プレゼン・ポスターで自分の研究を「伝える」 (How to do technical oral/poster presentation)Toshihiko Yamasaki
MIRU2020若手プログラム招待講演のスライドを一般公開用にアレンジしたものです。日本語で書かれています。下記の点にご注意ください
・セリフが伴ってないので内容は限定的です
・著作権等に配慮しているので中身は結構無味乾燥です。
This is an arranged version of my invited talk at MIRU 2020 young researchers' forum. This is written in Japanese.
プレゼン・ポスターで自分の研究を「伝える」 (How to do technical oral/poster presentation)Toshihiko Yamasaki
MIRU2020若手プログラム招待講演のスライドを一般公開用にアレンジしたものです。日本語で書かれています。下記の点にご注意ください
・セリフが伴ってないので内容は限定的です
・著作権等に配慮しているので中身は結構無味乾燥です。
This is an arranged version of my invited talk at MIRU 2020 young researchers' forum. This is written in Japanese.
IMAX3: Amazing Dataflow-Centric CGRA and its Applications
I present this slide to all hungry engineers who are tired of CPU, GPU, FPGA, tensor core, AI core, who want some challenging one with no black box inside, and who want to improve by themselves.
あなたの開発チームに、多様性(ダイバーシティ)はありますか? 常に成長を目指すようなチームにおいては、メンバの多様性を確保することが非常に重要です。このセッションでは、そもそもなぜ多様性を持つことが大事なのかという点について理解し、そのような多様性を目指すときにぶつかる課題、そしてそれをどのように乗り越えるべきかを学びます。セッションの最後には、コミュニケーションを改善すべくチームに良い影響を与える方法について、いくつかのヒントを得ることができるでしょう。
Microsoft Ignite The Tour 2019 東京 THR30018 (2019/12/6)
https://tokyo.myignitetour.techcommunity.microsoft.com/sessions/87450
このセッションでは、技術的な観点からブロックチェーンの基本とその長所をスピーディーに学びます。また実演(デモ)を通してAzureへブロックチェーン サービスを展開する方法を習得できるほか、ブロックチェーンによるシステムと従来のリレーショナル データベースとの比較からそれぞれの特性を理解できます。セッションの最後には、実際のビジネスにおけるニーズを解決するために、どのようにブロックチェーンを適用すべきか(もしくは、すべきではないのか)について考察できるようになります。
Microsoft Ignite The Tour 2019 東京 BRK40003 (2019/12/6)
https://tokyo.myignitetour.techcommunity.microsoft.com/sessions/87449
Microsoft Ignite The Tour 2019 大阪 BRK40022 (2020/1/23)
https://osaka.myignitetour.techcommunity.microsoft.com/sessions/91086
7. RSA 暗号
巨大な素因数分解が難しいことを利用する
p, q を巨大な素数とする。
ab = 1 mod (p-1)(q-1) となる a, b の組み合わせがあれば、
任意の x に対して n = pq として
xa
= c (mod n) , cb
= x (mod n)
となることを利用している
8. 離散対数問題
Discrete Logarithm Problem (DLP)
xa
= c (mod n) となる c, x を与えられたときでも、a を求めるのは難しい
直感的には、 logx
c を求めるのが難しいという問題
電子署名などでは、x (平文) と c (署名) が既知で、a は署名者の秘密鍵となる
秘密鍵が求められては困る...
12. 楕円曲線の数理
y2
= x3
+ ax + b の形をした曲線のこと
楕円曲線上の点の世界で加乗算ができる
Wikipedia (Elliptic curve) より
格子点 (x, y) を p の剰余で考える
Mastering Bitcoin, Andreas M. Antonopoulos
図 4-3 より
13. 楕円曲線の群構造
加法で閉じている
P + Q は曲線上の点
結合法則
P + Q + R = O
単位元
O (無限遠点)
逆元の存在 交換法則
- P P + Q = Q + P
Wikipedia (楕円曲線) より
14. 楕円曲線暗号と DLP
楕円上の点 P と整数 a について
P, aP から a を逆算するのはとても難しい
(楕円曲線上の離散対数問題)
これを利用して、あるベース ポイント G を定め、
秘密鍵 a (スカラー値。曲線上の点ではない) を組み合わせる
ただし、いくつかの楕円曲線のパラメータでは、
多項式時間で ECDLP を解く方法が見つかっており、
暗号としては使えない
16. 楕円曲線暗号の暗号 (EC ElGamal)
1. 鍵生成
a. 秘密鍵 : ランダムな整数 a を選ぶ (0 < a < n, ただし n = min {k | kG = O, k > 0 })
b. 公開鍵 : P = aG (G は楕円曲線上のベース ポイント) となる点
2. 暗号化
a. 暗号化の対象を楕円曲線上の点 M にエンコード (X 座標に入れるなど)
b. ランダムな整数 k を選ぶ (0 < k < n)
c. ペア (rG, M + kP) を暗号文とする
3. 復号
a. 暗号文 (C1
, C2
) を受け取ったら、 C2
- aC1
を計算し、デコードする
17. 楕円曲線暗号の電子署名 (ECDSA)
1. 鍵生成
a. 秘密鍵 : ランダムな整数 a を選ぶ (0 < a < n, ただし n = min {k | kG = O, k > 0 })
b. 公開鍵 : P = aG (G は楕円曲線上のベース ポイント) となる点
2. 署名
a. 署名対象の m をハッシュ化する : h(m)
b. ランダムな整数 k を選び (0 < k < n)、r を kP の X 座標とする
c. s = k-1
(h(m) + ar) mod n として、ペア (r, s) を電子署名とする
3. 検証
a. m, (r, s) から Q = (h(m)/s) G + (r/s) P となる点を計算する
b. Q の X 座標が r と一致すればよい