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書評:イシューからはじめよ
- 3. / 12
• 最短の時間で成果を生み、時間を有効活用する
• どうすればできるようになるのかって?「場数と訓練」だよ
本書の流儀
2
35ページ
労働時間なんてどうでもいい。
価値あるアウトプットが生まれればいいのだ。
40ページ
脳は脳自身が「意味がある」と思うことしか認知できない。
そしてその「意味がある」と思うかどうかは、
「そのようなことが意味を持つ場面にどのくらい遭遇してきたか」
によって決まる。
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• 「本当に解くべきイシュー(課題)」を見つけ出す
• 全ての課題のうち20%を解けば、問題の80%は解決できる(パレートの法則)
イシュー・ドリブン
4
35ページ
「 何に答えを出す必要があるのか」から議論を始め、
「そのためには何を明らかにする必要があるのか」という流れで
分析を設計していく。
(最速で結果を出すために)
解かなければいけない最低限の課題だけ解く!
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• イシューを明確にしてから問題に取り組む
• 頼れる人には、とことん頼る
• イシューや仮説を「言葉として表現」し、紙や電子媒体に書くことを徹底する
イシュー・ドリブンのコツ
7
間違った認識で実行したら手戻り(つまり無駄)が発生するかも
知恵袋的な人がいるかどうかも結果に大きく作用する
頭の中の考えを、誰がどう見てもわかるように表現
自分の脳内整理にもなる
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• 「主語」と「動詞」を入れた疑問文で書く
主語を省略して誤解を招くケースが多い
• 「〜はなぜか?」より「〜はどこか?」「何をするか?」「どうするか?」
Why?には仮説がなく何に答えを出せば良いかがわからない
Where, What, How の表現を使う
• (難易度高め)比較表現を入れる
何と何を対比し何に答えを出せば良いかがわかりやすい
「Aではなくて、むしろB」
イシューや仮説を言葉で表現するコツ
8
例
友人のA君が恋人のBさんに贈る誕生日プレゼントの資金を集める
アルバイトを始めるとしたら、最適な職場はどこか?
主語 動詞
Where
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1. 選択肢を削る
・問題の関連要素を固定したりグルーピングしたりして削る
2. 視覚化
・空間配置、順番、グラフ化
3. 再集計から辿る
・目指すべき姿から逆算的にイシューを考える
4. 「So what?」を繰り返す
・「So what?」(だから何?)を繰り返し、本質的なイシューを見出す
5. 極端な事例を考える
・数字を極端な値に振ってみると、どの要素の動きが鍵になるのかが見えやすい。
イシュー特定の5つのアプローチ
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• イシュー・ドリブンは、ぶっちゃけ非常に難しい
• 方法がわかったら、あとは訓練と場数である
• 日々の生活でも「これは良いイシューか?」という観点を持つことが大切
ということで、ワークを行ってイシュー・ドリブンの考え方を学びましょう!
イシュー・ドリブンのワーク
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ワーク
今の自分の悩みや疑問を一つ書き出し、良いイシューへ転換させてみよう!
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• 問題解決の方法のみならず根本の考え方から語られている名著
• 仕事の目的をイシューの解決という一点に定め、「様々な手法は手段の一つに
過ぎず、人に聞くことも調べることも、手法に見切りをつけることも必要」と
いうスタンスが一貫していた
• 内容は非常に深く、仕事で応用するには相応の努力が必要だと思う
• まずは既存の問題をイシュードリブンの形式で整理することから始めたい
• Connecting Dotsのように教養が良いとされるのは「死角的なイシュー」を発
見できるからという発見があった
本書を読んだ感想
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