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前田 剛 Redmineコミッター
ファーエンドテクノロジー株式会社 代表取締役
Redmineのクラウドサービスを2008年から提供しています
コミッターとしてRedmineの開発に参加しています
twitter.com/g_maeda
Redmineの非公式Webサイトを2007年から運営しています
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Redmineの最新情報が届く


LINE公式アカウントやってます
https://lin.ee/o7KLd08K
■ パッチをレビュー・修正してコミット


したり、チケットの整理をしたりしてい
る。自分でコードを書くことは多くない


■ 2008年ごろから日本語訳などパッチを
送ったり、redmine.orgのチケットを整理
したりしていた


■ 2017年11月にフランスに行って


Jean-Philippe Lang に会った


■ 帰国後、コミット権限が欲しいとメールを
送ったらもらえた


2017年からRedmineコミッターやってます
Redmineとは
Redmineはオープンソースのプロジェクト管理ツール

■ 課題管理や情報共有が行える、プロジェクト運営を支援するためのオープンソース


ソフトウェア


■ Ruby on Rails で開発(2022年2月時点のtrunkは Ruby 3.1 と Rails 6.1 対応)


■ Jean-Philippe Lang氏が2006年にリリース
日本企業でも広く使われている

クラウドサービス「My Redmine」の事例紹介にご協力いただいた皆様
Redmineの強み

■ Web管理画面での設定で柔軟なカスタマイズが可能


■ 管理画面の設定で柔軟なカスタマイズが可能であり


さまざまな業務に適用できる


■ プラグイン開発によるカスタマイズも可能


■ オープンソースソフトウェアなのでオンプレミスで


使える、サービス提供事業者にロックインされない


■ 日本国内ではコミュニティ活動が活発で、ネット上に
知見が蓄積されている
現在の開発体制
アクティブなコミッターは3人

Jean-Philippe Lang


(2006-)
Go MAEDA


(2017-)
Marius BALTEANU


(2021-)
※リポジトリに1回でもコミットしたことがある人の累計は13人(現在アクティブな3人を含む)
2021年 trunkコミット数
376
101
0
累計trunkコミット数


(2006 - 2021)
7688
1686
101
Redmineの商用ホスティングを行ってる企業から多数のパッチ提供

Redmine 4.2.0でクローズされた
チケットのパッチ開発者
85
13
98
ファーエンド


テクノロジー
Planio
ほか
ファーエンドテクノロジー:


自社のサービス「My Redmine」の
改善のためにRedmine本体の改善
に取り組んでいる
Planio:


Redmineを拡張したサービスを提
供。拡張の一部をRedmineにも
フィードバック
Planio
■ Redmineを美しく高機能に改善


■ Git・Subversionリポジトリ作成可


■ カンバン


■ オンラインストレージ機能


■ 無料プランあり(Bronzeプラン)


■ 日本語でのサポートあり


(ファーエンドテクノロジーが対応)
リリースマネージャー Marius BALTEANU

Jean-Philippe Lang多忙のため2020年はリリースが滞っていた


2021年から新たにコミッターに加わったMarius BALTEANUがリリースマ
ネージャーとなったことでタイムリーにリリースが行われるようになった
最近のリリース状況

2020 2021 2022
▼
4.1.0
12/20
▼
4.1.1
4/6
▼
4.1.2
3/1
▼
4.2.0
▼
4.2.1
28 4/26
▼
4.2.2
8/1
▼
4.2.3
10/10
■ 概ね年に1回メジャーバージョンアップ、数ヶ月に1回マイナーバージョンアップ


■ 2020年はリリースが滞り気味だった


■ 2021年にMarius BALTEANUがリリースマネージャーになってからペース回復
▼
4.2.4
2/23
これまでのコード量の変化
Redmineの歴史上のトピック
Redmine 0.1.0 リリース (2006年)

■ 最初のバージョン


■ カスタムフィールド、ワークフロー、
ロールベースアクセス制御がすでに


存在


■ JPLはRailsの学習のために作り始めた
とのこと
Redmine 0.9, 1.0, 1.1 (2010年〜2011年)

■ プロジェクトの親子関係


■ チケットの親子関係


■ グループ


■ REST API


■ ガントチャート刷新
重要な機能が続々と追加された
ChiliProjectがフォーク

Redmine
ChiliProject (2011-2015)
Redmine開発チームから4人が離れ、Redmineホスティングを提供する企業の
メンバーとともにRedmineをフォークしたChiliProjectを2011年に開始。


2015年にプロジェクト終了を宣言。
Redmine
ChiliProject (2011-2015)
OpenProject (2012-)
ChiliProjectからさらにOpenProjectがフォーク
ChiliProjectチームのうち
fi
nnlabsのメンバーが
fi
nnlabs版ChiliProjectと
して開始。現在も開発が続いている
Redmine 10周年 JPLによるビデオメッセージ (2016年)

Jean-Philippe Langがredmine.tokyo主催の10周年を祝う会にビデオメッセージを寄せた
https://youtu.be/-jVuv1Ei9JQ
Planioからのパッチ提供が増加 (2014年頃から)

Redmineを拡張したホスティングサービスを提供しているPlanioから、拡張
部分を切り出したパッチの提供が増加。Redmineの機能向上に貢献
■ レスポンシブレイアウト


■ メニューの「+」ボタン


■ 二要素認証
Planioから提供された機能の例
ファーエンドテクノロジーからのパッチ提供が増加 (2017年頃から)

日本でRedmineのホスティングサービスを提供している
ファーエンドテクノロジーからパッチの提供が増加。


最近のリリースでは新機能と修正の件数のうちおよそ半分は
パッチがファーエンドテクノロジーから提供された
Redmine 4.2.0でクローズされた
チケットのパッチ開発者
85
13
98
現在の課題
パッチをレビューする人が足りない

■ 送られたパッチを見てコメントをする人が少ない


■ ほかの人がコメントしていないパッチをコミットするのは不安


■ 自分がよく知らないことについてのパッチだと手つかずのまま
になりがち


■ 変更の妥当性・整合性やコード内容などについてコメントして
もらえるとすごくうれしい
チケットたまりすぎ

チケットがたまる一方。2022年2月時点で約4900件で、おそらく年に100件
以上増えている。
大きな意思決定が必要なタスクが進みにくい

近年はオーナーのJean-Philippe Langは多忙のためRedmineに関わる時間が
あまり取れていない。


そのため、大きな変更や redmine.org のサーバに関係するタスクが進みにく
い。
今後取り組みたいこと
■ 個人への依存を減らしてチームとして動く体制を作りたい


■ Rails力を高めてレビューなど作業の効率・質を高めたい


■ Redmineのために使う時間をもっと確保したい
Redmine 5.0.0
■ チケットのデフォルトクエリ


■ メンション


■ テキスト形式のフィルタで複数キーワードによるAND検索


■ チケットのコメントに対するフィルタ


■ CommonMark Markdown


■ Ruby 3.1, Rails 6.1対応
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