10. I-TRIZの歴史 高度な戦略的世代進化(DE) 知的財産制御(CIP) I-TRIZ時代 理論的な基礎の再構築 新しいI-TRIZソフトウェアツール 高度なTRIZツール 高度なIdeationソフトウェアツール 非技術分野への適用 最初のI-TRIZソフトウェアツール 方法論の進歩 先行的不具合対処 (AFD) キシニョフTRIZ学校時代 ARIZ-85 戦略的世代進化(DE) 40発明原理 古典的TRIZ時代 技術進化パターン 1946年 1982 1985 1990 1995 2000 2005 2010 Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc. Ideation International Inc. 5
11. I-TRIZ開発の中心人物の紹介 AllaZusman Boris Zlotin GenrichAltshuller BorisとAllaはTRIZ創立者Genrich Altshuller と長年にわたり 親しく共同研究を行ってきた Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc. Ideation International Inc. 6
30. I-TRIZ MapCreated by Alla Zusman based on request from M. Meier Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc. Ideation International Inc. I-TRIZの全貌を表すマップ 10
31. I-TRIZの製品とサービス 教育 ソフトウェア 出版物 支援・解決 サービス 適用年数 多数の 書籍、論文 60 yrs 発明的問題解決 IPS 30 yrs 不具合分析 FA 2冊の書籍、 多数の論文 先行的 不具合対処 AFD 不具合予測 FP 30 yrs 1冊の書籍、 多数の論文 戦略的世代進化 DE 20 yrs 社内使用 知的財産制御 CIP(IEV・IEN) 多数の論文 社内使用 5 yrs Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc. Ideation International Inc. 11
Editor's Notes
I-TRIZは、古典的TRIZの弱点を改良すべく、後述するズローチン氏やズースマン氏らが、1982年ころから、ソ連のトップクラスTRIZ学校「キシニョフ学校」およびその後のアイディエーションインターナショナル社での数十年の研究や実践の中から開発したものである。ITRIZでは、古典的TRIZの理論的基礎は完全に見直され再構築されている。ところで、日本では、TRIZに否定的見解を持つ企業、人が多い。その主たる原因は次の3つである。1) 現在、日本語の書籍で紹介されているTRIZ、および、アイディエーション社以外の企業が提供するTRIZソフト(例えば、Tech Optimizer,Gold Fire Innovator, CREAX Innovation Suiteなど)は、すべて、古典的TRIZに関するものである。古典的TRIZは、パワフルではあるものの、専門家でないと使いこなせないという弱点を持つ。2) 日本に最初にTRIZが導入された1990年代後期、近視眼的商売最優先でTRIZのソフトウェアだけが導入され、きちんとしたTRIZの理論教育が提供されなかった(運転免許のない人に、自動車を売ったようなものである)。そして、TRIZソフトを使えば「ソフトが自動的に発明を生んでくれる」という大きな誤解が人々の間にあった。(正しい理解は、「発明を生むのは人間である。TRIZは、より効率的に優れた発明を生むことができる思考テクニックを人間に提供するものである。すなわち、TRIZは格闘技のようなものである。戦うのは人間だが、格闘技は、戦いで勝つ運動テクニックを人間に提供する。」)上記結果として、トップダウンでTRIZ専門家を養成した僅かな数の企業を除き、殆どの企業はTRIZを使いこなすことはできなかった。しかし、現在は、弊所が設立したアイディエーション・ジャパン社が、アイディエーション・インターナショナル社の正式なTRIZ教育プログラムを提供するので、I-TRIZ確実に使いこなせるようになる。ただし、高い効果を出すには、格闘技と同様、練習と実践の繰り返しが重要。