Roppongi Product Manager Meetup #7 にて 2019/01/30

1. Roppongi Product Manager Meetup #7
セールスとの共通言語としてプロダクトロー
ドマップを活用してみたら
2019/01/30
灘本 裕紀

2. プロダクトロードマップ
この話では
- 「何」を「いつ」プロダクト／機能として追加するかを決めたもの
課題
機能
時間

3. 今日の話は
- セールス／営業部門とのコミュニケーションに悩んでいる話です
Biz側
セールス／営業
PM エンジニア
ココ

4. どんなビジネス環境？
- ビジネス環境によって考え方／課題が大きく違う部分だと思います。
- 私のケース
- B2Bのプロダクト
- 顧客となる法人には営業が向き合ってる
- （多くのケースで）ヒアリング／機能リリースも営業を通じて
- N事業 : 1プロダクト
- 事業側が複数、異なる目的（Vision/戦略）を持っている。
- 事業全体を考えて価値を最大にするプロダクトにしていきたい
- タイミング／優先順位が大切

5. 絵にすると…
Biz Div A
Biz Div B
Mgr
Mgr
Vision / 事業戦略
課題
PM TeamPRD／リリース
プロダクト
ロードマップ 開発へ

6. 困っていること（開発の優先度がわからない）
A社さんが、こんな機能がほ
しいって言ってます！
わかりました。
要望一覧に入れておきますね！
この前お願いした機能って
いつできますか？
ほかに優先の機能があるの
で…
数日後…
PM
PM

7. 困っていること（事業間の調整が結構大変）
来期にこんなことをしたいか
ら、こんなのほしい。
わかりました。検討します。
来期の売上達成に、この機
能が必要なんです！
Mgr
Mgr
課題
機能
PM

8. なんとかしたいな
- 事業側が開発の先行きが見えれば、円滑なコミュニケーションができそう。
- 何を優先して開発しているか見えれば嬉しい。
- 短期的な戦略に合わせて向こう数ヶ月が見えれば良さそう。
- この視点でロードマップを作ってBiz側と一緒に管理していこう！

9. やってみた
直近３ヶ月 + ３ヶ月
テーマ別
どの機能がいつ頃にでき
る見込みか？
大前提：
ベストエフォートなスケジュール

10. - いま、何に、注力して開発しているかを営業部門と共有
- マネージャ : 注力している開発ベースで会話ができる
- 担当 : 顧客との期待値コントロールがスムーズになった
- もうちょっと良かったこと
- プロダクトロードマップを軸にプロダクトの方向性について話せるようになった
- ＝プロダクトロードマップが共通言語に！
ちょっとうまくいった

11. だめだったこと
- ベストエフォートのスケジュールの意味を理解しきれない
- 営業とプロダクトの文化の違い
- なぜできなかったのかの説明を求められて辛い
- 戦略のピボット、緊急的な対応、等もあり未来は正確に見えない
- 事業側で有効に活用しきれていない
- プロダクトロードマップを活用するところも踏み込んでいきたい

12. 次に考えていること
事業課題事業課題
事業戦略 事業戦略
プロダクト課題 プロダクトロードマップ
事業ロードマップ
≒
実行計画
事業ロードマップ
≒
実行計画
課題／戦略 プラン／ロードマップ
Mgr Mgr

13. to be continued
- 変え始めたばかりなので、いろいろと試行錯誤していきます。
- 結果見えてきたら、またこのような場で話そうかと :bow: