院内研修のスライドです

1. 立ち上がり動作の課題分析
‐全課題と部分課題の検討‐

2. 安琪のページ（http://www.robot.t.u-tokyo.ac.jp/~an/research.html#sts_healthy）

3. 安琪のページ（http://www.robot.t.u-tokyo.ac.jp/~an/research.html#sts_healthy）

4. 安琪のページ（http://www.robot.t.u-tokyo.ac.jp/~an/research.html#sts_healthy）
ピークのタイミングが遅れる 長く平坦な筋活動

5. 安琪のページ（http://www.robot.t.u-tokyo.ac.jp/~an/research.html#sts_healthy）

6. 内側運動制御系 外側運動制御系
・同側の前索を下行
・両側支配
・体幹筋・近位伸筋群を制御
・起立・歩行
・姿勢反射・平衡・筋緊張
・反対側の背側索を下行
・反体側支配
・遠位屈筋群を制御
・手指の巧緻運動
・感覚入力の制御
高草木薫先生講義資料より
神経生理学的所見

7. 内側運動制御系 外側運動制御系
・同側の前索を下行
・両側支配
・体幹筋・近位伸筋群を制御
・起立・歩行
・姿勢反射・平衡・筋緊張
・反対側の背側索を下行
・反体側支配
・遠位屈筋群を制御
・手指の巧緻運動
・感覚入力の制御
高草木薫先生講義資料より
神経生理学的所見
姿勢筋緊張

8. 内側運動制御系 外側運動制御系
・同側の前索を下行
・両側支配
・体幹筋・近位伸筋群を制御
・起立・歩行
・姿勢反射・平衡・筋緊張
・反対側の背側索を下行
・反体側支配
・遠位屈筋群を制御
・手指の巧緻運動
・感覚入力の制御
高草木薫先生講義資料より
神経生理学的所見
姿勢筋緊張 随意収縮

9. 内側運動制御系 外側運動制御系
・同側の前索を下行
・両側支配
・体幹筋・近位伸筋群を制御
・起立・歩行
・姿勢反射・平衡・筋緊張
・反対側の背側索を下行
・反体側支配
・遠位屈筋群を制御
・手指の巧緻運動
・感覚入力の制御
高草木薫先生講義資料より
神経生理学的所見
姿勢筋緊張 随意収縮

10. ●姿勢の安定●
支持基底面に対してCOMをコントロールする能力。
●姿勢のオリエンテーション●
運動課題に関与する複数の体節間同士の関係および身体と
環境との関係を適切に維持する能力。
環境空間内で、体軸が一定の方向を向くように身体を定め
ることで、光や音波、重力などが手掛かりとなって起こる。
移動運動を伴えば正もしくは負の走性となる。
※走性＝刺激減などの目標に対して一定の方向性を持った運動をすること
姿勢コントロール

11. Proactive
＝予測的に行われる姿勢制御
Reactive
＝与えられた刺激に対して起こる姿勢制御
●皮質橋網様体脊髄路●
動作に先行して
・COPを変化
・支持側の安定を図る
●皮質延髄網様体脊髄路●
運動肢の筋緊張をコントロール
※支持側の安定化が図られていることが条件
●前庭脊髄路●
重心の変化に対して伸展活動を高める
※背側脊髄小脳路を介して重心変化を感じ取る
Schepens 2004 柳原大：歩行の制御における小脳 2010
姿勢オリエン
テーション
選択的な動き
強い抗重力伸展
活動
姿勢制御に関わる神経システム

12. エッセンシャル神経科学
網様体脊髄路

13. Schepens 2004
・運動開始数ミリ秒前に皮質橋網様体脊髄路が働き、
右側の体幹・骨盤・四肢近位部の筋緊張をコント
ロールする。
⇒先行性の姿勢コントロール
・運動が開始すると、皮質延髄網様体脊髄路が働き、
左前肢近位部の筋緊張をコントロールする。
⇒随伴性の姿勢コントロール
予測的な姿勢コントロール

14. 高草木薫先生講義資料より改
皮質橋網様体脊髄路 皮質延髄網様体脊髄路
100ミリ秒先行
予測的な姿勢コントロール

15. 予測的な姿勢コントロール

16. Aゾーン：筋緊張の調整
Bゾーン：伸筋群の活動の位相特異的調整
Cゾーン：屈筋群の活動の位相特異的調整
●腹側脊髄小脳路●
不正確な運動修正のための内的フィー
ドバック信号を与える。
CPGからの情報を小脳へ伝える。
●背側脊髄小脳路●
関節の位置覚や荷重覚等の体性感覚情
報を小脳へ伝える。
筋紡錘・ゴルジ腱器官・皮膚受容器・
関節受容器からの情報を伝える。
シリーズ移動知 第２巻身体適応
Reactiveの姿勢コントロールシステム
与えられた刺激に対する姿勢コントロール

17. 強い伸展活動を要求する前には、
正しい方向付けが必要
（Reactiveの前には、Proactiveが必要）

18. ●起立●
床反力作用線が長く
なっている
起立・着座の神経システム

19. 座位 離殿 立位体幹前傾
起立・着座の神経システム
：Reactive ：Proactive
筋シナジー2
＝Reactive
筋シナジー2（離殿）が起こるまでの姿勢コントロールを
修正する必要がある

20. 安琪のページ（http://www.robot.t.u-tokyo.ac.jp/~an/research.html#sts_healthy）

22. 立ち上がり動作

23. 立ち上がり動作
床反力作用点：踵

24. 立ち上がり動作
床反力作用点：前足部

25. 立ち上がり動作
床反力作用点：中間

26. ①体幹前傾 ②離殿と重心の前方移動
③下肢・体幹の伸展 ④立位の安定
立ち上がり動作とCOPの変化
Proactiveなコントロール

27. ①体幹前傾 ②離殿と重心の前方移動
③下肢・体幹の伸展 ④立位の安定
立ち上がり動作とCOPの変化
Proactiveなコントロール
Reactive

28. 動作分析 臨床活用講座 バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践

29. 動作分析 臨床活用講座 バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践

30. 片麻痺患者の体幹前傾
動作分析 臨床活用講座 バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践脳卒中の動作分析 臨床推論から治療アプローチまで

31. 姿勢主要筋の脊柱起立筋の働きに加
えて、拮抗筋である腹筋群や股関節
伸筋群の協同活動によって、重心を
高く保ち、脊柱・骨盤を安定させる
ことができる。
主動作筋・拮抗筋の協同活動により重心を高く保ち、脊柱
を安定させることができる
体幹伸展をキープするためには？
カパンジー機能解剖学

32. 体幹伸展をキープするためには？
体幹前傾に必要な腰椎伸筋群と股関節屈筋群とあわせて、
腹筋群や股関節伸筋群の遠心性収縮が必要
脳卒中の動作分析 臨床推論から治療アプローチまで

33. 体幹伸展をキープするためには？
脳卒中の動作分析 臨床推論から治療アプローチまで
座位姿勢の評価：体幹の抗重力伸展活動の確認

34. 動作分析 臨床活用講座 バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践

35. 脳卒中の動作分析 臨床推論から治療アプローチまで
前脛骨筋の求心性収縮と下腿三頭筋の
遠心性収縮により下腿前傾のコント
ロールを行う。
前脛骨筋の収縮により踵を床面に押し
付け、床反力作用点を踵へ移動させる。
離殿前の下腿のコントロール

36. 動作分析 臨床活用講座 バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践
離殿前の下腿のコントロール
座位姿勢の評価：下腿アライメントの確認

37. 動作分析 臨床活用講座 バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践
離殿前の下腿のコントロール
前脛骨筋の活動の確認
踵を床面に押し付けるよう指示し、前脛骨筋の収縮を確認する

38. 動作分析 臨床活用講座 バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践
離殿前の下腿のコントロール
下腿三頭筋の遠心性収縮の確認

39. 立ち上がり動作のHandling