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#MSDD2021 # A12
リーンスタートアップアジャイルへの挑戦
~東京証券取引所の ETF プラットフォーム
“CONNEQTOR” で実現した DX ~
株式会社東京証券取引所
IT開発部トレーディングシステム担当
松田 敬治 / 近藤 誠之
Agenda 1. 会社紹介
2. “CONNEQTOR”サービス概要
3. プロジェクト立ち上げまで
4. チームビルド
5. リーンスタートアップアジャイルの進め方
6. クラウドネイティブに向けて
7. プロジェクトの振り返り・今後の展望
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
1. 会社紹介
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
JPXとTSE
4
日本取引所グループ
(JPX)
東京証券取引所
(TSE)
大阪取引所
東京商品取引所
日本取引所
自主規制法人
日本証券クリアリング機構
(JSCC)
現物取引 デリバティブ 自主規制 清算
株式・ETF(上場投資信託)等、現物取引の市場運営
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
グループの経営・IT戦略も追い風に
5
日本取引所グループ「ITマスタープラン」より抜粋
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
2. “CONNEQTOR”サービス概要
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 7
ETFをもっと早く、もっと安く
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
CONNEQTORの仕組み
顧客
(投資家)
マーケットメイカー
A社
C社
B社
証券会社
ToSTNeT
(東証)
取引成立までの流れ
① 投資家はCONNEQTORに対して「RFQ」を投げる
② マーケットメイカーはプライスを提示
(相場状況によりプライスを更新)
③ 投資家はプライスを確認のうえ、取引実行
④ 投資家とマーケットメイカー双方の証券会社に対し、合
意した取引内容が送信
⑤ 東証の立会外取引システムであるToSTNeTに発注
※RFQ=Request For Quote
銘柄、売り/買いの別などの条件を入力し、プライスの提示
を依頼すること。気配提示依頼。
① ②
③
④
⑤
8
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
どこを狙ったサービスなのか?
9
大口投資家は電話での交渉-取引が主流 電子化することでメリットがあるのではないか
1
90%
2
10%
電子取引プラットフォームの利用状況
※地域金融機関向けアンケート(N=339、2019年10月)より
利用あり対象商品は、為替・株式・ETF・私募投信(比率順)。
✓ 1取引に~10分程度の時間
✓ 付き合いのある証券会社のみが対象
投資家
マーケット
メイカー
✓ Web/APIによる効率化【より早く】
✓ 全世界のマーケットメイカーと接続【より安く】
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投資家への訴求要素
• 国内外、多数のマーケットメイカーに同時アクセスし、提示された最良価格のみで約定
執行価格の改善 • 設定交換による決済が出来るよう、フレキシブルな決済期間を提供(T+2~5)
• 取引所立会内よりも微細なティックサイズ(0.1円)による精緻なプライシング
• 最良価格だけを選択出来る仕組み
• オンラインでToSTNeT(東証立会外市場システム)の約定まで自動化
• どんな商品でも、照会先やプロセスを変えることなく取引所取引として執行可能
• アクションログを残し、事後的に提示された価格や水準について追跡可能
透明性・
コンプライアンス面
利便性
オペレーション面
• イニシャル・ランニングともに費用は無料であり、利用頻度が低くても電子化出来る
10
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3. プロジェクトの立ち上げまで
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
はじめはウォータフォールで
12
Ph2
(5か月目~)
初期企画での
機能要件群
Ph1
(着手~4か月間)
GUI機能(投資家・MM)
チャット・交渉機能
約定結果通知・表示
履歴・データ出力
リスク・ポジション管理
評価システム
マッチング機能(RFQ送受信含む)
API接続
FIX連携
東証用メンテナンス・監理
GUI機能(投資家・MM)
約定結果通知・表示
データ出力
マッチング機能(RFQ送受信含む)
API接続
FIX連携
GUI機能(投資家・MM)
約定結果通知・表示
履歴・データ出力
リスク設定機能
マッチング機能(RFQ送受信含む)
API接続
FIX連携かつ2経路
東証用メンテナンス
共通部品・共通制御
代理投資家機能
GUI証券
WFでの想定 アジャイル実施後の姿
途中でも
機動的に
変更・成長
• 初期検討段階では、従来型ウォーターフォールによる開発を想定、見積りも実施
• 新規ユーザー・ビジネスが見切れない中で、ムダな機能を作る可能性が多くあった
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プロジェクトの特徴を踏まえた判断
未知の領域
未知の顧客
先行者利益
リーンスタートアップ
アジャイル
13
• RFQという新規領域のサービ
スの立ち上げであり、「要件
がわからない」
• 対象顧客もメガバンク・地
銀・信金など、これまでにか
かわりのない顧客であり、
「顧客に対する知見がない」
• プラットフォームというネット
ワーク効果が働きやすいサー
ビス特性
• 競合RFQプラットフォーマーの
本格参入前に潜在ユーザへ
のアクションや早期のサービス
立ち上げが必要
• 要件が決められないプロダク
トを早期に作るというリーンス
タートアップアジャイル方式を
採用
• このプロジェクトをきっかけに
文化を変えよう
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4. チームビルド
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
チームビルド
15
同一サイト
権限移譲
フルコミット
垣根撤廃
ビジネス-IT-ベンダで“サービス(≠システム)を作る”。
契約含め上下関係は設けず、部署間/会社間の垣根を撤廃。
スクラムチームは東証とベンダのメンバーで構成。
コミュニケーションがプロジェクトの肝。終日同一サイトにカンヅメ。
開発方針は、スクラムチームに権限移譲。
10名程度のチームで、リサーチ・方針決定・ビルドまでを実施。
スクラムチームはこのプロダクト専業としてアサイン。
100%のリソースを充てる=逃げ場はない。
1
2
3
4
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スクラムチーム=アプリ開発チーム
16
プロダクト
デザイナー
プロダクト
エンジニア
プロダクト
マネージャー
プロダクト プロダクト
エンジニア
⚫ ペアプログラミングおよびTDD(テスト駆動型開発)
手法を用いて、ユーザー・ストーリーを開発。
⚫ ユーザー指向のプロダクトデザインに特化し開発
者と連携を実施、ペルソナの設定やユーザーイ
ンタビュー、プロトタイプ作成等を担当
プロダクト
デザイナー
⚫ ビジネス要件と優先順位の定義、PMO含めた
関係者との調整や進捗・バックログ管理、リリー
ス判断担当
プロダクト
マネージャー
Ⅱ.
Ⅲ.
Ⅰ.
• スクラムチームは、3つのロールで、それぞれペアワークで構成
• 東証とベンダが、ロールとペアを分け合った体制で推進
• 東証はIT部門だけでなくビジネス部門もフルコミットし、開発メンバとして参画
ビジネス部門
IT部門
ベンダ
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ドキュメント
インフラ
PMO
その他のチームを含めた体制
17
⚫ 既存システムであるToSTNeTとクラウドのつなぎ
⚫ クラウドを含めた運用面の構築
⚫ アプリーインフラのつなぎやプロダクト開発に伴う
社内向けの報告・調整、周辺タスクのサポート
⚫ ドキュメントの整備範囲も未知
⚫ スクラムは開発専念させるため、ドキュメントを並
行で執筆するリソースも別枠で確保
⚫ 役員レベルでコミット
⚫ PMOを含め、IT-ビジネスでそれぞれアサイン
PJ責任者
PJ管理者
Ⅲ.
Ⅳ.
Ⅱ.
Ⅰ.
アプリ開発チーム=スクラムチーム
プロジェクト責任者
プロダクト責任者
プロダクト管理者 プロジェクト管理者
プロジェクトマネージャ
プロダクトマネージャ
プロダクトデザイナー
プロジェクトアーキテクト
プロダクトマネージャ
プロダクトデザイナー
ペアワーク
プロダクトエンジニア
×3
プロジェクト責任者
プロジェクト管理者
プロジェクトマネージャ
基盤運用担当 基盤SE
プロダクトエンジニア
×3
東京証券取引所 ベンダ
インフラチーム
ドキュメント
チーム
プロジェクトマネージャ
IT開発部 近藤
ビジネス部門 IT部門
IT開発部 松田
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5. リーンスタートアップアジャイルの進め方
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
根幹とした哲学
無駄なものは作らない!
小さく作り、早く失敗する
19
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開発の流れ
ユーザーは○○では
ないか?という仮説
を立てる
仮説を検証するため、
簡単なプロトタイプ
を作る
プロトタイプをもとに
ユーザーにリサーチ
(主にインタビュー)
を行う
仮説が合っていたか
を検証する
検証できた仮説の
みをビルドする
間違っていた仮説は再検討
仮説作成
プロトタイプ作成
リサーチ
検証
ビルド
20
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仮説の作成
• 対象となるユーザーや抱えている課題を考える。
• ペルソナ(代表的な人物像)などを作成。
• 想像できる範囲で「ユーザーは○○がしたいのではないか?」「○○に
課題を感じているのではないか?」といった仮説を立てていく。
CONNEQTORにおける仮説の例
• 投資家がCONNEQTORを開くときにはすでに取引したい内容が決まって
いるのではないか
• 投資家は価格が良ければどのマーケットメイカーと約定するかは気にしな
いのではないか
• 最良価格以外を選ぶ理由はないのではないか
21
実際に「柴田さん」として定義した証券会社のペルソナ
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プロトタイプ作成
• 仮説検証の効果 = 口頭で説明 <<<<< モノを触ってもらう
• そのため、仮説を立てたらまずプロトタイプを作成する。
• プロトタイプは、プログラムではなくワイヤーフレームなどで十分。
(CONNEQTORではFigmaというツールを利用)
22
初期からの移り変わり。画面一つとっても、大きく変更されてきている。
開発着手当初(ワイヤーフレーム) 現在のプロダクト
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
リサーチ・検証・ビルド
• 想定されるユーザーにインタビュー
を実施。
• リサーチは大きく以下2つ
✓ Generative
= 取引を行うまでの現在
の動きなどを教えてもらう
✓ Evaluative
= プロトタイプを示し、ユー
ザに評価してもらう
• 1社1回あたり1時間程度。
数社×数サイクル実施した。
23
リサーチ 検証 ビルド
• リサーチ結果をもとに、仮説が正し
かったのかを検証。
✓ 共通している項目を抽出。
✓ OK/NG/深堀必要
にグルーピング
✓ インタビューで新たな仮説が出
てくることも。
• 正しい仮説はビルドに進み、
正しくない仮説は再度検討。
• 検証済みのもののみビルド。
• ユーザ価値につながらないものは作ら
ない
• ストーリーは小さい単位で、わかりやす
く。1日未満で開発できることが目安
• 常に優先度を入れ替えられる。
Developerの開発ペースを一定に
保つことができ、自信をもって開発
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6. クラウドネイティブに向けて
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
クラウドネイティブ
• リーンスタートアップの考え方から、基盤もスモールスタートで
• クラウドネイティブ・PaaSファーストを方針とし、“マネージドサービス”を積極活用
立ち上げは素早く
並走させて
一人立ち
25
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 26
SoRとSoEの差別化
arrownet
Conneqtor
(Azure)
ToSTNeT
投資家
証券会社
バック
エンド
東証立会外市場の
既設基幹・売買システム
ExpressRoute
投資家・MM
フロント
JPXの基幹ネットワーク網
専用線
• SoE(CONNEQTOR)とSoR(基幹システム)との分離のため、クラウドとデータセンターは専用線で接続
• SoE/SoRを物理レベルや、利用プロトコル・認証方式等でも区分け
処理
FW
R
SoE SoR
外部
認証認可
(Web/API) (金融用プロトコル)
図:[基幹システムとの接続イメージ〕
FW
FW
SoR(System of Record) ・・・発生する大量のデータを正確かつ効率的に記録、蓄積し、必要な形式で出力することを主な任務
SoE(System of Engagement) ・・・ユーザと企業をつなぐシステムにあてはめられる考え方。集団での共同作業を促進するもの、顧客との接点を担うものなど
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 27
マネージドサービスの積極活用
• マネージドサービスの積極利用により、OS/MW設計・非機能設計・構築工数を効率化
• 基盤はウォータフォール型開発を踏襲しつつも、柔軟なアジャイル要素も取り込み
(活用したPaaSコンポーネントの例)
✓ 主なクラウド基盤設計書に要した分量は、従来設計の3分1程度に削減
✓ アプリケーションの利用に合わせ、増減させたコンポーネントも発生
サービスコンポーネント(PaaS/SaaS)
SignalR ストレージ
(ログ保管)
PostgreSQL Cosmos DB Logic Apps automation
Azure
Function
Azure Bastion
API
Management
Load
Balancer
AKS
クラウドバックエンドネットワーク
クラウドフロントネットワーク
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7. 振り返り・今後の展望
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
開発の大きな流れ
29
Phase1
(4か月)
Phase2
(1年)
開発着手 継続判断 中間品評 稼働
2019年11月 2021年2月
2020年4月
※未知の領域であったことから、
継続判断を行うポイントを設けた
ユーザ開放
(7か月)
2020年7月
細部が未完成でも開放。
品質<ユーザに触れてもらう機会の提供
六本木 馬喰町
※開発拠点
✓ Phase1:六本木(Pivotal Labs(当時))
✓ Phase2:馬喰町(ONE BASE(富士通提供))
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
Phase1
リサーチによる要件の取捨選択・精緻化 アプリケーションの骨格(MVP)の作成
• 着手前に100社以上の金融機関を訪問、その中でも好意
的な銀行数行とのリレーションがあったため、スムーズにリサー
チを開始できた。
• デザイン思考を徹底。ユーザーを理解するためのインタビューを
実施。
• 結果として、RFQ送信前の上長承認機能は不要、最良気
配以外はそもそも選べないようにしてほしいなど、新たな発見
が多く得られ、要件の精緻化が進んだ。
• リサーチと並行して、ビルドの骨格となる部分を作成。
• 必要最低限を作る、最初から最後までハッピーパスを作り上
げるなど、リーンスタートアップアジャイルの考え方に基づいた
MVPのモノづくりを実践。
• 着手から4か月後の2020年2月には、ユーザーがGUIで最低
限の取引をシミュレートできる状態に達した。
30
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
証券会社の動きは引き続き鈍い状態
・ インターネット接続はポリシーが許さない
・ 開発計画に入っていない=予算やリソース
がない
Phase2
緊急事態宣言 リサーチ停滞
Phase2開始4営業日目で緊急事態宣言
が発令、フルリモートへ
対面インタビューは不可能
当時、各社オンライン会議のルールは手探
り。社内のリモート体制整備に忙殺され、
ミーティングどころではないという声も。
31
フルリモートのためのルールをPdMで策定
オンサイトと遜色ないチームコミュニケーション
を実現し、6月よりオンサイト復帰。
夏以降は落着き、ZoomやWebexなどでの
打ち合わせができるように
証券会社の停滞
セキュアなネットワークの対応
【4月決断→8月実装完了】
初期投資が一切不要な証券会社GUIの
開発【7月決断→9月実装完了】
→ 国内大手5社を含めた10社が参入
With コロナ
✓ リモートで一時生産性が落ち込むも、ルールの整備とツールのフル活用で何とか回復、維持。
✓ 証券会社取込みに向けた意思決定とその後の開発の迅速性は今回の手法ならでは。本PJの成否の分岐点となる判断だった。
振り返り
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
稼働後の実績(2021年8月末時点)
32
取引実行まで
約80秒
稼働後
200件超の約定
RFQ
1,000件超
売買代金
500億円超
ユニークカウントで
47社の参加
利用者に対しては、「早く、安く」提供することができている
利用社数や売買代金は市場規模に比して道半ばであり、今後も拡大を見込む
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今後の展開 -サービスー
33
• 四半期ペースで戦略の振り返り、見直しを検討する戦略企画会議=“インセプション”を開催
投資家のすそ野拡大
当面の重視ポイント
投資家層
✓ 信金・信組
As is To be
訴求ポイント
(仮説)
✓ 信金・信組
✓ 地銀
✓ 生損保
✓ 信金・信組
✓ 地銀
✓ 生損保
✓ 運用会社
操作ミスをしたくない
→代理投資家の利用も紹介
プライシングの優秀さ
→板より良い価格が出る実績
セキュリティ
→情報ベンダのサービスを経
由した利用も紹介
ポリシーへの適合
→手入力の発注NG、API対応
手数料込の執行
→総額把握/比較の簡便性
✓ 信金・信組
✓ 地銀
✓ 生損保
✓ 運用会社
✓ ???
取引サイズ 小(~数千万/件) 大(~数十億/件)
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc.
今後の展開 -体制ー
34
• チームの体制、考え方はを継承していくが、メンバは適宜入れ替え、ナレッジ・文化の引継ぎは重要な課題
• 組織として文化を変えるきっかけにすることができるかは今後次第
コーチング
開発着手時
Developer
現在 将来
Developer
コーチング
コーチング
新規メンバー
別プロジェクトへ
還元、が理想
TSE
初期経験者
TSE
TSE TSE TSE
TSE
Developer
新規メンバー
新規メンバー
新規メンバー
© 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 35
◼ 本資料は、講演者が講演による情報提供のための見解を記したものであり、特定のサービスの勧誘、提供を目的と
したものではありません。情報の正確性については万全を期してはおりますが、当該情報の完全性を保証するもので
はなく、また、グラフ等は将来の結果を予想又は保証するものではありません。
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  • 1. Microsoft Japan Digital Days *本資料の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は Microsoft Japan Digital Days における公開日時点のものであり、予告なく変更される場合があります。 #MSDD2021 # A12 リーンスタートアップアジャイルへの挑戦 ~東京証券取引所の ETF プラットフォーム “CONNEQTOR” で実現した DX ~ 株式会社東京証券取引所 IT開発部トレーディングシステム担当 松田 敬治 / 近藤 誠之
  • 2. Agenda 1. 会社紹介 2. “CONNEQTOR”サービス概要 3. プロジェクト立ち上げまで 4. チームビルド 5. リーンスタートアップアジャイルの進め方 6. クラウドネイティブに向けて 7. プロジェクトの振り返り・今後の展望
  • 3. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 1. 会社紹介
  • 4. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. JPXとTSE 4 日本取引所グループ (JPX) 東京証券取引所 (TSE) 大阪取引所 東京商品取引所 日本取引所 自主規制法人 日本証券クリアリング機構 (JSCC) 現物取引 デリバティブ 自主規制 清算 株式・ETF(上場投資信託)等、現物取引の市場運営
  • 5. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. グループの経営・IT戦略も追い風に 5 日本取引所グループ「ITマスタープラン」より抜粋
  • 6. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 2. “CONNEQTOR”サービス概要
  • 7. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 7 ETFをもっと早く、もっと安く
  • 8. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. CONNEQTORの仕組み 顧客 (投資家) マーケットメイカー A社 C社 B社 証券会社 ToSTNeT (東証) 取引成立までの流れ ① 投資家はCONNEQTORに対して「RFQ」を投げる ② マーケットメイカーはプライスを提示 (相場状況によりプライスを更新) ③ 投資家はプライスを確認のうえ、取引実行 ④ 投資家とマーケットメイカー双方の証券会社に対し、合 意した取引内容が送信 ⑤ 東証の立会外取引システムであるToSTNeTに発注 ※RFQ=Request For Quote 銘柄、売り/買いの別などの条件を入力し、プライスの提示 を依頼すること。気配提示依頼。 ① ② ③ ④ ⑤ 8
  • 9. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. どこを狙ったサービスなのか? 9 大口投資家は電話での交渉-取引が主流 電子化することでメリットがあるのではないか 1 90% 2 10% 電子取引プラットフォームの利用状況 ※地域金融機関向けアンケート(N=339、2019年10月)より 利用あり対象商品は、為替・株式・ETF・私募投信(比率順)。 ✓ 1取引に~10分程度の時間 ✓ 付き合いのある証券会社のみが対象 投資家 マーケット メイカー ✓ Web/APIによる効率化【より早く】 ✓ 全世界のマーケットメイカーと接続【より安く】
  • 10. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 投資家への訴求要素 • 国内外、多数のマーケットメイカーに同時アクセスし、提示された最良価格のみで約定 執行価格の改善 • 設定交換による決済が出来るよう、フレキシブルな決済期間を提供(T+2~5) • 取引所立会内よりも微細なティックサイズ(0.1円)による精緻なプライシング • 最良価格だけを選択出来る仕組み • オンラインでToSTNeT(東証立会外市場システム)の約定まで自動化 • どんな商品でも、照会先やプロセスを変えることなく取引所取引として執行可能 • アクションログを残し、事後的に提示された価格や水準について追跡可能 透明性・ コンプライアンス面 利便性 オペレーション面 • イニシャル・ランニングともに費用は無料であり、利用頻度が低くても電子化出来る 10
  • 11. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 3. プロジェクトの立ち上げまで
  • 12. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. はじめはウォータフォールで 12 Ph2 (5か月目~) 初期企画での 機能要件群 Ph1 (着手~4か月間) GUI機能(投資家・MM) チャット・交渉機能 約定結果通知・表示 履歴・データ出力 リスク・ポジション管理 評価システム マッチング機能(RFQ送受信含む) API接続 FIX連携 東証用メンテナンス・監理 GUI機能(投資家・MM) 約定結果通知・表示 データ出力 マッチング機能(RFQ送受信含む) API接続 FIX連携 GUI機能(投資家・MM) 約定結果通知・表示 履歴・データ出力 リスク設定機能 マッチング機能(RFQ送受信含む) API接続 FIX連携かつ2経路 東証用メンテナンス 共通部品・共通制御 代理投資家機能 GUI証券 WFでの想定 アジャイル実施後の姿 途中でも 機動的に 変更・成長 • 初期検討段階では、従来型ウォーターフォールによる開発を想定、見積りも実施 • 新規ユーザー・ビジネスが見切れない中で、ムダな機能を作る可能性が多くあった
  • 13. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. プロジェクトの特徴を踏まえた判断 未知の領域 未知の顧客 先行者利益 リーンスタートアップ アジャイル 13 • RFQという新規領域のサービ スの立ち上げであり、「要件 がわからない」 • 対象顧客もメガバンク・地 銀・信金など、これまでにか かわりのない顧客であり、 「顧客に対する知見がない」 • プラットフォームというネット ワーク効果が働きやすいサー ビス特性 • 競合RFQプラットフォーマーの 本格参入前に潜在ユーザへ のアクションや早期のサービス 立ち上げが必要 • 要件が決められないプロダク トを早期に作るというリーンス タートアップアジャイル方式を 採用 • このプロジェクトをきっかけに 文化を変えよう
  • 14. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 4. チームビルド
  • 15. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. チームビルド 15 同一サイト 権限移譲 フルコミット 垣根撤廃 ビジネス-IT-ベンダで“サービス(≠システム)を作る”。 契約含め上下関係は設けず、部署間/会社間の垣根を撤廃。 スクラムチームは東証とベンダのメンバーで構成。 コミュニケーションがプロジェクトの肝。終日同一サイトにカンヅメ。 開発方針は、スクラムチームに権限移譲。 10名程度のチームで、リサーチ・方針決定・ビルドまでを実施。 スクラムチームはこのプロダクト専業としてアサイン。 100%のリソースを充てる=逃げ場はない。 1 2 3 4
  • 16. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. スクラムチーム=アプリ開発チーム 16 プロダクト デザイナー プロダクト エンジニア プロダクト マネージャー プロダクト プロダクト エンジニア ⚫ ペアプログラミングおよびTDD(テスト駆動型開発) 手法を用いて、ユーザー・ストーリーを開発。 ⚫ ユーザー指向のプロダクトデザインに特化し開発 者と連携を実施、ペルソナの設定やユーザーイ ンタビュー、プロトタイプ作成等を担当 プロダクト デザイナー ⚫ ビジネス要件と優先順位の定義、PMO含めた 関係者との調整や進捗・バックログ管理、リリー ス判断担当 プロダクト マネージャー Ⅱ. Ⅲ. Ⅰ. • スクラムチームは、3つのロールで、それぞれペアワークで構成 • 東証とベンダが、ロールとペアを分け合った体制で推進 • 東証はIT部門だけでなくビジネス部門もフルコミットし、開発メンバとして参画 ビジネス部門 IT部門 ベンダ
  • 17. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. ドキュメント インフラ PMO その他のチームを含めた体制 17 ⚫ 既存システムであるToSTNeTとクラウドのつなぎ ⚫ クラウドを含めた運用面の構築 ⚫ アプリーインフラのつなぎやプロダクト開発に伴う 社内向けの報告・調整、周辺タスクのサポート ⚫ ドキュメントの整備範囲も未知 ⚫ スクラムは開発専念させるため、ドキュメントを並 行で執筆するリソースも別枠で確保 ⚫ 役員レベルでコミット ⚫ PMOを含め、IT-ビジネスでそれぞれアサイン PJ責任者 PJ管理者 Ⅲ. Ⅳ. Ⅱ. Ⅰ. アプリ開発チーム=スクラムチーム プロジェクト責任者 プロダクト責任者 プロダクト管理者 プロジェクト管理者 プロジェクトマネージャ プロダクトマネージャ プロダクトデザイナー プロジェクトアーキテクト プロダクトマネージャ プロダクトデザイナー ペアワーク プロダクトエンジニア ×3 プロジェクト責任者 プロジェクト管理者 プロジェクトマネージャ 基盤運用担当 基盤SE プロダクトエンジニア ×3 東京証券取引所 ベンダ インフラチーム ドキュメント チーム プロジェクトマネージャ IT開発部 近藤 ビジネス部門 IT部門 IT開発部 松田
  • 18. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 5. リーンスタートアップアジャイルの進め方
  • 19. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 根幹とした哲学 無駄なものは作らない! 小さく作り、早く失敗する 19
  • 20. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 開発の流れ ユーザーは○○では ないか?という仮説 を立てる 仮説を検証するため、 簡単なプロトタイプ を作る プロトタイプをもとに ユーザーにリサーチ (主にインタビュー) を行う 仮説が合っていたか を検証する 検証できた仮説の みをビルドする 間違っていた仮説は再検討 仮説作成 プロトタイプ作成 リサーチ 検証 ビルド 20
  • 21. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 仮説の作成 • 対象となるユーザーや抱えている課題を考える。 • ペルソナ(代表的な人物像)などを作成。 • 想像できる範囲で「ユーザーは○○がしたいのではないか?」「○○に 課題を感じているのではないか?」といった仮説を立てていく。 CONNEQTORにおける仮説の例 • 投資家がCONNEQTORを開くときにはすでに取引したい内容が決まって いるのではないか • 投資家は価格が良ければどのマーケットメイカーと約定するかは気にしな いのではないか • 最良価格以外を選ぶ理由はないのではないか 21 実際に「柴田さん」として定義した証券会社のペルソナ
  • 22. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. プロトタイプ作成 • 仮説検証の効果 = 口頭で説明 <<<<< モノを触ってもらう • そのため、仮説を立てたらまずプロトタイプを作成する。 • プロトタイプは、プログラムではなくワイヤーフレームなどで十分。 (CONNEQTORではFigmaというツールを利用) 22 初期からの移り変わり。画面一つとっても、大きく変更されてきている。 開発着手当初(ワイヤーフレーム) 現在のプロダクト
  • 23. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. リサーチ・検証・ビルド • 想定されるユーザーにインタビュー を実施。 • リサーチは大きく以下2つ ✓ Generative = 取引を行うまでの現在 の動きなどを教えてもらう ✓ Evaluative = プロトタイプを示し、ユー ザに評価してもらう • 1社1回あたり1時間程度。 数社×数サイクル実施した。 23 リサーチ 検証 ビルド • リサーチ結果をもとに、仮説が正し かったのかを検証。 ✓ 共通している項目を抽出。 ✓ OK/NG/深堀必要 にグルーピング ✓ インタビューで新たな仮説が出 てくることも。 • 正しい仮説はビルドに進み、 正しくない仮説は再度検討。 • 検証済みのもののみビルド。 • ユーザ価値につながらないものは作ら ない • ストーリーは小さい単位で、わかりやす く。1日未満で開発できることが目安 • 常に優先度を入れ替えられる。 Developerの開発ペースを一定に 保つことができ、自信をもって開発
  • 24. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 6. クラウドネイティブに向けて
  • 25. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. クラウドネイティブ • リーンスタートアップの考え方から、基盤もスモールスタートで • クラウドネイティブ・PaaSファーストを方針とし、“マネージドサービス”を積極活用 立ち上げは素早く 並走させて 一人立ち 25
  • 26. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 26 SoRとSoEの差別化 arrownet Conneqtor (Azure) ToSTNeT 投資家 証券会社 バック エンド 東証立会外市場の 既設基幹・売買システム ExpressRoute 投資家・MM フロント JPXの基幹ネットワーク網 専用線 • SoE(CONNEQTOR)とSoR(基幹システム)との分離のため、クラウドとデータセンターは専用線で接続 • SoE/SoRを物理レベルや、利用プロトコル・認証方式等でも区分け 処理 FW R SoE SoR 外部 認証認可 (Web/API) (金融用プロトコル) 図:[基幹システムとの接続イメージ〕 FW FW SoR(System of Record) ・・・発生する大量のデータを正確かつ効率的に記録、蓄積し、必要な形式で出力することを主な任務 SoE(System of Engagement) ・・・ユーザと企業をつなぐシステムにあてはめられる考え方。集団での共同作業を促進するもの、顧客との接点を担うものなど
  • 27. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 27 マネージドサービスの積極活用 • マネージドサービスの積極利用により、OS/MW設計・非機能設計・構築工数を効率化 • 基盤はウォータフォール型開発を踏襲しつつも、柔軟なアジャイル要素も取り込み (活用したPaaSコンポーネントの例) ✓ 主なクラウド基盤設計書に要した分量は、従来設計の3分1程度に削減 ✓ アプリケーションの利用に合わせ、増減させたコンポーネントも発生 サービスコンポーネント(PaaS/SaaS) SignalR ストレージ (ログ保管) PostgreSQL Cosmos DB Logic Apps automation Azure Function Azure Bastion API Management Load Balancer AKS クラウドバックエンドネットワーク クラウドフロントネットワーク
  • 28. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 7. 振り返り・今後の展望
  • 29. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 開発の大きな流れ 29 Phase1 (4か月) Phase2 (1年) 開発着手 継続判断 中間品評 稼働 2019年11月 2021年2月 2020年4月 ※未知の領域であったことから、 継続判断を行うポイントを設けた ユーザ開放 (7か月) 2020年7月 細部が未完成でも開放。 品質<ユーザに触れてもらう機会の提供 六本木 馬喰町 ※開発拠点 ✓ Phase1:六本木(Pivotal Labs(当時)) ✓ Phase2:馬喰町(ONE BASE(富士通提供))
  • 30. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. Phase1 リサーチによる要件の取捨選択・精緻化 アプリケーションの骨格(MVP)の作成 • 着手前に100社以上の金融機関を訪問、その中でも好意 的な銀行数行とのリレーションがあったため、スムーズにリサー チを開始できた。 • デザイン思考を徹底。ユーザーを理解するためのインタビューを 実施。 • 結果として、RFQ送信前の上長承認機能は不要、最良気 配以外はそもそも選べないようにしてほしいなど、新たな発見 が多く得られ、要件の精緻化が進んだ。 • リサーチと並行して、ビルドの骨格となる部分を作成。 • 必要最低限を作る、最初から最後までハッピーパスを作り上 げるなど、リーンスタートアップアジャイルの考え方に基づいた MVPのモノづくりを実践。 • 着手から4か月後の2020年2月には、ユーザーがGUIで最低 限の取引をシミュレートできる状態に達した。 30
  • 31. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 証券会社の動きは引き続き鈍い状態 ・ インターネット接続はポリシーが許さない ・ 開発計画に入っていない=予算やリソース がない Phase2 緊急事態宣言 リサーチ停滞 Phase2開始4営業日目で緊急事態宣言 が発令、フルリモートへ 対面インタビューは不可能 当時、各社オンライン会議のルールは手探 り。社内のリモート体制整備に忙殺され、 ミーティングどころではないという声も。 31 フルリモートのためのルールをPdMで策定 オンサイトと遜色ないチームコミュニケーション を実現し、6月よりオンサイト復帰。 夏以降は落着き、ZoomやWebexなどでの 打ち合わせができるように 証券会社の停滞 セキュアなネットワークの対応 【4月決断→8月実装完了】 初期投資が一切不要な証券会社GUIの 開発【7月決断→9月実装完了】 → 国内大手5社を含めた10社が参入 With コロナ ✓ リモートで一時生産性が落ち込むも、ルールの整備とツールのフル活用で何とか回復、維持。 ✓ 証券会社取込みに向けた意思決定とその後の開発の迅速性は今回の手法ならでは。本PJの成否の分岐点となる判断だった。 振り返り
  • 32. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 稼働後の実績(2021年8月末時点) 32 取引実行まで 約80秒 稼働後 200件超の約定 RFQ 1,000件超 売買代金 500億円超 ユニークカウントで 47社の参加 利用者に対しては、「早く、安く」提供することができている 利用社数や売買代金は市場規模に比して道半ばであり、今後も拡大を見込む
  • 33. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 今後の展開 -サービスー 33 • 四半期ペースで戦略の振り返り、見直しを検討する戦略企画会議=“インセプション”を開催 投資家のすそ野拡大 当面の重視ポイント 投資家層 ✓ 信金・信組 As is To be 訴求ポイント (仮説) ✓ 信金・信組 ✓ 地銀 ✓ 生損保 ✓ 信金・信組 ✓ 地銀 ✓ 生損保 ✓ 運用会社 操作ミスをしたくない →代理投資家の利用も紹介 プライシングの優秀さ →板より良い価格が出る実績 セキュリティ →情報ベンダのサービスを経 由した利用も紹介 ポリシーへの適合 →手入力の発注NG、API対応 手数料込の執行 →総額把握/比較の簡便性 ✓ 信金・信組 ✓ 地銀 ✓ 生損保 ✓ 運用会社 ✓ ??? 取引サイズ 小(~数千万/件) 大(~数十億/件)
  • 34. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 今後の展開 -体制ー 34 • チームの体制、考え方はを継承していくが、メンバは適宜入れ替え、ナレッジ・文化の引継ぎは重要な課題 • 組織として文化を変えるきっかけにすることができるかは今後次第 コーチング 開発着手時 Developer 現在 将来 Developer コーチング コーチング 新規メンバー 別プロジェクトへ 還元、が理想 TSE 初期経験者 TSE TSE TSE TSE TSE Developer 新規メンバー 新規メンバー 新規メンバー
  • 35. © 2021 Tokyo Stock Exchange, Inc. 35 ◼ 本資料は、講演者が講演による情報提供のための見解を記したものであり、特定のサービスの勧誘、提供を目的と したものではありません。情報の正確性については万全を期してはおりますが、当該情報の完全性を保証するもので はなく、また、グラフ等は将来の結果を予想又は保証するものではありません。 ありがとうございました