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2018年度会派視察
北海道 視察報告書
視察日:平成30年8月7日〜9日
民進党・無所属クラブ
(作成者:鈴木 綾子)
視察概要・視察項目
■日時:平成30年8月7日(火)〜9日(木)
■視察先:北海道
■主催者:江東区議会 民政クラブ
■参加議員(敬称略):
徳永雅博、福馬恵美子、白岩忠夫、鈴木綾子、鈴木清人、鬼頭
達也
視察概要
視察項目
1日目:旭川市視察
・「観光振興とインバウンドツーリズム
の受け入れ体制」
・「旭川市動物愛護センター あにまある」
・「旭山動物園 現地視察」
2日目:オホーツク町村視察
・「オホーツク町村会と江東区の連携事業」
・「美幌町みらい農業センター」
・「ほがじゃ 小清水北陽工場」視察
・「ひがしもこと乳酪館」視察
3日目:知床世界遺産視察
・「知床観光船『おーろら』視察」
・「知床世界遺産センター」視察
・釧路市視察
・「阿寒湖温泉の業態転換に向けたニューツーリズムの
取組及び阿寒湖現地視察」
※報告書中の図表は、旭川市・オホーツク町村会・美幌町・釧路市等提供のもの。
1日目:旭川市視察
■人口338,000人(道内2位)、面積747.66k㎡(全国市区町村83
位)
北海道の中央・上川地方のほぼ中央に位置し、雄大な大雪山
連峰に抱かれ、石狩川と多くの支流が合流し、肥沃な盆地が広
がる。古くからのアイヌの営みと開拓により旭川の基礎が築か
れる。昭和30〜40年代に四市二町が合併。平成12年に中核市。
■産業の特色
北海道の交通の要所(羽田から旭川空港までで1時間40分)、
物流の集積地。医療福祉、教育文化施設が充実。北海道は食
料自給率100%。稲作が中心。日本製紙の工場があり紙パルプ
の産地。家具の名産地で「旭川家具」が有名で卸売、小売、
サービス業が盛んで、商業流通都市。
■観光について
空港のチャーター便で、中国、台湾などを中心とした観光客が
訪れている。富良野美瑛方面と同様、旭川市は人気。
気候は内陸性気候で、夏と冬の寒暖差が激しい。最低気温の
記録はマイナス41度。災害は少ない。
■江東区との関わり
江東区とは区民まつり等を通じて交流がある。食べマルシェ、
ビッグサイトのツーリズムエキスポに出展している。
旭川市について
1日目:旭川市視察(観光振興)
旭川市の観光入込客数は、平成29年に530万人。
外国人の宿泊述べ人数で約20万人。
東アジア、東南アジアが主力で、中国、韓国、香港、台湾の順
番。アジア諸国全体としての分析として、訪日旅行が盛ん。
旭川空港、新千歳空港からもある程度近い。北海道の中心部、
交通の要所で北海道の観光の起点になりやすいため、有名観
光スポットの拠点になりやすく、旭川周辺を訪れる観光客が旭
川に宿泊することが多い。
旭川空港に就航する国際線の現状としては、台湾(タイガーエ
アの定期便、エバー航空 週2便)韓国仁川、釜山、清州(チャー
ター便の打診が増えている)など。
韓国は飛行時間2時間圏内と日本に近く、庭のように活用して
いる観光客も多く見られる。
旭川市の観光の特徴
■視察日時:平成30年8月7日 11:00〜
■対応者:旭川市 観光スポーツ交流部 岡田裕樹 主査
旭川市議会事務局
観光振興とインバウンドツーリズムの受け入れ体制
1日目:旭川市視察(観光振興)
広域の外郭団体を持っており、北海道の観光プロモーション
は広域で行なっている。道北地域の稚内、富良野、留萌、紋別
などと広域で連携。観光にとどまらない行政連携を実施。
【主なプロモーション方法】
・現地の旅行エージェント・メディア向けセミナー開催
・航空会社・旅行エージェントの表敬訪問、セールスコール
・消費者向けのイベント・セミナーの開催
・メディア・航空会社関連の旅行エージェント招聘
・現地人気雑誌への広告出稿
【国別のプロモーションについて】
■中国:特に観光プロモーションは行なっていない。爆買いなど
で団体客が多くなった時期に旭川の情報が広まっているので、
プロモーションは少なくて済んでいる。
■台湾・香港:プロモーションを多く行なっている。ハブ空港があ
り、流行発信地。マカオ、中国大陸が後背地。香港・中国が大き
なプロモーション先。FITと呼ばれる多くの個人客が訪れる。花
の時期、春夏がベストシーズン
■オーストラリア
冬が人気。大雪山系の旭岳にバックカントリースキー。カムイス
キー場。ニセコはオーストラリア人が多く、日本らしい感じがない
ため、スキーもできてローカルで楽しめる旭川は人気である。
海外観光プロモーションについて
1日目:旭川市視察(観光振興)
外国人観光客に人気なのは、夏の花の季節の観光、広大な敷
地に同じ色が広がるようなラベンダー畑、ファーム冨田など。花
に食べ物を付加する。海産物、ラーメンなど。
着地型観光、体験型が人気となっている。
旭川のインバウンドに人気な観光コース
1日目:旭川市(観光振興)
外国人向けの情報発信について
①路線バス乗り放題チケット:「ASAKURU PASS」
バス事業者2社共通の乗り放題チケット(1日券1200円。2日券
1800円)事業者に補助金。
②定額観光タクシー:旭川ハイヤー連盟加盟の各社共通定期観
光タクシーを割引運賃で提供。(2.5時間 小型車9400円〜8時間
大型車41,700円)
事業者へ補助金。料金が高いのが課題だが、富裕層が利用。
受け入れ環境の充実(二次交通の充実)
ホームページやパンフレットを充実。中華圏・東南アジア圏では、
現地サーバに接続したHPを外部委託で運用。
旭川に到着してから観光情報を入手する観光客には「大雪見ど
ころナビ 」で多言語化対応を実施。
外国語版パンフレットについては、事前プロモーション、到着後
の両方で情報提供を実施している。
1日目:旭川市(観光振興)
スキーインバウンド裾野拡大事業として、「一般社団法人 大
雪カムイミンタラDMO」を設立。旭川市周辺の市町村や観光団
体等により構成。事業内容としては、アジアを中心としたアジア
を中心としたスキー観光客をターゲットに地域の受け入れ体制
強化やモニターツアーなどを実施。
スノーリゾート地域の活性化に向けたモデル事業
(一般社団法人 カムイミンタラDMO)
1日目:旭川市(観光振興):質疑応答
①インバウンドにおける、団体旅行客から個人観光客への変化
の傾向は?
台湾は、台北は団体旅行客から個人客に移行しつつある。高雄
は団体客多い。香港は、個人旅行客が多い。中国は、団体旅行
客から個人客が増えている。所得が多く、都市型の生活をしてい
る人は個人客。
②外国人観光客に人気の観光コースは?
外国人に人気なのは、夏の花の季節の観光、広大な敷地に同じ
色が広がるようなラベンダー畑、ファーム冨田など。花に食べ物を
付加する。海産物、ラーメンなど。
着地型観光、体験型が人気。
③外国人向けツアーガイドを行っているのか?
DMOなどを通じて、外国人を案内できる体制を今後構築。外国語
を話せるスタッフが不足しているため外国人の留学生を活用して
いる。北海道は、空港からの移動でランドオペレーターという現地
ガイドが、ツアーガイドに代わる役割を果たしていることが多い。
④アジア人観光客受け入れにあたる注意点は?
ムスリム対応、外国語メニューの充実.。ムスリムについては、マ
レーシアは信仰が強く厳しい。中華圏のインドネシアは比較的ゆ
るいなど国によって差がある。食べるものがない場合は、ムスリム
対応のカップラーメンを自分で持参したり、お祈りはユニクロの試
着室で。アプリを使って方角チェックをするなど、個人で対応してい
る場合も多い。
旭川市としては、飲食情報提供「ムスリムフレンドリーマップ」や
礼拝場のスペース整備(旭川空港、旭川駅周辺の観光情報セン
ターなど)を実施。
⑤決済システムの推進状況
中国では、銀聯カードから、ウィーチャットペイ、アリペイなどが増
えているが旭川の状況は?
行政はあまりやっていなく、民間主導。北海道には交通系ICカード
が普及しておらず、遅れ気味であるが、最近問い合わせは増えて
きているため、対応を検討中である。
1日目:旭川市 動物愛護センター「あにまある」
以前は、嵐山犬抑留所、犬の収容管理、殺処分を行なっていた
施設。築40年で狭隘化が課題となったため、平成21年度に「動
物愛護センター基本計画」を策定。基本・実施設計を経て、動物
愛護管理法に基づき平成24年に「旭川市動物愛護センター」を
設立。旭川市直営で運営。
「命の大切さを伝える施設」「動物に優しい施設」「人と動物の
正しい関わり方を学べる施設」がコンセプト。
■所在地:旭川市7条通10丁目
■面積:敷地面積:793㎡、建築面積340㎡、延床面積734㎡(地
上2階、地下1階)
■施設:多目的ホール・ボランティア室・犬飼育体験室、猫飼育
体験室、犬保護室、猫保護室、犬検疫室、猫検疫室、その他動
物保護室、洗浄室、治療・傷病室、レントゲン室、処置室等。
■防音・防臭対策を施し、犬運動場を整備。
■主な事業
動物愛護管理法、狂犬病予防法関連
動物愛護思想の普及啓発、犬猫とのふれあい事業、動物の飼
養管理、傷病動物の保護治療、犬猫の引き取りや譲渡。
■総事業費:3億1100万円(平成22年〜24年度)
■年間維持費:2600万円
■職員配置:正職員6名(獣医師2名)、再任用職員3名(獣医
師2名)、嘱託職員3名、臨時職員4名。
施設の概要と経緯について
■視察日時:平成30年8月7日 13:00〜
■対応者:旭川市 動物愛護センター あにまある
遠山 直希所長(獣医師)
旭川市議会事務局 議会総務課
冨田 康文課長、今勇人書紀
観光振興とインバウンドツーリズムの受け入れ体制
1日目:旭川市 動物愛護センター「あにまある」
「あにまある」における犬・猫の取扱件数と今後の課題
動物愛護センターができ、譲渡に結びつくようになってから、犬
の殺処分はゼロに、猫の殺処分は減っているが、ゼロにはなっ
ていない。多頭飼育崩壊、病気や危害を加えるなどやむない場
合は殺処分を行っているが、だいぶ減ってきた。
今後の課題としては、
・「殺処分の低減」(終生飼養の啓発、譲渡の推進)
・「猫対策の推進」(室内飼育・去勢、不妊措置の普及啓発、「地
域猫」活動の推進などがある。
1日目:旭川市 動物愛護センター「あにまある」
現地視察(写真)
「あにまある」外観 視察風景 所長による説明
犬観察室
あにまある里親の会の写真 あにまあるで里親のみつかった犬猫
1日目:旭川市 動物愛護センター「あにまある」
質疑応答
1.動物愛護ボランティアの具体的な活動は?
・センター見学者の案内(12名)
・ミルクボランティア(15名)
(センターに収容した離乳前の子犬・子猫を自宅で預かり、離乳
し、自力で食べることができ、排泄することができるようになるま
で、授乳や排泄の補助を行う)
2,愛護推進員の具体的な活動は?
センター掲示物の作成、動物愛護週間の来場者対応、個別の
動物飼養相談等を実施。
3.譲渡した犬猫のアフターフォローなどは行っているのか?
譲り受けを希望する人に対して、対象の犬や猫の収容の理由、
体調や性格、プロフィールなどをできるだけ詳細に説明し、譲渡
については飼い主責任で対処することを説明している。特段の
アフターフォローなどは行っていない。
4.譲渡決定後にやむなく飼えなくなった場合の対応は?
特別の取り扱いは行っていない。動物の愛護及び管理に関する
法律の規定に基づき、引取の可否を判断している。
5.ボランティア団体との連携の内容は?
ボランティア団体は市内外合わせて8団体。
これらの団体と連携して取り組んでいる事業は、団体としてセン
ターから犬や猫を譲り受け、再譲渡により新しい飼い主を見つ
けるというもの。特徴としては、複数等を一度に譲渡できること
である。多頭飼育崩壊事案への対応策として効果がある。平成
26年から実施しており、これまでに犬24頭、猫76頭を譲渡し
ている。
1日目:旭山動物園
旭山動物園の概要
旭川市のインバウンド観光の代表的施設であり、動物の生態を
生かした展示が人気である。
子供達への教育も実施。日本人だけでなく、アジア系の外国人
観光客の親子なども多く来場しており、動物の魅力や旭山動物
園の特色的な展示は国境を超えるものだと実感した。
動物にえさをあげる「もぐもぐタイム」では、動物の魅力や生態
を楽しく丁寧に説明。ペンギンがえさを食べる様子を視察した。
このほかにも、飼育スタッフが毎日見ている動物について写真
などを用いて説明をする「なるほどガイド」「手書き看板」「ワンポ
イントガイド」などが特徴的である。
旭山動物園外観 ペンギンの「もぐもぐタイム」
手書きの看板 動物の特性を活かした展示
1日目:旭川市視察 所感
江東区においては、2020年の東京オリンピック・パラリンピッ
クを機に、インバウンド観光への取組強化、おもてなしの推進が
急務となっている。
従来から外国人に人気の観光地である旭川市を視察すること
で、国別の観光プロモーションや、情報提供、ムスリム対応など
で求められることや具体的対応について学べた。
江東区においては、江東区観光協会の立ち上げ以降、これま
で深川観光協会・亀戸観光協会で実施されていた事業のほか
に、全区的な観光推進を行うことが期待されているが、まだまだ
途上にある。DMOなど組織体制のあり方も含め、課題となって
いる江東区の観光推進体制のあり方を考える上でも意義のあ
る視察だった。
旭川市 動物愛護センター「あにまある」・旭山動物園
東京都内の自治体、江東区においても、ペットの殺処分ゼロは
政策課題となっており、旭川市動物愛護センターの取組は大変
参考になるものだった。
旭山動物園、動物愛護センターと共通して感じたのは、旭川
市の「動物に対する愛情」人と動物の適切な関係をつくり、共生
する」という理念が根底にしっかり根付き、専門性ある人材配置
でセンターや動物園の運営を行っていることである。雄大な自
然を有し、野生動物が生息する北海道の特性を生かして、動物
愛護や、動物園事業などに取り組んでいるという好事例である
と感じた。
動物園事業については江東区では実施していないが、集合住
宅を中心に人口増を続ける江東区においては、ペット飼育可能
な物件も増えている。動物を家族の一員として大切に育てていく
ためには、「動物の適正飼育」「人と動物の正しい関係」を啓発
することは重要である。
江東区の動物愛護施策について今回の視察を機会に調査し、
動物愛護や殺処分ゼロに向けた取組を推進したい。
観光振興とインバウンドツーリズムの受け入れ体制
2日目:オホーツク町村会視察
■日時:2018年8月7日
■場所:美幌町役場
■対応者:土屋耕治美幌町長、
オホーツク町村会 田中事務局長、中村主幹、
美幌町総務部まちづくり担当 長尾主事
美幌町みらい農業センター 牛来所長
美幌町経済部 矢萩部長
東京23区との交流連携事業 江東区とオホーツク管内交流連携
事業
恵まれた大地と清流を擁し、農畜産品や農産加工品、地酒、
銘菓などのほか、陶器や木工芸品が特産である。
女満別空港から近く、幹線道路も充実しており、商業も発展し
ている。面積の62%が森林であり、人工林のうち79%がカラ
マツとなっている。世界基準であるFSC森林認証を取得し、木
材の高付加価値化やブランド化を図っている。
■人口:19649人
■面積:483.41k㎡
美幌町について
2日目:オホーツク町村会視察
オホーツクの概要
オホーツク管内は北海道の北東部にあって、オホーツク海と北は紋別郡
雄武町、南は斜里町知床まで278キロメートルの海岸線で接し、オホーツ
ク圏ともいわれている。
管内は原始的景観を誇る知床と阿寒の2つの国立公園、網走国定公園
のほか、斜里岳、天塩岳の2つの道立公園を有し、森林と湖沼と海が融
和した豊かな自然資源に恵まれている。
特に冬は、わが国唯一の流氷・結氷地帯となるなど世界的にもユニーク
な特徴を持ち、最も北海道らしい風景を擁した地域。
2005年7月には知床が世界自然遺産に登録、11月には涛沸湖がラム
サール条約登録湿地に認定。
管内総面積は、10,691平方キロメートルで、新潟県に匹敵する広さを持ち
ながら、管内人口は約32万人。
雄大な景観が日常生活の一部になっていることも魅力のひとつです。管
内には18の市町村があり、それぞれ個性的な特色を有し、オホーツク圏
域には、年間約1000万人ほどの観光客が訪れる。
2日目:オホーツク町村視察
【経緯】
北海道町村会において、平成27年7月から政府の「まち・ひと・
しごと創生長期ビジョン」「まち・ひと・しごと創生総合戦略」によ
る地方創成に向けた取組をうけ、都市と地方の交流により、地
方活性化をはかることを目的に「北海道内の町村(広域)と特別
区長会との連携事業に取り組むこととなった。
交流先として、木材の集積所として発展した木場を有し、江戸の
歴史や昭和レトロな情緒が残る下町エリアと、近代的産業施設
整備が進む豊洲・有明などの臨海エリアを併せ持ち、今後築地
市場の豊洲移転など、ひと・もの・財に関する交流が期待できる
江東区に絞って交流をすすめることとした。平成28年4月26日
に北海道町村会と連携協力協定書を締結。
【オホーツク町村会の基本コンセプト】
オホーツク圏域の豊かな自然環境をふまえ、自然循環資源循
環リサイクルを守り育てる地域であることに誇りや責任を持ち、
圏域の自然環境や生産物の魅力を首都圏域に発信し、生産物
の交流、体験、滞在型観光を通じた相互に有益な交流を促進す
る。
【目的】
①豊富な森林資源を活用した持続可能な産業交流
②農林水産物を通じた消費地との交流
③体験観光、お試し暮らし、交流人口の増加
④災害等の総合支援連携協力事業交流
【期間】平成27年度〜平成31年度
東京23区との交流連携事業 江東区とオホーツク管内交流連携
事業の概要
2日目:オホーツク町村視察
【相互視察の実施】
・平成28年度:
オホーツク町村長が江東区内を視察研修し、山崎区長への表
敬訪問、深川資料館通り商店街の視察を実施。
・平成29年度:
「江東区職員視察研修」(29年1月)
今後の交流連携に向けた取組を推進するための検討材料と
することを目的に視察。
【平成29年 事業実施概要】
①オホーツク町村会実施事業
(1)江東区内研究調査プロジェクト
北海道にゆかりのある「チーズのこえ」店舗視察、
清澄白河地区、深川資料館通り商店街視察と意見交換。
交流人口を増加を促す施策に関する調査と江東区内の視察
(2)江東区環境フェア出展 (えこっくる江東)
・オホーツクの町村紹介、水産資源、自然資源や生産者の活動
紹介を実施。
・オホーツク町村の産品の販売・試食等の実施
・オホーツクに関するアンケートの実施
(3)深川資料館通り「かかしコンクール」出展
②江東区実施事業
(1)「江東区職員研修」
大空町・湧別町、興部町、雄武町、西興部村、滝上町、北見市
の1市6町を視察し、
・江東区とオホーツク町村会との意見交換
「ホームページを活用した情報交流」「スポーツ大会情報。ス
ポーツ合宿等に関する情報交流」がテーマ
これまでの事業実施概要(平成28・29年度)
2日目:オホーツク町村視察
①オホーツク町村会実施事業
(1)「おのくんとあそぼうin北海道オホーツク」
オホーツク15町村の紹介、江東区内の地域交流の促進。
「おのくん」写真展、流氷展示、特産品のプチギフト・プレゼント、
試食・試飲を実施。
(2)江東区内視察調査
・「深川門仲ご利益コース」、「深川佐賀町・永代橋コース」、「深
川芭蕉コース+芭蕉記念館」「深川江戸資料館」を視察。
・江東区職員との意見交換を実施
(3)江東区環境フェア(えこっくる江東)に出展
オホーツクに関するパネル展示・特産品販売・試食試飲・疑似
じゃがいも掘り、缶バッジの実演制作を実施。
②江東区実施事業
・大空町で行われた「北海道ドラゴンボート競技会」に区民が出
場(8月)
大空町で行われたドラゴンボート大会に、江東区民の皆さん10
名、大井副区長をはじめとした区職員が参加。
34チーム中7位、準決勝に進出と健闘。
平成30年度事業実施
2日目:オホーツク町村視察
【参考:江東区議会 企画総務委員会資料(2018年6月)】
特別区全国連携プロジェクトの推進について
(オホーツク町村会との連携・交流)
2日目:オホーツク町村視察(事前質問への回答)
2日目:オホーツク町村視察(事前質問への回答)
2日目:オホーツク町村視察
【町長のコメント】
平成28年から交流しているが、人やものの交流を進めてほしい。
効果は絶大なものがある。えこっくるへの出店では、非常に沢山
の来訪者(2万人)があるのでさらに本腰を入れていきたい。
・オホーツクと江東区のスポーツ交流
スポーツ合宿、網走、北見、紋別には多くの合宿。特にラグビー合
宿が盛ん。網走で全日本のラグビー合宿を予定。むしろオホーツ
ク町村からの仕掛けが大事だと思う。
・オホーツク町村が期待すること
木材の活用。森林認証制度でFSCというものがある。
森林認証材を使っていただければ嬉しい。カラマツ材が主体。集
成材を市場に出していきたい。地元の木材を使ってもらえれば一
部補助するなどの対策をしている。
2日目:オホーツク町村視察
次世代の農業を担うための人材育成・確保を行うとともに、地
域の新たな営農体系の確立を目指す施設。農業体験者の受け
入れも実施。
【主な事業】
①農業経営者育成事業
農業の新規参入者(脱サラをした人など)に3年間研修を行う。
②農家青年配偶者対策事業
農家の花嫁対策。パートナー確保のための交流会や研修会実
施。
③農業振興事業
新規作物の地域普及を目指した栽培実証実験の実施
【施設】
農業研修施設本館(2階建)、研修室、休養室、大研修室、図書
室兼OA室(パソコン配置)、浴室、洗濯室、乾燥室、食堂、事務
所、管理人室実習室・格納庫等(7棟)
実施実習圃場(15.21ha)、践農業機械演習場(2ha)、農業機械、
トラクター(5台)、トラック(2台)、フォークリフト(1台)、他農作業
機(19台)ハウス(3棟)、
美幌町みらい農業センターの概要
みらい農業センターのアスパラガス畑にて
2日目:オホーツク町村視察
「農業体験プログラム」について
江東区職員が視察した際質問が
あったという経緯もあり、大阪の清風
南海高校で実施した農業体験プログ
ラムの紹介を頂いた。受け入れ準備
が整ったとのことで、江東区の学校教
育における農業体験の受け入れもぜ
ひ検討していただきたい旨の説明を
受けた。
農業体験は、収穫体験・ピザ作り、美幌町産の豚肉を使用したジン
ギスカンやピザの昼食などの内容。思い出づくりのほか、地域の美
幌高校の生徒との交流にもつながり、オホーツクの自然や農業に
ついて理解を深める効果も期待できる。「都市農村交流」としても意
義のある事業であるといえる。
2日目:オホーツク町村視察
小清水町名物のじゃがいもを使った、フリッターおせんべい
「ほかじゃ」の工場を視察。浦田常務取締役・工場長に事業概要
や経緯、小清水町との関わりについて伺った。
山口油屋福太郎は、福岡・博多で「福太郎」ブランドの辛子明太
子を製造する会社で、博多では銘菓「めんべい」が人気。「めん
べい」の原材料であるじゃがいもが不作だった平成22年に小清
水町とご縁ができ、平成25年、廃校を譲り受けて現地に工場を
設立。「ほかじゃ」を製造販売し人気を博す。ほかじゃの製造販
売を通じて地域活性化に貢献している。
ほがじゃ小清水北陽工場
2日目:オホーツク町村視察
チーズの里、東もことのシンボル的
施設。東もこと産の乳製品の開発・製
造をするとともに、チーズづくりを見学・
体験し、販売を通じて都市と農村の交
流を図ることが目的。館内には、チー
ズの歴史を知る学習室、ジオラマ展示、
大型スクリーンを完備した映像室、アイ
スクリームづくりやバターづくりに挑戦
する体験交流室、乳製品を実際に味
わえる販売・試食コーナーなどがある。
ひがしもこと乳酪館
所感
オホーツク町村会・美幌町長との意見交換や、現地の施設等の
視察を通じ、江東区と町村の交流を促進するためには、双方が
互いの自治体を訪問し、イベントに参加等により、理解を深める
ことが重要だということを実感した。地域産品のPRという観点か
らは、町村会が出店した「江東区観光フェア」のほか、「区民ま
つり」の出展も有効である旨、意見交換の際、会派議員よりお
伝えした。
江東区としては、今回のドラゴンボート大会などのスポーツ交
流は有効であると考える。加えて美幌町から提案のあった子ど
もたちへの「農業体験」も都市農村交流や農業や自然への理解
を育む教育的視点からは有効である。
加えて、今年問題となっている猛暑への対策として、避暑地とし
て区民がオホーツク町村を観光することを推奨したり、農家民泊、
サテライトオフィスとしての活用なども人的交流につながると感
じた。
距離の遠さ、高額な旅費の発生などは課題であるが、スカイプ
などによるテレビ会議などICTも活用し、より身近に交流できる
仕組みづくりを行うことも大切だと感じた。
3日目:知床世界遺産視察
知床世界遺産センターは、ヒグマやエゾシカなどの知床に住む
動物の実物大の写真や、ヒグマの爪痕など動物の痕跡の模型
を展示し、知床の自然の素晴らしさと利用にあたって守るべき
ルール・マナーを伝えている。
また、知床世界遺産の見どころや自然のリアルタイムの情報、
知床世界遺産の管理について最新の情報を提供している。道
の駅も隣接しており、観光拠点機能を有している。
知床世界遺産センター
世界自然遺産知床で運航する観光船。知床五湖やカムイワッカ
の滝、オロンコ岩などの名勝を臨むことができる。
知床観光船「おーろら」
3日目:釧路市視察:阿寒湖温泉の業態転換に向けたニュー
ツーリズムの取組について
■日時:2018年8月9日
14:00〜
■場所:釧路市役所
■対応者:釧路市議会事務局
若生事務局長、総務課 渡邊専
門員、阿寒観光振興課 秋葉課
長
視察概要
釧路市の概要
■人口17万人。面積1362k㎡
・平成17年に合併。
・観光で世界的に有名で、アイスホッケー、陸上、マラソンなどの
スポーツ合宿も実施。
・2つの国立公園「釧路湿原」「阿寒摩周」2つの特別天然記念
物「タンチョウ」「阿寒湖のマリモ」で有名。
・交通拠点としてはJR釧路駅、釧路空港、釧路港、道東自動車
道阿寒ICがあり、交通の要所となっている。
札幌から348km(東京〜名古屋と同程度の距離)
観光を市のリーディング産業とする観光地域づくりを推進すべ
く、「第2期釧路市観光振興ビジョン」を策定。
3日目:釧路市視察:阿寒湖温泉の業態転換に向けたニュー
ツーリズムの取組について
阿寒湖温泉は、釧路空港から1時間の距離にあり、道東エリア
の宿泊拠点として発展。大規模旅館が大半を占めている。宿泊
客は、ピーク時の1998年度に102万人、2012年度に56.3万人と落
ち込んだ。
団体客の減少、消費額の伸び悩みなど、新しい時代の旅行動
向への対応の遅れが課題となっていた。
そこで、釧路市では、「阿寒湖温泉再生プラン2010」を策定。世
界に誇れる滞在観光地、「2泊3日滞在できる観光地」を目指した
取り組みを実施している。
現在は、 「阿寒湖温泉・創生計画2020」を推進中。
訪日外国人を地方に誘客する国のモデル事業「観光立国
ショーケース」の3事業のうちの1つに選ばれ、自然や自然共生志
向を意識したプレミアムプログラムを策定。
欧米のセレブ層や、アジア圏の富裕層に向けて、滞在型観光、
体験型観光「アドベンチャーツーリズム」を推進。
阿寒観光協会は、NPO法人格を取得。営利法人として、「阿寒湖
アドベンチャーツーリズム」をホテル運営会社の団体、JTB、金融
機関等と連携して立上げ、観光推進を実施。
阿寒湖温泉の現状と取組の概要
3日目:釧路市視察:阿寒湖温泉の業態転換に向けたニュー
ツーリズムの取組について
観光地としての新しい課題への対応、生活の場として住みづら
いまちの解消を行い、魅力ある阿寒湖温泉にするために住民参
加でビジョンを策定を行った。
3日目:釧路市視察:阿寒湖温泉の業態転換に向けたニュー
ツーリズムの取組について
阿寒湖温泉再生プランは、「ここちよい湖畔 のんびり温泉阿寒
湖」をコンセプトにし、「お客様優先」「快適性追求」「自然尊重」
の3つの基本方針、9つの基本戦略で策定された。
3日目:釧路市視察:阿寒湖温泉の業態転換に向けたニュー
ツーリズムの取組について
再生プランの実現に向けて、5つの基本戦略に基づいた事業が
実施された。阿寒湖まりむ館は現地視察を実施。
3日目:釧路市視察:阿寒湖温泉の業態転換に向けたニュー
ツーリズムの取組について
前期計画の推進の成果で、念願だった入湯税を活用した観光
まちづくりの独自財源を確保。2015年にこの安定的な財源を活
用する新しいステージに向けた計画「阿寒湖温泉・創生計画
2020」への見直しが行われた。
後期計画では、「国際化」「個性化」「環境思考」をコンセプトに、
「世界に誇る国際観光地」を目指した計画となっている。
3日目:釧路市視察:阿寒湖温泉の業態転換に向けたニュー
ツーリズムの取組について
2016年には、訪日外国人を地方に誘客する国のモデル事業
「観光立国ショーケース」の3事業のうちの1つに選定。
中核地域となる阿寒湖温泉地区は、外国人延べ宿泊数を2020
年度までに約15万人にする目標を設定。
「SUPER FANTASTIC KUSHIRO」をコンセプトに自然や自然
共生志向を意識したプレミアムプログラムを策定。
欧米豪の富裕層も長期間滞在ができるよう、アドベンチャー
ツーリズムの推進に重点を置き、滞在型プログラムの実施や各
種ガイドツアーの販売などに取り組む。
3日目:釧路市視察:阿寒湖温泉の業態転換に向けたニュー
ツーリズムの取組について
特徴的な取組として、欧米のセレブ層や、アジア圏の富裕層に
向けて、滞在型観光、高付加価値で高価格(3万円・5万円など)
の体験型観光「アドベンチャーツーリズム」を推進。
阿寒湖畔でアイヌ民族の文化とデジタルアートを組み合わせた
「夜の森のテーマパーク」、温泉街でアイヌ文化が体験できる「ま
ちなかアートミュージアム」、特別天然記念物であるマリモの自然
生息地を訪れるプレミアム・ガイドツアー、白湯山を中心とするト
レイルコースなどの整備が中核プロジェクト。
阿寒観光協会は、NPO法人格を取得。営利法人として「阿寒湖
アドベンチャーツーリズム」をホテル運営会社の団体、JTB、金融
機関等と連携して設立、観光推進を実施している。
3日目:釧路市視察:阿寒湖温泉の業態転換に向けたニュー
ツーリズムの取組について(事前質問への回答)
3日目:釧路市視察:阿寒湖温泉の業態転換に向けたニュー
ツーリズムの取組について(事前質問への回答)
3日目:釧路市視察:阿寒湖現地視察
阿寒湖温泉の取組状況を確認するため、阿寒湖の現地視察を
行った。観光客へのサービスと、観光まちづくりの拠点機能を有
した「阿寒湖まりむ館」、阿寒湖畔に整備された散歩道、水辺に
面した美しい街並みなどを視察。
阿寒湖まりむ館
阿寒湖畔の美しい街並み阿寒湖畔の散歩道
所感
阿寒湖や釧路湿原など世界的に有名な伝統ある観光資源を持つ、釧
路市において団体客から個人客への変化に対応し、高付加価値を生み
出すために様々な創意工夫を続けている施策の数々を学んだ。個人観
光客向けの着地型観光の推進が全国的な潮流となっているなか、富裕
層に特化した体験型ツアーやアドベンチャーツアーなど、特性を活かし
た観光メニュー、NPOと営利法人を分けた推進組織づくりなど独自の取
組と計画の推進体制も参考になった。
江東区においては、2020年東京大会に向けた、インバウンド観光推
進が急務となっている。外国人向けに江東区の魅力を知っていただく観
光ガイド、観光協会の組織づくりなど、江東区の観光のあり方を考える
上でも意義のある視察であった。

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