「日本語」と「英語」
  • 27. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 27 共起ネットワークグラフ ● 共起関係のスコープ – 今回は1ツイートに含まれるなら共起関係有とした ● 共起ネットワークグラフによる可視化 – 頻出単語の共起性を可視化 – 2単語の共起確率 p(0.0 ≦ p << 1.0)が高いもの を線で結ぶ – 今回は共起確率を計算できたもののうち上位の1/4 を残すことにした ● グラフの可視化 – GraphVizやD3.jsというツールを利用可能
  • 28. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 28 3. 可視化システム「TWtrends」(ツイトレ)
  • 29. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 29 計算結果の可視化 ● 計算結果から共起ネットワークグラフ作成 – あらかじめ作成しておく(オンデマンドではない) ● データベースへの格納項目 – トレンドトピック一覧 – 各トレンドに関連するグラフのノード一覧 – 各トレンドに関連するグラフのリンク一覧 ● 可視化システム – Ruby on Rails + D3.js で構築 – データ取得スクリプトが db/seeds.rb を生成 – rails db:seed コマンドでデータベース登録
  • 30. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 30 システムの概要
  • 31. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 31 データ構造 ※ WWW SQL Designer で作成(URLはググってください)
  • 32. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 32 db/seeds.rbの例
  • 33. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 33 db/seeds.rbの例 node_hash = {} trend = Trend.create(label: 'ミル姉さん', collected:'2018-12-31') node_hash['ミル姉さん'] = trend.nodes.create(word: 'ミル姉さん', freq: 100.00) node_hash['NHK'] = trend.nodes.create(word: 'NHK', freq: 21.43)   … node_hash['武田真治'] = trend.nodes.create(word: '武田真治', freq: 1.02) node_hash['YouTube'] = trend.nodes.create(word: 'YouTube', freq: 1.02) link = Link.create(corr: 100.00) node_hash['NHK'].links << link node_hash['ミル姉さん'].links << link link = Link.create(corr: 23.08) node_hash['笑う犬'].links << link node_hash['ミル姉さん'].links << link   … link = Link.create(corr: 15.38) node_hash['指原莉乃'].links << link node_hash['内村光良'].links << link node_hash = {} trend = Trend.create(label: 'バナナマン', collected:'2018-12-31')   … Trend, Node, Link いずれもidは自動生成される ので,指定する必要はない ActiveRecord: コード(メモリ上のデータ)を いじるとDBにも同時に記録される
  • 34. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 34 TWtrends: 可視化アプリ ● Ruby on Railsで作成 – index画面とshow画面のみを作成 – Apache + Passenger で起動 – (実験実装なので)developmentモードのまま ● ただし,エラーメッセージは出さないようにした ● index画面 – 収集したトレンドワードを日付ごとに提示 – トレンドワードをクリックするとshow画面に飛ぶ – http://iiojun.xyz/twt/(日付) ● 日付無しだと「本日」の画面となる ● 日付のフォーマットは YYYY-MM-DD
  • 35. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 35 TWtrends: 可視化アプリ ● show画面 – それぞれのトレンドワードに関連するツイートから 取得した固有名詞による共起ネットワークグラフを 表示 – グラフ描画はD3.jsを利用 ● search画面 – 試験的に実装(トレンドワードのキーワード検索) – http://iiojun.xyz/twt/search ● (余談)herokuに実装しようとしたら… – 「DBのエントリは10,000以下!」と怒られ,退散
  • 36. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 36 index画面
  • 37. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 37 show画面 D3.js が提供する spring embedderを 利用
  • 38. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 38 トレンドの違い
  • 39. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 39 show画面,実装上のポイント ● Ruby on Railsのshow画面で,枠組みを描画 ● 枠組みの描画が終わったら,AJAXでグラフ データを取得 – AJAX … Asynchronous JavaScript and XML – RoR側には,JSON形式でグラフデータを出力する 枠組みを実装しておく ● AJAXにより非同期で取得したデータを用い て,D3.js でインタラクティブグラフを描画
  • 40. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 40 search画面(試験的実装) CSSデザイン bootstrap利用 ページング kaminari利用
  • 41. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 41 4. さらなる考察
  • 42. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 42 多次元尺度構成法(MDS)
  • 43. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 43 トレンドトピックマップ
  • 44. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 44 トレンド類似度(似てる)
  • 45. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 45 トレンド類似度(似てない)
  • 46. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 46 トピックマップの作成方法 ● 各トレンドトピックには共起ネットワークグラ フが関連付けられている → ノードの出現確率でベクトルが定義される ● 単語空間において,各トレンドトピックは1点 に定まる – 単語空間:ノードである全ての単語が張る空間 → 各トレンドトピック間の距離が計算できる ● 距離の近いものをグルーピング – コサイン類似度を使用 – コサイン類似度 d > 0.75 のものをグループ化
  • 47. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 47 単語空間のイメージ ポテトチップスそば 富士そば狂気の新メニュー とろろ昆布 全豪オープン 大坂なおみ ねとらぼ ポテチ 富士そば Yahoo!ニュース とろろ昆布 100.0 100.0 100.0  65.0 0.0 0.0 100.0 100.0 100.0  65.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
  • 48. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 48 Cosine Similarity a・b = |a||b|cosθ ∴ sim(a, b) = cosθ = a・b / |a||b| ● -1.0(正反対)≦ 類似度 ≦ 1.0(同じ) – 今回はすべてのデータが0以上なので, 0.0(無関係)≦ 類似度 ≦ 1.0(同じ)… となる
  • 49. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 49 トピックマップの生成 ● 毎朝,オフラインで生成 ● Methods: 1. 指定した日のデータをJSON形式で取得 • RoRアプリにJSON形式でのデータ出力を実装済み • TSV形式で単語空間データを生成 • データに「t」が含まれることは絶対にないため 2. 全ての単語について類似度を計算 • Pythonスクリプトで計算 3. GraphViz用のスクリプトを生成 • Rubyスクリプトで変換 4. GraphVizでグラフを描画 → PNG画像生成
  • 50. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 50 ノードの類似度の例 この2つには高い 関連性が認められる
  • 51. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 51 GraphVizスクリプトの例
  • 52. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 52 データ処理上の留意点 ● 特殊文字の取扱い – 「,(カンマ)」や「'(アポストロフィ)」 – ごく稀に,トピックやノードに含まれる – エスケープ処理が必要 このキーワード中に 「’」が含まれていたら どうなるか?
  • 53. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 53 今後の課題 ● トピックマップの精緻化 – コサイン類似度だけではグループ化できないケース がある – 時系列(タイムスタンプの近さ)を考慮した重み付 けによる距離関数の修正は,検討の余地あり ● 他言語対応 – 固有名詞抽出の部分を修正すれば,他言語にも対応 可能(なはず) – 英語版は,現在,社情専攻の院生が挑戦中 ● NLTK(Natural Language ToolKit)を使えばできると 思われる
  • 54. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 54 まとめ ● Twitter Trendsは世相を表しているのか ● トレンドトピックの収集 – Trends APIで取得する方法を紹介した ● トピックに関するツイートの収集と分析 – Search APIでツイートを収集し分析する方法を紹 介した ● 可視化 – 可視化するシステムTWtrendsを紹介した ● さらなる情報可視化 – さらなる可視化の試みについて紹介した
  • 55. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 55 TWtrendsはGitHubで公開中 https://github.com/iiojun/twt
  • 56. SocioInfo#18 Copyright © Jun Iio 56 遊び方 ● サーバ側の設定(Rails環境は構築済とする) – git clone https://github.com/iiojun/twt – cd twt – bundle update – rails db:migrate RAILS_ENV=development – rails db:seed – rails server ● クライアント側(Webブラウザ) – http://localhost:3000 にアクセス – db/seedsにある日付を見て,下記にアクセス ● http://localhost:3000/(日付)