2016年8月6日（土）DiGRA 夏季大会・教育SIGでの講演資料 DiGRA Summer Symposium, Aug. 6, 2016

1. 我が国における産学連携と
期待される今後の方向性
について
２０１6年8月6日(土)
日本大学 教授
研究技術交流センター長
生産工学部 数理情報工学科
古市 昌一
http://www.su.cit.nihon-u.ac.jp/lab/furuichi/
furuichi.masakazu@nihon-u.ac.jp
1Modeling and Simulation Lab

2. Modeling and Simulation Lab
古市が実現したいミライ
2
シリアスゲームの構築法及びその応用に関する研究

3. Modeling and Simulation Lab
研究・技術交流センタ長
3
2014年
もっと身近な存在に，
そして更に社会から頼られる生産工学部に
2015年
知財と人財活用のすゝめ
2016年
技術と人財のカタログCERTレポートの
うまい活用法
巻頭言の変遷 設立1998年（平成10年）
 前身は“工業技術相談室”，31年の歴史
 我が国唯一の“生産工学部”
 教育＋研究＋産業界との連携重視
 CERTのミッション
 研究成果の企業での活用促進
 よろず技術相談

4. Modeling and Simulation Lab
我が国の産学連携において
大学側が期待すること
•委託研究・共同研究の推進
•外部資金の獲得
•知的財産の企業での活用促進
•(地元企業を中心とした)社会貢献の推進
•人財交流のすゝめ
4
出典：防衛白書 http://www.clearing.mod.go.jp/，米国立科学財団 http://www.nsf.gov/

5. Modeling and Simulation Lab
我が国の大学における特許収入は最大年間約2億円
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文科省発表 平成24年度 大学等における産学連携等実施状況について
（２０１３年１２月１３日発表）
平成24年度 大学等における産学連携等実施状況 特許関係実績
第１位 京都大学
第２位 日本大学
第３位 東京大学

6. Modeling and Simulation Lab
米国の大学における人財交流と産学連携
• 米・南カリフォルニア大学（ＵＳＣ）での例
• 大学での研究成果がPS3やXBox,PCゲームとして市販（現在は無償）
• 米陸軍がモデリング＆シミュレーション研究開発費として資金提供
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7. FSW: Full Spectrum Warrior
M&S: Modeling and Simulation
成果
派遣
成果
米国における産学連携の例
• 米陸軍はM&Sの効率的研究開発のため大学を活用，官学産連携は基本
• 1999年米陸軍は45億円を拠出して南カリフォルニア大学(USC)にICT: Institute
for Creative Technologyを設立、2004年には100億円，その後も継続
• ゲーム会社の株式の51%を米陸軍が保有し、利益を新たな研究開発に投資
• 防衛予算削減，効果的な隊員演練，国家安全保障に対する知の集結実現の要
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国
(米陸軍)
ゲーム
会社
大学
収益
株式51%保有
FSW
Xbox, PS2,
PC用ｹﾞｰﾑ
南カリフォルニア大学ICT

8. 今後の方向性について
8
産 官
学
人 知
財