高齢者支援事業の全国展開に向けた動き

1. 2.2. 高齢者支援事業の全国展開に向けた動き
高齢者支援をﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙ化し、全国展開させる計画である。
地
域
ﾌｪｰｽﾞ1（～2015年）：
ﾓﾃﾞﾙ検証
4団地/ 9.3万戸
（大和市 他首都圏3団地）
ﾌｪｰｽﾞ2（～2020年）：
大規模団地展開
96団地/ 19.8万戸
（首都・関西・中部・九州圏）
ﾌｪｰｽﾞ3（2020年～）：
小～大規模※
団地展開
1600団地/
45.9万戸
（27都道府県）
時間軸
100団地における高齢者支援のﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙ化
※
大規模（1000戸以上）： 192団地
中規模（500～1000戸）： 224団地
小規模（500戸以下）： 1316団地

2. 4.1. 団地を活性化する「ｺﾐｭﾆﾃｨｺｰﾃﾞｨﾈｰﾄ」
例/周辺施設
例/食品、生活ｻｰﾋﾞｽ
c. ｲﾍﾞﾝﾄ企画
ｺﾐｭﾆﾃｨｺｰﾃﾞｨﾈｰﾀｰ
（新規配置）
外部事業者との連携含む
ﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙを検討中
（d. ﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙ化業務）
a.見守り
b. 窓口相談
商品/
ｻｰﾋﾞｽ等の
仲介

3. 4.2. ｺﾐｭﾆﾃｨｺｰﾃﾞｨﾈｰﾀｰの4業務
ｺﾐｭﾆﾃｨｺｰﾃﾞｨﾈｰﾀｰ（C/Cer）業務として、以下4業務を開発中であり、
これらがﾀｰｹﾞｯﾄ（高齢者）による違いを解決し得ると考える。
a. 見守り（を含むﾈｯﾄﾜｰｷﾝｸﾞ）
• 高齢者支援に係る各関係者との連絡体制を構築
• 登録者を募集の上、週1回以上の頻度での接触、
およびｻｰﾋﾞｽ利用やｲﾍﾞﾝﾄ参加を促す
b. 窓口相談
• 支援対象者からの相談を受付け、支援ﾆｰｽﾞの
把握と課題の掘り起し
• 各種施策、行政・民間ｻｰﾋﾞｽ等の情報提供、ﾏｯﾁﾝ
ｸﾞ
c. ｲﾍﾞﾝﾄ企画
• 週次以上の頻度での交流ｲﾍﾞﾝﾄの開催
• ｺﾐｭﾆﾃｨ形成による支援ﾆｰｽﾞの見える化、および
支援対象者の孤立化防止、担い手の発掘
d. ﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙ化業務
• a～c業務のｺｽﾄ補填、
収益化に向けた
付随業務
• 具体内容は、UR、C/Cer
実施者、連携事業者との
協議を踏まえ詳細化
• 高齢者、特に単身者や
高齢夫婦向けの商品構成
• 集客を促進する仕掛け
• 関連会社のﾌﾗﾝﾁｬｲｼﾞｰ化
従来の連携との違い
従来の連携との違い
• 配達ｵﾍﾟﾚｰｼｮﾝの併用
• 配達ｵﾍﾟﾚｰｼｮﾝの併用
解決
解決

4. 5.3.1. 具体的な活動① : “ｺﾄ”特定 （1次案）
ｱﾝｹｰﾄやｲﾝﾀﾋﾞｭｰ、ﾋｱﾘﾝｸﾞより、優先すべき商品・ｻｰﾋﾞｽを想定する。
大規模団地での全戸向けｱﾝｹｰﾄ
• 「（特に生鮮食は）目で見て、選んで、良い物を買いたい」
• 「重いﾓﾉを持ち運べない、持ち帰りたくない」
• 「他人に負担をかけ（ているように見られ）たくない」
• 「自分が好きな時に、自宅近くで、働ける場が欲しい」
⇒団地内/外ｽｰﾊﾟｰとの差別化のため、「生活ﾃﾞｲﾘｰ」は優先度下げ、
ｿﾌﾄﾄﾞﾘﾝｸ、牛乳、酒、米、水、ｼｬﾝﾌﾟｰ、洗剤などの配達を強化
（＋α C/Cerによる住民配達員の組織化）
• 「量が多く、食べきれない」
• 「健康のために、自分に必要な栄養素を計画的に摂取したい」
⇒ｻﾌﾟﾘﾒﾝﾄや栄養機能食品と他商品との組み合わせ販売
• 「かさばるﾓﾉを買いたくない」
⇒冷凍食品や加工食品、雑誌等の小まめな配達・処分
• 「自分での肉体作業（電球交換など）はｷﾂｲ、特に夏場は暑い」
• 「（収入が少なくても、）良い品を低価格で購入したい」
• 「民間ｻｰﾋﾞｽは価格が高くて使えない」
⇒ｻｰﾋﾞｽ商品のﾃﾞｨｽｶｳﾝﾄの仕組み要
事業者へのﾋｱﾘﾝｸﾞ
自治会や一般高齢者へのｲﾝﾀﾋﾞｭｰ
団地高齢者の“ｺﾄ”の推察（1次案）
• 高齢者、特に単身者や高齢夫婦向けの商品構成